最新更新日:10 14, 2008 02:29 PM
ケンミレ株式情報レポート
レポート提供:ケンミレ株式情報

2008年10月10日

マーケット速報

■大引けデータ

  株価 前日比 騰落率 出来高
日経平均 8276.43 (10/10終値) -881.06 -9.62 24.7 億株
日経先物 8020.00 (10/10終値) -1180.00 -12.83 22.3 万枚
TOPIX 840.86 (10/10終値) -64.25 -7.10 32.7 億株
日経JASDAQ 1031.16 (10/10終値) -33.89 -3.18 2912.1 万株
マザーズ 269.41 (10/10終値) -18.72 -6.50 678.1 万株

■騰落銘柄数 (値上がり/値下がり)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 980/656 205/171 76/38 77/76 331/337
本日 15:30 175/1499 56/309 11/102 40/111 127/550

■新値銘柄数 (最高値/最安値)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 1/831 0/190 0/55 0/80 0/424
本日 15:30 1/1228 1/186 0/81 0/72 0/414

15:15 大引け速報「下落幅は881円と、過去3番目の下落率となる」

本日の日経平均は前日比-881.06円(-9.62%)の 8276.43円と7営業日連続の下落となりました。下落率は過去3番目の大きさとなり、約5年4ヵ月ぶりの安値水準となりました。

9日の米株式市場でゼネラル・モーターズ(GM)が急落したことで 金融危機に伴う事業会社の経営に対する警戒感が東京市場でも高まり、 寄り付きから急落となりました。

世界的な株価下落に歯止めがかからないことから、 売りが売りを呼ぶパニック的な下落となり、 日経平均先物は9時8分にサーキット・ブレーカー (相場変動による取引中断)が発動され、取引が一時中断となりました。

9時23分に取引が開始となりましたが、下げ止まる気配は見せず、 一気に下落幅を広げ9時40分過ぎには本日の最安値(8115.41円)をつけ、 その下げ幅は1042.08となりました。

ただ、金融危機への不安感は増幅しているものの 前日と合わせ2日間で1000円近くの下落となっていることや ブッシュ大統領が10日午前(日本時間10日夜)に声明を発表するとの 報道が伝わったことで、商社株などに買戻しが入り下げ渋る展開となりました。

後場に入ると 7カ国国財務相・中欧銀行総裁会議(G7)への救済策期待もあり、 下げ渋る展開が続くものの、 さらに積極的な買いを入れる投資家は少なく、戻し幅は限定され 下落率は過去3番目の大きさとなりました。

業種別で見ると33業種の全業種がマイナス圏となる 全面安の展開となりました。

下落率のトップは第一三共や武田薬品工業などの 「医薬品(-11.26%)」となっています。 また「電気・電力(-9.38%)」となっていることから 株式の先行不安から換金売りが出ていると見られます。

続いて下落率が大きくのは「保険(-10.43%)」となっており、 大和生命保険が経営破綻を発表したことで、 事業会社の資金繰り悪化するのではないか? という連想売りが投資家心理を冷え込ませた格好となりました。

東証一部の出来高は概算で32.7億株、売買代金は2兆6353億円となりました。

また新興市場は、マザーズ指数が-6.50%、 ヘラクレス指数が-3.90%、日経ジャスダック平均は-3.18%となりました。

なお、アジア市場も大幅下落となっており、 中国の上海B株指数は-6.287p(-5.31%)の112.127p、 SENSEX指数は-605.10p(-5.34%)の 10723.26p、香港のハンセン指数は-1121.31p(-7.03%)の 14821.93pとなっています。


13:30 「下げ渋り、様子見ムードに」

13時30分現在の日経平均は、前日比-930.68円の8226.81円(-10.16%)となっています。 下げはひとまず一服していますが、反発する動きは弱く安値圏での揉み合いが続いています。

今週末に控えたG7で踏み込んだ対策が発表される可能性をにらんで、様子見ムードに傾いてきているようです。

業種別では、寄り付き変わらず33業種全てが下落する全面安の展開、「保険(-10.64%)」「情報・通信(-10.30%)」「医薬品(-10.20%)」「鉄鋼(-10.09%)」「電気・ガス(-9.42%)」が値下がり率トップ5となっています。ディフェンシブ業種の値下がり率が高いことから、まだ換金売りが継続していることが伺えます。

13時45分現在の東証1部の騰落銘柄数は、値上がり52銘柄、値下がり1620銘柄、変わらず30銘柄となっています。また、出来高は22.4億株、売買代金は1兆8000億円となっています。

新興市場では、マザーズ指数は-8.80%、ヘラクレス指数は-6.68%、日経ジャスダック平均は-3.89%と、後場に入ってからも下げ幅を拡げています。

中国の上海B株指数は-6.58%、香港のハンセン指数は-7.05%と急落しています。

為替は、朝方は1ドル=98円40銭台(NY終値比1円35-45銭ドル安・円高)、前引けごろには1ドル=99円0銭-10銭付近、現在は1ドル=98円95銭付近での取引となっています。


12:45 「下げ渋りながらも、戻す力は弱い」

後場寄り付きの日経平均は、前日比-941.26円の8216.23円(-10.28%)で取引を開始しました。前引け時点(前日比約-974円)より30円ほど高く寄り付き、徐々に値を戻す動きをみせています。12時45分現在の日経平均は、前日比-905.75円の8251.74円(-9.89%)となっています。

欧米を中心とした金融不安への政策対応が後手に回り、市場が疑心暗鬼に陥っていることに加えて、国内ニュースで、ニューシティ・レジデンス投資法人の破綻及び大和生命の会社更生法申請が明らかになったことで市場のセンチメントは急速に悪化しました。また本日は、10月限オプションSQ日であることから、「海外勢が値段に構わず現金化を急ぎ、ポジションを圧縮して現金化するためにSQで売りを膨らませた」との声も聞かれます。疑心暗鬼に陥っている市場は、公的資金が実際に注入されるまで混乱は おさまらない、という見方が大勢となってきているようです。日経平均のバブル後安値は2003年4月につけた7603.76円(ザラ場ベース)で、この水準を意識する声も聞こえてきています。

新興市場では、マザーズ指数は-7.31%、ヘラクレス指数は-7.06%、日経ジャスダック平均は-3.69%と前引け値を下回って推移しています。

中国の上海B株指数は-6.53%、香港のハンセン指数は-7.48%といずれも急落したまま取引が 続いています。

為替は、朝方は1ドル=98円40銭台(NY終値比1円35-45銭ドル安・円高)、前引けごろには1ドル=99円0銭-10銭付近、現在は1ドル=98円95銭付近での取引となっています。


■前引けデータ

  株価 前日比 騰落率 出来高
日経平均 8183.37 (10/10前引) -974.12 -10.64 11.8 億株
日経先物 8210.00 (10/10前引) -990.00 -10.76 9.7 万枚
TOPIX 829.91 (10/10前引) -75.20 -8.31 15.5 億株
日経JASDAQ 1029.20 (10/10前引) -35.85 -3.37 1624.5 万株
マザーズ 267.07 (10/10前引) -21.06 -7.31 273.2 万株

■騰落銘柄数 (値上がり/値下がり)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 980/656 205/171 76/38 77/76 331/337
本日 11:30 59/1609 36/316 2/105 27/117 85/551

■新値銘柄数 (最高値/最安値)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 1/831 0/190 0/55 0/80 0/424
本日 11:30 1/1125 1/138 0/72 0/54 0/328

11:15 前引け速報 「1000円近く下落したまま前場の取引を終える」

前引けの日経平均は、前日比-974.12円の8183.37円(-10.64%)となって前場の取引を終えました。9時41分に8115.41円(-1042.08円、-11.4%)まで急落し、8400円台前半まで戻しましたが、再び下落し8100円台の安値圏で取引を終えました。

パニック的な売りは一巡したようですが、上値が重い展開が続いています。ニューシティ・レジデンス投資法人や大和生命の経営行き詰まりで、市場の不信感が強まっているという見方がされています。現物への買いが極端に薄い状況で、金融不安の高まりは最高レベルに達しているとの見方もあり、マーケットの不信感を解消させるような新しい材料(公的機関からのメッセージや政策など)がない限り、下げ止まらない、という声もでています。

業種別では、寄り付き変わらず33業種全てが下落する全面安の展開、下落率は全て5%以上となっています。なかでも、「医薬品(-11.34%)」「鉄鋼(-10.49%)」「海運(-10.45%)」「保険(-10.19%)」「その他金融(-10.10%)」の5業種が10%以上の下落率となっています。ディフェンシブ業種の「医薬品」が値下がり業種トップになっているところからも、換金売りが続いている状況が伺えます。

個別銘柄では、武田薬(-9.23%)、アステラス(-12.72%)の「医薬品」、新日鉄(-8.64%)、JFE(-13.63%)の「鉄鋼」、郵船(-8.86%)、商船三井(-12.14%)の「海運」、富士火災(-20.57%)、東京海上(-10.0%)の「保険」などが下げを牽引しています。メガバンク3行も三菱UFJ(-8.51%)、三井住友FG(-9.65%)、みずほFG(-9.36%)と大幅下落、破綻が伝えられたREIT(不動産投資信託)のニューシティ・レジデンス投資法人の影響を受け大幅安で寄り付いた、三井不(-8.22%)、三菱地所(-9.63%)でしたが、徐々に下げ幅を縮小する動きが見られます。

前引けの東証1部の騰落銘柄数は、値上がり59銘柄、値下がり1609銘柄、変わらず31銘柄となっています。また、出来高は15.5億株(前日同時刻比+2.6億株)、売買代金は1兆2265億円(前日同時刻比+1937億円)となっています。

新興市場では、マザーズ指数は-7.31%、ヘラクレス指数は-6.58%、日経ジャスダック平均は-3.37%と、寄り付きから下げ幅を拡げたまま、日経平均と同じく安値圏で前場の取引を終えました。

中国の上海B株指数は-5.91%、香港のハンセン指数は-7.63%といずれも急落しています。

為替は、朝方は1ドル=98円40銭台(NY終値比1円35-45銭ドル安・円高)と急速に円高が進みましたが、少しは落ち着きを取り戻し、現在は1ドル=99円0銭-10銭付近での取引となっています。


10:15 「米国市場の大幅安を受け、下落幅は一時1000円を超える」

10時の日経平均は、前日比-893.62円(-9.76%)の8263.87円の 暴落となっています。

日経平均は、9時8分に前日比-141.15円で値がついた後は、サーキット・ブレーカー(相場変動による取引中断)が発動され9時23分まで取引停止となりました。

寄り付き直後に大和生命保険が「更正特例法の適用を申請した」との 報道が伝わりました。 そのため、 取引が再開されたあとも投資家心理は回復せず、 売りが売りを呼ぶ展開となり9時40分に前日比-1042.08円となる 8115.41円をつけました。

1000円以上の暴落となったことから、9時40分過ぎからは 買い戻しの動きも見られ下げ幅を縮める展開となっています。

東証1部の騰落数を見ると値上がり銘柄51、値下がり銘柄1601、変わらず32と なっており、9割を超える銘柄が下落しています。

業種別で見ても33業種中の全業種がマイナス圏となっています。 値下がり率トップは、 ニューシティ・レジデンス投資法人が REIT(不動産投資信託)で初の破綻となったことや、 都心のオフィスビルで空き室率が一段と低下していることもあり、 「不動産(-9.52%)」となっています。

なお為替市場は寄り付き直後は1ドル=98.40円で推移していましたが、 10時過ぎにはドルの買い戻しが入り、1ドル=99.35-40円での 推移となっています。


9:15 寄り付き速報「米国株急落の流れを受け、下げ幅500円に迫る」

日経平均の寄り付きは、前日比-141.15円の9016.34円(-1.54%)で取引が始まりました。

◇NY市場の動き

【サマリー】
前日のポールソン財務長官の発言が、金融機関への公的資金注入を示唆するものと受け止められ、寄り付きの米国株式市場は小幅高で取引を開始しましたが、金融危機による景気後退の懸念は消えず、 7営業日連続の下落となりNYダウは、の8579.19ドル(前日比-678.91ドル)、ナスダックはの1645.12p(前日比-95.21p)で取引を終了しました。

【一日の流れ】 ※表記は全て米国現地時間
米金融機関への公的資金の注入期待から、アジア・欧州の株式市場では大幅な下落が一服した動きとなりました。8時半に発表された新規失業保険申請件数は47.8万件(予想47.5万件)と予想より悪化しましたが、前日引け後に発表されたIBMの7-9月暫定決算が予想を上回ったことから、寄り付きの株式市場は小高く寄り付きました。為替市場でも、海外市場で円売りが強まった流れを引き継ぎ、前日比1円65銭ドル高・円安の1ドル=100円70-80銭で取引を開始しました。

IBMがNYダウを牽引する動きの中、セクター別では素材、ハイテク、エネルギーが買われ、10時前にはNYダウが約190ドル高、ナスダックが約50p高まで上げ幅を拡げました。10時に発表された卸売在庫は+0.8%(予想+0.4%)となりましたが特段の材料とはならず、3カ月物のLIBOR(国際金融市場の中心ロンドンにおいて、銀行間直接取引で、資金の出し手から提示される、金利、利率)が年初来の高水準となったことから、再びリセッションへの懸念が台頭し11時前にはNYダウ、ナスダックともにマイナス圏へと下落しました。

11時に発表されたICSCチェーンストア売上高は前年比+1.0%(予想+1.4%)となり、前日に引き続き小売り指標が予想を下回ったことが嫌気され、正午過ぎまで前日終値を下回る水準での揉み合い が続きました。午後に入ると、NYダウは約100ドル安まで下落、ナスダックは前日終値近辺での揉み合いを続けました。

14時半、世界景気減速による需要減が懸念されてWTI (ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物は1バレル=86.59ドル(前日比-2.36ドル)と続落。株式市場は、昨晩に空売り規制が解除されたことも下落を助長し、金融、エネルギーを主導に下げ幅を拡大し、15時過ぎにNYダウは9000ドル(前日比約258ドル安)を割れました。これをきっかけに、パニック的な動きが広がり、NYダウ、ナスダックともに急落、結局、NYダウは前日比-678.91ドルの8579.19ドル、ナスダックは前日比-95.21pの1645.12pのほぼ安値引けとなりました。為替は、朝方に一時1ドル=101円49銭までドルが買われましたが、株式市場の急落を受けて1ドル=99円75-85銭付近で取引を終えました。

なお、CME(シカゴ)日経平均先物では、大証比-585円の8615円となりました。

また、寄付前外国証券成行注文は売りが1900万株、買いが3290万株の差し引き1390万株の大幅買い越しとなりました。買い越しは7営業日ぶりです。

◇日本市場の動き

日経平均は9016.34円(-141.15円)で寄り付いた後、9時15分現在、前日比-414.79円の8742.70円(-4.53%)と急速に下げ幅を拡大しています。米国株の急落に加えて、為替市場でも1ドル=98円40銭台(NY終値比1円35-45銭ドル安・円高)と急速に円高が進んでいることも下げを加速しています。

業種別では33業種ともに下落する全面安の展開となっています。9時15分現在、「銀行」は、三菱UFJ、三井住友FG、みずほFG、「証券」は大和証G、野村、「鉄鋼」は新日鉄、JFE、輸出関連では、トヨタ、ソニー、キャノンなど主力株は軒並み売り気配となっており値がついていません

新興市場では、マザーズ指数は-1.31%、ヘラクレス指数は-1.21%、日経ジャスダック平均は-0.69%と3市場とも下落して取引を開始しました。

レポート担当 : 内田聡弘

Posted by Yen-Dokki at 2008年10月10日 20:11
 
▲ページのトップへ戻る