DeNA決算説明会・日銀・金融政策ほか
■DeNA決算説明会/
業績は前年比2.2~2.5倍=モバゲータウンが高収益を牽引
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA:2432)が昨日25日、発表した2007年度中間業績は、売上、利益とも対前年比で2.2倍から2.5倍という好調な決算内容となった。このうち売上高は前年同期比+125%増の12,008百万円、営業利益は同+157%増の4,735百万円、経常利益は同+157%、当期純利益は同+2,371百万円となった。
これを受けて、今日午前のDeNAの株価は急騰し、前日比+62,000円(+9.45%)高の71,8000円台まで上昇し、70万円台を回復した。
<モバゲータウン=営業コストを超え、最大の収益部門躍進>
南場智子社長は同日の中間決算説明会で、「当社はまだまだ急激な成長ペースにある」と語った。好決算をもたらした主因は、無料の携帯ゲームとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「モバゲータウン」を始めとしたモバイル事業。モバゲー・コンテンツ購入費やシステム投資、販促費・広告費など営業費用の伸びを吸収する形で収益を伸ばした。
2007年度第2四半期の売上高6,339百万円のうち、モバイル事業が5,006百万円と大半を占めるまでに急成長を遂げている。「モバゲータウンの媒体力が収益力に転換する力が付いてきた」と言う。ちなみに、モバイル事業での売上高は「モバゲータウン」が前四半期から25%増の3,135百万円と、「ポケットアフィリエイト」の2,163百万円を抜いて、最大の収益部門に躍り出た。
9月末の会員数は743万人、8月月間PV(ページビュー)は142億を超えた。9月にやや減少したのは、8月が夏休みという特殊要因であり、トレンドとしては上昇傾向にある、とみている。これに、(1)課金手段の多様化によるアバター購入の利便性向上、(2)高機能ゲーム(MORPG)等のコンテンツの多様化を推進、(3)コンテンツマッチ広告の開始、(4)ナショナルクライアントによる広告出稿も順調――などが貢献した。
■日銀・金融政策/
CPI強気見通し維持でも、追加利上げ困難な状況続く
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、日銀は強気の
CPI 見通しを維持しようが、追加利上げが困難な状況が続くとして、概略、次のように語った――。
ポイント:
総務省は、来月中旬以降に導入される予定の新体系の携帯電話料金を当面はCPI統計に反映させないことを決めた。この結果、日銀は、強気のCPI見通しを打ち出してくるだろう。しかし、経済ファンダメンタルズの面からはCPIが上昇する材料に乏しく、いずれにせよ、CPIの安定的なプラス化は望めない。携帯電話の新料金システムが反映されないことはCPIの大幅なマイナス化を防いだに過ぎず、これで追加利上げが容易になったわけではない。
▼外貨建て投信ウォッチ/
残高=米国・ユーロ圏・豪州、伸び率=中国等アジア
契約型公募型投信信託80兆4000億円のうち、外貨建運用は36兆7000億円を占めている。
大和総研・経済金融調査部の土屋貴裕さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は最近、外貨建投信が日本の対外証券投資の大宗を占めているとして、次のような調査結果をまとめた――。
家計による投信への資金流入が続き、投資額は増加傾向にある。投信の外貨建て運用のポートフォリオでは、債券の構成比は低下傾向で、株式投資残高が大きく増加した。米国、ユーロ圏、豪州への投資残高が大きく、伸び率ではマレーシア、中国等のアジア諸国向けの運用が伸びている。
<株式投資=BRICs向け増加ペースは鈍化し、アジア株へシフト>
株式運用が増えているが、世界の市場規模の構成比と比較するとなおも株式はアンダー・ウェイト。オセアニアやカナダの債券市場、アジア株等でのウェイトが高い。株式投資は、BRICs向け投資残高の増加ペースは鈍化し、アジア株へシフトしている。日本の投信が各国の金融市場において占める位置づけは、オーバー・ウェイトとするオセアニアの債券市場等で高く、NZ の債券市場の約12%は日本の投信が保有している。
▼今日の株価予想/
軟調ながらも、目先の底値まで到達する可能性
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場では寄り前に9月の全国消費者物価指数や鉱工業生産指数などの発表が予定されているが、大きな影響はなさそう。引き続き、円相場やアジア株式市場など外部環境を睨んだ動きが想定される。今日も売り仕掛け的な動きによって値動きが荒くなる場面もありそうだ。国際優良株の一部には買いが入りそうだが、主力の内需関連株には安くなる銘柄が多そうで指数を押し下げる可能性が考えられる。原油価格が90ドルを突破してきており、コスト増による利益圧迫も懸念材料。今日の東京市場は軟調ながらも、目先の底値まで到達する可能性が考えられる。
テクニカル分析
テクニカル面では、5日移動平均線に上値が抑えられ、一時は10月22日安値を下回った。ローソク足では上下ヒゲをともなった陰線のコマを形成。8月安値と9月安値を結んだ延長線上の下値支持線を終値ベースで下にブレイクしたことから、下振れリスクが高まった。今週の動きを振り返ると、マドを明けて下落した後、4日間は下値を切り下げたもみ合いとなっている。9月中旬にもみ合った水準に近づいていることもあって、もう一段の下げでひとまずは到達するレベルとなる。そこで、酒田戦法の放れ5手黒一本底を想定する局面である。放れ5手黒一本底とは、下落相場からさらにマドを明けて陰線を形成した後、最後の5手目(5日目)で長い陰線を形成する典型的な底入れのパターン。今回に当てはめると今週に入って陰線が4本続き、今日の5手目で長い陰線となれば、その組み合わせが完成する。そうなると、今日は小底入れのタイミングになる可能性が考えられる。逆に朝方から上に行くケースでも、5日移動平均線の上方からのスタートとなり、10月24日の高値を一気に上回るような上げ方をしない限りは、昨日の動きとまた同じパターンになることが考えられる。下値メドは、順番に10月25日安値16199円や9月14日高値16142円、9月19日安値16038円、8月安値から10月高値までの2/3押しとなる16004円、9月18日安値15780円などが考えられる。一方で、上値メドは、5日移動平均線の16469円前後や10月24日高値16578円、10月19日安値16711円、75日移動平均線の16836円前後となる。
話題の銘柄
5401新日本製鐵/高炉メーカーで唯一7年連続経常増益へ=フェアバリュー1000円
三菱UFJは、高炉セクターについて、2000年をボトムとしたセクターのパフォーマンスが良好な反面、高炉各社のバリュエーションが来09年3月期予想収益べースでPER12~14倍と依然として全産業平均(15倍台半ば~17倍台半ば)下回っていると指摘した。高炉業界は既にシクリカル産業からシクリカルグロース産業へと変貌しており、長期的にも収益の安定が見込めると判断。今後6ヵ月間の高炉セクターの目標PERを、製造業平均の下限にあたる15倍とし、高炉セクターを「Overweight」としてカバレッジを開始した。世界の鉄鋼産業が第2成長期を迎える中、日本の高炉各社は世界のM&Aブームとは一線を画し、「ソフトアライアンス」と「ハイグレード」を武器とした独自の拡大路線を展開。鋼材のグレード格差は今後も拡大していくとみられ、日本高炉各社のビジネスチャンスは大きいと言及した。
新日鉄については、高炉業界の牽引役と位置づけている。足元の業績は順調。今08年3月期は、下期の鋼材販売価格上昇を考慮すると、経常利益が会社予想を200億円上回ると見込む。来期は主原料(鉄鉱石、石炭)価格等の大幅上昇が懸念されるが、鋼材販売数量増や鋼材単価上昇、合理化などで吸収し、高炉メーカーで唯一7年連続経常増益になると予想した。中期的にもポスコ(韓国)や宝山鋼鉄との協力や、北米拠点としてのウジミナスの拡大、国内関係会社の再編などを通じて安定的な収益拡大が続く見通し。リスク要因は原料価格の急騰や日経自動車メーカーのグローバル展開での失速など。これらを踏まえ、高炉セクター平均から20%程度のプレミアムを加味する必要があると判断した。今後の業績については、経常利益ベースで、今08年3月期を、会社予想6000億円(EPS 57.0円)に対し、6200億円(EPS 58.6円)、来09年3月期を6400億円(EPS 57.8円)と予想。株価判断を新規に「1」、フェアバリューを1000円(来期ベース)としてカバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ:
http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
ドルに明らかな“異変”だが、ドル円は野中の1本杉
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
日本株式市場には呆れ果てた。
NYが下げたと言っては下げ、上海が下げたと言っては下げ、材料がなければ円高と言い、好きにやっててくれと同じ気分。人民円相場、欧州が円売りを再開した時には全く理解ができなかったなあ。特にその時はそんな雰囲気ではなかったし。大体、人が7時のニュースを見ているときはやめてくれんかね。明らかにドルに異変が起きているのに、野中の一本杉土俵入りをしたがるドル円には、ほとほと口をアングリ。(10月26日。金曜日。土曜日の前の日。)
▼FX投資の心得/
いい加減な知識・態度での投資では、損するのは当たり前
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(
http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
「楽して儲かる」とか、「寝ながら儲かる」とか、そういった安直なことを言う人が居ますが、
それは、『ウソ』です。そんな、『馬鹿な話』は、あり得ません。
人間は、他者のことだと、冷静に判断できますが、「自分のこと」「特に、お金がからむこと」になると、頭に血が上って、『ウソ』や『馬鹿な話』を、信じてしまうことがあります。冷静に、考えれば、あり得ない話であっても、「そうあって欲しい」と、思う場合は、信じられないところがあるのですが、信じたくなってしまうのです。
逆に、信じたくないような、出来事を聞かされて、動転すると、同様に、頭に血が上って、『ウソ』や『馬鹿な話』を、信じてしまうことがあります。いわゆる「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」のニュースを見て、聞いて、『どーして、そんな単純な詐欺に、ひっかるのだろう?』と、誰でも思います。それは、他人事だから、冷静に判断できるからです。
人間は、自分のことになると、冷静な判断が出来なくなります。(訓練をすれば、ある程度、冷静な判断が出来るようになります。)
話を元に戻しますが、「楽して儲かる」とか、「寝ながら儲かる」とか、そういった安直なことを言う人が居ますが、それは、『ウソ』です。そんな、『馬鹿な話』は、あり得ません。
投資をすることは、誰にでも出来ます。ただ単に、何かに投資をすれば良いだけですから。
しかし、その投資で、「利益になるのか」「損をしてしまうのか」は、別の問題です。
多くの人は、漠然と質問します。
『投資の経験が無いのですが、私にも投資が出来るでしょうか?』
多くの人のそういった質問は、言葉の裏に(言外に)、『投資をして、儲けることは、私にも出来るでしょうか?』といった意味を含んでいます。だから、そういった質問への、本来の返答は、
『ちゃんと、勉強して、知識を持って、投資してください』『そうすれば、出来る可能性が高くなります』となるべきです。
ところが、『投資の経験が無いのですが、投資を出来るでしょうか?』という質問に対して、表にある言葉だけ(上っ面の表現だけ)を取り上げて、こう答える人が多いのです。
『投資は、経験が無くても、誰でも出来ます(儲かるか、損するかは、知りませんが)。』
つまり、利益、損失については、答えずに、利益、損失については、関与せずに、『投資をすることは、誰にでも出来ます』と、答えているのです。『儲かるか、損するかは、知りませんが』という言葉を、隠しているのです。
それを、答えてあげなければ、不親切なのですが、質問をする人は、『投資をすることは、誰にでも出来ます』という答えを期待しています。『厳しいことを言わずに、安直な答え』を聞きたいのです。
文面だけ、言葉の表している意味だけで考えれば、それは『ウソ』ではありません。
『投資をすることは、誰にでも出来ます。』その通りです。
『ただし、いい加減な、知識や、態度(気持ち)で、投資をしたら、損をするのは、当たり前です。』
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野球は、誰にでも出来ます。ゴルフをすることは、誰にでも出来ます。
しかし、野球をして、『試合に勝つことが出来るか?』『甲子園に行けるのか?』『プロ野球選手になれるのか?』『メジャーリーグで、活躍できるのか?』『ゴルフのトーナメントで優勝できるのか?』それは、別問題です。『練習して、うまくならなければ、勝つことは出来ません』
▼サブプライム問題とFX/
後遺症残るも、「マネーゲーム」への免疫が醸成?
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は25日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
24日、メリルリンチの7-9月期の決算が発表になりましたが、創業93年で最悪の結果となりました。サブプライムローン関連での損失が9000億円にも及んだことが大きな原因となっています。
また、先週前年同期比マイナス32%という大幅な減益であった、BOA(バンク オブ アメリカ)も投資銀行部門での3000人の削減を発表しました。「マネーゲーム」の後遺症はまだまだ残っているようです。まあ、それでも市場の反応はこの程度ですから、ある程度投資家もこの問題には免疫ができてきたということでしょう。
▼需給相場の債券市場/
良好な需給を確認した部分大きい=銀行に買い余力
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
やはり需給相場~投資家動向の再確認(一部抜粋)
今週、10 年国債利回りは1.60%台に乗せることなく、1.50%台での推移を続けている。
米金利低下や株安という外部環境のフォローがあったのは確かだが、一方で良好な需給を確認した部分は大きいだろう。本レポートでは、基本的に下期は好需給と考えていた。期初の10 月1日、短観発表直後の上伸相場で既にそれを強調した。ただ、その後、1.70%台半ばまで上昇、好需給は幻かと迷った。
しかし、結局は2年0.90%、5年1.30%、10 年1.75%近辺、20 年2.25%、30 年2.50%という水準に達すると、きっちり押し目買いが入り、足元の相場につながった(参照、18 日、本レポート)。それを踏まえ、投資家動向を再確認したい。
昨日、最新の週間対内証券投資(財務省)が発表された。それによれば、10 月14~21 日の週の中長期債は1,532 億円の買い越しだった。前週は3,509 億円を買い越しているが、7月末から8月上旬の2週間で2兆6,000 億円強に達したことを考えると、海外勢が足元の強気相場の主役とは言い難い。一方、潜在的買い余力が指摘されるのは金融機関、銀行である。
▼今日の長期金利/
強含みだが、「上十字線」風で先詰まり感が漂う
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.595%~1.620%
・ 債券先物(12月限) 135.85円~136.10円
<シナリオ>
長期金利は昨日の米債安を受けて強含み。そろそろ、来週1日に行われる10年利付国債入札への警戒感も出てくる。一方、朝方発表される消費者物価指数と鉱工業生産指数への反応は(予想の範囲内)であれば限られる。
債券先物チャート
12月限の日足は下影陰線。ただし実体部分が2銭と薄い「上十字線」風で、先詰まり感が漂う。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
136.41円:9月12日のザラバ高値
136.26円:10月25日のザラバ高値
≪136.19円:昨日の東証12月限終値、前日比+0.03円≫
<136.10円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪136.03円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
135.99円:5日移動平均
<135.85円:本日の12月限予想レンジ下限>
135.60円:雲上辺(本日)
135.54円:マド埋め(10月18日ザラバ高値)
135.34円:転換線
134.20円:基準線
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月9日のザラバ安値
133.79円:雲下辺(本日)
132.54円:マド埋め(7月26日ザラバ高値)
130.76円:6月13日のザラバ安値
▼米欧商品全面高/
石油=期近は最高値更新、穀物・コーヒー=急反発
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、25日の海外商品市況は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2007/12 771.0 +5.4 アルミ3カ月物 2,513.0 +18.0
NY銀 2007/12 1390.5 +31.5 銅3カ月物 7,765.0 +75.0
NY白金 2008/ 1 1453.7 +10.7 ニッケル3カ月物 31,650 +850
NYパラ 2007/12 369.50 +6.85 NY原油 2007/12 90.46 +3.36
シカゴ大豆 2007/11 994.75 +18.50 NYコーヒー 2007/12 120.60 -2.90
シカゴコーン 2007/12 366.25 +9.75 NY粗糖 2008/ 3 10.22 +0.08
ドル・円 114.12 -0.10(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)
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【貴金属=軒並み上昇、ドル安がオプション絡みの買いを誘う】
ニューヨーク金は続伸。12月限は、原油高やドル安で前日の高値を抜いたあと、耐久財発表後のドル安加速やオプション絡みの買いで上値を伸ばした。ただ、年初来高値にはとどかなかった。
ニューヨーク銀は急反発。12月限は、原油高やドル安で前日の高値を抜いたあと、ドル安加速やオプション絡みの買いで急騰した。ただ、今月の高値に一歩及ばず、14ドルの大台を下回った。
ニューヨーク・プラチナは反発。原油高やドル安で前日の高値を抜き、耐久財発表後のドル安加速で上値を切り上げた。利食いで押されたが、原油の上値追いで回復した。
ニューヨーク・パラジウムは急反発。前日の安値で下げ止まったあと、ドル安や金・原油の上昇をはやした買いがテクニカル買いを誘い込み、上昇に弾みがついた。
【非鉄=アルミは反発、中国GDPの二桁成長やドル安などが支援】
ロンドン・アルミ3カ月物は反発。指定倉庫在庫の減少や中国GDPの二桁成長、ドル安や原油高をはやし、投機買いが優勢になった。
ロンドン銅3カ月物は反発。中国の銅輸入の増加やGDPの二桁成長、ドル安・原油高を好感したが、米国の景気減速懸念で上げ幅を削った。
ロンドン・ニッケル3カ月物は急反発。中国の高成長やドル安、原油高から投機買いが先行した。
【石油=期近は最高値更新、冬季の供給不安強まる】
ニューヨーク原油は急騰。前日発表された予想外の在庫急減を受け、冬季の供給不安が強まったことや、地政学上のリスクの高まりなどを背景に、期近ベースでの史上最高値を更新した。
石油製品も急騰。ヒーティングオイル、改質ガソリン相場ともに、在庫減少による先行きの供給ひっ迫懸念を背景に一段と値伸ばし、ヒーティングオイル期近は一代高値を更新し、改質ガソリン期近は7月16日以来の高値を付けた。
【穀物=大豆、コーンともに急反発】
シカゴ大豆は急反発。11月限は、小麦安を嫌気して下落したが、ドル安や原油・金などインフレ市場の上昇をはやして切り返し、テクニカル買いを誘って急伸した。オプション絡みの買いも入ったが、先週の高値で頭打ちとなった。
シカゴ・コーンは急反発。12月限は、小麦安で軟化したが、ドル安や原油・金のインフレ市場の上昇をはやし反発に転じた。輸出成約が事前予想を上回ったことや大豆急伸、原油の上値追いが好感され、前日の高値を抜いて上値追いとなった。
【ソフト=コーヒーは大幅続落、粗糖は小反発】
ニューヨーク・アラビカは大幅続落。ブラジル産地の降雨やチャート上での戻りの弱さなどを背景に、
期近12月限は9月14日以来の安値圏へ一段と値を沈めた。
ニューヨーク粗糖は小反発。原油高や業者筋などの買いに支えられたが、上値では生産者の売りなどに押さえられ、極めて狭いレンジ内で推移した。 (OVN シカゴ)
情報提供:株式会社オーバルネクスト:
http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:
http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は企業の好決算を受けて、主力株を中心に上昇した。日経平均 が終値で前日比+99.71円高の16383.88円、またTOPIXも同+10.87高の1558.94、JASADAQ指数は同-0.86安の76.61となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは輸送用機器、証券商品先物、卸売業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は小康状態で推移。ドル円相場は114.25-114.30円前後で推移、ユーロ円は163.70-163.77円前後で推移している。
★日銀展望レポート予測=追加利上げ=低金利政策弊害論をより強く主張へ?
クレディ・スイス証券チ-フエコノミストの白川浩道さんは25日、日銀「展望レポート」のプレビューを行った。
ポイントは次のとおり――。「実質GDP成長率及びコアCPI変化率に関する政策委員の大勢見通しは、07年度、08年度ともに幾分下方修正されることになろう。しかし、「景気が緩やかな拡大を続けている」という基調判断は変わらないとみられる。また、金融政策運営に関する第2の柱については、低金利政策弊害論がより強い口調で繰り返される可能性がある。」
★ホンダ07年度上半期連結=全事業増収、売上高は上半期7年連続で過去最高
本田技研工業株式会社(7267)の2007年度上半期業績は、全ての事業で増収となり、連結売上高は12兆3,000億円(対前年度比10.9%増)と、上半期として7年連続で過去最高を更新。営業利益は8,800億円(同3.3%増)、増収に伴う利益の増加、コストダウン効果ならびに円安による為替影響などにより、原材料価格の高騰影響、減価償却費、販売費及び一般管理費や研究開発費の増加などはあったものの増益となった。営業利益、税引前利益、関連会社持分利益、当期純利益は6,400億円(同8.0%増)、いずれも上半期として過去最高となった。なお、2007年9月30日を基準日とした第2四半期末配当金を、1株当たり22円とすることを決議した。第3四半期末配当金および期末配当金は、それぞれ1株当たり22円を予定、年間配当金は、第1四半期末配当金の20円と合わせ、19円増配の86円を予定している。
■2007年度上半期 連結決算説明会プレゼンテーション資料を掲載しました。
http://www.honda.co.jp/investors/meeting/
■『剰余金の配当および2008年3月期配当予想の修正に関するお知らせ』を掲載しました。
■『名古屋、福岡、札幌の3証券取引所における株式の上場廃止申請に関するお知らせ』を掲載しました。
http://www.honda.co.jp/investors/filings/
★ソニー07年度第2四半期連結=市場予想を超える好決算で株価が大幅上昇
ソニー株式会社(6758)が25日発表した2007年度第2四半期連結業績で、9月中間期連結決算、通期業績予想の上方修正(米国会計基準)を発表した。通期売上高を従来計画の8兆7800億円から8兆9800億円(前期比8.2%増)、税引前利益を同4200億円から5000億円(同4.9倍)に増額した。中間期売上高は前年同期比12.8%増の4兆595億4700万円、税引前利益は同6.1倍の1716億8200万円と、市場予想を上回った。これを受けて、今日午前の株価は前日比+370円(+7.24%)高の5480円に上昇した。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/index.html
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□業界最小(*1)のワットクラス・グリーンレーザ光源を開発 (*1)2007年10月25日現在。当社調べ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1wa_2DF_4y_kqp
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2007年9月業績速報の開示について
9月の連結売上高は、前年同月比12.6%減の6,301百万円となりました。投資育成事業の売上高1百万円を除く前年同月比16.0%増。(前年9月の投資育成事業売上高は1,780百万円。)
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/index.html
トレンドマイクロ株式会社(4704)
■米トレンドマイクロ、米Provilla社を買収、新たな情報漏えい防止対策を強化
~情報漏えい対策専業企業の買収で、より堅牢なコンテンツセキュリティを提供~
http://www.trendmicro.com/jp/about/investors/overview.htm
Posted by Yen-Dokki at 2007年10月30日 12:49