ポスト福田政権と市場・国民生活からの視点ほか
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東証1・2部時価総額(2日)=391兆6912億円(前日比-6兆0588億円)
■ポスト福田政権と市場/
混乱後、郵政解散後のような“日本見直し”の可能性
福田首相の辞任表明を受けて、次期政権への動きが活発化しているが、クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は2日、「構造改革再加速、円資産市場に見直し?」として、次のような見解を示した――。
ポイント:
日本の政治は重大な転換点を迎えた。短期的には混乱が予想されるが、混乱の後には、2005年夏の郵政解散後のような“日本見直し”が生じる可能性が出てきた。
以下で述べる見通しは、筆者の現時点での個人的な見解であり、大胆な予測をしたものである。その点をよくご理解頂きたい。
2つのシナリオ
衆院選を経て初めて国内政治情勢は安定することになる。そして、選挙後の新政権こそが、向こう数年、いや、十数年の日本社会の形を決めることになろう。シナリオは2 つである。
(1)「日米安保重視、小さな政府推進、グローバリゼーションと規制緩和推進」を基本原則とする改革派政権が誕生する、あるいは、(2)異なる基本原則を掲げる政権が誕生する、という、まさに対極的とも言える2つのシナリオである。少子高齢化の進展、政府債務の累積的な拡大、生産性の低迷、といった日本が抱える構造問題に照らした場合、個人的には、改革派政権の復活が望ましいと考えている。
改革派政権復活の可能性はどうか。それなりにあるだろう。国民の多くが旧来型の行財政運営を支持しているとは考えられないからである。短期的には政治の混乱が予想されるが、混乱の後には、2005 年夏の郵政解散後のような“日本見直し”が生じるのではないかと期待している。
■国民生活からの視点/
物価上昇+賃金低下+低金利=三重苦に喘ぐ家計
東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「物価の上昇、労働分配率の低下、低金利、今日の家計は三重苦に喘いでいる」とし、「見た目以上に重い家計の負担」と題して次のようにコメントしている――。
<労働分配率の低下にも、行き過ぎ感がある>
労働分配率の低下は、グローバル化で低賃金の中国、インドなどアジアの国々との競合から、国内の賃金が抑制された結果と言われるが、これにも行き過ぎ感がある。グローバル化が行き渡れば、コストを競うような生産を海外に移し、国内ではより生産性の高い分野に特化して高賃金を維持することは可能だ。グローバル化は国内賃金の引き下げよりも、海外の低賃金を押し上げる面が大きい。大企業が「非正規雇用」に大きくシフトして労働コストを下げ、バブル期を上回る空前の利益を上げていた点を考えれば、賃金の抑制、労働分配率の低下は「グローバル化の必然」を超えた家計の負担といえる。
つぎに
物価だが、これも家計の負担が見た目以上に大きい。数字で示そう。
「0.2%、2.3%、2.4%、2.8%、3.6%、6.0%」、いずれも7 月の全国消費者物価の前年比上昇率だ。このうち、最初の3 つが政府の公表値。全体の上昇率が2.3%、ここから生鮮品を除いた「コア」上昇率が2.4%、更にこれからエネルギー関連を除いた「コアコア」が0.2%。政府はブレの大きい生鮮品やエネルギーを除いて見たほうが基調判断に適切、として最近この「コアコア」を表示するようになった。これは、いかにも日本の物価が安定しているように見せる。実際、内閣府は「まだデフレから脱却したとはいえない」とさえ言う。
ところが、政府も現実に物価上昇分を差し引いた実質の数値を計算する際には、これら3つの上昇率は使わず、つぎの2.8%という上昇率を使っている。というのも、全体の物価指数には、「帰属家賃」といって、実際に支出される費目ではなく、持ち家世帯が家賃を払った場合を想定した架空の費目が入っている。これを除いた現実の物価指数が2.8%の上昇となっている。
▼今日の株価予想/
日経平均はチャネルライン下限維持=上限まで反発?
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は昨日のレンジ内でのもみ合いが想定される。連休明けのNY株式相場は大幅上昇からマイナスに転じるなど不安定な相場となったが、日経平均は前日の反動もあってCME225先物(12700円)にサヤ寄せスタートとなりそうだ。その後は手掛かり材料難に加え、政局動向を見極める展開が予想される。日経平均のテクニカル面では、7月24日高値以降の下向きのチャネルラインの下限が意識されており、目先その上限まで反発できるかどうかが注目される。
2日のダウ平均、NASDAQは小幅続落となった。サプライマネジメント協会が発表した8月のISM製造業景況感指数は前月から低下したものの、市場予想に一致したことから反応は限定的。原油先物相場が大幅に下落したことが好感され、ダウ平均は一時246ドル上昇した。ただ、資源株が逆に売り込まれたことや、ハイテク関連株に軟調なものが目立った。業種別ではエネルギーなどが下落した一方、金融は上昇。CME225先物(シカゴ日経先物)は昨日の大証日中終値に比べて90円高い12700円で終了した。
昨日の東京市場は大幅続落。日経平均の前場は100円近く上昇するものの、14時以降からは先物主導で急速に下げ足を早めた。国際優良株が下げを主導したほか、堅調だった内需関連も後場は下げに転じた。
テクニカル分析
日経平均は下向きのチャネルラインの下限が意識されており、その中の動きが継続していれば、目先反発の動きが期待できる。一方で、7月16日安値以降、安値同士を結んで右肩上がりに引ける線と、7月24日高値と月18日高値を結んだ右肩下がりの線とで形成される三角もち合いを、8月19日に既に下方にブレイクし、上値抵抗線までのプルバック(揺り返し)を経て、二段目の下げに突入しているとの見方ができる。
上値では、これまでの戻り高値を一つ一つクリアしていく必要がある一方で、下値のメドとしては、6月6日高値から6月13日安値までの下げ幅790円の2倍である1580円を、13日安値からさらに下げた水準となる12230円前後や、7月16日安値から上げの倍返しの下げで11740円前後などが考えられる。変化しやすい日柄は11日前後や24日前後。
話題の銘柄
5202 日本板硝子/ソーラーガラスに注目、目標株価709円→830円
モルガンでは、「太陽光発電市場は3年間で平均年率83%の成長が予想され、ソーラーガラス需要の伸びを促すと見込まれる。支配的なポジションと高い競争力を有するオンライン製造方法を確立した同社は、恩恵をフルに享受しよう。10年3月期のソーラーガラス営業利益は140億円に到達して、連結営業利益470億円の30%を占めると予想され、高い収益レバレッジで低調な既存事業を相殺するとみられる。第1四半期決算以降、同社株はソーラーのテーマで上昇したが、ソーラーガラスの業績寄与を理解するプロセスはまだ序盤に過ぎないと考える」、「同社は10月もしくは11月(中間決算発表時)にソーラーガラスに関する発表を行う予定であると説明しており、ソーラーガラスの新規契約に関する発表や、その収益効果について説明が行われると見込まれる。同社が収益へのインパクトを明確に示し、将来の成長ポテンシャルを示唆した場合、株式市場における同社の再評価につながるものと考えられる」と指摘。今2009年3月期連結営業利益319億円(EPS53.2円)、来2010年3月期466億円(EPS40.5円)、2011年3月期628億円(EPS47.0円)を予想。投資判断を「Equal-weight-V」から「Overweight」へ、目標株価を従来の709円から830円へそれぞれ引き上げた。トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
■9月のFX見通し/
ドル買い戻し一巡=イベント・経済データで振れやすい状況続く
クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は2日、「9 月の為替相場は、神経質な展開が予想される」として、9 月の見通しと注目材料について次のようにコメントした――。
<通貨ポジションから判断すると、ドル買い戻しは一巡>
8 月のドル相場の持ち直しは、米国景気の減速にリカップリングする形で、他の主要国の景気悪化が認識されるようになったことが背景にあったとみられる。7 月までの持ち直しが、米国に対するあまりにも悲観的な見方の後退であるとすれば、8 月の上伸は、グローバル景気の減速見通しの強まりと商品市況の軟化で、他の主要通貨が下落したことによってもたらされたといえよう。
通貨ポジションから判断すると、こうしたドルの買い戻しは一巡したと見られ、個々の通貨ポジションに大きな偏りが見られない中で、しばらく為替相場は、イベントや経済データで振れやすい状況が続くと予想される。
▼英ポンド円投資/
外貨預金は150円-170円程度になったら考えれば宜しい
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ビンゴ。ポンド円、ターゲット192円台リーチ。うちのお客さんは皆儲かっているであろう。外貨預金をやりたいって? 200-250円は元々円売りバブルだったのだから、これが破裂した以上、変なところで買って上がっても喜びは一時的だろう。外貨預金は150円-170円程度になったら考えれば宜しい、と思うのである。ところでユーロ円まだ買っている人が大多数だって? 勇気ある行動。(9月3日。水曜日。夏が戻ってきたぞーと思う日。)
▼クロス円投資戦術/
トレンドに付け
!安易に円売りすることは危険だ
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
2日も、1日同様クロス円は円全面高です。東京初めには
ポンド円が年初来安値の192円に大分近づきました。またRBAが7年ぶりに金利を引下げ、発表直後は上昇したもののすぐに売り優勢となり、現在は90円割れも目前となっています。そのほかでは、原油価格が時間外取引で105円まで下落したことは、
ユーロドルを中心にドル高を誘っています。ただ、ドル高と円高が進んでいるので
ドル円はドル高優勢で108円台に乗せてしまいました。
ここまで大分下げてきましたが、このトレンドはRBAをはじめ各国の金融政策が大きく転換したということに起因します。とにかくこの流れに逆らわないようにしないようにして欲しいと思います。調整が要所要所ではいるとは思いますが、そうそう逆には向かいません。容易に円売りをすることは危険だ、ということを頭にしっかり入れておきたいところです。
▼今日の長期金利/
前日中陰線に対する切り込み線で買い転換示唆
三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#296) 1.465%~1.495%
・ 債券先物(9月限) 138.00円~138.30円
<シナリオ>
長期金利は昨日の米債高を手掛かりに弱含み。
明朝3:00に発表される米地区連銀経済報告(ベージュブック)について、「16日に開催される次回FOMCミーティングにおける討議資料の1つ。戻し減税の効果が息切れするなかでの調査報告であるため、個人消費を中心に景気下振れリスクの指摘が増えてきそうだ」としている。
債券先物チャート
9月限の日足は前日の中陰線に対する切り込み線で、買い転換を示唆。せり上がってきた基準線(137.40円)がサポートした形。
【チャート・ポイント】
141.91円:年初来高値(3月19日ザラバ高値)
140.50円:マド埋め(3月31日ザラバ安値)
140.15円:4月10日のザラバ高値
139.58円:76.4%水準【132.05円vs.141.91円】
138.94円:毛抜き天井(1月22,23日のザラバ高値)
138.66円:8月27日のザラバ高値
<138.30円:本日の9月限予想レンジ上限>
138.14円:61.8%水準【132.05円vs.141.91円】
≪138.11円:昨日の東証9月限終値、前日比+0.49円≫
138.09円:5日移動平均
138.02円:転換線
<138.00円:本日の9月限予想レンジ下限>
≪137.99円:昨日のLIFFE先物9月限終値≫
137.85円:20日移動平均
137.40円:基準線
137.11円:2008年の始値
136.98円:50.0%水準【132.05円vs.141.91円】
136.90円:8月15日のザラバ安値
135.58円:雲上辺(本日)
134.42円:雲下辺(本日)
132.05円:年初来安値(6月13日のザラバ安値)
▼ロシア株急落の真因/
ロシア企業らの基本的な特性=株価下落に影響
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された2日の海外商品市況と、「ロシア・エナジー情報」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/12 810.5 - 24.7 アルミ3カ月物 2,695.0 - 10.0
NY銀 2008/12 1314.5 - 56.2 銅3カ月物 7,260.0 - 45.0
NYプラ 2008/10 1403.5 - 86.3 ニッケル3カ月物 19,430 + 130
NYパラ 2008/12 293.05 -13.75 NY原油 2008/10 109.71 - 5.75
シカゴ大豆 2008/11 1298.50 -25.50 NYコーヒー 2008/12 144.45 - 1.30
シカゴコーン 2008/12 569.25 -15.75 NY粗糖 2008/10 12.71 - 0.05
ドル・円 108.65 - 0.18 シカゴ日経平均 2008/ 9 12,700 - 210
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ロシア・エナジー情報 By ルスエナジー、ミハイル・クルーティヒン氏 08/8/12
ロシアの株価は8月8日に急落した。ロシアの市場観測筋らはあわてて、この急落の原因として、グルジアの南オセチア自治州での新たな戦闘を指摘した。しかし、この急落には、ファンダメンタルズ面での複数の理由が存在するのである。
【パニック売り】
ロシアのRTS指数は、8日の取引で、前日のザラバの高値1855.76から、6.54%の急落となり、1721へと下げた。ロシアの市場アナリストの大半は、この株価急落の原因として、グルジア政府軍による南オセチア自治州への攻撃と、ロシアによるグルジアへの空爆と、派兵を指摘した。
アナリストのほぼ全員は、ロシアの企業のファンダメンタルズは良好であると主張し、コーカサス地域のこの軍事紛争がなければ、健全で素早い成長を保証していた。しかし、こうした説明は眉唾である。なぜなら株価の下げは、8日よりも前に始まっていたからである。株価の下げの動きは、過去2カ月間に明確になっていた。 これは明らかに、当然のことながら石油・ガス企業を先導とした、ロシア企業らの基本的な特性が、その株価に影響しているのである。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
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ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、原油価格が急落したことドルが反発し、ドル円で円安が進んだこと、また昨日の大幅下落のリバウンドで100円を超える上昇となった。日経平均 が終値で前日比-109.21円高の12718.68円、またTOPIXも同-9.99高の1222.36、JASADAQ指数は同-0.07安の57.10となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは24業種。パルプ・紙、ゴム製品、保険業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は原油が急落したことでドルが反発。ドル円相場は108円台後半で推移、ユーロ円は157円台後半で推移している。
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住商情報システム米現法=SAPコンサルタント企業B4 Consulting 社を子会社化
住商情報システム株式会社 (9719:代表取締役社長:阿部康行氏)の米国現地法人であるSumisho Computer Systems(USA), Inc.(本社:米国New York、CEO:土居陽夫氏:SCS(USA))は、このたび、SAP コンサルタント企業であるB4 Consulting Inc.(本社:米国Massachusetts、CEO:Klaus Schottenhamel、以下B4社)を子会社とすることで最終的な合意に達した。
http://www.scs.co.jp/ir/index.htm
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注目企業=IR情報+ニュースリリース
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
日本リテールファンド投資法人(8953)
■既存短期借入金の借換に関するお知らせ。今回の借換により、有利子負債合計額は245,500百万円
から240,075百万円へ、5,425百万円減少する。
http://r26.smp.ne.jp/u/No/31028/4F85D800_677/080902001.html
カブドットコム証券株式会社(8703)
■個人投資家が参加するPTS(私設取引システム)の8月度売買代金で当社PTSが首位を獲得
~ 高度に電子化された最良執行注文により、月間注文金額(累計)は23兆円を突破 ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080902_2.asp
■平成20年8月 委託手数料等及び業務計数の開示(速報値)
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080902_1.asp
株式会社デンソー(6902)
■デンソーは、2007年度のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)
の考え方や取り組みをまとめた「CSR Report 2008」を発行しました。
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080902-01.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年09月08日 16:33