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2008年07月31日

今週の株式相場・中国株式市場ほか

★東証1・2部時価総額(28日)=419兆5721億円(前日比-400億円)


■今週の株式相場/
 緩やかな反発局面ながら、米経済と日本企業決算に注意


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は28日、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

【1】今週の東京市場は緩やかな反発局面と予想する。米国の金融不安の後退、①原油相場の下落などが日米両国の株価を下支えする格好となろう。一方で、再び②米国経済の先行きへの懸念が強まっており重要な経済指標の内容を見極めようと、週後半にかけて様子見気分が広がる可能性が高い。日本では今週が③四半期決算発表のピークとなる見込みであり、やはり週後半にかけて買いの手が鈍ることになりそうだ。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。



■中国株式市場/
  都市部失業者10%が大卒=雇用問題の更なる深刻化


中国では7月が卒業、9月が入学シーズンとなっている。年間の大卒者数は、2001年に初めて100万人を突破した後も増え続け、2007年には448万人(日本は56万人)に達した。教育部(文部科学省)によると、今年7月の大卒者数は559万人、10年前の7倍に相当する規模である。かつて狭き門だった大学への進学は、2000年以降、大学数の増加と募集枠の拡大に伴って入学者数が急増し、一部の大都市ではカネさえ出せば大学に入れるという全入時代に突入した。


一方、大和総研・投資戦略部の肖敏捷さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、「大卒者の急増に伴い、卒業後の就職を政府が保障する時代も終わった」として、次のように語った――。

<いわゆる摩擦的な失業が特徴だ>

教育部によると、昨年卒業した448万人のうち、18%に当たる70~80万人は就職先が決まらない厳しい状況である。政府の公式発表では、08年第1四半期の都市部の失業率が4%、失業者数が825万人。失業者10%が大卒という計算になる。


大卒者の失業率が飛び抜けて高いのは、職種や賃金、地域などに対する選択条件が一般の労働者に比べて硬直的なためで、いわゆる摩擦的な失業が特徴だ。アンケートによると、企業側が最も必要とする人材は営業要員であるのに対し、学生に人気があるのは政府部門や大手国有企業、あるいは欧米系企業のなかでも技術開発や広報、人事管理等に携わる仕事だ。また、大半の大学生は就職先を北京、上海、広州といった大都市に限定する傾向が強い。



▼今日の株価予想/
日経平均はマド埋め後、25日移動平均まで戻せるか


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は主力株中心に売り優勢のスタートか。シカゴ日経先物(13270円)にサヤ寄せの動きから下値を切り下げる展開が想定される。米国で重要な経済統計を控えていることや、国内主力企業の第1Q決算発表を控え積極的な売買は手控えられる。商い低調のなか、先物に振り回される場面もありそうだが、日経平均は下のマド埋め後、25日移動平均線まで戻せるかが注目される。

今日の主力企業の決算発表では、住友鉱、小松製作所、東芝、松下、ソニー、村田製、三菱自、
丸紅、住友商、野村HDなどが予定されている。

28日のNY株式市場はNYダウ、ナスダックとも大幅反落となった。金融株の軟調な動きや通信大手ベライゾン・コミュニケーションズなどの決算内容が嫌気された。さらに、国際通貨基金(IMF)が信用リスクの悪化が継続する見通しを示したことや、原油先物相場の上昇なども下げ幅を拡大する要因となった。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は1.8%安。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値に比べて80円安い13270円で終了した。

28日の東京市場は小幅反発。戻り待ちの売りに押されて、狭いレンジでのもみ合いが続いた。
金融や不動産株などには買い戻しが入ったが、業績不振の半導体株関連を筆頭に国際優良株で軟調な銘柄が見られた。東証1部の売買代金は先週末比17.5%減の1兆7133億円と今年最低に落ち込んだ。

テクニカル分析
日経平均は陰線タスキ線から上昇スタートとなったが、さらに上値を切り上げる動きは限定された。終値は5日移動平均線が意識されたが、ザラバでは引き続き日足均衡表の基準線が上値を抑える格好となった。

今日も基準線が下落するなか米国株安を背景に下への動きが継続しそうだが、終値で転換線(13137円)の上方を維持できるかどうかがポイント。転換線の位置は週足均衡表の基準線(13146円)レベルとほぼ一致するため重要となる。転換線を意識してローソク足で下ヒゲを形成することが出来れば、押し目買いの水準を確認することができよう。

話題の銘柄
9697カプコン/90年以来の4期連続増益に期待、目標株価3800円 

UBSでは、同社について、(1)ソフトの開発期間が業界平均で40%短いこと、(2)すでに大型タイトルのソフト資産が多いこと、――という強みに注目した。(1)については、大型投入サイクルが、業界平均で約7.5ヵ月/タイトルであるのに対し、同社は約4.5ヶ月。短期開発により低いR&D費用でも多数のタイトル開発が可能となり、今後も大型タイトルで優位性を確保できる可能性が高いと評価。(2)については、リメイクなどによるソフト資産の横展開が容易になると予想。こうした強みを活かして、今後、収益性を改善していく可能性が高いと指摘した。携帯型では、足元、ニンテンドーDSの新規ジャンル拡大が一巡している可能性があり、大容量を得意分野とするカプコンソフトの領域へ需要の主軸が動き始めたと判断。次世代ニンテンドーDSはMPUの能力増を図る可能性があるものの、むしろマルチプラットフォーム展開を活かして新規ユーザーを取り込むチャンスだと言及した。

今後の業績について、今09年3月期は、大型タイトル「バイオハザード5」の発売により増益となる可能性が高いとみている。同タイトルは、今期の中旬に発売され、来10年3月期、11年3月期にも寄与する見込み。来期も「鬼武者4」「モンスターハンター3」が寄与して増益になる可能性が高く、そうなれば90年以来の4期連続増益の達成となる。具体的な業績予想は、営業利益ベースで、今09年3月期を、会社予想146億円(EPS 141円)に対し、150億円(EPS 151円)、来10年3月期を160億円(EPS 161円)、11年3月期を152億円(EPS 153円)とし、投資判断を新規「Buy」、目標株価を3800円(来期PER23-25倍)とした。なお、PERについては、マクロ減速局面でゲーム企業はアウトパフォームしやすく、歴史的に25倍を上回る水準にあると言及している。 トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



■米GSE支援策とドル円/ 
大幅なドル下落リスクは回避も、当面下落基調続く


週末、米上院はファニーメイおよびフレディマックへの支援法を可決した。法案はブッシュ大統領の署名を経て、28日中にも成立する見通しである。また、同法案には、もともと民主党が主張していた住宅ローンの借り手救済策も含まれており、金融安定化と景気の底割れを回避するためのセーフティ・ネットが構築されることになる。

クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、「当社では現在、ドル/円レートの見通しを、3ヶ月後103円、12ヶ月後を100円と予想しており、今回の米住宅対策法案の成立のインプリケーションを考えてみたい」として次のような見通しを示した。まず、次の3つのシナリオを挙げた上で、それぞれの実現可能性を検討した――。

シナリオ1 見通しに変化なし(大幅下落リスクは回避できても、当面下落基調続く)
米住宅対策法案の成立で、ドルの大幅な下落リスクは後退するだろう。
しかし、米国実体経済の低迷とFRB の金融緩和政策継続で、ドル/円相場の反転はまだ先。

シナリオ2 アップサイド・リスク
ドル/円の反転には、FRB が利上げできる環境が整うことが重要。
当局の積極介入で、金利正常化の時期が早まる可能性がある。

シナリオ3 ダウンサイド・リスク
事後的対応では、失望感や危機感を誘い、ドル/円を圧迫する可能性がある。
財政赤字プレミアムの拡大による金利上昇もドル・ネガティブ。


▼ドル円予想/
 9月利上げをどれだけ織り込むか=相場の方向決める


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

<28日> 
ドル円ですが、108円を本格的に抜けていくには何か材料が必要です。現在は米利上げ観測に少し目が向いてきています。9月の利上げを今後どれだけ織り込むかが、相場の方向を決めそうです。
ただ、これも指標の結果次第ですので、やはり週末待ちとなり、28日はおとなしい相場になりそうだと思います。

<29日> 
ドル円は反落。一時107.35円まで売られた。国際通貨基金(IMF)が米住宅市場の先行き懸念を示したことや、米投資銀行が追加の評価損を計上する可能性があるとのアナリストリポートを受け米国株相場が急落。連動してドル円を売る動きが続いた。


ユーロ円は小幅に反落。米株安を受けて売られた。もっとも、ユーロドルが堅調に推移したこともあり下値は堅かった。ユーロドルは続伸。一時1.5768ドルまで上昇した。原油先物相場の上昇や、IMFのリポートなどを背景に買われた。



▼CFTC大口投機マネー/
 原油3640枚売越し=手じまい・新規売りとも目立った


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された28日の海外商品市況と、「CFTC大口投機資金動向(7/22日時点)」は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金    2008/ 8 927.7 + 0.9 アルミ3カ月物  3,016.0 + 46.5
NY銀    2008/ 9 1746.5 + 9.0 銅3カ月物    7,995.0 + 39.0
NYプラ   2008/10 1776.7 + 18.0 ニッケル3カ月物 18,750 + 300
NYパラ   2008/ 9 391.25 + 8.25 NY原油 2008/ 9 124.73 + 1.47
シカゴ大豆  2008/11 1396.00 + 9.50 NYコーヒー 2008/ 9 139.05 - 2.00
シカゴコーン 2008/12 601.25 + 4.75 NY粗糖   2008/10 12.32 - 0.12
ドル・円     107.46 - 0.40 シカゴ日経平均 2008/ 9 13,270 - 240
---------------------------------------
ファンドの動きはどう変化? CFTC建玉明細
【概 略】
米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、主要49市場における7月22日時点の大口投機家の買い越しは189万4568枚となり、前週の237枚1976枚から縮小した。取組高合計は2791万0326枚となり、前週から40万7332枚(1.44%)減少した。

項目別では証券市場(株式、債券、為替)の取組高は、株式合計が2.5%減、債券合計が0.4%減、為替合計が4.7%減となった。商品市場の取組高は、穀物合計が1.9%減、エネルギー合計は4.8%減、金属合計は1.0%減となった。

項目ごとに大口投機家の動向を見ると、証券市場では、おおむね手じまい売り、新規売りが目立ち、株式は売り越し幅を拡大、債券は買い越し幅を縮小、為替は買い越し幅(ドル売り)を縮小した。    (オーバルネクスト 東京/東海林勇行さん)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html


ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国株の239ドルの急落を受けて、一時300円超す大幅下げとなり、ほぼ全面安の展開。日経平均 が終値で前日比-287.43円安の13066.44円、またTOPIXも同-30.43安の1270.37、JASADAQ指数は同-1.41安の59.00となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは鉱業のみに止まった。
午前の東京外為市場=為替はドルが反落して円高気味。ドル円相場は107円台前半で推移、ユーロ円は169円台前半で推移している。

★AIA堀内氏のFXコメント=どうしようもない相場展開だ
AIAの堀内昭利社長は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。 「どうしようもない相場展開。いちおう財務省-日銀の貿易赤字国になる試みと石油成金への上納金増額と輸入食料インフレ増進政策は効を奏しているようである。どうしようもない連中。おわり。」

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

いちよし証券(8624)
■平成21年3月期 第1四半期決算短信
http://www.ichiyoshi.co.jp/info/pdf/20080728_tansin_j.pdf

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■平成21年3月期第1四半期決算短信
■平成21年3月期第1四半期決算説明会資料
■平成21年3月期第1四半期決算説明会(動画配信)
http://www.dena.jp/ir/index.html

投稿者 Yen-Dokki : 13:46

@丸八証券、「信用取引口座開設キャッシュバックキャンペーン」実施中 2008年9月30日(火)まで

丸八証券では、2008年9月30日(火)まで「信用取引口座開設キャッシュバックキャンペーン」を実施している。
通信取引センターで信用取引口座を開設し、新規建て取引を行った方に、収入印紙代4,000円をキャッシュバックする。

詳しくはhttp://www.star-trade.net/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 10:49

2008年07月30日

米新住宅対策パッケージ・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(25日)=419兆9552億円(前日比-10兆3801億円)


■米新住宅対策パッケージ/
懸念すべきは、金融不安よりも政府債務の膨張


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、米国の新住宅対策パッケージについて、次のように語った――。

ポイント:
米国政府は、今週前半にも新たな住宅対策パッケージを始動させる。今後の焦点は何か、政策的インプリケーションは何か、などについて暫定的な見解を示す。

新住宅対策パッケージに関する短期的な焦点
Freddie Mac とFannie Mae の経営不安問題がトリガーとなって、4 月以来、議会で長らく検討されてきた包括的な住宅金融対策が始動する。上院が関連法案を週末に可決、週初にもブッシュ大統領が署名し、法案として成立する運びである(対策の骨子=P4参照)。
本パッケージの導入に当たって、短期的な焦点を指摘すると、以下の2 点になる。

①Freddie Mac とFannie Mae の増資。 
本パッケージの骨格を成すFHA 保証枠拡大のために利用される2つのファンドの原資の大半は両機関が拠出することになっているため、両機関のバランスシート強化、そのための増資、そして、両機関による実際の資金拠出、が行われないと本パッケージは絵に描いた餅になってしまう。両機関の増資規模、タイミングは、短期的には最大の焦点である。

②モーゲージ借り換え件数の帰趨、債権放棄の進捗度合い。
FHA 保証枠拡大措置がどの程度の実効性を有しているかを測る基準としてモーゲージ借り換え件数の動きに注目したい。また、本措置の裏側では、銀行による自主的な債権放棄が強く期待されており、債権放棄の進捗度合いにも大いに注目しなければならない。

重要なことは、これら焦点を目に見える形で評価できるようになるまで、つまり、本パッケージの実効性を具体的に議論できるようになるまで、には、少なくとも1ヶ月程度はかかるのではないかとみられることである。従って、その間は、金融市場の動きが全体としてレンジ的なものを形成する可能性があることに注意が要る。


▼今日の株価予想/
 25日線の下落続くが、上放れタスキのあとは意外高も 


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

シカゴ日経先物が大証日中終値に比べ150円高い13510円で終了していることで、主力株中心に買い戻しスタートとなりそうだ。先週末の日経平均は25日移動平均線が下値サポートとなり、前日の上に放れた陽線のあと、タスキをかけるような陰線を形成している。一部には買いとの見方もされるなか、上昇が継続する5日移動平均線を背景に上昇スタートから、上値を伸ばす動きとなるかどうかが注目される。

今日の主力企業の決算発表では、DeNA、花王、塩野義、東海ゴム、日本碍子、日立建機、三菱電機、ビクターなどが予定されている。

 25日のNYダウは反発、ナスダックは大幅反発となった。新築住宅販売件数をはじめ発表された経済指標が市場予想を上回ったことが素直に好感された。S&Pによる住宅金融大手フレディマックなどの格下げ検討報道などがあり金融株が全体相場の足を引っ張ったが、原油先物相場の下落などが引き続き買い材料視された。ネットワーク大手ジュニパー・ネットワークが決算内容を好感されて大幅に上昇。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は0.6%の上昇にとどまった。

今週の米国は7月の消費者信頼感指数や4-6月期GDP、7月雇用統計、ISM製造業景気指数、7月の自動車販売など重要指標が相次ぐ。

国内では主力企業の決算発表がいよいよ本格化する。ただ、先週発表分の株価の反応を見る限り、相当ポジティブな内容でもない限りは継続的に物色されることは考えづらい。原油相場が下落基調のなか株式は反発基調となっているが、インフレ警戒感や金融不安が投資家の心理から消えていない。投資余力の改善の遅れなどから出来高の増加は見込みづらく、6月高値14600円を超えて一段高となることはまだ先の話であろう。当面は、外部環境に一喜一憂しながらもみ合い相場が形成される可能が考えられる。

テクニカル分析
仮に、24日高値13603円を上回る動きとなった場合には、5月の安値や6月13日安値を結んだ上値抵抗線に向けた動きが考えられる。16日安値からの上昇値幅としては、今年1月安値から2月戻り高値までの上昇幅が参考になる。一方、一目均衡表の基準線の下落が続くことから、引き続き軟調な動きも想定される。その際は13150円前後をサポートに値堅めの動きとなるかが、二段目の上昇に入るポイントになるだろう。

話題の銘柄
6023 ダイハツディーゼル/4~6月期は85%営業増益、進捗率40%と好調なスタート

野村では、「7月23日に08年4~6月期決算と上期予想の上方修正が発表された。4~6月期の営業利益は前年同期比85%増益の好決算であった。主力の内燃機関事業の営業利益は、前年同期比91%増益へ拡大した。主に船舶用エンジンのメンテナンス好調と、新造船向けエンジンの量産効果が増益に寄与した模様である。また、材料価格は上昇傾向だが、エンジン需要が強い中で海外の新造船向けを中心とした値戻しも進み、収益性の改善が進んでいる。売上高営業利益率は、前年同期の8.4%から13.9%へ上昇。受注残高は売上高1年分を超す水準に達しており、受注の選別も進んでいると見られる。会社は好決算を受けて09年3月期上期業績予想を上方修正した(営業利益23億円→31億円)が、慎重な印象である。会社の09年3月期上期予想を通期予想に対する営業利益進捗率は、各々65%、40%となる」と指摘。今2009年3月期連結営業利益を会社計画51.0億円(EPS76.9円)に対し63.0億円(EPS103.6円)、来2010年3月期75.5億円(EPS125.6円)、2011年3月期83.5億円(EPS139.8円)と予想。「09年3月期の営業利益は前期比8%増益と資本財セクター平均の3%を上回る成長が見込まれる。しかし、09年3月期予想基準のPER10倍は、資本財セクターの08年度予想平均のPER16倍を下回る水準に留まる」と指摘。レーティング「1」を継続した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



■ユーロ相場予想/
 2つの要因から、ユーロの優位性が揺らぎ始めている


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は25日(金)、「通貨ユーロの優位性が揺らぎ始めている」と語った。
なぜだろうか?

その第1の要因は、原油相場の下落。原油などエネルギー価格の上昇を主因にしたインフレを抑制する目的で利上げをしてきたユーロ圏(ECB)にとって、「原油安は金利低下要因となり、通貨安要因となる」と言う。第2の要因は、ユーロ圏の景気減速だ。ユーロ圏の企業景況感は急速に悪化し、先行して悪化した米国と同等の水準に達しており、景気面での優位性を失いつつある。「潜在成長率を明確に下回ればインフレの二次的影響が広がる懸念も薄らぐので、ECB はタカ派的姿勢を弱める」と見る。

<豪ドル・米ドル=商品価格ピークアウトとともに反落?>

4-6 月期豪CPI の基調インフレ率は前年比4.4%と豪中銀目標の2-3%を上回ったが、先週の豪ドル相場は軟調だった。商品安や豪景気減速見通し、NZ ランド中銀の予想外の利下げなどが影響した可能性がある。「豪ドルの対ドル相場は商品相場とともにピークアウトした可能性がある」と言う。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 105.00-108.00 (106.06-107.99)
ユーロ/円:165.50-169.50 (167.52-169.96)
ユーロ/ドル:1.5550-1.5850 (1.5628-1.5944)
豪ドル/円:100.50-103.50 (102.23-104.50)
豪ドル/ドル:0.9400-0.9700 (0.9540-0.9792)


▼FX相場予想/
ドル円108円とユーロ円170円の「ブロック運動」


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は26日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ユーロ円は仕手戦的動きになってきたようだ。ドル円の108円ブロック運動とユーロ円の170円ブロック運動、これらをやめてくれないかね。気が済むまで上げさせたほうが面白いと思う。しかし、最近、指標の発表で時間前の発表が多いよね。粉飾決算が当たり前的になってきているから、指標もちょっと信頼できるのかなあ。(7月26日。土曜日。長崎みなと祭りの日。)


▼ドル円相場/
 108.00円?のオプション絡みの防戦売りで上値が重い


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

ドル円は反発。一時107.95円まで値を上げた。6月米耐久財受注額が予想に反して増加したことを受けて買いが強まったほか、7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)や6月米新築住宅販売件数が予想よりも良好だったことが買いを誘った。もっとも、NY時間午後は株価の伸び悩みに加え、108.00円にあるとされるオプションに絡んだ防戦売りが入り上値が重い展開となった。

ユーロ円は大幅に反発。一時169.48円まで上昇した。予想よりも強い米経済指標を受けて買いが膨らんだ。米株高も買いを誘った。

ユーロドルは4営業日ぶりに反発。ユーロ円の上昇につれて一時1.5754ドルまで買われる場面があったが、その後はドルの上昇につれた売りに押され徐々に上値を切り下げた。原油先物相場の下落も重しになった。


▼今日の長期金利/
 引き続き方向感が定まらず、上下する展開と予想


三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#294) 1.530%~1.620%
・ 債券先物(9月限) 135.50円~136.35円

<シナリオ>
長期金利は、引き続き方向感が定まらず、上下する展開。米金融不安と米景気実体を巡る悲観/楽観に米債相場とともに左右される。ただ、国内景気の後退観測が強まる分、どちらかと言えば、下振れしやすい地合い。
ポイントは、(1)早くもGSE支援策の実効性を疑問視している米国市場、(2)「景気はすでに後退局面」が市場コンセンサスになる可能性、(3)金融不安と共鳴してくすぶる米景気悲観論、カギは雇用。

債券先物チャート
6月限の日足は上影陽線。
小マド(135.62円-135.65円)を空けて上振れし、雲脱出に再チャレンジの態勢。
【チャート・ポイント】
141.91円:年初来高値(3月19日)
140.50円:マド埋め(3月31日ザラバ安値)
137.11円:2008年の始値
137.05円:マド埋め(4月24日ザラバ安値)
136.98円:半値戻し【141.91円→132.05円】
136.79円:7月15日のザラバ高値
136.10円:雲上辺(本日)
135.96円:転換線
≪135.94円:先週末の東証9月限終値、前日比▲0.79円≫
≪135.82円:先週末のLIFFE先物9月限終値≫
<135.65円:本日の9月限予想レンジ上限>
135.77円:5日移動平均
135.61円:20日移動平均
<135.25円:本日の9月限予想レンジ下限>
134.92円:基準線
134.42円:半値戻し【132.05円→136.79円】
133.63円:雲下辺(本日)
132.05円:年初来安値(6月13日のザラバ安値)



▼米欧商品市況/
 貴金属=総じて反発、石油=原油期近は急反落


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された25日(金)の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金    2008/ 8 926.8 + 4.5 アルミ3カ月物 2,969.5 + 19.5
NY銀    2008/ 9 1737.5 + 7.7 銅3カ月物    7,956 + 56
NYプラ   2008/10 1758.7 + 44.9 ニッケル3カ月物 18,450 - 325
NYパラ   2008/ 9 383.00 - 4.00 NY原油 2008/ 8 123.26 -2.23
シカゴ大豆  2008/11 1386.50 + 13.50 NYコーヒー 2008/ 9 137.30 +2.10
シカゴコーン 2008/12 596.50 + 4.50 NY粗糖   2008/10 12.44 +0.20
ドル・円     107.86 +0.65   シカゴ日経平均 2008/ 9 13,430 - 55
---------------------------------------

【貴金属=総じて反発、週末を控えた買い戻しで】
ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は、金の期近2限月が4.5~4.6ドル高、その他の限月は4.5~6.3ドル高、銀の期近2限月は7.7~7.9セント高、9月限は7.7セント高、その他の限月は7.7~7.8セント高。金8月限は、時間外取引ではドル相場の下落や原油価格の反発などから上昇。立会い開始後は、ドルが持ち直したことが嫌気され下落に転じたものの、中盤以降は週末を控えた買い戻しが入り、上昇した。
銀9月限は、時間外取引ではチャート面から下値が支えられて上昇したものの、立会い開始後は金につれ安となり、下落した。ただし、中盤以降は買い戻されてプラス圏へと浮上した。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。終値の前日比は、プラチナは期近2本が44.9ドル高、期先1月限が44.9ドル高、パラジウムは全限が4.00ドル安。プラチナ10月限は、最近の急落に対する安値拾いの買いが入り、反発した。パラジウム9月限は、安値が拾われたものの、プラスサイドは維持できなかった。

【非鉄=アルミは反発、米経済指標を好感】
アルミ3カ月物は反発。米新築住宅販売が予想を上回ったことから、米住宅市場の低迷に対する懸念が緩和し、買い物が集まった。銅3カ月物は反発。予想を上回る米経済指標を好感した。ニッケル3カ月物は続落。ステンレス用の需要減少が引き続き懸念された。

【石油=原油期近は急反落、序盤にドル上昇で】
ニューヨーク原油は、期近が急反落。終値の前営業日比は、期近2限月が2.25~2.22ドル安、その他の限月は2.10~1.18ドル安。米経済指標の内容好感したドル買いの動きなどから、期近は一時、6月5日以来の安値圏へと急落。ただし、序盤以降は売られすぎ感などから、下げ止まった。    (オーバルネクスト NY)

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ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、NYダウの原油安をはじめNYダウ堅調、円安を好感して一時100円を超す上昇になった。日経平均 が終値で前日比+71.07円高の13405.83円、またTOPIXも同+6.38高の1304.66、JASADAQ指数は同+0.75高の60.06となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは27業種。その他金融業、卸売業、その他製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は円安傾向。ドル円相場は108円を挟む展開で推移、ユーロ円は169円台半ばで推移している。

★ホンダ=2008年度第1四半期(連結)は、減収+営業利益は横這い
本田技研工業株式会社(7267)の2008年度第1四半期の業績は、二輪事業や四輪事業での売上台数の増加はあったものの、為替換算上の影響などにより連結売上高は前年同期に比べ減収となり、営業利益は、北米四輪事業のインセンティブの減少、主に四輪事業の売上台数増加に伴う利益の増加、コストダウン効果などにより、為替影響、販売費および一般管理費の増加などはあったものの、ほぼ前年同期並みとなった。税引前利益、当期純利益はいずれも第1四半期として過去最高、関連会社持分利益は全ての四半期を通して過去最高となった。なお、本日の取締役会において、2008年6月30日を基準日とした第1四半期末配当金を1株当たり22円とすることを決議した。年間配当金は、1株当たり88円を予定。
日本語:http://www.honda.co.jp/investors/event/

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

住商情報システム株式会社 (9719)
■ORFE 国際勘定系オンラインシステムの事業譲渡契約締結に関するお知らせ
住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:阿部康行氏)は、ニイウス コー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:大野健氏)及びニイウス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大野健氏)から、ORFE国際勘定系オンラインシステムの事業譲受を行うこととし、事業譲渡契約の締結をいたしました。 http://www.scs.co.jp/ir/index.htm

本田技研工業株式会社(7267)
■2008年度第1四半期 連結決算説明会プレゼンテーション資料を掲載しました。なお、日本語音声付プレゼンテーションは、7月29日に掲載予定です。
日本語(PDF):http://www.honda.co.jp/investors/meeting/
英 語(PDF):http://world.honda.com/investors/meeting/

株式会社サイバーエージェント(4751)
■サイバー・バズ、化粧品メーカーdecencia「アレルギー研究支援プロジェクト」をサポート
http://ir.cyberagent.co.jp/

投稿者 Yen-Dokki : 14:20

@東京スター銀行、「インターネットで為替手数料が無料!」実施中 2008年8月29日(金)まで

東京スター銀行では、2008年8月29日(金)まで「インターネットで為替手数料が無料!」を実施している。
東京スターダイレクト(インターネット)取引で1万円以上から500万円未満を円普通預金から外貨普通預金へ振替えた方に、為替手数料が無料とする。

詳しくはhttp://www.tokyostarbank.co.jp/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 10:15

2008年07月29日

@大和証券、「ダイワの全国のお店で 夏休み特別企画!ダイワのサマーセミナー」開催 2008年8月11日(月)~15日(金)

大和証券では、2008年8月11日(月)~15日(金)まで「ダイワの全国のお店で 夏休み特別企画!ダイワのサマーセミナー」を実施する。
有森裕子氏(オリンピック女子マラソンメダリスト)の講演を始めとし、国際分散投資やダイワファンドラップの特徴、有効性を大和証券の講師が解説する。入場無料、予約制。

詳しくはhttp://www.daiwa.jp/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 21:06

6月消費者物価・6月貿易黒字ほか

★東証1・2部時価総額(24日)=429兆9322億円(前日比+9兆3497億円)

▼6月消費者物価/
生活必需品が物価を牽引=家計購買力への影響大


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru Kumagai / Senior Economist, Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は今朝発表された6月消費者物価について、「エネルギー・食料の寄与拡大も想定内」として、次のように語った――。

<ポイントは、以下の4点>

(1)6月全国CPI(生鮮食品を除く、以下コアCPI)は前年比+1.9%となり、市場予想(同+1.9%)
並みで想定どおりの高い伸びとなった。
(2)押し上げ寄与が拡大したのはエネルギーと食料。エネルギーについては原油高と前年対比の円高幅
の縮小が二重にガソリン価格の押し上げに作用した。7月のCPIではエネルギーの寄与はもう一段の拡大する見通し。ただし、秋口からは前年の裏もあり、寄与は縮小すると見込まれる。
(3)原油や穀物などの国際市況の高騰が国内のエネルギー、食料の物価に波及する傾向は変わらず。
これにより身近な生活必需品が物価を牽引する姿となっており、消費者マインドや家計の購買力に
与える影響は大きい。
(4)コストプッシュ型の物価上昇の中、日銀は物価見通しを大幅に上方修正する一方で、経済成長率
見通しを下方修正しており、国内情勢のみからみれば当面利上げを行う環境にないと考えられる。


▼6月貿易黒字/
 対EU輸出減少=主要国・景気減速の明確化を示唆


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は24日、財務省が発表した通関貿易統計(6月)について次のようにコメントした――。

(1) 6月の貿易黒字額は前年比88.9%減の1386億円と事前予想(当社:7520億円、コンセンサス:5000億円)
を下回った
(2)グローバル経済の減速で輸出が伸び悩む中、エネルギー価格の上昇による輸入増で、2008年の貿易黒字額はプラザ合意後最小だった2006 年の水準を下回る可能性が出てきた
(3)EU向け輸出の3ヶ月連続減少は、同地域の景気減速が明確になりつつあることを示唆するものであろう

<貿易黒字額=前年比88.9%減少の1386億円>

財務省が発表した6 月の貿易統計によると、貿易黒字額は前年比88.9%減少の1386億円と、事前予想(CS:7520億円、コンセンサス:5000億円)を大幅に下回った。輸入額はほぼ予想どおり前年比16.2%増の7 兆210 億円となったが、輸出額が同1.7%減の7 兆1596億円と、55ヶ月ぶりに前年割れした。その結果、4-6 月期の貿易黒字額は前年比61.6%減の9761 億円となり、2 期連続減少となった。上半期では、前年比42.1%減の2 兆9586億円となり、2008年通年の貿易黒字額は、プラザ合意後、最小だった2001年の6 兆5637億円を下回る可能性も出てきた。

また、季節調整済みでは、輸出が前月比0.9%増の7 兆2677 億円、輸入が同6.7%増の7兆1323 億円となり、黒字額は同74.0%減の1354 億円であった。3ヶ月連続の減少であり、4-6月期の黒字額は、前期比38.8%減と3 期連続マイナスとなった。


■8月の株価見通し/
 原油価格下落で恩恵受ける2セクターに注目!


ソシエテ ジェネラル アセット マネジメント投資調査部チーフエコノミストの吉野晶雄さん(Akio Yoshino/ Chief Economist, Societe Generale Asset Management (Japan) Co.,Ltd.)は24日午後、本誌の取材に応じ、「(今週の株高は)原油価格が下落に転じたことが大きい」として、予想レンジは日経平均で13,000円~14,200円とした。

<予想レンジ=日経平均で13,000円~14,200円>

日本株は、米国の金融不安や世界経済の減速を背景に、リスクヘッジとして買われてきた面がある。
そこに、米国議会によるGSE(政府系住宅金融機関)救済法案が成立のメドが立ち、心配された大手金融機関の決算も無事に通過したこと、さらに原油価格(WTI)が125ドル台まで急落したことで、株価が急反発した。

問題は、今後の原油価格の行方。吉野さんは、①米国でのガソリン需要の低迷、②中国の成長率鈍化などから、「1年ほどの中期的に見ると、WTIで100ドル割れになる可能性がある」と語る。同社のハウスオピニオンでは、95ドルへと急激に下がると見ている。

<4-6月期の決算発表でのチェックしたいポイントとは?>

国内要因としては、来週から本格化する4-6月期の決算発表がある。吉野さんは決算内容について、①米国以外の地域(新興国市場など)での売上げ・収益状況と、②原材料価格の価格転嫁の進捗によりマージンが改善しているかどうか-の2点に注目する。こうした観点から、原油価格下落の恩恵を受ける紙・パルプ株と化学株の2つのセクターに注目している。

なお、今後の世界株の見通しでは、「サブプライム問題から金融不安の震源地となった米国株が、銀行を中心に、トップパフォーマンスを挙げるのではないか」と言う。いち早く景気が減速し、金融不安が一段落し、減税効果が続き内需が最悪期を脱しつつある、との判断がある。


■今日の株価予想/
26週線の上方維持なるか、売り一巡後の買いに期待


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は主力株中心に売り優勢の地合いが予想される。日経平均はシカゴ日経先物が13430円で終了していることで、日足では100日移動平均線13450円前後を意識して下げ渋ぶる動きとなるか。週足では横ばいの26週移動平均線(24日現在、13478円)を終値で上回ることが出来るかどうかが注目される。

今日は寄り前に6月の全国消費者物価や7月の東京都区部消費者物価の発表がある。また、主力企業の決算発表ではアドバンテストやホンダ、日本郵船、商船三井などが予定されている。

24日のNY株式市場ではNYダウ、ナスダックともに大幅反落。発表された6月の中古住宅販売件数が予想を大きく下回ったことや、新規失業保険申請件数が大きく増加したことで、景気の下押し懸念が強まった。前日までの急速な戻りに対する高値警戒感もあって、利益確定売りが続いた。業種別ではこれまで相場を牽引した金融株の6.7%の下落に続き、通信、一般消費財の下げが目立った。

フィラデルフィア半導体(SOX)指数は4.2%の下落。シカゴ日経先物も昨日の大証日中終値に比べ230円安い13430円で終了した。

日経平均は6月6日の高値から15日安値までの28日間で1734円程度下落したが、逆に安値から7日間でほぼその半値戻しとなる848円上昇した。戻り待ちの売りが警戒される水準にまで上昇していることで、目先的には13150円前後を下値サポートに再度上昇のタイミングをうかがう値固めの動きとなろう。そういったなかでは、第一四半期の決算内容を見極めながら個別物色の展開が想定される。

テクニカル分析
週足均衡表では、遅行スパンが好転(遅行スパンが株価を上回る)できるかどうかが重要となる。実現すると、昨年2月に逆転(遅行スパンが株価を下回る)して以来、初の好転となるため株価に強いインパクトが加わることになる。基準線の上方は終値で維持できそう。来週も同線は横ばいが予想される。上値メドは、75日移動平均線や日足均衡表の雲下限レベルとなる13700円前後や、6月26日安値13798円前後、心理的節目の14000円となる。一方、下値メドは週足均衡表の基準線や日足均衡表の転換線、また22日高値が重なる13150前後が考えられる。

話題の銘柄
7267本田技研工業/燃費性能モデルへのシフトで米国販売が好調、目標株価4200円

JPモルガンでは、08年は同社の長期成長力を再評価する転換点の年になると指摘した。米国需要構造転換に対応するために、いち早く生産体制と製品モデルを戦略的に燃費性能モデルにシフトしたことが米国成長の実現を早めている点を評価。潜在的にグローバルな成長力の顕在化はこれからが本番になり、足元の好調な販売成果が中期的に持続する見通しで、特に、09年2月発売予定の新型IMAハイブリッドの成否は、株価に強い影響力を与えるとみている。足元の業績は、1Q決算が前年比18.8%の営業減益、同9.8%の税前減益に留まる公算で、同業他社に比べて相対的に良好な結果になる見込み。1Q決算発表時には会社側が通期利益計画を据え置く可能性もあるが、一段の増産計画が固まる過程で、通期予想も段階的に引き上げられる可能性が高いと指摘した。なお、今期収益を予想するにあたり、◆為替前提を100円/ドル→105円/ドル、◆155円/ユーロ→160円/ユーロへ、◆米国SAAR(季節調節済み年間販売台数)を08年:1530万台→1430万台、09年:1570万台→1450万台、◆国内鋼材価格を2万8000円/トン→2万8000円/トンへ、――と修正した。これらを踏まえて今後の業績を見直し。税前利益ベースで、今09年3月期を、会社予想6750億円(EPS 270.0円)に対し、7000億円→7720億円(EPS 309.6円)、来10年3月期を7900億円→8400億円(EPS 353.9円)、11年3月期を9000億円→9340億円(EPS 389.5円)と上方修正。投資判断「Overweight」を継続し、目標株価を3900円→4200円(今期PER13倍)へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


▼FX相場予想/
世界の“落第生”日本と円に目が集まるのでは?


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ユーロ円が169円台の大もみ合いが崩れて168円台に突入しているのに、頑張って買い上げる連中がいたのは全く理解ができなかったね。よほど買い相場の印象が強いのだろう。ニュージーランドの利下げは意外感があったようだが、私は3割程度ありうると読んでいた。あの国の状況を見ていると、経済悪化が明白だったからね。

さ~~て、これでまともな国はなくなってきたね。唯一オーストラリアだけが気を吐いている。こうなると、世界中で落第生の烙印を押されている日本と円に目が集まるのではないか? 日本は悪くて当たり前、普通ならびっくりっていう評価が定着しているからね。(7月25日。金曜日。週末の前の日。)


▼ドル円予想/
 108円台前に売り手が多く、抜けるには材料が必要


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月米中古住宅販売件数
    前月比 ▲2.6% 2.0%
    件数 486万件 499万件
*改は改定値を表す。▲はマイナス。

各市場の動き
ドル円は3営業日ぶりに反落。一時107.19円まで値を下げた。米国株相場の大幅な下落に伴うリスク回避目的の売りが膨らんだ。米雇用指標や米住宅指標の悪化も売りを誘った。

ユーロドルは3日続落。一時7日以来の安値となる1.5628ドルまで値を下げた。米新規失業保険件数が予想より増加したことを受けて一時1.5714ドルまで上昇する場面もあったが、独景気指標の悪化などを意識した売りに押された。ユーロ円の下落につれた売りも見られた。

ユーロ円は大幅に下落。一時1週間ぶりの安値となる167.93円まで値を下げた。株価の急落を背景に売りが膨らんだ。


▼今日の債券相場/
 トウバ形=一般に転換期を示唆だが、現在位置は微妙


三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#294) 1.615%~1.640%
・ 債券先物(9月限) 135.35円~135.70円

<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債急反発を手掛かりに低下する。コア消費者物価指数(全国)が前年同月比+2.0%台に上振れすると、思惑的な債券売りが出てくるが、買い戻しの方が優勢に。


▼今日の債券相場/
ザラ場を通じ、概ね堅調に推移する公算が大きい


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…堅調
昨日の20 年国債入札は好調。そして、米市場は株安(NY ダウ283.10 ドル安)、債券高(2年国債▲22bp、10 年▲11bp。6時36 分現在、ブルームバーグ)。したがって、本日は値を上げてスタートしよう。先物のショートがたまっているとは思われないものの、たとえば、5年の1.20%前後をそれなりに売った感はあり、ザラ場を通じて概ね堅調に推移する公算が大きい。イールド・カーブは中期以降でブル・スティープ化が見込まれる。8時半に6月全国消費者物価指数が発表される。除く生鮮食品前年比が+2.0%台に乗せてくるようだとサプライズと言える。しかし、過度のネガティブ材料になるとは考え難い。(AM6:43、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 135 円45 銭 ~ 135 円96 銭


■NY金相場予想/
 それでも、金に対する「質への逃避」は止まらない


エース交易ホームトレード部シニアアナリストの陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi)は、金先物相場について、「質への逃避」は終わらないとして、概ね次のようにコメントした――。

<ボラティリティの低さこそが、現状、金を保有する最大の理由>

ポールソン米財務長官は、6月14日のG8(主要8カ国)財務相会合後の会見で、「ドル高は米国の国益だ」とドル安阻止に強い姿勢を改めて示したが、G8以降の主要商品の高値から直近までの下落率を見ると、押しなべて二桁の下げ率を記録しているが、金のみが一桁に留まっている。

金相場の動きは、ボラティリティが高くなった商品市場では落ち着いた動きをしている。そして、現況の投資家には、このことこそが金を保有する最大の理由になっている。変動の激しい資産の中で安定した資産、つまりボラティリティが低い金は安心できるということになる。


▼商品ブル・ベア指数/
 金が年初来最低40に急降下し、突っ込み警戒


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された24日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金    2008/ 8 922.3 - 0.5 アルミ3カ月物  2,950 - 56
NY銀    2008/ 9 1729.8 - 16.0 銅3カ月物    7,900 + 180
NYプラ   2008/10 1713.8 - 47.0 ニッケル3カ月物 18,775 -1175
NYパラ   2008/ 9 387.00 - 5.15 NY原油 2008/ 8 125.49 +1.05
シカゴ大豆  2008/11 1373.00 - 11.00 NYコーヒー 2008/ 9 135.20 -0.75
シカゴコーン 2008/12 592.00 + 1.50 NY粗糖   2008/10 12.24 +0.15
ドル・円      107.21 -0.65   シカゴ日経平均 2008/ 9 13,485 +150
---------------------------------------
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数  e-profitで毎週木曜配信中!!    

今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
---------------------------------------
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
10 日 17 日 24 日 10 日 17 日 24 日
大豆     66 61 28 金      67 57 40
とうもろこし 42 50 30 銀      65 54 37
小豆     42 41 47 プラチナ   52 43 25
粗糖     63 38 29 アルミニウム 63 35 33
コーヒー   42 36 41 ゴム     45 33 33
円      48 41 56 原油     52 36 23
ガソリン   50 36 22
灯油     53 38 22
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
---------------------------------------
【総 括】
今週7月24日のブル・ベア指数はドル・円が前回7月17日の41から56に急反転し、ドル高意見が盛り返した。今回商品の同指数はドル高・株高→商品安の流れから引き続き圧倒的多数が低下。上昇したのは小豆とコーヒーの2品目に限られた。全体的に数値が低く、中立水準の50以上が皆無となったのは珍しいことである。

上昇率1~2位は小豆、コーヒー。それでも1位の小豆は41から47に戻したに過ぎない。一方で、30以下の低水準がいつになく多く、下からガソリンと灯油の22、原油の23、プラチナ25、大豆28、粗糖29、コーン30の順。そのうち低下率1~3位に大豆、コーン、プラチナ。1位の大豆は61から28まで半分以下に転落。  (オーバルネクスト/東京/橋本充平さん)

(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
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★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、NYダウの大幅安(-283ドル安)と円高を受けて急反落。日経平均 が終値で前日比-209.50円安の13393.81円、またTOPIXも同-26.62安の1305.95、JASADAQ指数は同-0.27安の59.42となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは、食料品、鉱業、海運業、医薬品の4業種に止まった。
午前の東京外為市場=為替は株価下落を受けて円相場が急伸した。ドル円相場は107円台前半で推移、ユーロ円は167円台後半で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

ハートフォード生命保険株式会社
■ハートフォード生命、新生銀行で新商品「アダージオ マイゴール」を発売
-目標設定型の変額個人年金保険を投入-
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html

カブドットコム証券株式会社(8703)
■平成21年3月期第1四半期 決算短信(280KB/PDF)・決算説明資料(1.37MB/PDF)
http://kabu.com/company/disclosure/accounting_line.asp

株式会社サイバーエージェント(4751)
■「meromero park」、チャット機能「メロメロパーリィー」を開始 
ユーザー間のリアルタイムコミュニケーションを活性化
http://meropar.jp/

投稿者 Yen-Dokki : 13:38

2008年07月28日

日米バブル再比較・6月貿易黒字ほか

★東証1・2部時価総額(23日)=420兆5824億円(前日比+4兆6128億円)

■日米バブル再比較/
「90年代の日本とは違う」と言い張る米優位性の喪失


東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は23日、日本のバブルとは違うと見られてきた米国住宅バブルについて、「90 年代の日本を再現する米国」として、次のように指摘した――。

<「当時の日本と限りなく重なって見える」に至った!>

今日の米国を90 年代の日本と比較されるのは迷惑だ、と言っていたのが昨年秋の米国金融当局。しかし、このところの米国政府の対応ばかりか、金融機関の置かれた状況や決算の状況は、当時の日本と限りなく重なって見えるようになった。

彼らが「日本とは違う」と主張したポイントは、日本の銀行は株や不動産を大量に保有してバランス・シートを悪化させたが、米国の金融機関はこれらを持っていないから健全、というものが柱であった。しかし、これは米国の証券化商品が、日本での不動産や株と同様に米国の金融機関を圧迫している点をみれば、日本と何ら変わらない。それでもまだ①日本の金融機関は当時資本不足に陥っていたが、今日の米国の金融機関は、十分な資本をもっている、②日本は損失処理を先送りしたが、米国の処理はスピーディーだ、③日本は円高で苦しんでいたが、米国はドル安を利して輸出が経済を支えている、などをあげ、日本のような危機には陥らない、と主張した。

しかし、これらの点はいずれも、もはや米国の優位さを象徴するものではなくなっている。それどころか、かつて日本が空売り規制を打ち出し、為替介入をすることに批判を浴びせた米国が、まさしく同じことをやり、考えざるをえなくなっている。


▼6月貿易黒字/
 今景気回復局面で、輸出寄与度は初のマイナスへ?


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru Kumagai / Senior Economist, Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、今朝発表された6月貿易統計について、「貿易相手国の景気に見合った減速」として次のようにコメントした。ポイントは以下の3点――。

(1)6月の輸出金額は前年比▲1.7%と、コンセンサス(+3.3%)、DIR予想(+2.8%)を大きく下回る結果。
中国向けの鉱物性燃料(軽油)が輸出全体を牽引する一方で、アメリカ・EU向けの自動車が押し下げる結果となった。なお中国向け輸出は鉱物性燃料の押し上げ寄与にも関わらず減速感が目立つ。背後にはオリンピック前の諸規制などの一時的な影響も考えられるが注意が必要。
(2)4-6月期のGDP一次速報における実質輸出は前期比▲2.2%程度、実質輸入は▲1.7%程度、輸出は今景気回復局面で初のマイナス寄与となる見込み。
(3)当月の対世界輸出の減速は相手国景気に見合ったものと見られる。先行きは、輸出に先行する指標から見る限り当面慎重。


【Washington Political Report】(有料)特約 (July 12 - 18, 2008)
ファニー・メイ、フレデイ・マック救済:第2金融危機の回避

 先週末から今週初めにかけての財務省、連銀などの慌しい動きは、4ヶ月前のベア・スターンズの資金逼迫に発したウオールストリートの金融危機への対応に近い、いわば第2金融危機を回避するための財務当局の必死の努力でした。ファニー・メイとフレデイ・マックの資金繰りが難しくなった場合に財務省が国庫の金を使って直接支えることを約束し、それが立法化されるまで連銀が両社に一時的に直接融資(discount window)の道を開き、他方、証券取引委員会はファニー・メイ、フレデイ・マック、それに17社のプライマリー・デイーラーをターゲットにしたショート・セリング(株の空売り)を30日間禁じるという3つの緊急施策によって、ファニー・メイとフレデイ・マックから資金が逃げるのを防ごうとしています。7月7日から11日までの1週間にファニー・メイとフレデイ・マックの株価が40%以上も暴落し、1年前のピーク時に65ドルを超えていた両社の株価が11日までに7.93ドル(ファニー・メイ)と7.11ドル(フレデイ・マック)に下落したことに警告を受けての対応でした。

 ファニー・メイ(Fannie Mae. Federal National Mortgage Associationの愛称が通常の呼称となったもの)とフレデイ・マック(Freddie Mac. Federal Home Mortgage Corporation)というワシントンDC界隈とウオールストリートを除いては聴き慣れない金融機関は、実は米国の12兆ドルの住宅ローン市場を背後で支える怪物的な巨大金融組織で、戦前からこれまでの米国の持ち家制度促進を支える重要な存在でした。ファニー・メイは大恐慌後の1938年ロウズベルト政権時代に完全な政府金融機関として創設され、1968年までは公社のままでした。赤字が続き連邦財政を蝕むため1968年に民営化され、現在株式は100%ニューヨーク証券取引所で売買される資本面では完全な民間企業です。しかし、もともとは政府機関で議会が法律によって創設を認めた金融機関であるために、政府が今でも保証をしているという「誤解」が定着し、それが同社の絶対的な信用を支えてきました。仕事は、住宅購入者にローンを提供する小さい金融機関からローンを買い上げ、それを別の金融機関に保証つきで売るか、証券化して不動産担保の証券(mortgage-backed securities)として売るという二次ローン市場のメイジャー・プレイヤーです。これによりローン貸付金融機関も、ファニー・メイも長期にわたって住宅ローンの負債を背負う必要がなくなり、住宅ローン市場の資金流動性が高まり、それが米国の持ち家制度促進を支えてきました。フレデイ・マックが独占金融機関となることを避けるため1970年に全く同じ役割を果たすフレデイ・マックが議会の立法化で創設され、この2社が保有ないし保証する住宅ローンの総額は今では5兆ドルという巨額なものとなっています。米国連邦政府の本年度の予算が3兆ドル、累積赤字総額が9.5兆ドルですから、5兆ドルという金が如何に大きな金額であるかがわかると思います。この両社が倒れたら米国の住宅ローン市場がつぶれのは勿論のこと、世界の金融市場が危機に陥ることは目に見えています。両社の不動産担保証券の2割(1.5兆ドル相当)は海外の投資家に売られています。先週末ポールソン財務長官初め金融当局者を動かしたのはそういう危機感でした。
 

▼今日の株価予想/
 大手銀行株=マド明け上昇ならば今日で三空目


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

米国株の堅調な動きから、CME日経先物が大証日中終値と比べ125円高い13485円で終了したことで、朝方は買い先行の動きが予想される。日経平均は昨日、25日移動平均線に上値を抑えられたが、16日ザラバ安値からの反発では初動の段階でもあり、下向きの同線が抵抗となるのは当然の動き。今日も上値の重い展開となりそうだが、目先的には週足の一目均衡表の基準線13146円前後を下値サポートに、再度上昇のタイミングを伺う値固めの展開が想定される。

物色面では外部環境の落ち着きから比較的値もちの良い主力株の一部や大手銀行株中心に買い意欲が強まっている。みずほフィナンシャルグループの株価が6月高値を超えられるかどうかが注目されるところ。

23日のNY株式市場ではNYダウ、ナスダックともに続伸。米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、経済活動の減速の見方を示したことで株価が弱含む場面があったが、企業の底堅い決算内容や、原油相場の下落などが好感された。政府系住宅金融の救済策を含む住宅関連法案の早期成立の可能性が高まったことから、住宅金融大手のファニーメイやフレディマックが急伸した。

当面は原油相場の動向が焦点となろう。引き続き下落が続けば景気下振れリスクが後退することや、本格化する決算発表では将来の原材料の負担軽減の思惑から見直し買いが強まることが考えられるためである。

日経平均の変化しやすい日柄は、7月28日前後や8月前半では6日、7日となる。上値メドは、25日移動平均線の13370円前後や一目均衡表の基準線13570円、6月26日安値13798円前後。一方、下値メドは週足均衡表の基準線13146円や一目均衡表の転換線13029円、16日安値の12671円などが考えられる。

話題の銘柄
4063信越化学工業/ウエハー・塩ビの競争力を評価、目標株価7050円→7180円

クレディ・スイスでは、「信越化学工業の08年度第1四半期の連結営業利益は758億円となり、上期予想に対して50.2%の進捗率と会社予想通り決算。同社は当期より『四半期財務諸表に関する会計基準』などに基づき財務諸表を作成しているため、前年同期比較は公表していないが、前四半期決算(概況ベース)との比較では9%の営業増益となる。当社がカバーする主要化学21社の2008年度第1四半期の推定営業利益は前年同期比18%減と厳しい収益環境が予想されるなか、同社の9%増益は評価されるべきであると当社では考える。前四半期の概況ベースの決算と比較して約63億円の営業増益となったが、この増益のセグメント別内訳としては、有機・無機化学品が31億円の増益、電子材料が23億円の増益、機能材料その他が11億円の増益、全社消去が2億円。米国の塩ビ子会社は、米国の住宅着工の減速による国内需要の減少を輸出の拡大でカバーしフル稼働を維持している。米国塩ビ市況は同業他社の減産により上昇傾向にあり、加えて原油に比較して相対的にコスト競争力のあるガスベースのエチレンを原料にしているため、営業利益は前年同期比で増益になったと当社では推定している。電子材料は、300㎜ウエハーの価格下落が限定的であるほか、需要も堅調を維持。300㎜ウエハーでの08年度分の需要確保は完了した模様」と指摘。今2009年3月期連結営業利益3080億円(EPS466.0円)、来2010年3月期3300億円(EPS502.0円)、2011年3月期3500億円(EPS532.2円)を予想。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を従来の7050円から7180円に引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


■個人投資家と円相場/ 
急激な円高進行のバッファーになる外貨建て投資


クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は23日、昨年夏の金融市場の混乱や金融商品取引法施行をきっかけに、個人投資家の対外証券投資が鈍化していたが、「このところ、個人の為替証拠金取引が持ち直している上、外貨預金や、外債投資が意外に堅調に推移している」と語った。

「今月中旬には、米国の住宅金融公社救済策が打ち出され、金融不安も後退しつつある。エネルギーや食料品価格の上昇を背景に、国内外の景気に対する懸念は残るものの、金融市場が落ち着きを取り戻し、金融システミック・リスクが現実化しなければ、個人の外貨建て投資は、緩やかながらも回復傾向を辿るとみられ、急激な円高進行のバッファーとなりうる。」

小笠原さんの具体的なコメントは次のとおり――。


▼FX相場予想/
 ユーロ円=169円台で「異常な動き」を続けている


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ユーロ円が、異常な動きを続けている。連日の169円台の売買応酬である。ポンド円のこともあるし、どちらに大きく動くかわからないが、目が離せない。どちらにしても、政府日銀の円安的国民困窮作戦は功を奏しているようである。また、108円台かあ、もう飽きたよ。ガソリンが下がっても円安では同じだから、ガソリン値上げをまた覚悟だな。(7月24日。木曜日。土曜丑の日。)


▼クロス円予想/
 細かい上下動繰り返しつつ、金利差でゆっくり円安へ


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は23日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

金融機関の決算が出揃って、市場は次のテーマを物色しています。そんな中、22日出てきた米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁の「遅めにするよりは早めに利上げをしたほうがいい」との発言で、市場の興味は今後の米金融政策に移りつつあります。23日もミシュケンFRB理事とコーンFRB副議長の講演がありますので、利上げの可能性についてどんな発言をするか注目しておきたいところです。

<原油続落なら、ユーロ安・ドル高が進む>

また原油価格の動向も注意が必要です。ここまで上昇したことの調整で下げていましたが、この下げが続くのか、戻るのか。続落ということになれば、特に対ユーロでのドル高が顕著になり、更に進行する可能性があります。クロス円はドルに注目が集まっているので、細かい上下動を繰り返しながら、金利差でゆっくりと円安に向かっていくでしょう。



▼今日の債券相場/
20年債入札を無事終了=地合い好転、相場は反転へ


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…入札を経て反発へ
昨日の米国市場は株が小高く、債券は小安い。したがって、外部環境は引き続きアゲインスト。
10 年の1.60%台半ばでの押し目買いはまだ不発だが、1.70%接近はそれを強める。本日の20 年債入札を無事に終えれば、地合いは好転、相場は反転しよう。その入札だが、絶対水準での魅力にはやや欠ける。それでも、前回比では環境が良化しており、2.3%のアンダーには一定の需要があろう。なお、水野審議委員(日銀)の講演が10 時からあり、会見は1時半。他の委員よりは注目が必要だろう。

ところで、原油価格が急落している。WTI先物9月限は一時、1バレル=124.12 ドルをつけた。個人的には、やがて20ドル台を見ても不思議はないと考えるが、目先、原油安の行方と影響に注目したい。実際、BEI が足元、急落している。(AM6:44、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 134 円99 銭 ~ 135 円49 銭


▼今日の長期金利/
 急ピッチな金利低下基調が、調整局面に移行中


三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#294) 1.645%~1.675%
・ 債券先物(9月限) 135.15円~135.45円

<シナリオ>
長期金利は、米債軟調を受けて一段上昇して始まったのち、押し目買いを受けてもみ合う。
6月後半からの急ピッチな低下基調が調整局面に移行している。

債券先物チャート
6月限の日足は上影陰線で下振れ。雲脱出に失敗して下値を探る形。
【チャート・ポイント】
141.91円:年初来高値(3月19日)
140.50円:マド埋め(3月31日ザラバ安値)
137.11円:2008年の始値
137.05円:マド埋め(4月24日ザラバ安値)
136.98円:半値戻し【141.91円→132.05円】
136.79円:7月15日のザラバ高値
136.12円:5日移動平均
136.10円:雲上辺(本日)
136.05円:転換線
≪135.50円:昨日の東証9月限終値、前日比▲0.20円≫
<135.45円:本日の9月限予想レンジ上限>
≪135.18円:昨日のLIFFE先物9月限終値≫
<135.15円:本日の9月限予想レンジ下限>
135.52円:20日移動平均
134.56円:基準線
134.42円:半値戻し【132.05円→136.79円】
133.85円:雲下辺(本日)
132.05円:年初来安値(6月13日のザラバ安値)



▼米欧商品急落/
 原油=大幅続落、金・銀=大幅続落、アルミ=続落


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された23日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金    2008/ 8 922.8 - 25.7 アルミ3カ月物  3,006 - 29
NY銀    2008/ 9 1745.8 - 54.7 銅3カ月物    8,080 - 50
NYプラ   2008/10 1760.8 - 47.4 ニッケル3カ月物 19,950 - 550
NYパラ   2008/ 9 392.15 -19.35 NY原油 2008/ 8 124.44 -3.98
シカゴ大豆  2008/11 1384.00 - 25.00  NYコーヒー 2008/ 9 135.95 -1.50
シカゴコーン 2008/12 590.50 - 1.75 NY粗糖   2008/10 12.09 +0.08
ドル・円      107.86 +0.59   シカゴ日経平均 2008/ 9 13,485 +150
---------------------------------------

【為替=ドル・円は続伸、原油続落やインフレ懸念で】
ドル・円は続伸。原油安や株高でドル買い優勢の展開となるなか、終盤には金融当局者のインフレ懸念が確認され、上値を伸ばした。
ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比29.88ドル高の1万1632.38ドルと続伸。10年物米国債の利回りは前営業日比0.05%上昇の4.15%。

【貴金属=大幅続落、ドル高・原油安で一段安】
ニューヨーク金、銀は大幅続落。終値の前日比は、金の期近2限月が25.7~25.6ドル安、その他の限月は27.0~25.7ドル安、銀の期近2限月は54.7~54.5セント安、9月限は54.7セント安、その他の限月は56.1~55.1セント安。
金8月限は、時間外取引から下落し続けたものの、立会い開始後は売られすぎ感などから持ち直した。ただし、戻りが限定されると一段安場面へと転じた。ドル高・原油安を嫌気し、9日以来の安値圏へと値を沈めた。
銀9月限は、金に追随。時間外取引では8日の安値を割り込まなかったものの、戻りを売られると、6月30日以来の水準へと切り下がった。
プラチナ系貴金属(PGM)も大幅続落。終値の前日比は、プラチナが全限47.4ドル安、パラジウムは全限19.35ドル安。
プラチナ10月限は、ドル高・原油安、チャート面の弱さなどを背景に、立会い開始後に1月31日以来の安値を付けた。ただし、その後は修正場面へと転じた。
パラジウム9月限は、時間外取引からほぼ一本調子で下落し、立会い開始後すぐに1月23日以来の安値圏へと下押された。

【石油=大幅続落、ドル高やハリケーンへの懸念後退で】
ニューヨーク原油は大幅続落。終値の前営業日比は期近2限月が3.98~3.89ドル安、その他の限月は3.99~3.88ドル安。ハリケーンに対する懸念の後退やドル高などを背景に、期近は6月5日以来の安値圏へ一段と下落した。原油在庫減少に対する反応はまちまちで、売られすぎ感から急速に持ち直したが、終盤に入ると戻りを売られ、下げ幅を拡大した。  (オーバルネクスト NY)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html

ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は米国株の堅調さや円安を受けて3日続伸。日経平均 が終値で前日比+168.78円高の13481.71円、またTOPIXも同+18.02高の1321.37、JASADAQ指数は同+0.36高の59.24となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは29業種。その他金融業、繊維製品、ゴム製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米株高などを受けてドルが堅調。ドル円相場は107円台後半で推移、ユーロ円は169円台前半で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社デンソー(6902)
■第1回 青少年育成グローバルプログラム:日本とタイの学生が参加し、北海道と愛知で体験学習を実施
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080724-01.html

積水ハウス株式会社 (1928)
■「RFタグ活用による次世代型資源循環システム」が
第10回「自動認識システム大賞」(フジサンケイビジネスアイ賞)を受賞
■人事異動・機構改革について
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html

<お詫びと訂正> 
弊誌23日号P8の記事にて、コメンテイターのお名前が間違っておりました。正しくは、『フォレックス・ディーラー物語』の松田哲さんです。
松田様および読者の皆様に、謹んでお詫び申し上げます。(編集部)

投稿者 Yen-Dokki : 12:22

2008年07月25日

@コスモ証券、「ネットレFXくりっく365 3周年記念キャンペーン」実施中 2008年10月31日(金)まで

コスモ証券では、2008年10月31日(金)まで「ネットレFXくりっく365 3周年記念キャンペーン」を実施している。
ネットレFX口座を新規で50万円以上預け入れて取引を1回以上された方に、5,000円をプレゼントする。

詳しくはhttp://www.cosmo-sec.co.jp/CGI/index.cgiまで。

投稿者 Yen-Dokki : 16:47

米金融危機とドル・今週の株式相場ほか

★東証1・2部時価総額(22日)=415兆9696億円(前日比+10兆9802億円)



■米金融危機とドル/
 ドル防衛の成否⇒米金融危機に跳ね返るリスク


東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、米証券取引委員会(SEC)の空売り規制をきっかけに、株とドルが反発、金融当局は胸をなでおろしたことだろうとし、「実際、当局はドルの下落に神経質になっていた」と語る。

<一部でドル資産の圧縮に乗り出し始めたSWF>

単にドルの下落が原油高や輸入インフレの圧力を高めるから、というだけではなく、米国の金融危機自体に跳ね返るリスクが出てきたためだ。例えば、中東や中国などいくつかのソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)が、ドル資産の目減り(投資先の株価が下落した面と、ドルが下落した分と、ダブル・パンチになっている)に業を煮やし、ドル資産の圧縮に乗り出している。追加投資についても、こうした経験を踏まえて、ドル資産ではなく、ユーロや円資産に傾斜しつつある。

米国金融危機の本質は、資産価格の下落が続く中で、金融機関の資産内容が悪化していることにあるが、これは金融機関が損失処理を進める上での資本不足に集約される。民間金融機関はもちろん、GSEのファニーメイ、フレディマックにしても同様だ。これまでの減損処理ですでに資本をかなり消耗しているが、今後も住宅価格の下落が続き、これにともなって証券の評価額が下落すれば、追加的な資本増強が不可避となる。にもかかわらず、米国政府は、金融機関に対する公的資金の注入に極めて慎重姿勢をとっている。その分、今後も資本調達に関しては、海外のソブリン・ファンドなどに依存せざるを得ない。そのソブリン・ファンドが、ドル価値の下落を嫌気して、ドル資産を忌避し始めた。このままでは、米国金融機関の資本調達が困難になり、金融危機が一段と深刻化しかねない。



■今週の株式相場/
 週前半に水準を切り上げたあとは横這い、と予想


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について、予想レンジを日経平均で12,800円~13,300円として、次のようにコメントした――。

<予想レンジ=日経平均で12,800円~13,300円>

今週の東京市場は週前半に水準を切り上げたあとは横這いと予想する。米国では注目を集めた銀行・証券の決算発表を大過無く通貨、①投資家心理は落ち着きを取り戻している。ハリケーンの季節到来で、②原油相場は揺り戻しも予想されるが、為替面ではドルが堅調を維持し、GSE(米政府系住宅金融機関)2社の株価も急反発、総じて投資環境は改善している。一方で、今週も米国企業の決算発表が続くのに加えて、法の下における③日本企業の四半期決算も始まるとあって、東京市場では様子見気分が燻る可能性が高い。特定の業種において④企業破綻が増加していることも、そうした気分を助長しよう。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。




▼今日の株価予想/
 原油相場下落から安心感、短期的には上ヒゲに注意


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は原油相場の下落や米株上昇を受けて、主力株中心に買い優勢のスタートとなりそうだ。日経平均は昨日の5日移動平均線の上昇転換に続き、今日は10日移動平均線が上昇転換となる見込み。続伸の動きから25日移動平均線の13400円前後が上値では意識され、ローソク足では上ヒゲに注意する局面である。

22日のNY株式市場ではNYダウ、ナスダックともに反発。原油先物相場の下落から景気の落ち込みに対する懸念が後退したことや、米銀大手ワコビアの決算で金融機関の決算がほぼ出そろったことに対する買い安心感が広がった。ただ、前日発表した半導体のサンディスクやテキサス・インスツルメンツ(TI)の決算内容が嫌気され、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は4.5%の下落。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値と比べ135円高い13335円で終了した。

東京市場は昨日から主力企業の第一四半期の決算発表がスタートした。これまでの原油高の影響が気になるところであるが、見直し買いが入りやすい水準まで株価が下落していることは確か。足元の「債券売り・株買い」の思惑に加え、原油相場の下落が続けば、株式市場への資金回帰が強まることが想定される。

短期的なリバウンドから再度直近安値を下回り、二段下げとなる可能性もあるが、3月安値からの上昇に対しては既に2/3押しの水準まで調整している。再度安値を下回ることを想定した場合、3月安値以降の上昇に対して全値押しを意識することにもなる。現時点では悪材料が蒸し返されても、目先そのような展開は想定しがたい。

テクニカル分析
日経平均は週足ベースで、昨日上回った週足均衡表の基準線を終値で上回ることが重要となる。
変化しやすい日柄は、7月28日前後や8月前半では6日、7日となる。目先の上値メドは、25日移動平均線や7日高値レベルとなる13400円前後や、100日移動平均線の13460円前後となる。一方、下値メドは週足均衡表の基準線13146円や13000円前後、16日安値の12671円などが考えられる。

話題の銘柄
3812ゲームオン/中間期営業益は会社計画を大幅に上回る見通し、妥当株価240000円

カリヨンでは、「ゲームオンは、オンラインゲーム会社で売上2位(1位はガンホー)だが、利益では1位と収益性が高い。07年11月に韓国のNeoWizゲームと戦略的資本関係を結ぶ。現在NeoWizは同社の34%の株式を保有する。ビデオゲームの最大の問題である海賊版はオンラインゲーム化で解消される。ゲームのトレンドは正にオンライン化に動き出している。同社は、基本的にゲームソフトの開発部隊を持たない。海外(主に韓国)から人気の高いオンラインゲームの権利を買い付け、日本語環境に設定し提供する。同社のArpuは9000円と同業の平均的なArpu6000円の1.5倍と高い。『売れ筋』のみを取捨選択して契約し提供することから、必然的に業界平均よりも高いArpuが確保できる。オンラインゲーム市場は、現在、固定契約から来る収益よりもゲームに使う備品(例えば戦闘ゲームなら刀、拳銃など)の購入費が収益の柱になってきており、同社ゲームは効果的に購入を誘導する内容となっている。現在の主力作は『レッドストーン』(売上構成の52%)、『MU』(同13%)と続く。自社に開発部隊を持たない同社の最大の費用はゲーム開発会社に対する使用料。当社では売上の25%を開発会社に支払っていると想定(契約段階の支払いは前期合計で2000万円と小さい)。ゲーム購入時のリスクを最小化できる。業績は第1四半期決算発表時に中間期会社側業績予想を上方修正(通期予想は据え置き)。当社では中間期営業利益を20億円と見ており、会社計画14億円を40%上回ると予想する。今期予想PER10倍、EV/EBITDA2倍とセクター平均を大きく下回る」と指摘。妥当株価を240000円と設定、レーティング「BUY」で新規カバレッジを開始した。 トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/




●東証IPO銘柄
■(株)松村石油研究所 (5018)
http://www.tse.or.jp/listing/new/index.html

『水と油と高分子のスペシャリストとして社会に貢献する』をスローガンに、“小さくとも世界にきらりと光を放つMORESCO”を目指し、創業以来50年にわたりユーザーの求める機能を実現してきた研究開発型企業です。高真空ポンプ油、難燃性作動液、流動パラフィン、高温用潤滑油等の国内トップシェア製品を有し、近年では世界でもトップシェアを誇るハードディスク表面潤滑剤の開発に成功しています。また海外展開ではタイ、中国に生産・販売拠点を設立し、好業績を上げています。 
会社ホームページ:http://www.moresco.co.jp/moresco_web/index.html



▼FX相場予想/
ドル円=底打ちと、何度言われてきた事か・・・?


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

どうしようもない往来相場。もうほとんど辟易。アメリカからは勇ましい発言が出るが、いつもそうなんだよね。底打ちと何度言われてきた事か。ポール損のおっさんの場合は特にひどい。担当者たちのコメントを真面目に受けてはいけないということだろうが。原油相場も忙しそうだ。今度は暴落説まで出てくる有様。私は150ドルはありうるが、200ドルはないという立場だったが、126ドル程度で暴落の話が出る事にも違和感がある。(7月23日。水曜日。ふみの日。)


▼FX夏休み相場/
 「夏休みシーズン」は、のんびりするのが良い


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。



昨日(7月22日)のマーケット(外国為替市場)では、ドル円(USD/JPY)は106円台前半から107円台前半程度での、約1円幅で上下動をした。昨日(7月22日)の東京市場、ロンドン市場では、サブプライム・ローン問題に伴い、ドル売りが先行したが、ポールソン米国財務長官が、「強いドルを支持する」と発言したことや、プロッサー米国フィラデルフィア連銀総裁が早期利上げを示唆したことからニューヨーク市場では、ドルの買い戻しの動きとなった。



マーケット(外国為替市場)は、まだ、たくさんの不確定要因が連なって、種々、難しかったり、不安定な値動きを繰り返したりしています。しかしながら、マーケットの値動きから、市場参加者が少なくなって、典型的な『夏休み相場(サマー・バケーション・シーズン)』の様相を呈してきたと感じること、しばしばです。



これから、8月の中旬に向けて、徐々に、そして、さらに、市場参加者は減少して行くことだろう、と考えています。外国為替市場では、毎年、『米国の独立記念日(7月上旬)』から、『レイト・サマー・ホリデー(8月下旬)』までが「夏休みシーズン」です。



世界中の市場参加者たちが、交代で休みを取る。

場合によっては、その約2ヶ月間のロング・バケーションを取っている優雅な市場参加者もいることだろう。うらやましいかぎりですが・・・・(^0^)/♪



外国為替市場は、自分の都合や自分だけの思いで動くわけではない。市場参加者が少なくなる時期には、自らも市場の都合に合わせた対応をするのが、正しい行動だろう。一人で熱くなったり、自分の都合でムキになったりしても意味が無いので、「夏休みシーズン」は、のんびりするのが良い、と考えます。もちろん、突発的なニュースが無いとは言えないので、いい加減な態度で相場に臨むわけにはいかないのが残念なのですが・・・。


▼ドル相場予想/
 冷静になれば、やはりドル買い進める環境ではない


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

金曜のシティグループ、昨日のバンクオブアメリカと、そろって決算がそれほど悪くなかったため一時的にドルは買われましたが、冷静になればやはりドル買いを進める環境ではないためドル安が徐々に進んでいます。ただ互いに低金利ということもあり、ドル円ではさほどドル売りが進んでいません。106円台を中心にした動きになりそうです。他のクロス円は金利差を背景に円じり高。
ドルは特に対豪ドル、対ユーロに対してゆっくりですが、売られていきそうです。

また、昨日22日には次のようにコメントした――。

為替相場のほうはスワップ派には楽しい相場展開が続いています。大きく円安にはならないのですが、多少円高にいってもすぐに戻ってくる。結局、日本の金利が低い間は円安基調が続くということなのでしょう。



▼今日の長期金利/
 地合い尾引き強含み=押し目買い受けもみ合いへ


三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#294) 1.610%~1.645%
・ 債券先物(9月限) 135.40円~135.70円

<シナリオ>
長期金利は、昨日の米株高/米債安を受けて上昇して始まり、押し目買いを受けてもみ合う。
東証システム障害で急暗転した地合いが尾を引いて強含み。




▼今日の債券相場/
10年1.60%台半ば準での押し目買いの強さ確認へ


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…基本的には下げ渋り
昨日は海外市況や株高など外部環境が悪かったところに、東証のシステム障害により事実上、現物取引も短縮されたため、売りが先行した。その地合いは引き継がないと考えられるが、米市場は株高債券安と引き続きアゲインスト。したがって、本日こそ10 年の1.60%台半ばや5年の1.20%前後といった水準での押し目買いの強さを確かめることになろう。基本的には下げ渋りを予想する。そうなれば、カーブは明日に20年債入札を控えていると言っても、あまり深いベア・フラットにはならないと見込まれる。(AM6:46、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 135 円53 銭 ~ 135 円96 銭

6月公社債投資家別売買高…信託が2カ月連続の2兆円超えの買い越し
昨日、日本証券業協会は6月の公社債投資家別売買高を発表した(下図)。
それによれば、主要業態で最大の買い越しとなったのは前月に続き、信託銀行だった(除く短期証券、以下同じ)。額は2兆3,539 億円と昨年6月以来の高水準であり、2兆円超えは2カ月連続だった。弊社では、今年度の公的年金の国内債券運用額は当初計画比で昨年度を若干下回る程度と見ている。それに加えて、16日には10 年国債利回りが1.895%に達するなど利回り上昇が買いのインセンティブになった。

この信託以外には突出した買い越し業態はなかった。順番に挙げるなら、信用金庫(5,759 億円)、都市銀行(5,495 億円)、農林系金融機関(4,854 億円)、その他金融機関(4,753 億円)、生損保(4,404 億円)と続いた。前掲の信託同様、やはり利回り上昇が買い越しの主因と考えられる。

信金は4月に1.4 兆円、5月に1.2 兆円を超える大幅買い越しとなっていた。6月は額が減ったものの、同様の姿勢を貫いた。都銀は4、5月と売り越していた。しかし、先月は買い越しに転じた。国債投資家別売買高を見ると、彼らは中期国債のみを買い越しており(7,450 億円)、長期以降のゾーンには(入札以外)手が伸びなかった模様。一方、生損保は超長期国債の買い越しが目立っている(6,146 億円)。ニューキャッシュが限定的と見られる中、利回り上昇局面では、より積極的にデュレーションを長期化している印象だ。

4月は同業態として過去最高となる2.5 兆円を超える買い越しを見せた地方銀行だが、先月は2,426 億円にとどまり、徐々に勢いが衰える格好となった。期初の段階でかなり積んでしまったことに加え、利回り上昇がリスク許容度の低下に作用、それらが押し目買いの足枷になったと考えられる。

海外勢は1,485 億円の買い越し。ただし、週次・対内証券投資・中長期債(財務省)では、15~21 日の週に1兆3,332 億円と比較可能な2005 年以降で過去2番目の売り越しを記録している。トリシェECB 総裁の利上げ示唆発言を受けて世界的に利上げ、インフレ懸念が広がったことが背景だろう。実際、その週に上記の1.895%に達している。もっとも、足元の2週(6月29 日~7月12 日)は買い越しに転じている。なお、主要業態で売り越しは見られなかった。




▼CFTC大口投機マネー/
 買い越し=NY金20万2783枚、 原油2万2382枚に拡大



投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された22日の海外商品市況と、「CFTC大口投機資金動向(7/15日時点)」は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金    2008/ 8 948.5 - 15.2 アルミ3カ月物  3,035 - 10
NY銀    2008/ 9 1800.5 - 42.0 銅3カ月物    8,130 + 10
NYプラ   2008/10 1808.2 - 42.8 ニッケル3カ月物 20,500 - 50
NYパラ   2008/ 9 411.50 - 3.50 NY原油 2008/ 8 127.95 -3.09
シカゴ大豆  2008/11 1409.00 + 6.00 NYコーヒー 2008/ 9 137.45 +0.15
シカゴコーン 2008/12 592.25 - 16.00 NY粗糖   2008/10 12.01 -0.47
ドル・円      107.27 +0.64   シカゴ日経平均 2008/ 9 13,335 +135
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ファンドの動きはどう変化? CFTC建玉明細
【概 略】
米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、主要49市場における7月15日時点の大口投機家の買い越しは237枚1976枚となり、前週の208万9398枚から拡大した。取組高合計は2831万7658枚となり、前週から59万1878枚(2.13%)増加した。


項目別では証券市場(株式、債券、為替)の取組高は、株式合計が8.6%増、債券合計が0.8%増、為替合計が12.6%増となった。商品市場の取組高は、穀物合計が0.2%増、エネルギー合計は1.1%増、金属合計は5.9%増となった。項目ごとに大口投機家の動向を見ると、証券市場では、株式で新規買いが入って売り越し幅を縮小、債券は買い戻されて買い越し幅を拡大した。為替市場では新規買いが目立つなか、買い越し幅(ドル売り)幅を拡大した。    (オーバルネクスト 東京/東海林勇行さん)

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ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は昨日の急騰やNYダウ135ドル高、円安を追い風に続伸。日経平均 が終値で前日比+133.69円高の13318.65円、またTOPIXも同+19.01高の1306.75、JASADAQ指数は同+1.14高の58.75となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち27業種が上昇。不動産業、その他金融業、ゴム製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米株高などを受けてドルが堅調。ドル円相場は107円台前半で推移、ユーロ円は169円台半ばで推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社8601
■中国・四川大地震の被災地支援について
5 月12 日に発生した中国・四川大地震によって、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。大和証券グループは、被災地への復興支援として、小学校建設に役立ててもらうため、中国児童少年基金会*に152 万元(約2400 万円)を寄付いたしました。被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。*中国児童少年基金会・・・学校建設に関する「義援金」と被災地からの「建設要請」を受け両者を調整する政府組織。
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm

株式会社デンソー(6902)
■22日:遠赤外線ヒーターの回収についてお詫びとお知らせ(機種の追加)
デンソーはこのほど、1987年から1997年に製造・販売した遠赤外線ヒーター(商品名:エンセキ)の2機種(10FA、10FC)におきまして、発煙・発火する恐れがあることが判明したことから、お客様の安全に万全を期すため、対象製品をすべて回収させていただくことといたしました。
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080722-01.html

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)

■携帯総合ポータルサイト「モバゲータウン」の広告枠の販売に関する包括的代理店契約締結
http://www.dena.jp/ir/index.html

投稿者 Yen-Dokki : 14:02

2008年07月24日

@三菱東京UFJ銀行、「投資信託インデックスファンドキャンペーン」実施中 2008年8月29日(金)まで

三菱東京UFJ銀行では、2008年8月29日(金)まで「投資信託インデックスファンドキャンペーン」を実施している。
対象となる国内や海外の債券、株式インデックスファンド9銘柄を1日に100万円相当以上購入した方に、抽選で500名に5万円のギフトカードをプレゼントする。

詳しくはhttp://www.bk.mufg.jp/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 10:16

2008年07月23日

@サイバーエージェントFX、「新規口座開設で10,000円キャッシュバックキャンペーン」実施中 2008年9月30日(火)まで

サイバーエージェントFXでは、2008年9月30日(火)まで「新規口座開設で10,000円キャッシュバックキャンペーン」を実施している。
新規で口座開設を完了し、入金30万円以上と1万通貨以上で取引1回した方に、初回入金100万円以上の場合は1万円キャッシュバックする。また、友人を紹介した場合も5,000円をキャッシュバックする。

詳しくはhttp://www.gaikaex.net/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 18:36

日本:インフレ見通し・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(16日)=404兆4086億円(前日比-1兆4049億円)

■日本:インフレ見通し/
「ゼロ・インフレ」観の基盤=次第に崩れようとしている


インフレが世界のテーマになるなかで、日本では依然として「デフレの継続」「ゼロ・インフレ」との認識が広がっている。だが、東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は16日、「ゼロ・インフレの認識が崩れる時」と題して、次のような見通しを示した――。

<市場の「ゼロ・インフレ」観を支える3つの要素>

債券市場もこれを反映して、10 年国債の利回りが1.5%台での推移となっている。そこへ日銀委員の08 年度消費者物価見通し「中央値」が、4 月の1.1%から今回は1.8%の上昇へと大幅な引き上げとなって波紋を呼んでいる。

市場の「ゼロ・インフレ」観は、およそ以下の3つの要素に支えられている。
つまり、①原油や穀物価格の上昇は一時的、②これらを除いたいわゆる「コアコア」の消費者物価は依然としてゼロ近辺にある、③名目成長率が低く、景気の先行きにも不安が広がっているため値上げが通らない、などだ。しかし、これらの基盤が次第に崩れようとしている。


【Washington Political Report】(有料)特約 (July 5 - 11, 2008)
外国スパイ監視法(FISA)改正強化法