|
|
ケンミレ株式情報レポート |
|
|
2007年01月16日
ローマは一日にして成らず【森田レポート】
■本日の要点
「ローマは一日にして成らず」、大半の方がこの諺をお聞きになったことがあると思います。この諺から株式投資に学べることは何か、詳しくは本文をご覧下さい。◇ローマは一日にして成らず
ある方が31歳の誕生日を迎えるのでメールを送ることにしました。31歳から40歳の人生の使い方が40代の人生を決めます。特に人間の脳は35歳で『死ぬ』といわれていますので、30代をどう生きるかは『単なる10年ではなく、人生の後半戦をどう生きるか』にかかわってきます。そして30代前半は20代後半の努力分だけが実り、30代後半は30代前半の努力分だけのリターンがかえってきます。つまり、大きな変化は長い期間の努力が必要になるということであり、それは小型のモーターボートの方向転換と戦艦大和などの巨大船の方向転換と同じで、結果が出るにはそれぞれに要する時間の差が生じるということです。
言い換えますと生き方を変える努力を始めた後、最小の変化が起きるまでには6ケ月程度の期間が必要であり、それ以内で大きな変化を起こすことは難しく、単にあがいているだけであり、あがく分だけ損をしているだけと私は思っています。
株式投資でいいますと、投資成果をあげるためにおこなった今年の努力が実るのは来年からであり、まだ大きな変化が起きていない今年に大きな投資成果を挙げたいと思った瞬間に『負け組』に入る危険性があるということです。具体的には『売買回数とリスクは正比例』しますので、今年の相場で売買回数を多くして利益をたくさん得ようと考えますと『リスクが高くなる』ということになります。
株式投資は『負けたあとで、やり直したい』と言っても許してくれません。将棋のように『待った』が利きませんので、一度発生した損失は戻ってきませんしリセットもできません。そして、当たり前のことですが、投資資金が多ければ多いほど利益額も損失額も多くなるものです。
ということは、大きく儲ける能力が備えられる前に危険な投資をしますと、儲けられる能力が付く前に大切な投資資金がなくなってしまうことになります。株式市場は何時でもありますので焦る必要はありません。株式投資に自信がない投資家は『今年は着実に儲ける』ことを目標に、自力を付けることに時間を使った方がよいと思います。
ノーベル賞を取った江崎玲於奈氏は『チャンスの女神はそこいら中に飛んでいて、つかまえることができる』のですが、つかまえられるチャンスの女神は『自分が行った努力分の大きさの女神』だけだと言っています。終われば1年は短いものですから、是非1年1年進歩していってください。
ローマ人の物語を読んでいますが、知力も芸術力も武力も別の国が一番という時期に、どうしてローマ帝国が誕生できたかという小説なのですが、全部で16冊あるなかで、まだ1冊しか読んでいませんが、それでもローマ人とギリシャ人とスパルタ人がそれぞれ国を統治するために取った戦術の違いから、どうしてローマ帝国ができたかが『うっすらと』分かってきました。
それは、ローマは征服した国を属国にして国民を奴隷にするのではなく、ローマ人と同じ権利をすべて征服した国の国民に与えたからでした。つまり、ローマが管理監督する国を作るのではなく、征服した国がすべてローマになったからでした。
これを投資資金と投資技術に置き換えれば、投資の上手い投資家は一日にしてならず、日々の生活のなかで『一つ、一つ、知識や技術を増やしていって、いつの間にか上手い投資家になる』ということになりますし、同じように投資資金も『短期で急増させる』のではなく、自然に常識の範囲内で毎年増やしていって、気が付いたら巨額の資金がたまっていたというようになる方がよいと思います。
◇今年の株式市場は『チャンスの市場』になる可能性が高いと言えます
何度も申し上げてきましたが、今年の株式市場は『チャンスの年』になります。なぜならば、昨年大幅調整して2003年~2005年まで3年間上昇した過熱分の修正が終わったからです。昨年は押し目買いをしても、買った後にすぐに下がってしまいましたので、押し目は危ないと思われた方もいらっしゃると思いますが、株式投資で確実に財産を増やす方法は『押し目』以外にないと言えますし、今年の株式市場は大幅調整終了ですから『押し目買い戦術』が今年は一番リスクが少なく、リターンが多いと考えております。高値買いをしますと、運がよければ買ってすぐに儲けられますが、『上がれば下がる』のが株式市場ですから、高値で買う場合には『買ったあとに上がる確率よりも下がる確率の方が高く』なると言えますし、また下がった時の下落率も大きくなります。つまり、高値買いは『リスクが高く、財産を増やす』という目的にはそぐわないと言えます。
逆に楽しんで株式投資をする時には『高値買いはリスクが高い分だけスリルがあります』ので面白いと言えます。人生訓話は面白くないと思って読んだ方もいらっしゃると思いますが、孫子の兵法にもありますように、情報が勝つための必須条件です。これまで申し上げたことは『孫子の兵法』を株式投資に応用した時の『精神コントロール』であり、情報を有効に使えますと、株式投資で余裕が生まれ、勝つ確率を上げることができると私は思っています。
昨年は例外だと思って、今年は1から再度割安株投資を行ってください。それが勝つための一番の『近い道』になると思います。
◇脳の活性化
35歳からの脳は、縮む人と発達し続ける人に分かれます。MRIという頭の断層写真を取りますと、脳の回りに黒く写る部分がありますが、これは縮んだ脳と頭がい骨の間の隙間に水分が入るからです。ということは、黒く写る部分が多い人ほど『脳が退化』しているということになります。私は社会人となって初めて『12月23日から1月8日』まで17日間の長期の冬休みを取りました。これまでは元旦だけ休み、ゴールデンウィークも仕事をしていましたので、どのような休みになるのかと思っていましたが、結果は非常に単調な休みとなりました。
ほとんどの日を外出せずに『スーパーファミコン』をしていました。そして1月2日からは58歳で初めてピアノのレッスンを始めました。私は昔からロールプレイング・ゲームが好きで、特に『ファイアーエンブレム』は数あるロールプレイング・ゲームの中でも史上最高傑作といえるもので、このファイアーエンブレムを3回『物語を変えてクリア』し、休みの最後の方からはドラゴン・クエストVに移りました。
実は私はまだ脳に黒い部分がないのですが、それは本を読むことが好きなことと、もう一つロールプレイング・ゲームが好きだからだと思っています。是非、脳を活性化して、生き続けた時に『楽しい人生を生きられる』訓練をしてみていただきたいと思います。
レポート担当:森田 謙一
Posted by Yen-Dokki at 2007年01月16日 17:21



