4-6月期GDP予想・長期投資の次モデルほか
★東証1・2部時価総額(31日)=420兆3841億円(前日比-1215億円)
▼4-6月期GDP予想/
前期比▲0.6%=07年4-6月期以来のマイナス成長へ
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は31日、8月13日公表予定の2008年4-6月期GDP 一次速報について、実質GDP が前期比▲0.6%(年率換算▲2.4%)と、2007 年4-6月期以来4 四半期ぶりのマイナス成長になったと予想する。実質GDP成長率の内訳は、内需の寄与度が▲0.4%pt、外需の寄与度が▲0.2%pt と、内・外需ともにマイナスとなったと予想する。
当社では、8 月18 日(月)に「第158 回 日本経済予測」を発表し、経済見通しを改訂する予定である。現時点では、実質GDP 成長率に関して、2008 年度は+1%以下(従来予想:+1.5%)、2009 年度は+1%台前半(同:+1.7%)に下方修正する方針である。
▼長期投資の次モデル/
100%持株会社で、ヴィレッジ計画等次のモデルを実践
さわかみ投信の「さわかみファンド」は9年前の1999年8月24日に設定された。
同社社長の澤上篤人さん(Atsuto Sawakami/President, Sawakami Asset Management Inc.)は、「そろそろ次のモデルを世に問うていくのも、われわれの挑戦と考える」と語った。
「長期投資の先に広がる世界」を、ファンド仲間の皆様と一緒に探求していくと言う。
次の段階としては、「長期投資で殖えたお金は、世の中のためにどんどんつかっていこう」という発想が自然と高まってくる。お金は抱え込んでいるだけでは、何の価値も生まない。「余裕のあるお金は世の中に用立ててもらって、良い社会を築いていく」が、長期投資の根幹をなす考え方。
同社では、経営の健全性確保のため一定程度の資金は内部留保に努めるが、それを超える利益余剰は、同社の100%持株会社である「さわかみ合同会社」に配当金として支払う。さわかみ合同会社は非営利目的で設立された、正に「ヴィレッジ計画」や「101年プロジェクト」を推進していくための実働部隊だ。
澤上さんはこの2年間、全国200カ所以上を視察し、自治体や地元の方々と話し合いを重ねてきた。「各地で暖かいご理解と協力をいただき、迷いに迷ったが、最終的に近畿圏で、ヴィレッジ計画がスタートすることになった」と言う。
▼今日の株価予想/
2週連続陽線なるか、26週移動平均線は来週上昇転換へ
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
シカゴ日経先物(13335円)は小幅安にとどまっているものの、NYダウの大幅下落を受けて軟調スタートか。今日から名実ともに8月相場入りとなるが、国内では決算発表で下方修正が相次いでいることが投資家心理を悪化させる要因となっている。そういったなか、米GDP発表を受けて米国株が軟調な状況で、今晩の雇用統計を控えた東京市場では押し目買いは強く期待できそうにない。ただ、来週は26週移動平均線が上昇転換する可能性があり、そういった意味でも2週連続陽線なるかどうかが注目される。
主な決算発表では、大和ハウス、東ソー、イビデン、アステラス、日産自、オリンパス、ヤマハなどが予定されている。
31日のNY株式市場ではNYダウは大幅反落。発表された米2QのGDP速報値が前期比年率1.9%増と、市場予想を下回ったことが嫌気された。また、雇用統計発表を前に週間の新規失業保険申請件数が前週比で悪化したことが景気下振れ懸念を強める結果となった。7月のシカゴ購買部協会景気指数を好感する場面もあったが、グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長が景気後退の可能性が高いと発言したことで下げ幅が拡大した。
決算を好感してモトローラが大幅高。ナスダックは小幅反落にとどまり、シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値に比べて25円安い13335円で終了した。
昨日の日経平均は13500円を前に上値の重い展開となった。月末特有のドレッシング買いなどで辛うじてプラスを確保したが、ローソク足では上下にヒゲのある実線の短い陰線を形成。月足では2か月連続の陰線となった。
テクニカル分析
今日は日足均衡表で転換線が上昇することや、5日移動平均線が横ばい基調になる可能性がある。
5日移動平均線を上回ってスタートすれば上値トライの可能性もあるが、下回ってスタートした場合にはその下にある25日移動平均線が下向きであることなどから、29日の安値に対する二番底を意識した動きになることも考えられる。目先の上値メドは、24日高値13603円や6月26日安値13798円前後。一方、下値メドは、週足均衡表の基準線13146円、29日安値の13018円などが考えられる。
話題の銘柄
4661
オリエンタルランド/通期業績の会社予想上振れに期待、目標株価6800円→7500円
モルガン・スタンレーでは、同社について、キャッシュフローや営業利益のモメンタムが長い停滞を抜け出す可能性が高いと指摘。短期的には、◆1Qに大幅に営業減益となるものの会社計画を大きく超えている可能性が高いこと、◆通期でも会社予想を上振れる見込みであること、――などを評価した。1Qの大きな営業減益は、7月8日に新ホテルが、10月1日に劇場が開業することで先行費用が発生するため。25周年記念のイベントなどが好調で来園者数は会社想定を大きく超えて推移しており、2Q以降は新規事業が先行費用を回収し始めることなどを踏まえて、1Qをボトムに業績は回復に向かうと予想した。中長期的には、◇来10年3月期に前期の反動による大幅増益となること、◇2010年に成田、羽田の両空港で1本ずつ追加の滑走路が完成する予定であり、11年3月期以降は外国人観光客が成長ドライバーとなる可能性が高いこと、◇会社側にコスト効率を改善する姿勢が見え始めており、その効果の発現し始めること、――などに期待できると言及した。これらを踏まえて今後の業績を予想。営業利益ベースで、今09年3月期を、会社予想284億円(EPS 170.5円)に対し、297億円(EPS 187.1円)、来10年3月期を425億円(EPS 268.6円)、11年3月期を500億円(EPS 320.0円)とし、投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」へ、目標株価を6800円→7500円(来期EV/EBITDA 8.0倍)へ引き上げた。 トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
■ドル円予想/
異様な膠着状態は、近々、どちらかに放れる兆候
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ドル円の異様な膠着状態は、近々、どちらかに放れる兆候と捉えたい。
市場心理。ちょっと前まで楽観論が出てきて、雰囲気が明るかったが、今日はやけに恐慌の前触れ的なコメントも散見された。つまり、右に左に揺れ動く女心って感じ。上に下に揺れ動くトレーダー心ってとこだね。私としては、どっちでもいいから荒れてほしいなどと考えてる。そう、非常に不埒な奴なのである。(8月1日。金曜日。青森ねぷたの日。)
<上場企業=会社創業者の処遇と株主利益を想う>
すかいらーくの創業家社長に退任要求なんていうのを読んでいた。 以前、シャープの話もあったし、何というのかなあ。創業した奴が、追放されるのでは一体何のために創業したのかね?何の為に会社を大きくしたのかね?と思うわけだよ。城を明け渡すようなもので、ダイエーの中内氏のことなんかも思い出すんだよね。そして、ビルゲイツの事なんかも考える。ヒルトンの事も考える。それで、思うのだ。身の丈程度にしておけってことかなとね。そして、引け際が大事だとか思うのだ。ビルゲイツはやっぱり偉大なのかね?でもやっぱり道はすでに定められていたってことかね?
▼FX市場ウォッチ/
ドル円=米GDPが市場予想下回り、一転下落へ
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
ドル円は3営業日ぶりに小反落。一時107.57円まで売り込まれた。4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことで米景気の先行き不透明感が高まり売られた。新規失業保険申請件数が予想より多かったこともドルの重しとなった。
もっとも、米経済指標の発表前は、投資信託の新規設定に絡んだ買いなどで108.39円まで買われていた。シカゴPMIが予想を上回り、原油先物相場が一時急落すると買い戻しが進み持ち直す場面もあった。
ユーロドルは3日ぶりに反発。一時 1.5701ドルまで上げた。米GDP速報値や新規失業保険申請件数を受けて買われた。ただ、原油先物相場が下落すると一転して売りが強まり急速に伸び悩んだ。ユーロ円の売りも重しとなった。
ユーロ円は小幅に4日続落。168.08円まで売られる場面があった。米国株式市場でダウ工業株30種平均が軟調だったため売りが続いた。
■商品ブル・ベア指数/
全面上昇=1位粗糖などは高値警戒70へ一気に猛反転
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された31日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金 2008/12 922.7 + 10.4 アルミ3カ月物 2,979.0 + 19.0
NY銀 2008/ 9 1779.0 + 32.5 銅3カ月物 8,055.0 + 25.0
NYプラ 2008/10 1761.9 + 23.8 ニッケル3カ月物 18,350 - 400
NYパラ 2008/ 9 383.50 + 7.80 NY原油 2008/ 9 124.08 - 2.69
シカゴ大豆 2008/11 1404.00 - 1.00 NYコーヒー 2008/ 9 139.35 + 1.80
シカゴコーン 2008/12 607.50 -13.75 NY粗糖 2008/10 13.93 + 0.53
ドル・円 107.88 - 0.18 シカゴ日経平均 2008/ 9 13,335 - 165
---------------------------------------
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
---------------------------------------
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
17 日 24 日 31 日 17 日 24 日 31 日
大豆 61 28 57 金 57 40 42
とうもろこし 50 30 62 銀 54 37 40
小豆 41 47 59 プラチナ 43 25 42
粗糖 38 29 70 アルミニウム 35 33 41
コーヒー 36 41 63 ゴム 33 33 52
円 41 56 53 原油 36 23 48
ガソリン 36 22 49
灯油 38 22 48
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
---------------------------------------
【総 括】
今週7月31日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回7月24日の56から53に若干の後退を見たが、ドル高予想のトーンがやや低下しただけのこと。今回商品の同指数は前週とは一変し、全面上昇。前回数値の低かった国際穀物、石油、ソフト商品を中心に大きく盛り返した。
商品全体で52以上の強気サイドに入ったのは、上から粗糖70、コーヒー63、コーン62、小豆59、大豆57、ゴム52の順。上昇率1~4位では粗糖、コーン、大豆、ガソリン。1位の粗糖などは29の下値警戒から70の高値警戒まで一気に猛反転。一方で、45以下の弱気サイドには、下から銀40、アルミ41、金とプラチナ42で貴金属と非鉄に元気がなかった。それでも前週より低下した品目はなく、低下率1位といった該当銘柄はなし。 (オーバルネクスト/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国GDPが市場予想を下回ったこと、円高などから全面安の展開。日経平均 が終値で前日比-295.88円安の13080.93円、またTOPIXも同-31.67安の1271.95、JASADAQ指数は同-1.18安の58.57となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米国景気への懸念からドルが軟調、円高が進む。ドル円相場は107円台後半で推移、ユーロ円は167円台後半で推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(
8601)
■大和証券SMBC株式会社、機構改革および役職員の異動について
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
松井証券株式会社(8628)
■自己株式の取得枠の設定に関するお知らせ
■平成21年3月期第1四半期 決算短信
■平成21年3月期第1四半期 決算報告資料
http://www.matsui.co.jp/company/index.html
日本電気株式会社(6701)
■平成20年度(第171期)第1四半期連結決算概要
http://www.nec.co.jp/press/ja/0807/3101.html
■平成20年度第1四半期決算(説明会資料・補足データ・ウェブキャスト配信・質疑応答)情報を順次掲載予定です。
http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2008年6月連結業績速報について
2008年6月の連結売上高は、30.4%増の7,674百万円(2008年6月の投資育成事業の売上高198百万円)。投資育成事業を除く増収率は、前年同月比27.1%増となりました。
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/
Posted by Yen-Dokki at 2008年08月05日 12:56