最新更新日:7 01, 2008 05:05 PM
ケンミレ株式情報レポート
より詳しい株式情報は右記ケンミレサイトへ。 http://www.miller.co.jp/

2008年06月30日

株式水準が割安でリスクが低いインデックスの見つけ方

≪要約≫

株価は個々の銘柄でバラバラに動いているように見えても、多くの銘柄では「同じ業種」や「同じ事業を行っている企業群」や「同じテーマ」の銘柄で一緒に上がったり下がったりしています。このような「株価が同じように動くグループ」の中から、割安になっているグループが見つけることができれば、その割安なグループに含まれる銘柄の中から割安な銘柄を見つけやすくなります。そのための武器がトップページにある『割安インデックスマップ』です。

≪本文≫

株式投資は安いときに買って、高いときに売るのが大原則です。つまり、「買いタイミング」や「どのような業種を買うか?」「どんな銘柄を買うか?」や「いくらで買うか?」が勝ち負けの大部分を決定するということになります。なぜなら、相場が高いときや、割高な業種や個別銘柄を買ってしまうと、それだけで「売りにくい」となってしまうからです。

少なくとも「相場が割安になってきたとき」に「割安な業種」や「割安な銘柄」に投資することが一番リスクを低くすることができることになりますが、そうしますと何をもって「割安か?割高か?」を判断すれば良いかということになります。一番分かりやすい方法は、チャートを見て株価が大きく下がったときを割安と判断することだと思います。なぜなら、株価は上がれば必ず下がり、反対に下がってもいずれ必ず上がりますので、株価が大きく下がれば下がるほど「さらに下がる確率は低くなる」一方で、「上がる確率は高くなる」からです。

したがって、リスクを抑えて投資する場合にもっとも最初にチェックすべきことは「チャートを見て株価が大きく下がっているかどうか」ということになりますが、株式市場に上場している個別銘柄は4600以上もありますので、すべてのチャートを目で見てチャックするは大変です。しかし、株価は「金利が上昇しそうなときには銀行株」が上昇したり、「為替が円安になりそうなときには自動車株や精密機器株」が人気化したりするなど、同じ業種や同じテーマに該当する銘柄が一緒になって上がったり下がったりすることがよくあります。

そこでケン・ミレニアムでは、最初からたくさんある銘柄の中から「ピンポイントで割安な個別銘柄を探す」という方法以外にも、まずは4600以上もある個別銘柄を「東証一部の建設株」や「ジャスダック市場の電気株」のようなグループ(ケンミレではインデックスと呼んでいます)に分け、これらのインデックスの中から割安なインデックスが見つかれば「さらにそのインデックスの中に採用されている銘柄の中から割安銘柄を探す」という方法を開発しました。

現在のところ「東証一部」「東証二部」「大証一部」「大証二部」「ジャスダック」「マザーズ」「ヘラクレス」の7つの株式市場に対して、建設業や食品業や医薬品業など一般的もよく使われる『33業種』で区分したインデックスが123個、そしてこの業種をさらに事業品目で細かく区分した『ケンミレインデックス』が284個あります。さらに、円安でメリットを受けるような銘柄や環境関連の銘柄などテーマでまとめた『テーマ別インデックス』が38個ありますので、合計しますと445個のインデックスを持っています。

そうしますと、445個のインデックのチャートをチェックすれば済みますので、4600以上もある個別銘柄のチャートをチェックするよりも楽に割安か割高かのチェックができますが、それでも実際に445個ものチャートを見てチェックするのは大変です。

そこでケン・ミレニアムでは、コンピューターが445個のインデックスのチャートをチェックして、自動的に株価水準が割安か割高かを分布図で表わし一目でチェックできる『割安インデックスマップ』を提供しています。このマップの黄色い☆印にマウスを置くと、この☆印の中にあるインデックスの数が表示されるようになっていますが、この☆印が大きければ大きいほど「たくさんのインデックスが密集している」ことを表わします。

そして縦軸の株価水準を見て、上の方にあるのが「株価水準が割高なインデックスが含まれる☆印」となり、下にあるのが「株価水準が割安なインデックスが含まれる☆印」となりますが、これもコンピューターがインデックスごとの株価チャートを見て判断しています。たとえば、株価が上昇したまま高値圏にあるインデックスは上に方に、反対に株価が大きく下がっていたり、もしくは大きく下落した後のリバウンド中でも株価水準が低いインデックスは下の方に集まるようになっています。



したがって、TOPIXや日経平均など株式市場が大きく下がったときに、さらに「割安なインデックスをチェック」してみるなら、この『割安インデックスマップ』の下側にある株価水準が低いインデックスを中心にチェックすれば良いと思います。なお、無料ページでは「インデックス名」のみしか分かりませんが、それでも株価水準が割安な水準になっている業種がだいたい分かると思います。また有料会員向けの場合では「割安インデックスだけを指定して、実際にその中にある「割安銘柄を探す」こともできるようになっています。

なお、このときさらに投資リスクを抑えたり、反対にリスクは高くても動きが早いインデックスの中から探したりする場合は、『割安インデックスマップ』の横軸で☆印を選択するようにします。個別銘柄であっても、業種別株価指数などのインデックスであっても、株価チャートにはゆっくり上昇したり下落する動きのチャートもあれば、上昇と下落が比較的早く動くチャートもあります。ゆっくりと動くインデックスは右側に、比較的早く動くインデックスは左側に集まるようになっています。


つまり、横軸の右側にある「ゆっくりと動くチャート」のインデックスを選べば、株価が下がるときもゆっくりと下がる可能性が高くなりますので、あまり時間がない投資家でも十分に対応できる「投資リスクが低いインデックス」という見方ができます。反対に横軸の左側にある「比較的早く動くインデックス」を選べば、勝負が早い分、売りそびれてしまう可能性も高くなりますので「投資リスクが高いインデックス」という見方ができます。

したがって、できるだけ割安な株価水準になっているインデックスで、投資リスクを抑えて探したい人は、この『割安インデックスマップ』の右下のエリアに集まっているインデックスの中から「割安な銘柄があるかどうか?」をチェックして探すのが良い、ということになります。

レポート担当 : ケンミレ株式情報 田中達也

Posted by Yen-Dokki at 2008年06月30日 17:43
 
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