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サイバノミクス金融・経済レポート
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2007年04月26日

チャイナマネーと日銀・中国市場ウォッチ・経済指標を読むほか

■チャイナマネーと日銀/
  中国発「世界流動性再拡大」⇒日銀追加利上げの追い風


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は20日(金)、中国が利上げを積極化させることで、「先進国中央銀行の引き締め的な姿勢は、当面、正当化される」との見通しを示した――。

ポイント:
1-3 月期の中国のGDP 成長率は前年比11.1%となり、加速した。今後、中国の当局は、景気過熱と株価バブルの抑制を目的に利上げを積極化させるだろう。この結果、人民元には上昇圧力がかかり、当局の介入負担は増大する。中国の米国債市場に対する流動性供給は、今後、加速してくるだろう。世界的にみてインフレのリスクはアップサイドであり、先進国中央銀行の引き締め的な姿勢は、当面、正当化されよう。

▼中国市場ウォッチ/
 欧米の保護主義化=中国経済システムの危機招く


大和総研・投資戦略部の児玉卓さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、2ケタ成長を続ける中国経済について、「(人民元が)事実上の固定相場を続けていることの弊害が、景気拡大に伴って増幅するという構図である」として、次のような見方を示した――。
<中国経済の枠組みが内包する矛盾が再燃>

1-3月期の中国の貿易黒字は前年同期の倍を超える465億ドルに達した。また、恐らくは外貨流入の加速も手伝って、銀行の新規貸出額が急増し、昨年後半には沈静化の方向にあった投資が再過熱の兆しを見せている。これに対して人民銀行はしばしば引き締め政策を発動しているが、主たる手段は預金準備率の引き上げである。金利引き上げは米中金利差拡大を通じて外貨流入を激化させる要因となるため多用できない。事実上の固定相場を続けていることの弊害が、景気拡大に伴って増幅するという構図である。
以上は同国経済の枠組みが内包する矛盾が再燃したということであり、そのメカニズム自体に目新しさはない。問題はこうしたメカニズムが温存される中で、最近、貿易、ビジネス環境を巡る欧米からの圧力が強まっていることである。今月に入って、欧州委員会は中国からの鉄鋼製品に関し、反ダンピング等の対抗措置の検討を始め、米政府も中国における知的財産権の侵害につき、WTOへの提訴を検討していることを明らかにした。先進国が保護主義に傾斜するとすれば、世界経済との一体化をテコとした高成長下にある中国へのインパクトは甚大である。

▼経済指標を読む/
 2月全産業活動=第3次産業活動が7割押し上げ


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は20日(金)、経済産業省が発表した2月の全産業活動指数について次のようにコメントした――。

(1) 2月の全産業活動指数は前月比0.9%上昇、4ヶ月ぶりにプラス
(2) 3月が1.0%以上低下しない限り、1-3 月期は前期比プラスを達成可能
(3) ただし、生産が予測調査通りであれば、全産業活動指数の伸びは鈍化しよう

<3月が前月比1.0%以上低下しない限り、1-3月期は同プラス達成へ>

経済産業省が発表した2 月の全産業活動指数は季節調整済み前月比0.9%上昇となり、事前のコンセンサス予想(同0.4%低下)を大幅に上回ったものの、これは鉱工業生産指数及び第3 次産業活動指数同様、2006 年の年間補正が行われた結果、1 月が大幅に下方修正されたためである。内訳の全てのコンポーネントが前月比で上昇したが、昨日発表された第3 次産業活動指数の前月比1.0%上昇、0.63%ポイントの寄与が全体の伸びの7 割を押し上げた。また、鉱工業生産指数(前月比0.7%上昇、0.15%ポイント)が寄与した他、建設業活動指数(同2.3%上昇、0.12%ポイント)の寄与も大きかった。

全産業活動指数は、実質GDP 成長率とほぼ同様の動きを示す。
全産業活動指数は3 月が前月比1.0%以上低下しない限り、1-3 月期は前期比プラスを達成できる計算である。しかし、このところ生産が弱含んでいるため、予測調査通り3 月が前月比1.8%上昇しても、1-3 月期は前期比0.6%下落となり、0.1%ポイント程度の全体の押し下げ要因となる。全産業活動指数は前期比プラスを維持するものの、1-3 月期に比べ伸びが鈍化しよう。

【Washington Political Report】(有料)特約 (April 14-20, 2007)
ゴンザレス司法長官・イン・トラブル

8人の連邦検事解雇を巡る責任を追及されているゴンザレス司法長官は、19日(木)の上院法務委員会の公聴会でも各議員を満足させる答弁をすることができず、同長官が今後長期に亘って職に留まることは難しくなったとの印象を残しました。

連邦検事の解雇そのものが問題だとする民主党の追及は元々はブッシュ政権を窮地に陥れようとした政治的な意図によるものであって、ゴンザレス長官が反論する如く、解雇そのものに違法行為があった訳でも倫理的問題があった訳でもありません。問題はむしろ、解雇のプロセスにおけるゴンザレス長官の責任感の欠如や、政治問題化して以来のゴンザレス長官の弁明の首尾一貫性の欠如にあります。

以前に議会公聴会で説明したこととその後の公聴会でおこなった説明とに食い違いがあったり、僅か5ヶ月前の昨年11月末の解雇を決定した大事な会合の記憶がないと答えたり、解雇の最終責任は自分にあるが解雇そのものは司法省幹部の進言に基づいたものであったと言って責任の所在を曖昧にするような説明をしたり、同じ会合について彼の記憶と彼の首席補佐官の記憶が全く違うものであったり、というゴンザレス長官の答弁は、普段はブッシュ政権をかばう共和党保守系の議員の懐疑を膨らませることになりました。

ジェフ・セッションズ上院議員と言えばアラバマ州出身で南部なまりの英語で南部出身の保守系の連邦判事候補を強力に弁護し民主党の偽善的な態度を厳しく批判することで知られていますが、そのセッションズ議員でさえ、昨年11月26日の連邦検事解雇を決めた司法省幹部の会合が記憶に残っていないと繰り返すゴンザレス長官には開いた口が塞がらないという感じでした。ゴンザレスが幾ら忙しかったからといっても、僅か5ヶ月前の、それも非常に重要な決定をした会合を覚えていないというのでは、実のある議論はできないというのがセッションズ議員の苦笑いを交えた反応でした。(以下略)

▼今日の株価予想/
米国株大幅高や円相場の落ち着きには素直に反応


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

先週末の米国株式は大幅上昇となった。グーグルやキャタピラーなどの好決算を受け引き続き企業業績への見直しが続き、これが相場全体の底上げにつながった。その結果、NYダウは史上初めて12900ドル台に乗せ、またナスダックは2001年2月以来の高値を更新した。

これを受けて、本日の東京市場は買い先行となりそうだ。先週末の相場は動きこそ鈍かったものの、ひとまずは下値を固める形にはなった。そのため、米国株式の大幅上昇や円相場の落ち着きには素直に反応しそうだ。一方で、寄り付き前の外資系証券の注文が先週は売り越しが続いたことから、海外投資家の動きに対してはなお神経質にならざるをえない。また、本格化する決算発表を見極めたいと慎重な姿勢をくずさない向きも少なくなさそうだ。そのため、本日の東京市場は、戻り売りを確かめながら、上値を試す動きになりそうだ。
テクニカル分析
先週末の日経平均株価は反発。戻りを試したものの、高値は17502円と心理的な節目の17500円水準で上値を押さえられた。一方、ザラバの安値は17404円にとどまった。17400円台を回復した3月22日以降は1ヶ月にわたり、16999円(4月2日安値)~17782円(4月17日高値)のレンジの中での相場だが、その中心は17390円。したがって、下げ止まった17400円水準は注目されるサポートの1つである。なお、中期的に見ると、3月の高値17558円(26日)と4月の前半の高値17747円(9日)を結んだ上値抵抗線と、3月の2番底となった16628円(14日)と4月の安値16999円(2日)を結んだ下値支持線にはさまれた形で、上昇トレンドを形成中である。そして、先週はザラバではこの下値支持線を割り込む場面があったが、終値ではこの上の水準を維持している。そこで、次に先週末の高値を上回ると、4月19日高値の17530円を上抜ける可能性が強い。そうなると、中期的な上昇基調の維持が明確となり、19日の安値17219円を底値にして今度は上値抵抗線に向かう可能性が出てくる。一方、先週末の安値を割り込むと、19日の安値があらためて意識されてこよう。そうなると、3月からの上昇に対する調整として、3月の安値16532円(3月5日)~17382円に対する50%押しとなる17150円や、61.8%押しの17010円を目指す可能性も出てくる。

話題の銘柄
8993 アトリウム/活況な不動産市場のなかでも好ポジション、目標株価4500円

大和総研では、「07年2月期決算は、前期比59%経常増益での着地。当社従来予想に対しては経常利益で12億円上ブレとなった。想定を上回る物件売却の進捗が主な理由。また、不動産融資保証事業でも当社予想を若干上回る利益進捗となっており、総じて好決算であったと考えている。今回の決算を受けて当社業績予想を増額した。不動産融資保証事業の利益貢献が続くことに加え、同事業拡大に伴う不動産情報量の増加が仕入増加に繋がることにより、流動化事業などの利益伸長も続く見通しである」と指摘。今2008年2月期連結経常利益を従来予想156億円(EPS185.8円)から175億円(EPS204.9円)へ、来2009年2月期同184億円(EPS238.2円)から192億円(EPS246.3円)へ増額。「足下で中小型不動産関連銘柄の株価は軟調に推移しているが、同社は高いデューデリジェンス能力や融資保証事業の事業拡大に伴う不動産情報の増加などを背景に今後も力強い利益成長が続くと予想されることから、引き続き強気の投資スタンスを推奨する」と指摘。レーティング「2」、目標株価4500円を継続した。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼円キャリーバブル/
 バブルの規模は、破裂してみて初めて分かる


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は21日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

金曜は何もやらなかった。前日の悪質な大きな往来相場で傷ついた向きが多いと思って、そういう時はあまり近寄らないほうが良いと判断した。夜中過ぎてからNYはいつものようにコソコソやり始めているけど、あまり実態があるようにも思えない。週明けの動きを見てから再考したいね。
それにしても欧米の株価の上げが止まらないなあ。というか日本株だけ冴えない。
日本政府のやっている事が何かおかしいんだよ。世界にお金を供給するなら、わが日本を何とかせいって。今日も間接的にインド人から相談を受けた。低金利の円を借りてユーロにしてくれ、それを機械購入資金にするんだと言う。ああ、来た来たと思ったね。インドの中小企業は皆これにはまっているからね。だから、何か狂っているんだよ、日本の金融政策は。円キャリーの世界的な金額が20兆とか40兆円とか言われているね。我らが財務官はたいしたことない。崩壊などありえないみたいな事を言ってたけど、それは違うね。誰もバブルの大きさは破裂しなければ、その規模はわからないんだよ。
日経平均の38915が7607になるなんて予想できた人など皆無だと思うよ。しかも途中のアップダウンを入れて14年かかって底打ちしたんだよ。だから今の円安バブルも最終的にどこまで進んで、どこで分岐点を迎えて、ブーメランの着地点はお釈迦様でもご存じないんだよ。株式市場のバブル崩壊でどれだけの人たちが破産、会社が破綻したか想像を絶する事だ。

バブルは揺り篭。今はその盛りだから個人の人たちが呉越同舟でも別に構わないと思っている。ただ、怖いのはこの味を知ってしまった以上、抜け出すことは不可能に近いんだ。暴力的にやってくるからね。(4月21日。土曜日。春は雨が多いことを思い出した週。)

▼ユーロ円相場/
 「円キャリー・トレード」を復活させるような値動き


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

ドル円相場
4月20日金曜日の東京市場では、[118.50]を上に抜けて、概して、[118.60-80]程度の持ち合いに推移。4月20日金曜日のロンドン市場でも、その水準程度で小動き。
4月20日金曜日のニューヨーク市場では、安心感が広がり、もう一段の高値まで「ドル買い円売り」が進み、[118.90-00]レベルまで上昇したが、[119.00]には届かず。ニューヨーク・クローズにかけて、若干、小緩んで、[118.60-70]レベルで引けた。
ユーロ円相場
4月20日金曜日の東京市場では、安心感からか、「円キャリー・トレード」を復活させるような値動き。ユーロ/円(EUR/JPY)は、ニューヨーク・クローズよりも、一段高く推移して、[161.50]を回復。
東京市場で、一時、高値[161.85-95]レベルを付けた。東京市場クローズは、161円台ミドル。
20日金曜日のロンドン市場、ニューヨーク市場は、[161.50]を挟んで、30銭程度で振幅した。
---[161.20-80]程度で上下動を繰り返した。---概して、高値水準に戻しての持ち合いとなった。
ユーロドル相場
4月20日金曜日のユーロ/ドル(EUR/USD)は、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場と、終日、[1.3600]前後の高値圏で、「高値持ち合い」に推移。値動きとしては、特筆するところはない。
(中略)加筆するならば、[1.3700]を上にブレイク(上昇突破)するようならば、高値水準で、怖いところですが、「ユーロ買いドル売り」で付いて行くところ、と考えています。さすがに、4月20日金曜日のロンドン市場、ニューヨーク市場でも、高値水準で、手が出なかった、といった印象です。
このまま、「高値水準での持ち合い」が続き、結局、ゴールデン・ウィークになってから、---つまり、4月末から5月に入ってから、---[1.3700]を上にブレイク(上昇突破)するパターンだと、『手の出しようが無くて、嫌だなぁ・・・』と思っています。
そうならないように、週明け前半に、---つまり、4月23日、24日、25日までに、さっさと決着を付けて欲しい、と願っていますが、マーケット(相場)は、いつも意地悪ですから・・・。---
上記『・・・』は、ゴールデン・ウィーク中に、[1.3700]を上にブレイク(上昇突破)するパターンが来そうだなぁ・・・という『畏れ』です・・・。それは、「ことわざ」なのか、単なる感想なのか、知りませんが、英語で、“The Market is always so mean....”---マーケット(相場)は、いつも意地悪---と、よく言います・・・。mean:(形容詞)みすぼらしい、けちな、卑劣な、意地の悪い、扱いにくい、厄介な。

▼展望レポートと債券相場/
 週央にかけやや軟調に推移後、週末は買い戻しへ


メリルリンチ日本証券・調査部、債券ストラテジストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru.Kumagai / Merrill Lynch Co., Ltd.)は20日(金)、今週の債券相場について、「今週も、債券市場ではレンジ相場が継続する見通しである」と語った。

注目材料は、①日銀展望レポート(4/27 公表)、および福井日銀総裁による定例記者会見(4/27)、②わが国の主要経済指標、③20年利付国債入札(4/24)、④米債券相場の動向、の4 点である。

(1)日銀展望レポート及び福井日銀総裁定例記者会見(4/27)
今週は、日銀展望レポート(4/27 公表)の公表に加え、福井日銀総裁による定例記者会見(4/27)が予定されている。当社では、両材料ともに、基本的に従来の日銀執行部の見解を踏襲した内容となり、大きなサプライズはないと考えている。日銀は、長い目で見ると物価が上昇基調で推移するとの見方から、緩やかながらも着実に金利水準の調整を進める意向である。債券相場の反応としては、週央にかけて、日銀展望レポートへの警戒感からやや軟調に推移した後、週末には、材料出尽くし感から、債券が徐々に買い戻される展開が予想される。

(2)わが国の主要経済指標
今週、わが国では、CPI(3-4 月。4/27 公表)、鉱工業生産(3 月。4/27公表)、全世帯家計調査(3 月。4/27 公表)、完全失業率(3 月。4/27 公表)、有効求人倍率(3 月。4/27 公表)といった主要経済指標が目白押しとなる。今週はわが国の製造業に関して、若干心配なデータが発表された。4/19 に発表された、わが国の半導体製造装置BB レシオは急速に落ち込んでいる(図11)。また、4/19付の日本経済新聞(夕刊)の1 面では、足許でDRAM価格が急落していることが報じられている。以上の状況を勘案すると、今週発表される鉱工業生産(3 月分。4/27 公表)がハイテクセクターを中心に下振れする可能性については一定の留意が必要となろう。

▼今週の債券相場/
週末に展望レポート控え、中短期中心に神経質な展開へ


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年285回債利回りは1.650~1.720%と予想する

今週の10年285回債利回りは1.650~1.720%と予想する。週末に最大の材料と言える展望レポートの公表を控えており、中短期ゾーンを中心に神経質な展開が見込まれる。一方、長期、特に超長期ゾーンは明日の20年国債入札後、相対的に強含む可能性が高い。もちろん、米債や株価は注目される。イールド・カーブは5年までがスティープ化、それ以降は基本的にフラット化と見込んでいる。


▼今週の長期金利/
波乱要因=GW前、週末にかけポジション調整


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝7:25、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#285)1.650%~1.730%
・ 債券先物(6月限) 133.30円~134.00円

<シナリオ>
長期金利は、発表される日米欧の重要経済指標等に神経質に反応して上下に振れ、方向感が定まらない。日本では週末にイベントが集中しているので、週央はもみ合い、レンジ形成に止まる。ただし、世界的くすぶり始めたインフレ懸念を背景に、どちらかと言えば強含み。波乱要因はGWを前にした週末にかけてのポジション調整の動き。ポイントは、(1)日銀「展望レポート」(27日)、(2)国内の景気・物価動向、(3)海外の景気・物価動向など。

▼NY金相場予想/
白金の上げ止まりない限り、金も追随買いへ


エース交易ホームトレード部の陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi)は、金先物相場について、「需要構造拡大から価格上方へシフト」として、概ね次のようにコメントした――。

<「白金ETF」設定が強材料になり、金価格を押し上げ>

白金の上場投資信託(ETF)設定が強材料になって、金価格が押し上げられている。
スイスのチューリヒ・カントナル・バンク(ZKB)が「白金ETF」を5月10日に発売する計画を発表したが、南アの生産最大手アングロ・プラチナム社が供給不足を懸念する立場から現物を提供しない方針を示し、これが市場の供給逼迫懸念をあおった。

原油価格が落ち着き、地政学的リスクも後退している状況で、NY金価格は700ドル突破が目前に迫り、国内金価格も21年ぶりの高値とあって、天井近しとの見方が出ている。NY先物金買い残は、2月末の690ドル時点で14万2092枚だったが、4月10日時点で11万3000枚だからまだ買い余地がある一方、取組高は2月時点より少ない。白金は取組高、出来高共に2月時点より増加し典型的な強気相場になっている。現在の貴金属相場が白金主導であることがわかり、白金が上げ止まらない限り、金も追随して買われるだろう。

ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は米国株の大幅高を好感してほぼ全面高。日経平均 が終値で前日比+164.89円高の17617.51円、またTOPIXも同 +11.62高の1721.69、JASADAQ指数は同-0.80安の78.56となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、鉱業、ゴム製品、機械、輸送用機器、鉄鋼などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は、ドル円相場は118.80-118.85円前後で推移、ユーロ円は161.51-161.58円前後で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

カブドットコム証券株式会社(8703)
■「あんしん株券入庫キャンペーン」の実施
~ 株券をご入庫いただいたお客様に抽選で現金2,000円プレゼント ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20070420.asp

松下電器産業株式会社(6752)
□2波長高出力レーザの生産能力を2007年度に月産1000万本へ増強(4月19日)
  http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?VW_2DF_33_kqp

ソニー株式会社(6758)
■ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズABの「2007年度第1四半期連結業績概要」
携帯電話端末販売数量は前年同期比63%、売上高は同47%増加 税引前利益は前年同期比139%増の3億6,200万ユーロを達成 新製品のW880によりウォークマン携帯電話シリーズをさらに強化普及価格帯製品および中位機種の貢献により前年同期比で市場シェアが向上http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/SEMC/200704.html

積水ハウス株式会社 (1928)
■学研「まんがでよくわかるシリーズ」 積水ハウス全面協力のもと『住まいのひみつ』を発刊
小学生の学習教材として全国の小学校・公立図書館へ寄贈
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2007.html

Posted by Yen-Dokki at 2007年04月26日 18:45
 
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