ハートフォード生命会見・米景気長期低迷シナリオほか
★東証1・2部時価総額(21日)=431兆5924億円(前日比+8兆2875億円)
■ハートフォード生命会見/
『セカンドライフの達人』へ向け、新事業戦略をスタート
―長寿社会に対応したリタイアメント・ソリューション企業へ飛躍―
ハートフォード生命保険は21日(月)、東京虎ノ門のホテルオークラ東京で記者会見を行い、『セカンドライフの達人』として、リタイアメント・ソリューション企業へと事業展開する新戦略のスタートを発表した。同社はこの新事業戦略を遂行するため、(1)ブランディング、(2)商品開発、(3)教育啓蒙-の3つの柱を掲げた。2000年の営業開始以来、退職後の資産形成を支援する『年金の達人』として変額個人年金保険市場でナンバーワンの約24.2%(2007年9月現在)のシェアを占める同社の新たなチャレンジが始まった――。
<セカンドライフを、30年~35年の期間で捉える必要がある>
同社代表取締役社長のデイビッド N.レベンソン氏は、日本では夫婦いずれか、または両方が95歳まで長生きする可能性が27.5%もあり、「セカンドライフを30年~35年の期間で捉える必要がある」と語った。それにも関わらず、「キャッシュフローが確保されていない」ことを踏まえて、長寿化への対応の重要性を強調した。ほとんどの方は十分なセカンドライフの資金があるか不安を抱いている。しかもその責任は自分にあるが、金融知識には自信がないと言う。
レベンソン社長は、「そうした方々へのアドバイスは個々人のニーズに合ったものでなければならない」とし、リタイアメント・ソリューション企業として、(1)新ブランドメッセージの展開、(2)商品ポートフォリオの拡充に加えて、(3)リタイアメントに関する教育啓蒙の推進への取り組みを挙げた。
<米国では、リタイアメント・ソリューションで成功を収めている>
レベンソン社長がリタイアメントの“スポークスパーソン”と期待するのが代表取締役マーケティング統括本部長の砂川和彦氏。砂川氏はリタイアメント・ソリューションでは2つの特徴を備えていると言う。第1は、2つのルートをもつこと。一般向けルートと、個々人に合ったサポートができる販売会社ルートである。5月30日には一般向けウェブサイトで新コンテンツをリリースする予定。第2は、アドバイスやサポートに止まらず、総合的なソリューションを提供すること。
ソリューションを推進するために、リタイアメント・ソリューションズ・グループを新設、販売会社に対して付加価値を提供する。「このグループは販売会社を訪問しても、商品の話はせず、その前段階のセカンドライフの考え方や対応について教育啓蒙を行う」と言う。同社は、「すでに米国でこのソリューションの成功を収めている」と言う。なお、実際のソリューション活動を担当する営業本部部長の三橋浩美氏は、ツールキットやその活用などについて説明した。
■米景気長期低迷シナリオ/
大胆な政策ない限り、09年後半にかけ最も深い調整圧力
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は21日、米金融システム不安感は最悪期を脱したとしながらも、思い切った政策を打ち出さない限り、「米国景気は2009年後半にかけて最も深い調整圧力に晒されるリスクがある」と懸念する。
ポイント:
米国金融システムに対する不安感は最悪期を脱したとみられる。しかし、米国の金融機関、家計、企業のバランスシート調整はこれから本格化する可能性がある。思い切った住宅市場梃入れ策や財政刺激策の導入が行われない限り、米国景気は2009 年後半にかけて最も深い調整圧力に晒されるリスクがある。
ここでは、米国景気長期低迷シナリオ(2009 年における一段の減速シナリオ)についてのコメントをご紹介しよう――。
▼今日の株価予想/
もみ合い、金融株軟調もハイテク株が指数を下支え
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場はもみ合い。米国市場に連動した動きが想定される。先駆した大手銀行株には利益確定売りが予想される一方、ハイテク株が指数を下支えする展開が想定される。過去の累積売買代金が多い価格帯であることや、短期のテクニカル指標に過熱感が出ていることから、アジア株や円相場の動向次第では利益確定売りが強まる可能性も考えられる。
21日のNYダウは5日ぶりの反落。発表された米銀大手バンク・オブ・アメリカの1-3月期の一株利益が市場予想を下回ったことで、金融株全般に売りが波及した。ただ一方で、アナリストが目標株価を引き上げたアップルなど、主要ハイテク企業の決算内容に対する期待感からハイテク株は堅調な展開となった。ナスダックは続伸。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値と比べ20円安い13700円で終了した。
東京市場は引き続き堅調な展開が想定されるが、騰落レシオ(25日移動平均)に過熱感があることや、4月14日の安値から三空を形成しており、短期的には調整の動きも考えられる。日柄でも3月17日安値から26日目前後となる、今週前半には目先の高値をつける可能性もあり注意が必要だ。
ただ、一目均衡表では、3日に転換線が基準線を上回ってから、株価が基準線を一度も下回らずに直近高値を上回る強気のパターンが継続。昨日は転換線、基準線ともに上昇したが、それらに続き株価が雲を突破する動きとなれば、さらに強気のシグナルが発せられることとなる。
目先の上値メドは、マド埋めとなる2月28日の安値13794円やその上の27日高値14105円、1月9日安値の14271円などが考えられる。一方で下値メドは、18日高値13485円や16日高値13222円などが考えられる。
話題の銘柄
6460
セガサミーHD/悪材料出尽くしで今期は赤字脱却へ、妥当株価1500円
大和総研では、同社について、◆主力の遊技機事業において悪材料出尽くし感が強まってきたこと(ただし、前08年3月期はもう1段の下振れ見通し)、◆マイナスサイドへの収益寄与が続く非遊戯事業(旧セガの事業)の再編期待値が高まっていること、◆業績反転で赤字脱却が期待される今09年3月期ベースのPBRがヒストリカルレンジを大きく下回ること、――などに注目。強気の投資判断を付与した。足もとの株価は、主力の遊戯事業の不振をネガティブ視して、ピーク時の4分の1程度まで下落しているものの、今期予想PERは依然割安とは言い難い水準にあると指摘。しかし一方で、時価総額の過半近いキャッシュを有する良好な財務面や、上場各社の今期の期初ガイダンスが円高、原材料高、内外景気の減速懸念等を背景に芳しくないものになると予想されることを踏まえれば、業績変化幅の大きい同社の株価が見直される可能性が高い局面だと判断した。これらを勘案し、今後の業績を、経常利益ベースで、前08年3月期を会社予想と同じく70億円の赤字(EPS -103.2円)、今09年3月期を210億円(EPS 39.7円)、来10年3月期を260億円(EPS 55.6円)と予想。レーティングを新規に「2」、当面の妥当株価を1500円(来期予想BPS1177円・PBR1.3倍)としてカバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■プライムワークス(株) (3627)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200805/5prime.html
当社は、(1)携帯電話向けのミドルウェア開発、ASPサービス、コンテンツ制作・配信に関する事業、(2)インターネット、モバイルにおけるWEBサイトの企画・開発・運営やSEO/SEMコンサルティングに関する事業を行っております。「情報通信技術とコンテンツの融合による新しい価値の創出」という経営目標の下、当社は、アプリケーション、コンテンツ、WEBに関するノウハウを総合することにより、常に新しいサービスやソリューションをお客様に提供し続けることを今後も努力して参ります。 会社ホームページ:
http://www.primeworks.jp/
▼ドル円相場一変/
投機の円売りvs.実需の円買い⇒投機筋の体力次第
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
円は金曜日とは打って変わった展開となった。投機の円売り、実需の円買い、だから投機筋の体力次第というところだろう。
ユーロにはぶったまげたなあ。まさかこんなに早く1.5950とか0.8040に戻ってくるとは信じがたい。ユーロは買い切り玉ばっかりだからなあ。ポンドの上げはインチキだったと実証されて喜ばしい。2ドルはショバ代高いだろうよ。(4月22日。火曜日。種まき吉の日。)
▼ドル円ウォッチ/
104円台への急反発から103円台への「軌跡」
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(
http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
4月18日(金)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、[102.35-40]レベルでオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場は、102円台ミドルで動きなし。ロンドン市場で、注目されていた米国シティバンクの決算が発表された。事前の予想の範囲内のものだったが、マーケットは「ドル買い」に反応した。[103.00]を上に抜けると、ストップ・ロス(損切りのドル買い)を付けて、急騰した。
[103.50][104.00][104.50]と断続的に、ストップ・ロス(損切りのドル買い)を付けて、さらに急騰した。[104.50]アラウンドのストップ・ロス(損切りのドル買い)を付けた後は、反落して、103円台ミドル程度で、ニューヨーク・クローズ。
4月21日(月)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、[103.85-90]レベルでオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場は、概して103円台後半程度で動きなし。東京市場の夕方に欧州勢が参加してくると、ドル売りとなり、103円台ミドルに下落。ロンドン市場は、[103.00]アラウンドまで下落。ニューヨーク市場は、103円台前半での持ち合いとなっている。
▼FX相場パターン/
Buy the rumor, sell the factを実証した英ポンド
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は21日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
先週、英政府が金融市場の安定に向けて、「来週にも具体案を発表する」との観測が広がり、ポンドが急伸する展開があった。
ダーリング英財務相は20日、英BBCテレビ放送の番組の中で、英政府とイングランド銀行が本日21日にも、具体案を発表すると述べた。内容に関しては、米国で行われた、住宅ローン担保証券を国債と交換するスキームと同様の内容になると見られている。
こうした対策への期待感からポンドは上昇したが、実際に発表になると材料出尽くし感から市場に買い疲れが見られるようになってくるというのは一般的なパターンである。先程内容が発表されたが、出尽くし感からポンドはやはり売られている。正にBuy the rumor, sell the fact だ。
▼今日の債券相場/
横ばいから強含み、イールド・カーブはフラット化継続
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…横ばい強含み
昨日は予想以上の軟調地合い。一方、米国市場は株安で債券はまちまち。
したがって、本日の注目は20年債の入札。基本的にはポジティブに捉えている。絶対水準の最終投資家の需要に期待したい。本日の相場は横ばいから強含み、イールド・カーブはフラット化継続と予想する。 (AM6:51、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 137円99銭~138円24銭
▼08年度の債券見通し/
足元予想を微調整=10年債は1.30~1.75%と予想
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は、2008年度の債券相場(長期金利)について、概ね次のような見通しを示した――。
昨日の本レポートでは、米国の金融危機懸念に関し、「市場は『ジャンプ』成功の確信までは依然、持っていないようだ」とした。そこまでの確信はなくても、「最悪期を脱した」「3月中旬がターニング・ポイントだった」との見方は強まっていよう。そして、筆者は「ホップ」「ステップ」、そして、「ジャンプ」と進んだと考えている。それに従い、足元の利回り予想を微調整する。すなわち、2~10 年の下限を引き上げ、同時に20、30 年の上限を引き下げる(下図)。
3月17 日のような際立ったリスク・リダクションの動きは今後、見られないだろう。
加えて、サブプライム問題に起因する世界市場の混乱が続き、10 年が1.0%台前半で推移し続けるというリスク・シナリオを排除、いつものように、メイン・シナリオ1本とする。
▼石油プロ・コメント/
下降基調に転換すると一気に下げていくことも
――ファンダメンタルズは明らかに弱気有利――
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された21日の海外商品市況と、「厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー (石油)」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 6 917.6 +2.4 アルミ3カ月物 3,040.0 -35.0
NY銀 2008/ 5 1736.0 -46.0 銅3カ月物 8,520.0 -50.0
NY白金 2008/ 7 2027.3 -44.0 ニッケル3カ月物 28,450 -355
NYパラ 2008/ 6 462.50 -10.90 NY原油 2008/ 5 117.48 +0.79
シカゴ大豆 2008/ 7 1330.50 -46.50 NYコーヒー 2008/ 7 133.60 -3.85
シカゴコーン 2008/ 7 593.75 -19.25 NY粗糖 2008/ 7 12.59 -0.70
ドル・円 103.20 -0.56 シカゴ日経平均 2008/ 6 13,700 -70
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厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(石油) 2008/4/18 08:00
By日本エネルギー経済研究所 中東研究センター研究主幹 長 和彦氏
原油相場は2月下旬に100ドルを超える水準での推移が中心となり、4月中旬には一段高となって直近16日には115.14ドルと史上最高値を更新した。この間の上昇は米国内の原油在庫の減少を挙げる向きもあるが、実際にはもっぱらドル安やインフレ懸念によりドル建て資産から資金がシフトしたことによるものだ。
確かに、直近8日現在の米国石油在庫は、原油が前週比320万バレル、ガソリンが同340万バレル、中間留分が同370万バレルと、いずれも減少していた。しかし、原油が減ったのは濃霧のため輸出ターミナルが止まったためであり、一時的なものだ。また製品については景気悪化による需要の減少や原油価格の高騰からマージンが低下したため、最近の製油所の稼働率が82~83%とハリケーン「カトリーナ」が襲来した05年8月末以来の低水準に落ち込んでいることによるものであり、本来なら弱材料といえる。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は10:30前後、高値警戒感や米国景気への懸念の台頭から一時140円を超す下落となっている。日経平均 が終値で前日比-140.41円安の13556.14円、またTOPIXも同-17.05安の1314.46、JASADAQ指数は同+0.01高の65.19となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち5業種が上昇。鉱業、陸運業、海運業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は10:30前後、ドルがやや軟調に推移している。ドル円相場は103円前半で推移、ユーロ円は163円後半で推移している。
★日興AM=運用シミュレーション『投信王』に、会社員など1700人が参加
日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)は、4月から開始した運用シミュレーション『投信王』に1700人が参加したと発表した。日本株式ファンドの運用をウェブ上で行うシミュレーションで、16日現在、1755人に達した。参加者の内訳は、男性が約9割と圧倒的に多く、年齢別では20代と30代がそれぞれ約20%、40代が約8%となっている。また職業別では、会社員が約56%、学生が約6%、自営業が約4%。ビル・ワイルダー社長兼CIOは、「投資王を通じて、多くの日本人に日本株式の魅力と日本株式に投資する楽しさを改めて感じて欲しいです」とコメントした。
http://www.nikko-am.co.jp/
Posted by Yen-Dokki at 2008年04月25日 12:47