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今日の視点 |
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日経平均は12500円の節目を一気に割り込んで、12163円の394円安まで下落しました。想定外の大幅下落となったわけですが、こういう時に『投資家はどうすれば良いのか』と言いますと、深呼吸して『一から調べる』ことです。
今の株式市場は『業績悪が前提になります』から、基本は下落相場であり、下落し過ぎた時にリバウンド相場が起こり、このリバウンド相場で利益を出すという投資戦術がベストの戦術となります。つまり、大きく下がったときに買い、上昇に転換したら『期間では2日目』『上昇率では前回の相場を参考』にして『確実に売る』という投資戦術が必要です。
しかし、今回は予想外の下落となりしまた。こういう時に基本に帰って、いくつかのテクニカル分析を行います。私の場合には『新安値銘柄数』『信用取引の評価損率の推測』『下落率』『押し目率』『移動平均線乖離率』『RSI・RCI・MACD・ボリンジャーバンド・一目均衡表・サイコロジカルライン』など、出来るだけ多くのテクニカル指標を見ます。これから見るのですが、見る前からワクワクします。
結果は、新安値は前場で753銘柄と転換してもおかしくない数値、信用の評価損率は先週で20%ですから、今日の下落で追加保証金が発生して信用の投げ売りが出ている可能性が高い、日経平均の下落率は16%以上と十分な値幅調整が行われている、押し目率では3月から6月の上昇に対してはほぼ全値押しを達成、テクニカル指標ではRSIとMACD以外は底値圏を示すシグナルが出ているという状況になっています。
つまり、テクニカル指標からも『何時、投資しても良い』という環境になっています。下値抵抗ラインから見ますと12200~12000円に大きな下値抵抗ラインがあります。
結論
以上を考えますと、
(1)株式組入比率を30%~50%の間で、自分が取れるリスクと会わせて組み入れる。儲かっている人は50%に近く、損している人は30%に近く、大きく儲かっている人は70%くらいまで増やすというマクロの投資マネジメントをまず行います。
(2)自分が今回投資できる資金が決定しましたら、次は何銘柄に投資するかを決めます。1銘柄しか買えないのであれば、一番人気のあるインデックスに含まれる、一番に人気のある銘柄を選びます。
複数銘柄を買えるのであれば、まずはインデックスを複数選びます。2銘柄ならば2インデックス、3銘柄ならば3インデックスというように、まずインデックスを選びます。それからは同じように、そのインデックスに採用されている銘柄のなかで一番人気のある銘柄(上昇率が高く、出来高が多く、上昇期間が1週間程度はある銘柄)を選びます。
その次には『どこで買えば良いのか』という買値を決定します。買値の決定方法は以前(2004/01/14、2004/07/22、2004/11/16、2005/10/25)のレポートを参考にして下さい。
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もう一つは、資金を銘柄数で割るのではなく、株数で割る方法です。例えば、2銘柄買える資金がある時に、2銘柄買う方法と、1銘柄を2000株買う方法があります。後者の投資方法は『分割売り=売り上がり』をする時に使う方法ですが、この売り上がりという方法は余り良い方法ではありません。上昇したら確実に売る方法の方が簡単であり、私としては前者の銘柄数で割る方法も方が良いと思っています。
(3)確実に売るためには『先に売値を決定』してから買う
株価が上昇し始めますと、今回はもう少し上がるのではないかと思って、結局売り切れずに下がってしまって、買値を割り込み評価損が出るということを繰り返している投資家が非常に多くいます。
これは『出来るだけ多く儲けたい』『自分が売ったところが高値で、売った瞬間から株価が下がって欲しい』という気持ちになり、その結果『売る決断が出来ない』のです。この人間の弱点を克服する方法は『相場観をいれない』こと以外にありません。つまり、相場を見ながら売るのではなく、先に売値を決めておいて、売値まで上昇したら『相場を見ずに売る』こと以外に『確実に売り切る』ことは難しいと言えます。
したがって、三番目にすることは『買う時に、売値を決定する』ことです。特に、下落相場は、次の下落では前の安値を更新する相場ですから、前の相場を安値で買っていたとしても『必ず、その株価を下回ってきます』から、売り切ることを第一に考えなければなりません。感情を交えれば交えるほど、株式投資は勝てません。感情を無くせれば無くせるほど株式投資で勝つ確率が上がります。感情を無くすための方法を色々と考えて見ると面白いと思います。