中国株式市場ウォッチ・今日の株価予想ほか
★東証1・2部時価総額(17日)=419兆7891億円(前日比+6兆6114億円)
■中国株式市場ウォッチ/
海南島「中台会談」=経済交流の強化で合意
大和総研・投資戦略部の肖敏捷さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、台湾での総裁選挙やチベット争乱と五輪聖火リレーが中国経済・株価に与える影響について次のように語った――。
<「中台危機」が再来する懸念は完全に払拭された>
3月22日の台湾総統選挙で、野党国民党の馬英九氏が大差で与党民進党の謝長廷氏を破り、8年ぶりの政権交代を実現させた。総統選と同時に、国連加盟の是非を巡る住民投票も実施されたが、投票率は過半数に達せず、台湾の有権者の支持は得られなかった。
「北京五輪」開催年にこの住民投票を提案した背景には、この時期に中国を刺激する行動をとっても、中国政府は強硬策をとりにくい、との民進党の狙いであろう。与党敗北という結果によって、96年3月の初の総統直接選挙時に起きた「中台危機」が再来する懸念は完全に払拭された。
▼今日の株価予想/
利益確定売り局面だが、5週連続陽線なるか
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場はもみ合いか。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値と比べ55円高い13495円で終了しているが、先駆した内需関連株には過熱感から利益確定売りが強まる場面もありそう。出遅れセクターが物色される地合いが想定される。当面は米国株式や円相場を睨んだ展開が続きそうだが、決定的な売り材料にも乏しくしっかりの動きが続こう。 日経平均は今週陽線で終了すれば、週足ローソク足で5週連続の陽線となる。短期的には過熱感から下げるケースもあるが、中期的に強気のシグナルが発せられる。
17日のNYダウは3日続伸。発表されたファイザーの一株利益が市場予想を下回ったことや、4月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数がマイナス24.9と市場予想を下回ったことが嫌気された。しかし、IBMが発表した決算見通しが市場予想を上回ったことが支援材料となった。また、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)による住宅ローン買い取りの発表などから住宅市場の悪化に歯止めを掛けるとの安心感が強まった。ナスダックは反落した。昨日の東京市場は米国株高を受けて終日堅調に推移した。東証1部の値上がり銘柄数は1255と全体の72.7%に達し、銀行を中心とした内需関連が堅調に推移したほか、自動車やハイテクなど国際優良株も軒並み高となった。
テクニカル分析
テクニカル面では一目均衡表の抵抗帯に入り込む動きとなり、戻り売りをこなしている印象だ。仮に、7日高値を基点として一目均衡表の基本数値である9日目をあてはめると17日となり、昨日の動きは重要となる。今日、反落となれば一旦調整となる可能も考えられよう。ただし、続伸の動きとなれば3月17日安値から26日目となる4月22日の動きにも注意が必要となる。その際には、一気に14000円レベルである一目均衡表の抵抗帯の上限に向けての動きになる可能性も考えられる。目先の上値メドは、2月28日安値の13794日や心理的節目14000円となる。一方で、下値メドは、一目均衡表の転換線13177円や、15日の高値13052円などが考えられる。
話題の銘柄
7003
三井造船/中計発表、確度高い中期的な増益シナリオ再認識へ、目標株価450円
ゴールドマンでは、「4月15日に、会社側が中期経営計画を発表した。対象期間は09年3月期~11年3月期の3年間。最終年度となる11年3月期の売上高目標は8000億円(08年3月期の会社計画6300億円を基点にすると年率8%成長)、営業利益は540億円(同330億円を基点に年率18%成長)に設定された。前提レートは1米ドル=105円。造船で円建て契約が増えているので、為替変動が11年3月期の営業利益に与える影響は限定的である」、「11年3月期の営業利益計画は、当社予想679億円やアナリスト平均予想627億円を下回るが、アナリスト予想の下限値(550億円)とほぼ同レベル。下方修正を避けるために保守的になりがちな会社計画としては妥当な水準であろう。増益の牽引役は、船舶(造船と子会社の三井海洋開発)と船舶用ディーゼル・エンジンを中心とする産業機械で、当社の見方と一致する。本計画によって、確度の高い中期的な増益シナリオが株式市場に再認識されよう。戦略面で特筆されるのは、研究開発費に210億円を投じること。NGH(天然ガス・ハイドレート)やバイオ・エネルギーの多段利用を新規事業の柱と位置づけた」と指摘。2008年3月期連結営業利益370億円(EPS24.7円)、2009年3月期446億円(EPS30.8円)、2010年3月期499億円(EPS34.2円)を予想。レーティング「買い」、目標株価450円を継続した。トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
▼ユーロ・ポンド急落/
むしろ英国経済がそれほど「やばい?」との印象
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
円安がさらに進行中だ。宜しい。理想的だ。(ドル円)103円手前の硫黄島砲台を崩せるかに注目。ユーロポンドが急落するのを初めて見たね。イギリスが来週何か発表するらしく、それを好感しているようだが、私にはそこまでやばいのか、という印象しか持てない。それはそれとして、ユーロポンドの急落は、この日のユーロの上げを完全に止めたね。(4月18日。金曜日。良い歯の日。参ったね。今日は歯医者だよ。)
▼今日の債券相場/
10年1.40%前後の押し目買い需要も相当に強そう
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…ベア・フラット化が先行しようが、10 年に続き5年の押し目買いも強くなろう
昨日の弱地合いに加え、米債が短期中心に下落。米2年国債利回りは2.09%と前日比13bp上昇(6時33分、ブルームバーグ)。したがって、本日もベア・フラット化が先行しよう。10 年の1.40%前後の押し目買い需要も相当に強そうだ。しかし、邦銀の調達が円金利先物急落の影響を受けることはないと見られ、0.90%台半ばの5年も10 年と同様な状況になろう。なお、日銀支店長会議がある。(AM6:59、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 138 円49 銭~ 138 円90 銭
■インフレと債券相場/
プロの債券市場=インフレ期待は容易に盛り上がらず
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、期待インフレ率について、「リスク・リダクションへの警戒感を解けるか」と題して次のように語った――。
<足元の上昇は意外に大きくない米期待インフレ率>
WTI 原油先物5月限が1バレル=115 ドル台に乗せ、連日、期近物としての過去最高値を更新している。さらに、2月PPI、CPI の発表も受けて、米国市場ではインフレ懸念が強まっているとの解説が専らである。しかし、期待インフレ率(10 年国債利回り-TIPS 利回り)や期間を取って観察すると、足元の上昇は意外に大きくない(図、以下同様)。
先月の上中旬、WTI が1バレル=110 ドル前後で推移していた時の水準の方が高いほどである。おそらく、一方で景気指標が不芳なため景気後退懸念が強まり、これによって相殺されている部分があると見られる。
▼商品ブル・ベア指数/
前週比上昇=金、銀、ガソリン、ゴムの4品目のみ
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された17日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 6 942.9 -5.4 アルミ3カ月物 3,060.0 -9.0
NY銀 2008/ 5 1830.5 -2.0 銅3カ月物 8,610.0 -110.0
NY白金 2008/ 7 2061.5 +24.2 ニッケル3カ月物 29,250 -550
NYパラ 2008/ 6 461.20 +1.20 NY原油 2008/ 5 114.86 -0.07
シカゴ大豆 2008/ 7 1366.50 +5.50 NYコーヒー 2008/ 7 141.90 +4.80
シカゴコーン 2008/ 7 617.00 0.00 NY粗糖 2008/ 7 13.30 -0.04
ドル・円 102.58 +0.75 シカゴ日経平均 2008/ 6 13,495 -15
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あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
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前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
3 日 10 日 17 日 3 日 10 日 17 日
大豆 65 76 56 金 61 70 75
とうもろこし 72 78 54 銀 59 71 73
小豆 52 49 46 プラチナ 63 72 72
粗糖 57 67 64 アルミニウム 52 72 63
コーヒー 58 71 61 ゴム 60 50 62
ドル/円 50 43 46 原油 68 74 74
ガソリン 68 69 75
灯油 69 74 68
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
本日4月17日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回4月10日の43から46に小反転し、ドル・円のアヤ戻し意見が目立った。しかし、今回商品の同指数は多数が低下し、国際穀物を筆頭に調整安意見が多い。反面、前週より上昇したのは金、銀、ガソリン、ゴムの4品目に限られた。
68以上の高水準には、上から金とガソリンの75、原油74、銀73、プラチナの72、灯油68の順。上昇率1~2位にはゴム、ガソリン。1位のゴムはそれでも50から62までの上昇にとどまった。
一方、40台以下の低水準は今週も小豆の46のみ。低下率1~3位にはトウモロコシ、大豆、コーヒーで、珍しく農産品は今回全面低下。1位のトウモロコシは78から54までの大きなセットバックを見せたが、この先安意見に対して実際の相場はどう動くか興味が尽きない。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方、小高く始まったが、米国株がもみ合いで円安でも上値は重い展開。日経平均 が終値で前日比-23.09円安の13375.21円、またTOPIXも同-3.04安の1290.28、JASADAQ指数は同-0.27安の65.09となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち12表種が上昇。海運業、その他製品、鉄鋼などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は円安が進行した。ドル円相場は102円台半ばで推移、ユーロ円は162円台後半で推移している。
★今井氏のFX見通し=緩やかなドル安・円安の昔の流れにしばらく戻りそうな気配
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さんは17日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした。「相場のほうは、かなり安定してきましたね。メリルリンチ、シティが終われば後は大きなイベントもないので、当面の山場はほぼ越えつつあるように見えます。またそのうち、緩やかなドル安円安の昔の流れにしばらく戻りそうな気配となってきました。そのためにはメリル、シティの決算が悪くないこと。これにつきます。」
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
住商情報システム株式会社 (9719)
■Curl、Ubuntu対応版のRIAプラットフォームを発表~LinuxユーザのCurl利用拡大を図る~
[※本リリースはCurl, Incorporatedが15日に米国で発表したニュースリリースの翻訳版です。]
http://www.scs.co.jp/ir/index.htm
株式会社デンソー(6902)
■4月17日: 役員人事について
当社は、17日開催の役員会において、役員人事を内定いたしましたので、お知らせいたします。 なお、正式には6月末頃 開催予定の定時株主総会後の取締役会において決定されます。
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080417-01.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年04月23日 12:52