9月日銀短観予想・9-10月株価見通し ほか
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東証1・2部時価総額(18日)=356兆3333億円(前日比-7兆0305億円)
■9月日銀短観予想/
大企業製造業の業況判断DI=▲2%と4期連続悪化へ
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は10月1日に公表予定の日銀短観について次のような見通しを示した――。
【業況判断DI】
10 月1 日公表予定の日銀短観では、大企業・製造業の業況判断DI は▲2%pt(前回調査比▲7pt)と4 期連続の悪化、大企業・非製造業では5%pt(同▲5pt)と5 期連続の悪化を予想する。前回の6 月調査で業況判断の下押し材料になったと思われる国際商品市況の高騰は足下で落ち着きを見せているため、大きな下押し材料にはなっていないとみられる。ただし、①輸出数量や鉱工業生産の増勢鈍化にも表れているように、世界景気の減速が明確化してきている点、②一時110 円/㌦程度まで円安が進んだものの、足下で急激な円高となっている点、③前回調査時点から株価が大きく下落している点、の3 点を主因に製造業の景況感は悪化が加速したとみられる。また、製造業の悪化に伴って非製造業でも悪化が加速する見込み。業種別では、輸出依存度が高く海外景気悪化の影響を受けやすい加工組立産業の業況の悪化が相対的に大きくなるであろう。
■9-10月株価見通し/
11,000円割れの可能性は低下=買いゾーンと見る
日興コーディアル証券・国際市場分析部長の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi/ Nikko Cordial Securities Inc.)は今朝、本誌の取材に応じ、「昨日のザラバ安値で底打ちの可能性があり、11,000円割れはないだろう」として、予想レンジは日経平均で11,500円~14,000円とした。
<予想レンジ=日経平均で11,500円~14,000円>
米大手保険会社AIG救済、ポールソン米財務長官と議会との会合で不良債権買い取り機構的な組織設立報道、さらに日米欧6中銀によるドル資金融通、ロシア、中国による株価テコ入れ等々、昨日から相次いで株価にとっての好材料が出てきた。
そこで、馬渕さんは「昨日の安値が底入れだった確率が60~70%、米政府による買い取り機構構想の内容次第や今後も金融機関の破たんを考慮して、さらに下値を探る可能性を30~40%」と見ている。ただ、後者の場合でも、日経平均で11,000円割れはないとし、「11,000円台は買いゾーンにある」と言う。
一方、レンジ上限の14,000円については、米国の政策対応が本格化していること、中国が対策に本腰を入れ始めたこと、さらに10月半ばから始まる欧米金融機関の決算発表も、第1Qより第2Qのほうが損失が減少傾向にあることから、損失は大きくならないと見込んでいる。
<注目されるセクターは、海運株と商社株、建機株>
そうした環境下で注目されるセクターとして、馬渕さんは売られ過ぎた海運株と商社株を挙げた。
個別では海運が日本郵船(9101)と商船三井(9104)、商社では三菱商事(8058)と三井物産(8031)。
また、景気関連銘柄としてはコマツ(6301)、日立建機(6305)など建設機械を挙げた。
▼今日の株価予想/
米国株急反発や日経たくり足で短期的安値確認か
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は戻りを試す展開となりそうだ。昨日の日経平均はマドを開けて陰線となったが、たくり(長い下ヒゲ)足を形成し、短期的な底入れを示唆する動きとなった。さらに米国株の急反発などもあって、昨日の後場同様、上値を切り上げる展開が想定される。一目均衡表の転換線や基準線の下げ止まりを背景に、短期的には12000円に向けた動きへの期待が高まったといえよう。物色の観点では、まずは9月末を意識した高配当銘柄や、信用買い残がピーク比で大きく減少している銘柄などが有効な投資対象として注目される。
18日のNY株式市場ではダウ平均、NASDAQとも大幅反発。各国中銀が協調してドル資金を自国市場に供給する緊急対策の発表を好感した。さらに、不良債権買い取りのため、整理信託公社(RTC)のような処理機構を設置する可能性が報じられたことで上げ幅が拡大する展開となった。業種では金融が11%の上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.0%上昇した。CME225先物は昨日の大証日中終値と比べ350円高い11760円で終了した。
昨日の東京市場は大幅安となった。米金融不安の高まりから証券、銀行などが急落したほか、国際優良株も軒並み安となり下げを主導。その一方で、資源関連や小型株の一角が上昇し、相場を下支えした。日経平均は大幅安で年初来安値を更新したが、後場はショートカバーから急速に値を戻す展開となった。一目均衡表では転換線や基準線の下落が続いたが、昨日の安値を下回らなければ両線は横ばいとなるため、下方圧力はやや弱まり短期的な反発に弾みがつく可能性はあろう。25日移動平均線とのマイナスかい離が意識されつつあることがうかがえる。
当面の上値メドは12600円から13000円。一方、目先の下値メドは18日安値11301円や、心理的節目の11000円前後となる。変化しやすい日柄としては、3月17日安値から基本数値の129日目にあたる19日前後や、昨年7月9日高値(終値ベースの高値)から今年1月22日安値までの131日間を、3月17日安値から131日目をとった来週24日前後となる。
話題の銘柄
5461中部鋼鈑/鉄スクラップ価格急落で今期利益は大幅な上振れが期待される
東海東京では、「主原料である鉄スクラップ価格が今夏、急落した。中部地区でのH2(一般品)の価格は7月の63900円/トンをピークにして、9月第1週には38900円/トンに急落し、第2週もさらに弱含み。09年3月期は下期において、原料安の効果が本格的に表れてくる。同社は半期で約35万トンの鉄スクラップを使用するが、その購入価格が7月公表時点の会社想定(第1~第2四半期:平均6.0万円/トン、第3~第4四半期:平均6.7万円/トン)よりも平均して1.5万円/トン安いことになれば、それだけで50億円強の営業利益の上振れ要因となる。原価安の一方で、同社が生産している厚板製品は、需給タイト感が強いほか、高炉メーカーと大口ユーザーのひも付き取引の価格に下支えされるため、堅調な価格推移が見込まれている。このため、09年3月期は大幅な利益の上振れが期待される」と指摘。今2009年3月期連結営業利益を会社計画65億円(EPS96.2円)に対し従来予想68億円(EPS121.8円)から96億円(EPS150.7円)へ、来2010年3月期同70億円(EPS128.2円)から110億円(EPS192.4円)へ上方修正。「09年3月期の業績上振れ期待が強いなか、予想PERは5倍程度に留まり、株価の割安感が著しい」と指摘。レーティングを「2」から「1」に引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
▼ドル円予想/
実態は裸の王様=100円割れでも違和感は全くない
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
個人投資家の人たちは気がつかないと思うけど、市場はすごく暗い。
暗雲が金融、証券、為替市場を覆っていて息苦しい感じである。金融界が長いのであるが、これほど市場がジメジメと暗い雰囲気なのは初めてだ。値段はうさぎのように跳ねているが実際には参加者は激減している。この重苦しい雰囲気が全てを物語っているようだ。人生を狂わされた人々の群れの図が浮かぶ。
ドル円は皆が期待した112円はとうとう来なかったわけであるが、今後は100円が注目の的になる。クロス円というオーバーを脱がされたドル円の実態は裸の王様であり、100円を割り込んでも違和感は全くない。
早朝にポールソンの対策で相場が激変。
これで多少明るくなる事を希望したい。(9月18日夜中)
▼FX相場予想/
最近のパターン=悪いニュースで円高vs.対応策で円安へ
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は18日、FX相場の動向について次のようにコメントした――。
18日一番の問題はドル金利が急騰していたことです。
市場に資金を出す人がいなくなり、資金が不足してこのようなことになってしまいました。
それを受けて夕方に、G10が市場にドル資金を供給すると発表し、円高だったのが反転して一気に円安へ向かいました。最近のパターンは、悪いニュースで円高へ。その対応策で円安へ。というこの繰り返しです。ただ、やはりこれは本質的な問題の解決にはなっていません。よってこの円安も限定的でしょう。
ただ、円高が積極的に進むというよりは悪い材料とその対応策で乱高下になる、方向感のない相場になりそうです。各国中銀が共同声明を出していますので、それに合わせて緊急利下げなどの対策が飛び出す可能性が、なくもありません。そういう突発的な動きが起こりえると頭に入れて相場に挑みたいと思います。
▼今日の長期金利/
土日中の米イベント・リスクへの警戒感から模様眺めムード
三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・長期金利(#296) 1.485%~1.520%
・ 債券先物(12月限) 137.80円~138.30円
<シナリオ>
長期金利は、昨日の米株高/米債安を受けて強含みにもみ合う。土日中の米イベント・リスクへの警戒感から総じて模様眺めムード。
債券先物チャート
12月限の日足は上影陰線・大引け坊主。上のマド(139.05円:9月16日のザラバ安値)は埋めた。
【チャート・ポイント】
141.91円:年初来高値(3月19日ザラバ高値)
140.35円:9月19日のザラバ高値
139.58円:76.4%水準【132.05円vs.141.91円】
138.59円:転換線
138.59円:基準線
≪138.37円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
≪138.34円:昨日の東証12月限終値、前日比+0.39円≫
<138.30円:本日の12月限予想レンジ上限>
138.23円:5日移動平均
138.14円:61.8%水準【132.05円vs.141.91円】
138.00円:20日移動平均
<137.80円:本日の12月限予想レンジ下限>
137.54円:マド埋め(9月12日ザラバ安値)
137.11円:2008年の始値
136.98円:50.0%水準【132.05円vs.141.91円】
136.94円:9月8日のザラバ安値
136.90円:8月15日のザラバ安値
136.94円:雲上辺(本日)
135.09円:雲下辺(本日)
132.05円:年初来安値(6月13日のザラバ安値)
▼商品ブル・ベア指数/
上昇率1~3位には、金・銀・プラチナと貴金属
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された18日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/12 897.0 + 46.5 アルミ3カ月物 2,495.0 - 5.0
NY銀 2008/12 1270.0 +102.5 銅3カ月物 6,749.0 - 1.0
NYプラ 2008/10 1137.6 + 51.3 ニッケル3カ月物 16,750 - 255
NYパラ 2008/12 239.45 +12.35 NY原油 2008/10 97.88 + 0.72
シカゴ大豆 2008/11 1116.00 -23.00 NYコーヒー 2008/12 130.45 - 2.45
シカゴコーン 2008/12 527.25 -26.75 NY粗糖 2009/ 3 13.46 - 0.47
ドル・円 105.40 + 0.80 シカゴ日経平均 2008/12 11,760 + 435
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今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
4 日 11 日 18 日 4 日 11 日 18 日
大豆 40 32 51 金 36 33 68
とうもろこし 46 40 52 銀 34 27 61
小豆 47 29 49 プラチナ 34 29 50
粗糖 46 34 46 アルミニウム 27 30 31
コーヒー 44 45 35 ゴム 43 44 39
円 46 50 40 原油 39 38 49
ガソリン 38 38 50
灯油 37 38 49
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
今週9月18日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回9月11日の中立の50から40まで低下し、ドル安・円高意見が増加。今回商品の同指数は圧倒的多数が上昇。と言うより、低位置から戻したという方が当てはまる。それでも低下したのはコーヒーとゴムの2品目に限られた。
中立水準の50以上が付いたのは、上から金68、銀761、コーン52、大豆の51、プラチナとガソリン50の順。上昇率1~3位には金、銀、プラチナと貴金属が占めた。1位の金は33から68まで2倍以上に躍進。一方、40未満の低水準には、下からアルミ31、コーヒー35、ゴム39との結果。そのうち低下率1位にはコーヒーが入り、45から35に後退。 (オーバルネクスト/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
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ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はポールソン米財務長官が18日、整理信託公社(RTC)型不良債権処理機関の設立を複数の議員に提示したことが報道されNYダウは410ドルと急騰。東京市場もこれを受けて380円ほどの高騰となった。日経平均が終値で前日比+378.90円高の11868.20円、またTOPIXも同+42.44高の1140.12、JASADAQ指数は同+0.47高の52.84となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは28業種。海運業、鉄鋼、銀行業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米日株価急騰でやや円安気味。ドル円相場は106円台半ばで推移、ユーロ円は151円台後半で推移している。
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注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(
8601)
■システム障害の発生と、完全復旧について
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
日本リテールファンド投資法人(8953)
■09/18:短期投資法人債(コマーシャル・ペーパー)の発行に関するお知らせ
http://r26.smp.ne.jp/u/No/33497/B8B58B55_677/080918001.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
■「Ameba(アメブロ)」が日テレとコラボレーション
ブログトークバラエティ新番組「アメカフェ♪」が10月7日から放送開始
http://ir.cyberagent.co.jp/
■どこでも・簡単に質問できるQ&Aサービス「Sooda! (ソーダ)」開始
http://sooda.jp/
■遊べるSNS「ixen(イクセン)」が大人の女性も楽しめる、
新感覚ファッションエンターテインメントサービス「TiTTy」を開始
http://ir.cyberagent.co.jp/
ケネディクス株式会社(4321)
■子会社の解散および清算に関するお知らせ
http://www.kenedix.com/index.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年09月25日 12:04