短期経済見通し・中国「調和社会」へ隘路ほか
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東証1・2部時価総額(22日)=393兆6529億円(前日比-2兆4053億円)
■短期経済見通し/
08年7-9期~09年1-3月期の実質GDPを下方修正
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は22日、同社が短期経済見通しを下方修正したことについて次のように語った――。
主たる改訂は、2008 年7-9月期から2009 年1-3月期にかけての実質GDP 成長率見通しの下方修正である。改訂後の実質GDP 成長率見通しは08 年度+0.2%(修正前+0.7%)、09 年度+1.4%(同+1.8%)である。
また、金融政策見通しも変更した。日銀による0.25%の追加利上げのタイミングを、従来の09 年4-6 月期から同7-9 月期に後ずれさせた。また、当初、09年後半に2 回を見込んでいた利上げの回数については1 回とし、09 年末時点における政策金利目標の見通しを1.0%から0.75%に引き下げた。
▼中国「調和社会」へ隘路/
胡錦涛政権=戸籍制度の抜本的改革を敢行するか?
大和総研・投資戦略部の肖敏捷さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、中国経済について、「戸籍制度の構造改革」の焦点を当てて、次のような見方を示した――。
<戸籍制度=中国のヒエラルキーの出発点>
2007年末時点で、中国の人口13.2億人のうち55%が農村部に居住している。農村部人口の比率が高いのは、13億人の国民を養うために農業が最も重要な産業だという理由からではない。現状では、中国の名目GDPに占める第一次産業の比率は11.3%にすぎない。もちろん、国民が望んで農村部に住むことを選んだ結果でもない。農村部と都市部の生活環境には、雲泥の格差があるといっても過言ではないのだ。
これは戸籍制度がもたらした人為的な結果に他ならない。中国では、戸籍制度は数千年前から既に導入されていたとみられるが、現行の制度は1958年1月に施行された「戸籍登録条例」に基づいている。農村部から都市部への移動が厳しく制限される点が、この制度の最大の特徴である。大学への進学などのケースを除いて、農村部から都市部への戸籍変更は認められていない。これは中国のヒエラルキーの出発点であり、都市部と農村部の格差を拡大させてきた重要な一因であると考えられる。
▼今日の株価予想/
12900円前後は上値の節目多く、上ヒゲ陰線に注意
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は米国株高や原油先物相場の急反落が好感されそうだ。米国市場で大幅に上昇した金融株、円安を背景として主力の輸出関連株中心に買い優勢の展開が予想される。CME225先物(12920円)に迫る動きも想定されるが、日経平均の12900円前後では上値の節目も多く、上値追いには慎重に対応したい局面。下落が切り下がる5日移動平均線に終値ベースで上値を抑えられ、ローソク足で上ヒゲ陰線などとなる可能性もあるため注意が必要となる。
22日のNY株式市場はダウ平均、NASDAQともに大幅上昇となった。原油先物相場が大幅に反落したことが好感されたほか、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が今後のインフレ圧力の落ち着きを示したことで金利上昇懸念が和らいだ。
また、韓国産業銀行のリーマン・ブラザーズ買収報道に他の金融株も連れ高となり、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなどが3%以上の上昇。さらに決算が予想以上だったギャップにつれられ、ホームデポやウォルマートなど小売関連も堅調に推移した。
22日の東京市場は続落。日経平均は7月16日の直近ザラバ安値を下回った。外部環境の悪化を受けて国際優良株が軟調に推移したほか、米金融不安への警戒感から銀行株などが軒並み下落。東証1部の売買代金は7日連続の2兆円割れとなり今年最低を記録した。
ボリューム面の低迷が続くなか本格反転は期待しづらく、今週は日米経済指標やアジア株市場を睨みながら一進一退の相場展開が予想される。また、上海総合指数が調整色を強める可能性もあり、日本市場への波及が懸念される。 米国市場では7月中古住宅販売、6月S&P・ケースシラー住宅価格指数、7月新築住宅販売など住宅関連の指標に要注目。国内では週末に7月の全国消費者物価指数や8月の東京都区部消費者物価、7月鉱工業生産指数などの経済指標が注目される。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では5日移動平均線の下落が切り下がることや、日足均衡表でも転換線の下落が続く。週末にかけては25日移動平均線の下落が鮮明になることが予想されることや、日足均衡表では遅行スパンが株価を下抜ける動きとなっており、反発継続でも13000円前後では上値を抑えられる可能性はある。
一方、下値メドとしては、3月31日安値12430円や6月6日高値から6月13日安値までの下げ幅の2倍である1580円を、13日安値からさらに下げた水準となる12230円前後、3月18日高値11995円などが考えられる。
話題の銘柄
9433KDDI/中期的に高い営業利益成長が見込める点を評価、目標株価104万円
JPモルガンでは通信業界のセクタースタンスについて「強気」を継続し、出遅れているKDDIへの乗換えを推奨した。通信セクターでは、ソフトバンクを契機とする携帯電話の音声価格競争懸念がほぼ表面化したと判断。今後も「ディフェンシブ」セクターとして引き続き注目されると考えられるほか、各社の営業利益は今・来期に概して堅調な増益基調を辿ると予想した。過去3ヵ月間の株価推移をTOPIXと比較すると、NTTおよびNTTドコモが大幅にアウトパフォームし、ソフトバンクが2.5%下落となる中、KDDIの下落率は7.7%と大きく、悪材料をかなり株価に織り込んだと指摘した。KDDIの投資魅力としては、(1)FMBC(固定、移動体通信&放送の収れん)時代に優位性が発揮されると考えられること、(2)中期的に高い営業利益成長が期待できること、――の2点を挙げた。(1)については、NTTから固定ブロードバンド(BB)通信のシェアを奪うチャンスが残されていることと、固定電話から固定ブロードバンド通信への移行がもたらす収入拡大のレバレッジがNTTに比べて大きいという点を魅力としている。(2)については、今後5年間に年率10.2%の成長を遂げると予想。要因として、◆携帯電話事業における分離プランの改善・強化(割賦販売導入)がもたらす端末助成金の消滅、◆端末販売台数減による端末インセンティブコストの減少、◆固定通信事業の赤字から黒字への転換、――をあげている。これらを踏まえて、今後の業績を予想。営業利益ベースで、今09年3月期を、会社計画4430億円(EPS 55743.6円)に対し、4736億円(EPS 61784.6円)、来10年3月期を5148億円(EPS 67168.0円)、11年3月期を5622億円(EPS 73386.6円)とし、レーティング「Overweight」と目標株価104万円を継続した。トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
■FX相場予想/
景気減速下の原油反発=株安・円高を招く要因
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は22日、クロス円が下げ続けているうえ、ドル円も小反落したため、「株安を背景に円の実効為替レートはやや上昇している」と語った。
景気減速下での原油価格反発は、景気の先行きへの懸念を深め、株安・円高を招く要因になる。また、景気の底打ちを遅らせ、中期的な原油安とドル高を長引かせる要因にもなろう。その原油需給に関して、亀岡さんは「米ガソリン需要の回復もみられず、原油の需給が引き締まる兆しはない」と言う。
<後退した米利上げの可能性>
原油価格とともにドル相場に大きく影響する米政策金利の見通しについては、地区連銀総裁の中でも、現在の政策金利水準が「極めて緩和的」かどうかは意見の分かれるところだが、「総じて2008 年下半期には景気が減速し、原油など商品価格の下落もあってインフレ圧力は緩和していくとの見方」と言う。
「緩和的」であっても、アトランタ地区連銀のロックハート総裁が言うように、景気見通しが悪化しインフレ圧力が低下していることから政策金利の据え置きが望ましいのだろう。「米景気に回復の兆しがみえないと、米金利は上がりにくい」と見る。
■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 107.50-110.50 (108.14-110.57)
ユーロ/円:160.00-164.00 (160.20-162.65)
ユーロ/ドル:1.4700-1.5000 (1.4631-1.4908)
豪ドル/円: 93.00- 97.00 ( 94.12- 96.45)
豪ドル/ドル:0.8600-0.8900 (0.8627-0.8814)
▼FX相場予想/
欧州通貨と太平洋の弱さは、尋常じゃないなあ
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は23日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
恐るべし。何でもありのフライデー。小原庄助は二宮金次郎になったわけでなく、酒を買いに行って戻ってきただけだった。そういうわけで、110円磁石の戻って来いの命令で戻ってきた。落語みたいな通貨である。欧州通貨と太平洋は、やはりにわか美人であった。円も相当に弱いが、欧州通貨と太平洋の弱さは尋常じゃないなあ。大相場だね。木曜に戻り相場をやった後、金曜の朝のいろいろなレポートを読んだら、誰も彼ももっと回復するみたいな事を書いていたので驚いた。まさに市場のポジションの鏡だったわけだ。ポンドもユーロも底を打ったようには全く見えない。(8月23日。土曜日。大安。)
▼FX相場予想/
ユーロドル=大幅に反落、一時1.4759ドルまで下落
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、FX相場の見通しについて次のようにコメントした――。
ドル円は大幅に反発。日欧市場で円安・ドル高が進んだ流れを引き継いで始まった。米証券大手リーマン・ブラザーズの買収観測を受けて米国株相場が大幅に上昇すると買いが加速。一時110.15円まで値を上げた。原油先物相場の急落もドル買いを後押しした。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が22日の講演で「商品相場の下落とドル相場の安定は心強く、インフレを抑制する可能性が高い」、「中期的な物価安定に向けて適宜行動する」などと述べたと伝わったが、反応は限定的だった。
ユーロドルは大幅に反落。一時1.4759ドルまで値を下げた。原油安を背景にユーロ売り・ドル買いの流れが続いた。
ユーロ円は3営業日ぶりに反発。株高を背景に一時163.11円まで上昇したものの、その後はユーロドルの下落につれた売りに押され、やや上値の重い展開となった。
■今週の債券相場/
投資家動向次第で1.40%抵抗薄れる公算も十分
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…調整、カーブはフラット気味
先週末の米市場は株高、債券安。また、WTI先物10月限が前日比6.59ドル安の1バレル=114.59ドルまで下げた。調整終了との見方は市場に否定されたようだ。この原油急落はドルをサポート。さて、引き続き需給が最大の相場変動要因だが、さすがに、これら外部環境の悪化に反応しよう。したがって、本日は相場調整、カーブはフラット気味と見る。
本日の想定レンジ(長国先物9月限) : 137円05銭 ~ 137円49銭
今週の債券相場見通し…10年295回債利回りは1.410~1.500%と予想
今週の10年295回債利回りは1.410~1.500%での推移と予想する。特に本日は1.40%台後半の需要を探ることになろう。ただ、徐々にレンジは切り下がっており、今後の投資家動向次第で1.40%の抵抗も薄れる公算が十分あろう。一方、イールド・カーブはスティープ化優勢と見る。
▼米欧商品市況/
石油=急反落、コーヒー、粗糖=小幅続伸
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された22日の海外商品市況は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/12 833.5 - 5.5 アルミ3カ月物 2,790.0 - 60.0
NY銀 2008/ 9 1347.7 - 25.0 銅3カ月物 7,660.0 -194.0
NYプラ 2008/10 1441.2 - 17.6 ニッケル3カ月物 20,850 - 645
NYパラ 2008/ 9 289.00 - 0.15 NY原油 2008/10 114.59 - 6.59
シカゴ大豆 2008/11 1327.00 -21.00 NYコーヒー 2008/12 144.20 + 0.55
シカゴコーン 2008/12 606.50 -11.00 NY粗糖 2008/10 14.14 0.00
ドル・円 110.05 + 1.61 シカゴ日経平均 2008/ 9 12,920 + 135
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【石油=急反落、ドル高加速がテクニカル売りを誘う】
ニューヨーク原油は急反落。前日の急騰を受けた戻り売りで修正局面を迎えたが、ユーロに対するドル高加速がテクニカル売りを誘って暴落した。アゼルバイジャンとトルコのパイプライン再開やロシア軍のグルジア撤退の動き、世界の原油需要減少、ガソリンの急落なども圧迫要因。
石油製品は、急反落。ドルの急反発を嫌気して原油が高値修正局面を迎えたため、ヒーティングオイル、改質ガソリンともに前日の上昇を吐き出した。
【ソフト=コーヒーは小幅続伸、粗糖は総じて小幅続伸】
ニューヨーク・アラビカは小幅続伸。ドル高・原油安を嫌気して下落したが、前日の安値を維持したことから反発に転じた。ただ、前日の高値を試す勢いもなく、週末を控えた整理売りで上げ幅を削った。インサイドデー。
ニューヨーク粗糖は総じて小幅続伸。10月限は、ドル高と原油の急落を背景にしても積極的な追随売りは見られず、昨日とはうって変わって薄商いのなか終始方向性なく推移した。結果的にはローカルズの週末の玉整理中心の商いとなり、はらみ足の一日となった。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
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ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はほぼ全面高の展開。原油価格の急落でNYダウが200ドル近い急反発になったことを好感して大幅上昇。日経平均が終値で前日比+232.98円高の12899.02円、TOPIXも同+23.77高の1240.19、JASADAQ指数は同+0.20高の57.75となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは31業種。ゴム製品、輸送用機器、証券商品先物などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米株価の反発と原油安でドルが反発。ドル円相場は110円台前半で推移、ユーロ円は162円台前半で推移している。
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大和証券=「ダイワファンドラップ」の新サービス『マイスタイル選択型』取扱開始
大和証券が提供する投資一任運用サービス「ダイワファンドラップ」に、新サービス「マイスタイル選択型」を追加し、平成20年9月より取扱いを開始する。「ダイワファンドラップ」は、平成19年10月のサービス開始以来、最低契約金額を500万円から業界最低水準である300万円への引き下げ(平成20年4月)や、特定口座サービス「源泉徴収あり」コースの設置など、さまざまなサービスの拡充を行なってきた。契約口座数は約9,600件(平成20年7月末現在)と増加。
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
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注目企業=IR情報+ニュースリリース
カブドットコム証券株式会社(8703)
■携帯電話による外国為替保証金取引(FX)がパワーアップ
~待望のチャート提供開始・ログイン方法を改善しオートログイン方式を実現~
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080822.asp
松井証券株式会社(8628)
■8/22:「即時決済取引 約定代金1,000万円まで手数料無料キャンペーン」の実施について
http://www.matsui.co.jp/company/index.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
■女性向けブログコミュニティ「AmebaGG」が「神戸コレクションブログ」を展開、
国内最大級のファッションフェスタ「神戸コレクション」をサポート
http://ir.cyberagent.co.jp/
Posted by Yen-Dokki at 2008年08月29日 17:32