最新更新日:11 11, 2008 04:38 PM

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サイバノミクス金融・経済レポート
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2008年03月26日

GDP成長率予想・今週の株式相場ほか

★東証1・2部時価総額(21日)=397兆5959億円(前日比+8兆3852億円)

■GDP成長率予想/
1-3月期=前期比年率1.3%減⇒0.4%増に上方修正


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は21日、1-3月期と2008年のGDP 成長率予想を修正したことについて、つぎのように語った――。

(1)最近の経済データおよびグローバル経済見通しの変更を受け、1-3月期および2008年の実質GDP成長率予想を修正した。
(2)1-3月期については、個人消費と外需が当社予想から上振れていることから、従来の前期比年率換算1.3%減から同0.4%増に上方修正した。
(3)2008年の実質成長率予想は、従来の1.1%増から1.2%増へと若干の上方修正ながら、米国景気の低迷長期化への見通し変更から、下期の成長率予想を下方修正しており、全体として回復のモメンタムは当初の予想より、マイルドなものにとどまる見通しである。


▼今週の株式相場/
落ち着いた展開だが、日本株の頭は押さえられがち


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

今週の東京市場は(1)改善傾向にある外部環境を映じて、落ち着いた展開を予想する。米国市場における(2)信用問題は「熾(し)」のような状態。引き続き注意は必要と思われるが、短期的には最悪期を脱したとの認識が広がり、米国市場は(3)ファンダメンタルズを吟味しながらも戻りを試す動きを示すと考える。国内でも重要な経済指標の発表が予定されている上に、新年度を目前にして(4)税制関連法案を取り巻く情勢は依然として流動的。日本株の頭は押さえられがちとなろう。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。



▼今日の株価予想/
連休明けの米国市場を控えて、もみ合いの動きか


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場はもみ合いの動きとなりそうだ。直近の高値である2月27日以降の上値抵抗線に近づいていることもあり、3日続伸後の小休止の動きが考えられよう。ただ、そのケースでも5日移動平均線をサポートに値固めの動きが想定される。押し目買いでの対応が有効だろう。

先週末の東京市場は、薄商いのなか終日堅調な展開となった。商品市況の下落を受けて、資源関連株が軟調となったが、東証1部の値上がり銘柄数は1449と全体の84.0%に達し、不動産や金融など内需関連株が相場上昇を牽引した。ただ、売買代金は1兆9824億円へと落ち込み、半日立会いの大発会を除き実質今年最低を記録した。

今週の東京市場は引き続き買い戻しが中心となろうが、実質新年度相場入りで新規資金がどの程度流入するかが注目される。また、25日は3月期決算銘柄の権利付き最終日となる。昨年来の大幅下落で高配当利回り銘柄が多くなっており、権利狙いの買いが入るかどうかも注目されよう。

今日に関しては日銀短観の前哨戦となる1-3月法人企業景気予測が発表される。結果いかんによっては買いが先行する可能性も考えられるが、むしろ今晩の連休明け米国市場の動きが気になるところ。2月の中古住宅販売件数の発表も予定されており、それを受けた米株式市場の反応が注目される。その米国株の反応次第で、日経平均の17日安値以降の動きがアヤ戻しなのか、本格的なリバウンドの動きなのかがはっきりするであろう。

テクニカル分析
日経平均の週足では下ヒゲの長い陽線となり、前週の陰線に差し込む動きとなった。今週は一目均衡表の転換線と基準線が横ばいに変化する見込みであることや、先週18日には日足のローソク足で陰の陽はらみ足を形成している。昨年3月以降の短期底入れのパターンでも同様のケースがよくみられ、それらのケースに当てはめると、目先的には25日移動平均線に向けた動きが考えられる。
ただし、13000円前後では過去の累積出来高が多くなることから、大きな上値メドとしては意識されそうだ。その前の上値の節目に一目均衡表の基準線12898円がある。一方で、下値メドは5日移動平均線の12150円前後や18日の高値11995円が考えられる。

話題の銘柄
8697大阪証券取引所/第4四半期も好調に推移、目標株価73万円

UBSでは、「会社側は通期営業収益178億円→185億円(前期比15%増)、営業利益78億円→86億円(同32.3%増)に修正。1~2月の1日当たり売買代金は225先物で2.4兆円、オプション225億円、現物1462億円と各々会社計画(先物2兆円、オプション90億円、現物1000億円)を上回り推移。3月前半もボラティリティの拡大を背景にデリバティブ取引は高水準で推移。修正予想は当社予想(従来予想81.8億円)をやや上回り、オプション、現物取引増により、第4四半期は20%営業増益となる見込み」、「2月に同社は08~10年度の中期計画を発表、上場商品の多様化、リモートメンバーシップ性、24時間取引の対応などにより、一段の収益拡大を図る意向を示している。この間ROE15%以上の確保を目標に掲げているが、現状の配当性向を前提とすると、その達成には年率10%超のEPS成長が必要となる。JASDAQとの統合に関して、メディアでは両社が取引システム統合に合意したとの報道がなされているが、現状は互いに機関決定の事実はない。3月末にはシステム統合の可否について結論が下されるものとみられる」と指摘。今2008年3月期営業利益86.6億円(EPS21522円)、来2009年3月期95.9億円(EPS23875円)、2010年3月期109.5億円(EPS27315円)を予想。投資判断「Buy」を継続、目標株価を従来の72万円から73万円に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


■商品安とFX予想/
商品安に転換⇒クロス円の下落が進むリスク大


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は21日(金)、為替市場では「ドル全面安」に変化の兆しもあるとの見方を示した。

<米信用不安が、外国資本への依存度高い国々の経済にも不安招来>

たとえば、韓国ウォン。17日(月)、韓国ウォンが急落し、05年12月以来の1ドル=1030ウォン台に下落、他のアジア通貨も軒並み下落した。ドル売り・ウォン買い介入によりウォン相場はやや持ち直したが、「米国を震源とする信用不安が、外国資本に少なからず依存する国々の経済にも不安をもたらし始めている」と。亀岡さんは見る。

英中銀は17日、信用不安で上昇していた翌日物金利を抑えるため、期間3日の緊急調整オペ(50億ポンド)を実施。こうしたオペは07年9月以来で、ポンドは先週末の2.03ドル台から1.98ドル前後へと大幅下落。20日にはECBも期間5 日の臨時オペ(150億ユーロ)を行うなど、信用不安の影響は欧州市場に広がり、欧州通貨の下落要因につながった。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 97.00-101.00 (95.78-100.45)
ユーロ/円:149.00-155.00 (151.72-157.04)
ユーロ/ドル:1.5150-1.5550 (1.5400-1.5904)
豪ドル/円: 85.50-91.50 (88.16-93.63)
豪ドル/ドル:0.8750-0.9150 (0.8955-0.9447)



▼豪ドル円予想/
未だ到来せず=採算の合う買い水準の時期


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

イースターってそんなに暇だったかなあ。ここのところの大相場に市場筋は何らかの理由をつけて休みたかっただけではないのか?あうんの呼吸で全員賛成って感じになったのやも知れぬ。金の崩れが激しかった。あれだけの大崩は久しぶりである。こうなると予測する連中やアナリストたちはうるさい。いちいちそんなこと気にしていたら相場は張れない。

ところで、オージー円が崩れているね。去年から私は107円83銭は大天井であり、戻り相場は全て売れ、としていた。100円51銭も第二天井であり、先日の100円51銭の高値は何かの冗談だから構わず売りとしておいた。まだ落ちると思う。いずれ採算の合う買い水準に来るだろうが、まだその時期にあらずと思っている。(3月22日。土曜日。満月。)


▼今週の債券相場/
ターニング・ポイントを迎えている可能性がある


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年290回債利回りは1.235~1.320%と予想する
今週は実質的に期末週となる。先週初の大変動からの修正も収束し、米国市場次第の面はあるものの、先週とは違って、比較的静かな動きが見込まれる。10年290回債利回りは1.235~1.320%と予想する。ターニング・ポイントを迎えている可能性はある。しかし、一般的には、押し目買い意欲が強いと見られ、10年の1.30%台はその水準と目される。一方、イールド・カーブは週初、フラット化が続く公算だが、徐々に安定した動きに移行しよう。

本日の想定レンジとコメント…先週末の地合いを引き継ぐが、カーブ修正の勢いは鈍ろう
先週末、カレントBEIが遂にマイナスとなった。全銘柄が100円未満になっている15年変国と共に物連はヘッジ用途を含め、中長期的投資妙味を増している。さて、本日の相場だが、米国主要市場が休場のため新たな手掛かり材料は特段なく、先週末の「先物周辺安・超長期高」の地合いが引き継がれよう。インプライド・フォワードなどを見ても、依然、先物は割高だ。もっとも、修正の勢いは鈍る公算。(AM6:43、佐野さん)
本日の想定レンジ(長国先物6月限) : 140円58銭~140円91銭



▼今週の長期金利/
海外勢中心にポジション調整的な動き続き市場かく乱


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#290) 1.230%~1.320%
・ 債券先物(3月限) 140.50円~141.60円

<シナリオ>
長期金利は先週と同様にレンジで波乱含み展開。米金融システム不安がくすぶるなかで、実質的な何度末週を迎え、海外勢を中心にポジション調整的な動きが続いて市場をかく乱する。そこに、新年度スタートに備えた動きのほか、来週発表される日銀短観(3月調査分)と新生・日銀の金融政策をめぐる思惑も絡んでくる。
ポイントは、(1)実質的な何度末週におけるポジション調整の動静、(2)サブプライム金融危機と政策催促相場、(3)異常事態下で船出した新生・日銀の景気・物価判断。

債券先物チャート
6月限の日足は下影陰線・寄り付き坊主。このところ巨大な陰線/陽線が交互に現れ、高値波乱を映している。本日は陽線の順番。ちなみに、ここ5日間の日中値幅[=高値-安値]は平均1.05円と1円を超えている。



▼トウモロコシ週間展望/
天候相場期入り前の修正安は買い好機


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「トウモロコシ週間展望」は次のようになった――。

--------------------------------------
週間高低(カッコ内は日付) 3 月 17 日~3 月 21 日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
<東 京> 08/05 35,200 35,200(17) 32,510(21) 32,510 -2,740
09/03 36,460 36,460(17) 33,820(21) 33,820 -3,840
======================================
<シカゴ> 20 日終値 前週末比 |米農務省(USDA) 3 月 14 日まで
08/05 507.50 -51.75 |週間純輸出成約高: 78 万 0,700 トン
08/07 519.25 -52.00 |週間輸出検証高: 4,882万 1,000 Bu
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【前週のレビュー】
シカゴは上昇トレンドを維持しているが、東京は円高進展に圧迫されて買い方の手じまい売りが加速する展開となった。14日には反発に転じているが、これで底入れとなるのか否かが目先の焦点とした。

結局、東京とうもろこしは底入れとはならず、本家のシカゴが大きく崩れたことで、さらに急落する展開となった。ストップ安張り付きで買い方が再び逃げられない状況となっており、3月最終週も下値余地を残している可能性が高い。

シカゴは信用収縮問題の再燃で商品全般にファンドの手じまい売りが加速していることで急落しており、穀物の独自要因はひとまず棚上げされている。大きく見れば、商品全般にこれまでファンドがやり過ぎていた反動が四半期末に向けて出てきたと言える。

ただ、4月以降になると、米国産地で作付けが開始されるため、相場も穀物の独自要因で動く展開に戻りそうだ。差し当たり月末の作付意向面積の発表がそのさきがけとなる可能性がある。

【シカゴ5月限の5ドル以下の下値は浅いか】
シカゴ5月限は本格的に修正安局面に入ってきた。これまでおおむね維持してきた一目均衡表の基準線(20日現在、542.25セント辺り)を下回り、ネックラインの527.25セントも下回ったことで、20日には507.25セントまで崩れて、ついに雲に突入するとともに、5ドルの節目割れの可能性さえ出てきた。目先はこれらを維持できるかのどうかが注目される。

また、ファンド全体では買い越しがやや減少しているものの、ヘッジ・ファンドの手じまい売り主体のものであり、インデックス・ファンドは逆に買い越しを増加させている。したがって、ヘッジ・ファンドの手じまい売りが一巡すれば、相場は落ち着くものと思われ、5ドル割れからの下値は深くないとみる。 (OVN 東京/柿原一也さん)



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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方もみ合うも、イースターで休場の米欧市場の影響を受けず、先週末の流れを引き継いで続伸した。日経平均 が終値で前日比+46.33円高の12528.90円、またTOPIXも同+8.42高の1228.46、JASADAQ指数は同+0.83高の63.33となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち28業種が上昇。パルプ・紙、鉄鋼、その他金融業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は商品相場の下落などからドルが堅調に推移、 ドル円相場は99円台後半で推移、ユーロ円は153円台半ばで推移している。

★日興AM=4月11日、初の中国A株市場に連動するETF「上場パンダ」を東証に上場へ
日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)は4月11日、新たに上場投信(ETF)「上場インデックスファンド中国A株(パンダ)CSI300」(愛称:上場パンダ)を東証に上場する。上場パンダは、中国の上海および深セン証券取引所の全上場銘柄を対象に、CSI300指数(円換算ベース)に連動した値動きを目指すファンド。中国A株市場へ投資するETFの東証上場は、これが第一号。CSI300指数は、中国の指数算出会社である中証指数有限公司(CSI)が開発した株価指数で、中国株の代表的な株価指数。これにより、同社のETFは合計7本となる。 http://www.nikko-am.co.jp/

★カブドットコム証券=2ファンド新規追加+「春の投資信託キャンペーン」実施中
カブドットコム証券株式会社は、4月3日(木)から、お客から要望の多かった世界国債インデックスファンドの年1回決算型、「世界国債インデックスファンド(年1回決算型)」を手数料無料(ノーロード)で、また世界の地球温暖化対策関連企業の株式等に投資する「地球温暖化対策株式ファンド「青い地球」を新規に取扱開始。これにより、当社取扱の投資信託は160ファンド256本となり、手数料無料(ノーロード)ファンド取扱本数は、66ファンド110本と主要ネット証券屈指の水準となる。 http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080321.asp

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社大阪証券取引所(8697)
■平成20年3月期の決算発表予定日について
http://www.ose.or.jp/frame.html?profile/pr_irks.html
Posted by Yen-Dokki at 2008年03月26日 12:06
 
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