最新更新日:11 11, 2008 04:38 PM

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サイバノミクス金融・経済レポート
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2008年08月28日

日本経済中期見通し・今日の株価予想ほか

東証1・2部時価総額(21日)=396兆0583億円(前日比-2兆6702億円)
■日本経済中期見通し/
政府の政策姿勢=産業構造改革と整合的であるべき
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は21日、日本経済中期見通しについて、「内需下振れリスクが上昇」との見方を示した。ここでは、政策対応のあり方を抜粋してご紹介しよう――。
(1) 名目GDP の縮小過程は既に6 四半期目に突入したとみられる
(2) 最近の国際商品相場の下落を受けて、09年入り後、純輸出が循環的に回復するものと予想されるため、内需が安定的に推移すれば、名目GDPの縮小は年内で終息に向かう
(3) こうしたシナリオが成立しないリスク要因は国内住宅・建設需要の低迷長期化と信用システム不安の再燃であり、警戒が必要である
<政府による政策対応=3つの問題点>
名目GDP(金額ベースの経済活動規模)の縮小が6 四半期目に入った今、政府は、景気安定化策の導入を検討し始めたが、そこにはいくつかの問題がある。
まず、第1に、対策の導入が遅すぎる。不動産市場について言えば、首都圏のマンション中心に在庫が大きく積み上がっており、売上の急激な回復が必要になっている。しかし、住宅ローン減税の拡充だけで住宅需要が盛り上がる可能性は低い。
第2に、エネルギー・コストの上昇を背景に利益環境が悪化している中小企業を支援する目的から、高速道路料金の引き下げや信用保証制度の拡充が検討されているが、こうした政策はバックワード・ルッキング的であり、景気を支援する有効性に乏しい。エネルギー価格は年内にピークアウトするとみられ、国内景気を下押しするメインのファクターではなくなるからである。
第3に従来型の公共事業は景気刺激の乗数効果が低下しており、一時的な景気持ち上げ効果しかない。
<経済資源の再配分を通じて生産性を向上させることが必要>
来年に衆院選を控えていることもあって、日本の政策当局は、旧来型の財政支出を増加させ、なんとか闇夜から脱したい、と考えているようである。しかし、こうしたいわば“その場しのぎ”の政策対応は誤りである。政府の政策姿勢は、あくまで産業構造改革と整合的であるべきであろう。
■今日の株価予想/ 
原油上昇を嫌気、7月ザラバ安値下回る場面も
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は軟調な展開が予想される。CME225先物は大証日中終値に比べ35円高いが、原油先物相場の上昇が嫌気されそうだ。商社株などにはリバウンド狙いの買いは継続しそうだが、円高基調を受けてその他主力株には売りが続きそう。週末で市場参加者が限定されるなか、後場は手控えムードが強まる展開を予想。
日経平均は終値ベースで7月安値を下回ったが、7月16日のザラバ安値に対する動きが注目される。昨日が変化日(転換や加速)になったとすれば、今日の株価の動きは、目先の株価の方向性を予測する上で重要となる。
21日のNY株式市場ではダウ平均は小幅続伸、NASDAQは小幅に反落した。地政学リスクの高まりを受けて、原油先物相場が一時1バレル122ドル台に上昇。売り優勢となる場面があったが、収益押し上げ期待からエネルギー関連株が大幅高となった。ただ、金融株に対するアナリストの収益見通し引き下げなどもあり指数全体の上値を抑えた格好。前日発表したJDSユニフェーズの決算が嫌気されハイテク株は軟調に推移した。フィラデルフィア半導体株指数は小幅に下落。CME225先物(シカゴ日経先物)は昨日の大証日中終値に比べ35円高い12785円で終了した。
昨日の東京市場は朝方上昇してスタートしたが、急速に値を消す展開となった。円高進行を受けて主力株が軒並み下落したことに加え、米金融不安から銀行や証券株などが軟調に推移した。その一方で、商品市況の上昇を背景に資源関連が堅調。マザーズ指数は押し目買い意欲が強く4日続伸となった。
テクニカル分析
日経平均は上方にある5日移動平均線が切り下がってくることや、25日移動平均線も徐々に下向きに変化する。一目均衡表でも転換線の下落基調は続きそうだ。 今年2月の戻り高値は、1月安値からの一目均衡表の基本数値である26日目であったのに対して、7月16日安値からは昨日で26日が経過した。変化日(転換や加速)になったと考えれば、今日の株価の方向は、当面の株価の方向性を決定づける可能性もあろう。
仮に7月16日ザラバ安値を下回り、3月安値に対する二番底を探る展開となった場合、6月6日高値から6月13日安値までの下げ幅790円の2倍である1580円を、13日安値から下げた水準となる12230円前後や、7月16日安値から上げの倍返しの下げで11740円前後などが考えられる。
話題の銘柄
4902コニカミノルタHD/オプト部門好調で会社計画を上振れる公算大、目標株価2800円 
ドイツ証券では、同社の業績について、情報機器およびオプト部門の好調により増益基調で推移すると予想。特にオプト部門ではTACフィルムや光ピックアップレンズ、ハードディスク用ガラス基板が軒並み好調に推移していることに注目。1Qに低調だった情報機器部門のマイナス影響を相殺し、収益拡大を牽引すると指摘した。情報機器部門は、1Qが前年同期比20%の営業減益となった。新規連結子会社での費用増や、モノクロMFP(デジタル複合機)の販売台数減少が響いた模様。ただ、今上期に高速モノクロMFPの新製品を相次いで投入するなど、すでに対策は講じており、特段ネガティブにとらえる必要はないと言及。カラーMFPも欧州を中心に需要が拡大している低速機の新製品投入を予定しており、下期以降は収益改善が期待できる見込み。これらを踏まえて今後の業績を予想。営業利益ベースで、今09年3月期を、会社予想1200億円(EPS 132円)に対し、1280億円(EPS 139円)、来10年3月期を1470億円(EPS 162円)、11年3月期を1540億円(EPS 170円)とし、レーティング「Buy」を継続。株価は当面の好業績を依然織り込んでいないと判断して、目標株価を2600円→2800円(来期ベース)と引き上げた。 トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
東証IPO銘柄
株式会社データホライゾン (3628)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200809/9data.horizon.html
当社は、医療関連情報サービスと医療関連情報システムを通じて、日本の医療費削減のみならず、国民の健康増進(Quality of Life)に貢献することを目指しております。医療関連情報サービスでは、レセプト(診療報酬明細書)をデータ化し、そのデータを活用してジェネリック医薬品通知サービス、保健事業支援システムを提供しております。ジェネリック医薬品通知サービスは、保険者(健康保険組合、地方公共団体等)の医療費負担(薬剤費)を削減するために、加入者に処方された先発医薬品をジェネリック医薬品に変更した場合の薬剤費の削減額などを記載した案内文を送付するものであります。また、医療関連情報システムでは、保険薬局向けにレセプトを発行するパッケージシステム、病院向けにレセプトチェックのためのパッケージシステムを開発・販売しております。 会社ホームページ:http://www.dhorizon.co.jp/
▼ドル円108円台/
112円念頭に油断も油断となり、ショートは不在
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ドル円を小原庄助通貨なんて馬鹿にしていたら、突如、二宮金次郎通貨に変身した。おまえは、ウルトラマンか?と言いたい。市場の多数が112円を当然と考え、落ちるはずがないと考えていたわけだから、油断も油断となったね。ショートは不在だし、だから買戻しの玉なんて出てきやしないし。おまけに欧州の円買いが激しかったから、一気に崩されて戻れなかったね。欧州通貨や太平洋がやっと復権回復の動きとなった。さてさて、ここからどこまで回復できるかだね。フライデーは何でもあり。あれだけ低迷していたものが突然、化粧して美人になってもあまり信用しないほうが良いと思うけどね。(8月22日。土曜日の前の日)
▼ユーロドル予想/
原油高につれ上昇⇒ドルは全面的に軟調な展開へ
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、FX相場と原油相場について次のようにコメントした――。
ユーロドルは大幅に反発。一時1.4904ドルまで値を上げた。原油先物相場が大幅に上昇したことを背景に買いが膨らんだ。7月米景気先行指標総合指数や8月製造業景気指数(フィリー指数)が予想より弱い結果となったこともユーロ買い・ドル売りを誘った。

ドル円は急反落。一時108.13円まで値を下げた。日欧市場で円買い・ドル売りが進んだ影響が残ったほか、原油先物価格の上昇や弱い米景気指標が重しとなった。

ユーロ円は続落。日欧市場で売り込まれた影響が残ったものの、NY市場ではユーロドルの上昇や株価の持ち直しを背景に買い戻しが優勢となった。

原油先物相場は大幅に上昇。一時122.04ドルまで値を上げた。米国とポーランドが米ミサイル防衛(MD)施設の配備に関する合意文書に調印したことを受けて米ロ間の緊張が高まったとの見方から買いが膨らんだ。外国為替市場でドル安が進んだことも買いを誘った。
▼債券相場1.40%接近/
  一旦調整後、一時的に押し深くも需給良好で切返しへ
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…一旦、調整。一時的に押しが深くなっても、需給良好で切り返そう
昨日の米市場は株価区々で債券安。また、ドル安などから原油価格が急伸、WTI 先物10 月限は一時、1バレル=122 ドル台に乗せた。ただ、最近はこういった海外市場への反応に乏しく、我が国の景気後退や米国金融不安といった長めの材料が注視されている。その環境下、昨日は10 年債利回りが直近の最低水準を割り込み、1.410%まで低下した。それでも、本日は海外市況などを映して一旦、調整しよう。ただ、押しが一時的に深くなっても、需給良好で切り返されると予想する。カーブはフラット化と見る。(AM6:42、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 137円53銭~137円95銭
7月公社債投資家別売買高…海外勢が最大の買い越し~投資家動向は変わってくるのか、きたのか
一昨日、日本証券業協会は7月の公社債投資家別売買高を発表した(図表1)。
それによれば、主要業態で最大の買い越しとなったのは海外勢だった(除く短期証券、以下同じ)。額は1兆6,848 億円と昨年10 月以来の高水準。そして、週次・対内証券投資・中長期債(財務省)では、8月に入ってからの買い越しが膨らんでいる(図表2)。6月に向けて世界的インフレ懸念などから売り越したところに、我が国の景気後退という全く反対の要因が強くなったことが主な理由と考えられる。
買い越しの2番手は1兆1,694 億円の信託銀行だった。前月の半分程度にとどまったが、まずは反動と見て良いだろう。加えて、利回りが下がったことも影響したと思料される。3番手はその他金融機関(商工中金、信組・同連合会、労金・同連合会、投資顧問など)で7,445 億円の買い越し。それに次いだのは生損保だが、買い越し額は2,515 億円にとどまった。国債投資家別売買高を見ると、彼らは若干ながら長期債と中期債を売り越す一方、超長期債を買い越している。平均年限の長期化スタンスは続いている。7月、地域金融機関や農林系の買い越しが一段と細り、都市銀行は主要業態で唯一の売り越しとなった。もっとも、その額は349 億円にとどまった。
▼商品ブル・ベア指数/ 
国際穀物と石油が好調=上昇率1位は大豆72
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された21日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)  
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NY金    2008/12 839.0 + 22.7 アルミ3カ月物  2,850.0 + 87.0
NY銀    2008/ 9 1372.7 + 68.7 銅3カ月物    7,854.0 +339.0
NYプラ   2008/10 1458.8 + 89.9 ニッケル3カ月物 21,495 +1,570
NYパラ   2008/ 9 289.15 +10.60 NY原油 2008/10 121.18 + 5.62
シカゴ大豆  2008/11 1348.00 +48.00 NYコーヒー 2008/12 143.65 + 2.45
シカゴコーン 2008/12 617.50 +22.50 NY粗糖   2008/10 14.14 + 0.46
ドル・円     108.44 - 1.42  シカゴ日経平均 2008/ 9 12,785 - 75
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あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数  e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
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前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
7 日 14 日 21 日 7 日 14 日 21 日
大豆     29 63 72 金      50 59 49
とうもろこし 29 64 69 銀      44 56 51
小豆     36 47 47 プラチナ   48 52 51
粗糖     70 66 66 アルミニウム 39 39 42
コーヒー   51 55 59 ゴム     36 59 39
円      61 50 56 原油     33 51 59
ガソリン   36 52 60
灯油     31 52 58
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
8月21日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回8月14日の50から56に上昇し、再びドル高・円安見通しが目立ってきたが、皮肉にもきょうの為替は引け前に円高へ逆流。今回商品の同指数は上昇品目が多め。国際穀物と石油が好調だった反面、貴金属とゴムが冴えない。
商品全体で55以上の強気サイドに入ったのは、上から大豆72、コーン69、粗糖の66、ガソリン60、原油とコーヒーの59、灯油58の順。上昇率1位は大豆で、63から72までポイントを伸ばした。上昇率同率2位に原油とガソリン。一方、40台以下の弱気サイドには、下からゴム39、アルミ42、小豆47、金の49との結果。そのうち低下率1~2位はゴム、金で、1位のゴムは59から39に転落。 (オーバルネクスト/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はロシアとグルジア間の紛争からロシアによる原油輸出抑制発言がありNY原油が急反発。これを受けてNYダウは軟調、ドル安・円高が進んだことで、東京市場は一時120円程度下げたが、その後値を戻した。日経平均 が終値で前日比-85.50円安の12666.71円、またTOPIXも同-8.14安の1216.39、JASADAQ指数は同-0.18安の57.44となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは9業種。鉱業、卸売業、その他製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は昨夜のNY市場で原油価格が上昇したことでドルが急落、この流れを引き継いだ東京市場では一時108.20円前後まで下落した。ドル円相場は108円台半ばで推移、ユーロ円は対ドルで上昇したが、対円では161円半ばで推移している。
注目企業=IR情報+ニュースリリース
ソニー株式会社(6758)
■さらなる高画質化を実現し、マイクを標準搭載した PSP(r)「プレイステーション・ポータブル」
(PSP-3000) 2008年10月に日米欧で新発売
http://www.scei.co.jp/corporate/release/080821a.html

株式会社デンソー(6902)
■21日:名証「自己株式の立会外買付制度」による自己株式の取得結果に関するお知らせ
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080821-01.html
コナミ株式会社(9766)
■欧州最大級のゲーム見本市「Games Convention 2008」に出展
KONAMIは、8月20日(水)~24日(日)にドイツ・ライプチヒで行われている欧州最大級のゲーム見本市「Games Convention 2008」に出展しています。「ウイニングイレブン」シリーズの最新作「PRO EVOLUTION SOCCER 2009」では世界で初めて試遊機を設置し、来場者に進化したグラフィックやモーションなどのゲーム性を体感して頂いています。 http://www.konami.jp/topics/2008/0820/index.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年08月28日 13:25
 
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