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サイバノミクス金融・経済レポート |
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★ 東証1・2部時価総額(8日)=290兆7078億円(前日比-25兆3468億円)
■株安と逆資産効果/株安⇒マインド悪化⇒間接的な消費悪化の効果大
大和総研・経済金融調査部(渡辺 浩志エコノミスト+熊谷亮丸シニアエコノミスト/ Daiwa Institute of Research Ltd. DIR )は8日、株・投信等の家計含み損は昨夏以降で 125 兆円発生したとした上で、「株安による家計の含み損と逆資産効果」と題して次のようにコメントした――。
【1】 TOPIX が1ポイント下がると、家計の株・投信の含み損は 1168 億円程度発生する。9月末時点の株価をもとに7-9月期の家計金融資産を試算すると 1480 兆円程度と再び 1500 兆円割れの見込み。サブプライム問題に火が付く直前の 07 年6月末に比べ、家計金融資産は株・投信の含み損で約 100 兆円減少したとみられる。なお、 10 月に入り更なる株安が続いており、9月末に比べ8日時点で TOPIX は 188.40 ポイント(日経平均は 2056.54 円)下落し、数日のうちに家計金融資産の含み損は追加的に 22 兆円程発生したとみられる。
【 Washington Political Report 】(有料)特約 (September 27 – October 3, 2008)オバマ、再びリードを奪う
セイラ・ペイリンの人気が冷め、この2-3週間人々の関心が金融危機と経済に集中したことは、明らかにオバマの支持を高める役割を果たしました。これはオ バマの経済政策が良いことよりは、大衆が金融危機や経済不況をブッシュ政権の責任と見て、マッケインも同じ鏡によって見る傾向が強いからでしょう。
最新の州ごとの各種世論調査結果の平均に基づいて勝敗を予想した realclearpolitics の最新の予想では、獲得選挙人数353人対185人でオバマがマッケインに完勝するとの結果が出ました( http://www.realclearpolitics.com/epolls/maps/obama_vs_mccain/?map=10 )。つい2週間前までは273対265の僅差でオバマがかろうじて勝つと予想していたので、大きな変化です。
変化が見られるのは、(1)ペンシルバニア、ミシガン、オハイオ、コロラド、ニューハンプシャー、ネヴァダなど、マッケインに追い上げられかけていた接 戦州でオバマが再びリードを広げたことと、(2)フロリダ、ヴァージニア、ノースカロライナなどこれまで常にマッケインがリードしていた接戦州でオバマが 初めてリードを奪ったことの2点です。特にフロリダ(選挙人数27人)、ノースカロライナ(同15人)、ヴァージニア(同13人)は選挙人の多い大州で、 この3州を獲得すれば、それだけで選挙人が55人も増えます。この世論調査結果の通り、オバマがこの3州で本当に勝てれば、他の接戦州を1-2落としても オバマは完勝できます。
しかし、オバマの場合に注意を要するのはやはり半分黒人であるということで、世論調査結果は常に2-3%引き算しておく必要があります。すなわち1- 2%のリードはリードとは見なせないと考えた方がよいことです。オバマは世論調査で5%ぐらいのリードをしていないと安心できません。上記の353人の選 挙人獲得の予想は1-3%リードの州を幾つも含んでおり、だからまだまだ確実な数字とは言えません。オバマが勝つためには各州で更にリードを広げる必要が あります。
▼今日の株価予想/G7へ警戒感強く、前日安値圏で上下値動き荒い展開か
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/ T&C FINANCIAL RESEARCH, INC. )は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
主要国の協調利下げは一部事前に予想されていただけに、米国市場ではサプライズとはならなかったが、今日の日経平均に関しては前日急落の反動や、 CME225 先物がやや上昇していることを背景に、小幅反発のスタートが予想される。 円高進行やアジア市場次第では安値を切る可能性もあるが、短期的には日柄面や値幅的にも陰の極に近い状態。週末の G7 への警戒感も強く、結果的には前日安値圏での上下値動きの荒い展開か。米国市場の反発を織り込む動きが出るかどうかが注目される。
8 日の NY 株式市場ではダウ平均、 NASDAQ とも続落となった。米欧主要国を中心とした異例の緊急協調利下げを好感する場面があり、ダウ平均は一時 180 ドル上昇。ただ、短期金利の高止まりや市場の不安を早期に解消できるとの期待感もなく、買いの勢いは途絶えた。さらに、非鉄大手アルコアの決算内容の結果、景気減速への不安感が引きずるかたちとなり、結局は各指数下げて終了した。 業種では通信が 3.8 %下げ、金融は 3.0 %下落。 CME225 先物は昨日の大証日中終値と比べ 95 円高い 9185 円で終了した。
テクニカル分析
昨日の東京市場は大幅続落。日経平均は 9203.32 円 -952.58 と 5 日続落となり、下落率は 9.3 %に達した。一日の下落率としては、 1987 年 10 月ブラックマンデー時の 14.9 %、 1953 年 3 月スターリン暴落時の 10.0 %に次いで歴代 3 位となった。 9 月 22 日の戻り高値からの下げ過程では 9 日連続の陰線。値幅的には、昨年高値 18300 円処から 8 月安値までの初動の下げの 2 倍を、 8 月安値から更に下げた水準(三層倍)となる 9192 円をザラバ安値で達成したことになる。今日も下値を切り下げる可能性はあるが、短期的には陰の極に近い状態。ローソク足の出方が注目される局面だ。
参考に目先の下値メドは、昨年 10 月戻り高値から今年 3 月安値までの下げ幅を 6 月戻り高値から更に下げた 8803 円や、 3 月安値から 6 月戻り高値までの上げの倍返しとなる 8780 円、昨年 6 月高値から今年の 3 月安値までの下げ幅を今年 6 月高値からの下げとした 7995 円などがある。一方、上値のメドとしては、まずは心理的節目の 10000 円や 10500 円などが意識されよう。
話題の銘柄
2371カカクコム /好調な第1四半期業績、現在の会社計画は過度に保守的
マッコーリーが会社訪問レポートを作成。「カカクコムは日本最大の価格比較サイトを運営し、旅行、飲食店、保険、為替取引などのサイトも多角化している。同社のグループサイトは月間 6 億 3400 万件のページビュー( PV )数と 2500 万人のユーザーを誇り、このうち価格比較サイトの『価格 .com 』のユーザー数は 1300 万人である。 09 年 3 月期第 1 四半期の総売上高は前年比 47 %増の 21.8 億円、営業利益は 139 %増と急伸し、 8.28 億円となった」、「同社は第 1 四半期と同様の高成長トレンドが第 2 四半期も続くと予想、現在の会社計画は過度に保守的だと考えている。同社は既に 09 年 3 月期上半期の営業利益計画の 69 %を第 1 四半期に達成している」、「同社は新たなショッピング検索エンジンを開発し、価格 .com サイトでショッピング検索サービスを開始した。この検索エンジンは、楽天、ヤフー、ライブドア、ディ・エヌ・エー、アマゾンなどのショッピングサイトにある商品を、キーワードと価格で探すもの。これが 2007 年以降の PV 数とユニークユーザー数の高成長の一因となっている。この検索エンジンを使ったショッピング・アイテム数も増加している」、「会社側は現在のトレンドが続いた場合、保守的な計画を変更する必要が生じると考えている。 09 年 3 月期営業利益の会社計画は 51 %増だが、第 1 四半期の増益率は 139 %であった。飲食店のブログサイトである『食べログ .com 』は急成長を遂げている。 8 月の同サイトの月間 PV 数は 810 万件、ユーザー数は 630 万人、加盟飲食店は 3200 店に達した。加盟飲食店は 6 月の 1000 店から 3 倍以上伸長したが、これは加盟費が無料である部分も大きい。同サイトは総ユーザー数が 1000 万人を超えた際に、加盟店に課金することを計画している。食べログはグループの月間 PV 数の伸びを加速させ、広告収入にプラスのシナジー効果をもたらそう」と報告。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼マイナー通貨投資/高金利目的のマイナー通貨投資は「割に合わない」
AIAの堀内昭利社長 (Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.) は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした ―― 。
アイスランド円の話をいろいろ聞いていて呆れた。私はもともと、ああいうトルコだとかポーランドだとか南アとかそういう通貨とはつきあわないように皆に言ってきている。なんでもおじさん、おばさん、総員で17%の金利につられて買い捲っていたらしいね。それが1年ちょっとで三分の一程度になったんだって? こういう相場になると金利もらった程度では割にあわないことは、株式市場を見ていれば一目瞭然。しかも、これらの国の通貨の需給は、ジャスダックかマザーズかヘラクレスみたいなものだよ。(10月8日夜中)
▼ドル円99円台/円買いが基本方針=今相場での円売りは危険 !
マットキャピタルマネジメント代表取締役 CEO の今井雅人さん( Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management )は、 FX 相場の動向について次のようにコメントした――。
8日、英政府が 4 兆円以上の資本を民間銀行に注入することを発表したことでポンドが上昇しましたが、こうしたものも根本的な解決になるわけではないので、一時的な動きでしょう。こうやって円安に向かったときは、チャンスと見て円買いを仕掛けたいと思います。
円買いを基本方針にして、円買いをする気になれない人は、せめて静観するようにしてほしいと思います。それほど、今の相場での円売りは危険です。
■協調利上げと債券相場/米財政赤字プレミアム拡大のみでは金利上昇し続け難い
日興シティグル-プ証券会社・金融商品本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん( Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd. )は今朝、主要6カ国と中国など4カ国中銀による国際協調利上げと債券相場(長期金利)について、概ね次のようにコメントした――。
協調利下げ
世界的な金融不安の増大、止まらない株安などから、昨日、米欧6中央銀行は緊急の協調利下げを実施した。参加したのはFRB、ECB、BOE、スイス国立銀行、カナダ中銀、スウェーデン中銀。政策金利の引き下げ幅は 0.50 %と通常の 0.25 %から大きくなった。これにより、米国の F.F.O/N ターゲットは 1.5 %に、ユーロ圏のレポレート・ターゲットは 3.75 %になった。特に、ECBは 7 月3日に利上げを行っており、わずか、3カ月後の政策転換となった。なお、米欧6中銀に加え、中国、UAEが同時、香港とクェートがそれに先立って利下げを発表、結局、 10 中銀による世界同時利下げという異例の事態となった。
7日の金融政策決定会合後の記者会見で、白川総裁は協調利下げの参加に対して否定的と見られる発言をしたが、実際、日銀はこれに加わらなかった。それに関し、日銀は次のような声明を出した。 「わが国においては、政策金利の水準は既にきわめて低く、緩和的な金融環境が維持されている。また、日本銀行は、連日の潤沢な円資金供給にとどまらず、ド ル資金供給オペの導入を含め、流動性供給面の措置を果断に講じてきている。こうした対応もあって、わが国の金融市場は、欧米と比べ相対的に安定した状態に ある。」 ( 日銀 )
本日の想定レンジとコメント
本日の債券市場だが、株価次第で 10 年国債利回りが一昨日つけた 1.355 %を下回る場面があるかもしれない。昨日の堅調さはそれをイメージさせる。しかし、 ( 1 ) 今後の利下げの可能性はあるにせよ、日銀が協調行動に参加しなかった。 ( 2 ) これからも各国の様々な策が打ち出され、それが金融不安をすぐに大きく解消させずとも、一定の歯止めになるという期待…などを考えると、やはり軟調な展開と見るのが妥当だろう。イールド・カーブは昨日の反動もあり、フラット化と見る。機会受注への反応は鈍そうだ。 (AM6:46 、佐野さん )
本日の筆者の想定レンジ(長国先物12 月限) : 138 円39 銭~ 139 円15 銭
▼米欧商品市況/金&銀=大幅続伸、大豆=大幅続伸、コーン=急反発
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された8日の海外商品市況は次のようになった ―― 。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/12 906.5 + 24.5 アルミ3カ月物 2,255.0 - 38.0
NY銀 2008/12 1177.2 + 39.2 銅3カ月物 5,240.0 -390.0
NYプラ 2008/10 1012.1 - 8.6 ニッケル3カ月物 13,200 -1,000
NYパラ 2008/12 199.70 + 1.25 NY原油 2008/11 88.95 - 1.11
シカゴ大豆 2008/11 964.00 +38.00 NYコーヒー 2008/12 114.55 + 0.35
シカゴコーン 2008/12 427.50 +10.50 NY粗糖 2009/ 3 11.89 - 0.14
ドル・円 99.67 - 1.60 シカゴ日経平均 2008/12 9,185 - 635
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【NY貴金属=プラチナを除き上昇、協調利下げも金融不安払拭できず】
金は大幅続伸。ドル高や原油安でマイナスに転落したが、ドル反落やS&P株価指数先物安、欧米各国の協調利下げによるインフレ懸念などで安全への逃避買いが続いた。
銀は大幅続伸。ドル高や金の反落で押されたが、ドル反落や株価下落で節目の12ドルを突破した。各国の協調利下げでは上値を伸ばせなかったが、強地合いを維持した。
プラチナ1月限は反落。テクニカル売りで1000ドルを割ったあと、ドル反落や金の反発でプラスに切り返したが、協調利下げでも上値が伸びずにマイナスに転落した。
パラジウム12月限は反発。ドルの反落やプラチナの反発で上昇したあと、協調利下げにもかかわらず前日の安値を下回ったが、先週の安値にとどかずプラスに浮上した。
【シカゴ穀物=大豆は大幅続伸、コーンは急反発】
大豆は大幅続伸。11月限は、ファンドとみられる大口買いで急騰したあと、金融不安や流動性低下を嫌気して年初来安値を更新したが、協調利下げによるインフレ懸念や輸出需要の高まり、現物べーシスの上昇から急反発した。
コーンは急反発。12月限は、大豆の急騰で前日の高値を突破したあと、金融不安による戻り売りや協調利下げにもかかわらず株価が下落したことから年初来安値を更新したが、インフレ懸念や現物高をはやした押し目買いで切り返した。 (オーバルネクスト シカゴ)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録: http://www.mag2.com/m/0000049479.html
●新刊書レビュー/『統合リスク管理入門』
ジェームズ・ラム著、林康史、茶野努監訳、定価(本体3800円+税)、ダイヤモンド 社
本書は、リスク・マネジメントの第一人者が、すべての企業が取り組むことが求められているERM(統合リスク管理)の基礎から実践までを解き明かした入門 書。信用リスク、市場リスク、オペレーショナル・リスクを管理するための考え方と手法、組織的アプローチの方法が説かれている。
著者は、独立系リスク・コンサルティング会社「ジェームズ・ラム・アンド・アソシエイツ」社長。1977年、米フィデリティ・インベストメント社のCRO(チーフ・リスク・オフィサー)として、グローバル・アソシエーション・オブ・リスク・プロフェッショナルズより、初のファイナンシャル・リスク・マネジャー・オブ・ザ・イヤーとして表彰される。
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン・・・主要6カ国中銀+4カ国中銀の協調利上げ実施でも株安止まらず
午前の東京株式市場=株価は昨日、東証1・2部の時価総額が300兆円割れ。1:30現在、日経平均 は前日比 +42.49円高の9245.81円、またTOPIXも同+6.89高の905.90、JASADAQ指数は同-0.56安の42.78となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは21業種。その他製品、卸売業、機械などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は10カ国中銀による国際協調利上げを受けて99円前後の円高継続。1:30現在、ドル円相場は100円台前半で推移、ユーロ円は136円台前半で推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社サイバーエージェント(4751)
■「プーペガール」が2008年度グッドデザイン賞を受賞
■「Ameba(アメブロ)」が2008年度グッドデザイン賞を受賞