最新更新日:9 03, 2008 08:47 PM

サイバノミクスレポート新規配信は右記メールからお申込みください。nishi54@sepia.ocn.ne.jp
サイバノミクス金融・経済レポート
新規配信は右記メールからお申込みください。 nishi54@sepia.ocn.ne.jp

2008年06月25日

CSRを評価する株式市場・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(20日)=438兆6492億円(前日比-5兆8118億円)


■CSRを評価する株式市場/
  女性活用表彰企業=株式パフォーマンスが良好


大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、橋本純一シニア クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)では、
2005 年3月に「女性の活用に積極的な企業の株式パフォーマンスは良好」と題し、厚生労働省が表彰している均等推進企業、ファミリー・フレンドリー企業の株式パフォーマンスが良好であることを確認した。

そして、今回は前回のレポートのフォローアップを行った。前回から2年間が経過し、より女性の活躍への意識が高まる中で、表彰企業の株式パフォーマンスの動向を再検証したのだ。分析結果からは、「2つの表彰企業は共に表彰前後で株式パフォーマンスが良好である事が示された」と言う。その概要は、次のとおり――。



▼今日の株価予想/
 主力株に売り先行、日経平均は雲上限での買いに期待


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は主力株中心に売り優勢のスタートとなりそうだ。先週末のシカゴ日経先物が13765円であることから、5月12日以降の下値サポートラインを下回る動きが考えられる。ただ、一目均衡表の雲の上限レベルにもあたることから、その水準を意識して下げ渋ぶる動きとなるかどうかがポイント。物色面では相場の手詰まり感から材料株に短期資金流入の動きが続きそうだ。今日は寄り前に4-6月の法人企業景気予測調査の発表が予定されている。

20日のNYダウは大幅に反落。3月17日以来の安値水準で終了した。経済指標の発表は無かったものの、信用不安の再燃を受け金融セクター中心に売りが優勢となった。ムーディーズによるモノライン大手アムバックやMBIAの格下げに続き、米地銀などに対する弱気見通しが嫌気された。さらに、S&Pがゼネラル・モーターズ(GM)などビッグ3への格下げを検討していると発表したことなどもあり、NYダウは一時240ドル超の下落。ナスダックは終値で2.2%の下落となり、フィラデルフィア半導体(SOX)指数も2.8%下落した。

今週の東京市場は弱含みの展開が予想される。長期金利が昨年夏の水準まで上昇していることや、米国の長期金利の上昇ピッチが早さから、NYダウが3月安値水準まで下落してきており、信用不安再燃のムードが強まっている。3月安値時における蒸し返しの動きは予想されたが、インフレ懸念から利下げが困難であるなか、金融政策面での限界を感じとるような下への動きが続いている。

そういった意味でも、今週はFOMCに注目が集まりそうだ。5月以降にインフレ警戒姿勢への変更から年内の利上げも視野に入りつつあるとみられるが、株安が続くなかでFOMC後の声明文がポイントになろう。

テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では週間ベースで2週連続の陰線。今週は一目均衡表の基準線が下落に転じることから弱含みの展開か。今日に関しては5月12日と22日、6月13日の各安値をつないだ下値サポートサインを終値で維持できるかどうかが注目される。仮に、今週下落が続き下値サポートサインを下回る状態が続いた場合、3月17日安値以降の上昇トレンドを修正する動きが当面続こう。今週の上値メドは14150円前後。一方で下値メドは75日移動平均線の13500円前後となる。

話題の銘柄
1961三機工業/赤字からのV字回復、目標株価900円→950円 

メリルでは、「08年3月期決算を踏まえ当社業績予想を見直した。09年3月期の営業利益予想を従来の35億円から43億円へ、10年3月期を44億円から52億円へ上方修正する。背景は、(1)大型で長期工事の受注抑制と短工期小口工事の受注拡大の徹底により、粗利益率が従来の当社予想を上回るペースで改善していること、(2)不動産子会社東和興産の吸収合併効果の見直しによる営業利益の押し上げが見込めること、(3)省エネ需要の高まりを背景に今後も利益率の高いリニューアル受注の拡大が期待できること、(4)過年度に受注した不採算大型工事の多くは09年3月期に竣工予定であり、工事損失引当金も計上済みであるため赤字リスクは限定的であること、である」と指摘。今2009年3月期連結営業利益を会社計画39億円(EPS28.4円)に対し従来予想35億円(EPS29.9円)から43億円(EPS31.7円)へ、来2010年3月期同44億円(EPS36.8円)から52億円(EPS37.9円)へ、2011年3月期同50億円(EPS41.3円)から58億円(EPS42.0円)へ増額。投資評価「買い」を継続、目標株価を従来の900円から950円(10年3月期予想PER25倍)へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼米FOMCとドル/
 明確な利上げバイアス示さないと、短期的にドル調整?


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は20日(金)、沈静化した米利上げ観測の高まりは、ドル安と原油高、インフレと景気減速という「負の連鎖」を警戒するとの姿勢をFRB が明確に示したためだが、「もう1つの負の連鎖が起きている」と指摘した――。

<5月以降の金利上昇=インフレ懸念を背景とした「悪い金利上昇」>

それは「金利上昇と株安である」。亀岡さんは、5月以降の金利上昇は、景気回復期待を背景とした良い金利上昇ではなく、「インフレ懸念を背景とした悪い金利上昇だ」と言う。景気が低迷し住宅を中心に信用リスクも根強いなかでの金利上昇は、成長減速リスクを高めるためか株安につながっている。FRB は利上げ期待が過度に強まることの弊害も認識しているとしながらも、「25 日(水)発表のFOMC 声明で明確な利上げバイアスを示さないと短期的にドル相場の調整もある」と見る。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 105.00-109.00 (107.43-108.58)
ユーロ/円:165.00-169.00 (166.41-168.04)
ユーロ/ドル:1.5300-1.5700 (1.5347-1.5586)
豪ドル/円:100.00-104.00 (101.32-102.78)
豪ドル/ドル:0.9250-0.9650 (0.9371-0.9522)


▼ドル円膠着相場/
 泥でぬかるみ道=容易に一方の方向には行きにくい


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は21日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

居眠り狂四郎的ドル円相場。寝たきりである。108円台が硫黄島決戦地と思えば、107円台を買うのはアホらしいと思う。110円以上に上る相場だと思えば、107円台はお買い得となる。そんな攻防、っていうほどの動きでもないか。上げ相場は売り方の総撤収によって起きる。下げ相場は買い方の総投げによっておきる。上がらなくなってきているのは、それ以上買い上げる連中が出てこないからである。金曜はいつもインチキ的引け値を作るから、それをみて、月曜の相場動向を判断しないほうが宜しい。こういう泥でぬかるみの道はなかなか一方方向には行きにくいものである。(6月21日。土曜日。冷蔵庫の日。)


■東京ドル円市場/
 4PMの不思議な「まとまったドル円買い」?!


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は先週末20日(金)、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

20日は材料もないのでもみ合っている。ドル円は107円50ー108円50銭ぐらいのレンジ、ユーロドル1.5400-1.5580程度のレンジだろう。レンジが抜けるには材料が必要だが、今のところは米ダウがその可能性が高いと思う。12000ドルを下抜けすれば、今年の安値である11600ドル台が視野に入ってきてしまうので少し弱気相場となってくる。そうなれば、さすがにややドル安に向かいそうである。きっかけは例えば、金融機関関連のニュースなどか。注意しておきたい。


▼今週の債券相場/
2.10%前後目指すリスク大幅減も、1.70%割れには抵抗感


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…堅調。その後、伸び悩み。先物周りの動きが速そう
白川日銀総裁会見をきっかけに環境は大きく好転した。来週の短観発表を前に景気後退観測が一段と強まれば、さらにフォローとなる。しかし、先週も確認されたように戻り売り圧力は決して小さくなく、10年の1.70%割れ、5年の1.30%割れにはまだ抵抗感があろう。そういった状況下、本日は先週末の米国市場の株安債券高を受け、堅調に始まる見込み。ただ、その後は伸び悩もう。先物周りの動きが速そうだ。(AM6:47、佐野さん)
本日の想定レンジ(長国先物9月限) : 133円71銭 ~ 134円09銭


▼先週末:商品市況/
 石油=期近は急反発、アルミ=急反発、コーヒー=急伸


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された20日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2008/ 8 903.7 -0.5 アルミ3カ月物 3,140.0 +67.0
NY銀   2008/ 7 1739.7 -7.3 銅3カ月物 8,435.0 +105.0
NY白金  2008/ 7 2062.4 +6.6 ニッケル3カ月物 22,400 +200
NYパラ   2008/ 9 479.20 0.00 NY原油 2008/ 7 134.62 +2.69
シカゴ大豆  2008/ 7 1532.50 -13.00  NYコーヒー  2008/ 9 146.70 +7.05
コーン  2008/ 7 721.25 -6.50  NY粗糖   2008/10 13.08 +0.37
ドル・円      107.28 -0.72  シカゴ日経平均 2008/ 9 13,765 -500
---------------------------------------

【貴金属=まちまち、ドル安・原油高による上昇を維持できず】
ニューヨーク金は軟調。ドル安や原油高、イスラエルによるイラン核施設爆撃懸念で上昇したが、前日の高値にはとどかず、ドル安・原油高一服による利食いで安引けた。
ニューヨーク銀は反落。下落したあと、ドル安や原油・金の上昇でプラスに切り返したが、ドル安・原油高一服で週末を控えた手じまい売りが増え、マイナスに転落した。
ニューヨーク・プラチナは反発。前日の安値で下げ止まったあと、ドル安や原油高、金の上昇で値を飛ばしたが、ドル安・原油高の一服で利食いが増え、上げ幅を削った。
ニューヨーク・パラジウムは変わらず。時間外取引で下落したあと、ドル安や原油・金の上昇でプラスに浮上したが、週末を控えた手じまい売りで上昇分を吐き出した。

【非鉄=アルミは急反発、アルコア社精錬所の操業一時停止をはやす】
ロンドン・アルミ3カ月物は急反発。前半は3100.0ドルが抵抗となったが、アルコア社精錬所の操業一時停止の報で3カ月ぶりの高値に値を飛ばした。
ロンドン銅3カ月物は大幅続伸。アルミの急伸やドル安、原油・金の上昇が買い安心感を誘い、前日の高値を突破した。
ロンドン・ニッケル3カ月物は反発。アルミや銅の急伸、ドル安をはやし、投機買いが上回った。

【石油=期近は急反発、ドル安やイスラエル空爆演習などで】
ニューヨーク原油は急反発。ドル相場が全面安となるなか、サウジアラビアで22日に行われる産油国と消費国の閣僚級会合では具体的な発表はないとの見方が広がったことや、イスラエルがイランを標的とした空爆演習を行っているとの報などが背景となった。ただし、序盤以降は上げすぎ感などから調整に転じた。
石油製品も急反発。ヒーティングオイル、改質ガソリンともに原油相場同様、ドル安や地政学上のリスクの高まりなどから、序盤に一段高となった。 (オーバルネクスト シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html

ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、金融不安再燃や原油高によるNYダウの220ドル下落を受けて、大幅安。日経平均 が終値で前日比-162.27円安の13779.81円、またTOPIXも同-15.60安の1341.14、JASADAQ指数は同-0.52安の62.44となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち電気・ガス業と食料品を除き全面安となった。
午前の東京外為市場=為替は米国株安でドルが下落。ドル円相場は107円台前半で推移、ユーロ円は167円台半ばで推移している。

★クレディ・スイス証券・白川氏=4-6月期の景気見通しには「変更なし」
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さんは20日、4-6月期の景気見通しについて、変更なしとして次のようにコメントした、「16-20日週は、当社の景気見通しを修正するような主要経済データの公表はなかった。引き続き4-6月期の実質GDP成長率は前期比年率1.4%減と、前期の同4.0%増からマイナスに転じるとの予想を維持する。」

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社8601
■投資単位の引下げに関する考え方及び方針について
■新株予約権方式によるストック・オプションの発行に関するお知らせ 
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm

株式会社大阪証券取引所(8697)
新役員体制に関するお知らせ 
http://www.ose.or.jp/profile/press/080620.pdf
第7期報告書(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
http://www.ose.or.jp/profile/doc_jh/jh_07.pdf

カブドットコム証券株式会社(8703)
■口座開設のSLA(サービス品質保証制度)の導入について
■コモディティ、世界の債券に投資する三菱UFJ投信の2ファンドを新規追加
http://kabu.com

積水ハウス株式会社 (1928)
■20日:積水ハウスは、住宅・建設業界で初めて環境省が創設した「エコ・ファーストの約束」を行います
 http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html


Posted by Yen-Dokki at 2008年06月25日 18:59
 
▲ページのトップへ戻る

サイバノミクスレポート新規配信は右記メールからお申込みください。nishi54@sepia.ocn.ne.jp