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2008年06月30日
ムレットの米FRB・5月貿易黒字ほか
★東証1・2部時価総額(25日)=435兆4324億円(前日比-7434億円)■ムレットの米FRB/
据え置き=ドル下落vs.利上げ=金融機関に負担増
東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は昨日25日、原油価格が期待に反して下がらないことで、米FRBの金融政策はインフレ昂進とともに困難に直面すると警鐘を鳴らす――。
<どれも決め手を欠く原油高騰の抑制策>
FRBはインフレ期待に大きな影響を及ぼすガソリン価格、従って原油価格を下げようと、苦慮してきた。ドル安が原油高の原因だといわれて、ドル安に歯止めをかけた。そのために利上げムードまで演出した。この22 日にはサウジアラビアのジェッダで産油国と原油消費国とによる原油価格対策の会議を開き、サウジから20 万バレル/日の増産を引き出した。
更に、中国や一部のアジアの国が、石油価格を政府が抑制したり、補助金を出して価格高騰の影響を軽減したりしていることが、原油需要を高める一因と米国は見なしていたが、今回中国が政府による価格規制を緩め、販売価格上昇を促すこととなった。
<サウジの増産を打ち消したナイジェリアのパイプライン破壊>
こうした努力にもかかわらず、原油価格は期待に反して週明けも高止まりしている。まずドル安に歯止めをかけたのだが、それでも原油価格の上昇が続いた。それまでのドルと原油価格の密接な関係が崩れつつある。
次にジェッダでの会議で、原油価格冷却の方策が出るとの期待があったが、これも空振りに終わった。サウジによる20 万バレルの増産見通しが事前に広がっていたが、ジェッダの会議では50 万バレルに増額されるのでは、との期待もあった。しかし結局20 万バレルのままで、むしろ失望をかった。しかも、ナイジェリアのパイプライン破壊でそこからの供給が150 万バレル/日に減るとみられ、サウジの増産を打ち消してしまうこととなった。
▼5月貿易黒字/
サプライズ=輸出の伸びに最も寄与した鉱物性燃料
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は25日、通関貿易統計(5月)について、概略、次のようにコメントした――。
5月の貿易黒字額は、事前予想を上回り、前年比7.6%減(3656億円)にとどまったが、輸入数量の減少は内需の弱さを確認することとなった。サプライズだったのは、輸出総額の伸びに最も寄与したのが、鉱物性燃料(前年比139.6%増、1.6ポイント)であったことである。対EU輸出数量は2ヶ月連続前年割れとなり、同地域の景気減速感が強まっている可能性を示唆している。
■日本&アジア株価見通し/
日本株の大幅下落の防波堤=TOPIX予想配当利回り
日興アセットマネジメント(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)はさる6月9日、
グローバル投資委員会(GIC)を開催し、同社の2008年グローバル見通しのアップデートを行った。ここでは、そのうち日本株と日本を除くアジア太平洋株式の見通しをご紹介する――。
<円高進行でも、日本株にとって多くのメリットがある>
まず日本株について、GICでは、「TOPIXの予想配当利回りは、10年国債利回りを若干下回っているにすぎないため、過去に配当利回りが債券利回りを上回った場合と同様、日本株式がここから大きく下落することを食い止めるだろう」と見ている。
さらに円高が進展すれば、投資家のセンチメントや企業利益を損なうことになるとしながらも、こう続ける。「その一方で、ドル建ての投資家のリターンにはプラスになることや、円高がインフレ期待の抑制効果となり、債券利回りの上昇が抑えられ、日銀への利上げ圧力も緩和されるという面もある。」
■北米投資家訪問/
日本株=目先底堅いが、中長期は商品高続けば反落も
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru Kumagai / Senior Economist, Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は6月16日~20日(営業日数5日間)に北米主要5 都市(ニューヨーク、ボストン、トロント、シカゴ、サンフランシスコ)にて、大和証券グループの現地専門家とともにパネルディスカッションと個別投資家訪問を実施した。
北米滞在中に面談した会社(ミューチュアルファンド、年金基金、ヘッジファンド等)は合計42 社、機関投資家は総勢80 名程度に達した。今回のエコノミストキャラバンを通じて、熊谷さんが感じたポイントは以下の2点だと言う――。
<短期的には、「日本株を持たざるリスク」を意識だが・・・>
第1に、北米機関投資家は、日本株に対して僅かながら前向きなスタンスに転じている。このことは、我が国の株式相場を目先下支えする要因となることが期待される。第2に、彼らは本音ベースでは「インフレ⇒日本株買い」というロジックに対する懐疑の念を強く抱いているようである。(お知らせ) 2つのポイントそれぞれの具体的な内容については、後日、詳細を掲載する予定です。(編集部)
▼今日の株価予想/
日経平均は連続陽線三本目、ハイテク株主導の展開か
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は反発となりそうだ。昨晩のNYダウは小幅高にとどまっているものの、ナスダックの大幅上昇からハイテク株主導の展開が想定され、日経平均は戻りを試す動きが予想される。昨日までの日経平均は3日連続の陽線を形成。今日からは5日移動平均線の下落が緩やかになることや、一目均衡表の雲上限が上昇に転じる。
ドル円相場の高値圏でのもみ合いからドルの上値期待は強いことや、長期金利も1.7%台を割り込んでいることから反発しやすいタイミング。ここ最近、相対的にさえない大型株に押し目買いが入り、指数を牽引する動きとなろう。
25日のNY株式市場はNYダウ、ナスダックともに4日ぶりの反発となった。発表された経済指標が市場予想ほどは落ち込まなかったことや、原油先物が下落したこともあって値ごろ感からの買いが優勢となった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は据え置きで物価上昇リスクを指摘したが、ほぼ予想通りであったことから影響は限定的となった。それを受けてNYダウは一時116ドル超上昇。ただ、戻り売り圧力は強く引けにかけては前日比変わらずレベルまで押し戻される展開となった。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は1.8%上昇。シカゴ日経先物は13980円と昨日の大証日中終値に比べ100円高い水準で終了した。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、並び赤からもう一つ陽線が並んだ格好。つまり赤三兵との見方が出来るが、むしろ解釈とすれば3日間下に動きを試したものの、最後の3日目で強烈な下ヒゲとなり売り方に押し目買いの強さを示したと考えた方が良さそうだ。今日反発の動きとなった場合、遅行スパンが好転(遅行スパンが株価を上回る)するかどうかが非常に重要である。逆に、戻りが鈍ければ再度下方への圧力が強くなり、一目均衡表の基準線の下落から、雲下限(25日現在、13041円)までの調整も視野に入れる必要が出てくる。上値メドは、一目均衡表の基準線のある14120円前後や18日高値の14469円。一方で、下値メドは5月12日安値の13540円や75日移動平均線の13536円前後などが考えられる。
話題の銘柄
6728 アルバック/メリルリンチが太陽電池関連株のレポートでアルバックなどをピックアップ
経済産業省の総合資源エネルギー調査会・新エネルギー部会は6月24日、「新エネルギー政策の新たな方向性~新エネルギーモデル国家の構築に向けて」と緊急提言を行った。これを踏まえて、メリルでは太陽光、蓄電池(特にリチウムイオン系)、燃料電池、ナノテク関連企業が注目されると指摘した。提言では、日本の風況や国土などを考慮し、新エネルギーの中で太陽光を優先すると明確に打ち出している。日本は、日本の強みである太陽電池、蓄電池、燃料電池等に関する材料開発から製品開発までの技術を活かした新エネルギーの導入拡大を図るべきであり、「太陽光社会」を世界に先駆けて構築するという強い決意を示した。具体的には、太陽光発電について、05年度:35万kl(原油換算)→20年度:350万kl→30年度:1300万klと増やす方針で、これは20年に新築持家の約7割、30年に新築戸建住宅の約8割、産業用・公共用施設全体の約8割に太陽光発電が設置される状態に相当するという。そのためにもコストダウンが重要だとし、補助金の復活や企業の連携した取り組みの拡充などを挙げている。
なお、メリルでは以前に作成した太陽電池関連株レビューのレポートで、太陽電池製造装置のNPC、太陽電池のシャープ、海外事業が好調な京セラやカネカ、薄膜太陽電池製造装置を手掛けるアルバックなどを主な太陽電池関連企業としてピックアップ。アルバックについては、「FPD製造装置で培った真空技術を応用し、2007年より薄膜型太陽電池製造装置一貫ラインの販売を開始。アジアメーカーから受注している。太陽電池を中心とするエネルギー・環境関連装置の受注は08年6月期:250億円→12年6月期1100億円に拡大する計画」と言及した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
ドル円は膠着相場=今はエネルギー蓄積期間か
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
私の周りは誰も取引していない。相場の事が話題にも上らない。多数がうまくいってない。エネルギー蓄積期間か。それにしても原油高対策に補助金っていうのは、呆れたいつもの発想。埋蔵金のドルを売ればいいだけ。アメリカには拉致問題が解決するまで売ると言えば宜しい。どの外銀のレポートを読んでも日本だけは金利を上げないと決め付けているね。(6月26日。木曜日。露天風呂の日。)
▼米FOMC声明を読む/
予想どおりの玉虫色=米FRBの悩みを体現
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は日本時間で早朝発表され、FF金利を据え置いた米FOMC声明について次のようにコメントした――。
昨日のFOMCはやはり玉虫色というかFRBの悩みをよく表したものとなっています。
これでは、市場も反応しようがありません。声明文を見ておきましょう。日本語は私の意訳です。
Recent information indicates that overall economic activity continues to expand, partly reflecting some firming in household spending. However, labor markets have softened further and financial markets remain under considerable stress. Tight credit conditions, the ongoing housing contraction, and the rise in energy prices are likely to weigh on economic growth over the next few quarters.
最近の情報を見ると、経済活動全体は拡大しており、部分的には家計の消費が底堅くなっていることが反映されている。しかし、雇用市場は更に悪くなり、金融市場も不安定なままだ。信用市場が縮小し、住宅市場の悪化も続き、エネルギー価格の上昇は、この先数四半期に渡り、経済成長の重石となる。
The Committee expects inflation to moderate later this year and next year. However, in light of the continued increases in the prices of energy and some other commodities and the elevated state of some indicators of inflation expectations, uncertainty about the inflation outlook remains high.
委員会は、今年後半、来年にインフレが沈静化すると期待している。しかし、エネルギーや他の商品の値段は上がり続け、インフレ懸念を示す指標も上昇してきており、インフレ見通しに関する不透明さは依然として高い。
The substantial easing of monetary policy to date, combined with ongoing measures to foster market liquidity, should help to promote moderate growth over time. Although downside risks to growth remain, they appear to have diminished somewhat, and the upside risks to inflation and inflation expectations have increased. The Committee will continue to monitor economic and financial developments and will act as needed to promote sustainable economic growth and price stability.
実質的な金融緩和と市場の流動性を支える手段を講じてきたことは、今後の緩やかな成長を促進することに役立つはずである。景気の下振れリスクは残っているが、幾分そのリスクは弱まってきているように見える。そして、インフレやインフレ懸念の上昇(拡大)リスクは高まっている。委員会は、経済や金融の状況を見ながら、経済の持続的な成長と価格の安定のために必要であれば、行動する。
▼転機の長期金利/
10年債利回り=16日1.895%で天井を打ったか
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…もみ合い
FOMC が終わった。政策金利は据え置きとなり、声明文については、中立的な内容との評価がコンンセンサス。実際、米市場は短期債利回りが低下したことを除けば、株価を含め大きな変動なし。したがって、円債は昨日までの堅調な地合いを引き継ぐが、下記のように、景気が注目材料となっており、やはり短観が最大の注目となる。本日はもみ合いの展開を予想する。カーブも大きくは変動しないだろう。(AM6:39、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 134 円34 銭 ~ 134 円65 銭
1.895%が天井と判断
10 年国債利回りは6月16 日の1.895%で天井を打ったと見て良さそうだ。
19 日の本レポートでは、以下のようにコメントしている。
「中心限月が9月限となり、ステージが変わった。結局、踏んだり、投げたりになってしまったためかどうかは知らないが、(上記)投機筋の動きが一服したようだ。ただ、その他市場参加者の相場に対する信頼感はまだ回復していないと見られ、板は薄く、建玉も少なめである。そこに多少でもまとまったロットの売買が入ると、やはり飛んだり跳ねたりしてしまう。もう少し相場が落ち着けば上記信頼感が回復、従来の参加者が市場に戻り、さらに次のステージ、すなわち、正常化となろう。利回りが下がり、投資家のリスク許容度が再び上がれば、その道程は速くなる。足元、その気配を十分感じる。それでも、10 年が2.10%前後を目指すリスクありという懸念は捨て切れないでいる。」
▼転機の長期金利/
今期初より忽然と始まった上昇局面は収束した?
三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#293) 1.650%~1.685%
・ 債券先物(9月限) 134.30円~134.70円
<シナリオ>
長期金利は昨日のFOMC声明を受けた米早期利上げ観測の後退を背景に弱含みにもみ合う。
なお、石井さんは、「長期金利は、16日(月)に記録した1.895%をザラバ・ピークに低下傾向を辿っている」と言う。昨日は一時1.665%を付け、低下幅は▲0.230%に達した。「今期初より忽然と始まった上昇局面は、どうやら収束したようだ」と見ている。
▼米欧商品市況/
石油・金=急反落vs. 穀物・コーヒー=急反発
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された25日の海外商品市況と、「厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(穀物)」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 8 882.3 -9.3 アルミ3カ月物 3,058.0 -42.0
NY銀 2008/ 7 1650.3 -13.0 銅3カ月物 8,315.0 -35.0
NY白金 2008/ 7 2013.5 -11.5 ニッケル3カ月物 21,700 +200
NYパラ 2008/ 9 465.00 -6.95 NY原油 2008/ 8 134.55 -2.45
シカゴ大豆 2008/11 1525.00 +34.00 NYコーヒー 2008/ 9 150.35 +2.00
コーン 2008/12 765.00 +17.50 NY粗糖 2008/10 12.65 -0.06
ドル・円 107.78 -0.02 シカゴ日経平均 2008/ 9 13,980 +150
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【石油=急反落、予想外の在庫増加で】
ニューヨーク原油は急反落。原油在庫の予想外の増加やドル買い戻しの動きなどを背景に、早めの手じまい売りなどが殺到するなか、期近は一時、前日比で3%超も急落した。ただし、終盤は売られすぎた反動などから、下げ幅を急速に縮小した。
石油製品も急反落。原油相場同様の動きとなるなか、留出油在庫が予想以上に増加したこともあり、ヒーティングオイル期近は一時、6日以来の安値圏へと値を沈めた。改質ガソリン期近も一時、19日以来の安値を付けた。
【穀物=大豆、コーンともに急反発】
シカゴ大豆は急反発。11月限は、産地の降雨及び降雨予報をはやして上昇したあと、原油の急反落で値を消したが、前日の安値を維持したことから戻り歩調となり、テクニカル買いを集めて前日の高値を突破した。
シカゴ・コーンは急反発。12月限は、テクニカル売りで前日の安値を割ったが、ミズーリ州の降雨や豪雨予報をはやして反発に転じた。原油の急反落を嫌気してマイナスに転落したが、産地の豪雨予報をはやした思惑買いで前日の高値を突破した。
【ソフト=コーヒーは大幅続伸、粗糖は期近2本のみ小幅続落】
ニューヨーク・アラビカは大幅続伸。9月限は前日の高値を突破できなかったことから、テクニカル主導の売りに押され急落したものの、引けにかけては押し目を買い拾われ、急速に切り返した。
ニューヨーク粗糖は、期近2本のみ小幅続落。10月限は、高値調整となった前日までの流れを引き継ぐなか、17日以来の安値を付けたが、引けにかけては押し目を買い拾われ、下げ幅を縮小した。 (オーバルネクスト シカゴ)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は昨夜の米FOMCの影響は軽微で、乱高下の末、59円高で前場を終えた。日経平均 が終値で前日比+59.43円高の13889.35円、またTOPIXも同 +4.29高の1350.37、JASADAQ指数は同+0.40高の62.02となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち20業種が上昇。保険業、医薬品、銀行業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円安気味に推移した。ドル円相場は108円前後で推移、ユーロ円は169円台前半で推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社大阪証券取引所(8697)
■第7回定時株主総会(概要)動画
http://ir.content.jp/dw/ose/080620/
株式会社デンソー(6902)
■役員人事・人事異動および組織変更について
6月25日の定時株主総会において取締役の選任を行い、 株主総会終了後の取締役会において、常務役員の選任、 取締役の総括分野、常務役員の組織担当等を決定しました。また、役員人事に伴う人事異動を6月25日付で実施したと共に、 定期人事異動を7月1日付で実施します。
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080625-01.html
■第85期定時株主総会の概要、期末報告書、有価証券報告書を掲載しました。
株主総会概要(招集通知、決議通知)
http://www.denso.co.jp/ja/investors/event/meeting/index.html
期末報告書
http://www.denso.co.jp/ja/investors/financial/report/index.html
有価証券報告書
http://www.denso.co.jp/ja/investors/financial/securities/index.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
■meromero park、モバイル決済サービスを導入
「ドコモケータイ払い」・「モバイルsuica」・「Mobile Edy」携帯ユーザーのアイテム購入を促進
http://ir.cyberagent.co.jp/
株式会社資生堂(4911)
■株主総会情報
株主総会の概要/株主総会の決議通知/株主ビューティーフォーラムの内容
http://www.shiseido.co.jp/ir/shareholder/index.htm
投稿者 Yen-Dokki : 11:59
2008年06月27日
米FOMCと利上げ観測・5月貿易黒字ほか
★東証1・2部時価総額(24日)=436兆1758億円(前日比+2722億円)■米FOMCと利上げ観測/
根強い市場の利上げ観測=FOMCの対応は?
東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「米国で盛り上がっていた利上げ機運が、さすがにやや後退した」として、次のような見方を示した――。
<再び、米景気息切れをみせる先行指標が出てきた>
FRBの金利政策を機敏に先取りする2 年国債の利回りは、一時3.1%台まで上昇したが、これが2.8%台まで低下した。金利先高観に対して、(1)現実の景気指標が早期利上げを支援する形になっていないこと、(2)金融機関の決算をみても損失処理の終焉に目処が立たず、金融不安解消がまだ見えてこないこと、(3)そこへポールソン財務長官が、景気の先行きに慎重な発言をしたことも、早期利上げの思惑を後退させることになった。
まずこのところの景気指標は、一頃の「景気底入れ」や回復期待を後押しする形になっていない。むしろ、一旦は底入れ機運を見せていた先行指標のなかに、再び息切れをみせるものも出ている。株価や失業保険申請件数、住宅着工件数などだ。これらは一旦「今年後半からの回復」を示唆する形になっていたが、足元では早くも息切れムードが見られる。
また今年第1・四半期の金融機関決算発表の後、市場には損失処理は峠を超え、金融市場は最悪期を過ぎた、との見方が広がった。ところが、第2・四半期の決算が発表されるようになって、その期待が覆されつつある。大手投資銀行の決算は実質的な赤字となっているところがあり、大手銀行の損失処理額が第1・四半期よりも拡大する、との見方が広がっている。
▼5月貿易黒字/
日本経済の鍵握る輸出=依然として底堅い伸び持続
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+神田慶司エコノミスト+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、今朝発表された5月貿易統計について、「中国向け鉱物性燃料輸出の急増もあり予想を上回る」として、ややポジティブな結果と評した――。
<予想上回った主な理由は、中国向け鉱物性燃料輸出の急増>
5月の輸出金額は前年比+3.7%となり、コンセンサス(同+1.9%)やDIR予想(同+2.6%)を上回った。日本経済の鍵を握る輸出は、依然として底堅い伸びを続けている。EU向けの輸出は落ち込んだものの、アジア向けが引き続き堅調だったことや、米国向けの輸出数量が持ち直し傾向にあることから、4月に近い伸びとなった。
予想を上回った主な理由は鉱物性燃料輸出が急増したことであり、輸出総額を1.6%pt押し上げた。背景には四川省大地震による軽油への需要増加があり、中国向け鉱物性燃料は前年比+227.5%であった。 こうした理由から、今回の結果は割り引いてみる必要があるものの、全体として見ればややポジティブな内容であったと判断される。
【Washington Political Report】(有料)特約 (June 14 - 20, 2008)
オバマ陣営に合流するクリントン外交顧問たち
先週経済政策分野で進んだクリントン支持者のオバマ陣営への合流が、今週は外交軍事政策分野でも進みました。オバマ候補は水曜、13人の外交軍事政策専門家からなる安全保障ワーキング・グループを形成し、初会合を開きましたが、そのメンバーの多くはクリントン政権高官として活躍した人々、クリントン候補の外交顧問を務めてきた人たちです。マデレン・オルブライト(クリントン候補主任外交顧問。クリントン政権第二期の国務長官)、ウオレン・クリストファー(クリントン政権第一期国務長官)、アンソニー・レイク(クリントン政権第一期国家安全保障補佐官)、ウィリアム・ペリー(クリントン政権第一期国防長官)、エリック・ホールダー(クリントン政権第二期司法副長官)など耳慣れた名前が連なっています。
サム・ナン元上院議員(ジョージア選出。元上院軍事委員長)、デイビッド・ボーレン元上院議員(オクラホマ選出。元上院諜報活動委員長)、リー・ハミルトン元下院議員(インデイアナ選出。元下院外交委員長。9/11テロ国家調査委員会共同委員長)、テイム・ローマー元下院議員(インデイアナ選出。9/11テロ国家調査委員会委員)などは、やはりクリントンの90年代、議会で外交軍事専門家として鳴らした著名な政治家です。
オバマは “change” をスローガンとしていますが、これらの顔ぶれを見ると、外交政策も経済政策と同じくクリントン時代の政策への回帰の印象が強く、大きな変化は予想されません。誤りのない手堅い現実的な人事でありますが、オバマに期待されている新鮮味がないこと若干がっかりさせられます。大統領になっても高官の3分の2はクリントン時代に知られた人々で占められるものと思われます。 なおオバマ候補は今週は、これとは別に、米軍の約40人の退役将官との会合、主要労働組合指導者たちとの会合も開いています。
■今日の株価予想/
戻り鈍ければ再度下方圧力大=下値模索の状況続く
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場はFOMCの結果待ちを理由にして方向感に乏しい展開か。日経平均、TOPIXともこの2日間で、ローソク足の実体部分がほぼ同じ長さとなる、並び赤(二つ並んだ陽線)を形成している。今日は三本目の陽線を形成することが出来るかどうかが注目だ。そうなれば赤三兵が出来上がり、明日の一目均衡表の雲上昇とが相まって相場の上昇期待が高まってくる。
24日のNY株式市場はNYダウ、ナスダックとも3日続落となった。国際貨物大手UPSの利益見通し引き下げや、6月の消費者信頼感指数の悪化などが嫌気され、NYダウは一時116ドル安まで下落。途中、金融株の上昇などで上げに転じる場面があったものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に手控えムードが強まった。
24日の日経平均は小幅ながらも4日続落。売り一巡後は上昇に転じ、昨日同様に一目均衡表の雲上限近辺でサポートされ陽線で終了した。内需関連の一角が堅調に推移した一方、時価総額上位の主力株が相場を押し下げた。TOPIXは4日ぶりに反発。東証1部の売買代金は1兆7292億円と2日連続の2兆円割れ。新興市場もマザーズの売買代金が2004年2月末以来の低水準に落ち込むなど、投資家の様子見姿勢は強まっている。
テクニカル分析
日経平均は5月以降のレンジ継続のためにも、早い時期に上値抵抗線を上回る必要がある。戻りが鈍ければ再度下方への圧力が大きくなり、下値模索の状況が続くことになる。理想的には値固めの動きから、一目均衡表の雲の上限が切り上がる26日あたりに大きな反発を期待したいところである。上値メドは、一目均衡表の基準線のある14130円前後や18日高値の14469円。一方で、下値メドは23日安値の13667円や75日移動平均線の13528円前後などが考えられる。
話題の銘柄
5201旭硝子/液晶ガラスの好調踏まえ業績予想を増額、目標株価2050円
ドイツ証券では、「当社では旭硝子の営業利益見通しを今期で70億円、来期で80億円増額し、それぞれ2350億円、2590億円とする。主な要因は以下の通り。液晶ガラス事業(電子・ディスプレイ部門に含まれる)の営業利益想定は、今期220億円、来期290億円の引き上げとする。(1)大型液晶ガラスの好調な生産立ち上げなどに伴う見込みを上回る歩留まり改善、(2)来期には液晶パネルメーカーの増設を背景とする、見込み以上の液晶ガラス販売数量増、を織り込んだ。一方、需要失速を背景とする欧州ガラス市況の下ブレ、想定以上のエネルギー価格上昇などを考慮し、ガラス部門の営業利益見通しは今来期とも約160億円の減額修正とした。そのほか、オリンピック需要一巡、PDPテレビから液晶テレビへの需要シフトを考慮し、PDP用ガラスの営業利益の見方を引き下げた(特に来期に関して大きめの減額とした)」と指摘。今2008年12月期連結営業利益を会社計画2000億円(EPS85.6円)に対し従来予想2280億円(EPS96.5円)から2350億円(EPS95.2円)へ、来2009年12月期同2510億円(EPS112.1円)から2590億円(EPS120.8円)へ増額。「液晶ガラス事業の伸びにより2ケタの営業利益成長が見込まれるうえ、来期予想PERが11倍と株価の割安感が強い。市況底打ち・東欧などでの需要拡大を背景とする欧州ガラス事業の業績ボトムアウトも買い材料となろう」と指摘。ガラスセクターのトップピックとして推奨。投資判断「Buy」を継続、目標株価を従来の1900円から2050円に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
閑散な相場になると、必ず円キャリーは復活する
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
6月13日から毎日107円と108円だよ。まともに見る気も起きない。こういう閑散な相場になると必ず円キャリーは復活する。とは言え、クロス円も高値を追っているのだが、動きの鈍さはひどいもので、かつての円キャリー全盛期には全く及ばない。最近の往来相場で相当に市場参加者が減少している。(個人投資家は知らない)。(6月25日。水曜日。)
▼24日:NY外為市場/
金利据え置き見通し+株安+原油高=ドル円下落
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
6月24日(火)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、月曜日(6月23日)のニューヨーク市場午後の動きが無かったので、そのまま107円台後半---[107.80-85]レベル---でオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。24日(火)の東京市場は、引き続き、動きらしい動きも無く、FOMCの結果待ち。概して、[108.00]アラウンドでの小動き。
ロンドン市場も、同上。動きらしい動き無し。6月24日(火)のニューヨーク市場午前の段階では、今回のFOMCで、ドル金利が据え置きになるのではないか、といった事前観測が広がったこと、また、米国株式市場が軟調に推移していること、オイル価格が、高止まりしていること、などを材料に、ドル/円(USD/JPY)は、[108.00]アラウンドから、107円台ミドルに下落している。(2008年06月25日東京時間00:10記述)
▼豪ドル相場予想/
本当に安定感あり=急上昇ないが当面強そうだ
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は昨夜、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
為替市場は揉み合いに入ってきている。ユーロドルは、1.54-1.56のレンジ、ドル円も107-108円台半ば、その他の通貨も揉み合い。
ただオーストラリアは資源高騰の恩恵を受けて資源関連企業が堅調なため、豪ドルはじり高になっている。この国は本当に安定感がある。急には上がらないだろうが、当面強そうだ。
24日はトリシェ総裁の発言には注目したいが、おそらく7月の政策金利についてだろう。7月は利上げを織り込んでいるので、利上げについて言及すれば動かないだろうが、不透明感があれば下落しそうだ。また、7月以降の金融政策について追加利上げについて言及されれば上昇が期待できるが、そこまで具体的な話は出ないと思っている。
米ダウはまだ下落リスクはあるものの、金曜日に株価が下げてドルが売られて円が買われたが、月曜日にすぐに戻してしまった。それを思うと、株価は下がっても、為替は動かないかもしれない。トリシェ総裁の発言と、米ダウに注目しておきたい。
■ロシア・エナジー事情/
石油ガス産業の支配者は、今でも「プーチン首相」
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された24日の海外商品市況と、「ロシア・エナジー情報」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 8 891.6 +4.4 アルミ3カ月物 3,100.0 -41.0
NY銀 2008/ 7 1663.3 -15.7 銅3カ月物 8,350.0 -50.0
NY白金 2008/ 7 2025.0 -14.2 ニッケル3カ月物 21,500 -350
NYパラ 2008/ 9 471.95 -2.30 NY原油 2008/ 8 137.00 +0.26
シカゴ大豆 2008/11 1491.00 -11.50 NYコーヒー 2008/ 9 148.35 +1.90
コーン 2008/12 747.50 -11.75 NY粗糖 2008/10 12.71 -0.16
ドル・円 107.80 -0.05 シカゴ日経平均 2008/ 9 13,830 -40
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ロシア・エナジー情報 古いボス・新しい計画 (上) 08/5/27
By ルスエナジー、ミハイル・クルーティヒン氏
メドベージェフ新大統領の就任にも関わらず、ロシアの基幹となる石油ガス産業の支配者は変わらない。プーチン首相である。同首相は、エネルギー部門を個人的に管理しているが、そのナンバーツーは、元KGB(旧ソ連の国家保安委員会)幹部だったイゴリ・セーチン副首相である。同副首相は、石油企業の投資を促すために、複数の提案を行った。
【出された答申】
セーチン副首相は5月15日に、政府当局者や石油企業幹部らによる会議を主催し、国内の石油産業の生産状況を改善するための複数の答申を取りまとめた。これらの答申は、明らかに遅すぎるものだった。原油生産は、過去5カ月減少を続けており、減少トレンドは継続する見通しとなっている。
セーチン副首相の手法は、昔のKGBの取締り方法の再現である。つまり、疑わしい市民や反体制派に傾きそうな人物を、その都市のKGBのオフィスに丁重に招待して、「恐ろしい結果」について警告をするというものである。この手法は「予防」と呼ばれて知られていた。
今回、副首相は、生産の減少は国内のエネルギー供給と輸出を脅かしていると、石油企業らに警告をした。副首相はまた、関係省庁に対して、上流部門の操業を促進するための、明確な措置の策定を命令した。この措置のリストは、革命的な内容である。一部の措置は、プーチン主導の前政権が、過去8年間、採用を拒否してきたものである。ロシアの株式市場は即座に反応を示し、新たな期待に支援されて、石油ガス会社の株式は急騰した。
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン・・・日本時間26日03:15米FOMC声明発表
午前の東京株式市場=株価は、今夜のFRMC待ちと米金融不安、景気懸念など悪材料に押され200円を超す下落となった。日経平均 が終値で前日比-204.59円安の13644.97円、またTOPIXも同-22.09安の1327.10、JASADAQ指数は同-0.48安の61.72となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち鉱業、陸運業、医薬品の3業種のみ上昇。
午前の東京外為市場=為替は対ドルでやや円高。ドル円相場は107円台後半で推移、ユーロ円は167円台後半で推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
住商情報システム株式会社 (9719)
■Curl、RIA開発ツールのEclipse対応ベータ版を一般公開
~Eclipseフレームワークをベースとしたエンタープライズ向けRIAツールを提供~
http://www.scs.co.jp/ir/index.htm
ソニー株式会社(6758)
■2007年度 Form 20F 掲載(英語のみ)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/sec.html
投稿者 Yen-Dokki : 12:47
2008年06月25日
CSRを評価する株式市場・今日の株価予想ほか
★東証1・2部時価総額(20日)=438兆6492億円(前日比-5兆8118億円)■CSRを評価する株式市場/
女性活用表彰企業=株式パフォーマンスが良好
大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、橋本純一シニア クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)では、
2005 年3月に「女性の活用に積極的な企業の株式パフォーマンスは良好」と題し、厚生労働省が表彰している均等推進企業、ファミリー・フレンドリー企業の株式パフォーマンスが良好であることを確認した。
そして、今回は前回のレポートのフォローアップを行った。前回から2年間が経過し、より女性の活躍への意識が高まる中で、表彰企業の株式パフォーマンスの動向を再検証したのだ。分析結果からは、「2つの表彰企業は共に表彰前後で株式パフォーマンスが良好である事が示された」と言う。その概要は、次のとおり――。
▼今日の株価予想/
主力株に売り先行、日経平均は雲上限での買いに期待
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は主力株中心に売り優勢のスタートとなりそうだ。先週末のシカゴ日経先物が13765円であることから、5月12日以降の下値サポートラインを下回る動きが考えられる。ただ、一目均衡表の雲の上限レベルにもあたることから、その水準を意識して下げ渋ぶる動きとなるかどうかがポイント。物色面では相場の手詰まり感から材料株に短期資金流入の動きが続きそうだ。今日は寄り前に4-6月の法人企業景気予測調査の発表が予定されている。
20日のNYダウは大幅に反落。3月17日以来の安値水準で終了した。経済指標の発表は無かったものの、信用不安の再燃を受け金融セクター中心に売りが優勢となった。ムーディーズによるモノライン大手アムバックやMBIAの格下げに続き、米地銀などに対する弱気見通しが嫌気された。さらに、S&Pがゼネラル・モーターズ(GM)などビッグ3への格下げを検討していると発表したことなどもあり、NYダウは一時240ドル超の下落。ナスダックは終値で2.2%の下落となり、フィラデルフィア半導体(SOX)指数も2.8%下落した。
今週の東京市場は弱含みの展開が予想される。長期金利が昨年夏の水準まで上昇していることや、米国の長期金利の上昇ピッチが早さから、NYダウが3月安値水準まで下落してきており、信用不安再燃のムードが強まっている。3月安値時における蒸し返しの動きは予想されたが、インフレ懸念から利下げが困難であるなか、金融政策面での限界を感じとるような下への動きが続いている。
そういった意味でも、今週はFOMCに注目が集まりそうだ。5月以降にインフレ警戒姿勢への変更から年内の利上げも視野に入りつつあるとみられるが、株安が続くなかでFOMC後の声明文がポイントになろう。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では週間ベースで2週連続の陰線。今週は一目均衡表の基準線が下落に転じることから弱含みの展開か。今日に関しては5月12日と22日、6月13日の各安値をつないだ下値サポートサインを終値で維持できるかどうかが注目される。仮に、今週下落が続き下値サポートサインを下回る状態が続いた場合、3月17日安値以降の上昇トレンドを修正する動きが当面続こう。今週の上値メドは14150円前後。一方で下値メドは75日移動平均線の13500円前後となる。
話題の銘柄
1961三機工業/赤字からのV字回復、目標株価900円→950円
メリルでは、「08年3月期決算を踏まえ当社業績予想を見直した。09年3月期の営業利益予想を従来の35億円から43億円へ、10年3月期を44億円から52億円へ上方修正する。背景は、(1)大型で長期工事の受注抑制と短工期小口工事の受注拡大の徹底により、粗利益率が従来の当社予想を上回るペースで改善していること、(2)不動産子会社東和興産の吸収合併効果の見直しによる営業利益の押し上げが見込めること、(3)省エネ需要の高まりを背景に今後も利益率の高いリニューアル受注の拡大が期待できること、(4)過年度に受注した不採算大型工事の多くは09年3月期に竣工予定であり、工事損失引当金も計上済みであるため赤字リスクは限定的であること、である」と指摘。今2009年3月期連結営業利益を会社計画39億円(EPS28.4円)に対し従来予想35億円(EPS29.9円)から43億円(EPS31.7円)へ、来2010年3月期同44億円(EPS36.8円)から52億円(EPS37.9円)へ、2011年3月期同50億円(EPS41.3円)から58億円(EPS42.0円)へ増額。投資評価「買い」を継続、目標株価を従来の900円から950円(10年3月期予想PER25倍)へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼米FOMCとドル/
明確な利上げバイアス示さないと、短期的にドル調整?
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は20日(金)、沈静化した米利上げ観測の高まりは、ドル安と原油高、インフレと景気減速という「負の連鎖」を警戒するとの姿勢をFRB が明確に示したためだが、「もう1つの負の連鎖が起きている」と指摘した――。
<5月以降の金利上昇=インフレ懸念を背景とした「悪い金利上昇」>
それは「金利上昇と株安である」。亀岡さんは、5月以降の金利上昇は、景気回復期待を背景とした良い金利上昇ではなく、「インフレ懸念を背景とした悪い金利上昇だ」と言う。景気が低迷し住宅を中心に信用リスクも根強いなかでの金利上昇は、成長減速リスクを高めるためか株安につながっている。FRB は利上げ期待が過度に強まることの弊害も認識しているとしながらも、「25 日(水)発表のFOMC 声明で明確な利上げバイアスを示さないと短期的にドル相場の調整もある」と見る。
■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 105.00-109.00 (107.43-108.58)
ユーロ/円:165.00-169.00 (166.41-168.04)
ユーロ/ドル:1.5300-1.5700 (1.5347-1.5586)
豪ドル/円:100.00-104.00 (101.32-102.78)
豪ドル/ドル:0.9250-0.9650 (0.9371-0.9522)
▼ドル円膠着相場/
泥でぬかるみ道=容易に一方の方向には行きにくい
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は21日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
居眠り狂四郎的ドル円相場。寝たきりである。108円台が硫黄島決戦地と思えば、107円台を買うのはアホらしいと思う。110円以上に上る相場だと思えば、107円台はお買い得となる。そんな攻防、っていうほどの動きでもないか。上げ相場は売り方の総撤収によって起きる。下げ相場は買い方の総投げによっておきる。上がらなくなってきているのは、それ以上買い上げる連中が出てこないからである。金曜はいつもインチキ的引け値を作るから、それをみて、月曜の相場動向を判断しないほうが宜しい。こういう泥でぬかるみの道はなかなか一方方向には行きにくいものである。(6月21日。土曜日。冷蔵庫の日。)
■東京ドル円市場/
4PMの不思議な「まとまったドル円買い」?!
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は先週末20日(金)、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
20日は材料もないのでもみ合っている。ドル円は107円50ー108円50銭ぐらいのレンジ、ユーロドル1.5400-1.5580程度のレンジだろう。レンジが抜けるには材料が必要だが、今のところは米ダウがその可能性が高いと思う。12000ドルを下抜けすれば、今年の安値である11600ドル台が視野に入ってきてしまうので少し弱気相場となってくる。そうなれば、さすがにややドル安に向かいそうである。きっかけは例えば、金融機関関連のニュースなどか。注意しておきたい。
▼今週の債券相場/
2.10%前後目指すリスク大幅減も、1.70%割れには抵抗感
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…堅調。その後、伸び悩み。先物周りの動きが速そう
白川日銀総裁会見をきっかけに環境は大きく好転した。来週の短観発表を前に景気後退観測が一段と強まれば、さらにフォローとなる。しかし、先週も確認されたように戻り売り圧力は決して小さくなく、10年の1.70%割れ、5年の1.30%割れにはまだ抵抗感があろう。そういった状況下、本日は先週末の米国市場の株安債券高を受け、堅調に始まる見込み。ただ、その後は伸び悩もう。先物周りの動きが速そうだ。(AM6:47、佐野さん)
本日の想定レンジ(長国先物9月限) : 133円71銭 ~ 134円09銭
▼先週末:商品市況/
石油=期近は急反発、アルミ=急反発、コーヒー=急伸
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された20日の海外商品市況は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 8 903.7 -0.5 アルミ3カ月物 3,140.0 +67.0
NY銀 2008/ 7 1739.7 -7.3 銅3カ月物 8,435.0 +105.0
NY白金 2008/ 7 2062.4 +6.6 ニッケル3カ月物 22,400 +200
NYパラ 2008/ 9 479.20 0.00 NY原油 2008/ 7 134.62 +2.69
シカゴ大豆 2008/ 7 1532.50 -13.00 NYコーヒー 2008/ 9 146.70 +7.05
コーン 2008/ 7 721.25 -6.50 NY粗糖 2008/10 13.08 +0.37
ドル・円 107.28 -0.72 シカゴ日経平均 2008/ 9 13,765 -500
---------------------------------------
【貴金属=まちまち、ドル安・原油高による上昇を維持できず】
ニューヨーク金は軟調。ドル安や原油高、イスラエルによるイラン核施設爆撃懸念で上昇したが、前日の高値にはとどかず、ドル安・原油高一服による利食いで安引けた。
ニューヨーク銀は反落。下落したあと、ドル安や原油・金の上昇でプラスに切り返したが、ドル安・原油高一服で週末を控えた手じまい売りが増え、マイナスに転落した。
ニューヨーク・プラチナは反発。前日の安値で下げ止まったあと、ドル安や原油高、金の上昇で値を飛ばしたが、ドル安・原油高の一服で利食いが増え、上げ幅を削った。
ニューヨーク・パラジウムは変わらず。時間外取引で下落したあと、ドル安や原油・金の上昇でプラスに浮上したが、週末を控えた手じまい売りで上昇分を吐き出した。
【非鉄=アルミは急反発、アルコア社精錬所の操業一時停止をはやす】
ロンドン・アルミ3カ月物は急反発。前半は3100.0ドルが抵抗となったが、アルコア社精錬所の操業一時停止の報で3カ月ぶりの高値に値を飛ばした。
ロンドン銅3カ月物は大幅続伸。アルミの急伸やドル安、原油・金の上昇が買い安心感を誘い、前日の高値を突破した。
ロンドン・ニッケル3カ月物は反発。アルミや銅の急伸、ドル安をはやし、投機買いが上回った。
【石油=期近は急反発、ドル安やイスラエル空爆演習などで】
ニューヨーク原油は急反発。ドル相場が全面安となるなか、サウジアラビアで22日に行われる産油国と消費国の閣僚級会合では具体的な発表はないとの見方が広がったことや、イスラエルがイランを標的とした空爆演習を行っているとの報などが背景となった。ただし、序盤以降は上げすぎ感などから調整に転じた。
石油製品も急反発。ヒーティングオイル、改質ガソリンともに原油相場同様、ドル安や地政学上のリスクの高まりなどから、序盤に一段高となった。 (オーバルネクスト シカゴ)
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★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、金融不安再燃や原油高によるNYダウの220ドル下落を受けて、大幅安。日経平均 が終値で前日比-162.27円安の13779.81円、またTOPIXも同-15.60安の1341.14、JASADAQ指数は同-0.52安の62.44となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち電気・ガス業と食料品を除き全面安となった。
午前の東京外為市場=為替は米国株安でドルが下落。ドル円相場は107円台前半で推移、ユーロ円は167円台半ばで推移している。
★クレディ・スイス証券・白川氏=4-6月期の景気見通しには「変更なし」
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さんは20日、4-6月期の景気見通しについて、変更なしとして次のようにコメントした、「16-20日週は、当社の景気見通しを修正するような主要経済データの公表はなかった。引き続き4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率1.4%減と、前期の同4.0%増からマイナスに転じるとの予想を維持する。」
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(8601)
■投資単位の引下げに関する考え方及び方針について
■新株予約権方式によるストック・オプションの発行に関するお知らせ
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
株式会社大阪証券取引所(8697)
新役員体制に関するお知らせ
http://www.ose.or.jp/profile/press/080620.pdf
第7期報告書(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
http://www.ose.or.jp/profile/doc_jh/jh_07.pdf
カブドットコム証券株式会社(8703)
■口座開設のSLA(サービス品質保証制度)の導入について
■コモディティ、世界の債券に投資する三菱UFJ投信の2ファンドを新規追加
http://kabu.com
積水ハウス株式会社 (1928)
■20日:積水ハウスは、住宅・建設業界で初めて環境省が創設した「エコ・ファーストの約束」を行います
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html
投稿者 Yen-Dokki : 18:59
@コスモ証券、「夏の個人向け国債特別キャンペーン」実施中 2008年6月30日(月)まで
コスモ証券では、2008年6月30日(月)まで「夏の個人向け国債特別キャンペーン」を実施している。
「第23回 個人向け国債(変動10年)」または「第11回 個人向け国債(固定5年)」を新たな資金で買い付けた方に100万円ごとに1,000円分のJTBギフトカードをプレゼントする。さらに500万円以上買い付けた方に購入金額に応じてJTBギフトカードをプレゼントする。
詳しくは0120-017-543またはhttp://www.cosmo-sec.co.jp/CGI/index.cgiまで。
投稿者 Yen-Dokki : 18:22
2008年06月24日
6月日銀短観予想・7-8月:夏の株価見通しほか
★東証1・2部時価総額(19日)=444兆4609億円(前日比-10兆6872億円)▼6月日銀短観予想/大企業・製造業DIは7%、非製造業は10%と予想
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は19日、7月1日公表予定の日銀短観について、大企業・製造業の業況判断DIは7%pt(前回調査比▲4%pt)、大企業・非製造業では10%pt(同▲2%pt)と予想した――。
<業況判断は全般に悪化予想>
前回の3 月短観では、資源価格の高騰や円高を背景に業況判断DI は大幅に悪化したが、今回の6 月短観ではさらに業況判断が悪化したとみられる。①原油を中心とした一次産品価格の一段高、②3 月調査時点での想定為替レート(2008 年度上期:109.56 円/ドル)を上回る円高水準での推移、③米国を中心とした世界経済の減速、④エネルギー、食料品等の値上げによる消費者センチメントの悪化、といった要因により収益環境は3 月時点よりも一層悪化したと思われる。
3 月短観の調査期間(2/26~3/31)と6月(6/1~6/18)の日経平均株価終値の平均値を比較すると、10%以上(12788.1円→14255.3円)上昇していることから、株価下落による企業センチメントの下押しは解消したと思われるものの、実体経済面の悪化により製造業、非製造業ともに業況判断DI は悪化するであろう。
■7-8月:夏の株価見通し/
円安進行+洞爺湖サミット+原油下落=強気相場
最近、米国に出張してきた、日興コーディアル証券・国際市場分析部長の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi/ Nikko Cordial Securities Inc.)は今朝、本誌の取材に応じ、「米国の都市部は減税効果とユーロ高・ドル安によって欧州からの観光客で賑わっていた」として、リスクは残るものの米国景気への過度な悲観論には否定的な見方を示した。
<予想レンジ=日経平均で14,000円~16,000円>
さて、7月~8月にかけての夏相場については、3つの観点からやや強気に見ており、予想レンジは日経平均で14,000円~16,000円とした。第1は、減税効果が効いて米国景気への不安が薄らいでいることと、ドル高政策への転換で円安になっていること。馬渕さんは、「円安は110円超え程度まで進み、想定レートを105円前後としている企業業績が上方修正される可能性が出てきた」と語る。
第2に、7月7日~9日に北海道・洞爺湖で開催されるサミットで、福田首相が21世紀版の前川レポートを披露。これにより、「日本でも再び、構造改革への期待感が出てくる」と見る。第3は、過度の原油高が和らぎ、WTIで120ドルから110ドル近辺に下がると予想している。そうなれば、「株式市場にとっては、買いのチャンス到来」となる。
<米国投資家も注目する外需系セクターに期待>
そうした環境下では、やはり外需系セクターが期待されると言う。
「米国の機関投資家ではヘッジファンドは別にして、オイルマネーや米年金基金は日本の国際優良銘柄の物色に前向き」と言う。北米の景気不安が薄らげば、トヨタ(7203)、ホンダ(7267)など自動車株が注目される。
世界景気が持続した場合、株価が押したところでは海運株、商社株、鉄鋼株が有望と言う。
またエマージング関連では建設機械関連でコマツ(6301)、日立建機(6305)、原子力関連では三菱重工(7011)と東芝(6502)を挙げた。
▼今日の株価予想/
米株反発で買い優勢に=楽観と悲観が綱引き
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
昨晩の米国株が反発したことを受けて、朝方の東京市場は買い先行の展開となりそうだ。前日の急落の反動で買い戻しが優勢となる一方、週末ということもあり上値ではポジション調整の売りも予想される。日経平均はひとまず、14200~14300円水準での攻防となるだろう。
19日のニューヨーク株式は反発となった。米新規失業保険申請件数、米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が市場予想より弱く売りが先行したものの、好材料の出たテクノロジー関連や保険関連がけん引役となり、市場全体は下値を切り上げ。主要3指数はそろって上昇となった。
一方、昨日の東京市場では、欧米での金融不安への警戒感が強く、輸出関連株などを中心に売りが先行。金融セクターにも下げの大きい銘柄が目立ち、日経平均、TOPIXともに2%を超える下落となった。
3月を底値とした戻り相場は、ひとまず一服した可能性が大きく、内外の投資環境を考慮すると、目先は調整入りとの認識が強まることになるだろう。とくに米国景気に対する不透明感が再び台頭してきたことで、市場では楽観と悲観が綱引きの状態。実需筋の動きが緩慢な中では、先物主導で相場は一方向に振れやすい局面といえそうだ。
もっとも、戻り過程で出遅れた投資家については、押しが入れば打診買いを入れると予想されるため、急速にマインドが悪化することは想定しにくい。市場全体にこう着感が強まるようであれば、値動きの軽い材料株や中小型株に資金の矛先が向かうことになるだろう。
テクニカル分析
テクニカル面からみると、日経平均は5月16日高値、6月6日高値に対する上値切り上げに失敗。13日の安値以降の上げが単なる戻りのケースとみることができる。5月12日以降から引けるサポートサインを割り込むようであれば、下方への値幅が拡大する可能性が大きい。上値メドは18日高値の14469円、昨年11月安値の14669円、15200円前後など。一方、下値メドは13日安値の13810円、75日移動平均線の13492円前後などが考えられる。
話題の銘柄
6145 日特エンジニアリング/電気自動車・ハイブリッド車関連企業の1社としてピックアップ
みずほが電気自動車・ハイブリッド車関連のレポートを作成。「ハイブリッド車(HEV)に続き、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)の導入シナリオがにわかに現実味を帯びている。背景として地球温暖化やエネルギーセキュリティへの対策が急務になっていることが挙げられる。この計画の鍵を握る次世代リチウムイオン電池の開発が日米を中心に活発化している。われわれは原油価格高止まりを前提に自動車メーカー各社の販売計画の積み上げを基に2010年のハイブリッド車(HEV)世界販売台数を130万台と予想している。更に2015年はハイブリッド車330万台、プラグインハイブリッド車10万台、電気自動車10万台を予想する。PHEV・EVは2016年以降に市場導入の加速が期待される。HEV・PHEV・EV関連企業は、短期的にはニッケル水素電池関連、設備投資関連(電池、モーターなど)、車載制御ユニット関連(パワー半導体など)などの分野が注目される。中期的には、リチウムイオン電池関連や、次世代環境対応車戦略でリードする自動車メーカーが注目される」と指摘。
関連企業として、リチウムイオン電池関連でGSユアサ、日立ビークルエナジー(未上場)、田中化学研究所、三社電機製作所を、駆動用モーター関連で日特エンジニアリング、三井ハイテックを、車載制御ユニット関連で日本インターをピックアップ。
日特エンジニアリングについては、「09年3月期からハイブリッド車向けモーター巻線機市場への本格参入を計画している。08年3月期に既に受注を獲得し、09年3月期の出荷が予定されている。発電モーターから手掛け、今後は駆動モーターへの展開を図るとしている。会社側はハイブリッド車向けモーター巻線機への本格参入を梃子に、中小型モーター向け巻線機売上を07年3月期の17億円から11年3月期には40億円に引き上げる計画を掲げている。すなわち中長期的な成長ドライバーの位置付けにある。同社の強みは小型モーター用巻線機で培った自動巻き線技術とされる。業界ではハイブリッド車向けモーターの巻線はコストダウンのニーズが高まっており、自動巻線技術に注力する同社は自らが強みを発揮する機会は多いと見ている」と指摘。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ドル円予想/
ファンド勢の攻めが執拗=6月はいつも円安だ
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
白川(日銀総裁)的円安相場継続中。6月はいつも円安だ。ファンド勢の攻めが執拗だ。
どうせ日本は何もできないんだろうと読んでの投機行動。いちおうその通りだからね。ところで中国で為替証拠金取引一時ご法度となったニュースが日経に出ていたが、あれ、おかしいなあ。もっと前に報道されていたぞ。ギャンブルと認定していたね。我が日本は業者乱立。レバレッジ100倍どころか400倍張っても構わないという麻雀荘的業界が完成。賞品、景品、何でもあり。
金融庁のお墨付き?笑ってしまうのが以下(FX業者のCM採用タレント:職業のみに省略)。
タレント、お笑い芸人、モデル、タレント、タレント、歌手、モデル、モデル、歌手、格闘家、タレント、野球選手、お笑い芸人、科学者、女優、俳優/一時役員にも名を連ねる、タレント、タレント、グラビアアイドル、
こういうのを私に送ってくる人がいるんだよ。しかし、これがまともな投資の世界かね。世界の為替の笑い者だよ。また、騙した、騙された、という話になるのは必定。情けない世界になったもんだ。お、うちは沢口靖子をくどいてみよう。(6月20日。金曜日。国連難民の日。)
▼FXレンジ相場/
ドル円=107.40-108.60円、ユーロドル=1.54-1.56ドル
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は19日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
19日はアジア株がそれぞれ急落、それを受けて若干の円高気味に推移しましたが、株の動きに比べればたいしたことはありません。またドル安が徐々に進みましたが、107円40銭近辺、ユーロドルの1.5580近辺は重要なチャート・ポイントでしっかりと跳ね返されました。
ロンドンではスイスが金利を据え置き。
スイスはECBと足並みをそろえることが多いため、今回の据え置きで次回ECBでの利上げ観測にも若干の不安が残り、スイス、ユーロが売られています。その後の英国の小売売上高は予想を大きく上回り、ポンド急進です。各通貨上げ下げが交錯しています。
19日は12000ドルに近づいてきた、米ダウに注目です。
緩やかな下落であれば影響はなさそうですが、急落すると円高・ドル安でちょっと反応するかもしれません。基本的にはドル円は107円40銭-108円60銭のレンジ、ユーロドルは1.54-1.56のレンジでしょう。円相場も揉み合いです。18日のモルガンスタンレーで6月の決算は一巡しましたので、7月の決算が始まるまでは、ニュース等で少し荒れることもあるかもしれませんが、基本は方向感のない相場になりそうです。
▼今日の長期金利/
強含みもみ合い=米株高+米債安が上昇要因に働く
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#293) 1.785%~1.835%
・ 債券先物(9月限) 132.75円~133.25円
<シナリオ>
長期金利は強含みもみ合い。昨日の米株高/米債安が金利上昇要因に働く。一方、原油相場の反落は金利の抑制要因。エネフレーション(資源インフレ)が沈静化すれば、グローバル・インフレ懸念の低下、引いては利上げ観測の後退につながる。
■商品ブル・ベア指数/
上昇率1位は金72、コーン・粗糖77、プラチナ・アルミ74
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された19日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 8 904.2 +10.7 アルミ3カ月物 3,073.0 -19.0
NY銀 2008/ 7 1747.0 +13.0 銅3カ月物 8,330.0 +91.0
NY白金 2008/ 7 2055.8 -36.1 ニッケル3カ月物 22,200 -800
NYパラ 2008/ 9 479.20 +7.40 NY原油 2008/ 7 131.93 -4.75
シカゴ大豆 2008/ 7 1545.50 -10.50 NYコーヒー 2008/ 9 139.65 +0.30
コーン 2008/ 7 727.75 -18.50 NY粗糖 2008/10 12.71 -0.18
ドル・円 108.00 +0.11 シカゴ日経平均 2008/ 9 14,265 -20
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あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
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5 日 12 日 19 日 5 日 12 日 19 日
大豆 78 84 73 金 48 61 72
とうもろこし 69 85 77 銀 48 64 67
小豆 58 64 54 プラチナ 50 69 74
粗糖 40 71 77 アルミニウム 39 64 74
コーヒー 50 54 64 ゴム 50 73 61
ドル/円 53 68 49 原油 36 79 67
ガソリン 35 78 66
灯油 32 78 63
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
今週6月19日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回6月12日の68から49まで急降下し、
一気にドル安意見が増大。今回商品の同指数は真っ二つに分かれた。貴金属、非鉄、ソフト商品が堅調見通しの反面、穀物・石油・ゴムに調整安意見が多かった。それでも70以上の高水準入りが多く、上からトウモロコシと粗糖の77、プラチナとアルミの74、大豆73、金72の順。
そのうち上昇率1位が金で、61から72まで上昇。上昇率同率2位にコーヒーとアルミが続いた。
一方、今回も40台以下の低水準銘柄はなし。低下率1位には灯油が入り、78から63まで後退。低下率同率2位には原油、ガソリン、ゴムが並んだ。 (オーバルネクスト/東京/橋本充平さん)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は米国株が反発したが、じりじりと下げ幅を広げ続落となった。日経平均 が終値で前日比-132.74円安の13997.43円、またTOPIXも同 -12.58安の1363.02、JASADAQ指数は同-0.61安の62.87となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのはパルプ・紙、陸運業、空運業の3業種のみ。
午前の東京外為市場=為替はドル円相場が107円台後半で推移、ユーロ円は167円台前半で推移している。
★カブドットコム証券=事業継続計画(BCP)機能を本格活用した業界初の注文要望受付開始
カブドットコム証券株式会社(8703)は7月より福岡システムセンターにおいて、代替システムによる注文要望精査受付システムを稼動させ有事・緊急時のバックアップサイトの運営を開始。すでに同社では取引所等への取次時間が、5分を超えて遅延しないことを保証するSLA(サービス品質保証制度)を導入している。この度、注文要望精査受付システム(業界「初」となる本格的BCP機能の高度化)を稼動することにより、免責対象となるシステム障害の発生時や東京システムセンターの災害発生時の機会損失を限定化することが可能となる。
★サイバーエージェント子会社=顧客サイト流入課金「PPC-SEO」を販売開始
株式会社サイバーエージェント(代表取締役社長:藤田晋氏、4751)の連結子会社CAテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石井洋之氏)は、SEO施策の料金を顧客サイトへの流入数に従って課金する「PPC-SEO」を6月19日より販売開始。2007年度のSEO国内市場規模が約100億円(2008年1月、アウンコンサルティング発表)とそのニーズが年々増える中、従来のSEOコンサルティングサービスの料金体系は毎月同額の料金がかかる月額固定制、順位に従って料金が変動する成果報酬制の2種類。しかし、この料金体系下では、検索結果の上位に表示されたとしても季節要因によって流入数が変動したり、検索結果からの流入が少ない場合でも同様の料金が発生するというケースが生じていた。同社ではこうした状況を踏まえ、サイトへの流入数に従って課金する「PPC-SEO」を新たに開始し、そのコストはクリック課金の検索連動型広告を利用する場合の半分程度に抑えられると見込む。「今後、当社では企業の費用対効果を高め、各企業の目的にあわせたSEOサービスを提供してまいります」と言う。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(8601)
■大和証券グループ 機構改革および職員の異動について
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
日本リテールファンド投資法人(8953)
■19日:短期投資法人債(コマーシャル・ペーパー)の発行に関するお知らせ
http://r26.smp.ne.jp/u/No/21675/B2BF105A_677/080619001.html
ソニー株式会社(6758)
■世界初動画と同時に笑顔の写真を自動撮影「スマイルシャッター」
機能を搭載した 手のひらサイズの“ハンディカム”発売
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200806/08-0619/
株式会社デンソー(6902)
■19日:デンソー、バイオディーゼル燃料に対応した業務用ヒートポンプエアコンの実証評価を開始
デンソーは、バイオディーゼル燃料に対応した業務用ヒートポンプエアコンの実証評価を19日からデンソー
本社で開始しました。空調機によるCO2排出量の大幅な低減を目的に、2010年の商品化を目指します。
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080619-01.html
投稿者 Yen-Dokki : 21:04
2008年06月20日
世界インフレの深層・今日の株価予想ほか
★東証1・2部時価総額(17日)=452兆4209億円(前日比+1029億円)■世界インフレの深層/
インフレでもバブル・マネーが減少しない「事情」
東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「バブル・シフトによるインフレ」として、世界のバブル・マネーが、資産市場からコモディティにシフトし、世界の一般物価上昇に影響し始めたと語る――。
<資産市場からコモディティに資金シフトで物価上昇>
85 年のプラザ合意以降、世界経済に危機が生じるために、世界の流動性が積みあがり、潜在的なバブル・エネルギーが高まってきた。昨今では欧米の金融危機で銀行間市場に大量の流動性が供給され、一方では米国の経常赤字の裏返しとして中国の外貨準備が2 兆ドル近くに膨れ上がり、産油国の累積経常黒字がここ数年で1 兆ドルに積み上がった。ヘッジファンドの資産も依然として1 兆ドルを優に上回る状況にある。
こうした巨大マネーがその時々に応じて世界中を駆け巡ってきた。しかし、近年ではサブプライム・ショックでリスク資産が敬遠され、国債などに一時避難されたが、ここでもインフレ懸念で相場が急落、目下のところは原油や穀物など、コモディティなど特定の市場に資金が集中している。
一般にバブル・マネーが株や不動産などの資産市場に向かっているときは、一般物価は安定していることが多く、そのために金融引締めは回避され、資産バブルが増長することが多い。今回は資産市場からコモディティに資金が移っている分、エネルギーや食料品を中心に一般物価に波及しやすくなっており、現に世界的なインフレ懸念を高めている。
【Washington Political Report】(有料)特約 (June 7 - 13, 2008)
米国の矛盾を露呈する米国・イラク安全保障合意の交渉
イラクのマーリキ政権と、長期安全保障の合意の交渉を進めているブッシュ政権が、来年以降もイラクに存在する58の米軍基地をそのまま使用することを要求し、それがイラク側の強い反発と不満を引き起こしているとの報道が今週なされました。かねてから、イラクが自力で治安維持できるようになれば米軍は引き揚げると繰り返してきたブッシュ政権が、来年後も大量の米軍の長期駐留を想定したような安全保障の枠組みを要求しているのを見ると、ブッシュ政権はイラクを永久基地化しようとしていると疑われても仕方がなくなります。これはマーリキ政権だけでなく、議会民主党や次期政権を目指す民主党のオバマ候補なども抱いている疑いです。
ブッシュ政権はイラクとの安全保障の枠組みの合意を7月末までに取り付け、しかもそれは大統領の署名だけによる2国間合意とし、議会の批准を要する条約とはしない方針です。これは、これまでの似通った安全保障合意の先例にならったものとされますが、イラクの場合は駐留軍の規模が大きく、米国の予算の負担も巨額で、また戦略的な含みも大きいことから、議会民主党はかねてから、ブッシュ政権の独走を警戒してきました。今度のイラク側からの反発は、そういう警戒を更に増幅するものとなりそうです。ブッシュ政権自体がいずれは過半の米軍を引き揚げると言っているのに安保の枠組みがそうなっていないのは何故か、米軍のほとんどの早期引き揚げを約束するオバマが大統領になった場合、この安保の枠組みが大きな障害となるのではないか、何よりも、イラク側が「もう、いらない」と言い始めている米軍を今後も長期にわたり無理に駐留させるような安保の枠組みを作ろうとしているブッシュ政権の本当の意図は何か、など議会民主党が近いうち、突っ込んだ議論を展開するようになるでしょう。
他方において、マーリキ首相は先週末イランのテヘランを訪れ、イスラム・シーア派の総師カメイニやアーマニデジャド大統領など、米国の宿敵となりつつある同国指導者と親しく会談を重ねました。ブッシュ政権がこのマーリキ首相の外交を阻止させようと努力した形跡は全く見られません。これを見ると、14万人の米軍を送り続け、年間1500億ドルもの米国国家予算を投入し続けて、米国は一体何をやっているのか、米国はこれまでに払った犠牲に対して一体如何なる褒章を得たのか、と本当に頭を傾げたくなります。長期安保の枠組みを作ることによって米軍の長期的利害を確保することにブッシュ政権がこだわるのは、米国がイラクから何かを得られるとしたら結局それぐらいしかないからかも知れません。こうした矛盾の露呈がまた、イラク政策の根本的な大失敗を明らかにしています。
▼今日の株価予想/
小型株・材料株中心の展開、日経は25日線に向けた動き
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
日経平均株価は25日移動平均線に向けた動きとなりそうだ。シカゴ日経先物は14385円にとどまっているものの、昨晩の米国市場の動き同様に下値を見極める展開が想定される。テクニカル面からは、16日の大陽線のあとの2日目の調整の動きと考えられる。25日移動平均線を意識した下ヒゲの形成など、調整3日目の明日につながるような動きができるかどうかが注目される。今日は小型株や材料株中心の相場展開となりそうだ。
17日のNYダウは大幅続落。ナスダックは4日ぶりの反落となった。ゴールドマン・サックスが発表した3-5月期決算で一株利益が市場予想を上回ったことで、金融株全般に買いが波及した。ただ、原油価格の高値圏の動きからインフレ懸念が根強いことや、金融機関の追加増資を指摘する見方などもあり、徐々に利益確定売りが広がる展開となった。
17日の東京市場は小幅反落。日経平均の日中値幅は今年最低の87.33円となり、東証1部の売買代金も2兆266億円と4月16日(2兆109億円)以来の低水準となった。テクニカル面では、一目均衡表の基準線の上昇や5日移動平均線の上昇が切り上がる日でもあり株価の上昇が期待されたが、前日の大幅上昇によってその効果がなくなった格好。
テクニカル分析
今日に関しては、米国株下落の影響から25日移動平均線に接近する動きが想定される。その際は、押し目買いから13日のような下ヒゲを形成できるかどうかがポイント。明日は5日移動平均線の上昇が切り上がることや変化日にもあたるため、反発を見越した下ヒゲの長さが気になる局面である。米国株同様、ジリ安の動きが想定されるが、日本株の相対的な堅調さを確認するためにも、後場大引けにかけての動きは注目されるところ。
逆に、目先の動きから6日に形成したマドが埋められないとなると、5月16日高値、6日高値に対しての上値切り上げに失敗することになる。その際には、5月12日以降の下値サポートサインを下回る動きとなる可能性も想定する必要があろう。
話題の銘柄
9441 ベルパーク/iPhoneの利益押し上げ効果考慮せずとも下期以降は増益局面へ
三菱UFJでは、「ソフトバンク端末を専業で販売する同社は、iPhone発売が報じられたため注目を集めている。発売日は7月11日であり、同社への注目は当面続くものと見る。iPhoneの販売チャネルがiPodのように量販店中心の場合は、量販店販売比率の低い同社へのプラス効果は限定的。しかし、ソフトバンクショップのチャネルも活用されれば、若年層など潜在ユーザーの多い大都市圏を中心にショップを展開する同社にとってポジティブである」、「高水準だった前上期のソフトバンクの手数料条件の反動で今08年12月期は減益を予想するが、この反動減の影響がなくなる下期以降は同社の店舗コスト効率化施策も相俟って増益局面を迎えると見る。加えて、ソフトバンクの割賦販売導入から2年が経過し、買い替え需要が本格化する秋以降は、専業大手の同社販売力がソフトバンクにとって一層重要なものになると思われる」と指摘。今2008年12月期連結営業利益を会社計画9.8億円(EPS9324円)に対し12.0億円(EPS9324円)、来2009年12月期15.2億円(EPS11810円)、2010年12月期16.3億円(EPS12665円)と予想。今後6~12ヵ月の目標株価を142000円と設定。レーティングを「3」から「2」に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ドル円予想/
110円に上昇したら、今年の相場はもう終わり?
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
冴えない展開が続いている。
ドル円は110円とか当たり前のように語られている。110円に行ったら今年の相場はもう終わりだろう。つまり、ウロウロ明確でない昔の相場に回帰するというだけ。円売りを主導している日銀の諸氏には、漁に出れないマグロやイカは食べるのを禁じたら良いのではないか? 海外出張も自腹でどうか? 日本が原油高を克服するにはドル円が下がるしかない。これがこんなに強含んでいるのではハイオクが200円に到達するのも時間の問題か。ポンドは化けの皮がはがれた。アメリカの利上げについての論評がいろいろ出たが、だからできないと言ってるジャンか。勝手に3回先まで織り込むかなあ。(6月18日。水曜日。海外移住の日。)
▼ドル円予想/
金利差狙いが有効=107円後半が堅くなってきた
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は17日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
英紙FTと米紙WSJが「金利先物市場は年内に3回から4回の利上げを織り込んでいるが、これは行き過ぎである」と報じたことや、「6月のFOMCはもちろん、秋まで利上げはない」と報じられ、冷や水をかけられた形になり、ドル安が進行しました。ドル円は107円台、ユーロドルは1.55台をつけましたが、今まで米高官の発言を受けてドル安が進んでいただけにその調整でしょう。今はもう戻ってきています。
17日はゴールドマン・サックスの決算がありますが、決算の内容に為替は反応しなくなっていますので、よほど予想と乖離しなければ、市場の落ち着きからいつもの金利差に向かいそうです。金利差狙いの手法がしばらく有効だと思います。ドル円は107円後半がだいぶ堅くなってきました。しばらく堅調な展開になりそうです。
▼今日の債券相場/
相場上伸、カーブは中期以降でスティープ化見込む
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…上伸、カーブ・スティープ化
入札後の20年新発債は冴えないものの、中短期債が堅調。昨日、指摘のように目先はカーブ・スティープ化が続くと予想する。ツイストかブルかは環境次第。その環境も大きく好転したと見られる。しかし、何度か騙されてもいるので慎重に判断したい。昨日の米国市場は株安、債券ブル・スティープ化。したがって、本日はこれらの地合いを引き継ぎ、相場上伸、カーブは中期以降でスティープ化を見込む。(AM6:42、佐野さん)
本日の想定レンジ(長国先物9月限) : 133円36銭 ~ 133円70銭
▼今日の債券相場/
下影陽線かつほぼ大引け坊主=目先の底入れ示唆
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#293) 1.795%~1.830%
・ 債券先物(9月限) 133.20円~133.55円
<シナリオ>
長期金利は昨日の米債高(FRB早期利上げ観測の後退)を手掛かりに弱含みにもみ合う。地合い修復の兆しを背景に押し目買いが恐る恐る出てくる気配。ただし、なお上昇トレンド内の動き。
■ロシア・エナジー事情/
モスクワ証取株価高騰=強気は短命に終わる?
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された17日の海外商品市況と、「ロシア・エナジー情報」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 8 886.9 +0.6 アルミ3カ月物 3,036.5 +61.5
NY銀 2008/ 7 1707.5 -15.7 銅3カ月物 8,088.0 -12.0
NY白金 2008/ 7 2064.3 +13.6 ニッケル3カ月物 24,195 +245
NYパラ 2008/ 9 463.85 -0.60 NY原油 2008/ 7 134.01 -0.60
シカゴ大豆 2008/ 7 1558.00 +24.00 NYコーヒー 2008/ 9 141.75 +3.05
コーン 2008/ 7 742.25 +9.75 NY粗糖 2008/10 12.43 +0.16
ドル・円 107.96 -0.16 シカゴ日経平均 2008/ 9 14,385 0
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ロシア・エナジー情報 08/5/13
By ルスエナジー、ミハイル・クルーティヒン氏
ロシアのメドベージェフ新大統領が就任し、プーチン前大統領が新首相に指名された。
これを受けて、モスクワ証券取引所のロシア企業の株価は大幅に上昇した。しかし、この株価の強気は短命に終わりそうだ。
【株価の急騰】
ロシアの新首相--すなわち、おなじみのプーチン前大統領だが--が、新内閣の政策を発表するやいなや、ロシアの株価、特に石油ガス・セクターの株は急騰した。ロシアのRTS指数は、わずか2日間に2150から2280へと上昇した。
経済の観測筋らは、アジア、欧州、米国の株式市場が混乱する中で、この株価のトレンドが、ロシア株価に対する楽観的な見通しを本当に反映しているものか、小首をかしげている。一部の市場観測筋は、国際的な投資資金が、不透明で不安定な世界の市場を嫌って、安定して成長しているロシアの証券市場のセーフヘブン(安全への逃避先)へと流入し始めた、と主張している。
プーチン首相が、石油企業に対する税負担を緩和すると発表したことが、この株価上昇の主要な刺激策となった。これら石油企業らは、歳入の75~80%を、鉱物抽出税や輸出関税として召しあげられている。これまでのロシア政府は、これらの税金の緩和には消極的だった。投資家らは、
今回の探査や開発への税的な奨励措置を受けて、エネルギー企業の株価が上昇するとの確信を得たようだ。
同時にメディアは、ヤマル半島の8つの巨大ガス田の免許を、入札を経ることなしに、ガスプロムに与えることが決定されたとの情報を得たようだ。またガスプロムは、サハリン周辺の複数の洋上ガス田の権益を得る可能性もある。このことも、株価には強気の要因となった。
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=17日の欧米市場で「FRBの利下げ観測後退」が話題になっているが、本誌の複数のコメンテイターは以前から「利上げは無理」と指摘していたので、読者の皆様にはサプライズはないことでしょう。さて、株価は朝方、NYダウの108ドル下げや円高を受けて安く始まるも、その後は上昇に転じた。日経平均 が終値で前日比+57.40円高の14405.77円、またTOPIXも同+2.01高の1403.99、JASADAQ指数は同+0.32高の63.83となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち25業種が上昇。不動産業、海運業、ガラス土石製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は、米利下げ観測の後退でドルが軟調。ドル円相場は107円台後半で推移、ユーロ円は167円台半ばで推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
カブドットコム証券株式会社(8703)
■岩手・宮城内陸地震被災者の方々への支援
~ 被災に遭われた皆様ならびに関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080617.asp
ソニー株式会社(6758)
■ソニーグループ 中期経営方針説明会(6/26)のご案内
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/strategy/index.html
積水ハウス株式会社 (1928)
■17日:7月7日~9日の北海道洞爺湖サミット開催に向けて日本の最先端の
工業化住宅技術・温暖化防止技術を世界に発信「ゼロエミッションハウス」
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html
投稿者 Yen-Dokki : 13:45
@大和証券、「個人向け国債で夏のジャンボキャンペーン!」実施中 2008年6月30日(月)まで
大和証券では、2008年6月30日(月)まで「個人向け国債で夏のジャンボキャンペーン!」を実施している。
100万円以上の新たな資金で個人向け国債を買い付けた方に、100万円以上200万円未満で一律2,000円など買い付け金額に応じて、キャッシュバックまたはVISAギフトカードをプレゼントする。
詳しくはhttp://www.daiwa.jp/まで。
投稿者 Yen-Dokki : 10:37
2008年06月19日
@住友信託銀行、「夏の定期預金 金利優遇キャンペーン」実施中 2008年7月31日(木)まで
住友信託銀行では、2008年7月31日(木)まで「夏の定期預金 金利優遇キャンペーン」を実施している。
新たな資金で新型定期預金(グッドセレクト)に100万円以上預け入れた方に、固定型2年で年0.95%(税引後 年0.76%)、固定型5年で年1.10%(税引後 年0.88%)の金利を適用する。また、スーパー定期・大口定期預金1年(グッドセレクト)に新たな資金で100万円以上預け入れた方に、年0.75%(税引後 年0.60%)の金利を適用する。
詳しくはhttp://www.sumitomotrust.co.jp/まで。
投稿者 Yen-Dokki : 12:46
ECB金融政策・今日の株価予想ほか
★東証1・2部時価総額(16日)=452兆3180億円(前日比+9兆2260億円)■ECB金融政策/
ボラタイルな金融政策=世界市場に波乱招く兆候
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は、インフレ懸念に晒され、利上げが予想されているECB(欧州中銀)の金融政策について、おおよそ次のように語った――。
昨日、ユーロ圏の5月消費者物価(改定値)が発表された。
前年比は3.7%増となり(前月3.3%増)、過去最高水準を更新した。ECB のインフレ目標(2.0%未満)を大きく上回り、次回の定例理事会(7月3日)では、利上げが確実視される。しかし、10 日の本レポートでも伝えたとおり、コア(除くエネルギー、食料、酒、たばこ)は依然、落ち着いており、5月の前年比も1.7%増にとどまっている(前月1.6%増)。すなわち、物価上昇の中心はエネルギーと食料であり、それを金融政策で抑制することは難しい。
▼今日の株価予想/
短期テクニカル指標は好転だが、昨日の反動も
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は昨日の高値圏でのもみ合いが予想される。日経平均はシカゴ日経先物が14385円で終了していることもあり、朝方は小高くなる場面も考えられるが、昨日の大幅上昇の反動や戻り売りに押されて上値は追いづらい。マド埋めとなる14500円に向けた動きが継続するなかで、上昇エネルギーを蓄積する局面と考える。
16日のNYダウは反落。原油先物の上昇を受けて一時は95ドル下げる場面があったものの、その後は原油先物が軟調となったことや、リーマン・ブラザーズの決算内容が予想の範囲だったことが好感され金融株に買いが波及した。一方、ナスダックは3日続伸、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は1.5%上昇した。
昨日の東京市場は米国株高を背景に大幅続伸となった。後場はアジア株高などを背景に先物主導で上げ幅を拡大。日経平均は年初来7番目の上げ幅を記録し、14100円前後に集中する節目をあっさりと上回った。今日に関しては、一目均衡表の基準線の上昇や5日移動平均線の上昇がさらに切り上がる。ボリューム面の落ち込みがやや気になるところだが、一気に14500円クリアといった流れも想定されよう。 今週は週足の一目均衡表で転換線が300円程度上昇することから、その上昇に株価が押し上げられる動きが想定される。日柄としては、昨年12月の戻り高値から3月17日安値までの65日目と対等する、今週19日は変化しやすい日として重要となる。
上値メドは、6日のマド埋めとなる14500円前後や、昨年11月安値の14669円、15200円前後など。一方、下値メドは、13日安値の13810円や5月28日安値13665円、75日移動平均線の13470円前後などが考えられる。
話題の銘柄
1868三井ホーム/地価下落→年収倍率改善シナリオの恩恵最も享受、目標株価770円
モルガンが住宅業界のレポートを作成。07年度決算、直近の住宅着工、月次受注を踏まえて、積水ハウス、三井ホーム、住友林業の業績予想および目標株価を修正。トップピックを引き続き三井ホームとし、投資判断「Overweight」を継続、目標株価を従来の540円から770円に引き上げたほか、住友林業の投資判断を「Equal-Weight」から「Overweight」へ、目標株価を従来の800円から1080円へ引き上げた(積水ハウスは投資判断「Equal-Weight」を継続、目標株価を従来の1670円から1250円へ引き下げ)。三井ホームがトップピックである理由として、(1)首都圏の営業基盤が強く、地価下落による持家取得年収倍率改善の恩恵を受けやすいこと、(2)資材価格高騰の影響を受けにくいこと(値上がりのペースが緩やかな木材を構造材に使うメーカー、鉄骨系メーカーに対して収益性の悪化を軽微に抑えられる)、(3)FCの解散で約4億円の営業赤字がなくなること、(4)三井不動産グループのシナジーが働き、子会社の増益基調が続く可能性が高いこと、の4点を指摘。今2009年3月期連結営業利益を従来予想47.3億円(EPS38.1円)から55.1億円(EPS43.4円)へ、来2010年3月期同47.5億円(EPS40.9円)から57.2億円(EPS51.0円)へ上方修正し、新たに2011年3月期連結営業利益を59.8億円(EPS53.4円)と予想している。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ドル相場予想/
短期ではドル高は限定的⇒中長期ではドル高・ユーロ安?
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、ドル相場について、短期的な視点と中長期的な視点から予想した――。
<短期的なドル円=104円~110円>
それによると、「当面、米国景気の回復感が強まらなければ、インフレ抑制のためにFRB が利上げをしたとしても限定的で、利上げ幅は現状の市場予想を下回り、米市場金利はいったん低下する可能性も出てくる」と言う。
そうなると、ドル高が一服することになり、1ドル=104~110 円、1 ユーロ=1.52~1.58 ドル(162~170円)程度で推移すると見る。今後の米経済指標の強弱、およびFRB 理事や米地区連銀総裁などFed メンバーの発言がタカ派的トーンを強めるか否かが注目される。
ただし、需給緩和対策などから原油価格が早期にピークアウトし、原油安が招くドル高効果、および期待成長率の上昇を通じた株高効果が大きくなると、「ドル高および円安方向への振れ幅は大きくなる」と言う。
▼FX市場ウォッチ/
「フライデーの逆がマンデー」というのが最近の特徴
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
白川(日銀総裁)相場継続中。円以外は、フライデーの逆がマンデーというのが最近の特徴にて、この日もその通りの展開となった。ここのところ、NY時間がやけに暇である。予想というものは難儀なものである。為替の予想もそうなのであるが、金利の予想はことごとく外れるという印象がある。債券相場はそれだけむずかしいのであろう。原油は相変わらずの高値推移であるが、金がどうにもこうにも冴えない。どうしたんだろうと思わせるくらいの動きの悪さだ。(6月17日。火曜日。梅雨らしからぬ日々。)
▼G8後のドル円/
「ドルが下がったら買う」行動にシフトしそうなムード
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は16日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
先週末に大阪で主要8カ国が集まって会議が行われました。
各国の財務大臣が集まっていろいろ話合いが行われたのですが、これは世の中で言われているG7という会議とは違って、サミットの前に行われる特殊な集まりです。ここでは、サミットに向けての話し合いが行われるわけですが、今年は何といっても、福田さん肝いりの環境サミット、当然テーマはこれが中心になります。
ですから、あまり為替を正式に議論するような席ではなかったので、声明文の中に為替の記述がないのは、まあ当然でいったところでしょう。ただ、そのかわり非公式にはポールソン(米財務長官)さんが「ドル高を望んでいる」といって、それを他の国のお偉いさん達が、頷いて聞いているというシーンはあったようですので、まあそれなりには各国の姿勢は一致しているということは示すことはできました。
こうなると、やはりドルを売っている人にとっては気持ち悪い。ちょっと一旦諦めようかというムードが高まるのはこれも当然か。ただ、不安もあります。ここから本当にドルを買っていいのか?アメリカの景気がまだ良くない状態で本当にドルは強くなっていくのか? 投資家の悩みは尽きません。となれば、下がったところを買いたいなとみんなが考えるのは人情というもの。ドルが下がったら買うという行動にみんながシフトしてきそうなムードです。
▼今日の長期金利/
20年債入札に注目だが、順調でも低下余地は限定
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#293) 1.870%~1.905%
・ 債券先物(6月限) 132.05円~132.50円
<シナリオ>
長期金利は強含みにもみ合う展開。前場は20年利付国債入札に対する漠たる警戒感が市場心理に影