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2007年10月31日

9月鉱工業生産・11月の株式相場ほか

▼9月鉱工業生産/
全体としては比較的バランスよい生産活動が続く


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は26日(金)、発表の消費者物価指数(東京10月、全国9月)、鉱工業生産(9月)のうち、鉱工業生産について次のようにコメントした――。

(1) 全国コアCPI は、8ヶ月連続の前年割れ。物価上昇圧力は依然として弱い
(2) 携帯電話通話料金の新プランはCPI にはしばらく影響しないことが発表された
(3) 鉱工業生産は前月比1.4%減、緩やかな上昇続くも、先行きの不透明感が出始める



経済産業省が発表した9 月の鉱工業生産統計によると、生産は前月比1.4%下落となり、ほぼ市場の事前予想どおりだった。その結果、7-9 月期の生産は前期比2.2%増と2 期連続プラス、前年比でも4-6 月期の2.4%増から2.7%増へと、緩やかな上昇傾向を辿っていることを示した。7-9 月期の出荷が前期比2.1%増、前年比3.3%増となる一方、在庫も、同1.1%増、同2.5%増と低水準にとどまっており、全体としては比較的バランスのよい生産活動が続いている。

経済産業省の予測調査によると、製造業者は10 月に前月比3.8%増産した後、11 月に同0.7%減産する見通しである。この数ヶ月間、予想に対する実現率のマイナス幅が若干拡大傾向にあり、見通しを下回る可能性はあるものの、生産は10-12 月期もプラスを維持する可能性が高いことを示唆している。

▼9月鉱工業生産/
企業セクターは「踊り場」を脱却した可能性高い


大和総研・経済金融調査部(熊谷亮丸シニアエコノミスト、神田慶司エコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は26日(金)、9月の鉱工業生産指数について、前月比▲1.4%と市場予想(同▲1.2%)から若干下振れしたが、「当社では先行きの生産は底堅いと見ている」として、次のように語った――。

生産がやや下振れだが・・・ 
生産に3か月程度先行する「出荷在庫バランス」には下げ止まりの兆しが見られる。生産予測指数を見ると、10月分が前月比+4.1%から同+3.8%へと小幅下方修正されたものの、輸送機械工業、一般機械工業、電子部品・デバイス工業等を中心に引き続き高水準であった(但し、11月分は同▲0.7%と反動減)。2007年3Qの鉱工業生産は前期比+2.2%と2 四半期連続で増加し、企業セクターは年初から続いていた「踊り場」を脱却した可能性が高い。

出荷・在庫バランスの改善が継続 
「出荷・在庫バランス」をIT 関連財と非IT 関連財とに分解すると、非IT 関連財に対して3か月程度の先行性を有するIT 関連財で底入れの兆しが継続している。


■11月の株式相場/
内需・小型・新興株の底入れ⇒日本株全般が上昇へ


大和総研・投資戦略部チーフ・ストラテジストの三宅 一弘さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、11月の株式相場の見通しについて次のようにコメントした――。

低迷際立つ日本株だが、魅力は、収益やROE の改善が続く中で、株主還元の強化が図られている点にある。加えて、高成長を遂げるエマージング諸国に連動し、リーズナブルな価格で参加できるところにある。内需関連の不振企業が日本株全般の足を引っ張ってきたが、低PBR 銘柄の株価下落余地が限定的になりつつある。

JASDAQ今期予想PER は、歴史的なボトムゾーンに到達>

また、過去2 年間、日本株の中で最も売られたカテゴリーの1つであるJASDAQ の今期予想PER は東証1 部を下回り、歴史的なボトムゾーンに到達している。JASDAQ の下げ止まり、あるいは悪材料出尽くしによる底入れは、今後、内需株全般の底入れの前兆かも分からない。物色面で二極化継続と見ているが、内需・小型・新興株が底入れすれば、日本株全般が上がりやすくなってくる。



▼今日の株価予想/
ローソク足は陽の大引け坊主⇒方向転換となりうる形状


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。


今日の東京市場は買い先行のスタートとなりそうだ。
円相場やアジア株式市場など外部環境は気になるところであるが、好決算を発表した銘柄への買いが続くかどうかが、相場の持続性を考える上で最も重要となる。原油価格が騰勢を強めてきており、これまで先駆してきた新興国需要の恩恵を受ける外需関連にはコスト増による収益圧迫懸念から、利益確定売りが強まる銘柄もありそうだ。今日の東京市場は戻りを試す展開が想定される。

テクニカル分析
テクニカル面では、13週移動平均線16530円を意識した動きとなり、週足ローソク足では長い下ヒゲを形成した。10月24日高値16578円を上回ることはできなかったが、下落基調にある5日移動平均線を終値ベースで上回り、高値引けで終了した。ローソク足では陽の大引け坊主(短い下ヒゲのある陽線)となり、方向転換となりうる形状。上方にある75日移動平均線は相変わらず下落基調が続くが、その水準が大きな上値メドとなる。今週は5日移動平均線が上昇に転じる可能性があることや、先週末の後場から上回った50日移動平均線が上昇に転じる。また、一目均衡表の基準線の上昇も続く。上値メドは、10月24日高値16578円や一目均衡表の転換線16673円(29日見込み値)、10月19日安値16711円、75日移動平均線の16813円前後となる。下値メドは、50日移動平均線の16466円前後や5日移動平均線の16407円前後、10月26日安値16348円、10月25日安値16199円、9月14日高値16142円などが考えられる。

話題の銘柄
8129東邦薬品/顧客支援システムの強みが増収・採算確保に表れている

野村では、「25日に会社は、08年3月期上期業績を売上高で2%、経常利益で12%上方修正した。顧客支援システム『ENIF』の会員向け売上高が増大したことが主な要因である。病院は『ENIF』の診療予約や在庫管理システムを、調剤薬局は分割販売機能などを活用している。病院、調剤薬局の利便性を高めることで医薬品販売量の増加に繋げ、医薬品の価格交渉を円滑にしている。我々は物流センターの立ち上げ費用の増加などを考慮して、08年3月期上期に経常減益を予想していた。しかし、価格交渉を円滑に進め易い『ENIF』会員向け売上高が増大し、粗利率を維持できるため、会社は上期業績を上方修正した。採算確保が見込める『ENIF』会員における同社の販売シェアが高まっているため、当社では08年3月期以降の業績予想を上方修正した」と指摘。今2008年3月期連結経常利益を会社計画135億円(EPS140.4円)に対し従来予想139億円(EPS143.6円)から143億円(EPS148.9円)へ、来2009年3月期同153億円(EPS159.4円)から160億円(EPS166.4円)へ、2010年3月期同165億円(EPS171.7円)から178億円(EPS185.7円)へ増額。「10年3月期までの経常増益率は年率11%とNOMURA400医薬へルスケアの12%と同程度であるが、09年3月期予想基準PERは10倍で、同19倍を下回る。医薬品卸全体で販売価格が低下傾向にあり、同社の株価も10月に入り19%下落する中で、採算の維持が判明した点はポジティブである」と指摘。レーティングを「3」から「2」へ引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼米FOMCとFX/
0.25%利下げでは逆の展開=円、ドル上昇へ?


ドル安基調が継続しているなかで10月30・31日に開かれる米FOMCでは0.5%の利下げ予想も増えているが、0.25%の利下げ予想が大勢を占めている。

大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は26日(金)、「再び0.5%の利下げを行えば9 月と同様の相場展開になりうるだろうが、0.25%の利下げでは逆の相場展開、つまり円やドルが他通貨に対し上昇する可能性がある」と語った。今週はFOMC までは円やドルが弱含み、その後は相場が反転する展開だろうか、と見る。

中国の経常黒字増・高成長・インフレの抑制には人民元の上昇が必要だろうし、この1 年、年率5%ペースの安定的な人民元高は海外資金流入と株価急騰の要因にもなってきた。中国国家発展改革委員会が15~20%の人民元切り上げを提案したとの報道(同委員会は否定)が仮に事実でも不思議ではない、と言う。今週、ドル円の予想レンジは、113.00-116.00円。

今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 113.00-116.00 (113.26-115.03)
ユーロ/円:161.50-166.50 (160.49-164.53)
ユーロ/ドル:1.4150-1.4450 (1.4127-1.4374)
豪ドル/円:101.50-106.50 (99.41-104.47)
豪ドル/ドル:0.8950-0.9250 (0.8753-0.9127)


▼ユーロドル最高値更新/
ユーロは、欧州系銀行の決算発表に要注意


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

おかしいと思ってたよ。銀行決算見てて、ちょっと呆れた。
やっぱり損しているんじゃないか。屋台骨が揺るがないから別に構わないって?
300億円も400億円も損したのだから、ちょっと真摯に考えるべきだよ。日本の銀行がひっかかってないはずはない、と思っていたからね。

え~と、ドル円相場は、あまりにひどい値動きなので、ジャスダックかマザーズに移転したほうが良いのではないかとの声もあります。金は、ガンガン上がっていてなかなか宜しい。しかし―――、ユーロぶったまげだなあ。29日週は、欧州系の銀行の決算が相次ぐから何が出るかわからんね。さっき、予定表を見ていたんだけど、ええ? 29日週も日銀会合やるの?うそだろ? だって何も決めないんだろ?(10月27日。土曜日。読書週間の日。)


▼今週のFX予想/
欧州金融機関の決算発表と米FOMCに注目


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、FX相場の見通しについて次のようにコメントした――。

今週も頑張っていきたいと思います。
先週、先々週と米国企業の7-9月期の決算発表が相次ぎました。今週は、欧州の金融機関の決算発表が多く行われます。大きな材料となるかはまだわかりませんが、欧州の金融機関もサブプライムローン問題でかなりの悪影響を受けている可能性があるので、そんな結果になるのか注目です。後は、31日のFOMCです。0.25%の利下げはほぼ確実、焦点は0.5%の利下げがあるかどうかという点にかかってくると思います。



▼今週の長期金利/
米長期金利になびくも、日米金利の上昇余地は限定


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.590%~1.680%
・ 債券先物(12月限) 135.20円~136.00円

<シナリオ>
長期金利は反発傾向が続く。FRBによる10.31第2次利下げ(31日、FFレート:▲0.25%)をきっかけに材料の出尽くし感とインフレ懸念が再燃するなか、米長期金利が利益確定売りなどを受けて強含みとなり、わが国長期金利もそれになびく。一方、週末の米雇用統計の下振れ懸念と米追加利下げ期待、および日銀の年内利下げ観測の後退により、日米長期金利の上昇余地は限られる。

ポイントは、(1)FRBの10.31第2次利下げ、(2)10.31日銀金融政策委・金融政策決定会合と「展望レポート」、(3)2年/10年利付国債入札。

債券先物チャート
12月限の日足は上影陰線で、ほぼ大引け坊主。やはり先詰まり感が効いて反落。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
136.41円:9月12日のザラバ高値
136.26円:10月25日のザラバ高値
136.00円:5日移動平均
≪135.78円:昨日の東証12月限終値、前日比▲0.41円≫
<135.75円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪135.64円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
135.64円:雲上辺(本日)
135.54円:マド埋め(10月18日ザラバ高値)
<135.50円:本日の12月限予想レンジ下限>
135.36円:転換線
135.20円:基準線
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月9日のザラバ安値
133.79円:雲下辺(本日)
132.54円:マド埋め(7月26日ザラバ高値)
130.76円:6月13日のザラバ安値


▼今週の債券相場/
下期の早い時間帯で1.50%台を買うのは躊躇


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年288回債利回りは1.575~1.660%と予想する
今週の10年288回債利回りは1.575~1.660%と予想する。引き続き、米国市場次第の感が強い。ただ、最近は米金利の低下につききれない場面も目立つ。一方、10年の1.70%台などでは強い押し目買いが確認されている。結局、下期の早い時間帯で1.50%台を買うのは躊躇するということだろう。イールド・カーブはこれまでのスティープ化の巻き戻しを予想する。

本日の想定レンジとコメント …続落も、徐々に下値が堅くなろう
先週末の地合いに加え、米国市場も足枷。本日は続落で始まろう。しかし、すぐに反発に向かうとまでは考えにくいものの(上記のとおり、10年国債入札も控える)、やがて押し目買いが待っていることは確実視される。したがって、徐々に下値は堅くなろう。カーブは先物連動ゾーン中心の変化と見る。
本日の想定レンジ(長国先物12月限) : 135円43銭 ~ 135円68銭

■NY原油高騰/
新次元の価格ゾーンを模索=100~150ドル説も

エース交易ホームトレード部の陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi)は、NY原油先物相場について、「天井知らずの様相」として概ね次のようにコメントした――。

<NY原油相場は92.65ドル、再び史上最高値を更新>

NY原油相場は、週明け29日に時間外取引で、中東情勢の緊張や、ナイジェリアでの石油労働者らの誘拐事件を受けて続伸し、92.65ドルをつけて再び史上最高値を更新した。

米政府が前日発表した対イラン経済制裁やトルコによるイラク北部のクルド人武装勢力拠点の越境空爆などを受けて、中東情勢が一段と悪化して原油供給が滞ることへの警戒が広がり、買いが入っている。トルコのババジャン外相は28日、イラク北部のクルド武装組織への対応について「外交を続けることもできるし、軍事的手段に訴えることも可能だ」と述べ、本格的な越境攻撃に踏み切る可能性を示した。

また、外国為替市場では、米景気に対する先行き不安からドルが対ユーロなど主要通貨で下落したため、ドル建て原油価格に割安感が出ていることも背景にある。さらに、米国の原油在庫の大幅取り崩しをきっかけに強まっている需給逼迫懸念も押し上げ要因となった。冬場の需要増が予想される暖房油(ヒーティングオイル)などの石油製品価格も高止まりしており、需給要因も強材料となっている。


▼米欧商品続伸/
NY金=急騰、800ドルに接近、商品相場は全面高


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、26日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金   2007/12 787.5 +16.5 アルミ3カ月物 2,538.0 +25.0
NY銀   2007/12 1428.0 +37.5 銅3カ月物 7,870.0 +105.0
NY白金  2008/ 1 1469.1 +15.4 ニッケル3カ月物 31,800 +150
NYパラ   2007/12 375.75 +6.25 NY原油 2007/12 91.86 +1.40
シカゴ大豆  2007/11 995.50 +0.75  NYコーヒー 2007/12 121.45 +0.85
シカゴコーン 2007/12 372.00 +5.75  NY粗糖   2008/ 3 10.15 -0.07
ドル・円 114.29 +0.17(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
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【貴金属=大幅続伸、原油の高値更新やドル安継続で上昇が加速】 
ニューヨーク金は大幅続伸。原油の史上最高値更新やユーロに対するドルの最安値更新をはやし、投機買いがファンド買いを誘って上昇が加速し、年初来高値を更新した。

ニューヨーク銀は大幅続伸。原油高やドル安から今月の高値を抜いたあと、利食い売りで下押されたが、金の上値追いに追随して6カ月ぶりの高値に急騰した。

ニューヨーク・プラチナは大幅続伸。原油の高値更新やドルの安値更新で今月の高値を抜いたあと、利食い売りで押されたが、金の上値追いをはやし一代高値を更新した。

ニューヨーク・パラジウムは大幅続伸。原油高やドル安、他の貴金属の急伸を好感し、テクニカル買いを誘って10月15日以来の高値に急伸したが、立会いで上値を伸ばせなかった。

【非鉄=アルミは続伸、来週のFOMCでの利下げ観測をはやす】
ロンドン・アルミ3カ月物は続伸。原油の最高値更新やドルの最安値更新、指定倉庫在庫の減少やFOMCの利下げ観測をはやし、前日の高値を上回った。

ロンドン銅3カ月物は大幅続伸。指定倉庫在庫の増加が嫌気されたが、ドル安や原油高をはやし今週の高値に接近した。

ロンドン・ニッケル3カ月物は小幅続伸。指定倉庫在庫の減少で急伸したが、週末を控えた利食い売りで下押され、上げ幅を削った。

【石油=期近が大幅続伸、地政学上のリスクやドル安などで】
ニューヨーク原油は、期近が大幅続伸。依然として先行きの供給ひっ迫懸念や地政学上のリスクの高まり、ドル安などを背景に、夜間取引で期近は史上最高値を更新した。

石油製品は大幅続伸。先行きの供給不安やテクニカル面の強気観などを背景に、ヒーティングオイル期近が夜間取引で史上最高値を更新し、改質ガソリン期近は7月13日以来の高値圏へと一段と上昇した。

【穀物=大豆は総じて上昇、コーンは大幅続伸】
シカゴ大豆は総じて上昇。11月限は、原油の史上最高値更新やドルの最安値更新がはやされ、時間外取引で節目の10ドルを突破した。オプション絡みの買いも入った。ただ、立会いは、原油の反落や週末の収穫進展観測が圧迫し、上げ幅を削った。

シカゴ・コーンは大幅続伸。12月限は、利食い売りが先行したが、原油の史上最高値更新やドルの史上最安値更新をはやし、10月1日以来の高値に急伸した。原油の反落や収穫進展見通しで押されたが、節目の370セントを維持して戻り歩調となった。       (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html


ニュース・チェック

ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はほぼ全面高。NYダウが134ドル上昇したことや企業決算を好感して上昇した。日経平均 が終値で前日比+195.16円高の16700.79円、またTOPIXも同+31.74高の1605.71、JASADAQ指数は同+1.56高の79.23となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち31業種が上昇。銀行業、証券商品先物、輸送用機器などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替相場は、ユーロ円は上昇したが、ドル円相場は114.21-114.26円前後で推移、ユーロ円は164.54-164.61円前後で推移している。

注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社8601
■平成20年3月期(第71期)中間配当に関するお知らせ
平成20年3月期の中間配当金につきましては、中間期の連結業績を反映して1株当たり12円といたします。
これにより、平成19年9月中間期の配当性向は39.7%となります。なお、基準日は9月30日、支払い開始日は12月3日となります。
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm

ハートフォード生命保険株式会社
■ハートフォード生命、イオン銀行と変額個人年金保険販売で提携
- イオンのショッピングセンター内店舗での販売開始 -
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html

カブドットコム証券株式会社(8703)
■新たに5種類の外国為替保証金取引(FX)マーケット情報を配信開始
~ 国内外のマーケットの動き、経済統計等を無料で提供。「大みそかまでFXキャンペーン」実施 ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20071026_1.asp

松井証券株式会社(8628)
■平成20年3月期 中間期決算短信
■平成20年3月期 中間期決算報告資料
http://www.matsui.co.jp/company/index.html

いちよし証券(8624)
■平成20年3月期 中間決算短信
http://www.ichiyoshi.co.jp/info/pdf/20071026_japanese1.pdf

株式会社マーベラスエンターテイメント(7844)
■10/26任天堂「Wii®」のバーチャルコンソールでPCエンジン
CD-ROM2 ゲーム「川のぬし釣り 自然派」を配信!!
http://www.mmv.co.jp/company/index.html
■10/25「ミュージカル『テニスの王子様』The Progressive Match 比嘉 feat. 立海」
12月12日から全国7都市にて公演決定
http://www.mmv.co.jp/company/index.html

投稿者 Yen-Dokki : 18:16

@日本経済新聞社 広告局、「市場変化を捉える製品開発の今後~PLMがもたらす新価値の創造~」受講者募集 2007年11月2日(金)締切

日本経済新聞社 広告局では、2007年11月12日(月)に、市場変化を捉える製品開発の今後~PLMがもたらす新価値の創造~を開催。
松島克守氏(東京大学大学院 工学系研究科教授)の基調講演、寺島実郎氏(財団法人日本総合研究所会長)の特別講演をはじめ、協賛者セッション、事例紹介セッションを行う。 
ただ今、受講者を募集しており、定員は400名。申し込み締め切りは2007年11月2日(金)となっている。

詳しくはhttp://www.nikkei.co.jp/ps/plm2007/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 17:48

2007年10月30日

@三井住友アセットマネジメント・東洋証券、「タイ王国・利回り株ファンド2007-11(単位型株式投資信託/国際株式型 アジア・オセアニア型)」申込開始予定 2007年11月1日(木)~11月29日(木)まで

三井住友アセットマネジメント・東洋証券では、2007年11月1日(木)~11月29日(木)まで、タイ王国・利回り株ファンド2007-11(単位型株式投資信託/国際株式型 アジア・オセアニア型)の申し込みを開始予定。
タイの取引所に上場されている株式など、世界各国・地域の取引所に上場されているタイ関連企業の株式に投資することにより、信託財産の成長をめざして運用を行う。

詳しくは三井住友アセットマネジメント0120-88―2976、http://www.smam-jp.com。または東洋証券http://www.toyo-sec.co.jpまで。

投稿者 Yen-Dokki : 16:09

DeNA決算説明会・日銀・金融政策ほか

■DeNA決算説明会/
 業績は前年比2.2~2.5倍=モバゲータウンが高収益を牽引


株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA:2432)が昨日25日、発表した2007年度中間業績は、売上、利益とも対前年比で2.2倍から2.5倍という好調な決算内容となった。このうち売上高は前年同期比+125%増の12,008百万円、営業利益は同+157%増の4,735百万円、経常利益は同+157%、当期純利益は同+2,371百万円となった。

これを受けて、今日午前のDeNAの株価は急騰し、前日比+62,000円(+9.45%)高の71,8000円台まで上昇し、70万円台を回復した。

<モバゲータウン=営業コストを超え、最大の収益部門躍進>

南場智子社長は同日の中間決算説明会で、「当社はまだまだ急激な成長ペースにある」と語った。好決算をもたらした主因は、無料の携帯ゲームとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「モバゲータウン」を始めとしたモバイル事業。モバゲー・コンテンツ購入費やシステム投資、販促費・広告費など営業費用の伸びを吸収する形で収益を伸ばした。

2007年度第2四半期の売上高6,339百万円のうち、モバイル事業が5,006百万円と大半を占めるまでに急成長を遂げている。「モバゲータウンの媒体力が収益力に転換する力が付いてきた」と言う。ちなみに、モバイル事業での売上高は「モバゲータウン」が前四半期から25%増の3,135百万円と、「ポケットアフィリエイト」の2,163百万円を抜いて、最大の収益部門に躍り出た。

9月末の会員数は743万人、8月月間PV(ページビュー)は142億を超えた。9月にやや減少したのは、8月が夏休みという特殊要因であり、トレンドとしては上昇傾向にある、とみている。これに、(1)課金手段の多様化によるアバター購入の利便性向上、(2)高機能ゲーム(MORPG)等のコンテンツの多様化を推進、(3)コンテンツマッチ広告の開始、(4)ナショナルクライアントによる広告出稿も順調――などが貢献した。


■日銀・金融政策/
  CPI強気見通し維持でも、追加利上げ困難な状況続く


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、日銀は強気のCPI 見通しを維持しようが、追加利上げが困難な状況が続くとして、概略、次のように語った――。

ポイント
総務省は、来月中旬以降に導入される予定の新体系の携帯電話料金を当面はCPI統計に反映させないことを決めた。この結果、日銀は、強気のCPI見通しを打ち出してくるだろう。しかし、経済ファンダメンタルズの面からはCPIが上昇する材料に乏しく、いずれにせよ、CPIの安定的なプラス化は望めない。携帯電話の新料金システムが反映されないことはCPIの大幅なマイナス化を防いだに過ぎず、これで追加利上げが容易になったわけではない。



▼外貨建て投信ウォッチ/
  残高=米国・ユーロ圏・豪州、伸び率=中国等アジア


契約型公募型投信信託80兆4000億円のうち、外貨建運用は36兆7000億円を占めている。
大和総研・経済金融調査部の土屋貴裕さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は最近、外貨建投信が日本の対外証券投資の大宗を占めているとして、次のような調査結果をまとめた――。

家計による投信への資金流入が続き、投資額は増加傾向にある。投信の外貨建て運用のポートフォリオでは、債券の構成比は低下傾向で、株式投資残高が大きく増加した。米国、ユーロ圏、豪州への投資残高が大きく、伸び率ではマレーシア、中国等のアジア諸国向けの運用が伸びている。

<株式投資=BRICs向け増加ペースは鈍化し、アジア株へシフト>


株式運用が増えているが、世界の市場規模の構成比と比較するとなおも株式はアンダー・ウェイト。オセアニアやカナダの債券市場、アジア株等でのウェイトが高い。株式投資は、BRICs向け投資残高の増加ペースは鈍化し、アジア株へシフトしている。日本の投信が各国の金融市場において占める位置づけは、オーバー・ウェイトとするオセアニアの債券市場等で高く、NZ の債券市場の約12%は日本の投信が保有している。


▼今日の株価予想/
 軟調ながらも、目先の底値まで到達する可能性


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場では寄り前に9月の全国消費者物価指数や鉱工業生産指数などの発表が予定されているが、大きな影響はなさそう。引き続き、円相場やアジア株式市場など外部環境を睨んだ動きが想定される。今日も売り仕掛け的な動きによって値動きが荒くなる場面もありそうだ。国際優良株の一部には買いが入りそうだが、主力の内需関連株には安くなる銘柄が多そうで指数を押し下げる可能性が考えられる。原油価格が90ドルを突破してきており、コスト増による利益圧迫も懸念材料。今日の東京市場は軟調ながらも、目先の底値まで到達する可能性が考えられる。

テクニカル分析
テクニカル面では、5日移動平均線に上値が抑えられ、一時は10月22日安値を下回った。ローソク足では上下ヒゲをともなった陰線のコマを形成。8月安値と9月安値を結んだ延長線上の下値支持線を終値ベースで下にブレイクしたことから、下振れリスクが高まった。今週の動きを振り返ると、マドを明けて下落した後、4日間は下値を切り下げたもみ合いとなっている。9月中旬にもみ合った水準に近づいていることもあって、もう一段の下げでひとまずは到達するレベルとなる。そこで、酒田戦法の放れ5手黒一本底を想定する局面である。放れ5手黒一本底とは、下落相場からさらにマドを明けて陰線を形成した後、最後の5手目(5日目)で長い陰線を形成する典型的な底入れのパターン。今回に当てはめると今週に入って陰線が4本続き、今日の5手目で長い陰線となれば、その組み合わせが完成する。そうなると、今日は小底入れのタイミングになる可能性が考えられる。逆に朝方から上に行くケースでも、5日移動平均線の上方からのスタートとなり、10月24日の高値を一気に上回るような上げ方をしない限りは、昨日の動きとまた同じパターンになることが考えられる。下値メドは、順番に10月25日安値16199円や9月14日高値16142円、9月19日安値16038円、8月安値から10月高値までの2/3押しとなる16004円、9月18日安値15780円などが考えられる。一方で、上値メドは、5日移動平均線の16469円前後や10月24日高値16578円、10月19日安値16711円、75日移動平均線の16836円前後となる。

話題の銘柄
5401新日本製鐵/高炉メーカーで唯一7年連続経常増益へ=フェアバリュー1000円

三菱UFJは、高炉セクターについて、2000年をボトムとしたセクターのパフォーマンスが良好な反面、高炉各社のバリュエーションが来09年3月期予想収益べースでPER12~14倍と依然として全産業平均(15倍台半ば~17倍台半ば)下回っていると指摘した。高炉業界は既にシクリカル産業からシクリカルグロース産業へと変貌しており、長期的にも収益の安定が見込めると判断。今後6ヵ月間の高炉セクターの目標PERを、製造業平均の下限にあたる15倍とし、高炉セクターを「Overweight」としてカバレッジを開始した。世界の鉄鋼産業が第2成長期を迎える中、日本の高炉各社は世界のM&Aブームとは一線を画し、「ソフトアライアンス」と「ハイグレード」を武器とした独自の拡大路線を展開。鋼材のグレード格差は今後も拡大していくとみられ、日本高炉各社のビジネスチャンスは大きいと言及した。

新日鉄については、高炉業界の牽引役と位置づけている。足元の業績は順調。今08年3月期は、下期の鋼材販売価格上昇を考慮すると、経常利益が会社予想を200億円上回ると見込む。来期は主原料(鉄鉱石、石炭)価格等の大幅上昇が懸念されるが、鋼材販売数量増や鋼材単価上昇、合理化などで吸収し、高炉メーカーで唯一7年連続経常増益になると予想した。中期的にもポスコ(韓国)や宝山鋼鉄との協力や、北米拠点としてのウジミナスの拡大、国内関係会社の再編などを通じて安定的な収益拡大が続く見通し。リスク要因は原料価格の急騰や日経自動車メーカーのグローバル展開での失速など。これらを踏まえ、高炉セクター平均から20%程度のプレミアムを加味する必要があると判断した。今後の業績については、経常利益ベースで、今08年3月期を、会社予想6000億円(EPS 57.0円)に対し、6200億円(EPS 58.6円)、来09年3月期を6400億円(EPS 57.8円)と予想。株価判断を新規に「1」、フェアバリューを1000円(来期ベース)としてカバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼FX相場予想/
 ドルに明らかな“異変”だが、ドル円は野中の1本杉


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

日本株式市場には呆れ果てた。
NYが下げたと言っては下げ、上海が下げたと言っては下げ、材料がなければ円高と言い、好きにやっててくれと同じ気分。人民円相場、欧州が円売りを再開した時には全く理解ができなかったなあ。特にその時はそんな雰囲気ではなかったし。大体、人が7時のニュースを見ているときはやめてくれんかね。明らかにドルに異変が起きているのに、野中の一本杉土俵入りをしたがるドル円には、ほとほと口をアングリ。(10月26日。金曜日。土曜日の前の日。)


▼FX投資の心得/
 いい加減な知識・態度での投資では、損するのは当たり前


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

「楽して儲かる」とか、「寝ながら儲かる」とか、そういった安直なことを言う人が居ますが、
それは、『ウソ』です。そんな、『馬鹿な話』は、あり得ません。

人間は、他者のことだと、冷静に判断できますが、「自分のこと」「特に、お金がからむこと」になると、頭に血が上って、『ウソ』や『馬鹿な話』を、信じてしまうことがあります。冷静に、考えれば、あり得ない話であっても、「そうあって欲しい」と、思う場合は、信じられないところがあるのですが、信じたくなってしまうのです。

逆に、信じたくないような、出来事を聞かされて、動転すると、同様に、頭に血が上って、『ウソ』や『馬鹿な話』を、信じてしまうことがあります。いわゆる「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」のニュースを見て、聞いて、『どーして、そんな単純な詐欺に、ひっかるのだろう?』と、誰でも思います。それは、他人事だから、冷静に判断できるからです。

人間は、自分のことになると、冷静な判断が出来なくなります。(訓練をすれば、ある程度、冷静な判断が出来るようになります。)

話を元に戻しますが、「楽して儲かる」とか、「寝ながら儲かる」とか、そういった安直なことを言う人が居ますが、それは、『ウソ』です。そんな、『馬鹿な話』は、あり得ません。

投資をすることは、誰にでも出来ます。ただ単に、何かに投資をすれば良いだけですから。
しかし、その投資で、「利益になるのか」「損をしてしまうのか」は、別の問題です。

多くの人は、漠然と質問します。
『投資の経験が無いのですが、私にも投資が出来るでしょうか?』

多くの人のそういった質問は、言葉の裏に(言外に)、『投資をして、儲けることは、私にも出来るでしょうか?』といった意味を含んでいます。だから、そういった質問への、本来の返答は、
『ちゃんと、勉強して、知識を持って、投資してください』『そうすれば、出来る可能性が高くなります』となるべきです。

ところが、『投資の経験が無いのですが、投資を出来るでしょうか?』という質問に対して、表にある言葉だけ(上っ面の表現だけ)を取り上げて、こう答える人が多いのです。

『投資は、経験が無くても、誰でも出来ます(儲かるか、損するかは、知りませんが)。』

つまり、利益、損失については、答えずに、利益、損失については、関与せずに、『投資をすることは、誰にでも出来ます』と、答えているのです。『儲かるか、損するかは、知りませんが』という言葉を、隠しているのです。

それを、答えてあげなければ、不親切なのですが、質問をする人は、『投資をすることは、誰にでも出来ます』という答えを期待しています。『厳しいことを言わずに、安直な答え』を聞きたいのです。
文面だけ、言葉の表している意味だけで考えれば、それは『ウソ』ではありません。

『投資をすることは、誰にでも出来ます。』その通りです。
『ただし、いい加減な、知識や、態度(気持ち)で、投資をしたら、損をするのは、当たり前です。』

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

野球は、誰にでも出来ます。ゴルフをすることは、誰にでも出来ます。
しかし、野球をして、『試合に勝つことが出来るか?』『甲子園に行けるのか?』『プロ野球選手になれるのか?』『メジャーリーグで、活躍できるのか?』『ゴルフのトーナメントで優勝できるのか?』それは、別問題です。『練習して、うまくならなければ、勝つことは出来ません』


▼サブプライム問題とFX/
 後遺症残るも、「マネーゲーム」への免疫が醸成?


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は25日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

24日、メリルリンチの7-9月期の決算が発表になりましたが、創業93年で最悪の結果となりました。サブプライムローン関連での損失が9000億円にも及んだことが大きな原因となっています。

また、先週前年同期比マイナス32%という大幅な減益であった、BOA(バンク オブ アメリカ)も投資銀行部門での3000人の削減を発表しました。「マネーゲーム」の後遺症はまだまだ残っているようです。まあ、それでも市場の反応はこの程度ですから、ある程度投資家もこの問題には免疫ができてきたということでしょう。




▼需給相場の債券市場/
 良好な需給を確認した部分大きい=銀行に買い余力


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。


やはり需給相場~投資家動向の再確認(一部抜粋)
今週、10 年国債利回りは1.60%台に乗せることなく、1.50%台での推移を続けている。
米金利低下や株安という外部環境のフォローがあったのは確かだが、一方で良好な需給を確認した部分は大きいだろう。本レポートでは、基本的に下期は好需給と考えていた。期初の10 月1日、短観発表直後の上伸相場で既にそれを強調した。ただ、その後、1.70%台半ばまで上昇、好需給は幻かと迷った。

しかし、結局は2年0.90%、5年1.30%、10 年1.75%近辺、20 年2.25%、30 年2.50%という水準に達すると、きっちり押し目買いが入り、足元の相場につながった(参照、18 日、本レポート)。それを踏まえ、投資家動向を再確認したい。

昨日、最新の週間対内証券投資(財務省)が発表された。それによれば、10 月14~21 日の週の中長期債は1,532 億円の買い越しだった。前週は3,509 億円を買い越しているが、7月末から8月上旬の2週間で2兆6,000 億円強に達したことを考えると、海外勢が足元の強気相場の主役とは言い難い。一方、潜在的買い余力が指摘されるのは金融機関、銀行である。


▼今日の長期金利/
 強含みだが、「上十字線」風で先詰まり感が漂う


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.595%~1.620%
・ 債券先物(12月限) 135.85円~136.10円

<シナリオ>
長期金利は昨日の米債安を受けて強含み。そろそろ、来週1日に行われる10年利付国債入札への警戒感も出てくる。一方、朝方発表される消費者物価指数と鉱工業生産指数への反応は(予想の範囲内)であれば限られる。

債券先物チャート
12月限の日足は下影陰線。ただし実体部分が2銭と薄い「上十字線」風で、先詰まり感が漂う。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
136.41円:9月12日のザラバ高値
136.26円:10月25日のザラバ高値
≪136.19円:昨日の東証12月限終値、前日比+0.03円≫
<136.10円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪136.03円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
135.99円:5日移動平均
<135.85円:本日の12月限予想レンジ下限>
135.60円:雲上辺(本日)
135.54円:マド埋め(10月18日ザラバ高値)
135.34円:転換線
134.20円:基準線
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月9日のザラバ安値
133.79円:雲下辺(本日)
132.54円:マド埋め(7月26日ザラバ高値)
130.76円:6月13日のザラバ安値



▼米欧商品全面高/
 石油=期近は最高値更新、穀物・コーヒー=急反発


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、25日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2007/12 771.0 +5.4 アルミ3カ月物 2,513.0 +18.0
NY銀   2007/12 1390.5 +31.5 銅3カ月物 7,765.0 +75.0
NY白金  2008/ 1 1453.7 +10.7 ニッケル3カ月物 31,650 +850
NYパラ   2007/12 369.50 +6.85 NY原油 2007/12 90.46 +3.36
シカゴ大豆  2007/11 994.75 +18.50  NYコーヒー 2007/12 120.60 -2.90
シカゴコーン 2007/12 366.25 +9.75  NY粗糖   2008/ 3 10.22 +0.08
ドル・円 114.12 -0.10(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
---------------------------------------

【貴金属=軒並み上昇、ドル安がオプション絡みの買いを誘う】
ニューヨーク金は続伸。12月限は、原油高やドル安で前日の高値を抜いたあと、耐久財発表後のドル安加速やオプション絡みの買いで上値を伸ばした。ただ、年初来高値にはとどかなかった。

ニューヨーク銀は急反発。12月限は、原油高やドル安で前日の高値を抜いたあと、ドル安加速やオプション絡みの買いで急騰した。ただ、今月の高値に一歩及ばず、14ドルの大台を下回った。

ニューヨーク・プラチナは反発。原油高やドル安で前日の高値を抜き、耐久財発表後のドル安加速で上値を切り上げた。利食いで押されたが、原油の上値追いで回復した。

ニューヨーク・パラジウムは急反発。前日の安値で下げ止まったあと、ドル安や金・原油の上昇をはやした買いがテクニカル買いを誘い込み、上昇に弾みがついた。

【非鉄=アルミは反発、中国GDPの二桁成長やドル安などが支援】
ロンドン・アルミ3カ月物は反発。指定倉庫在庫の減少や中国GDPの二桁成長、ドル安や原油高をはやし、投機買いが優勢になった。

ロンドン銅3カ月物は反発。中国の銅輸入の増加やGDPの二桁成長、ドル安・原油高を好感したが、米国の景気減速懸念で上げ幅を削った。

ロンドン・ニッケル3カ月物は急反発。中国の高成長やドル安、原油高から投機買いが先行した。

【石油=期近は最高値更新、冬季の供給不安強まる】
ニューヨーク原油は急騰。前日発表された予想外の在庫急減を受け、冬季の供給不安が強まったことや、地政学上のリスクの高まりなどを背景に、期近ベースでの史上最高値を更新した。                                


石油製品も急騰。ヒーティングオイル、改質ガソリン相場ともに、在庫減少による先行きの供給ひっ迫懸念を背景に一段と値伸ばし、ヒーティングオイル期近は一代高値を更新し、改質ガソリン期近は7月16日以来の高値を付けた。

【穀物=大豆、コーンともに急反発】
シカゴ大豆は急反発。11月限は、小麦安を嫌気して下落したが、ドル安や原油・金などインフレ市場の上昇をはやして切り返し、テクニカル買いを誘って急伸した。オプション絡みの買いも入ったが、先週の高値で頭打ちとなった。

シカゴ・コーンは急反発。12月限は、小麦安で軟化したが、ドル安や原油・金のインフレ市場の上昇をはやし反発に転じた。輸出成約が事前予想を上回ったことや大豆急伸、原油の上値追いが好感され、前日の高値を抜いて上値追いとなった。

【ソフト=コーヒーは大幅続落、粗糖は小反発】
ニューヨーク・アラビカは大幅続落。ブラジル産地の降雨やチャート上での戻りの弱さなどを背景に、
期近12月限は9月14日以来の安値圏へ一段と値を沈めた。

ニューヨーク粗糖は小反発。原油高や業者筋などの買いに支えられたが、上値では生産者の売りなどに押さえられ、極めて狭いレンジ内で推移した。            (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html





ニュース・チェック
ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は企業の好決算を受けて、主力株を中心に上昇した。日経平均 が終値で前日比+99.71円高の16383.88円、またTOPIXも同+10.87高の1558.94、JASADAQ指数は同-0.86安の76.61となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは輸送用機器、証券商品先物、卸売業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は小康状態で推移。ドル円相場は114.25-114.30円前後で推移、ユーロ円は163.70-163.77円前後で推移している。

日銀展望レポート予測=追加利上げ=低金利政策弊害論をより強く主張へ?
クレディ・スイス証券チ-フエコノミストの白川浩道さんは25日、日銀「展望レポート」のプレビューを行った。
ポイントは次のとおり――。「実質GDP成長率及びコアCPI変化率に関する政策委員の大勢見通しは、07年度、08年度ともに幾分下方修正されることになろう。しかし、「景気が緩やかな拡大を続けている」という基調判断は変わらないとみられる。また、金融政策運営に関する第2の柱については、低金利政策弊害論がより強い口調で繰り返される可能性がある。」

ホンダ07年度上半期連結=全事業増収、売上高は上半期7年連続で過去最高
本田技研工業株式会社(7267)の2007年度上半期業績は、全ての事業で増収となり、連結売上高は12兆3,000億円(対前年度比10.9%増)と、上半期として7年連続で過去最高を更新。営業利益は8,800億円(同3.3%増)、増収に伴う利益の増加、コストダウン効果ならびに円安による為替影響などにより、原材料価格の高騰影響、減価償却費、販売費及び一般管理費や研究開発費の増加などはあったものの増益となった。営業利益、税引前利益、関連会社持分利益、当期純利益は6,400億円(同8.0%増)、いずれも上半期として過去最高となった。なお、2007年9月30日を基準日とした第2四半期末配当金を、1株当たり22円とすることを決議した。第3四半期末配当金および期末配当金は、それぞれ1株当たり22円を予定、年間配当金は、第1四半期末配当金の20円と合わせ、19円増配の86円を予定している。
■2007年度上半期 連結決算説明会プレゼンテーション資料を掲載しました。
http://www.honda.co.jp/investors/meeting/
■『剰余金の配当および2008年3月期配当予想の修正に関するお知らせ』を掲載しました。
■『名古屋、福岡、札幌の3証券取引所における株式の上場廃止申請に関するお知らせ』を掲載しました。
 http://www.honda.co.jp/investors/filings/

ソニー07年度第2四半期連結=市場予想を超える好決算で株価が大幅上昇
ソニー株式会社(6758)が25日発表した2007年度第2四半期連結業績で、9月中間期連結決算、通期業績予想の上方修正(米国会計基準)を発表した。通期売上高を従来計画の8兆7800億円から8兆9800億円(前期比8.2%増)、税引前利益を同4200億円から5000億円(同4.9倍)に増額した。中間期売上高は前年同期比12.8%増の4兆595億4700万円、税引前利益は同6.1倍の1716億8200万円と、市場予想を上回った。これを受けて、今日午前の株価は前日比+370円(+7.24%)高の5480円に上昇した。
 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/index.html

注目企業=IR情報+ニュースリリース

松下電器産業株式会社(6752)
□業界最小(*1)のワットクラス・グリーンレーザ光源を開発 (*1)2007年10月25日現在。当社調べ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1wa_2DF_4y_kqp


株式会社サイバーエージェント(4751)
■2007年9月業績速報の開示について
9月の連結売上高は、前年同月比12.6%減の6,301百万円となりました。投資育成事業の売上高1百万円を除く前年同月比16.0%増。(前年9月の投資育成事業売上高は1,780百万円。)
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/index.html

トレンドマイクロ株式会社(4704)
■米トレンドマイクロ、米Provilla社を買収、新たな情報漏えい防止対策を強化
~情報漏えい対策専業企業の買収で、より堅牢なコンテンツセキュリティを提供~
 http://www.trendmicro.com/jp/about/investors/overview.htm

投稿者 Yen-Dokki : 12:49

2007年10月29日

@商工中金、「金利優遇キャンペーン」実施中 本日から2007年11月12日(月)まで

商工中金では、本日から2007年11月12日(月)まで、金利優遇キャンペーンを実施している。
キャンペーン期間中、新型定期預金マイハーベスト1年に新たな資金で100万円以上預けた方に金利を1年目は0.55%、2年目は0.75%、3年目は0.85%上乗せする。

詳しくは0120-299―233またはhttp://www.shokochukin.go.jp/まで。

投稿者 Yen-Dokki : 18:00

続:金融法人オルタナティブ投資・日銀・追加利上げほか

■続:金融法人オルタナティブ投資/
「失われた10年」のリベンジ始動⇒対米英資産買収へ
~米サブプライム・ショックで急落した資産買いに、軽傷の日本投資家が食指~


本誌17日号では、大和総研(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)がさる7月9日~8月10日、全国374の金融法人を対象に実施したアンケート調査「金融法人対象のオルタナティブ投資調査」(2007年度)の集計結果をレポートした。

<邦銀株価が弱含みの理由=風評リスクやグローバルな市場連動の影響>

しかし、米サブプライム・ショックが起きたことで、金融法人の投資スタンスが微妙に変化した可能性もある。昨日24日行われた大和証券グループ本社主催のメディア向け勉強会で、同調査を担当した企業財務戦略部アナリストの菅野泰夫さんは、これらの事情を踏まえてアップデイトした情報を含めて講演した。ここでは、前回掲載できなかった項目や最新のヒアリング結果についてご紹介する――。

最近のヒアリングでは、生損保のなかには、「不良債権化した米国、英国の資産は今こそ割安に拾っていく絶好のチャンス」といった声も聞かれ、「失われた10年のリベンジが始まろうとしている」と語った。

というのも、日本の金融法人によるオルタナティブ投資状況を冷静に考えれば、日本の金融法人は基本的に直接の当事者ではない。現在、その邦銀の株価が弱含みなのは、風評リスクやグローバルな市場の連動によって影響を受けている面が小さくない、と言う。

サブプライム・ショックを経て、ヘッジファンド投資が回復>

ヘッジファンド投資については、新BIS規制のバーゼルⅡの影響を一番受けているのは地方銀行など地域金融機関。ファンドオブヘッジファンズへの業態別投資を見ると、都銀・信託・系統上部が100%であるのに対して、地銀は42.3%、信金・信組等は35.3%に止まっている。英米で多いが日本では少ないイベントドリブンも都銀と生損保がそれぞれ42.9%、30.8%とやや多い。また、年金基金は依然としてヘッジファンドへの投資が伸びている。

▼日銀・追加利上げ/
 08年度景気見通しと外部環境リスクの捉え方が重要

ここへきて日銀の利上げ見通しが大きく後退、10 年国債の利回りは再び1.6%を割り込んだ。
サブプライム・ショックが長引いている上に、このところ世界経済の減速感が強まっているためだ。このため、今月末の日銀展望リポートでは、日銀のシナリオが修正されるのでは、との思惑がみられる。

<成長率等の下方修正をもって『日銀シナリオの修正』とは言いがたい>

東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、少なくとも今年度分については、成長率、消費者物価ともに、小幅下方修正されると見られるとしながらも、こう続けた。

「これは「改正建築基準法」の施行により、住宅投資、設備投資が10-12月を中心に大きく下ぶれすると予想されること、携帯利用料など、通信費の引下げでコアの消費者物価が下落していること、などを踏まえたもので、特殊要因によるともいえる。従って、その下方修正をもって『日銀シナリオの修正』とは言いがたく、これだけでは金利政策の変更を読み取るわけにも行かない。」

その上で、斎藤さんは次のようにコメントした――。

▼経済指標を読む/
 9月貿易黒字=今年3月以来の過去最高水準だが・・・

クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は24日、財務省が発表した9月の通関統計(貿易黒字)について次のようにコメントした――。

(1) 貿易黒字額は前年比62.7%増の1 兆6378 億円と今年3 月以来の高水準
(2) 輸入の2004年2月以来の前年割れが、黒字増加の背景にある
(3) 自動車を含めた対米輸出の減少に注目

<輸入の減少が、輸出の伸び鈍化をカバーした格好>

財務省の通関統計によると、9 月の輸出は前年比6.5%増の7 兆2704 億円と5ヶ月ぶりに1 桁台の伸びに減速したものの、輸入が同3.2%減の5 兆6325 億円と3 年7ヶ月ぶりに前年割れしたため、貿易黒字は前年比62.7%増の1 兆6378 億円となった。貿易黒字額は過去最高の水準となり、事前予想(当社:1 兆5260 億円、コンセンサス:1 兆4735 億円)を上回った。

季節調整済みベースでは輸出が前月比2.7%減と7ヶ月ぶりの減少、輸入が同1.6%減と2ヶ月連続の減少、貿易黒字額は同8.7%減となった。この結果、2007年7-9 月期は輸出が前期比2.7%増と緩やかに加速する一方、輸入が同1.7%増とやや伸びが鈍化したため、貿易黒字は同9.7%増と2 期ぶりに増加に転じた。

▼経済指標を読む/
 9月貿易黒字=円安効果剥落と数量減で伸び率低下

大和総研・経済金融調査部(神田慶司エコノミスト、熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は24日、9 月の輸出金額は前年比+6.5%となり、市場予想(同+8.1%)をやや下回ったことについて、「円安による輸出価格の押し上げ効果が剥落したことが主な要因である」と語った。

9月の平均為替レートは115.14 円と、前年同月(116.76 円)から1.4%の円高となった。このため、
輸出金額の伸びは5 月以降前年比で+10%を越える水準で推移してきたものの、9 月は大幅にその水準を割り込んだ。

一方、輸出金額のモメンタムを見る上でカギとなる輸出数量の伸びは、EU向けで加速したものの、アジア向けが減速したことや米国向けの減少幅が拡大したことで、前月(前年比+8.2%)から同+6.6%へ鈍化した。全体としてはややネガティブな印象である。

7-9月期のGDP・・・実質輸出は前期比+5%程度
今回発表された内容を含めると、7-9月期の実質輸出は前期比+5%程度になるとみられる。
一方で輸入は前期割れしていることから、7-9 月期GDPは大幅に外需の寄与度が高まると予想される。住宅投資の大幅な減少が懸念されているものの、外需の強い押し上げと設備投資の反動増で、実質GDP成長率は前期比年率+2%前後になるとみられる。


▼今日の株価予想/
 決算控え、売り仕掛け的な動きで荒い値動きも

T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。


今日の東京市場は横ばいスタートとなりそうだ。 引き続き、円相場や海外株式市場を含む外部環境を睨んだ動きが想定される。また、114円台前半に入った円相場を横目に、今日はソニー、ホンダ、キャノンなど為替感応度の高い輸出関連株や、サブプライム関連損失を計上する見込みである野村HDの決算発表を前に買い手控えムードが強まろう。そういった中、売り仕掛け的な動きによって値動きが荒くなる場面もありそうだ。物色対象は好業績でバリュエーション面でも割安感のある中小型株が中心となる。今日の東京市場は神経質な展開が予想される。


テクニカル分析
テクニカル面では、下落基調の5日移動平均線に一度もタッチすることなく、ローソク足で前日の陰線を陰線で包む形状となった。前日の安値下回り、さらに10月22日安値16264円を割り込めば、下振れリスクが高まってくる。8月安値と9月安値を結んだ延長線上の下値支持線をかろうじて上回っているが、早々に上方のマド埋めの必要がある。下落基調の75日移動平均線が徐々に接近してきており、上値を強く抑える要因となってくる。今日は5日移動平均線の下落角度がやや強くなり下方への圧力が強くなる中、なんとか横ばいから値固めの動きに止まるかどうかがポイントとなる。下値メドは、10月22日安値16264円や9月14日高値16142円、9月18日高値16037円などが考えられる。一方で上値メドは、10月24日高値16578円や10月19日安値16711円、25日移動平均線の16814円前後となる。

話題の銘柄
9983ファーストリテイリング/悪材料出尽くしで業績と株価は反転局面へ

メリルでは、同社株は反転局面に入ったと判断した。
理由は、(1)短期業績面での悪材料出尽くし、(2)業績ハードルの低下と保守的な計画、(3)今期は国内事業に集中するという方針、――の3点。(1)は、厳しかった前07年8月期の業績発表を終えたため。また、9月は既存店売上高が13%減収となったが、前年のハードルが高く、売上げ水準も低いため10月以降の挽回が可能と見込んでいるため。今期の国内ユニクロ事業の業績見通しを、会社側は既存店売上高見通しを1.0%の減収、粗利益率は0.3%P改善と保守的な前提がベースとなっている。(2)については、業績が増益か減益かはハードルの高低もだが計画の保守性によるところが大きいとみているようだ。同社の業績モメンタムのカギを握るのは粗利益率の動向だと指摘。厳しい業績の翌期は慎重な経営計画に基づき保守的な生産と厳格な内部管理がなされ、処分セールの縮小と粗利益の改善に繋がる傾向があると言及した。(3)は、同社の柳井社長が示した方針。前期は視点が海外企業の買収に向いていたため国内ユニクロ事業の政策に隙が生じたが、今期は生産・販売・在庫管理の連携がより強化される見通し。粗利益も前年より安定すると期待できるとした。

今後の株価材料として、◆年間業績に最も重要な3ヵ月である10-12月の月次売上高動向が、前期との比較でハードルが低く、良好なモメンタムを実現する可能性が高いこと、◆12月の売上動向を乗り切れば、08年1月上旬に発表が予定されている1Q業績が業績の安心感が醸成される頃合いとみられること、――などを挙げた。これらを踏まえて今後の業績を予想。経常利益ベースで、今08年8月期を、会社予想729億円(EPS 381.0円)に対し、725億円(EPS 381.0円)、来09年8月期を800億円(EPS 422.2円)、10年8月期を890億円(EPS 471.3円)とし、投資判断を「中立」→「買い」へ上方修正、目標株価を9000円(来期PER21倍)とした。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼ドル円予想/
115円の壁の厚さを実証した2日間となった

AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

115円の壁の厚さを実証した2日間となった。
これの影響もあってクロス円も伸びきれず。どうも下値が磐石とも言えない動きだ。

サブプライムの問題は果てしないな。これからがいろいろ出てくると識者たちは語っていたが、
その通りの展開だ。出てくる、出てくるだね。みずほには驚いたね。農中もだっけ?おかしいと思っていたよ。野村の損失も結局、最後は2倍になっているわけで、日本勢が無傷のわけがないと思った。

これで日経平均はまた落ちるんだろうなあ。株式が落ちるといろいろなところに影響が出る。財布の紐がしまる。株式が急騰しているときは、株を持っていない人たちまで高揚感を持つようで財布の紐も緩む。(10月25日。木曜日。なんでもない日。)



▼FX相場予想/
  全般に調整局面=テクニカルな値動きになっている

元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。


現在のマーケット(外国為替市場)は、全般に、調整局面。テクニカルな(=チャートに従った)値動きになっている。
ユーロ/円(EUR/JPY)のターゲットが、 [164.00]アラウンドであったことを、事前に指摘したのが、当たったのは、テクニカル分析に基づいて、大口の売買を、実際に行っている巨大機関投資家(=ヘッジファンド?)が、実在することを証明している。誰かが、それ(チャート分析)に気が付けば、それに気が付いている市場参加者は、複数存在する、ということ。

私は、チャーティストではない(=チャートを100%信頼しない)が、70~80%程度、
当たる、と考えている。チャートは100%ではないのだから、科学的ではない。70~80%程度の確度では、科学的とは言えない。

『ここに、100個のハンバーガーがあります。青酸カリが入っているのは、20個だけです。』と、言われて、食べるだろうか? 私は、食べない。仮に、食べざるを得ないのなら、科学的ではなくとも、「70~80%程度、当たるノウハウ」を知っておくのは当然のこと。なおかつ、食べ方がある。

『青酸カリが入っているかも知れないのだから』少しだけ、一口食べて、体調がおかしくならないか、様子をみる。いきなり、バクリと食べる『勇気』は無い。その場合の、その食べ方は、勇気があるのではなくて、『無謀、蛮勇、無知』なだけだろう。

【調整】【調整局面】(Correction)http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub017chi.htm#chousei
【揺り戻し】http://smatt.hp.infoseek.co.jp/sub038yu.htm#yurimodoshi


■FX相場予想/
 米著名投資家ジム・ロジャーズ氏の「FX相場観」

マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は24日、ジョージソロスさんと並んで有名な投資家であるジム・ロジャーズ氏が講演で話した内容を紹介した――。

「今後自分の資産をすべて米ドル以外に移す」
「今、買うのに最良の通過は恐らく人民元である」
「向こう10年前後で人民元が大きく下落する状況は思い浮かばない。3倍にも4倍にもなるだろう。」
「今後、ドルは大きく上昇すると思う。その機会を捉えて売るつもり。向こう数ヶ月で自分の全資産を米ドル以外の通貨に移したい。米国の状況についてはそれぐらい悲観的であるということ」
「自国通貨の質を下げるのは米国の中央銀行と政府の公式の政策だ」
「スイスフランと円はキャリートレードのため下落しているが、いつの日か巻き返しが起こり、これらの通貨は一気に上昇するだろう。」
「私は円を買っている」

つまり、総括すると、ドル円のショート、ドル人民元のショートが一番いい、ということになります。

▼今日の長期金利/
 弱含みにもみ合う=メドは心理的な節目1.550%

三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.550%~1.570%
・ 債券先物(12月限) 136.15円~136.40円

<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債高を受けて弱含みにもみ合う。もっとも日経平均株価が昨日のNYダウの急速な持ち直しを好感して下げ渋ると、20年利付国債入札に対する警戒感(ヘッジ売り)もあって、低下余地は限られてくる。メドは心理的な節目の1.550%。

債券先物チャート
12月限の日足は陽線で直近のザラバ高値だった10月22日:136.21円を更新。
9月12日の高値:136.41円をうかがう態勢に。


▼米欧商品市況/
石油=期近は急反発、アルミ=住宅販売減少等で続落

投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、24日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金   2007/12 765.6 +2.5 アルミ3カ月物 2,495.0 -27.0
NY銀   2007/12 1359.0 -6.0 銅3カ月物 7,690.0 -105.0
NY白金  2008/ 1 1443.0 -10.0 ニッケル3カ月物 30,800 950
NYパラ   2007/12 362.65 -3.75 NY原油 2007/12 87.10 +1.83
シカゴ大豆  2007/11 976.25 -5.50  NYコーヒー 2007/12 123.50 -0.35
シカゴコーン 2007/12 356.50 -4.50  NY粗糖   2008/ 3 10.14 -0.03
ドル・円 114.22 -0.65(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
---------------------------------------

【石油=期近は急反発、予想外の在庫急減で】
ニューヨーク原油は、期近が急反発。高値では利食い売りなどに押されたが、この日発表された週間在庫統計での予想外の在庫急減に反応し、前日までの流れから急速に切り返した。   

石油製品は急反発。原油相場同様に在庫減少を背景に、目先の供給不安が強まることとなり、ヒーティングオイル、改質ガソリン相場ともに大幅に値を回復した。

【貴金属=総じて反落、対ユーロのドル高や株価急落が圧迫】
ニューヨーク金は総じて小幅続伸。12月限は、対ユーロのドル高から時間外取引で下落したが、前日の安値を維持したあと、株価急落によるドル安や原油の急反発が好感され、前日の高値を上回った。

ニューヨーク銀は小反落。12月限は、ドル高や金の下落から時間外取引で前日の安値を下回ったあと、ドル反落や原油の急反発で持ち直したが、株価急落や非鉄安でプラスに浮上できなかった。

ニューヨーク・プラチナは反落。ドル高や金の下落から時間外取引で急落したが、立会いは、原油の急反発や南アの供給障害懸念をはやして下げ幅を縮小した。

ニューヨーク・パラジウムは反落。ドル高やプラチナ急落で前日の安値を下回ったあと、原油やプラチナの反発で持ち直したが、戻り売りを浴びて安値圏に押し込まれた。

【非鉄=アルミは続落、米住宅販売の減少や株価急落を嫌気】
ロンドン・アルミ3カ月物は続落。ユーロに対するドル高や米住宅販売の減少、米国の株価急落が嫌気され、一週間ぶりに2500ドルの大台を割り込んだ。

ロンドン銅3カ月物は急反落。米住宅販売の減少や米国の株価急落が嫌気され、投機筋の売りで月曜の安値を下回った。

ロンドン・ニッケル3カ月物は急落。指定倉庫在庫の増加や銅の急落が嫌気され、テクニカル売りが出た。                                (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html




ニュース・チェック

ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウの軟調とやや円高、さらに決算発表本格化を前に小幅レンジでもみ合い。日経平均 が終値で前日比+34.75円高の16393.14円、またTOPIXも同 -5.18安の1558.68、JASADAQ指数は同-2.10安の77.83となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは11業種。精密機器、鉱業、ゴム製品、サービス業、石油石炭製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円高が進んだ。ドル円相場は114.12-114.15円前後で推移、ユーロ円は162.75-162.88円前後で推移している。

注目企業=IR情報+ニュースリリース

松井証券株式会社(8628)
■「即時出金サービス」の開始について
http://www.matsui.co.jp/company/index.html

松下電器産業株式会社(6752)
□携帯電話向け公式サイト「幸之助de人間力UP塾」の提供コンテンツで音声字幕サービスを開始
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1vU_2DF_4x_kqp

ソニー株式会社(6758)
■大容量約4GB内蔵メモリーに最大約40,000枚の写真を持ち歩き、手軽に
ウェブにアップロード可能な “サイバーショット”新Tシリーズ発売
~笑顔を逃さず撮影する「スマイルシャッター」搭載~
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200710/07-1024/
 
日本電気株式会社(6701)
■ IRカレンダーを更新しました(平成19年度中間期決算発表予定)
  http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html

株式会社サイバーエージェント(4751)
■「Ameba(アメーバブログ)」にて個人ブロガーと企業を結ぶ
クチコミ促進サービス「AmebaPR」をリニューアル
http://ir.cyberagent.co.jp/

投稿者 Yen-Dokki : 12:39

2007年10月26日

@エース証券、「ベトナム証券投資セミナー」開催予定 2007年10月27日(土)~11月7日(水)まで

エース証券では、2007年10月27日(土)~11月7日(水)までに、ベトナム証券投資セミナーを開催予定。
成長を続けるベトナム経済動向について、大工原潤氏(パシフィック・アライアンス・グループ マネージング ディレクター)と山原康博氏(UBS証券会社 ディレクター)と鈴木貴幸氏(ディレクター)が講師として演説を行う。

詳しくは0120-87-7067またはhttp://www.ace-sec.co.jp/ まで。

投稿者 Yen-Dokki : 19:33

米サブプライム後遺症・今日の株価投資・ドル円相場ほか

■米サブプライム後遺症/
 世界市場安定化のため、米利下げ⇒ドル下落を容認?


ワシントンG7を終えて、為替市場ではあらためてドル安が進行した。
今回の会合では、事前に欧州勢からドルの大幅下落や人民元の過小評価が欧州経済に負担になっている、との不満も表明されていた。しかし、実際にはそれ以上にサブプライムによる金融市場の混乱終息が喫緊の課題、ということになり、為替問題は脇に置かれることになった。

それだけでもドルの下落にお咎めなし、との印象を与えたのだが、サブプライム・ローン問題による混乱に対して、当局が実態を十分把握できていないことを露呈してしまった。

<現状の流動性供給・利下げだけではとても問題が解決しないことを暗示>

今後あらためてその要因、対策について検討を依頼する、ということになったわけだが、東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「そうなると、これまでの流動性供給や利下げだけではとても問題が解決しないことを暗に示したことになる」として次のように語った――。

【Washington Political Report】(有料)特約 (October 13 - 19, 2007)
ワシントン政治の現状

 ブッシュ大統領は17日朝、ホワイトハウスの記者会見場で臨時のインフォーマルな記者会見をおこないましたが、記者団とのやりとりは相互に敵対的で、現在のワシントンの政治環境をそのまま反映するような内容でした。ブッシュ大統領はもはや大統領として不適切(irrelevant)になっているのでないかと挑戦する記者団と、それを真っ向から否定して、政治停滞の責任をすべて議会民主党に転嫁しようとするブッシュ大統領とのやりとりは、45分足らずの短い記者会見の最初から最後まで続きました。

 ブッシュ大統領の目つきは時に悪く、身振りや態度は挑戦的になり、いらいらした怒りの表情があらわになることも多く、記者団にまともに質問させずに言葉をさえぎるブッシュ大統領の応答は、2-3年前までの政権が順調だった頃とは全くの様変わりです。受身に立たされた時のブッシュ大統領が脆弱であることはこれまでの経験がわかっていますが、議会民主党を批判するにしても、何故ブッシュ大統領にかつてのように正々堂々たる態度が見られなくなったのかは理解に苦しむところです。言っていることそのものは必ずしも悪くはなくそれなりに理屈が通っていることも多いので、安っぽいあるいは短気な表情を見せる必要はないはずです。24%という低い支持率(最新のゾグビー・インターナショナルの世論調査)の原因の一端もそういうところにあるかも知れません。

 現在のブッシュ大統領は政策のイニシアテイブを取ることを完全に止め、逆に、議会に政策のイニシアテイブを取らせる姿勢に完全に転換しました。そうすると、「民主党議会はぶつぶつと文句をいうばかりで、今年の予算割当法案も大事な法案も一本も成立させられないではないか」というブッシュ大統領の議会非難は正当になってきます。民主党議会は確かに、ブッシュ大統領の政策イニシアテイブを阻止することでは効果的な動きをしてきましたが、翻って、議会としてイニシアテイブを取った政策で立法化にまでこぎつけられたのは最低賃金の引き上げなどわずかしかありません。しかも、民主党議会がブッシュ大統領の意向を無視して成立させた民主党的に過ぎる法案にはブッシュ大統領は拒否権を行使でき、民主党議会の政策イニシアテイブを阻止できる体制にもなっています。だから、「大統領として不適切になったのでは」と迫る記者団に対して、「とんでもない。残った任期の間に遣り残した仕事を完遂すべく、これまでにも増して真剣に仕事に取り組んでいる」という反論も出てきます。
 
▼今日の株価投資/
 当面、好業績で割安感ある中小型株中心の展開


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場はしっかりのスタートとなりそうだ。
引き続きアジア株市場の動向や為替市場を睨んでの神経質な動きが想定されるが、米国株の目先の安値が確認できたことや昨日は16450円から16500円前後で底固い動きとなったことから、若干売り圧力は和らぎそう。だだ、売買代金に象徴されるように積極的に買いを入れる向きも限定されており、当面は好業績でバリュエーション面でも割安感のある中小型株が中心の相場展開が想定される。主力の国際優良株の中には、5日移動平均線で上値を抑えられている銘柄も多く、米国株上昇を背景にそれを上回ることができるかどうかがポイントとなる。今日の東京市場は底固い値動きとなりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面では、終値ベースで50日移動平均線に上値を抑えられたが、横ばいの動きとなり16500円前後で値固めの展開となった。ローソク足では、前日の高値と安値の間で上下ヒゲともなった短い陰線を形成した。陰の陰はらみに順ずる形ととらえれば、下げ渋りとなり、一般的には反発が期待できる。ただし、下寄りスタートから再度陰線を形成した場合には、下振れリスクが高まってくる。仮に上昇となった場合、11日高値17488円から22日安値16264円までの下げの半値戻しである16870円前後がまずは上値メドとなり、移動平均線でいうと下向きを続ける75日移動平均線レベルとなる。ただし、その前に超えるべき上値のフシは、10月19日安値16711円や25日移動平均線の16805円前後となる。一方で下値メドは、10月22日安値16264円や9月14日高値16142円、心理的節目16000円となる。

話題の銘柄
3382セブン&アイHD/銀行事業が業績を牽引+電子マネー=目標株価は4000円

JPモルガンが小売業・投資戦略のレポートを作成。小売株は陰の極を脱したと判断、小売業12社のカバレッジを開始。セブン&アイ・ホールディングス、イオン、J.フロント リテイリング、高島屋、良品計画、しまむら、ファーストリテイリングの7社を「オーバーウエイト」推奨とした。セブン&アイ・ホールディングスについては、「国内最大の小売業で、1日の来店客数は1300万人とJR上位100駅の乗降客数合計を凌ぐ。この圧倒的なトラフィックをベースに、銀行事業が業績を牽引し、電子マネー『nanaco』、釣銭ビジネスの成長余地も大きい。全世界で32812店のコンビニ事業の更なる海外展開、特に7-ElevenInc.の成長が期待される」と指摘。今2008年2月期連結営業利益2965億円(EPS156.1円)、来2009年2月期3252億円(EPS174.5円)、2010年2月期3508億円(EPS188.4円)を予想。2008年10月までの目標株価を小売業(3200円)と金融業(800円)の合算値4000円に設定。投資判断「オーバーウエイト」で新規カバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼ドル円相場/
 円は三文通貨に転落=相変わらず“ダウ連動型”


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円とは横綱と幕下の往来をする通貨。
円とは、たそがれ通貨になったり、旗本通貨になったりするもの。

これ昨日書いたんだけど、翌日にはすぐに幕下に転落した。ドルも同じではアル。相変わらずドル円はダウ連動型。昔はこんなことなかったんだけどねえ。三文通貨になったなあと思うよ。まあ、政府自ら自国通貨安を好むと言うサドマゾだからね。今晩の中古住宅を皆気にしているようだ。後、メリルリンチの決算だね。(10月24日。水曜日。霜降。)

▼ドル円相場下落/
111.50~118.00で、「下値持ち合い」形成しつつ調整中


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

10月23日のシドニー市場で、ドル/円(USD/JPY)は、[114.60-65]レベルを見ているので、
いわゆる「窓埋め」は完了した。
23日の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、[114.35-40]レベルでオープン。
---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。
23日の東京市場朝方のドル/円(USD/JPY)は114円台ミドルで、小動きになっている。
直近のドル/円(USD/JPY)を俯瞰して見れば、10月中旬の高値[118.00]アラウンドから、
---正確には、117円台後半、[117.90-95]レベルから---。13円台前半に、5円弱、急落している。
もう少し大きく見れば、ドル/円(USD/JPY)は、今年の6月下旬に124円台の高値を付けてから、
8月に111円台まで大きく急落しており、その8月の暴落後は、いわゆる「下値持ち合い」を形成している。現在は、[111.50]から、[118.00]のゾーンでの、「下値持ち合い」を形成しながらの調整中。(=調整局面)

▼FX相場予想/
 今後は、レンジ相場に入る可能性が高そうだ


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は23日、為替相場の見通しについて次のようにコメントした――。

相場のほうは、22日のG7、先週末の米国株式の急落という2大要因で混乱しましたが、一応の落ち着きを取り戻したようです。ここからは、レンジ相場に入る可能性が高そうだな、と今は考えています。

<どうも、ユーロの動きが解せません>

ただ、どうもユーロの動きが解せません。22日の下落がどうもよく理解できない。単なる持ち高調整なのかもしれませんが、今後ユーロ高是正に向けて何かが起きるような気がしないでもない。
悩ましいところです。考えすぎかな・・・・・。 

そういえば、いつもご紹介しているSDシステムで、ユーロ円が売りになって、ドル円が買いの状態が続いていますが、これは当たれば、このロジックはなかなかのものなのかもしれません。
今後の展開が楽しみです。

▼今日の長期金利/
 新手掛かり材料欠き、小幅レンジ内でもみ合い継続


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.575%~1.590%
・ 債券先物(12月限) 135.80円~136.05円

<シナリオ>
長期金利は小幅レンジ内でのもみ合い継続。新たな手掛かり材料を欠くため動きにくい。株価持ち直し(見込み)が反発圧力をかける半面、昨日の米長期金利と同様、根強い米信用収縮観測が低下圧力をかける。

▼債券相場見通し/
下期利回り=平均も上限もコンセンサス比で低目に


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント …昨日同様に底堅ければ、地合いの良さを認識
昨日は確かに株価上伸も勢いを欠いたが、10 年の1.50%台でも相場は底堅く推移した印象が強い。米市場は株高、債券は小幅ブル・スティープ化。したがって、本日は基本的にもみ合い予想だが、昨日と同様な展開となれば、多くの市場参加者が地合いの良さを認識しよう。いずれにせよ、下期の利回りは平均も上限もコンセンサスに比べて低くなる公算が大きい。本日のカーブには、若干スティープ化圧力があろう。しかし、昨日の動きを考えると、明日の20年債入札の準備をあまり懸念する必要はなさそうだ。(AM6:53、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物12 月限) : 135 円77 銭 ~ 136 円05 銭

物価連動債と超長期債、それに係る2つの「謎」
16 日の本レポートでは、物価連動国債と超長期国債の育成を財務省が課題と認識するのは正論と解説した。さて、本日はそれに関して、2つの疑問、「謎」を提示、回答を試みたい。

▼米欧商品市況/
 貴金属=総じて反発、大豆・コーヒー=反発


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、23日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------    
NY金   2007/12 763.1 +3.1 アルミ3カ月物 2,522.0 -5.0
NY銀   2007/12 1365.0 +9.5 銅3カ月物 7,795.0 +35.0
NY白金  2008/ 1 1453.0 +13.2 ニッケル3カ月物 31,750 0
NYパラ   2007/12 366.40 +1.25 NY原油 2007/12 85.27 -0.75
シカゴ大豆  2007/11 981.75 +5.25  NYコーヒー 2007/12 123.85 +0.30
シカゴコーン 2007/12 361.00 -3.50  NY粗糖   2008/ 3 10.17 0.00
ドル・円 114.87 +0.58(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
---------------------------------------

【貴金属=反発、ドル安や株価の上昇を好感】 
ニューヨーク金は小反発。ドル安や米国の株価上昇、原油高をはやして上昇したあと、原油の急反落を嫌気して下押されたが、株価反発をはやしてプラスに再浮上した。

ニューヨーク銀は反発。ドル安や原油高、株価や金の上昇をはやして前日の高値を抜いたあと、原油の急反落を嫌気して押されたが、株価の反発でプラスに切り返した。

ニューヨーク・プラチナは反発。ドル安や原油・金の反発を受けて前日の高値を上回ったあと、原油の急反落で後退したが、投機筋の押し目買いで戻り歩調となった。

ニューヨーク・パラジウムは反発。ドル安や原油高をはやして前日の高値を抜いたあと、原油の急反落でマイナスに転落したが、株価や金の反発で本日の高値に接近した。

【穀物=大豆は総じて反発、コーンは総じて続落】
シカゴ大豆は総じて反発。11月限は、ドル安や原油・金の反発をはやして前日の高値を上回ったあと、原油・大豆油・小麦の急反落、収穫進展観測やブラジルの雨を嫌気して押されたが、時間外取引の安値で下げ止まってプラスに浮上した。

シカゴ・コーンは総じて続落。12月限は、ドル安や株価上昇による信用収縮懸念の後退から上昇したが、前日の高値で跳ね返されたあとは、小麦や原油の急反落、コーンベルト西部の収穫進展観測が嫌気され、マイナスサイドに落ち込んだ。

【ソフト=コーヒーは反発、粗糖は期近を除き反発】
ニューヨーク・アラビカは反発。引き続きブラジル産地の降雨見通しが嫌気されたが、12月限は前日の安値を割り込むまでには至らず、下げすぎ感からテクニカル主導の修正場面となった。

ニューヨーク粗糖は、期近を除き反発。原油など他商品高を背景に、3月限は序盤早くに8月6日以来の高値を付けたが、上値では生産者の売りや、原油安などを背景に下げに転じた。
 (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html

ニュース・チェック

★日興AM=「りそな 世界高金利通貨オープン」を設定、11月16日より運用開始
日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)は、新たに追加型証券投資信託「りそな 世界高金利通貨オープン」を設定、11月16日より運用を開始する。募集は、10月17日より株式会社りそな銀行にて開始。日興AMでは、「世界中の高金利通貨に、幅広く均等に分散投資をし、なおかつ毎月の分配を目指すファンドを2006年より、他社に先駆けてご紹介しています」と言う。「りそな 世界高金利通貨オープン」は世界各国の金利水準およびファンダメンタルズ、市場の流動性を考慮して10カ国の通貨を選定し、高格付けの短期債券などを通じて原則、均等に分散投資を行なう。個人投資家には直接投資することが難しい国の通貨が含まれる場合もあり、この商品を通じて幅広い国際分散投資のメリットを提供することを目指す。
http://www.nikko-am.co.jp/

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社(8601)
■大和証券エスエムビーシー株式会社ハノイ駐在員事務所開設について
 http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm

株式会社大阪証券取引所(8697)
■平成20年3月期通期業績予想の修正
  http://www.ose.or.jp/profile/press/071023.pdf
■平成20年3月期中間決算短信
 要約 http://www.ose.or.jp/profile/doc_za/ke08c.pdf
 添付資料 http://www.ose.or.jp/profile/doc_za/ke08c_a1.pdf

株式会社サイバーエージェント(4751)
■2007年に最も輝いたブログを決める「BLOG of the year 2007」一般投票を開始
■サイバー・バズとアドプレイン、インテリジェンスの“はたらくを楽しもうTM”を体感できる
「intelligence島」にて大規模展開第2弾コンテンツ「はたらくミュージアム」をサポート
http://ir.cyberagent.co.jp/

積水ハウス株式会社 (1928)
■外観デザインの拡充と優れた敷地対応力により、入居者の多様なニーズに幅広く対応
積水ハウスの賃貸住宅「クラヴィエ」
■平成19年11月1日付 人事異動について
  http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2007.html
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投稿者 Yen-Dokki : 12:58

2007年10月25日

@日本経済新聞社、「金融リテール戦略2007」開催予定 2007年12月13日(木)・14日(金)

日本経済新聞社では、2007年12月13日(木)・14日(金)に、金融リテール戦略2007を開催予定。
細谷英二氏(りそなホールディングス取締役兼代表執行役会長)をはじめとする25名が、金融リテールをテーマに講演を行う。また、展示・交流スペースにて受講者と情報交換を図ることができる。このコンファレンスは事前登録制であり、登録締め切りは2007年11月30日(金)まで。

詳しくはhttp://www.kinyu-nikkei.jp まで。

投稿者 Yen-Dokki : 17:19

今週の株式相場・政府系ファンドの興隆④・今日の株価予想ほか

▼今週の株式相場/
 懸念要因山積⇒当面全体相場の頭は重いと想定


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は22日、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

今週の東京市場、週前半は下値模索を余儀なくされようが、週後半は米国市場が①追加利下げ期待
の高まりで落ち着きを取り戻すと考えており、こちらも下げ渋ると予想している。但し、米国企業
の四半期決算が続く上に②本邦企業の中間決算発表も本格化、模様眺め気分は日増しに強まろう。
米国の利下げ観測がもたらす③ドル安、地政学リスクを受けての④原油価格の動向あるいは⑤SIV
救済基金を巡る米国と欧州の不協和音など、懸念要因も山積しており、当面、株価の頭は重いと想
定している。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。

■政府系ファンドの興隆④/
相当レベルのSWFマネーが先進諸国に流入へ!


大和総研・企業財務戦略部の柏崎重人さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)はこのほど、世界の金融市場への影響や安全保障に大きな影響をおよぼすと予想されるソブリン・ウェルス・ファンド(以下SWF:Sovereign Wealth Funds)について、多角的なリサーチと分析を行った。

最終回の今回は、「SWFの成長と金融・資本市場」についてのリサーチ結果をご紹介する――。

今後もSWF の成長が続くとすると、SWFの投資行動はより増幅されたものとなろう。
大半のSWF が基本的に大きな投資の自由裁量を持ち、かなり長期的な投資ホライゾンを有していること、さらにはその資産規模や超過外貨準備の為替リスク等の軽減などリスク分散効果を期待することを考えると、今後、相当レベルのSWF 資金が先進諸国に流入していく可能性が高い。

▼今日の株価予想/
 16,454円が重要な下値メドだったがオーバーシュート


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場では米国株の落ち着きを受けて、買い戻しからのスタートとなりそうだ。
国内では経済指標の発表も予定なく、引き続きアジア株市場の動向や為替市場を睨んでの神経質な動きが想定される。ただ、NYダウがザラバでは安値更新となったものの、プラス圏で終了していることや、ナスダックも安寄りから反発となっていることから、アジア株の安定した動きが確認されれば、買いが強まる可能性もある。16450円から16500円前後ではテクニカル的にも押し目買いが入りやすいため、その水準で値固めができるかどうかがポイントとなる。今週から本格的にスタートする国内の決算発表では下期見通しやその前提条件が注目される。足元で114円台に振れている円相場を横目に主力の国際優良株は手掛けづらいが、昨日の引けあじから一旦は買い戻しが強まることも考えられる。また、好業績で割安感のある中小型株や、資源関連株、非鉄、商社、造船、海運など相対的に高値圏で維持しているセクターなどの中からは出直りが早い銘柄もありそうだ。よって、今日の東京市場は戻りを試す展開が想定される。

テクニカル分析
テクニカル面では、25日移動平均線を一気に下回り、ザラバ安値は一目均衡表の遅行スパンが基準線の16268円にサポートされた格好。8月安値と9月安値を結んだ延長線上の下値支持線となる9月25日安値16240円前後が意識された。ローソク足では寄り付きからマドを明け、下ヒゲをともなった陰線を形成した。先週末に17日安値16795円を割り込んだことで、11日高値17488円からの二段下げの調整パターンとなっている。11日高値17488円から17日安値16795円までの下落幅693円を、18日の戻り高値17147円からの下げにあてはめると16454円となり、その水準が重要な下値メドではあったが、米国株安や円高が重なりオーバーシュートの動きとなった。実際、終値ベースではその水準が意識されたため、今日は反発の可能性が考えられる。ただし、昨日の安値を下回る動きになった場合には、9月11日の15610円が次の大きなターゲットとなり、上向きの25日移動平均線が徐々に横ばいから下向きに転じる可能性があるため注意が必要となる。上記以外の下値メドは、9月14日高値16142円や心理的節目16000円、9月18日安値15780円、9月11日安値15610円などがある。一方で目先の上値メドは、9月20日高値16491円や心理的節目16500円、10月19日安値16711円、そして25日移動平均線の16780円前後などとなる。

話題の銘柄
7267本多技研工業/新車ラッシュで、海外で高い販売成長実現へ=目標株価5200円

JPモルガンでは、「高い燃費性能とユーティリティを両立した新型『Fit』を当社は高く評価する。
グローバル販売を力強く牽引する公算が高まり、同車の世界販売台数は現在の38.6万台(2006暦年)から50万台近くへ大幅成長が期待できると考える。『Fit』効果で国内販売台数は近く好転が望め、アジア、欧州、中国などでも高い販売成長を、2009年に向けて実現する公算である」、「9月12日に米国で発売された新型『Accord』も順調に販売拡大が進んでいる様子である。10月も同車米国販売は拡大傾向が続く可能性が高い。ホンダは来年度の米国ラインアップの40%以上が新型に置き換わるビッグ・イヤーに位置し、新工場の能力増強が実現する2008年後半から2009年に向けて高い販売成長が期待できよう」、「第2四半期決算は、想定以上の円高に見舞われるものの、好調な数値を示す公算が高い。営業利益は前年比21.3%増、純利益は同37.9%増加となる好業績を当社は予想する」と指摘。今2008年3月期連結営業利益8700億円(EPS347.7円)、来2009年3月期8650億円(EPS349.0円)、2010年3月期9350億円(EPS371.0円)を予想。投資判断「オーバーウエイト」を継続、目標株価を従来の4900円から5200円へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼G7後のFX予想/ 
ドル円が一段と下振れる局面では”戦術的に買い”


G7 後のドル/円相場は、一時113円台と約6 週間ぶりのドル安円高となった。
クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、今回のG7 会議の為替相場への影響は、円の買い戻しの材料となっているものの、「中期的には当社の予想に対してニュートラルである」と語る。

「すなわち、今回の円の上伸は、短期的なポジション調整によって、当社がこの数週間指摘していたドル/円相場の『115 円台を割り込むリスク』が実現したものであり、中期的には、円安地合いにある状況には変わりはない。」

▼クロス円投げ売り/
  大規模の積み上がりと推定=海外勢のキャリー円


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円とは横綱と幕下の往来をする通貨。
円とは、たそがれ通貨になったり、旗本通貨になったりするもの。1日中投げが続いていたクロス円を眺めていて、一体海外の連中はいくらキャリー円を積んでいたのかと呆れたよ。以前も書いたように海外勢のポジションは常にいずれ逆サイドが出てくると頭に入れておいたほうが良い。日本の投資家のように放置ということはあまりないのだ。ただ、それはリスク管理を考えれば当然の行動ではある。さすがの金も息切れ。株式市場?もう勝手にやっててよ。