消費税増税とマネー動向・12月の株価予想(1)ほか
ニュース・チェック
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クレディ・スイス証券・白川氏=中国CICの対日投資は「憶測の域を出ないものが多い」
クレディ・スイス証券チ-フエコノミストの白川浩道さんは先月末に北京を訪問した際、CIC幹部と面談を行ったことを踏まえ、昨日26日、一部メディアが「CICが対日株式投資を開始する」と報じたことについて次のように語った。「一部メディアが「CIC(Chinese Investment Corporation)が対日株式投資を開始する」と報じたことが市場で話題となった。しかし、CIC についての情報はいまだ十分ではなく、憶測の域を出ないものが多いので注意が必要であろう。」
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■消費税増税とマネー動向/
所得格差を拡大させ、家計のリスク資産投資を促進へ
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は与党が意欲を見せている消費税率引き上げ問題の個人消費など景気とマーケットへの影響について、次のような見解を示した――。
ポイント:
自民税調は政府税調に続いて2009 年度における消費税増税の可能性に含みを持たせた。消費税は逆累進的税制であり、その増税は期待インフレ率の上昇をもたらす。このため、消費税増税は、所得格差を拡大させるとともに、家計のリスク資産投資を促進する。消費税増税というと“抵抗勢力”の中心的な政策のように受け取られ勝ちであるが、実際には、改革派の政策という側面が強いことを忘れてはならない。
■12月の株価予想(1)/
ポジティブ・ファクターを再評価する転換点が接近?
大和総研・投資戦略部チーフ・ストラテジストの三宅 一弘さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、日本株は過去2 年間、相対パフォーマンスが極めて悪かったが、「足元の日本株に対する投資家心理は悲観ムードに振れ過ぎている可能性がある」として次のような見通しを示した――。
確かに、(1)米サブプライム問題に端を発する世界的な信用不安や、(2)先行きの米国経済の減速懸念、(3)円高に対する不安などが投資家心理を悪化させている。主要国株式市場は調整色が強まっているが、(1)や(2)は世界経済が底堅い中で、大幅な利下げが進むことになり、株高を招きやすい環境と考えられる。
<08年末TOPIX予想値=従来の2,000から1,900に引き下げるが・・・>
日本株に関しては、日本企業の底堅い収益やバランスシートの健全さ、バリュエーション指標からみた割安感など、ポジティブ・ファクターを再評価する転換点が接近している可能性がある。08 年前半は主要国株式市場が調整を終えて上昇相場に転じ、その中で日本株が相対的に高パフォーマンスを獲得する可能性が高いとみられる。
▼今日の株価予想/
物色動向でのポイント=ハイテク株と内需好業績株
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場は売り先行のスタートとなりそうだ。
引き続き、米国の景気減速懸念、為替相場の動向など外部環境に左右される神経質な展開が想定される。そういった中、昨日は米国株高を受けて大幅上昇となったが、今日は22日安値から昨日高値までの上昇幅625円に対する押しの深さを試す動きになろう。先駆した外需関連銘柄は上値が重いが、中期的に下落基調が続いていたハイテク関連株の一部や、全体の大幅な下落につれ安した内需好業績銘柄には反発するものも目立ってきており、今後の物色動向を考える上でのポイントになろう。今日の東京市場は下値を見極める動きとなりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面では、5日移動平均線や一目均衡表の転換線を終値ベースで上回った。ローソク足では、上ヒゲが少し長めだが実体部分がそれ以上に長い。急反発でもあり、先週の15000円前後での滞留期間を考えるとまずまずの形状と考える。今日は株価が横ばい推移となれば、5日移動平均線は上昇に転じることになる。また、昨日の終値で上値を抑えられた10日移動平均線も、今日は下落がなだらかとなる。当面はマド埋めの11月15日安値15396円クリアから、25日移動平均線までの反発を期待したい。その前に20日の化け線を終値ベースで上回ることができるかどうかがポイントとなる。一方で下値メドは、一目均衡表の転換線15128円や5日移動平均線の15023円前後、心理的節目の15000円、26日安値14912円となる。
話題の銘柄
8282ケーズホールディングス/来期にかけて高い増益率を維持=目標株価3500円
ゴールドマンでは、「マネジメント取材を通じて、同社の堅調な業績を確認。看板替えセールによる粗利率悪化や営業経費の発生で今期のデンコードーの業績寄与はないが(東北ケーズと合わせて今期経常利益予想4億円)、認知度の浸透に伴う売上や粗利率の改善、人件費効率化などの経費抑制と来期経常利益20億円(+16億円の増益要因)を予想。携帯電話の新料金体系移行の影響も、台数減による悪影響が12月以降想定されるが、短期的には1台当たり収益は維持される模様で大きな足かせにはならないと考える。家電業界は製販ともにメリットを受けるステージにあるとの見方を維持。来年、北京オリンピックを控え、TV需要も底固く推移するだろう。これまで同様売上未達ながらも会社予想に織り込んでいないスケール・メリット拡大などによる粗利率改善で今期利益(34%経常増益)は達成可能と予想。デンコードーが貢献し始める来期にかけても20%以上の高い増益を維持しよう」と指摘。今2008年3月期連結96億円(EPS197.2円)、来2009年3月期129億円(EPS247.5円)、2010年3月期169億円(EPS291.8円)を予想。レーティング「買い」を継続し、「強い買い推奨リスト」に継続採用。業績未達を懸念し保守的に見ていた期待成長率-0.5%を、業績予想の確度が高まったためゼロ成長に変更(08年3月期予想PER17倍相当とカバレッジ平均並み)。今後12ヵ月の目標株価を従来の3100円から3500円へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
▼12月FX相場予想/
米緩和局面入りが本格化なら、ドル下落は長期化へ
クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は26日、12月の為替相場の注目料と相場見通しについて、「ドルは引続き主要通貨に対して下振れるリスクがある」として、次のようにコメントした――。
<米FRBによる利下げ動向に注目!>
米国株式相場は、先週末こそ反発したが、サブプライム・ローン問題に起因する金融市場の混乱が早晩終息するとの期待は大きく後退している。当初、サブプライム・ローン問題が実体経済に与える影響は限定的との見方が多かったものの、公表される金融機関の損失額が拡大傾向にあることや、住宅投資に下げ止まりが見られず、徐々に慎重な見方が増えてきたようだ。FRB は先週2010 年までの経済見通しを発表したが、2008 年に関して、従来の2.5-2.75%から1.8-2.5%へと下方修正した。2007 年の2.4-2.5%を下回り、2 年連続巡航速度を下回る見通しである。今回の利下げ局面が、危機回避的なものにとどまらず、本格的な緩和局面入りすることになれば、ドルの下落は長期化する可能性が出てこよう。
▼FX市場ウォッチ/
チャイナマネー期待の状況が意味する“変な構図”
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
どうも市場がギクシャクしているようだ。円と日経はチャイナのおかげで強かったわけであるが、チャイナマネーを期待しなければならないような状況は何を意味するものかね?日本人がチャイナ圏に投資して、チャイナが国家的に日本に投資するの?変な構図。
投信と変額年金の講演会は、なかなか宜しかった。居眠りしようと考えていた私まできちんと傾聴したからね。お客さんの中には騙されていたのではなんて思った人もいたようで、大手の銀行や証券に何か任せたらうまくいくというわけではない。自分でやっても彼らにやってもらっても同じなんて結論はよくある話である。(11月27日。火曜日。また小春日和の日。)
▼今日の長期金利/
米債高等手掛かりに昨日反発から切り返し低下
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―11) 1.420%~1.460%
・ 債券先物(12月限) 137.00円~137.30円
<シナリオ>
長期金利は、米株安/米債高/円高を手掛かりに昨日の反発から切り返して低下する。
債券先物チャート
12月限の日足は下影陰線・寄り付き坊主。転換線:137.02円を割り込み(11月1日以来)、
136.90円:11月15日のザラバ高値のマドを埋めた。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
137.83円:マド埋め(06年1月25日ザラバ安値)
137.53円:11月22日のザラバ高値
<137.30円:本日の12月限予想レンジ上限>
137.08円:5日移動平均
137.02円:転換線
<137.00円:本日の12月限予想レンジ下限>
≪136.79円:昨日の東証12月限終値、前日比▲0.51円≫
≪136.78円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
136.36円:基準線
136.33円:マド埋め(11月7日ザラバ高値)
135.63円:マド埋め(11月1日ザラバ高値)
135.24円:雲上辺(本日)
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.71円:雲下辺(本日)
134.14円:10月9日のザラバ安値
▼米欧商品(FX)/
三井住友銀・宇野大介氏=年末年始にかけて一段と円高に
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、26日の海外商品市況は次のようになった――。
厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(為替)e-profitに毎日執筆中
三井住友銀行 市場営業推進部チーフストラテジスト 宇野 大介氏(2007/11/22 08:00)
米国の景気減速が他の国・地域に波及することでドル安圧力が弱まる
「年末年始にかけては資源国通貨や新興国通貨の調整から一段と円高に」
外為市場では米サブプライム問題による金融市場の混乱から動揺しており、ドル安圧力が高まっている。現在、米国ではこの問題から景気が顕著に減速しているのに対し、欧州や日本では景気が鈍化しているとはいえ、どちらかといえば横ばいで推移、中国を中心に新興国ではいまだに高成長を続けている。
このような実体経済面での局面の相違からドルが売られている。米国経済が悪化すればタイムラグを置いて他の国・地域も悪影響が波及していかざるを得ないと思われ、高成長を続けていた新興国経済もやがて景気が鈍化していくだろう。それにより、現在では相対的にドルが売られ気味となっているが、徐々に米国や日欧との間でそれほど格差がなくなり、ドル売りの動きも鈍くなっていくと予想している。
これまで、FRBは9月18日にFFレートを0.5%、10月31日にも0.25%引き下げており、インフレ懸念にも配慮する姿勢を見せながらも、状況が好転しなければさらに追加利下げに動くのも辞さない姿勢を見せている。
これに対し、日銀やECBはこれまで政策金利の変更を据え置いてきているが、市場の混乱が落ち着けば利上げを再開する姿勢を崩していない。ただし、すでに長期金利が低下気味で推移しているあたり、もはや市場では追加利上げに動くことはないことを織り込みつつある。
これから米国経済の減速が次第に波及してくるにつれて景気が目立って悪化してくることで、むしろ来年度には利下げに転じる可能性が高まっていきそうだ。
これまでは各市場が売り込まれた資金の流入先として、一部の株式や、原油や金等のコモディティ相場が重宝されていたが、最近では米国でサブプライム問題により大手金融機関の減益決算が相次いでいることから株価が急落している一方、コモディティ市況は一段と高騰している。
しかし、世界的に景気が減速していけば需要が減退してしまうため、コモディティ市況も早晩、調整局面に転じるのが避けられないのではないか。資源国通貨や新興国通貨が対円で調整することで、年末年始には対ドルでも円高余地が広がり、1ドル=107円台半ばに向けてもう一段の円高が見込めそうだ。ただ、それ以降は円高圧力が弱まっていき、ドル・円相場は3月末にかけて上値を115円、下値を110円程度のレンジ内で推移すると予想している。
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
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注目企業=IR情報+ニュースリリース
ハートフォード生命保険株式会社
■ハートフォード生命、熊本ファミリー銀行で「アダージオ3WIN」を販売開始
-同行が取り扱う当社変額個人年金保険は2タイプに-
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html
松下電器産業株式会社(6752)
□業界初、PLCアダプターの「エコリーフ環境ラベル」を公開
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Ai_2DF_4O_kqp
トレンドマイクロ株式会社(4704)
■ストックオプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ
http://www.trendmicro.com/jp/about/investors/overview.htm
Posted by Yen-Dokki at 2007年11月29日 17:11