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市況戦略レポート |
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■大引けデータ
| 株価 | 前日比 | 騰落率 | 出来高 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 12752.21 ↓ | (8/21終値) | -99.48▼ | -0.77▼ | 10.5 億株 |
| 日経先物 | 12750.00 ↓ | (8/21終値) | -110.00▼ | -0.86▼ | 9.0 万枚 |
| TOPIX | 1224.53 ↓ | (8/21終値) | -8.84▼ | -0.72▼ | 15.8 億株 |
| 日経JASDAQ | 1375.37 ↓ | (8/21終値) | -2.68▼ | -0.19▼ | 4908.8 万株 |
| マザーズ | 452.33 ↑ | (8/21終値) | 0.68▲ | 0.15▲ | 195.2 万株 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 975/612 | 113/163 | 59/36 | 55/63 | 244/265 |
| 本日 15:30 | 486/1106 | 126/131 | 39/55 | 55/55 | 238/260 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 8/104 | 3/43 | 0/10 | 0/11 | 4/75 |
| 本日 15:30 | 6/81 | 4/23 | 0/7 | 2/12 | 3/56 |
15:15 大引け速報「下落幅は99円の3日続落」
本日の日経平均は、前日比-99円(-0.77%)の12752円と3日続落となりました。
昨晩の米国株式市場は反発したもの、金融不安に対しては根強い懸念が残る展開だったことから、日本の株式市場でも朝から売り優勢の展開となり、後場に入っても安値圏で推移する動きとなりました。
下落トレンドが続いたWTI原油先物が下げ止まって反発したことや、大手証券ゴールドマン・サックスが「WTI原油先物は年末までに1バレル=149ドルに上昇する」との見通しを示したことから、今後の価格上昇期待から「鉱業」「商社株」「石油元売」などの業種は買われる展開となりました。一方、昨日に続き「自動車株」は米国の景気後退懸念から軟調な展開となり、トヨタ自動車は-0.83%、ホンダは-1.40%の下落となりました。
アジア市場は引き続きマイナス圏での展開となっています。中国の上海B株指数は-5.448p(-3.33%)の157.468pと下落幅を広げています。昨日の景気刺激策が打ち出されるとの思惑に懐疑的な見方が広がっていることから、昨日の大幅上昇から一転して下落となっています。また、香港のハンセン指数は-372p(-1.76%)の20558pと本日の安値圏で前場を終了しており、インドのSENSEX指数は-261p(-1.77%)の14418pとなっています。
東証1部の出来高は15.7億株、売買代金は1兆6430億円となっています。
買われた業種は13業種から8業種に減り、売られた業種は20業種から25業種に増えました。
買われた業種は、「鉱業」(+2.42%)が上昇率のトップとなっています。続いて「卸売」(+1.41%)、「石油・石炭」(+1.24%)となっています。一方、売られた業種は「その他金融」(-2.43%)が下落率のトップとなっています。続いて「その他製品」(-2.35%)、「証券、商品先物」(-1.85%)となっています。
東証1部の値上がり銘柄数は486銘柄、値下がりは1106銘柄、変わらずは118銘柄となり、6割を超える銘柄が下落となりました。
14:15 「本日の安値圏で小動きの展開」
14時過ぎの日経平均は、前日比-68円(-0.53%)の12783円とマイナス圏で小幅な値動きとなっています。
昨晩のWTI原油先物の上昇を受けた「鉱業」や三菱商事や三井物産などの「総合商社」がしっかりとした動きとなっています。また、7月の粗鋼生産量が34年ぶりの過去最高を記録した「鉄鋼」も、新日鉄やJFEなどが引き続きしっかりした動きとなっていますが、ただ前場の高値を上回るような勢いはなく、後場はプラス圏で揉み合う展開となっています。一方で109円台とやや円高となっている為替を嫌気して、トヨタや本田などの「自動車」や、ソニーなどの「電機」は小幅安となっています。
アジア市場は、引き続きマイナス圏での推移となっています。中国の上海B株指数は-4.865p(-2.99%)の158.043p、香港のハンセン指数は-372p(-1.78%)の20558pとなっています。また、13時30分過ぎに始まったインドのSENSEX指数は-138p(-0.94%)の14537pと下落して始まっています。
買われた業種は10業種から13業種に増え、売られた業種は23業種から20業種に減りました。
買われた業種のトップは「鉱業」(+3.01%)となっており、続いて「卸売」(+1.99%)、「鉄鋼」(+1.55%)となっています。一方で、売られた業種は「その他金融」(-2.25%)が下落率のトップとなっており、続いて「証券、商品先物」(-1.60%)、「小売」(-1.58%)となっています。
個別銘柄では、任天堂が米電子機器開発のヒルクレスト・ラボラトリーズから特許を侵害したとして-2.39%の下落となっており、50000円を割り込んでいます。
12:45 後場寄り付き速報「本日の安値圏で寄り付く」
後場寄り付きの日経平均は、前日比-81円(-0.63%)の12770円と本日の安値圏で後場スタートなりました。
昼休み中に日本建設機械工業会が発表した2008年度の建設機械出荷額は、前年比+1.9%となりました。今年2月に発表した予測値は、前年比+8.5%だったことから、大幅な下方修正となりました。ただ、株式市場全体を動かす要因とはならなかったようです。
なお、アジア市場はマイナス圏での推移となっています。中国の上海B株指数は一時、昨日の終値付近まで値を戻すものの再び下落となり、-4.070p(-2.5%)の158.814pとなっています。また、香港のハンセン指数は-325p(-1.56%)の20605pと、本日の安値圏で推移しています。
為替は1ドル=109.66円となっており、午前11時から20銭ほど円高となっています。
買われた業種は13業種から10業種に減り、売られた業種は20業種から23業種に増えました。
買われた業種は、「鉄鋼」(+2.15%)が上昇率のトップとなっており、続いて「卸売」(+1.94%)、「鉱業」(+1.81%)となっています。一方、売られた業種は「その他金融」(-2.30%)が下落率のトップとなっています。続いて「その他製品」(-1.93%)、「保険」(-1.82%)となっています。
■前引けデータ
| 株価 | 前日比 | 騰落率 | 出来高 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 12807.13 ↓ | (8/21前引) | -44.56▼ | -0.35▼ | 5.0 億株 |
| 日経先物 | 12810.00 ↓ | (8/21前引) | -50.00▼ | -0.39▼ | 4.1 万枚 |
| TOPIX | 1229.49 ↓ | (8/21前引) | -3.88▼ | -0.31▼ | 7.5 億株 |
| 日経JASDAQ | 1375.20 ↓ | (8/21前引) | -2.85▼ | -0.21▼ | 2729.0 万株 |
| マザーズ | 452.96 ↑ | (8/21前引) | 1.31▲ | 0.29▲ | 72.4 万株 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 975/612 | 113/163 | 59/36 | 55/63 | 244/265 |
| 本日 11:30 | 458/1083 | 103/132 | 34/47 | 45/49 | 185/223 |
| 東証一部 | 東証二部 | 大証一部 | 大証二部 | JASDAQ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 前日 | 8/104 | 3/43 | 0/10 | 0/11 | 4/75 |
| 本日 11:30 | 3/56 | 2/20 | 0/5 | 1/6 | 2/34 |
11:15 前引け速報「下げ幅を縮め前場を終了」
前引けの日経平均は、前日比-44円(-0.35%)の12807円となりました。
10時過ぎに下落幅は110円を超えましたが、7月16日つけた安値(12671円)付近では割安と見る投資家の買いが入り、下落幅を縮める展開となりました。
日経平均先物の売り物が主導して、追随した売り仕掛けが上値を重くしているようです。
なお、為替は1ドル=109.83円と10時から変化はありません。
昨日、景気刺激策が出されるとの見方が広がり、大幅上昇となった中国の上海B株指数は、本日は下落しており-0.971p(-0.54%)の162.097pとなっています。また、香港のハンセン指数も下落しており-168p(-0.81%)の20762pとなっています。
買われた業種は7業種から13業種に減り、売られた業種は26業種から20業種に増えています。
買われた業種は「鉄鋼」(+2.35%)がトップとなっています。「鉄鋼」が上昇した背景には「日本鉄鋼連盟が20日にまとめた7月の粗鋼生産量が前年同月比1.7%増の1019万トンになり、7月としては1974年の1014万トンを上回った。34年ぶりの過去最高を記録。」と報道されたことが挙げられます。
中でも日本電工は昨日2008年12月期の業績と配当予想の情報修正を発表していることから、ストップ高となっています。また、中央電気工業も連れ高となっており+7.47%の上昇となっています。「鉱業」(+2.29%)、「卸売」(+2.17%)が続いています。
一方で売られた業種は「その他金融」(-1.73%)がトップとなっています。消費者金融各社は、返済リスクが高まっていることから融資審査を厳しくしており、営業収益の悪化が懸念されていることが嫌気されているようです。続いて「保険」(-1.60%)、「その他製品」(-1.40%)となっています。
東証1部の値上がり銘柄数は458銘柄、値下がりは1083銘柄、変わらずは149銘柄なっており、6割を超える銘柄が下落となっています。
10:30 「小幅に寄り付くも、金融不安の根強さから売られマイナス圏へ」
10時現在の日経平均は前日比-91円(-0.71%)の12759円となっています。
米国株高の影響で朝高で始まったものの、すぐに売られてマイナス圏に突入しました。出来高や売買代金も薄いことから、戻り待ちの売りをこなせない状況となっており、この上値の重さを嫌気した投資家も多く、結局ずるずる下がる展開となっています。
為替は1ドル=109.63円となっており9時から、ほぼ変わらずとなっています。
買われた業種は23業種から7業種に減り、売られた業種は10業種から26業種に増えています。
買われた業種は「卸売」(+2.12%)がトップとなっています。中でも原油先物の下げ止まりを双日や三井物産、住友商事などの商社株の上昇が目立ちます。続いて「鉱業」(+2.02%)も原油先物上昇でプラスとなっており、8月上旬から大きく下がっていた「鉄鋼」(+1.53%)が買い戻しでプラスとなっています。
一方、売られた業種のトップは「保険」(-2.73%)となっています。国内景気の低迷で収益の上昇に不透明感がある中、金融不安の高りから売り優勢の展開となっています。続いて「その他金融」(-2.29%)、「その他製品」(-1.90%)となっています。
また、欧米の金融機関に対する信用不安も根強く、大手銀行がマイナス、そして景気後退から地価下落の影響で大手不動産もマイナスとなってます。ただし、短期値幅取りと割り切った低位不動産はマネーゲーム化して上昇となりました。
個別銘柄では、日米欧での販売低迷を背景に、09年の世界販売目標を下方修正したトヨタ自動車は-0.83%となっており、寄り付きから軟調な展開となっています。
9:15 寄り付き速報「小幅高で始まる」
日経平均の寄り付きは前日比+33円(+0.26%)の12885円で取引が始まりました。
まず、米国市場はNYダウが終値11417ドル(前日比+68ドル)と3日ぶりの上昇となり、ナスダック指数は2389p(前日比+4p)と4日ぶりの上昇となりました。
前日の夕方に、米コンピューター・プリンター大手のヒューレットパッカードが第2四半期の決算を発表しました。結果は14日に発表していた速報値と通りとなりましたが、第3四半期と通年の業績見通しを引き上げました。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されているWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は、時間外取引で一時、1バレル=116ドル台となりました。これは米国とポートランドが米ミサイル防衛(MD)施設の配備に関する合意文章に調印したことについて、ロシアが強く反発していると伝わり、地政学リスクが高まったことが大きな要因と考えられます。
この様な地合いを受け、NYダウは前日とほぼ変わらない値で寄り付くも、その後は下落となり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は、ヒューレットパッカードの決算発表を好感してプラス圏で寄り付きましたが、NYダウの動きとあわせるかたちで下落となりました。
これは連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の国有化懸念が高まっていることから、リスク回避の動きが強まったことが要因と挙げられ、両者の株価は、一時18年ぶりの安値まで下落しました。
しかし、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計は原油在庫が+940万バレルとなりました。市場予想では+80万バレルであったことから予想を大幅に上回ることとなり、WTI原油先物は1バレル=112ドル台まで下落しました。すると米国市場は反転し、NYダウは+105ドル、ナスダック指数は+24pまで上昇しました。
また、ゴールドマン・サックスが原油価格は年末までに1バレル=149ドルに上昇するとの見通しを示していることから、WTI原油先物は引けにかけ買われ、1バレル=114.98ドル(+0.45ドル)で
取引が終了しました。
午後からの米国市場は方向感にかける展開となりました。上述のファニーメイは-26.8%、フレディマック-22.1%と大幅下落となるものの、国有化は住宅やモーゲージ市場の援助を目的としているとの見方から、大手銀行株などが上昇しました。住宅金融最大手のウェルズ・ファーゴ+4.1%の上昇となりました。
また、ヒューレットパッカードは米国経済が減退しても海外需要が下支えするとの期待感が広がり+2.47%の上昇となりました。
結局、米国市場はNYダウが終値11417ドル(前日比+68ドル)と3日ぶりの上昇となり、ナスダック指数は2389p(前日比+4p)と4日ぶりの上昇となりました。
なお、為替は9時現在1ドル=109.62円となっています。
なお、CME(シカゴ)日経平均先物では、大証比で変わらずの12860円となり、寄付前外国証券成行注文は売りが1260万株、買いが1580万株の差し引き320万株の買い越しとなりました。
このような地合いを受け、日経平均の寄り付きは前日比+33円(+0.26%)の12885円で取引が始まりました。
昨晩の米国市場で大手銀行株が買われていましたが、国内の大手銀行株はまちまちの展開となっており、みずほFGは+0.26%、三菱UFJFGは+0.86%、三井住友FGは+0%となっています。
買われた業種は23業種、売られた業種は10種となっています。
買われた業種は、原油先物の上昇を受け国際石油開発帝石ホールディングスなどの「鉱業」(+1.66%)がトップとなっています。
一方で、売られた業種のトップは「情報・通信」(-0.64%)となっており、続いて「食料品」(-0.62%)、「その他製品」(-0.53%)となっています
また昨日に続き、トヨタ自動車(-0.41%)、日産自動車(-0.24%)、ホンダ(-0.56%)などの自動車株や東京エレクトロン(-0.16%)、アドバンテスト(-0.87%)などの半導体関連株は、軟調な展開となっています。
レポート担当 : 木谷英樹