08-09年GDP予測改訂・株式投資:新手法ほか
★東証1・2部時価総額(21日)=443兆4657億円(前日比+9兆1161億円)
■08-09年GDP予測改訂/
当面「踊り場」入り?09年にかけて緩やかに回復へ
大和総研・経済金融調査部(熊谷亮丸シニアエコノミスト+神田慶司エコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は1-3月期GDP1次速報を受け08 年度、09年度のGDP予測を改訂した。その概略は次のとおり――。
(1)成長率見通しを下方修正
改訂後の実質GDP 予想は08 年度が前年比+1.5%(前回+1.8%)、09 年度が同+1.7%(前回+2.0%)となっている。今回の予測では、経済見通しの前提となる、為替相場や原油価格に関する前提条件を円高・原油高方向へと修正、また米国経済の見通しを下方修正したことから、企業部門(輸出・設備投資)に対する見方が若干慎重になった。また、所得環境回復の遅れや消費者マインドの悪化等を受け個人消費に関する見方を下方修正した。日本経済は、当面「踊り場」入りの可能性が高まっているが、2009 年にかけて、米国を中心とする海外経済の持ち直し等を背景に緩やかに回復する公算である。
【主な前提条件】
(1)公共投資は2008 年度▲0.6%、2009 年度▲2.7%と想定した。予測期間内で消費税率の引き上げは想定していない。
(2)為替レートは2008 年度100.0 円/㌦、2009 年度100.0 円/㌦とした。
(3)米国実質GDP 成長率(暦年)は2008 年+1.4%、2009 年+1.8%とした。
■株式投資:新手法/
注目!流動性考慮したボラティリティ指標の銘柄選別効果
大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、橋本純シニア クオンツアナリスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は最近、足元の株式市場ではリターンの源泉となるリスクが増大傾向にあるとして、近年注目される「イディオシンクラティック(固有)ボラティリティ」を使った投資戦略を考案した。
その結果、単純に高ボラティリティ銘柄のパフォーマンスが良好であるという傾向は見られなかったが、「流動性を考慮したボラティリティ指標を代表的な投資指標である時間加重予想益回りと融合した場合の銘柄選別効果が高かった点は足元の動きからも注目される」と言う。
<4月終わりから、再びリスクが増大>
足元の株式市場では、リスクであるボラティリティが増大している。株式市場におけるボラティリティの増大はリターンの源泉を示すものであることから注目される動きである。(図表1)は市場のボラティリティを表す指標として、東証1部の上場銘柄を対象とした月次リターンのクロスセクショナルな時価加重標準偏差と、スペシフィックリスクの平均の推移を示したものである。2007年7月以降はサブプライムローンを契機とした市場の混乱の影響から増大傾向が続いていた。2008年初めに急激に増大した後は一旦減少しつつあったが、4 月終わりから再びリスクが増大している。
▼今日の株価予想/
25日線を意識した動き、貿易統計にも注目
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
日経平均は25日移動平均線を意識した動きから、下値を試す場面も想定されよう。ただし、明日以降、上昇に転じる一目均衡表の基準線の上方を維持していれば、売り一巡から押し目買いの動きは出てくるものと思われる。国内の経済指標では4月の貿易統計の発表などが予定されており、アジア向け輸出に減速の動きがみられるかどうかが注目される。
21日の米国株市場は大幅続落。ナスダックは4日続落となった。原油相場が一時133ドル台まで上昇したことで個人消費や企業業績への懸念が強まった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容から、利下げ打ち止め感やインフレ警戒感が一段と広がったことも下値を切り下げる要因となった。
東京市場は直近の急ピッチな上昇で高値警戒感が台頭するなか、米国株式の下落や円高進行が利益確定売りの理由付けとなっている。騰落レシオ(25日)が依然として120%を上回る状況からは、もう暫く日柄調整は必要との見方ができよう。
日経平均は3月の安値からは9週目の上昇を既に達成している。その期間の上げ幅2700円に対する調整進行中と考えれば、調整幅はさらに大きくなり、13000円レベルまでの下押しの可能性も考えられる。上値メドは、16日高値の14392円や心理的節目の14500円、昨年11月安値である14700円前後などがある。一方、下値メドは、25日移動平均線の13762円前後や基準線の13625円、4月16日高値13222円などが考えられる。
話題の銘柄
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東京製鐵/6月分も値上げでスプレッドは過去最高に、目標株価1970円
クレディ・スイスでは、「東京製鐵が6月分の鋼材価格を発表した。H形鋼が5000円/トン値上げの128000円/トンへ、ホットコイルが3000円値上げの115000円へ、異形棒鋼が5000円値上げの112000円へ、厚板が3000円値上げの132000円へ、など6ヵ月連続の値上げとなった。6月の製品価格(H形鋼、ホットコイル、異形棒鋼の加重平均価格)と足下のスクラップ価格とを使用したスプレッドは59000円/トンに達し、過去最高益を計上した2004年度の5万円前後を大きく上回った。高水準のスプレッドは製品値上げの一方で、5月に入ってからのスクラップ価格の値上がりは小幅であるため、会社計画は大幅に上方修正されよう。当社の業績予想は6月分の値上げやスクラップ動向を精査し、見直す予定」と指摘。現時点では従来予想を据え置き、今2009年3月期営業利益を会社計画230億円(EPS94.0円)に対し490億円(EPS196.7円)、来2010年3月期540億円(EPS216.1円)と予想。投資評価「OUTPERFORM」、目標株価1970円を継続した。
トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
▼ドル円103円割れ/
FOMC議事録⇒米株安+Ifo指数=対円・ユーロでドル下落
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
ドル円は続落。一時102.96円まで売り込まれた。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した、4月29-30日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で2008年の成長見通しが下方修正されたことを受けたほか、これを受けて米国株相場が大幅に下落したことを受けた売りが目立った。
ユーロドルは続伸。一時1.5792ドルまで上昇した。
ドイツのIfo経済研究所が21日発表した5月の独企業景況感指数が市場予想を上回ったことを受けて買いが進んだ流れを引き継いだほか、FOMC議事要旨を受けた買いが勢いを強めた。
ユーロ円も続伸。Ifo企業景況感指数を受けて高く始まったものの、米株安の影響を受けて伸び悩んだ。
▼米欧商品高騰/
NY原油=133.38ドルと史上最高値更新、NY金は続伸
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された21日の海外商品市況と、「厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(穀物)」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 6 928.6 +8.4 アルミ3カ月物 3,020.0 +23.0
NY銀 2008/ 7 1805.0 +32.5 銅3カ月物 8,240.0 -85.0
NY白金 2008/ 7 2221.1 +73.3 ニッケル3カ月物 25,200 -800
NYパラ 2008/ 6 463.20 +12.95 NY原油 2008/ 7 133.17 +4.19
シカゴ大豆 2008/ 7 1349.00 +17.50 NYコーヒー 2008/ 7 140.45 +3.65
コーン 2008/ 7 607.25 +17.50 NY粗糖 2008/ 7 10.60 -0.03
ドル・円 103.04 -0.68 シカゴ日経平均 2008/ 6 13,765 -255
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【貴金属=軒並み上伸、ドル安・原油高で投機買いが続く】
ニューヨーク金は続伸。ドル安で前日の高値を抜いたあと、ドル安・原油高一服で押し込まれたが、在庫急減による原油の史上最高値更新で時間外取引の高値を突破した。
ニューヨーク銀は大幅続伸。時間外取引で前日の高値を抜いたあと、金の反落でマイナスに転落したが、原油の史上最高値更新や金の急伸で節目の18ドルを突破した。
ニューヨーク・プラチナは急反発。売り先行で始まったが、対ユーロのドル安や原油の史上最高値更新、南アの電力供給問題やロンミン精錬所の爆発事故で急騰した。
ニューヨーク・パラジウムは急反発。金の反落が圧迫したが、ドル安や原油の史上最高値更新、金・プラチナの急伸で前日の高値を上回り、一カ月ぶりの高値に急伸した。
【石油=期近は急騰、予想外の原油在庫急減で】
ニューヨーク原油は、期近が急騰。ドル安や予想外の原油在庫急減などを背景に、期近は133.38ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。
石油製品も急騰。ドル安・原油高を好感するなか、ヒーティングオイルは在庫が予想を下回ったことを、改質ガソリンは予想外の在庫減少を受け、史上最高値を更新した。
【穀物=大豆、コーンともに大幅続伸】
シカゴ大豆は大幅続伸。7月限は、きのうの弱基調を引き継いで売りが先行したが、
ドル安や金の急伸、在庫急減による原油の史上最高値更新、大豆油の急伸、産地の好天による大豆の作付増加観測の後退をはやし、投機買いで急伸した。
シカゴ・コーンは大幅続伸。7月限は、売りが先行したが、ドル安や金の上昇、在庫減少による原油の史上最高値更新をはやし、ファンド買いを誘って7営業日ぶりの高値に急伸した。原油急伸や強気のテクニカルが、作付進展観測を上回った。 (オーバルネクスト シカゴ)
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウ227ドル下落、円高進行を受けて下落するも、やや持ち直す。日経平均 が終値で前日比-164.03円安の13762.27円、またTOPIXも同-12.21安の1357.88、JASADAQ指数は同-0.37安の63.67となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち5業種が上昇。石油石炭製品、その他金融、金属製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はドル下落からドル円は103円を割り込み円高が進んだ。ドル円相場は102円台後半で推移、ユーロ円は162円台前半で推移している。
★AIA堀内氏のFXコメント=ドル下落、早くもドルのメッキが剥がれたというところ
AIAの堀内昭利社長は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした。「ドルがズルズル落ちているが、
早くもメッキが剥がれたというところ。ドル円だけいつまでもチンタラ遊んでいて良いのだろうか。良くない。時間の問題か?原油が133ドルだあ。これでドル円が103円台。国民を苦しめる国家経済戦略。」
★松井証券株=「即時決済取引開始記念!100万円以下手数料無料キャンペーン」実施
松井証券株式会社(8628)では、5月12日(月)より、日本初となる株の即時決済取引を開始した。即時決済取引とは、取引所の普通取引で最短でも3日間のタイムラグがあった約定と受渡が同時に行われる取引。即時決済取引により投資家が株式の売却を行った場合、売却代金は即時に受け渡されるので、例えば日計り取引の売却代金を同日中に同一銘柄の買付代金に充てることも可能。この即時決済取引をより多くの方に試してもらうために、100万円以下手数料無料キャンペーンを実施する。対象期間中、即時決済取引の1日の約定代金が100万円以下の場合に手数料相当額として1,050円をキャッシュバックされる。
http://www.matsui.co.jp/company/index.html
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松井証券株式会社(8628)
■5/21:定款の一部変更に関するお知らせ
http://www.matsui.co.jp/company/index.html
カブドットコム証券株式会社(8703)
■剰余金の配当に関するお知らせ
■役員人事に関するお知らせ
■定款の一部変更に関するお知らせ
http://kabu.com
住商情報システム株式会社 (9719)
■BIGLOBEがホスティングサービスの安全性を明らかにするセキュリティ診断メニューを提供
~住商情報システムと連携し、「検査報告書発行サービス」などを提供~
http://www.scs.co.jp/ir/index.htm
積水ハウス株式会社 (1928)
■21日:積水ハウスの再生住宅「エバーループ」をご購入されるお客様への住宅ローン金利の優遇
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年05月28日 14:30