|
|
|
|
今日の視点 |
|
|
昔、私の友人が会社を興し、5年で全国24位になり、大手商社のパーティーでも壇上に招待されるところまで行きました。そして、5年後に『ここまでくれば十分で、あとは維持すれば良い』と言っていました。
それが彼の会社のピークで、それ以降はバブルの崩壊もありましたが、崖を転がり落ちるように悪くなり、昨年初めに倒産してしまいました。
昔から『満足した時がピーク』と言われていますが、どうして満足した時がピークなのかと言いますと、そこには非常に面白い処世訓があります。
新しいことに挑戦し続ける人と、挑戦しない人を分けて考えますと、挑戦しない人は何も新しいものが生まれませんので、挑戦して新しいものを生んだ人に追い越されることになります。挑戦し続けたとしても『何時もうまく行く』ことはありませんが、うまく行かなくてもゼロであり、うまく行けば『プラス1』になります。
このプラス1の積み重ねによって『他人に差を付ける』のが人生です。つまり、人生の勝者は『挑戦し続けて、常に何かを生む』ことが出来る人です。私は同時にたくさんのことを行います。もし、一つだけ行ったとすれば『それが失敗した時にはゼロ』となり挑戦し続けなかった人と同じになり、人生の敗者になります。
たくさん挑戦し続けますと『一つ一つの成功時期は違っても、順番に成功して実がなります』ので、思ってもいない時に思ってもいない成功が生まれることになります。この予想外のプラスが何個得られたかで、どんな人生を送れるかが決まると思います。
このような処世訓を使う時に大切なことが『ノン・ギブアップ(造語かもしれませんが)の精神』です。ギブアップ人生とノンギブアップ人生の違いは誰でも知っています。知っていても出来ないのが人生であり、多くの人はギブアップ人生を送ってしまっています。どうすれば、ノンギブアップ人生を送れるのか、ノンギブップ人生を送るとどうなるのかが分かれば、ノンギブアップ人生に転換する人も増えるのではないかと思います。
ノンギブアップ人生を送るコツは二つです。一つはギブアップしないことです。ギブアップしないと言いますと『挑戦し続ける』と思う人もいると思いますが、挑戦し続けるのではなく『休む』ことです。休むという意味は『今は出来ない』だけであり、将来、良い技術、良い社員、良い知人に出会えば『出来る』ようになります。つまり、出来るようになるまで『休むとい判断』が出来ればギブアップしない人生か送れます。私はギブアップしたことがないと人に言いますが、休んでいるものはたくさんあります。それでも『ギブアップしたことがない』と胸をはれるのですから、ギブアップしない人生は良いものですよ。
もう一つは『ギブアップしたくなるときが正念場』なのです。つまり、成功する寸前にギブアップしている人がとても多いと思っています。それは『経験』した人ならば分かるとですが、分かった時は『何だ』ということが多いのです。つまり、ギブアップしたいと思った時が『もう直ぐ出来る時』なのです。
但し、これは本当のギブアップと本当ではないギブアップに分かれます。ギブアップだと勝手に思ってもギブアップのレベルまでの努力をしていなければ『成功寸前のギブアップ』ではありません。もう駄目だが何回か起こったあとのギブアップが成功寸前のギブアップです。
ここまで読まれて『これは株式投資にも使える』と思った方もいらっしゃると思いますが、私の株式投資理論は『経営理論』が前提で、経営理論とは『王道で勝つ』ことですから、『勝者になるためのすべて』です。
ケンミレでは『マイストック・リスト』というソフトがあります。ここに20銘柄前後の銘柄を登録しておき、その中のどれかが買いのタイミングに来たら買うという方法は、良い銘柄をリストアップことが『同時に多くのことをする=買いのチャンスを増やす』ことであり、まさに一度に多くのことに挑戦し続ける投資方法となります。
個別銘柄から割安銘柄を探す方法と、まずは割安な市場を探して、その割安な市場に含まれる銘柄から割安な銘柄を探すという二つの方法を取っているのも同じことであり、株式組入比率や年間目標利益率から投資戦術を考えることも、ただ銘柄を探すよりは『何かに気が付く確率が高くなる』ことで行っています。
買いタイミングを探す場合でも『一つのテクニカル指標から探す』人もいれは、出来るだけ多くのテクニカル指標から探す人もいますし、更にテクニカル指標以外の探し方を研究して、そこまで買い値を探すための追究をする人もいます。
これらはすべて、一度に多くのことに挑戦することの波及型だと言えます。
ここまで調べたからもういいやと思う人の投資人生と、時間の許す限りは調べ続けようと思う人の投資人生は違います。株式投資とは『何かを探す』ことです。単にテレビやネットで簡単に得た情報で利益が得られれば良いのですが、世の中そんなに甘くありません。
株式投資とは『気が付くかどうか』の勝負なのです。良い銘柄は常にあります。常にありますが『探せなければゼロ』です。つまり、良い銘柄を探す時間、駄目な銘柄に投資しないために、駄目な銘柄が駄目だと言うことを探す時間がすべてなのです。もう少しと思う日が1日なのか、1ケ月なのか、1年なのか、一生なのかで、その人の人生が変わることになります。
一回辺りの使う時間は少しでも、それが連続すれば『非常に大きい時間』になりますし、この違いを知っている人が人生の勝者に向かう人だとおもいます。
しがらみの取り方を今日レポートする予定でしたが、申し訳ありませんが、明日にさせてください。しがらみは人の人生を狂わせる、スポイルする最大の要因であり、この回避方法を知って、実行出来れば、違う人生を見つけられるかもしれません。
レポート担当 : ケンミレ株式情報 森田謙一