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今日の視点 |
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新年明けましておめでとうございます。
本年もみなさまの株式投資に参考としていただけるような情報、サービス提供をこころがけてまいりますので、ケンミレ株式情報を宜しくお願いします。
さて20世紀型の資本主義経済は、IT産業が出現して売上規模で自動車産業を抜いたこと、世界中が同じ情報を同じ瞬間に共有出来るようになったこと、更にデリバティブ取引の発展によって、政府が金融市場をコントロール出来ず、金融市場の規模が大きくなり過ぎて、誰もコントロール出来なくなったことで、起こるべくして100年に一度の世界金融恐慌が起こりました。
2008年は世界の歴史に残る年となり、2009年は『新しい資本主義経済が生まれ始めた年』として歴史に残るのではないかと思います。
ここまでが、人間としての2008年と2009年に対する見方です。しかし、この見方は投資家という視点から見ると『単なる遊び』となります。感傷的になったり、感動的になったり、怒ったり、喜んだり、驚いたりという感情は、投資家にとっては『負ける要因』となります。投資家はもっとシビアに現実を見なければなりません。
結論は100年に一度しか訪れない『絶好のチャンス』であり、絶好のチャンスと出来なければ投資家ではない、投資を行っている価値がないと言えます。
株式投資とは『儲けるため=お金を増やすために行うもの』です。したがって、どんなに立派なことを言っていても『負けた』のでは説得力がありません。
私は26年も株式投資と接していますが、今回初めて経験したことがあります。それは、銘柄を選ぶ時に『ストップ高した時の最大上昇率』を計算してから銘柄を選ぶということです。通常、投資をする時に「何%儲けよう」という気持ちはありますが、「ストップ高するだろう」という気持ちで株を買うことはありません。
ある時に、2銘柄を買いました。翌日、多くの銘柄が買い気配となり、私が買った2銘柄も買い気配で始まりました。少し様子を見たあとで、私は買い気配に向けて売り注文を出しました。
結果は、一つ目の銘柄はストップ高しないで寄り、私の注文も売れました。そして利益率は36%でした。もう一つの銘柄は結局寄らずに『ストップ高比例配分』で終わりました。ストップ高ですから相当儲かったと思っていたのですが、結果は15.6%しか儲かりませんでした。
つまり、ストップ高しないで寄った銘柄が36%、ストップ高で売った銘柄が15.6%だったのです。そこで初めて『ストップ高したときの上昇率を考えて投資しなければならない』ということに気が付きました。
この発想は異常ですが、いまの相場は『この異常が常識』と考えなければ儲けが少なくなるという相場なのです。だから100年に一度の『絶好のチャンス相場』なのです。
今年も何度か、暴落・暴騰相場が起こると思われます。新しい資本主義経済が誕生するまではに、色々な試行錯誤が起こるからですし、また過去の負の資産の処理という残務処理も残っているからです。
(1)GMが再建されるのか、倒産するのか
(2)70兆円と言われるヘッジファンドの解約売りが何時出るのか
(3)世界の経済を引っ張った米国の個人消費はどうなるのか
(4)新興国である中国・インド・ロシア・ブラジルなどは、米国抜きで再生・成長路線に戻れるのか
(5)為替相場では、ドルの暴落はあるのか、円はいくらまで上昇するのか、通貨危機は起こるのか
(6)これまでのような財政出動による景気対策は成功するのか
(7)オバマ大統領の手腕はどうか
(8)日本の解散・総選挙は何時起こるのか、民主党政権になったらどうなるのか
(9)世界の金利がゼロ金利になったら金融システムはどうなるのか
(10)日本に外国人投資家の投資資金は流入するのか
(11)日本の景気も世界景気に引きずられるのか
(12)年金問題は解決出来るのか、401kが修正されて、日本の個人が株式市場に参加してくるのか
数えれば切りがないほどの懸念材料があります。この懸念材料によって、株式市場は何度か暴落することになると思われます。この時がチャンスなのです。
ストップ高まで考えて『銘柄を選ぶ』必要があるのは、買う前に株式市場が暴落した時だけです。
暴落相場の銘柄選びで、2009年の獲得利益が変わる
上記のように、2009年は不透明要因だらけです。ということは、何時でも暴落相場が起こる可能性があるということです。
この暴落相場が起こった時に、素早く買い、買った銘柄がストップ高した時に、他人に比べて大きく儲かるためには、ストップ高した時の上昇率を計算してから、買う銘柄を選べばよいということです。
買いたい株価と、その株価の値幅制限価格を調べれば、値幅制限価格÷株価=で上昇可能率が出ます。買いたい銘柄群のなかから、上昇率が高く、人気度が高く、更にストップ高した時の上昇可能率が高い銘柄を選ぶだけで、年間の獲得利益は大きく変わります。
最後に、この100年に一度の絶好のチャンス相場を生かすためには『投資出来る資金を確保』することが大前提となります。塩漬け銘柄から、駄目な銘柄を損切りして、投資資金を確保することから2009年は始めましょう。
レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田謙一