最新更新日:12 03, 2008 10:15 AM

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サイバノミクス金融・経済レポート
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2007年11月01日

郵政マネーの資産構成(1)・今週の株式相場ほか

■郵政マネーの資産構成(1)/ 
株式・対外証券投資に向かえば、株高や円安に寄与


クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、民営化後のゆうちょ銀行とかんぽ生命の資産構成とマーケットへのインパクトについて分析し、その動向を探った。

本誌では短期連載でご紹介する。
まず第1回は、全体像についての結果をレポートする――。

<注目される、「ゆうちょ銀行」236兆円と「かんぽ生命」116兆円の運用>

10 月1日に郵政事業が民営化されたが、市場参加者にとって注目されるのは、
ゆうちょ銀行とかんぽ生命の資産運用である。

日銀の資金循環勘定統計によると、2006 年度末の旧郵貯の金融資産残高は231兆円、簡保が116兆円(生命保険から民間生命保険を引いた分と仮定)にのぼる。これらの金融資産のほとんどが国債・財投債、地方債や政府機関債など安全資産で運用されており、民営化に伴い、健全経営の維持とともに、収益の確保が重要な課題となる。しかし、その一方では、いずれも規模が大きいだけに、資産構成の変化が金融市場に与える影響は大きく、その行方を懸念する向きもある。現段階で、その程度の資金が安全資産からリスク資産へとシフトするのかは、明確ではないのだが、想定しうる範囲で、ゆうちょ銀行、かんぽ生保の資産構成の変化について検討してみた。



■今週の株式相場/
 水準は先週比切り上がるが、引き続きレンジトレード


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は29日、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

今週の東京市場は、水準は先週比で切り上がるものの、引き続きレンジトレードに留まると予想。
米国市場のセンチメントは依然として良好。この状態が続くか否か、①FRB の金融政策あるいは相次ぐ②経済指標への市場の反応で、ある程度は測れるのではないかと考える。東京市場は8 月、9 月と月末に大幅上昇を演じた。③ドレッシング的な動きと推測され、当月にも同様の傾向が見られると思われるが、翌月の月初めは大幅反落の9月、続伸の10月と株価の動きには大きな差が生じた。これは前述の米国の経済指標を受けての米国株の動きと歩を一にしていると言える。週央までは堅調、以降は米国市場、為替相場睨みの構図に回帰しよう。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。


▼日本株の“3大魅力”/
  企業のマージン改善⇒年率10~15%の経常増益へ


大和総研・投資戦略部チーフ・ストラテジストの三宅 一弘さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、日本株は海外市場に比べて低迷が目立っているが、「中長期的観点で日本株の魅力を考えてみたい」として、次の3点を挙げた――。

第1の魅力=収益・ROE改善と長期金利の格差拡大
まず第1は、日本企業の収益やROE の改善が続く一方、長期金利は総じて低位にあり、両者の格差が拡大すると予想される点である。

日本企業は、10 数年間にわたる構造問題(いわゆる3つの過剰問題や、銀行の不良債権問題)の処理を完了し、経営・収益体質の強化を進めており、企業価値の拡大途上にある。そのために日本企業は、マージンが高く、成長ポテンシャルの大きい海外事業の開拓を着実に進めている。加えて、リストラや事業再編、団塊世代の退職に伴う人件費比率(=人件費/売上高)の低減などを通じて、日本企業の損益分岐点比率は低下(改善)が進み、経常マージンが過去40 年間で最高(最良)を更新している。



▼今日の株価予想/
 依然物色意欲は強いが、急激な原油上昇には注意を


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場は横ばいスタートとなりそうだ。
海外市場などの外部環境には影響を受けそうだが、決算発表前まで軟調な動きであった主力の国際優良株が好決算を背景に買いが継続していることや、新興国需要の恩恵を受ける外需関連も業績上振れから、依然物色意欲は強い。ただ、急激な原油価格の上昇は今後の収益圧迫要因となるため注意が必要となる。株価が戻り売り圧力が強い水準に差し掛かっていることで、一気に上伸する動きは限定されるものの、全般しっかりの動きが想定されよう。


テクニカル分析
テクニカル面では、先週末の陽の大引け坊主(短い下ヒゲのある陽線)から、マドを明けてのスタートとなった。その後は、徐々に上値を切り上げ、上方のマド埋めとなる10月19日安値16711円を上回り、75日移動平均線に向けての動きとなった。ローソク足では上ヒゲ陽線を形成。下落基調の75日移動平均線レベルで上値を抑えられた。75日移動平均線を計算する上での最も古い応答日株価は、現在18000円前後の水準となるため、足元の株価が18000円まで上昇しないと、同線の傾きは横ばいに変化しない。10月初旬のように下落基調の75日移動平均線を上回るケースも考えられるが、可能性はまだ低い。目先はもみ合いの展開が想定される。上値メドは、10月29日高値16774円や75日移動平均線の16792円前後、25日移動平均線の16850円前後、10月18日安値16974円、心理的節目17000円となる。一方で下値メドは、10月29日安値16613円や10月26日高値16505円、50日移動平均線の16471円前後、10月26日安値16348円などが考えられる。

話題の銘柄
8604野村ホールディングス/追加損失の発生リスク小さく、悪材料出尽くし

同社の今08年3月期の2Q(7-9月期)決算は、連結純損失額が105億円で着地。ドイツ証券では、これで株価を押し下げるような悪材料は出尽くしたとみている。理由は、◆2Qの純損失がドイツ証券の予想(314億円)より悪くなかったこと、◆RMBS関連ビジネスのポジションが直近で140億円、うちサブプライムローン関連が1億円と整理が概ね終了し、追加的なロスの発生リスクが小さいこと、◆3Qは金融商品取引法施行による混乱で仕組み債や投資信託ビジネスが鈍化する見込みだが、株価はPBRでヒストリカルレンジの下限に近づき割安感が出てきており、十分に織り込んだと思われること――など。

急速な回復は見込んでいないが、4QにかけてはM&AアドバイザリーやIPOなどの投資銀行業務の回復、マーチャントバンク業務の出口も見込めると予想した。これらを踏まえて今後の業績を見直し。税引き前当期純利益ベースで、今08年3月期を2661億円→2678億円(EPS 88.3円)へ上方修正、来09年3月期を3756億円(EPS 117.7円)、10年3月期を4008億円(EPS 125.6円)とした。さらに、投資判断を「Hold」→「Buy」へと引き上げ、目標株価2450円(来期PER20倍)を継続した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


東証IPO銘柄
■シティグループ・インク(8710)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200711/11citi.html

シティは、世界100カ国以上に拠点を有する世界有数のグローバルな金融機関です。顧客、企業、政府及び機関投資家を対象として、個人向け銀行業務、消費者金融、法人・投資銀行業務、証券業務、資産管理の分野において、幅広い金融商品やサービスを提供しています。日本においては、シティバンクが1902年に最初の支店を横浜に開設して以来、最も多様性があり、広く知られた外資系の金融機関として成長を遂げてまいりました。個人向け及び法人向け銀行業務、消費者金融、クレジットカード、証券業務、投資銀行業務を展開しています。 同社ホームページ: http://www.citigroup.com/citigroup/homepage/  




▼FX相場予想/
英ポンドの復権は望ましい=高値更新はもうすぐだ


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

線香花火の日だった印象。夜の円相場が一時緊張的な動きを見せたが、それも時間の経過で冷めてしまった。唯一気を吐いていたのがカナダドル。底なし沼的な動きが踏襲されている。ダラダラ落ちているだけなので気味が悪い。ポンドが復権して喜ばしい。高値更新を読んでいたので良かった。もうすぐだ。

<日本株は上がって当たり前なんだよ!>

金相場はすごいね。ソ連のアフガニスタン侵攻の時の大相場を思い出すよ。その後の暴落相場もすごくて、部屋に大チャートを飾って眺めていたものだ。あのエベレストみたいのに30年近くかけて舞い戻ってくるとはね。あの時900ドルだっけ?950ドルだっけ?あの荒れ相場ではまともに値段がついていなかった印象が濃いのだけど。日本株はこれから上がるという意見が増えてきているが、上がって当たり前なんだよ。世界中上がっているんだからね。それなのに唯一チンタラしているからおかしいと言ってるの。私は、我慢のしどころとは言ってるけどね。(10月30日。火曜日。何もない日。)



▼FXセミナーポイント/
 結局、ちゃんと『勉強』『練習』した者が勝つ



元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は28日、日本ファイナンシャルアカデミー主催で行ったセミナーで、会場に来た方々の表情を見て、『私が伝えたいと思ったこと』を、『伝えた方が良いだろう』、と、思っていることを、お話したと言う。その内容は、「基本的には、もちろん平素から考えていること」であり、ノートに書き留めてあった事柄から、いくつかピックアップして、お話した。

以下では、そのうちのいくつかをご紹介しよう――。

FXブームは、何故、起きたか?
 円の超低金利→外貨預金ブーム⇒より有利なもの
 ☆もう、気が付いてしまった⇒もう、後には戻らない

相場では、過去の動きと『全く同じこと』は起こらない
 
☆それは、市場参加者が違う
 ☆そのときの、「社会常識」が違う
 ☆『全く同じこと』は起こらないが、『同じようなこと』は、繰り返し起こる

結局、ちゃんと、『勉強』『練習』した者が勝つ
 
☆100%ではないが・・・(残念だが・・・それでも負ける場合もある)
 ☆ただし、「ノーガキだけの人」になってはいけない
 ☆『マニア』⇒「あれ知ってるか?」「これ知ってるか?」
 ☆そういう人は、たいてい『勝てないから、口でごまかそうとする』

▼今日の長期金利/
 新材料が出ない限り、基本的には様子見継続か


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.590%~1.615%
・ 債券先物(12月限) 135.90円~136.15円

<シナリオ>
長期金利は1.60%前後でのもみ合い。
日米の金融政策会合を目前に控え、新たな材料が出現しない限り、基本的には様子見継続。

債券先物チャート
12月限の日足は先週末の陰線に対する切り込み線。雲上でリバウンド。下ヒゲはマド埋め(135.54円:10月18日のザラバ高値)に届かなかった。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
136.41円:9月12日のザラバ高値
136.26円:10月25日のザラバ高値
<136.15円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪136.05円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
136.01円:5日移動平均
≪135.99円:昨日の東証12月限終値、前日比+0.21円≫
<135.90円:本日の12月限予想レンジ下限>
135.54円:マド埋め(10月18日ザラバ高値)
135.54円:転換線
135.43円:雲上辺(本日)
135.20円:基準線
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月19日のザラバ安値
133.79円:雲下辺(本日)
132.54円:マド埋め(7月26日ザラバ高値)
130.76円:6月13日のザラバ安値

▼米欧商品続伸/
 金=年初来高値更新、石油=急伸、大豆=大幅続伸


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、29日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2007/12 792.6 +5.1 アルミ3カ月物 2,525.0 -13.0
NY銀   2007/12 1443.0 +15.0 銅3カ月物 7,845.0 -25.0
NY白金  2008/ 1 1465.5 -3.6 ニッケル3カ月物 31,600 -200
NYパラ   2007/12 375.20 -0.55 NY原油 2007/12 93.53 +1.67
シカゴ大豆  2008/ 1 1028.75 +15.50  NYコーヒー 2007/12 122.35 +0.90
シカゴコーン 2007/12 376.00 +4.00  NY粗糖   2008/ 3 10.07 -0.08
ドル・円 114.65 +0.36(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
---------------------------------------

【貴金属=まちまち、原油高やドル安で金は年初来高値更新】
ニューヨーク金は続伸。原油の最高値更新や対ユーロのドルの最安値更新から時間外取引で年初来高値を更新したが、節目の800ドルにとどかず、利食いで下押された。

ニューヨーク銀は続伸。ドル安や原油・金の上昇を受け、4月16日以来の高値に急伸したあと、金の反落で下押されたが、原油高やドル安再開で地合いを強めた。

ニューヨーク・プラチナは小反落。原油の最高値更新やドルの安値更新をはやし、時間外取引で一代高値を更新したが、金の反落やファンドの買い越し拡大で値を消した。

ニューヨーク・パラジウムは小反落。原油高やドル安から時間外取引で金曜の高値を突破したが、原油高やドル安の一服やプラチナの反落が圧迫し、マイナスに転落した。

【石油=急伸、メキシコの一部生産停止や米製油所の供給障害で】
ニューヨーク原油は急伸。地政学上のリスクやドル安、悪天候によるメキシコの原油生産の一部停止や米製油所の相次ぐ供給障害などを背景に、期近は史上最高値を更新して引けた。

石油製品も急伸。先行きの供給不安の高まりやテクニカル面の強気観などから、ヒーティングオイル期近は史上最高値を更新し、改質ガソリン期近は7月12日以来の高値圏へと上昇した。

【穀物=大豆は大幅続伸、コーンは続伸】 
シカゴ・大豆は大幅続伸。1月限は、原油の最高値更新やドルの安値更新、パーム油や金の急伸をはやし、時間外取引で金曜の高値を上回った。利食い売りで押されたが、時間外取引の安値を維持したことからテクニカル買いが入り、上値を切り上げた。

シカゴ・コーンは続伸。12月限は、利下げ予想によるドル安や原油・金のインフレ市場高をはやし、金曜の高値を上回った。利食いで押されたが、小麦・大豆の急伸や輸出検証高が事前予想を上回ったことが好感され、前半の高値を突破した。             (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
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ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウが53ドル高、やや円安という追い風だが、連騰後の利食い売りのためか下落となった。日経平均 が終値で前日比-117.44円安の16580.64円、またTOPIXも同-8.78安の1597.71、JASADAQ指数は同-0.14安の79.21となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、鉱業、不動産、ゴム製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円が売られた。ドル円相場は  円前後で推移、ユーロ円は  円前後で推移している。

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http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20071029.asp

注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社大阪証券取引所(8697)
■平成20年3月期中間決算説明会の動画及び資料を掲載いたしました。 http://www.c-direct.ne.jp/hercules/conference/HerculesConference.html

松下電器産業株式会社(6752)
□松下電池工業・守口工場の順次生産再開について
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1wp_2DF_4z_kqp

株式会社大林組(1802 )
■今年度(平成20年3月期)の業績予想の修正を発表。    
http://www.obayashi.co.jp/ir/index.html

Posted by Yen-Dokki at 2007年11月01日 18:32
 
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