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市況戦略レポート |
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15:15 大引け速報 「後場から切り返し、下げ幅は−55円となる」
本日の日経平均は、前日比−55.19円(−0.66 %)の8273.22円と続落となりました。
小幅安で寄り付くものの、その直後にプラス圏となるが 手がかり材料難から徐々に売り押される展開となり、 後場寄り付きまで右肩下がりの展開となりました。
ただ、8100円台では 公的年金と思われる買いや、 13時30分ごろから取引を開始した インドのSENSEX指数が 反発して寄り付いたことが 買い安心感となり、 大引けまで下げ幅を縮める展開となりました。
また 金融危機や景気悪化懸念は根強く、 経営不振に陥っている米自動車大手3社(ビッグ3)への 支援が行われるかどうかを注目する投資家が 多いことが相場全体の重石となったようです。
特に金融危機に対する懸念が根強く残る中で、 銀行大手6行の2008年9月中間決算が 前年に比べ−57%と、中間としては 4年ぶりの低水準に落ち込んだとの報道から メガバンク3行は終日軟調な展開となりました。 三菱UFJFGは−6.41%、 三井住友FGは−7.91%、 みずほFGは−7.52%となりました。
また14時に発表された 10月の粗鋼生産量が前年比−2.7%となったことが 発表され、 2006年5月以来29ヵ月ぶりに前年同月比を 下回ったこともあり、 鉄鋼株も軟調な展開となりました。 新日本製鉄は−1.81%、JFEHDは−2.06%と なりました。
東証1部の出来高は19.4億株、売買代金も1兆5280億円と 薄商いが続くこととなりました。
業種別で見ると33業種中、 12業種がプラス圏となり 上昇率のトップは「電気・ガス(+1.91%)」となり、 続いて「ゴム製品(+1.83%)」「医薬品(+1.82%)」 となりました。 一方で、下落率のトップは 丸紅などの総合商社が含まれる 「卸売(−5.23%)」となりました。 なお、東証1部の騰落銘柄数は値上がり736銘柄、 値下がり869銘柄、変わらず107銘柄となりました。
新興市場はマザーズ指数が−2.05%、 ヘラクレス指数が−0.88%、 日経ジャスダック平均が−0.60%となりました。
14:10 「下げ幅を縮める展開となる」
14時の日経平均は、前日比−107.32円 (−1.29%)の8221.09円となっています。
後場寄り付きから一段安となるものの、 8110円付近では値ごろ感からの買いが入ったことや、 13時30分ごろに取引を開始した インドのSENSEX指数が反発して寄り付いたことが 買い安心感となり、下げ幅を縮める展開となっています。 インドのSENSEX指数は14時10分過ぎ現在は +1.70%となっています。
また、10月の粗鋼生産量が前年比−2.7%となったことが 発表され、 2006年5月以来29ヵ月ぶりに前年同月比を 下回りましたが、あまり材料視されていないようです。 新日本製鉄は−1.81%、JFEHDは−1.83%と なっています。
なお、前場で年初来安値を更新した野村HDも後場から 切り返し下げ幅を縮める展開となっています。
業種別で見ると33業種中、9業種がプラス圏と なっており、上昇率のトップは コスモ石油などの「電気・ガス(+1.28%)」と なっています。 続いて「倉庫・運輸関連(+1.23%)」 「医薬品(+1.21%)」が続いています。
一方で、下落率のトップは 三菱商事などの総合商社が含まれる 「卸売(−5.36%)」と なっています。
また東証1部の出来高は15.9億株、 売買代金は1兆2112億円と薄商いと なっています。
新興市場もマザーズ指数は−2.08%、 ヘラクレス指数は−1.12%、 日経ジャスダック平均は−0.54%となっています。
12:45 「本日の安値を更新する展開に」
12時30分、後場寄り付きの日経平均は、 前日比−161.78円 (−1.94%)の8166.78円となっています。
昼休み中に目立ったニュースはなかったものの、 売り材料が多くあることから、 下値を試す展開となっています。
米国の自動車大手3社(ビックスリー)への 救済策が上下両院で可決されるかが微妙になっていることや、 欧州の格付け機関のムーディーズ・インベスターズが 発表したレポートの中で商業用モーゲージ担保証券 (CMBS)がデフォルト(債務不履行)の リスクが高まっていることを警告していることが 背景としてあるようです。
また、金融不安が高まっている中で 銀行大手6行の2008年9月中間決算がそろい、 前年に比べ−57%と、中間としては 4年ぶりの低水準に落ち込んだとの報道から メガバンク3行は、後場に入っても 下値を更新する展開となっています。 三菱UFJFGは−7.32%、 三井住友FGは−7.62%、 みずほFGは−7.48%となっています。
業種別で見ると33業種中、3業種がプラス圏となっており、 上昇率のトップは 「電気・ガス(+0.60%)」となっています。 続いて 「医薬品(+0.28%)」 「倉庫・運輸関連(+0.26%)」となっており、 ディフェンシブ銘柄への資金が流れているようです。
一方で下落率のトップは 「その他金融(−6.38%)」となっており、 続いて 「保険(−5.99%)」 「パルプ・紙(−5.26%)」となっています。
新興市場もマザーズ指数は−2.53%、 ヘラクレス指数は−0.55%、 日経ジャスダック平均は−0.48%となっています。
レポート担当 : 木谷英樹
■前引けデータ
| 株価 | 前日比 | 騰落率 | 出来高 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 8180.13 ↓ | (11/19前引) | -148.28▼ | -1.78▼ | 6.8 億株 |
| 日経先物 | 8190.00 ↓ | (11/19前引) | -130.00▼ | -1.56▼ | 5.1 万枚 |
| TOPIX | 822.15 ↓ | (11/19前引) | -13.29▼ | -1.59▼ | 8.9 億株 |
| 日経JASDAQ | 1086.20 ↓ | (11/19前引) | -4.16▼ | -0.38▼ | 1146.2 万株 |
| マザーズ | 311.26 ↓ | (11/19前引) | -6.15▼ | -1.94▼ | 97.7 万株 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 745/846 | 103/165 | 43/54 | 44/68 | 223/276 |
| 本日 11:30 | 599/977 | 90/150 | 37/51 | 35/58 | 173/251 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 6/42 | 0/11 | 0/4 | 1/6 | 0/36 |
| 本日 11:30 | 5/51 | 0/8 | 0/4 | 0/4 | 0/25 |
11:15 前引け速報 「徐々に下げ幅を広げ、約−148円で前場の取引終了」
前引けの日経平均は、前日比−148.28円の8180.13円(−1.78%)と下落したまま前場の取引を終えました。小幅に反落して寄り付いてからは、9時30分に前日比+41.68円となる8370.09円(+0.50%)まで上昇しましたが、手がかり材料難から徐々に売りに押され下落したまま前場の取引を終えました。
業種別では33業種のうち上昇は7業種(10時15分は11業種)に減りました。上昇率が高いのは「鉱業(+0.79%)」「電気・ガス(+0.62%)」「石油・石炭(+0.55%)」「倉庫・運輸(+0.51%)」「情報・通信(+0.29%)」となっており、石油関連とディフェンシブ業種が目立ちます。一方、下落率が大きいのは「その他金融(−5.89%)」「卸売(−4.89%)」「保険(−4.77%)」「銀行(−4.11%)」「不動産(−3.97%)」の順となっており、金融関連業種が目立ちます。
前引けの東証1部の騰落銘柄数は、値上がり599銘柄、値下がり977銘柄、変わらず131銘柄となっています。また、出来高は8.9億株(前日同時刻比−0.5億株)、売買代金は6939億円(前日比+30億円)となっています。
新興市場では、マザーズ指数は−1.94%、ヘラクレス指数は+0.77%、日経ジャスダック平均は−0.38%となり、ヘラクレス指数だけが寄付きからプラス圏を維持して前場の取引を終えました。
また、上海B株指数は−0.18%、香港のハンセン指数は−1.06%といずれも取引開始直後に下落しています。
また、為替市場ではNY終値(1ドル=96円95−97円05銭)からドル安・円高に振れた、1ドル=96円60銭付近での取引となっています。
10:15 「材料難から売り優勢の展開へ、100円超の下落」
10時の日経平均は、前日比−54.43円の8273.98円(−0.65%)となっています。小幅に反落して寄り付いてからは、9時30分に前日比+41.68円となる8370.09円(+0.50%)まで上昇しましたが、上値が重く再び下落しています。10時15分現在、前日比−125.53円の8202.88円(−1.51%)となっており、手がかり材料難からの売りが優勢な展開となってきています。
業種別では、33業種のうち上昇は11業種(9時15分は22業種)と減少しています。上昇率が高いのは「鉱業(+2.27%)」「ゴム(+0.85%)」「電気・ガス(+0.64%)」「倉庫・運輸(+0.84%)」「情となっており、徐々にディフェンシブ業種が目立ってきています。一方、下落率が大きいのは「その他金融(−4.48%)」「卸売(−4.07%)」「パルプ・紙(−3.31%)」「保険(−2.86%)」「銀行(−2.91%)」の順となっており、金融関連業種が目立ちます。
10時現在の東証1部の騰落銘柄数は、値上がり827銘柄、値下がり734銘柄、変わらず146銘柄となっています。また、出来高は5.3億株(前日同時刻比−0.5億株)、売買代金は4156億円(前日同時刻比−43億円)となっています。
新興市場では、マザーズ指数は−1.29%、ヘラクレス指数は+0.43%、日経ジャスダック平均は−0.22%となっており、ヘラクレス指数だけが寄付きからプラス圏を維持する堅調な動きとなっています。
また、為替市場ではNY終値(1ドル=96円95−97円05銭)からドル安・円高に振れた、1ドル=96円50銭付近での取引となっています。
9:15 「反落して寄り付き、前日終値を挟んだ揉み合い」
日経平均の寄り付きは、前日比−19.06円の8309.35円(−0.23%)と小幅に反落して取引を開始しました。9時15分現在、前日比+1.77円の8330.18円(+0.02%)とプラスに転じましたが、前日終値を挟んだ揉み合いとなっています。
業種別では33業種のうち22業種が上昇となっています。上昇率が高いのは「鉱業(+2.85%)」「ゴム(+1.65%)」「海運(+1.81%)」「鉄鋼(+1.49%)」「情報・通信(+1.24%)」、下落率が大きいのは「パルプ・紙(−1.29%)」「銀行(−1.26%)」「保険(−1.25%)」「その他金融(−1.19%)」「卸売(−0.70%)」の順となっています。
新興市場では、マザーズ指数は+0.60%、ヘラクレス指数は+0.31%、日経ジャスダック平均は−0.02%となっており、3市場ともにプラスで寄り付きましたが、マザーズ以外は下落に転じています。
また、為替市場ではNY終値(1ドル=96円95−97円05銭)から多少ドル安・円高に振れた、1ドル=96円75銭付近での取引となっています。
8:50 米国市場 「不安定な展開ながら、HPの暫定決算が好感され反発」
【サマリー】
朝方発表されたHP(ヒューレットパッカード)の暫定決算が安心感を誘い午前中は堅調、ポールソン財務長官の発言や弱い住宅指標から午後は軟調な展開となりましたが、15時ごろにGEが金融部門の再編で年間20億ドルの経費削減可能と発表したことを契機に急上昇となり、結局、NYダウは前日比+151.17ドルの8424.75ドル、ナスダック指数は前日比+1.22pの1483.27pで取引を終了しました。
【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間
アジア市場は軟調、欧州市場は弱含みで推移するなか、8時半に発表された10月卸売物価指数(PPI)は−2.8%(予想−1.9%)、同PPI(除、エネルギー・食品)は+0.4%(予想+0.1%)、HPの8−10月暫定決算は1.03ドル(予想1.00ドル)、2009年度業績見通しは3.88〜4.03ドル(予想3.94ドル)となり、GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)は小幅安まで戻し、寄り付きのNYダウは、前日の終値付近、ナスダック指数は小幅上昇して取引を開始ました。
外為市場では、10月の卸売物価指数(PPI)が予想以上に下落したもののエネルギー・食品を除くコア指数が0.4%上昇と予想以上に上昇したことで、相場への影響は限られ、前日比5銭ドル安・円高の1ドル=96円30銭−40銭で取引を開始しました。
NYダウは、HP暫定決算による安心感からIBMも連れ高し、ディフェンシブ銘柄のコカコーラなどが売られて売り買い交錯しながらも徐々に上昇、一方のナスダック指数はプラス圏を維持しながらも上値が重い展開となりました。正午前にNYダウは前日比+204ドル、ナスダック指数は+14pまで上値を伸ばしました。
午後に入って、ポールソン財務長官が「米国自動車メーカーの救済にTARP(不良資産救済プログラム)を使うべきではない」と発言したことが報道されると売りが優勢となり、13時にNAHB住宅市場指数が9(予想14)と1985年の統計開始依頼最低と発表されると、NYダウ、ナスダック指数ともに下げ幅を広げる展開となりました。14時半、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物価格は54.39ドル(−0.56ドル)で取引終了。15時前には、NYダウは前日比−166ドル、ナスダック指数は−52pまで下落となりました。しかし、同時間帯にGEが金融部門の再編で年間20億ドルの経費削減可能と発表したことを契機に反発、引けにかけても買いが続き、結局、NYダウは前日比+151.17ドルの8424.75ドル、ナスダック指数は前日比+1.22pの1483.27pで取引を終了しました。
また、NY外為市場は、株式市場の上昇から円売り、ドル買いが膨らみ、前日終値比60銭ドル高・円安の1ドル=96円95−97円05銭で取引を終えました。
なお、CME(シカゴ)日経平均先物では、大証比+190円の8510円となりました。
また、寄付前外国証券成行注文は売りが2810万株、買いが2070万株の差し引き740万株の売り越しとなっています。
レポート担当 : 内田聡弘