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今日の視点 |
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株式市場は好調な滑り出しとなりました。ここで考えなければならないことは、いつ売るかということです。
株式投資でもっとも難しいのは『売る決断』です。誰でも、"できるだけ高く売りたい"、"できるだけ儲けて売りたい"と思います。この思いが売る決断を鈍らせるのです。
もし、そのときの高値が分かれば簡単ですが、高値は誰にも分かりません。
最高値で売るということは「一点を探す」ということであり、間違えれば『売る前に株価が下がって売れない』という結果になります。
つまり、最高値で売るという考え方は間違いであり、最高値で売ろうとすれば、売り損なってしまう危険性があります。ということは最高値ではない価格で売ることになります。
最高値ではない価格で売るということは、売った後に『株価は間違いなく上昇する』ということになります。株式投資で売れるということは、売った後に株価が上昇するタイミングで売ったということです。
ここまでが、実際に自分が持っている銘柄を売るための方法です。
次は、いつ売るかということですが、多くの投資家は「日経平均がいくらくらいまで上昇しそうだから、その辺で売ろう」と考えます。つまり、日経平均の動きを予想して、そこで売ろうと考えます。
株式投資で大切なことは、予想に基づいて行動しないということです。シナリオを考えることと、行動することは別です。
では、行動する時にはどうするのかと言いますと、それは『自分が事前に決めた目標利益まで上昇したら売る』ことです。
欲をかかないことが株式投資で勝ち続けられるコツです。
先日、日経新聞で専門家の日経平均の予想が出ていました。2人が予想していましたが、2人とも次の底値は4月か5月で、日経平均の安値は一人が6000円で、もう一人が5000円でした。
この数値は日経新聞を読んだ人の頭の中にインプットされました。
何故、4月か5月に下がるのかといいますと、決算発表で大幅減益や赤字転落企業が続出するからではないかと思います。
本当にそこまで下がるかどうかは分かりませんが、塩漬け銘柄を持っている投資家にとって大切なことは、今回の上昇で手持ち株を処理し、次の大幅下落で投資できる資金を確保することです。
目標利益率がないので、新たに目標利益率を銘柄ごとに作るか、どこかで売り切ることが大切です。
1998年の1年半の大幅下落でも、中期下落波動は3回起こりました。今回も待っていれば、どこかで株式市場が大きく下がると思います。この大きく下がったときに投資できる資金を持ち、条件を満たした銘柄に投資し、確実に利益を積み上げる方法しか、塩漬け銘柄で損をした分を取り戻す方法はないと思います。
今回の上昇はオバマ大統領人気ですから、20日の就任から1ヶ月から2ヶ月でオバマ新大統領の評価が一旦出てくると思います。この評価によって調整が始まる可能性もありますし、上がり続ければ20日の就任で一旦調整が起こるかもしれません。
いずれにしましても、株価は永遠に上昇し続けることはありませんので、どこかで調整が起こります。この調整が起こったときに「手元に買う資金がある」という状態を作るためには、調整が起こったときではなく「調整が起こる前の相場が高いとき」に売って現金化しておいた方が良いと思います。
レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田謙一