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2008年03月31日

@インヴァスト証券、「INV@ST日経225 手数料ゼロ円キャンペーン」実施中 2008年5月30日(金)まで

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投稿者 Yen-Dokki : 21:23

2007年グローバルマネーフロー(1)・2月貿易収支ほか

★東証1・2部時価総額(26日)=401兆6290億円(前日比-3兆6428億円)


■2007年グローバルマネーフロー(1)/
「オイルマネー頼み」の様相呈す米赤字ファンナンス


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru.Kumagai / Senior Economist, Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、「2007年のグローバルマネーフローを検証すると、米経常赤字のファイナンスが不安定化していることが確認できる」として、グローバルマネーフローの現状と今後の注目点を挙げた。

第1回目の今回は、「グローバルマネーフローの現状」をご紹介しよう――。

<米欧州間マネーフロー=ユーロ圏へ大幅な資金流入超へ転換した点に注目>

2007年の米国に対する海外からのネットベースでの資金流入額(証券投資と直接投資の合計)は6649 億ドルと、2006 年の8511 億ドルから大きく減少した。特に、米国・欧州間のマネーフローが、ユーロ圏への大幅な資金流入超へと転換した点が注目される。 当社が従来から指摘してきた、最近の国際的な資金フローの「2つの特徴」は基本的に維持された模様である。

第1に、米国への資金流入という点では、英国・アジア・中南米という3地域からの主に米国の債券に対する投資が、米経常赤字のファイナンスを支えている。第2に、特に2006 年以降、米国から海外に流出する資金が両建てで増加している。米国への資金流入が債券投資中心であるのに対して、米国の対外投資は株式投資や直接投資のウエイトが相対的に高い。一言でいえば、最近の国際金融市場では、米国の債券市場が「扇の要」のような役割を果たす形で、グローバルな過剰流動性が両建てで米国に出入りしているのである。(つづく)


▼2月貿易収支/
 サブプライム問題の深刻化後も、輸出が加速的に増加


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は26日、財務省が発表した2月の通関貿易統計について次のようにコメントした――。

(1)2月の貿易黒字額は前年比0.9%増の9699.6 億円と若干予想を下回るもサプライズではなかった
(2)輸出数量は前年比14.8%増と堅調さを維持する一方、輸入数量は同3.8%減と低迷が続いている
(3)実質ベースでは貿易黒字額は増加傾向が続いており、1-3月期の外需の見通しにさらなるアップサイド・リスク

<実質ベースでは黒字額は大幅増となった>

2月の貿易統計によると、貿易黒字額は前年比0.9%増の9699.6 億円となり、やや予想を下回ったものの(当社:1兆1122 億円、コンセンサス:1兆1384億円)、サプライズではなかった。輸出は前年比8.7%増の6 兆9772 億円、輸入は同10.1%増の6 兆0072 億円だった。もっとも、輸出価格が為替円高の影響で前年比5.3%下落したのに対し、輸入価格はエネルギーや素原材料価格の上昇で同14.5%上昇しており、実質ベースでは黒字額は大幅増となっただろう。



▼2月貿易収支/
 米景気ハードランディング・リスクには細心の注意を


大和総研・経済金融調査部(神田慶司エコノミスト+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は26日、2月の輸出金額は前年比+8.7%となり、市場予想(同+7.5%)を上回った2月の貿易収支について次のように語った――。

<足元でも好調が続く=自動車、船舶、鉄鋼が好調>

アジアを中心に自動車や船舶、鉄鋼輸出が増加し、全体を押し上げた。市場予想を上回った主な要因は、アジア向けの船舶輸出(前年比+206.0%)が急増したためである。船舶輸出の増加によって、輸出全体の伸びは1.1%pt 押し上げられた。船舶輸出の増加は一時的である可能性が高いことから、割り引いてみる必要があろう。あ

輸出数量の動きを地域別にみると、米国向けの減少幅が縮小(前年比、1 月▲17.8%→2 月▲5.0%)する一方で、アジア向けは輸送機械の増加で大きく加速(同1 月+9.8%→2 月+16.8%)した。
また、EU 向けは先月の船舶輸出の反動減により、前月から減速(同1 月+22.8%→2 月+15.7%)
した。



▼今日の株価予想/
 心理的節目12,500円をサポートに押し目買いか


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場はシガコ日経先物(12580円)にサヤ寄せの動きから、軟調な動きが想定される。最も25日移動平均線がまだ下向きであることや、17日の安値から押し目らしい押し目がなかったため、4月からの新年度相場に向けて小休止の動きがほしいところ。心理的節目12500円をサポートに押し目買いが強まるかどうかが注目される。

26日の米国市場は下落。発表された2月の新築住宅販売件数は市場予想を上回ったものの、耐久財受注額が市場予想を下回ったことが嫌気された。また、アナリストによる大手金融機関の業績見通しの下方修正から金融株全般に売りが膨らんだ。

昨日の東京市場は前日の大幅高した反動に加え、配当権利落ちの影響などで利益確定売りが優勢となった。ただ、後場は押し目買いから引けにかけては下げ渋る展開。配当落ち分(約100円)を埋め戻すことは出来なかったが、ほぼ高値引けとなった。4月の新年度相場に向けて徐々にリバウンド機運が高まる可能性も考えられるが、今日に関しては売買代金の低迷が続くなか、下値を見極める動きとなろう。

テクニカル分析
テクニカル面では昨日のローソク足の下ヒゲの部分を無視すれば、陽の陽はらみに順ずる形となり、売りシグナルとなる。そのため、きっかけ次第では一本長い陰線を下に引く可能性も考えられよう。ただ、一目均衡表では17日の安値から基本数値の9日目となる28日前後が短期的な変化日として重要であることや、抵抗帯下限の形状からも、28日、31日を起点とした動きに注目したい。上値メドは、一目均衡表の基準線12898円や25日移動平均線の12956円前後。一方で、下値メドは、5日移動平均線の12534円前後や一目均衡表の転換線12241円が考えられる。

話題の銘柄
4902コニカミノルタHD/1米ドル95円の前提でも来期は7.2%増益予想

JPモルガンでは、来09年3月期以降の為替前提を、従来の105円/米ドル→95円/米ドル、同155円/ユーロ→150円/ユーロへと変更し、最近の円高トレンドを業績モデルへ反映させた。同社の場合、1円の為替変動による利益影響額は、米ドルが1億円、ユーロが8億円とセクター内で最も小さい。そのため、営業減益は前年比60億円程度、従来のJPモルガン予想比では50億円程度で済む見通し。会計制度変更の影響による減価償却費の増加55億円と、棚卸し資産評価損が営業外費用から原価項目になることで名目的に45億円営業利益へ影響するが、プロダクションプリンターとオプトデバイス事業の拡大により吸収が可能と見込む。同社の事業環境は、電子材料とブルーレイ用DVDレンズが拡大期に入ったと指摘した。TACフィルムはn-TACでの収益拡大が続く見通し。HDD用ブランクスも好調。2010年以降は有機EL室内照明も量産を開始する予定。これらを踏まえて、今後の業績を見直し。営業利益ベースで、今08年3月期を、会社予想1160億円(EPS 124.4円)に対し、1230億円→1250億円(EPS 135.1円)と引き上げ、来09年3月期を1350億円→1340億円(EPS 140.6円)と調整、10年3月期を1500億円→1590億円(EPS 164.0円)と上方修正した。株価は既に来期の円高による減益リスクは織り込んでいると判断。09年2月までの目標株価を2700円(来期PER19.1倍)とし、投資判断「Overweight」を継続した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼ドル円予想/
 想定どおり、101円で戻り天井をつけた印象


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円は想定どおり101円で戻り天井をつけた印象。ユーロとスイスが強調展開を続けているが、いつものように円は後からついて行くと思うね。金は950を越えてきたが、ここからが正念場だね。短期筋の投げが出尽くしたのかどうかを見極めたいね。日本株はヘレンケラー症候群的。あの政治家たち何やってんだろうね。ニュース聞いていてもイライラしてくる。東京都?話にならぬ。議会が牽制できず。役人が音頭とって銀行経営なんかできるわけがないだろうよ。都は銀行経営者に口を出さずに任せたほうがいいんだよ。(3月27日。木曜日。仏壇の日。何で?)


▼FX相場予想/
  米国以外にも倒産する企業が顕在化する、と予測


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は26日、為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

大きな流れでは、「ドル安円高トレンド(ドル売り円買いトレンド)」に、何ら、変化は無い、と考えている。「サブプライム・ローン問題」に伴う諸問題も、何ら、解決されていない。だから、今後、「サブプライム・ローン問題」に関連して、倒産する米国の企業(それは、金融機関とは限らない)や、米国以外にも倒産する企業が、顕在化するだろう、と予測している。

すでに、『ベア・スターンズ証券の事実上の倒産』で、「サブプライム・ローン問題」に関連した倒産は、その第一号を出した。今後も、そういった企業が出てくるだろうと考えている。経済指標を観察すると、米国の景気後退も、目に見える状況になりつつある。
個人的には、米国経済は、景気後退局面にすでに入っている、と考えている。


▼NZドル予想/
 カレンNZ財務相の憂鬱=やがて利下げ迫られる?


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は26日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

25日、ニュージーランドのカレン財務相が講演会で話しをしました。内容は、「ニュージーランドの経済の世界経済減速の影響を受けざるを得ない」「数多くの深刻な課題や大きな不透明感に直面している」 と警戒感を示しました。あまり市場には影響を与えることは今のところありませんが、一国の財務大臣が自分の国の経済を心配しているわけですから、今後のニュージーランドの経済情勢をよく見守っていく必要がありそうです。中央銀行は今のところ年内は金利を下げないといっていますが、仮に景気が減速してくるとさすがにそうも言っていられなくなるので、かなり先のことにはなると思いますが、頭の片隅においておく必要があると思います。



▼今日の債券相場/
株価等外部環境の材料以上に、投資家次第の感強い


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…値を上げてスタート後は投資家次第
実質新年度入りということで、下記昨日の地合いをそのまま受け継ぐとは思えない。しかし、米国債市場のブル・スティープ化の影響は受けよう。本日はまず値を上げてスタート、その後は株価などの外部環境の材料以上に投資家次第の感が強い。須田審議委員の挨拶や会見は材料にはならない公算大。(AM6:50、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 140 円45 銭~140 円87 銭

期初の需給相場の先取りか
昨日は期内受け渡し最終日。一時は先物とその周辺、中期ゾーンを中心に急伸する場面があり、10 年290回債利回りも1.215%まで低下した(新発としては2005 年7月以来の低水準)。しかし、そこではさすがに売り物も待っていたようで、結局、元の鞘に収まった。イールド・カーブは中期ゾーンから10 年までがツイスト・スティープ化、それ以降は概ねパラレルから若干のベア・スティープ。米国の金利水準、イールド・カーブ形状、クレジット・スプレッドなどが示すように(参照、図表1、2)、


▼今日の長期金利/
 弱含みだが、ポジション調整的動きで神経質に上下?


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.230%~1.265%
・ 債券先物(3月限) 140.50円~141.00円

<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債高により基本的には弱含みだが、現物・先物市場を問わずポジション調整的な動きが続くと神経質に上下する。



▼米欧商品急反発/
NY金=950ドル回復目前、NY原油=105ドル台


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された26日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2008/ 4 949.2 +14.2 アルミ3カ月物 2,944.0 +39.0
NY銀   2008/ 5 1838.3 +58.3 銅3カ月物 8,180.0 +105.0
NY白金  2008/ 4 2012.6 +26.7 ニッケル3カ月物 29,800 +250
NYパラ   2008/ 6 459.70 -3.45 NY原油 2008/ 5 105.90 +4.68
シカゴ大豆  2008/ 5 1352.00 +45.00  NYコーヒー  2008/ 5 132.30 -0.35
シカゴコーン 2008/ 5 552.25 +7.50   NY粗糖   2008/ 5 12.24 +0.10
ドル・円   99.12 -1.04  シカゴ日経平均 2008/ 6 12,580  -195
---------------------------------------

【貴金属=パラジウムを除き大幅続伸、ドル安でファンド買い続く】
ニューヨーク金は大幅続伸。テクニカル買いで前日の高値を抜いたあと、ドル反発で下落したが、米景気悪化によるドル安再開や原油の急伸でファンド買いが続いた。
ニューヨーク銀は大幅続伸。ドル反発でマイナスに落ち込んだが、ドル安加速や原油の急伸、金の上値追いをはやし、ファンド筋の買いを集めて値を飛ばした。
ニューヨーク・プラチナは大幅続伸。前日の高値を抜いたあと、ドル高でマイナスに転落したが、ドル安加速や原油の急伸をはやし、投機買いで2000ドルを突破した。
ニューヨーク・パラジウムは反落。利食い売りが先行したあと、ドル安や原油・金の上昇をはやして地合いを持ち直したが、抵抗が抜けずプラスに浮上できなかった。

【石油=急伸、原油在庫が予想外に増加せず】
ニューヨーク原油は急伸。ドル安やイラク南部での武力衝突などに反応するなか、週間在庫統計で原油在庫が予想外に増加しなかったことなどから、期近は1週間ぶりの高値圏へと急上昇した。
石油製品は、ヒーティングオイル期近が急反発、改質ガソリン期近は大幅続伸。ヒーティングオイル期近は、予想を上回る在庫減少を好感し、1週間ぶりの高値を付けた。改質ガソリン期近は、一部の米製油所で供給障害が出ていることや、予想以上の在庫減少を受け、史上最高値を更新した。     (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html

ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国景気への懸念再燃や円高で大幅な下げとなった。日経平均 が終値で前日比-225.65円安の12480.98円、またTOPIXも同-17.81安の1219.74、JASADAQ指数は同-0.44安の64.26となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち6業種。鉱業、陸運業、電気・ガス業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は、ドイツの景気が好調だったことでユーロドルが上昇。この流れを受けて円も対ドルで上昇した。ドル円相場は99円割れの98円後半で推移、ユーロ円は156円前半で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

カブドットコム証券株式会社(8703)
■私設取引システム(kabu.comPTS)の取引時間拡大を3月31日(月)より開始
~ 8時20分~23時59分まで、国内PTS最長となる連続15時間39分の取引時間。 ~
 http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080327.asp

株式会社サイバーエージェント(4751)
■「Ameba(アメブロ)」にて購入・利用可能な仮想通貨「アメゴールド」提供開始
http://ir.cyberagent.co.jp/

投稿者 Yen-Dokki : 12:00

2008年03月28日

@日興コーディアル証券、「春の個人向け国債キャンペーン」実施中 2008年3月31日(月)まで

日興コーディアル証券では、2008年3月31日(月)まで「春の個人向け国債キャンペーン」を実施している。
「第22回個人向け国債(変動・10年)」または「第10回個人向け国債(固定・5年)」を各店舗または日興イージートレード、個人向け国債専用ダイヤルで購入した方に、購入額面100万円~199万円で1000円分など、購入金額に応じてJCBギフトカードをプレゼントする。

詳しくはhttp://www.nikko.co.jp/index.htmlまで。


投稿者 Yen-Dokki : 19:03

“賭け”に出た米FRB・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(25日)=405兆2718億円(前日比+6兆2134億円)

■“賭け”に出た米FRB/
 賭け成功⇒米金融機関の“キャピタル・クランチ”リスクは減少


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、NY連銀がJP モルガンのBear Sterns 買収に対する支援策を打ち出すなど八方手を尽くしていることに関して、「賭けに出たFRB」として次のように評価した――。

ポイント:
Bear Sterns 買収に対するニューヨーク連銀の支援策は単なる流動性供給策の範囲を超えていると評価される。金融システムへの資金注入や不良資産の間接的な買取を意味する面があるためである。本措置に関しては、米国メディアや国民が“過度な救済”との批判を展開する可能性もあり、暫く状況を見守ることが必要であろう。

<JPモルガンのBear Sterns買収への支援策で、事後処理は5合目まで来た印象>

ポイントを先取りして述べれば、今回の措置は、緊急時対応とは言え、単なる流動性供給の範囲を超えたかなり踏み込んだ金融システム救済策であると言える。重要な点は、本措置が、(1)Bear Sterns への too big to fail の適用、(2)マネーセンターバンクであるJPMへの間接資本注入、(3)ニューヨーク連銀による不良資産の受け皿の提供、といった3つの性格を合わせ持っているということである。

米国住宅バブル崩壊の事後処理は5 合目まで来た印象がある。ただし、本措置が今後どのような発展をみせていくのかについては、いくつかの不確実性があり、キャピタル・クランチが完全に抑え込まれるのかどうか、現時点では予断を許さない。


【Washington Political Report】(有料)特約 (March 15 - 22, 2008)
バラク・オバマの2つの演説にみる大統領候補としての資質

 民主党大統領候補バラク・オバマは今週、2つの重要な演説を行ないました。ひとつは18日(火)ペンシルバニア州フィラデルフィアでおこなった黒人牧師ジェレマイヤ・ライトとアメリカの人種問題に関する演説、もうひとつは翌日19日ノースカロライナ州フォートブラッグでおこなったイラクと外交政策に関する演説です。

 フィラデルフィアでの演説は、オバマが所属するシカゴ南部の黒人教会のライト牧師が教会の説教で繰り返し吐いた激しい白人憎悪、米国憎悪の言葉をオバマは糾弾していないとの批判に応えた演説で、ライト牧師の憎しみの説教は明らかに行き過ぎであって自分はそれに同意しないということをはっきりと宣言すると同時に、他方では、ライト牧師の年代の黒人の白人に対する憎悪は珍しいものではなく、また解消したかに見える黒人と白人との人種間の憎しみや嫌悪は実は決してなくなってはおらず、それゆえに白人も黒人も今この問題に正面から取り組み、人種問題の本当の解決のために努力をすべきであることを訴えるものでした。”YouTube”で最もよく視聴され、テレビや新聞でも大きく報じられた演説でした。ライト牧師の批判が不十分であるとの右翼の批判、オバマはやる必要のない演説をやって「人種問題を超越する」という彼の選挙戦略を崩したという中道派の批判、ライト牧師の説教は黒人の本当の気持ちを代言するものであってオバマの批判は誤っているとする黒人の批判、他方ではこの演説は歴史に残る記念すべき演説だったとの高い評価まで、反応は色々ありました。ケニアからの黒人留学生を父とし、カンザス州出身の白人を母とし、ハワイととインドネシアで白人の母親と祖父母だけに育てられ、しかも大人になってからは純粋な黒人女性と結婚して黒人社会に同化しようとしてきた彼にしかできない演説でした。

 オバマ候補がこの演説をせざるを得なくなった理由はライト牧師の激しい白人憎悪の説教を写したビデオをテレビが流し始めたことですが、そういうフィルムを探し出して報道機関に放映させるに影響のあったのは、保守系のラジオやテレビの政治トークショー・ホスト達(ラッシュ・リンボー、ショーン・ハニテイ、ローラ・イングラムなど)です。今年の大統領選でそういう保守系のトークショー・ホスト達がまず試みたのは共和党のマッケインつぶしです。この、マッケイン候補をつぶしてトンプソン候補あるいはロムニー候補を指名させようという試みは2月初めまでに失敗しました。そこで暫くはヒラリー・クリントン候補の批判に力を入れていましたが、2月末までにはクリントン候補が後退してその批判を続ける必要性が薄まりました。そこで彼らが攻撃の照準を移したのが、民主党候補のトップに立ったオバマ候補です。オバマ候補の政治家としての経験不足や過去の行動や発言をいろいろとほじくり返しているうちに出てきたのが、オバマの属する黒人教会のジェレマイア・ライト牧師の白人憎悪の説教のビデオでした。

 自分たちが熱心に支持することのできる候補がいなくなった場合の、こうした保守系ラジオ・テレビ政治トークショーのホストたちの無責任さと人種偏見がこれほど酷いものであることは、筆者もこれまでは知りませんでした。彼らのオバマ攻撃は、結果的には彼らが目の仇にしていたヒラリー・クリントン候補を助け彼女を復活させることになるのに、そんなことにはお構いなし。テキサス予備選では民主党有権者にクリントン投票を呼びかける有様でした。彼らの理論は、オバマを簡単に指名させず、オバマとクリントンの競争を夏まで長引かせれば、民主党は分裂状態になって、オバマでもクリントンでも民主党候補は弱くなる。そうすれば、悪い選択の中では比較的よいマッケイン当選のチャンスも出てくる、といったレベルの低いものです。これには筆者も失望しました。
 
 なお参考資料として、オバマの人種問題に関する演説を高く評価したニューヨークタイムズの
19日の社説 “Mr.Obama’s Profile in Courage”
(http://www.nytimes.com/2008/03/19/opinion/19wed1.html )と、オバマの白人の母親スタンリー・アン・ダナム・ソトロのオバマへの影響を論じた14日のニューヨークタイムズの記事
“The Free-Spirited Wanderer Who Shaped Obama’s Path”
(http://www.nytimes.com/2008/03/14/us/politics/14obama.html?scp=1&sq=The+Free-Spirited+Wanderer+who+shaped+Obama%27s+Path&st=nyt ) を紹介しておきます。



▼今日の株価予想/
 戻り売りが多い価格帯に接近、上値が重い展開か


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場はもみ合いの動きが想定される。昨日の権利付き狙いの買いの反動も考えられるため、朝方は軟調な場面もあろうが、押し目買いでの対応が有効だろう。円相場が再度100円を割り込んだ動きとなっているため、昨日押し目を拾う動きがみられた銀行株の動きがポイントになろう。


25日のNYダウは3日ぶりに小幅反落となった。1月の住宅価格指数が大幅に悪化したことや、3月の消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで売り優勢となったが、相場の底入れ期待もあり押し目買いが相場を下支えした。一方、ハイテク株の堅調からナスダックは続伸。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値に比べ45円高い12775円で終了した。

昨日の東京市場は米国株高や100円台に回復した円相場を手掛かりに、上値を切り上げる展開となった。東証1部の売買代金も前日比23.3%増の2兆1980億円と6日ぶりに増加。3月限SQ値である12518円を終値で上回り、2月27日以来、新値三本足が陽転した。

今日から受渡しベースで新年度相場入りとなる。昨日後場から目立った権利付き狙いの買いの反動も考えられるが、4月からの新年度相場に向けてリバウンド機運が高まる可能性が考えられ、当面は底堅い地合いが続きそうだ。

テクニカル分析
ただし、テクニカル面では、今日は一目均衡表の転換線が下落に転じる可能性があることや、下向きの25日移動平均線にそろそろ接近する水準となるため、目先的には一旦、上値を抑えられる局面でもあろう。上値メドは、一目均衡表の基準線12898円や25日移動平均線の12998円前後がある。一方で、下値メドは5日移動平均線の12386円前後。一目均衡表の考え方では、3月17日安値から基本数値の9日目となる28日が短期的な変化日として重要となる。

話題の銘柄
7701島津製作所/2010年度までの3年間も2桁前後の利益成長を見込む

同社は21日、新中期経営計画(08年4月-11年3月)の概要を発表した。新中期経営計画では、2010年度の数値目標として連結売上高3200億円(現中計2700億円)、営業利益率11.3%(同10%)、海外売上高比率42%(同35%)を目標に掲げた。3年間の投資総額は350億円(同見込み約290億円)。生産・物流改革に47億円を投じるほか、成長戦略の一環として新領域・複合領域への事業展開を行うと言及。対象分野に産業計測(インライン計測)や次世代医療を挙げ、医用機器の新工場建設に60億円を投じる。成長ドライバーは、今後3年間での全社売上増370億円のうち、300億円を占める計測機器。現中期計画で取り込んできた生産構造改革の効果刈り取りもあり、利益面での改善を見込むほか、ライフサイエンス事業の強化やアフターマーケット事業の拡大、中国での事業強化を進める。三菱UFJでは、この計画について、概ね予想の延長線上であり、実現可能な水準であると判断。中長期的な成長力を期待させる内容だと評価した。今後の業績については、営業利益ベースで、今08年3月期を、会社予想275億円(EPS 50.1円)に対し、275億円(EPS 49.1円)、来09年3月期を300億円(EPS 54.2円)、10年3月期を335億円(EPS 62.7円)と予想。レーティング「1」および目標株価1100円を継続した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


▼FX相場予想/
 円=NYダウ連動型、欧州通貨=出直りは早い


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円のダウ連動型が続いている。欧州通貨の出直りの早さに驚く。海外勢の円売りが激しい。しこった日本人の玉を助けに行ってる。いつも最後は投げとなり、日本人は下で口を開けているという動きの継続。よく、101円台にわずかでも乗せたね。目論見どおりの上値だったが、上値での滞空時間が長かったのには驚いた。3月末、4月初はいろいろある。何かあるかと思うと何もなかったりして、目くらましの月末月初なんだよ。ところで中国が派手に最近のサブプライムで大損しているらしいが、日本も本当にやるの?(3月26日。水曜日。春爛漫。)


▼FX相場予想/
 ドル円100円台=調整的なドルじり高の値動き


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は25日、為替相場の動向について、概ね次のようにコメントした――。

3月24日のニューヨーク市場で発表された「中古住宅販売」は、マーケットの事前予想よりも良かったために、「ドル買い」となり、ドル/円(USD/JPY)は100円台後半に上昇している。

イースター(復活祭)で、市場参加者が極端に少ないマーケットで、調整的なドルじり高の値動きだったが、大きな流れでは、「ドル安円高トレンド(ドル売り円買いトレンド)」に、何ら、変化は無い、と考えている。

「サブプライム・ローン問題」に伴う諸問題も、何ら、解決されていない。
だから、今後、「サブプライム・ローン問題」に関連して、倒産する米国の企業(それは、金融機関とは限らない)や、米国以外にも倒産する企業が、顕在化するだろう、と予測している。

すでに、『ベア・スターンズ証券の事実上の倒産』で、「サブプライム・ローン問題」に関連した倒産は、その第一号を出した。今後も、そういった企業が出てくるだろうと考えている。

経済指標を観察すると、米国の景気後退も、目に見える状況になりつつある。個人的には、米国経済は、景気後退局面にすでに入っている、と考えている。大きな流れは変わっていない。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

3月25日火曜日の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、[100.70-75]レベルでオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場の午前中に、一時、[101.00]アラウンドに上昇するも、101円台にしっかり乗せることが出来ず。ドルの上値が重かったことから、「ドル売り」を誘い、100円台前半に下落した。その後の東京市場は、概して、100円台前半ないし100円台ミドル程度で持ち合い。

3月25日火曜日のロンドン市場は、引き続き、100円台ミドル程度で持ち合い。ニューヨーク市場の午前中に、[100.00]を下に割り込み、99円台ミドル程度まで緩んでいる。


▼FX相場予想/
 欧州勢は、再びユーロを買い直して来ると予想


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は25日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

先週の金曜日から、24日までオセアニア、香港、シンガポール、欧州などがイースター休暇でお休みでしたので、25日から世界中全員参加ということになってきます。休暇前に、ECBの関係者からユーロ高懸念発言がでていたので、欧州勢のかなりの人がユーロ買いを一旦手仕舞いして休暇を迎えましたはずです。

休暇明けて、またユーロが高くなっているので、ここから彼らはどうするのかが非常に気になるところです。素直に考えれば、また買い直してくるような気がしますが、どうでしょうか。



▼今日の長期金利/
 現物は買い優勢となるが、一方向への流れ出にくい


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.235%~1.260%
・ 債券先物(3月限) 140.40円~140.65円

<シナリオ>
長期金利はもみ合い。昨日の米債高を受けて現物は買いが優勢となるが、先物には引き続き売り圧力が根強いため、一方向への流れはでにくい。


■ロシア・エナジー情報/
 ロシア石油産業=ピーク過ぎ下降カーブ描きつつある


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「ロシア・エナジー情報」と、25日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2008/ 4 935.0 +16.3 アルミ3カ月物 2,905.0 +62.0
NY銀   2008/ 5 1780.0 +69.0 銅3カ月物 8,075.0 +235.0
NY白金  2008/ 4 1985.9 +96.7 ニッケル3カ月物 29,550 +1,000
NYパラ   2008/ 6 463.15 +26.75 NY原油 2008/ 5 101.22 +0.36
シカゴ大豆  2008/ 5 1307.00 +50.00 NYコーヒー  2008/ 5 132.65 +3.90
シカゴコーン 2008/ 5 544.75 +20.00  NY粗糖   2008/ 5 12.14 +0.22
ドル・円   100.16 -0.56  シカゴ日経平均 2008/ 6  12,775 +90
---------------------------------------

ロシア・エナジー情報 08/2/19
By ルスエナジー、 ミハイル・クルーティヒン氏 

ロシアの産業エネルギー省の見通しによると、2008年のロシアの原油生産は、5億トンを上回る見通しである。しかし、現行の上流プロジェクトの進行ペースから判断すると、この目標は達成不可能なようだ。ロシアの石油産業は、ピークを過ぎており、下降のカーブを描きつつあると見られる。

【場違いな楽観論】
2007年のロシアの原油生産量は4億9150万トンで、前年比では2.4%増だったものの、産業エネルギー省の見通しからは0.1%下回った。

2008年1月の原油生産は、前月比でも、前年同月比でも減少となった。しかもエクソンモービルは、サハリン1からの生産を削減していると発表している。さらに悪いことに、ロシアの主要な石油会社は、2008年の生産見通しを、かなり控えめに見積もっているのである。

ロシアの石油業界では、2000年代の10年間(2000年~2009年)の初頭に示したような年率7%もの生産の伸びは、過去のものとなってしまった。そして、直近3年間の平均伸び率は、より着実な2%の伸びになっているのである。2005年は2.5%で、2006年は2.2%、そして2007年は2.4%だった。産業エネルギー省は、生産の伸びのゆるやかな減速が継続する、と判断したようである。

2006年の後半に表面化した複数の生産減少の要因は、2007年には強く影響することがなかった、ということにも留意する必要がある。これは、サハリンでの生産物分与協定(PSA)に基づく複数のプロジェクトが、生産を大幅に伸ばしたからである。2007年の年初には、サハリン1は、日量25万バレル(年産1250万トンに相当)の生産能力に達した。同社は、今年に入ってから、この年には(生産が)前年のピークからは下回ると警告している。

ロシア政府当局は、サハリン1の生産の減少は、それほど急激なものとはならないと信じており、同プロジェクトは、今年も合計で1000万トンの原油を生産すると予測している。しかし、操業業者であるエクソンネフテガスは、前年比の生産の減少率は25%に達し、今年の総生産量は790万~820万トンに落ち込むと述べている。

 
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、NYダウが小動きに止まったこと、円高が進んだこと、昨日までの上昇に伴う利食い売りで反落。日経平均 が終値で前日比-112.42円安の12632.80円、またTOPIXも同-11.82安の1231.16、JASADAQ指数は同+0.12高の64.53となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち8業種が上昇。卸売業、鉱業、石油石炭製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はドルが米国株の軟調やファンドなどの売りで反落。ドル円相場は99円台後半で推移、ユーロ円は156円を挟んだ展開となっている。

★大和証券=「ダイワファンドラップ」の最低契約金額を300万円に引き下げ
大和証券株式会社は、年4月1日より、投資一任運用サービスの「ダイワファンドラップ」の最低契約金額を従来の500万円から300万円に引き下げる。同社は、「ラップ口座」の形態を利用した資産運用サービスとして、平成16年9月に「ダイワSMA」、昨年10月に「ダイワファンドラップ」を開始している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

カブドットコム証券株式会社(8703)
■自動売買「逆指値」のアクションに「不出来引成行」を追加
逆指値(特許第3875206号)等に加え、新たに「±指値」で追加特許取得、自動売買関連特許5件目
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080325.asp

いちよし証券(8624)
■自己株式の消却に関するお知らせ
http://www.ichiyoshi.co.jp/info/pdf/20080325_j.pdf

住商情報システム株式会社 (9719)
■住商情報システムは、データセンター需要が集中する都内に立地するnetXDC東京第1センターを
4月1日よりリニューアルオープン~「仮想化」によるオンデマンドサービスと省エネの実現~
http://www.scs.co.jp/ir/index.htm

トレンドマイクロ株式会社(4704)
■(訂正)平成19年12月期 中間決算短信の一部訂正について
http://jp.trendmicro.com/imperia/md/content/jp/aboutus/financialinformation/irinformation/2008/2007_06_tanshin_revised_20080325.pdf
■(訂正)平成19年12月期 決算短信の一部訂正について
http://jp.trendmicro.com/imperia/md/content/jp/aboutus/financialinformation/irinformation/2008/2007_12_tanshin_revised_20080325.pdf

投稿者 Yen-Dokki : 17:18

2008年03月27日

@アイディーオー証券、「投資家応援キャンペーン!」実施中 2008年3月31日(月)まで

アイディーオー証券では、2008年3月31日(月)まで「投資家応援キャンペーン!」を実施している。
「マスターCX」または「マスターFX」を新規で口座開設後、30万以上入金した方に5000円分のギフトカードをプレゼントする。

詳しくは03-5623-5100またはhttp://www.ido-sec.co.jp/まで。


投稿者 Yen-Dokki : 19:01

3月短観予想・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(24日)=399兆583億円(前日比+1兆4624億円)


▼3月短観予想/
 大企業DIの3ヶ月先予想はマイナスには転じない


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は24日、3月の日銀短観について、次のように予想した――。

(1)3月短観は、利益環境悪化等に伴う足元の企業マインドの悪化や米国景気に対する先行き不安感の高まりを確認することになろう。
(2)もっとも、国内景気が底割れするような状況にはないことなどから、企業の景況感が“近い将来における景気後退”を予想するほどの悪化を示すとは考えられない。
(3)3月短観の結果は、日銀による早期利下げを促すようなものとはならない。


■今日の株価予想/
 米株高を好感、ハイテク次第で上値を伸ばす可能性も


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場はシカゴ日経先物(12685円)にサヤ寄せの動きから買い先行の展開となりそうだ。日経平均で昨日形成した寄り引け同時足が米国株高やドル反発を受けて、加速シグナルとなるかどうかが注目される。銀行株や鉄鋼株に加え、昨日軟調であったハイテク株の上昇が伴えば、相場全体上値を伸ばす可能性が考えられる。

連休明けの米国市場は大幅続伸となった。JPモルガン・チェースによるベアー・スターンズの買収価格の引き上げや、発表された2月の中古住宅販売件数が前月比2.9%増と、市場予想を上回ったことで買い優勢の展開となった。NYダウの上げ幅は一時260ドルを超え、ナスダックは3%を超える上昇で終了した。


今日の東京市場は3月期決算銘柄の権利付き最終日となる。昨年来の大幅下落で高配当利回り銘柄が多くなっており買いが入るかどうかが注目されよう。引き続き買い戻しが中心となろうが、実質新年度相場入りで新規資金流入期待もある。

昨日は連休明けの米国市場を控え様子見ムードが強い一日となったが、米国市場が堅調な住宅指標を受けて大幅上昇となったことで、東京市場は上値を伸ばす可能性も考えられる。その際は17日安値以降の反発がアヤ戻しでなく、本格的なリバウンドの動きと推測することもできよう。


テクニカル分析
日経平均のテクニカル面ではほぼ寄り引け同時の足となり、上昇加速か、反落となるのか、今日の動きが注目される。昨日は先週上抜いた10日移動平均線が下向きであったため、株価の上値が重くなったが、今日はやや横ばいへ変化するため上値は軽くなる。5日移動平均線の上昇が切り上がるため、それをサポートに株価が押し上げられる可能性も考えられる。ただし、19日にマドを明けて昨日までで新値を三手進んでいることから反落となっても不思議ではない。


上値メドは、一目均衡表の基準線12898円や25日移動平均線の13033円前後。一方で、下値メドは、5日移動平均線の12195円前後が考えられる。一目均衡表の考え方では、3月17日安値から基本数値の9日目となる28日が短期的な変化日として重要となる。

話題の銘柄
5301東海カーボン/人造黒鉛電極の欧州子会社が利益成長を牽引

野村では、「我々は人造黒鉛電極の値上げの浸透を会社よりも強気に見ており、08年12月期の営業利益は前期比5%増の217億円を予想する。需給は、東欧、ロシア、アジアなどの旺盛な新興国需要と原料不足による供給量制限のために引き続き逼迫し、欧州子会社のエルフトカーボンは前期比15%、輸出は同16%の値上げの浸透を見込む。エルフトカーボンの売上高は前期比10%増の210億円と電極全体の45%、増益効果(価格効果から原料価格変動と為替影響除く)は7億円と増益予定額の75%を占め、利益成長を牽引しよう」、「同社は等方性黒鉛の設備を熊本県の田ノ浦工場で増強しており、08年8月に完了の予定である。製品出荷には半年程度かかるため、利益寄与は09年12月期からとなり、前期比40%の数量増、ファインカーボン事業では30億円の増益が見込まれる。08年2月に発表した中国の販売会社の設立は増産分の拡販に寄与しよう」と指摘。今2008年12月期連結営業利益を会社計画195億円(EPS52.9円)に対し217億円(EPS57.5円)、来2009年12月期247億円(EPS66.2円)、2010年12月期282億円(EPS77.4円)と予想。「09年12月期予想基準のPERは14.0倍と素材セクター平均の10.2倍を上回るが、08年12月期~10年12月期予想のEPS成長率は年率13%増と素材セクター平均の同3%増を大きく上回る。PEGレシオも1.1倍と素材セクター平均の3.4倍を大きく下回る」と指摘。レーティング「2」で新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


▼今週のFX予想/
ドル円がどこまで反転できるか?限界を見極めたい


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円の本格的調整相場が到来しているようだ。年度末特有? 私は、今週はどこまで反転できるのかその限界を見極めたいと考えている。
株式相場は、政治家の能天気がある分、日本株はいまいちであるが、どっちみちNYに追随するだけだろうからしばらくは平穏か?株式も同じだね。底はつけていないわけでこの反騰相場がどこまで足を伸ばせるのか見ている。あまり大きな期待は持っていないけれど・・・・・。(3月25日。火曜日。電気記念日。)


▼FX相場予想/
  イースター明けのFX相場は、米住宅関連指標に注目


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は24日、為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

3月24日はイースター(復活祭)で、海外市場のほとんどが休場。基本的に、市場参加者が少なく、積極的な取引にはなっていない。「閑散に売り無し」のことわざ通りに、東京市場のドル/円(USD/JPY)はじり高気味に推移した。

24日の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、99円台ミドルないし、99円台後半程度に推移。
閑散とした、通常ならば欧州市場の時間帯に、100円台前半に乗せた。ただし、欧州市場は休場で、市場参加者不在の状況。100円台に乗せた後は、再度、99円台後半程度に下落。

24日は、ニューヨーク市場はオープンしている。米国経済指標では、「中古住宅販売」の発表を控えている。通常のマーケット(外国為替市場)では、「中古住宅販売」は然程重要な経済指標ではないが、「サブプライム・ローン問題」に注目が集まっている現在の市場では、相対的にその重要性が高まっている。



▼今日の長期金利/
 日中値幅は0.35円と“平時”の水準に戻った


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.270%~1.300%
・ 債券先物(3月限) 140.20円~140.50円

<シナリオ>
長期金利は昨日の米株高/米債安を受けて反発。ただし、2年利付国債入札が無難にこなされると上げ渋る。期初の資金消化ニーズによって無難に消化されよう。


■商品相場急落/
 過剰流動性流入が高値演出=上昇パターンが再来へ!


18日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRBは、0.75%の利下げを実施したが、
これがきっかけとなって商品市場はファンドの手仕舞い売りが膨らみ急落商状となった。利下げ実施による当面の材料出尽くしと、「商品取引所が必要証拠金の引き上げを実施する」と発表したことが要因と考えられている。

<ファンドの手仕舞い売りを招いたFRBの「声明」>

しかし、エース交易ホームトレード部の陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi)は24日、「今回の声明で、『インフレが高まっている』との文言が盛られたことが最大の要因ではないだろうか」として、次のようにコメントした――。

金利引下げによる金融緩和政策がもたらすインフレというマイナスの影響に対する懸念がFOMC内で強まっていることを警戒したファンド筋が一斉に利食い売りに走ったということだろう。昨年夏に起きたサブプライム・ローン問題に端を発した信用収縮を解決するために、物価上昇を犠牲にしても景気浮揚を図るとの目的から金融緩和政策に至っただけに、当局の姿勢転換予想は、ポジションクローズの十分な理由となった。


▼ゴム:プロコメント/
    産地タイはウインタリング入りだが需要な情報は今のところ聞かれない
  ゴム自身の要因より原油相場などの動きが大きな影響を与えている


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(ゴム)」と、24日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2008/ 4 918.7 -1.3 アルミ3カ月物 休 場
NY銀   2008/ 5 1711.0 +26.0 銅3カ月物 休 場
NY白金  2008/ 4 1889.2 +11.9 ニッケル3カ月物 休 場
NYパラ   2008/ 6 436.40 -9.65 NY原油 2008/ 5 100.86 -0.98
シカゴ大豆  2008/ 5 1257.00 +50.00  NYコーヒー  2008/ 5 128.75 -2.15
シカゴコーン 2008/ 5 524.75 +17.25  NY粗糖   2008/ 5 11.92 +0.03
ドル・円    100.72 +1.44  シカゴ日経平均 2008/ 6  12,685  +465
---------------------------------------

厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(ゴム) 2008/3/21 08:00
By 丸紅ゴム部 天然ゴム課 小宮 露香 氏

ゴム市況の見方はここにきて一段と難しくなっている。時期的には供給が細くなっていくものの、ゴム自身の需給関係とは無関係な要因で変動する要因があまりにも多くなっているためだ。特に、最近の原油高や貴金属の上昇、あるいはドルの暴落などに見られる通貨要因など、外部要因が軽視できない情勢である。

世界最大の天然ゴム産地であるタイでは、この時期、ウインタリング(落葉期)に入り生産が落ち込むが、まだ供給が減少しているわけではなく、中央ゴム市場の集荷も目立って減ってはいない。このためウインタリングより時期としては2~3週間あとになる減産期という意味では、まだ入り口であり、これからである。(注)企業名を掲載しておりますが、見解・見通しにつきましては、一個人の立場としてお聞きしていますので、企業スタンスとは無関係です。

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ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国株高と円安から上昇するも上値は重い。日経平均 が終値で前日比+166.24円高の12646.33円、またTOPIXも同+10.31高の1234.46、JASADAQ指数は同+0.98高安の64.58 となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち22業種で上昇。ガラス土石製品、海運業、卸売業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は商品相場急落でドル買い戻しからドルが堅調。ドル円相場は100円台後半で推移、ユーロ円は155円台後半で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■03/24:個人投資家向け会社説明会(質疑応答)
  http://www.dena.jp/ir/

株式会社マーベラスエンターテイメント(7844)
■03/24: ミュージカル『テニスの王子様』コンサートDream Live 5th 開催決定
http://www.mmv.co.jp/company/index.html

積水ハウス株式会社 (1928)
■積水ハウスの新規戸建分譲地「コモンアベニュー毛野」の全戸に
「おサイフケータイ」を利用したホームシステムを導入
  http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2008.html

投稿者 Yen-Dokki : 12:14

2008年03月26日

GDP成長率予想・今週の株式相場ほか

★東証1・2部時価総額(21日)=397兆5959億円(前日比+8兆3852億円)

■GDP成長率予想/
1-3月期=前期比年率1.3%減⇒0.4%増に上方修正


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は21日、1-3月期と2008年のGDP 成長率予想を修正したことについて、つぎのように語った――。

(1)最近の経済データおよびグローバル経済見通しの変更を受け、1-3月期および2008年の実質GDP成長率予想を修正した。
(2)1-3月期については、個人消費と外需が当社予想から上振れていることから、従来の前期比年率換算1.3%減から同0.4%増に上方修正した。
(3)2008年の実質成長率予想は、従来の1.1%増から1.2%増へと若干の上方修正ながら、米国景気の低迷長期化への見通し変更から、下期の成長率予想を下方修正しており、全体として回復のモメンタムは当初の予想より、マイルドなものにとどまる見通しである。


▼今週の株式相場/
落ち着いた展開だが、日本株の頭は押さえられがち


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

今週の東京市場は(1)改善傾向にある外部環境を映じて、落ち着いた展開を予想する。米国市場における(2)信用問題は「熾(し)」のような状態。引き続き注意は必要と思われるが、短期的には最悪期を脱したとの認識が広がり、米国市場は(3)ファンダメンタルズを吟味しながらも戻りを試す動きを示すと考える。国内でも重要な経済指標の発表が予定されている上に、新年度を目前にして(4)税制関連法案を取り巻く情勢は依然として流動的。日本株の頭は押さえられがちとなろう。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。



▼今日の株価予想/
連休明けの米国市場を控えて、もみ合いの動きか


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場はもみ合いの動きとなりそうだ。直近の高値である2月27日以降の上値抵抗線に近づいていることもあり、3日続伸後の小休止の動きが考えられよう。ただ、そのケースでも5日移動平均線をサポートに値固めの動きが想定される。押し目買いでの対応が有効だろう。

先週末の東京市場は、薄商いのなか終日堅調な展開となった。商品市況の下落を受けて、資源関連株が軟調となったが、東証1部の値上がり銘柄数は1449と全体の84.0%に達し、不動産や金融など内需関連株が相場上昇を牽引した。ただ、売買代金は1兆9824億円へと落ち込み、半日立会いの大発会を除き実質今年最低を記録した。

今週の東京市場は引き続き買い戻しが中心となろうが、実質新年度相場入りで新規資金がどの程度流入するかが注目される。また、25日は3月期決算銘柄の権利付き最終日となる。昨年来の大幅下落で高配当利回り銘柄が多くなっており、権利狙いの買いが入るかどうかも注目されよう。

今日に関しては日銀短観の前哨戦となる1-3月法人企業景気予測が発表される。結果いかんによっては買いが先行する可能性も考えられるが、むしろ今晩の連休明け米国市場の動きが気になるところ。2月の中古住宅販売件数の発表も予定されており、それを受けた米株式市場の反応が注目される。その米国株の反応次第で、日経平均の17日安値以降の動きがアヤ戻しなのか、本格的なリバウンドの動きなのかがはっきりするであろう。

テクニカル分析
日経平均の週足では下ヒゲの長い陽線となり、前週の陰線に差し込む動きとなった。今週は一目均衡表の転換線と基準線が横ばいに変化する見込みであることや、先週18日には日足のローソク足で陰の陽はらみ足を形成している。昨年3月以降の短期底入れのパターンでも同様のケースがよくみられ、それらのケースに当てはめると、目先的には25日移動平均線に向けた動きが考えられる。
ただし、13000円前後では過去の累積出来高が多くなることから、大きな上値メドとしては意識されそうだ。その前の上値の節目に一目均衡表の基準線12898円がある。一方で、下値メドは5日移動平均線の12150円前後や18日の高値11995円が考えられる。

話題の銘柄
8697大阪証券取引所/第4四半期も好調に推移、目標株価73万円

UBSでは、「会社側は通期営業収益178億円→185億円(前期比15%増)、営業利益78億円→86億円(同32.3%増)に修正。1~2月の1日当たり売買代金は225先物で2.4兆円、オプション225億円、現物1462億円と各々会社計画(先物2兆円、オプション90億円、現物1000億円)を上回り推移。3月前半もボラティリティの拡大を背景にデリバティブ取引は高水準で推移。修正予想は当社予想(従来予想81.8億円)をやや上回り、オプション、現物取引増により、第4四半期は20%営業増益となる見込み」、「2月に同社は08~10年度の中期計画を発表、上場商品の多様化、リモートメンバーシップ性、24時間取引の対応などにより、一段の収益拡大を図る意向を示している。この間ROE15%以上の確保を目標に掲げているが、現状の配当性向を前提とすると、その達成には年率10%超のEPS成長が必要となる。JASDAQとの統合に関して、メディアでは両社が取引システム統合に合意したとの報道がなされているが、現状は互いに機関決定の事実はない。3月末にはシステム統合の可否について結論が下されるものとみられる」と指摘。今2008年3月期営業利益86.6億円(EPS21522円)、来2009年3月期95.9億円(EPS23875円)、2010年3月期109.5億円(EPS27315円)を予想。投資判断「Buy」を継続、目標株価を従来の72万円から73万円に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


■商品安とFX予想/
商品安に転換⇒クロス円の下落が進むリスク大


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は21日(金)、為替市場では「ドル全面安」に変化の兆しもあるとの見方を示した。

<米信用不安が、外国資本への依存度高い国々の経済にも不安招来>

たとえば、韓国ウォン。17日(月)、韓国ウォンが急落し、05年12月以来の1ドル=1030ウォン台に下落、他のアジア通貨も軒並み下落した。ドル売り・ウォン買い介入によりウォン相場はやや持ち直したが、「米国を震源とする信用不安が、外国資本に少なからず依存する国々の経済にも不安をもたらし始めている」と。亀岡さんは見る。

英中銀は17日、信用不安で上昇していた翌日物金利を抑えるため、期間3日の緊急調整オペ(50億ポンド)を実施。こうしたオペは07年9月以来で、ポンドは先週末の2.03ドル台から1.98ドル前後へと大幅下落。20日にはECBも期間5 日の臨時オペ(150億ユーロ)を行うなど、信用不安の影響は欧州市場に広がり、欧州通貨の下落要因につながった。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 97.00-101.00 (95.78-100.45)
ユーロ/円:149.00-155.00 (151.72-157.04)
ユーロ/ドル:1.5150-1.5550 (1.5400-1.5904)
豪ドル/円: 85.50-91.50 (88.16-93.63)
豪ドル/ドル:0.8750-0.9150 (0.8955-0.9447)



▼豪ドル円予想/
未だ到来せず=採算の合う買い水準の時期


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

イースターってそんなに暇だったかなあ。ここのところの大相場に市場筋は何らかの理由をつけて休みたかっただけではないのか?あうんの呼吸で全員賛成って感じになったのやも知れぬ。金の崩れが激しかった。あれだけの大崩は久しぶりである。こうなると予測する連中やアナリストたちはうるさい。いちいちそんなこと気にしていたら相場は張れない。

ところで、オージー円が崩れているね。去年から私は107円83銭は大天井であり、戻り相場は全て売れ、としていた。100円51銭も第二天井であり、先日の100円51銭の高値は何かの冗談だから構わず売りとしておいた。まだ落ちると思う。いずれ採算の合う買い水準に来るだろうが、まだその時期にあらずと思っている。(3月22日。土曜日。満月。)


▼今週の債券相場/
ターニング・ポイントを迎えている可能性がある


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年290回債利回りは1.235~1.320%と予想する
今週は実質的に期末週となる。先週初の大変動からの修正も収束し、米国市場次第の面はあるものの、先週とは違って、比較的静かな動きが見込まれる。10年290回債利回りは1.235~1.320%と予想する。ターニング・ポイントを迎えている可能性はある。しかし、一般的には、押し目買い意欲が強いと見られ、10年の1.30%台はその水準と目される。一方、イールド・カーブは週初、フラット化が続く公算だが、徐々に安定した動きに移行しよう。

本日の想定レンジとコメント…先週末の地合いを引き継ぐが、カーブ修正の勢いは鈍ろう
先週末、カレントBEIが遂にマイナスとなった。全銘柄が100円未満になっている15年変国と共に物連はヘッジ用途を含め、中長期的投資妙味を増している。さて、本日の相場だが、米国主要市場が休場のため新たな手掛かり材料は特段なく、先週末の「先物周辺安・超長期高」の地合いが引き継がれよう。インプライド・フォワードなどを見ても、依然、先物は割高だ。もっとも、修正の勢いは鈍る公算。(AM6:43、佐野さん)
本日の想定レンジ(長国先物6月限) : 140円58銭~140円91銭



▼今週の長期金利/
海外勢中心にポジション調整的な動き続き市場かく乱


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.230%~1.320%
・ 債券先物(3月限) 140.50円~141.60円

<シナリオ>
長期金利は先週と同様にレンジで波乱含み展開。米金融システム不安がくすぶるなかで、実質的な何度末週を迎え、海外勢を中心にポジション調整的な動きが続いて市場をかく乱する。そこに、新年度スタートに備えた動きのほか、来週発表される日銀短観(3月調査分)と新生・日銀の金融政策をめぐる思惑も絡んでくる。
ポイントは、(1)実質的な何度末週におけるポジション調整の動静、(2)サブプライム金融危機と政策催促相場、(3)異常事態下で船出した新生・日銀の景気・物価判断。

債券先物チャート
6月限の日足は下影陰線・寄り付き坊主。このところ巨大な陰線/陽線が交互に現れ、高値波乱を映している。本日は陽線の順番。ちなみに、ここ5日間の日中値幅[=高値-安値]は平均1.05円と1円を超えている。



▼トウモロコシ週間展望/
天候相場期入り前の修正安は買い好機


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「トウモロコシ週間展望」は次のようになった――。

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週間高低(カッコ内は日付) 3 月 17 日~3 月 21 日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 08/05 35,200 35,200(17) 32,510(21) 32,510 -2,740
09/03 36,460 36,460(17) 33,820(21) 33,820 -3,840
======================================
<シカゴ> 20 日終値 前週末比 |米農務省(USDA) 3 月 14 日まで
08/05 507.50 -51.75 |週間純輸出成約高: 78 万 0,700 トン
08/07 519.25 -52.00 |週間輸出検証高: 4,882万 1,000 Bu
--------------------------------------

【前週のレビュー】
シカゴは上昇トレンドを維持しているが、東京は円高進展に圧迫されて買い方の手じまい売りが加速する展開となった。14日には反発に転じているが、これで底入れとなるのか否かが目先の焦点とした。

結局、東京とうもろこしは底入れとはならず、本家のシカゴが大きく崩れたことで、さらに急落する展開となった。ストップ安張り付きで買い方が再び逃げられない状況となっており、3月最終週も下値余地を残している可能性が高い。

シカゴは信用収縮問題の再燃で商品全般にファンドの手じまい売りが加速していることで急落しており、穀物の独自要因はひとまず棚上げされている。大きく見れば、商品全般にこれまでファンドがやり過ぎていた反動が四半期末に向けて出てきたと言える。

ただ、4月以降になると、米国産地で作付けが開始されるため、相場も穀物の独自要因で動く展開に戻りそうだ。差し当たり月末の作付意向面積の発表がそのさきがけとなる可能性がある。

【シカゴ5月限の5ドル以下の下値は浅いか】
シカゴ5月限は本格的に修正安局面に入ってきた。これまでおおむね維持してきた一目均衡表の基準線(20日現在、542.25セント辺り)を下回り、ネックラインの527.25セントも下回ったことで、20日には507.25セントまで崩れて、ついに雲に突入するとともに、5ドルの節目割れの可能性さえ出てきた。目先はこれらを維持できるかのどうかが注目される。

また、ファンド全体では買い越しがやや減少しているものの、ヘッジ・ファンドの手じまい売り主体のものであり、インデックス・ファンドは逆に買い越しを増加させている。したがって、ヘッジ・ファンドの手じまい売りが一巡すれば、相場は落ち着くものと思われ、5ドル割れからの下値は深くないとみる。 (OVN 東京/柿原一也さん)



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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方もみ合うも、イースターで休場の米欧市場の影響を受けず、先週末の流れを引き継いで続伸した。日経平均 が終値で前日比+46.33円高の12528.90円、またTOPIXも同+8.42高の1228.46、JASADAQ指数は同+0.83高の63.33となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち28業種が上昇。パルプ・紙、鉄鋼、その他金融業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は商品相場の下落などからドルが堅調に推移、 ドル円相場は99円台後半で推移、ユーロ円は153円台半ばで推移している。

★日興AM=4月11日、初の中国A株市場に連動するETF「上場パンダ」を東証に上場へ
日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)は4月11日、新たに上場投信(ETF)「上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300」(愛称:上場パンダ)を東証に上場する。上場パンダは、中国の上海および深セン証券取引所の全上場銘柄を対象に、CSI300指数(円換算ベース)に連動した値動きを目指すファンド。中国A株市場へ投資するETFの東証上場は、これが第一号。CSI300指数は、中国の指数算出会社である中証指数有限公司(CSI)が開発した株価指数で、中国株の代表的な株価指数。これにより、同社のETFは合計7本となる。 http://www.nikko-am.co.jp/

★カブドットコム証券=2ファンド新規追加+「春の投資信託キャンペーン」実施中
カブドットコム証券株式会社は、4月3日(木)から、お客から要望の多かった世界国債インデックスファンドの年1回決算型、「世界国債インデックスファンド(年1回決算型)」を手数料無料(ノーロード)で、また世界の地球温暖化対策関連企業の株式等に投資する「地球温暖化対策株式ファンド「青い地球」を新規に取扱開始。これにより、当社取扱の投資信託は160ファンド256本となり、手数料無料(ノーロード)ファンド取扱本数は、66ファンド110本と主要ネット証券屈指の水準となる。 http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080321.asp

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社大阪証券取引所(8697)
■平成20年3月期の決算発表予定日について
http://www.ose.or.jp/frame.html?profile/pr_irks.html

投稿者 Yen-Dokki : 12:06

2008年03月25日

新日銀・金融政策・円高悲観論に異議ほか

★東証1・2部時価総額(19日)=389兆7837億円(前日比+10兆3747億円)


■新日銀・金融政策/
 白川総裁代行下での利下げは、予想できない


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、新総裁が任命されるまでの間、白川副総裁が総裁の代行を勤めることになった日銀の金融政策について、次のような見解を示した――。

ポイント:
新日銀が白川総裁代行の下で始動する。市場の一部には早期利下げを予想する向きもあるが、白川総裁代行は低金利弊害論者であり、日本の金融システムによほど大きなショックが入らない限り、利下げは予想できない。

<新日銀に対する現時点の評価を記す>

新日銀がスタートした。
総裁が任命されるまでの間、白川副総裁が総裁の代行を勤めることになる。また、西村氏の副総裁就任に伴い、審議委員が1 名空席となる。この結果、政策委員会は7 名体制となり、金融政策決定会合も7 名の投票で行われることになる。白川氏が総裁代行となる新日銀の金融政策運営は、どのようなものになるのだろうか。以下では、現時点における弊社の理解を簡単にまとめておく。

(1)高まる執行部の一体感
まず第1に指摘したい点は、新日銀は、その組織運営面で、これまでに経験したこともないような“アット・ホーム”な状態に置かれる可能性が高いということである。悪く言えば、“内輪だけで仕事をする組織”ということにもなりかねないが、良く言えば、“極めて風通しの良い職場になる”ということである。

過去2人の総裁(速水氏、福井氏)も、白川総裁代行と同様に日銀OB であるが、両氏と白川氏の間には大きな差がある。ずばり年次である。白川氏は昭和47 年に日銀入行しており、事務方のトップである理事の現在の主要メンバーとの年次差は2 年しかない。福井前総裁から14 年次も若返ったのである。しかも白川氏は、つい1 年半程度前まで理事であった。白川総裁代行は、事務方にとって、歴史上“最も親近感のある”トップということになる。

いわゆる日銀執行部の一体感はかつてない水準に高まる可能性が高い。日銀内での意思決定のスピードが速くなるとともに、景気・物価の情勢判断と政策運営の考え方に関する一貫性も高まるものと考えられる。白川総裁代行の信頼が厚ければ、事務方も同総裁代行を全面的に支持する方向で動くことになるだろう。


■円高悲観論に異議/
 海外の投資家が円資産投資をしやすくなる!


東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は19日、「円高悲観論は行き過ぎ」として、円高と景気への影響について次のような見方を示した――。

<米国=「ドル安」を利用しようとの意図?>

米国の金融不安拡大を期に、ドルの下落が加速した。ユーロドルは一時最高値を更新し、1.6ドルに接近、ドル円も一時12 年ぶりとなる95 円台をつけた。度重なる利下げや流動性の供給にもかかわらず、金融市場の安定がみられず、むしろ金融危機が色濃くなっているためだ。大手米国証券の決算が予想より良かったことで一服したが、まだ予断を許さない。

ドルの急落を見て、市場には協調介入の思惑も出たが、欧州サイドにはその気配がなく、米国も金融機関の経営危機拡大を阻止することに全力をあげ、為替の問題は二の次との印象がある。日本側も、幹事長が「為替介入は日本だけではどうにもならない」と発言したことから、ドル売りが強まった。


▼3月日銀短観予想/
 大企業・製造業DIは14%、非製造業は12%と予想


大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は4月1日に公表予定の日銀短観について、大企業・製造業の業況判断DI は14%pt(前回調査比▲5pt)、大企業・非製造業では12%pt(同▲4pt)と予想する――。

<業況判断は全般的に悪化>

製造業に関しては、アジアや中東向けの輸出数量拡大に支えられているものの、(1)原油等の資源価格高騰によるコストの増加、(2)12 月調査時点での想定為替レート(2007 年度下期:113.79 円/ドル)を上回る円高、(3)米国を中心とした世界経済の減速懸念、といった要因により、全般に業況が悪化している模様である。非製造業に関しても、製造業と同様に資源価格上昇によるコストの増加が業況判断を大きく悪化させたと思われる。食品やガソリン等の値上げにより消費者マインドが悪化していることも業況判断の下押し材料となったと考えられる。また、製造業・非製造業に関わらず、サブプライム問題の深刻化による世界的な金融市場の混乱や、株価の低迷が、企業マインドの悪化につながった。

中小企業に関しても、製造業では▲7%pt(前回調査比▲9pt)、非製造業では▲19%pt(同▲7pt)と、大幅な悪化を予想する。中小企業では大企業に比べ原材料価格の上昇を転嫁しづらいことから、コスト増による影響を大企業よりも強く受けており、業況判断の悪化幅は大企業に比べ大きくなる見込みである。


■当面の株式相場/
  様子見材料が消える6月には株価が上昇へ


日興コーディアル証券・国際市場分析部長の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi/ Nikko Cordial Securities Inc.)は今朝、本誌の取材に応じて、 今後6月にかけての株価見通しについて「不安定で様子見材料が多い」として、予想レンジは日経平均で11,900円~14,500円とした。

<21世紀版の「新前川レポート」が外国人投資家に好感か>

特に4月は様子見材料が目立つと言う。
まず4月30日には米FOMCがあり、「さらに0.5%の追加利下げがある」と予想する。4月後半からは米国金融機関の1-3月決算発表があるが、サブプライム関連の損失は、10-12月期より減少すると見ている。そして4月後半から5月にかけては、日本企業の3月期本決算が発表される。

こうした様子見材料により、株価は大きく上下せずに推移するものの、「米国の経済指標が悪化すると一時的に下振れする場合もあり得る」と言う。ただ、4月で悪材料が出尽くし、その後、6月には21世紀版の「新前川レポート」が公表される。これは、「日本が再び、経済構造改革に積極的に取り組むというメッセージを発することで海外投資家に好感され、株価が上昇に向かう」と予想している。

<注目できるセクター=海運、総合商社、自動車>

注目できるセクターとしては、短期的に下振れしている海運、総合商社、ドル安・円高は限定的と見て、自動車の見直し買い、という投資スタンス。個別では、海運は日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)、総合商社では三菱商事(8058)、三井物産(8031)、また自動車ではトヨタ(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)を挙げた。


▼中国株式市場/
  割高感緩和=反発とのシナリオは、安易に描けない


上海総合株価指数が4000ポイントを割り込んだ。
大和総研・投資戦略部シニアストラテジストの児玉卓さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、「過度の上昇の反動といえばそれまでだが、上にも下にもスパイラルとなりやすいのが株価である」として、中国株式市場の見通しについて次のように語った――。

<企業収益をかさ上げしてきた「要因」に懸念>

特に、企業収益をかさ上げしてきた、(他社の)保有株式・不動産等にかかる収益の減少が(自社の)株価と共鳴しあう懸念は小さなものではない。割高感の緩和が直ちに反発をもたらすというシナリオは、安易に描けない状況にある。

3月に発表されたマクロ統計でも、CPI(消費者物価指数) 上昇率の加速、輸出の急減速(いずれも2月分)など、ショッキングなものが目立っている。しかもここに来て、巷は、沿海部を中心とした外国企業の撤退のニュースで騒がしくなっている。これなどは、新陳代謝の一断面としてみれば、実のところネガティブな現象ではまったくない。生産性向上の必要性を再認識させた、成長パターンの改善に向けた「生みの苦しみ」のようなものであり、中国において厳しい競争がワークしていることの証左でもある。しかし、いかにもタイミングが悪い。企業の新陳代謝に伴う好ましい側面は、ほとんど忘れ去られている。




▼アジア株式市場/
 ホットマネー縮小で最大の影響受けた成長3市場


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は20日、「今日もアジアの株式市場は軟調に推移しています」として、次のようにコメントした――。 

香港ハンセンは3.5%安、オーストラリアASX200指数3%安。年初からの株価の下落を見ると、アジアで最も下落していうのがベトナムで年初来39%、次に中国上海27.7%、インドSENSEXが26%となっています。この3つの国は、これから最も有望であるといわれてきた国です。こういう国にはホットマネーが流れ込むので、今のようにホットマネーが縮小に向かっているときは、最も大きな影響を受けることになります。長期的には有望でも、あまり過剰に期待が入るとバブルを起こして、崩れてしまうということは良くあることですが、今回もそうなってしまったようです。


▼今日の株価予想/
 はらみ足に続き陽線形成、引き続き堅調な展開か


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は堅調な動きとなりそうだ。引き続き主力の金融株中心に買い優勢の展開が想定される。円高進行の動きが落ち着いた状況になってきており、主力の輸出関連株にも買いが期待できよう。日経平均は昨年3月以降の小底入れのパターン同様、陰の陽はらみ足から上寄り陽線となった。今回も一旦は戻りが期待できそうだ。

19日の米国市場は大幅反落。リーマン・ブラザーズなどが米連邦準備制度理事会(FRB)の窓口貸出を利用したとの一部報道から市場参加者の不安心理をあおった。しかし、続く昨晩は発表された3月のフィラデルフィア連銀景気指数が市場予想も上回ったことで、前日の反動から買い優勢となった。前日に発表された連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)による住宅ローン債権の買い取り枠拡大が引き続き好感された。シカゴ日経先物は19日の大証日中終値12270円に比べて50円安い12220円で終了した。

東京市場は投資余力が改善しておらず買い戻しが中心となろうが、大手証券株は1月安値を割り込まずに切り返す動きとなっているとことや、銀行株もマドを形成し5日移動平均線を上回る動きとなっている。この2日間に対する反動も考えられるが、押し目買いでの対応が有効だろう。

テクニカル分析
テクニカル面では、前日の陰の陽はらみ足から上寄り陽線となった。昨年3月以降の小底入れのパターンでは、この陰の陽はらみのパターンが多い。当面は25日移動平均線レベルまでの戻りも考えられる。上値メドは心理的節目12500円や一目均衡表の基準線12898円、12日高値の13071円などがある。一方で、下値メドは、18日高値の11995円や17日安値11691円、心理的節目の11500円前後となる。

話題の銘柄
8058三菱商事/原料炭価格上昇から業績予想を大幅上方修正、目標株価5800円

JPモルガンでは、「当社グローバル資源チームが、石炭価格予想を変更。原料炭価格は09年3月期140ドル/トン→250ドル/トンに、10年3月期120ドル/トン→200ドル/トンに、一般炭価格は09年3月期90ドル/トン→120ドル/トンに、10年3月期80ドル/トン→100ドル/トンにそれぞれ変更された。石炭価格前提の見直しなどにより、総合商社5社の業績予想を変更した。三菱商事については、純利益予想を08年3月期+0%、09年3月期+29%、10年3月期+24%ずつ上方修正した。原料炭価格上昇が大きく貢献する金属セグメントでは、豪州の豪雨のマイナス影響の詳細は不明だが、09年3月期の中で約8%の出荷マイナス影響、約210億円(三菱商事分)の復旧費用を見込んだ。加えて、09年3月期以降の為替想定を115円→95円に変更したことによるマイナス影響も考慮。ただ、それでも原料炭価格上昇のプラス効果のほうが大幅に大きい。また、欧州、ロシア、中東、中南米などで好調が続く自動車関連事業、One Energyを通じた積極的事業拡大が見込めるIPP事業などにより、機械セグメントの利益予想を増額修正している」と指摘。今2008年3月期連結当期純利益を4380億円(EPS259.2円)と予想し、来2009年3月期連結当期純利益を従来予想4800億円(EPS284.0円)から6210億円(EPS367.5円)へ、2010年3月期同5240億円(EPS310.1円)から6480億円(EPS383.5円)へ増額。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を従来の5200円から5800円に引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼今日の長期金利/
株価動向にらみながら弱含みにもみ合う、と予想


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.250%~1.280%
・ 債券先物(3月限) 141.20円~141.50円

<シナリオ>
長期金利は、株価動向をにらみながら弱含みにもみ合う。連休谷間かつ米国休場で動きづらい。

債券先物チャート
6月限の日足は巨大な上影陽線。値幅は1.50円に達した。下のマド埋め:140.57円(3月14日のザラバ高値)を完了した後、一気に駆け上がり、前日のザラバ高値:141.74円を抜き去った。しかし、大引けにかけては急速に伸び悩んだ。連日の高値大波乱。


▼商品ブル・ベア指数/
 52以上の強基調サイド=金57、銀55、原油52


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された19日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。


あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数  e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
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前々週 前週 今週     前々週 前週 今週
   6 日 13 日 19 日     6 日 13 日 19 日
大豆     64 39 42    金      75 60 57
とうもろこし 75 45 48    銀      78 60 55
小豆     52 72 43   プラチナ     70 50 50
粗糖     58 39 40   アルミニウム   69 50 44
コーヒー   54 45 41    ゴム     57 49 46
ドル/円   40 40 43    原油     67 60 52
ガソリン   66 59 46
灯油     66 63 48

注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
本日3月19日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回3月13日の40から43に小戻し、ドル安の調整高意見がやや多い。 今回商品の同指数は円高に足を引っ張られ、圧倒的多数が低下。国際穀物と粗糖の3品目が小幅に上昇したに過ぎなかった。

今回52以上の強基調サイドに入ったのは、上から金57、銀55、原油52の3銘柄しかなかった。そのため、上昇率1位といった該当品目はなし。一方、45以下の弱基調サイドには、下から粗糖40、コーヒー41、大豆42、小豆43、アルミ44の順。低下率1~2位に小豆、灯油。1位の小豆は72から43に転落。 (OVN/東京/橋本充平さん)

(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html


ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、NYダウの261ドル上昇や円高一服で上昇して始まったが、上値が重い展開。 日経平均 が終値で前日比+102.45円高の12362.89円、またTOPIXも同+8.72高の1205.02、JASADAQ指数は同+0.38高の61.65となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち26業種が上昇。パルプ・紙、倉庫運輸関連、繊維製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米国株高などからドルが堅調に推移。ドル円相場は99円台半ばで推移、ユーロ円は153円台前半で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社8601
■大和証券グループ 機構改革および役職員の異動について
平成20年4月1日付で大和証券グループの機構改革および役職員の異動を行います。
 http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm

ソニー株式会社(6758)
■ ソニー・エリクソンの2008年度第1四半期における携帯電話端末
  販売台数の成長鈍化および売上・利益への影響について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/news/qfhh7c00000fvzni-att/080319_Release_J.pdf (PDF)

株式会社デンソー(6902)
■3月19日: デンソー、福島県田村市にカーエアコンを生産する新会社を設立
  デンソーは、福島県田村市にカーエアコンなどを生産する新会社を設立します。
新会社の社名は、株式会社デンソー東日本で、 資本金は26億円です。 
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080319-01.html

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■3/19:個人投資家向け会社説明会資料
■3/19:個人投資家向け会社説明会(動画配信)
  http://www.dena.jp/ir/

トレンドマイクロ株式会社(4704)
■自己株式の市場買付及び取得終了に関するお知らせ
買付期間:平成20年2月20日から平成20年3月19日まで(約定日ベース)、
買付株式数:1,999,000株、買付総額: 6,994,720,000円。
  http://www.trendmicro.com/jp/about/investors/overview.htm

投稿者 Yen-Dokki : 13:31

@オリックス証券、「オリックス証券取扱い投資信託全銘柄対象 投資信託申込手数料全額キャッシュバックキャンペーン」実施中 2008年3月31日(月)約定分まで

オリックス証券では、2008年3月31日(月)約定分まで「オリックス証券取扱い投資信託全銘柄対象 投資信託申込手数料全額キャッシュバックキャンペーン」を実施している。
オリックスオンラインで取扱っている投資信託(MRF、MMF、上場投資信託は除く)を購入した方に手数料の全額をキャッシュバックする。

詳しくはhttp://www.orix-sec.co.jp/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 13:05

2008年03月24日

株価テクニカル分析・米信用不安対策ほか

★東証1・2部時価総額(18日)=379兆409億円(前日比+4兆2242億円)


■株価テクニカル分析/
 年間波動L字想定だが、今夏までに15,000±に上昇へ
    ~買うべき堅調6セクターvs.ウエイト落とすべき軟調6セクター~


今年1年は株価のV字回復は期待できない半面、米国ではブッシュ減税の効果は大きく、株を売りにくい。米大手証券ベア・スターンズのJPモルガン・チェ-スによる救済というスキームが提示されたことで、金融不安には一定のメドが付いた」。大和総研・投資戦略部チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏は3月18日、大和証券グループ本社主催の勉強会 「内外株式の投資環境について」で、こう語った。日本株の年間波動はL(エル)字型で変わらないものの、「年度末から4月末にかけて安値をつけた後、7月には15,000円の高値を付ける」と予想している―。

<日経平均は、52週線から▲20%もかい離している>
木野内氏は、53週移動平均線を軸に日本株を予想した。日経平均はトレンドラインとなる52週線は通常、+3%~▲5%のレンジがサポートラインとなっている。ところが、1月22日に付けた12,573円や現状の12,000円割れに水準は52週線を大きく割れて、▲20%もかい離している。

過去の同様の局面を検証すると、日経平均の52週線を▲20%水準まで突っ込んだ場面は、戦後では8回しかない。このうち3回は半年以内に52週線水準を上回ったが、5回は52週線近辺で頭打ちとなっている。いずれにしても、「半年以内に52週線をトライしている」。したがって、「ここからの下値は限定的と言える」と木野内氏。「ただ、戻りに至る前に若干安値を割れることもある。3月押し目の第2のシナリオでは下値に注意したい。今回はL字想定のなかで、今夏までに15,000±の52週線どころが、戻りの限界と見ている。」



■米信用不安対策/
 米金融市場が病んでいる原因と、処方箋がミスマッチ


FRBは先週、2000億ドルを上限として国債貸出による資金注入を決めたが、その実施前に大手金融機関の経営危機が表面化、FRBは急遽銀行以外にも直接貸出できるようにし、最後の貸し手の役割を果たしたうえに、公定歩合を緊急に引下げ、更に昨日はFF金利を0.75%引き下げるなど、間髪いれずに対応策を打って出た。

しかし、東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「この半年の果敢な対応の割に、金融市場の修復がはかばかしくない」と指摘した上で、次のように語った――。

<「対症療法」は、かえって病気を長引かせる面もある>

マネーマーケットの信用スプレッド(CP3ヶ月とTB3ヶ月との金利差)は3 月になってまた拡大し、足元ではまた2%近くに拡大、債券市場ではトリプルB格の社債と10 年国債の金利差が3.5%以上開いてきた。それだけ利下げの効果が減殺されることになり、市場が目詰まりを起こしていて、依然として資金調達が円滑でないことを示している。

この原因は、米国金融市場が病んでいる原因と、処方箋が合っていないためだ。
つまり、病の原因が支払能力(ソルヴェンシー)、信用力(クレジット)の悪化にあって、流動性の欠如にあるわけではない。しかし、これまで金融当局が実施してきたことは、無尽蔵なまでの流動性供給と金利の引下げで、言ってみれば、病気の原因はわからないが、とにかく熱があるので解熱剤をたくさん与えて、熱を下げているようなものだ。ある程度の熱は病原菌を殺すのに必要な面もあるが、あえて熱を下げると、かえって病気が長引く面もある。


【Washington Political Report】(有料)特約 (March 8 - 14, 2008)
続く資本市場の動揺と連銀の対応

 資本市場が再び逼迫したと見た連銀は、11日(火)資本流動性を増すために、債権市場のプライマリー・デイーラーに対して不動産抵当ベースの証券(MBSs)を担保にした28日間に限った総額2000億ドルを超える財務省債の一時貸付をおこなうことを発表、これが金融機関の救済になるとみた同日のウオールストリートの株価は一気に跳ね上がりました(ダウ平均株価は417ポイント上昇)。モラル・ハザードを引き起こすのと懸念も若干ありましたが、28日間に限った貸付であり、必要のなくなったところでただちにこの一時的施策を廃せばそれはないと見られています。

 連銀は来週火曜(18日)定例政策会議を開くことになっており、景気後退すれすれにある経済を救うために最低でも0.75%のFFレートの引き下げを行なうと噂されていました。しかし上記の施策が成功して資本逼迫を回避できれば、ドラスチックな金利引き下げをしなくても済むかも知れないとの観測も出ています。ドラスチックな金利引き下げは、既に限界に達しているドルの下落をさらに一段下落させる危険があり、明らかに連銀の大きなデイレンマとなりつつあります。

 しかしこの連銀の措置もまた、昨年8月以来断続的に続けてきた金融市場への資本の一時的な注入策であり、これが金融市場の恒久的な回復につながると見る人はありません。そういう意味では連銀は依然として綱渡り的な、試行錯誤的な施策を繰り返しているとみるべきであり、今後も当分は同じような対応が続くと考えるできでしょう。

 住宅バブルがはじけ、サブプライム・ローンの問題に端を発した金融資本市場の動揺は少なくとも2009年末までの2年近くは続くと見られています。これは、サブプライム・ローンのひとつ、3年もの5年ものの金利調整ローン(AMRS)の金利書き換えがこれから2年間にまだ200万件近く予定されているからです。その調整が終わるまでは現在の金融問題の本当の解決はないと見るべきです。



▼今日の株価予想/
 大幅上昇の展開、陰の陽はらみ足から反転なるか


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は大幅上昇の展開となりそうだ。円相場も100円台を回復してきており、金融株に加え、主力の輸出関連株中心に買い優勢の展開が想定される。テクニカル面では、昨日の日経平均は転換シグナルになりやすい陰の陽はらみ足を形成しており、一旦底入れ機運から買いが継続するかどうかが注目される。

18日の米国市場は朝方から金融株中心に買いが膨らんだ。リーマン・ブラザーズとゴールドマン・サックスが発表した決算が市場予想を上回り、信用リスクに対する目先の警戒感が払拭。米連邦準備理事会(FRB)による0.75%引き下げを受けて伸び悩む場面もあったものの、今後の追加利下げを示唆したことから終日買い優勢の動きは続いた。

NYダウは2002年7月29日以来の上げ幅となり、シカゴ日経先物も昨日の大証日中終値11880円に比べて580円高い12460円で終了した。

東京市場は手控え要因となっていた米大手金融機関の決算発表を越えたことから、主力の金融株中心に終日買い優勢の展開が想定される。日銀総裁人事に対する国内における懸念材料はあるものの、円相場が100円台を回復してきており、主力の輸出関連株にも買いが集中しよう。

全般、出来高を伴った上昇はまだ期待できないが、重要なのは目先の節目を一気に上回るような上昇を示現できるかどうか。物色面ではまだ買い戻しが中心であろうが、3月末権利付き最終日に接近してきており、割安な水準にまで到達した低PERで高配当銘柄などへの投資が有効となろう。

テクニカル面では、昨日は前日のレンジ内での動きとなり、陰の陽はらみ足を形成した。昨年3月以降の小底入れのパターンでは、この陰の陽はらみのパターンが多い。

変化日に近いことや、前回の1月22日の安値が「満月」であったこと同様に、そろそろ22日の「満月」に近づくこともあって、その点興味深い。今日の上昇幅にもよるが、祝日あけの21日には5日移動平均線が上昇に転じる可能性も出てきた。まさに1月22日以降のパターンも考えられる。

目先の上値メドは5日移動平均線の12257円前後や12381円(19日見込み値)。一方で、下値メドは、17日安値の11691円や心理的節目の11500円前後となる。

話題の銘柄
8729ソニーフィナンシャルHD/中長期的に+成長維持銘柄として注目、目標株価634000円 

同社は07年10月11日に東証1部に上場。生保、損保、銀行(銀行子会社としての証券)を傘下に持つ金融持ち株会社。モルガンでは、同社について、◆高い実質利益成長性、◆高い利益率を実現するプロダクト、チャンネル・ミックス、◆金融ブランド「ソニー」のさらなる強化、◆市場環境好転時の高い実質株主純資産の感応度、◆強固、健全な財務、――を評価した。短期的にはディフェンシブ株として、中長期的には生保業界大手の中で数少ないプラス成長を維持できる銘柄として注目できるとみている。年央あたりには生保業界全体としての新契約、保険料収入の減少の反転により注目度が高まると想定。政策金利の引き下げの有無を確認して長期金利が安定することも株価材料になると指摘した。08年中の長期金利前提は1.6%を上限と仮定して、中期的なRONAV(ROE)は9%台半ば、資本コスト(7%を想定)を上回るリターン見込む。これらを踏まえて、今後の業績を予想。経常利益ベースで、今08年3月期を399億円(EPS 11460.5円)、来09年3月期を454億円(EPS 12637.6円)、10年3月期を546億円(EPS 15147.1円)とし、投資判断を新規に「Overweight-V」、目標株価を634000円としてカバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



●東証IPO銘柄
■イノテック株式会社 (9880)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200803/3innotech.html

当社は1987年の設立以来、常に先端エレクトロニクス業界が必要とする新しい技術を発掘してまいりました。例えば、皆様の身の回りにあるデジタル家電等の中に、当社が提供する技術や商品が使われております。事業内容は、LSI設計や組込ソフト開発などの技術を提供する一方、半導体設計ソフト、電子部品などの輸入販売・技術サポートを行っております。また、半導体メーカーへ自社開発した検査装置の提供を進めております。高度サービス型ソリューションを提