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2006年03月31日
米FRB利上げ・海外株式ウオッチ・今日の株価予想・経常赤字とドル円ほか
▼米FRB利上げ/
3%以下の成長減速見えれば、利上げは一旦終了?
FRBは大方の予想通り、FF金利を0.25%引き上げ、4.75%とした。声明での景気、インフレ判断からみると、5月にも利上げがなされて5%金利にいたる可能性が高い。
東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo
Securities Co.,Ltd.)は、問題はその後だとして、こう語る。「前任のグリーンスパン以上に“聴衆を煙に巻く”バーナンキ議長の最近の発言から類推すると、5%という金利水準は「中立」ではなく「引き締め的」と評価し、3%以下の成長減速が見えてくれば、利上げは一旦終了、ということになるのではないか。」
さらに、その心は以下の2点にあるとして、次のようにコメントした――。
<バーナンキ議長の“心”は・・・?>
まず、「中立的なFF金利水準」については、一般の認識“4.5-5.0%”よりも低いと見ている可能性が伺える。従って、現行水準は既に中立水準を越え、引き締め的との認識をもっている可能性がある。彼のスピーチの中では、米国の長期金利が何故低いかの理由如何で、「中立的な金利水準」は変わるとしている。例えば、長期金利の低さが、中国や途上国も含めた「貯蓄超過」にあり、その余剰資金が米国に流入しているためならば、「中立的な金利水準」はその分低く見るべき、とする。
逆に、中国や日本などの中央銀行が為替介入などの結果、米国債を大量に買っているために需給がタイトになっているためならば、金利をもっと引き上げなければならない、とする。このいずれの可能性もある、としているが、バーナンキ議長の持論は、このうちの前者であることは、過去の発言からも窺い知れる。
▼海外株式ウオッチ/
金利上昇でも、先進国の株式相場は堅調な展開へ
日米欧揃って、市場の予想よりは引き締め度合い、
もしくは引き締めスピードが強まった格好だが、日米欧ともに株価は上昇した。
大和総研・投資戦略部シニアストラテジストの成瀬順也さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、短期的には、グローバルマネーの自国回帰、安定成長の地域・セクター・銘柄の選好、大型株志向など、ややリスク回避的な動きが続くだろうとしながらも、こう語った。
「世界的な長期金利の上昇(もしくは上昇懸念)を考えると、リスク回避は株式市場内での話であり、株式→債券という形でのフライト・トゥ・クオリティは起きないだろう。逆に、債券→株式という資金フローの方が期待される。当面、先進国の株式市場は堅調な展開を辿りそうである。」
その上で、成瀬さんは次のようにコメントした――。
▼今日の株価予想/
戻り売りをこなしながら、下値を固める動きへ
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場は、下値を固める動きが予想される。
昨日の米国株式は急落となった。注目されたFOMCの声明で利上げの休止につながる示唆がなかったことや、原油相場が66ドル台まで急騰したことから、株価は終盤大きく値を下げた。また、シカゴ市場の日経先物は 16670円まで上昇していたが、取引終了にかけて押し戻された。
これを受けて、本日も慎重なスタートとなりそうだ。相場は昨年来の高値圏にあることで、米国株の下落は利益の確定売りを誘いやすい。ただ、米ナスダックは下げ渋るなど、米国の金融政策の影響も限定的。また、引き続き、新年度の資金流入期待から押し目買いが相場を支えそう。そのため、戻り売りをこなしながら下値を固める動きになりそう だ。
テクニカル分析=今週の相場は、16600円が最初のサポート
テクニカル面から見ると、昨日の日経平均株価は3日続伸となった。朝方は下値模索となり、先週のレンジの下値支持線16462円(3月24日安値)に迫る場面もあったが、安値は16463円までとあとわずかのところで下回らなかった。そのため、逆に戻りを試す動きとなり、終値では2月7日以来となる高値で取引を終了した。ちなみに、配当権利落ち分の70円強を終値に加えると、終値での昨年来高値となる2月6日の16747円 を上回っている。
さて、ここからの上値の節目は、ザラバでの昨年来高値となる 16777円(2月6日)。仮にここを突破すれば、目標値としては、15553円(3月8日安 値)~16410円(3月14日高値)までの上昇幅857円を、16032円(3月16日安値)に加えた16889円がある。なお、先週のもみあいゾーンの倍返しも16872円(=16667円 +205円)とこれに近い。一方、今週の相場は、昨日の前場を除けばほぼ16600円台の値動きであることから、16600円が最初のサポート。ただ、これを割り込むと、心理的な節目の16500円が下値のサポートとなる。
話題の銘柄
エン・ジャパン(4849)/ターゲットプライスを898000円に設定
完全失業率の低下、有効求人倍率の1倍回復など、雇用環境の改善が進んでいる。また、人材の流動化、雇用形態の変化などにより、ここ数年、人材サービス関連企業の業績が急拡大している。日興シティでは「ただ、人材調達リスク、正社員雇用の高まりなど、必ずしも全ての人材サービス関連企業がこの恩恵を受けるわけではない。市場の高まりに反し、投資対象として魅力的な企業が少ないと判断している」、「その中で、エン・ジャパンは、高成長が期待されるインターネット求人広告分野に経営資源を集約し、人手不足が台頭する中、数少ない投資対象となろう。また、収益力、財務体質などの面でも魅力的である」と指摘。今2006年12月期経常利益47.5億円(EPS10539円)、来2007年12月期74億円(EPS16303円)、2008年12月期97.8億円(EPS21591円)を予想。ターゲットプライスを898000円に設定、投資評価「1H」で新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ネット・インベスター/
28日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は28日(火)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
28日(火)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
日本円とNZドルが、同格の弱さに転落
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
市場は乱闘並み。恐れ入ったね。
よくまあ、これだけ往来相場ばかりやっているもので呆然って感じ。ドタンバタンやっている姿が目に浮かぶ。昨日、円は全面高、全面安になりやすいと書いたが、本当にやっているんだから驚く。と言うわけでこの日は円全面安。
大体、早朝に116.80くらいだったのを時間を見計らって前日の思い出よ、もう一度とばかり売り込んできたのを見て、「嘘つけ、ただの仕掛けだろうよ」と、すぐにわかったね。案の定、簡保だ生保だ、一緒に乗ったファンドというわけで買い攻勢。それで夜中に出た指標は、今度は4年ぶりの数字となり、ドル高。おいおい、って感じのアメリカの指標。良いのが出るか悪いのが出るか、一貫性がないから、サイコロでも振ったほうが良いのではないか?
ユーロ円は139円台の後は、あれ?と思う月曜の朝の値段。ポン円は203円が205円、ユーロオージーはぶっとんでいるし、太平洋は回復しそうだったのが足をすくわれているし、いつの間にかスイスフランが最強に躍り出ているし。そういうわけで、深手を負った連中が死に物狂いでドンパンやっている印象で、とてもマーケットの質が良いように見えない。これが例の期末要因なのかねえ。と言うわけで円とNZが同格の弱さに転落。そしてこれからFED。もう、お手上げ。
(3月29日。水曜日。都内桜7分から満開。)
<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。
▼経常赤字とドル円/
中期的な「相場の肝」は、あくまで資本フロー
ブックフィールドキャピタル株式会社・取締役副社長の田中泰輔さん(Taisuke Tanaka/ Executive Vice President, Book Field Capital Co.,Ltd.)は昨日、ドル円相場について、「経常不均衡の変化は緩慢であり、3~6ヶ月の為替相場のダイナミズムを生む直接の動因ではない」として、次のように語った。
FOMC前のひと時、本日は「質問に答える」のパート3。
当レポートの#06-02(3月15日付)で、米国の経常赤字のファイナンスは「今そこにある危機」ではなく、ドルは堅調を維持可能と指摘した。これに対して「04年秋から昨年春に、米経常赤字への懸念からドルが急落したことをどう説明するのか」という質問をいただいた。
<経常不均衡の是正=為替レートのみで達成するのは不可能>
筆者の認識では、経常赤字の水準は数年スパンで緩慢にしか変化せず、3~6ヶ月の相場のダイナミズムを生む直接の動因とはなりえない。この期間の経常収支の変化は、米国と貿易相手国との景気格差によって説明される循環的現象だ。図表1では景気格差として、GDPギャップ格差と、本来経常不均衡をより直接的に説明しているはずの内需パフォーマンス格差を並べて描いている(近年、米国の貿易相手国の経済が対米輸出によって支えられる構図が、図表1の両線の乖離から読み取れよう)。
経常不均衡の是正には内外需要格差の修正が必要になる。これを為替レートのみで達成するには、例えばドルが貿易相手国通貨に対して30~40%減価し、数年間とどまることが必要であり、現実的には不可能だ。そもそも内外経済の需要水準が変わるほど為替水準が変化すれば、金利が動く。その金利に逆らって、為替のみが数年も不均衡是正に向けて動くことはありえない。
<田中氏のプロフィール>
1983年に日本長期信用銀行に入社、債券およびマネー・ディーラーを務める。バークレイズ銀行、ABNアムロ銀行を経て、94年にクレディ・スイス銀行東京支店ストラテジスト。2000年にクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券東京支店に移り、為替ストラテジスト、チーフ・マクロ・ストラテジスト、チーフ・エコノミストを歴任。04年9月モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、チーフ通貨ストラテジスト(日本)を務める。06年3月現職。東京外為市場の主要なアナリスト・ランキング調査で、15年以上にわたり常にトップ・クラスにランクイン。
▼ドル円予想/
米FOMC声明文に反応、117.70-118.00の高値持ち合い
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2006年3月29日【マーケット・コメント】
---FOMC:[0.25%]の利上げで、FF金利は[4.75%]---
---声明文:FRBは利上げ継続姿勢を保持---
昨日(3月28日)のニューヨーク市場では、事前の大方の予想通りに、FOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)で、政策金利(FF金利)を、[4.50%]から[0.25%]引き上げ、[4.75%]とすることを決定した。
---[0.25%]の引き上げが実施されることは、 マーケットに織り込み済みの状態になっている。---
FOMC声明文は、次回以降のFOMCでの、さらなる利上げを示唆するものであった。
---つまり、FRBは利上げ継続姿勢を保った。---
[0.25%]の引き上げは、「織り込み済み」だったが、マーケットは、声明文に反応した。
FOMCの発表直前のドル/円(USD/JPY)は、[117.20-30]レベルだったが、急上昇して、30分もかからずに、[118.00]を越えた。
その後は、今のところ、[117.70-118.00]程度の高値持ち合いを形成している。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今週初(3月27日月曜)のメールマガジンで、事前に考えていることを配信したが、その通りの展開となった。
一部、引用します。(中略)
<松田氏のプロフィール>
三菱信託銀行に入社。本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務を従事。米国ファースト・インターステート銀行に転職。その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。東京外国為替市場委員会の委員。住友商事にて、外国為替、JGB、日本株、米国株、貴金属、石油取引に伴う外国為替を担当。現在、パフォーマンス・キャピタル(株)。
▼今日の長期金利/
昨日の米債安を受けて、長期金利は上昇か?
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
【予想レンジ】
・ 長期金利(#277) 1.710%~1.740%
・ 債券先物(6月限) 133.65円~133.90円
【見通し】
本日の長期金利は、昨日の米債安(世界的な金利先高感の高まり)を受けて上昇しそうだ。
バーナンキ議長のもとで初めて開催された米FOMCミーティングは昨日、FFレートの誘導目標を市場予想どおり0.25%引き上げ年4.75%とした。焦点だった声明文は、“バーナンキ色”が強く出るといったサプライズはなかった。『金融引き締めがさらに必要になるかもしれない』など前回声明(1月31日)の表現をほぼ踏襲し、物価上昇への警戒感を緩めない姿勢を示した(以上、各種報道より)。
債券先物チャート
6月限の日足は、陰のコマで気迷い。
【チャート・ポイント】
138.56円:2006年の最高値(1月18日のザラバ高値)
137.29円:マド埋め(1月26 日のザラバ安値)
137.11円:雲上辺(本日)
136.68円:雲下辺(本日)
135.82円:限月間マド埋め(3月8日の3月限ザラバ安値)
135.31円:基準線
134.54円:マド埋め(3月10日のザラバ安値)
134.33円:3月28日のザラバ高値
≪133.99円:昨日の東証6月限終値,前日比▲0.12円≫
133.98円:転換線
<133.90円:本日の6月限予想レンジ上限>
≪133.77円:昨日のLIFFE6月限終値≫
133.89円:5 日移動平均
<133.65円:本日の6月限予想レンジ下限>
133.54円:3月22日のザラバ安値
133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)
130.15円:2000 年中のザラバ最安値(3月28 日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純、7:40am)
ニュース・チェック
★午前の東京市場=為替はドル高・円安、株価はやや堅調に推移
今日午前の東京株式市場は、NY株が下落したものの比較的堅調に推移。日経平均 が終値で前日比+131.05円高の16,821.29円、またTOPIXも同+9.92高の1702.65、JASADAQ指数は同+1.18高の120.35となった。全銘柄中で値上がり率トップはムラキ(JQ:7477)で、同+39.13%上昇して320円。東証1部ではニッシン(8571)で、同+11.40%上昇して127円となった。またドル円相場は、117.80円台後半で推移、ユーロ円は141.40円台で推移している。
★大和証券グループ本社=NECビッグローブの第三者割当増資引受+業務提携
株式会社大和証券グループ本社(8601)は28日、日本電気株式会社(NEC)が本年7月1日付けで設立する新会社 「NECビッグローブ株式会社」 の第三者割当増資に応じるため、NEC、住友商事株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社電通、株式会社博報堂との間で、株式引受契約を締結した。なお、同社の引受金額は約28.8億円、増資後の持ち株比率は5.0%となる予定。併せて、同社とNECは、「BIGLOBEマネー」での株式等に関するタイアップページの構築や金融・経済コンテンツの提供等の業務提携を進めることで基本合意した。
http://www.daiwa.jp/CACHE/japanese/press.cfm
■日本電気株式会社(6701)=NECビッグローブ株式会社の設立について
~ BIGLOBEの事業価値最大化へ向けた分社化と戦略的アライアンス展開について ~
http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
本田技研工業株式会社(7267)
3月29日 平成17年度 第4四半期決算発表の日程=開催予定日:2006年4月26日(水)
http://www.honda.co.jp/investors/calendar/
株式会社サイバーエージェント(4751)
新子会社 株式会社サイバー・バズの設立について
http://www.cyberagent.co.jp
トレンドマイクロ株式会社(4704)
http://www.trendmicro.com/jp/about/investors/overview.htm
積水ハウス株式会社 (1928)
■積水ハウスの教育支援活動 ~次代を担う子供たちに「生態系」の大切さを発信する環境教育プログラム~ Dr.フォレストからの手紙」
■積水ハウスは多様な人材の活躍を積極的に推進します~人材サステナビリティを宣言~
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2006.html
投稿者 Yen-Dokki : 13:01 | トラックバック
2006年03月30日
@ソフトブレーン株式会社、「エグゼクティブセミナー」開催 2006年4月18日(火)
4月18日(火)、ホテルモントレ大阪7階「アマリエ」にて、「ソフトブレーン エグゼクティブセミナー」が開催される。「景気がよくなった会社の共通点」と題して、神戸大学教授の高嶋克義氏を迎えて講演を行う。
詳しくはhttp://www.softbrain.co.jp/または、03-6714-2810まで。
投稿者 Yen-Dokki : 19:11 | コメント (0) | トラックバック
@りそなグループ「りそな・世界資産分散ファンド」、純資産総額1,000億円突破
りそなグループの「りそな・世界資産分散ファンド(愛称:ブンさん)」の純資産総額が、1,010億円(2006年3月15日現在)となった。同ファンドは、海外の債券・債券・リートにバランスよく投資し、投資、リスクを分散する人気のファンド。設定・運用は大和投資信託。
詳しくはhttp://www.resona-gr.co.jp/まで。
投稿者 Yen-Dokki : 19:09 | コメント (0) | トラックバック
株式相場予想・今日の株価予想・NZ&豪ドル予想・今日の長期金利ほか
▼株式相場予想/
TOPIX1,750=正常化する日本経済のスタートライン
大和総研・投資戦略部チーフ・ストラテジストの三宅 一弘さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は株式相場の見通しについて、2006年度の日本経済は、50年に1度といったデフレを克服するとした上で、「TOPIXの1,750は、正常化する日本経済のスタートラインであり、4~6月期に突破を予想する」と語った。
「06年後半はポスト小泉や、ゼロ金利解除に向けての金融政策がカギになろう。量的緩和政策が解除され、今後、日銀の当座預金残高は適正レベルまで縮小するだろう。ただし一方で、構造調整を完了した民間部門は前向きな行動を鮮明化させ、銀行は「貸しおこし」に転じ、信用創造が活発化し、金融緩和効果がまさに今後、顕在化するとみられる。株価と金利の同時上昇が続きそうである。」
「ポスト小泉は、政策面で消費税引上げ問題や東アジア外交が争点になりそうだが、もう一つは世代間の争いであろう。小さな政府を指向する構造改革と世代交代の流れに乗った次期政権ができれば、TOPIXは2,000を目指しそうだ。」
これらのテーマに関する詳しいコメントは次のとおり――。
▼今日の株価予想/
3/16安値16032円からの上昇トレンドを確認
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場は、値固めの動きが予想される。
実質新年度入りということで新規資金の流入期待から、引き続き押し目を買う動きが下 値支えになりそう。その一方で、今晩の米国株式を見極めたいとする向きも多く、上値追いには慎重にならざるをえない。そのため、昨日の上昇を受けて高値圏での値固めの動きになりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面から見ると、日経平均株価は続伸。先週の保ち合いレンジである16667円(3月20日高値)~16462円(3月24日安値)を上抜いてきた。さらに、16711 円まで上値を伸ばして、2月7日以来となる16700円台回復の場面もあった。これにより、3月16日安値16032円からの上昇トレンドが確認された。
ここからの上値の節目は、昨年来高値の16777円(2月6日)。仮にここを突破すれば、目標値としては、15553円(3月8日安値)~16410円(3月14日高値)までの上昇幅857円を、16032円(3月16日安値)に加えた16889円がある。なお、先週のもみあいゾーンの倍返しも 16872円(=16667円+205円)とこれに近い。
一方、下値のサポートは、先週末の終 値16560円や先週のもみあいレンジの中値16565円がある16500円台半ば。そしてここを下回ると、レンジの下限16462円が支持線となる。なお、本日は配当権利落ち分を まずは埋めることができるのかも注目される(配当権利落ち分は70円強と見られる)。
話題の銘柄
任天堂(7974)/06年3月期の営業利益予想を大幅上方修正
国内のDS販売の好調が続いている。ハード品切れにも関わらずソフト販売に減速の兆しはない。メリルでは、DS販売の好調を主要因に、06年3月期の営業利益予想(会社計画は900億円)を887億円(EPS681.9円)から1046億円(EPS755.6円)に大幅上方修正。また「07年3月期もDS販売の好調が続く見通しであり、当社およびサード・パーティのトラディショナル・ゲーム投入が強化されることは、現在、伸び悩む北米市場での追い風となろう」と指摘。DS販売の上方修正、DSハード値下げ想定時期の先送り、レボリューション・ハードの採算見直しなどから。07年3月期予想も大幅上方修正、営業利益予想を866億円(EPS464.2円)から1188億円(EPS645.6円)に増額。「今後2ヵ月程度、業績上方修正、「脳を鍛える」の北米発売、E3におけるポジティブアナウンスメントなど、株価上昇を牽引するカタリストが続く可能性が高いと見られる」と指摘。目標株価を21000円に設定、投資評価を「売り」から「買い」に引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ネット・インベスター/
27日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は27日(月)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
27日(月)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
今回のドル円の下落局面は、押し目買いの好機
週明けのドル/円相場は、
2月の米新築住宅販売件数が市場の予想を大幅に下回ったことを受け、軟調に推移している。
クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse First Boston:CSFB)は、米FRB利上げ打ち止め観測の高まりやクロス円買いなどが背景として指摘されてはいるものの、「その根底には、決算期末を前に参加者が少ない中、短期的売買がドルを圧迫していることが挙げられる」として、「新年度入り後は、個人投資家に加え機関投資家の対外証券投資が本格化し、ドル/円をサポートしよう」と語る。
この辺りの詳細について、次のようにコメントしている――。
<個人=外貨建て金融資産へのフローは当面継続>
当社では個人の外貨建て金融資産へのフローは当面継続すると予想している。
確かに、足下の外貨建て投資信託へのフローは若干鈍化しているようだ。しかし、日銀が量的緩和政策を解除したとはいえ、ゼロ金利政策が維持され、ただちに内外金利格差が縮小に向かうとは考えにくい。また、10-12 月期の家計部門の資金余剰額の対GDP 比が5 期ぶりに上昇した。景気回復とともに所得環境は改善しており、消費性向が一定であれば、所得の増加によって貯蓄も増加するはずである。また、高齢者社会が進行するにつれ貯蓄率は全体として低下傾向を辿る可能性は高い。しかし、金融資産の運用多様化によって残高を増やそうとするインセンティブは高まろう。一時的なブームはピークを過ぎたのかもしれないが、運用資産の一部としての外貨建て金融資産に対するニーズは維持されると思われる。
▼ドル円予想/
円は、常に全面高か全面安となりやすい通貨
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ユーロ円の不可思議な高値安定もやっと切り崩されそうな雰囲気。
円は常に全面高か全面安となりやすい通貨であるが、この期末に円が買われるのは市場筋にとっては予想外だったように見受けられる。いつまでも投信、投信でもないと思うけどねえ。太平洋は目に見えて日本人のロングが大幅減少しなければ底値はつけず。金利差相場のトレンドが逆行した時の怖さはベテランディーラーたちは骨の髄まで身に染みている。
ところで欧州がいつも精彩を欠いているように見受けられる。ユーロドル相場の鈍さが反映しているようだ。金が動意を見せ始めたが本物なのかねえ。
(3月28日。火曜日。今年こそ春到来が喜ばれる年はないと思う日。)
<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。
▼NZ&豪ドル予想/
お金が逆流するときは、激流と化して早く動く
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は
またNZ円や豪ドル円が落ちています。数日まえ、チャートを見るとNZ円も70円ぐらいまでは行きそうに見えると書きましたが、いとも簡単に来てしまいました。お金が逆流するときは、激流と化して、本当に早く動きます。しかし、チャートを見ていると、スピードがあまりにも速いので、いくらなんでもそろそろ止まるだろうという気もしますが・・・。
<今井氏のプロフィール>
1985年に三和銀行入行、87年よりディーリングの世界に入る。89年から5年間、シカゴにて通貨先物市場に傾倒し、多くの著名トレーダーと出会う。2004年3月までUFJ銀行・為替部門の統括次長兼チーフディーラー。同年4月に独立。心理学などを駆使した独自の手法で15年間1年もマイナスなく勝ちつづけた常勝トレーダー。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事を歴任。現在、マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOと、慶応大学グローバル・セキュリティ研究所・研究員も兼務。
▼今日の長期金利/
弱含みとなる場面あるも、低下余地は限定的
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
【予想レンジ】
・ 長期金利(#277) 1.675%~1.700%
・ 債券先物(3月限) 133.98円~134.30円
【見通し】
本日の長期金利は、もみ合いを予想。昨日の急低下の余韻から弱含みとなる場面がありそうだ。ただ、昨日の米債相場が反落し、米FOMCミーティングの結果公表(明日未明)や消費者物価指数の発表(31日)が控えていることもあり、低下余地は限られよう。
債券先物チャート
6月限の日足は下影陽線・寄り付き坊主。下降5波動は明確には見出されないが、「下向きの斜型三角形」を定石どおり上放れした格好。
【チャート・ポイント】
138.56円:2006年の最高値(1月18日のザラバ高値)
137.29円:マド埋め(1月26 日のザラバ安値)
137.11円:雲上辺(本日)
136.68円:雲下辺(本日)
135.82円:限月間マド埋め(3月8日の3月限ザラバ安値)
135.31円:基準線
134.54円:マド埋め(3月10日のザラバ安値)
<134.30円:本日の6月限予想レンジ上限>
134.30円:3月27日のザラバ高値
≪134.24円:昨日のLIFFE6月限終値≫
≪134.11円:昨日の東証6月限終値,前日比+0.37円≫
133.98円:転換線
<133.98円:本日の6月限予想レンジ下限>
133.85円:5 日移動平均
133.54円:3月22日のザラバ安値
133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)
130.15円:2000 年中のザラバ最安値(3月28 日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純、7:30am)
▼今日の債券相場/
昨日より強い時間帯があっても、長続きせず
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント
昨日の債券相場概況~本日の見通し…昨日より強い時間帯があっても、長続きせず
「期末を睨んだ売却が終了し、利回りの自然落下が見込める」としていたが、早くも昨日、そういった場面が訪れた。10年国債利回りは一時、1.675%まで低下、1.750%から大分離れた。もっとも、週末に消費者物価の発表を控えるなどの状況に変わりはなく、気が付けば、日経平均株価は年初来高値目前まで来ている。上値追いの勢いにも欠け、結局、引けにかけては伸び悩んだ。10 年の1.70%台が押し目買い水準との認識はまだなかろう。一方、ゼロ金利政策解除やその後の利上げをある程度想定しても、短期債のクッションの大きさは魅力的に映る。例えば、2年パー・イールドの1年後のブレイク・イーブンは1.1%弱という水準にある。
本日は昨日の堅調地合いの評価がポイントだろう。LIFFE ではそれが引き継がれたが、米債高のフォローはなくなった。したがって、昨日より強い時間帯があっても長続きせずと見るのが妥当。イールド・カーブはブル局面で先物、ベアでは超長期が相対的に強いと見る。(AM6:31、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 133円99銭 ~ 134円35銭
ニュース・チェック
★午前の東京市場=株価は、総じて軟調に推移
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比-95.54円安の16,554.56円、またTOPIXも同-8.38安の1685.46、JASADAQ指数は同-0.72安の118.96となった。全銘柄中で値上がり率トップは共信テクノソニック(JQMM:7574)で、同+31.03%上昇して1195円。東証1部ではホウスイ(1352)で、同+13.56%上昇して 293円となった。またドル円相場は、116.70円台で推移、ユーロ円は140.20円前後で推移している。
★松下電器=グループ内の海外金融会社設立で、連結キャッシュフロー経営強化
松下電器産業株式会社(6752)は27日開催の取締役会で、グループ内海外金融会社を設立することを決定した。現在、同社グループは、松下電器産業本社および海外金融子会社において資金・外国為替取引を地域別に集約しているが、同社グループにおける事業のグローバル化が進展する状況下、この度、資金・外国為替取引をグローバルベースで行う「インハウスバンキング機能」をもつ海外金融会社(「新会社」)を設立する。
新会社では、現在地域別に行っている日本円、米ドルおよびユーロの資金取引や外国為替取引を一元的に行うことにより、連結ベースで松下グループの資金効率の向上と金融コストの削減をめざす。また新会社の設立に併せて、グローバル24時間稼動の財務取引システムを新たに開発・導入することにより、同社グループにおける財務取引のさらなる効率化を図る。
■日本の事業法人として初めて、SWIFTサービスを導入
加えて、金融機関間における金融取引のグローバルなデータ交換を行うSWIFT※サービスを日本の事業法人として初めて導入することにより、グループ会社の銀行口座残高情報・入出金情報の収集、銀行送金指示、為替予約内容の確認などを迅速かつ効率的に行っていく。これらの取組みにより、約600社の国内外グループ会社を繋ぐグローバルな財務インフラを構築し、連結キャッシュフロー経営を一層強化していく。※SWIFT(Society For Worldwide Interbank Financial Telecommunication)
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2927/425
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□株式の上場廃止申請に関するお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2926/425
□グループ内海外金融会社設立のお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2927/425
□東京都内の駐車場でETC車載器を使った月極利用者向けサービスの運用を開始
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2928/425
□ビルトインガスコンロの発売中止について
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2929/425
□ふとん乾燥機2機種を発売
http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2930/425
日本電気株式会社(6701)
3月27日 NTTドコモのFOMA(R)向けモバイルインターネット接続サービス
「mopera U(R)」を支える「MAPS」をNTTデータとNECが構築
http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html
株式会社マーベラスエンターテイメント(7844)
03/27『蟲師』が東京アニメアワード ノミネート作品テレビ部門 優秀作品賞を受賞
http://www.mmv.co.jp/company/index.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
サイバーエージェント子会社シーエー・モバイルとNTTドコモの
モバイル広告分野における業務・資本提携について
株式会社カカクコム(2371)
価格.com、『投資信託』カテゴリを新設 投資信託に関する情報を分かりやすく紹介
http://kakaku.com/info/press_release/20060328.htm
投稿者 Yen-Dokki : 13:19 | トラックバック
2006年03月29日
機関投資家インタビュー・公社債売買状況・第3次産業活動・今日の株価予想ほか
■機関投資家インタビュー/
9月までの2.00%超えは厳しいが、波を打ちながら上昇へ
大手地銀の千葉銀行・市場営業部次長の加藤幸祐氏(Yukihiro Kato/ The Chiba Bank, Ltd.)は23日(木)、本誌のインタビューに応じ、長期金利(債券相場)見通しについて、次のように語った。加藤さんは、三和銀行、バンカーストラスト、山一証券をへて現職に至る。
――まず、日米の利上げの行方についての見通しからお聞かせください。
加藤 27日週の米FOMCで利上げを決定したとして、その後に出てくる声明文が、利上げの継続を示唆する内容に変わっているかどうか。マーケットは日銀のシナリオどおりに動くのか、を見守っているところ。日銀による利上げは全てが順調に行けば、今秋くらいにあると思う。マーケットが見ているよりも、前倒しのリスクの方が大きいと思う。日銀は実質ゼロ金利状態から脱したいということなので、0.25%の利上げを2回行って、少なくとも実質プラスの0.5%程度までは利上げするだろう。
――米国の利上げは5月で終わると思われますか?
加藤 今回と5月に利上げすれば、一旦様子見かなと思っている。その後、利上げになるのか、様子見のあと再び利上げになるのか。私はむしろ後者で、一旦休止後に再び利上げになると見ている。まだ、利下げするほど米国の景気は弱くない。
<10年債の3ヶ月予想レンジ=1.50~1.90%手前>
――米国の利上げが5月で打ち止めになった場合、日本の長期金利は?
加藤 4-6月や9月までの期間では、2.00%を超えるのはなかなか厳しいと思われる。米国で利上げが打ち止めになり、日銀短観があまり良くない、債券先物の買い戻しなどから、5月から6月の頭にかけて、一時的に金利が低下する局面もある。ただ、金利低下には限りがあり、10年債で1.5%を割るのは厳しく、波を打ちながら上昇していくというイメージ。
――今後、3ヶ月の見通しは?
加藤 5年債で1.00~1.40%、10年債の1.50~1.90%手前というのが予想レンジ。
▼公社債売買状況/
中期債押し目買い=相場反転の材料には力不足
メリルリンチ日本証券・調査部、債券ストラテジストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru.Kumagai / Merrill Lynch Co., Ltd.)は24日(金)、2月の「公社債投資家別売買動向」について、おおよそ次のような分析を行った――。
先週発表された「公社債投資家別売買動向(2 月)」は、外国人が6か月振りの売り越しに転じる一方で、信託銀行が旺盛な投資姿勢を継続したことに加え、都銀、地銀・第二地銀、農林系金融機関等が相場調整局面で中期債の押し目買いに動いたことを確認させる内容であった。
今回の統計で相場調整局面における一定の押し目買い圧力が確認されたことは、債券相場(特に、中期ゾーン)が一本調子で下落するとの懸念をある程度和らげる効果を有するものと考えられる。しかしながら、主要投資家による買い越しは「打診買い」の域を出るものではなく、先行きの債券相場が反転に向かう材料としては力不足の感がある。
次の3つの図に2005年度入り後の
債券種類別の国債買い越し累計額(投資主体別)を示した――。
超長期国債:概ね良好な需給環境が継続
超長期国債に関しては農林系金融機関(+2723 億円。8か月連続の買い越し)、生損保(+1547 億円。23か月連続の買い越し)、信託銀行(+1536億円。23か月連続の買い越し)、外国人投資家(+772 億円。2か月連続の買い越し)等のコンスタントな投資姿勢が継続している。都銀が慎重姿勢を崩していない(▲1057 億円と2か月振りの売り越し)ことに加え、地銀・第二地銀が15 年変国への慎重姿勢を映じて5か月振りの売り越し(▲61 億円)に転じたことには留意が必要であるが、生損保、年金のALM 上のマッチング運用に対するニーズが強いことや「グローバルフラットニング」の潮流等を勘案すると、今後に関しても概ね良好な需給環境が継続するものと予想される。
▼第3次産業活動/
市場予想超える上昇⇒過去最高水準の110.1に到達
クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は24日(金)、経済産業省が発表した1月の第3 次産業活動指数及び全産業活動指数について、「2006年1-3 月期は好調なスタートを切った」として、次のようにコメントした――。
経済産業省が発表した第3 次産業活動指数は季節調整済み前月比2.2%上昇と、予想(当社:1.4%上昇、コンセンサス:1.2%上昇)を上回る上昇となり、過去最高水準の110.1 に達した。
内訳をみると、卸売・小売業が4ヶ月連続の上昇(前月比3.6%上昇、寄与度0.84%ポイント)で全体を押し上げたことが最大の要因だった。また、サービス業は(同2.8%上昇、同0.58%ポイント)と対個人、対事業所とも好調。郵便局の国内小包事業が(同86.7%上昇、同0.29%ポイント)2ヶ月ぶりに増加に転じた複合サービス業(同19.7%上昇、同0.30%ポイント)や情報通信業(同1.6%上昇、同0.16%ポイント)の寄与度も高かった。
一方、前月比で下落した業種のうち、電気・ガス・熱供給・水道業(12 月:同6.5%上昇→1 月:同2.2%下落)、飲食店・宿泊業(12 月:4.7%上昇→同2.4%下落)については強かった12 月の反動と考えられる。他に運輸業(同0.2%下落)、不動産業(同0.5%下落)が前月比で下落したが、総じて第3 次産業は個人向け、企業向けとも好調だったといえよう。
▼今日の株価予想/
米ナスダック上昇を受け、底固い値動きへ
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
週末の米国株式は反発。発表された2月の 新築住宅販売件数が108万戸と、前月の120万7千戸よりも大きく落ち込んだことで、 長期金利が低下したことが好感された。なお、グーグルが、S&P500への採用決定で急騰したことなどから、ナスダックの上昇が目立った。
これを受けて、本日の東京市場も底固い値動きになりそうだ。
公示地価の発表による材料出尽しという状況は回避され、むしろこれを評価した買いが下値支えとなりそう。ただ、年度内最終商いということで、権利取りのための買いが入る一方で、機関投資家などから駆け込み的なポジションの整理売りが出る可能性がある点は注意が必要だ。
<先週のレンジをいずれの方向に突破するのか、に注目>
テクニカル面から見ると、日経平均株価は反発。先週末も16500円を中心としたもみあいという流れは変わらなかった。結局、先週は月曜日に285円の上昇となった後 は、16667円(3月20日高値)~16462円(3月24日安値)のレンジでの保ち合い相場が続いた。なお、このレンジの中値は16565円であるから、先週のレンジのほぼ中心で取引を終了した形だ。
今週は、このレンジをいずれの方向に突破するのかが注目される。上方向にブレイクすれば、昨年来高値の16777円(2月6日)が次の節目となる。仮にここも突破すれば、目標値としては、15553円(3月8日安値)~16410円(3 月14日高値)までの上昇幅857円を、16032円(3月16日安値)に加えた16900円水準がある。一方、下方向へのブレイクならば、先々週のもみあいゾーンの上限である 16400円水準が最初の節目。さらに、16032円~16667円までの上昇の半値押し16350 円も目標値となる
話題の銘柄
船井財産コンサルティング(8929)/目標株価=07年度予想PER30倍1200000円
資産家あるいは法人向けの財産保全、資産運用コンサルティングの専業。金融機関、コンサルティング会社など多くのプレイヤーが存在する中、独自に構築したチャネル、顧客企業との強固な信頼関係、総合的な提案力により、着実に顧客ベースを拡大している。知名度の向上、コンサルティング実績の構築により、1顧客当たりの保有資産額が増加。手数料は顧客の資産総額に連動するため、同社の収益拡大にプラス。加えて今期は前期中に取得した不動産の販売により、不動産事業の売上が会社計画を上回る見通し。
UBSでは今2006年12月期連結経常利益を会社計画12.5億円(EPS26254円)に対し14.4億円(EPS31301円)、来2007年12月期17.8億円(EPS38639円)、2008年12月期21.0億円(EPS45753円)と予想。類似企業の株価評価を参考に、目標株価を07年度予想PER30倍となる1200000円に設定。投資判断「BUY2」で新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ネット・インベスター/
24日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は24日(金)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
24日(金)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
米金利ピーク到達でも、ドル円は堅調を維持へ
ブックフィールドキャピタル株式会社・取締役副社長の田中泰輔さん(Taisuke Tanaka/ Executive Vice President, Book Field Capital Co.,Ltd.)は24日(金)、米FRBの利上げ打ち止め後もドル円は堅調を維持すると見ており、「年後半のベア転換を示す具体的材料もまだ乏しい」として、次のように語った――。
今回は「質問に答える」のパート2。
当レポートの創刊号(3月14日付)で、米利上げが後1、2回で打ち止めされることを理由にしたドル安見通しは、過去の循環パターンから見て説得的でないことを説明した。そして、88~90年、94~95年、そして99~01年の金融引き締めサイクル終局前後のドル/円の推移をその事例として、図で示した。本号では、(合成)ユーロ/ドルと広義ドル指数(=FRB作成のドルの貿易加重レート)について同じ趣旨の図を掲載した。
質問は、「でも、94~95年の引き締めサイクルがピークに到達した後、ドルが急落しているのはなぜか」というものだ。
金利サイクルとドルの対応関係は、本来中期的に緩やかな圧力によって形成される。しかしこの時のサイクルでは、FRBは予防的引き締めと称して、95年2月までの1年間に、合計7回で3%の利上げを一気に行い、内外市場に流動性ショックを与えた。とりわけ、米国のお膝元であるメキシコがその煽りで金融・通貨危機に陥った。日本勢はバブル破裂後の苦境が極まって、デフレに陥る前段階にあり、ヘッジやリパトリによるドル売りに殺到し、95年4月にドル/円を80割れまで押し下げた。つまり相対的に高くなった米金利がドルを緩やかにサポートするより前に、内外市場をショックが襲い、債務国アメリカへの資金流入が滞って、ドル安を招いた。
しかし着目すべきは、この時でも、流動性ショック的な事態が収束するにつれ、相対的な高金利がやがてドルを支え始めていることだ。そして、90年代後半を通じた「強いドル」へとつながっていった。今局面では、measuredな利上げプロセスを経て、顕著な流動性ショックは起こることなく、金融引き締めの終局に達する可能性が高い。欧州の利上げについても、米国との金利格差はさほど縮まらないことがやがて明らかになろう。年後半に米経済は減速し、政治要因と相まってドルも反落するとの見方が、目下のドル・ブル派にも存外多いが、筆者が見るところ、同国が3.5%の巡航成長ペースを来年まで持続する可能性はけっして小さくない。基調的なドル高・円安の流れが終わるかの見通しを強調できるほど、マクロ環境からの材料提供はまだ乏しい。
<田中氏のプロフィール>
1983年に日本長期信用銀行に入社、債券およびマネー・ディーラーを務める。バークレイズ銀行、ABNアムロ銀行を経て、94年にクレディ・スイス銀行東京支店ストラテジスト。2000年にクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券東京支店に移り、為替ストラテジスト、チーフ・マクロ・ストラテジスト、チーフ・エコノミストを歴任。04年9月モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、チーフ通貨ストラテジスト(日本)を務める。06年3月現職。東京外為市場の主要なアナリスト・ランキング調査で、15年以上にわたり常にトップ・クラスにランクイン。
▼ドル円予想/
大局観は、「米ドル高円安トレンド」に変化なし
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は今日午前、為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2006年3月27日【マーケット・コメント】
---ポジション調整が原因で、ドル下落---
---マーケットは、FOMC待ち---
先週末(3月24日金曜)のマーケット(外国為替市場)を俯瞰するならば、東京市場、ロンドン市場では、これといった動き無く、ニューヨーク市場で、『新築住宅販売件数(2月)』が発表されると、ドル売りに反応した。
週末のポジション調整を絡めて、ドルが急落した。
3月24日(金)の東京市場は、その前日(3月23日木曜)のニューヨーク市場が、ドル高値引けをしたことから、その流れを受けて、117円台後半でオープン。
東京市場は終日、[117.80-118.00]程度のレンジで推移した。
ロンドン市場が参入して来ると、ドル堅調に推移し、ニューヨーク市場の朝方には、[118.45-50]レベルの高値を付けた。
---[118.50]は、オフィシャルには付いていない---
この日には、米国経済指標で、「耐久財受注(2月)」の発表があったが、この数字には、マーケットはあまり反応していない。
(故に、数値も割愛。:個人的には、あまり気にしていない)その後で、「新築住宅販売件数(2月)」が発表になると、ドル売りに反応した。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
発表された新築住宅販売件数(2月)は以下の通り。
結果:108万件
予想:120万件
前回:120.7万件(123.3万件から下方修正)
この発表を受けて、米国国債(トレジャリー・ボンド)が買われた。
---つまり、ドルの長期金利が下がった。---
それを材料に、ドル売りとなった。
<松田氏のプロフィール>
三菱信託銀行に入社。本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務を従事。米国ファースト・インターステート銀行に転職。その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。東京外国為替市場委員会の委員。住友商事にて、外国為替、JGB、日本株、米国株、貴金属、石油取引に伴う外国為替を担当。現在、パフォーマンス・キャピタル(株)。
▼今週の債券相場/
引き続き、1.750%タッチは必至の状況と見る
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
今週の債券相場見通し
今週の債券相場見通し…10年国債利回りは1.680~1.750%予想
先週の10年277回債利回りは1.70%台で推移した。
しかし、上限は1.740%までであり、依然として、1.750%タッチには至っていない。早期のゼロ金利政策解除や政策金利引き上げの懸念は強い。23日、9日の金融政策決定会合で量的緩和解除に唯一反対票を投じたと目される中原審議委員の講演があり、そのハト派発言を好感する場面も見られたが、長続きはしなかった。米債の軟化基調も足枷となった。期末を目前に控え、中期ゾーンなどの最終的な処分売りが続いていたようである。特に週末は一時、15年変国の急落が目立った。それでも、23日に実施の2年国債入札は、クーポンが0.6%と2000年12月以来の水準となり、新年度発行でもあるため、無事に終了した。
<週央から実質新年度入り、売り圧力は止む?>
今週は期末週であり、前半は投資家の売りが集中する場面もあろう。しかし、週央から実質新年度入りとなり、その売り圧力は止むものと考えられる。ただ、買いに転じるまで見込むのは難しい。それには、少なくとも、外部環境面のハードルを超える必要があろう。
まず、30日に2月鉱工業生産の発表があるが(予想の中心は前月比横ばい程度)、やはり注目は翌31日の2月全国消費者物価指数。1月の除く生鮮食品前年比が0.5%上昇となり、日銀は量的緩和解除に踏み切った。それだけに、これを超えて上昇を続けると市場の早期ゼロ金利政策解除の思惑は一段と強まろう。2月の予想は0.5~0.6%の上昇。期末の処分売りが止んだのも束の間、これが弱材料になる可能性は高い。そして、新年度早々の4月3日には3月日銀短観の発表がある。大企業・製造業業況判断は+23(前回+21)が予想の中心だ。これらを受けて、4日に10年国債の入札というのが年度を挟んだスケジュールとなる。今週は国債入札がなく、需給の注目は投資家動向に集まろう。
なお、外部環境に話を戻すと、米長期金利動向も引き続き材料視される。今日、明日とFOMCが開催され、25bpの利上げが一致した見方である。米10年国債利回りの足元の最高水準は4.80%。ここを超え、5.0%を目指すモメンタムが生じると悪材料になろう。もっとも、先週末は弱めの住宅関連の指標を受けて、米債は堅調に推移している。
今週の10年277回債利回りは1.680~1.750%と予想する。
期末の売り終了は朗報だが、消費者物価発表への警戒感などから利回りの自然落下も限定的だろう。引き続き1.750%タッチは必至の状況である。イールド・カーブにはフラット化圧力が残ろう。しかし、10-5年に比べ、20-10年の縮小が顕著。また、15年変国の売りが一巡すれば、特に相場反発局面では、スティープ化が見込まれる。
▼今週の債券投資戦略/
短期債・中期債ゾーンの逆張り・押し目買い
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
今週〔3月27日-31日〕の長期金利見通し
<予想レンジ>
・ 長期金利(#277) 1.700%~1.750%
・ 債券先物(3月限) 133.50円~134.00円
<見通し>
今週の長期金利は、引き続き狭いレンジ内でもみ合いそうだ。地合いは神経質。新年度入り後の投資家動向、FRBの利上げ継続性、消費者物価指数とゼロ金利解除の行方などを巡って思惑が交錯するため。ポイントは、(1)期末期初の投資家動向、(2)「バーナンキFRB」の金融政策、(3) 消費者物価指数とゼロ金利解除の行方。
<投資方針>
短期債・中期債ゾーンの逆張り・押し目買い。06年度中の2度の利上げ(0.25%×2回)をすでに織り込んでいるため。ただし、期末なので無理はせず。相場材料の影響を見極める。
債券先物チャート
6月限の日足は小振りな下影陰線。
9日の限月交代以降を見ると、「下向きの斜型三角形」を形成している。
【チャート・ポイント】
138.56円:2006年の最高値(1月18 日のザラバ高値)
137.29円:マド埋め(1月26日のザラバ安値)
137.11円:雲上辺(本日)
136.62円:雲下辺(本日)
135.82円:限月間マド埋め(3月8日の3月限ザラバ安値)
135.31円:基準線
134.54円:マド埋め(3月10日のザラバ安値)
134.01円:転換線
<133.85円:本日の6月限予想レンジ上限>
133.84円:5 日移動平均
≪133.74円:先週末の東証6月限終値,前日比▲0.15円≫
≪133.70円:先週末のLIFFE6月限終値≫
<133.60円:本日の6 月限予想レンジ下限>
133.54円:3月22日のザラバ安値
133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6月23日)
130.15円:2000 年中のザラバ最安値(3月28日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純7:30a.m.)
ニュース・チェック
★午前の東京市場=クレックス(7568)、+48.64%でトップの上昇率
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比+128.36円高の16,689.23円、またTOPIXも同+2.87高の1692.21、JASADAQ指数は同-0.43安の119.86となった。全銘柄中で値上がり率トップはクレックス(JQMM:7568)で、同+48.64%上昇して1100円。東証1部ではホウスイ(1352)で、同+26.69%上昇して280円となった。またドル円相場は、116.80円台で推移、ユーロ円は140.50円前後で推移している。
★ハートフォード生命=新役員人事を発表、砂川氏が代表取締役に就任へ
ハートフォード生命保険株式会社 (本社:東京都港区) は、同社のガバナンス態勢を強化するために、この度、取締役会および株主総会において、新たな役員人事を決定した。取締役セールス・マーケティング統括本部長の砂川和彦氏が代表取締役セールス・マーケティング統括本部長に、業務統括本部長の中平俊一氏が取締役業務統括本部長となる。また、この取締役会において、4月1日付でのグレゴリ-A.ボイコの代表取締役社長への就任が正式に承認された。
★いちよし証券=今3月期の純利益を5,476百万円と予想
いちよし証券(8624)は24日、平成18年3月期の業績予想を発表した。それによると、連結では営業収益が27,271百万円、経常利益が9,500百万円、当期純利益が5,476百万円としている。証券業は証券市場の変動を大きく受ける市況産業であるため、同社では通常の業績予想を開示していない。それに代えて、四半期、中間および年間の業績予想については、合理的な見積りが可能となった時点で開示している。
http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/ir/pdf/20060324_j.pdf
http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/ir/pdf/20060324_e.pdf
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社サイバーエージェント(4751)
プロ野球情報モバイルサイト『プロ野球TV』
今シーズンより試合速報アプリが3Dに進化 さらに対応機種拡大
http://yakyu.tv/
株式会社マーベラスエンターテイメント(7844)
03/24 当社代表取締役社長中山晴喜が出演した、インターネット動画ラジオ放送
「世紀の伝授者たち~ファーストクラス~」がオンエアされました。
http://www.mmv.co.jp/company/index.html
投稿者 Yen-Dokki : 17:51 | トラックバック
2006年03月28日
@PHP研究所、「PHP経営者フォーラム」会員募集中
PHP研究所では、2006年5月から2007年4月にかけて開催される「PHP経営者フォーラム」の会員を募集している。経営者、ビジネスリーダーのための会員制定期公演会で、実施回数は全10回。東京大学名誉教授の養老孟司氏や、日本郵政公社総裁の生田正治氏らを講師に招く。
詳しくは、03-3239-6249まで。
投稿者 Yen-Dokki : 23:39 | コメント (0) | トラックバック
2月の貿易黒字・昇竜・中国経済・来週の株式相場・今日の株価予想ほか
▼2月の貿易黒字/
新年度入り後、貿易黒字は前年比でもプラスへ
クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は23日(木)、財務省が発表した通関貿易統計(2 月の貿易収支)について、概ね次のような見方を示した――。
財務省が発表した通関貿易統計によると、2 月の貿易収支は前年比11.8%減少の9557 億円となり、事前予想(コンセンサス:1.13 兆円)を下回った。輸出は前年比20.8%増と前月の同13.5%増から加速したものの、輸入も同30.2%増と96 年7 月以来の高い伸び率となった。貿易黒字は14ヶ月連続前年割れとなったものの、貿易額(輸出+輸入)は前年比24.9%増と昨年8 月以来2 桁台の増加率が続いており、内外需ともに好調さを維持していることがうかがわれる。
<昨年10月以降、輸出数量の伸びが輸入を上回る傾向続く>
季節調整済みでは、貿易黒字は前月比15.5%増加した。
輸出は前月比3.3%増、輸入は同1.9%増といずれも2ヶ月ぶりにプラスに転じた。現在のところ年初2ヶ月の貿易黒字の平均は6369 億円と昨年10-12 月期の平均6550 億円を2.8%程度下回っている。1-3 月期の黒字が2 期連続で前期比増加となるかどうかは微妙なところである。ただし、貿易指数を見ると、輸出数量は前年比14.7%増と1 月の同7.5%増からほぼ倍増となる一方、輸入数量は同5.3%増にとどまっており、昨年10 月以降輸出数量の伸びが輸入を上回る傾向が続いている。3 月しだいではあるが、実質ベースの貿易黒字は前期を上回り、引き続き実質GDPに対してプラスに寄与すると予想している。
輸入の大幅増は原粗油が前年比85.9%増加し、全体の伸び率に対して11.8%ポイント寄与したことが大きい。貿易黒字全体としては減少が続いているものの、原粗油を除くと2月の貿易黒字は前年比19.7%増加しており、3ヶ月移動平均で見ると昨年11 月以降伸び率がプラスに転じている。目下、原油価格は依然高水準にあるものの、今後上昇率は鈍化してくるとみられ、新年度入り後貿易黒字は前年比でもプラスに転じる可能性が高い。
▼昇竜・中国経済/
新5カ年計画の成否=持続的成長と安定化に非常に重要
大和総研・投資戦略部の小林卓典さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)はこのほど、2004年に名目ドルベースでイタリアを抜いて世界で第6位の経済規模となった中国経済について、先ごろ閉幕した第11次5カ年計画(2006-2010年)を採択して全人代にスポットを当てて、次のような分析を行った――。
2005年にはすでに英仏を上回り、日米独に次ぐ経済大国になったという説もある。新5カ年計画は、年平均成長率を7.5%に設定しているが、これは達成可能な成長率の下限というべきだろう。期中には2008年の北京五輪、2010年の上海万博という大イベントを控え、中国の高成長の持続を疑う余地は少ない。5年後の中国は経済規模において、独に接近あるいは抜き去っている可能性もある。
<高成長の弊害を是正する「2つの柱」>
ただ新五カ年計画の目標は、高成長を持続することだけでなく、
規模の追求により生じる様々な弊害の是正にも向けられた。
▼来週の株式相場/
米国投資家=日本株は中長期的には上昇、と強気
先週、米国の機関投資家やヘッジファンドを訪問して帰国した日興コーディアル証券・国際市場分析部長の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi/ Nikko Cordial Securities Inc.)は今朝、「彼らは日本のファンダメンタルズの良さは確信しており、日本株は中長期的には上昇すると強気だった」と語った。
米国の投資家は、昨年12月の株価上昇のピッチが早すぎてPERなどから割高になったとの見方をしており、さらに「個人投資家主体で機関投資家主体ではなかったとの認識から、持続性に疑問を抱いている」と言う。
馬渕さんは、こうした米国投資家の割高感を解消するルートは2つあると言う。第1は、株価がある程度調整してPERが低下する日柄調整。第2は、4月以降に発表される決算で増益となって、EPSが上昇する値幅調整である。ヘッジファンドなどは、こうした株価調整局面の押し目を拾っていく動きに出そうだ、と見ている。
<株価は、「上昇過程の様子見」にある>
さて、来週の株式相場については、上値の重い展開を予想している。外部要因として、米国金利の動向が不透明だが、国内では景気回復しており、公示地価も織り込まれてきたとはいえデフレ脱却を示唆するもので、株価は「上昇過程の様子見」にあると言う。また、来週後半は、多くの経済指標が発表されるので、それも見定めたいという投資家が多い。
そうした環境下では、引き続き調整された不動産株として、大手の三菱地所(8802)、三井不動産(8801)。また国際優良株で内需のディフェンシブとして武田薬品工業(4502)など薬品株、資生堂(4911)などトイレタリー関連に注目する。きったするき・・・・・・・・・・・・・・
▼今日の株価予想/
相場はあらためて下値を固める動き、と見る
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場は、下値を固める動きが予想される。
本日の東京市場は慎重な滑り出しとなりそうだ。その中で、公示地価の発表を受けた各種マーケットの反応をまずは見極める動きとなろう。それでも、地価の上昇が宅地などに広がりを見せている点は好感されそうで、これが下値支えになる。したがって、相場はあらためて下値を固める動きになりそうだ。
<16667円~16464円レンジで、もみ合い相場>
テクニカル面から見ると、日経平均株価は小幅続落。朝方は、前日の高値16583円 を上回ったものの高値は16661円までと、20日の高値16667円にはわずかに届かなかった。そして、終盤は前日の安値16477円を一旦は下回り、16464円まで下落する場面もあった。ただ、現状では、相場はもみあいゾーンを形成していると見るべきだろう。具体的には、16667円~16464円がそのレンジ。したがって、目先でのトレンドの見極めの観点からは、このレンジをいずれの方向に放れるのかが注目される。下方向ならば、先週のもみあいゾーンの上限である16400円水準が最初の節目。さら に、16032円~16667円までの上昇の半値押し16350円も目標値となる。一方、上の方向ならば昨年来高値の16777円(2月6日)がある。仮にここを突破できれば、目標値 としては、15553円(3月8日安値)~16410円(3月14日高値)までの上昇幅857円 を、16032円に加えた16900円水準がある。
話題の銘柄
ACCESS(4813)/経常利益が同2.7倍の31.5億円へ急拡大か
3月20日に06年1月期の業績修正が発表され、売上高は149~159億円から173億円へ、経常利益は37~42億円から46億円へ、純利益は22~25億円から28億円へ増額された。事実上の実績公表であり、05年11月~06年1月期の業績は、W-CDMA向けロイヤリティの好調などで売上高が前年同期比88%増の73.9億円、経常利益が同2.7倍の31.5億円へ急拡大した模様である(なお、3月23日に決算発表の予定)。
野村では2006年1月期連結経常利益を会社修正値と同じく46億円(EPS7297円)に増額し、2007年1月期69億円(EPS9985円)、2008年1月期117億円(EPS17409円)と予想。(1)現在の株価はDCFで試算される1株当たり妥当株主価値である108万円を下回り、(2)新プラットホームへの引き合いやワンセグへの取り組みなどで、潜在成長力も拡大方向にある、と指摘。レーティング「2」を継続した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ネット・インベスター/
23日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は23日(木)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
23日(木)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
118円つけたら、また往来相場に戻ってしまう
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
アメリカ住宅市場沈静化せずって感じの相場。
欧州通貨は皆元に戻ってしまった。どっちらけ。落ちるとは思ったが、1.20を割り込むとは思わなかった。円はクロス円が弱いからモタモタしているが、これも118円をつけたら、また往来相場に戻ってしまう。何ともがっかりになる。今年は本当に右往左往相場だなあ。次第にやる気が失せてくるよ。これで又アメリカの指標が悪かったらまた逆行するのだろうから、何ともウンザリ。
(3月24日。金曜日。来週は桜と思う日。)
<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。
▼ドル円予想/
米国経済の堅調予想⇒ドル円のブル見通しと整合的
ブックフィールドキャピタル株式会社・取締役副社長の田中泰輔さん(Taisuke Tanaka/ Executive Vice President, Book Field Capital Co.,Ltd.)は23日(木)、「米国経済は循環上の段取りをきちんと踏んでおり、巡航軌道上を進むとの予想は、ドル円のブル見通しと整合的」として、ドル円相場について、次のような見通しを示した――。
<昨今の115~119レンジを抜けるとすれば、7:3で上方>
ドル/円が昨今の115~119のレンジを抜けるとすれば、7:3で上方であろうと見ている。
このブル見通しが米経済の堅調予想に拠っていることは言うまでもない。筆者への異論反論も、米国経済への懸念に由来するものが最も多い。景気循環は各部門・各要素が因果的に連鎖することで形作られる。米国ではこれが段取りよく進んでおり、まだ巡航軌道上を進むというのが筆者の判断だ。図表1はそのことを集約的に描いている。かれこれ3年も更新しながら使っている図であり、(またかと思う旧知の読者もいるだろうが、要は)筆者のこの間の視座に変わりはない。
<田中氏のプロフィール>
1983年に日本長期信用銀行に入社、債券およびマネー・ディーラーを務める。バークレイズ銀行、ABNアムロ銀行を経て、94年にクレディ・スイス銀行東京支店ストラテジスト。2000年にクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券東京支店に移り、為替ストラテジスト、チーフ・マクロ・ストラテジスト、チーフ・エコノミストを歴任。04年9月モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、チーフ通貨ストラテジスト(日本)を務める。06年3月現職。東京外為市場の主要なアナリスト・ランキング調査で、15年以上にわたり常にトップ・クラスにランクイン。
▼ドル円予想/
ドル買い要因=「単なる、損切り」が原因と考える
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2006年3月24日【マーケット・コメント】
---『損切り』が原因で、ドル上昇---
---『ドル金利の継続的な引き上げ観測』---
昨日(3月23日)の東京市場、ロンドン市場の朝方までの、マーケット(外国為替市場)は、きわめて静かな値動き。
ドル/円(USD/JPY)は、[117.00]を挟んで、10銭、20銭程度の小動き。
ユーロ/ドル(EUR/USD)は、[1.2050~1.2080]程度の狭いレンジ取引。
マーケット(相場)の中心が、ロンドン市場からニューヨーク市場に移って、「ドル買い」が炸裂した。
「ドル買い」の要因は、この日(3月23日)に発表された米国経済指標が「引き鉄」と言われているが、個人的には、『単なる、損切り』が原因だ、と考えている。
昨日(3月23日)発表された米国経済指標は、以下の通り。
●新規失業保険申請件数 3月19日
結果 302,000
予想 305,000
前回 313,000 (309,000からの修正)
●中古住宅販売件数(2月)
結果:691万件
予想:650万件
前回:656万件
マーケット(外為市場)は、『中古住宅販売件数』に注目した(と、いうことに、なっています)。
(中略)
昨日(3月23日)のニューヨーク市場では、『ドル金利の継続的な引き上げ観測(予測・思惑)』を材料に、ユーロ/ドル(EUR/USD)が、[1.2050]を下にブレイクした。
---「ユーロ売りドル買い」に動き出した。---
[1.2050]を、完璧に、下に抜けると、ストップ・ロス(損切りのユーロ売りドル買い)を炸裂した。
[1.2050]を割り込んだ、その下のゾーン---[1.2020-40]の辺り---には、ストップ・ロス・オーダー(損切りの「ユーロ売りドル買い」注文)が、まとまってあった、と考えられる。
さらに、[1.2000]を割り込んだ、その下のゾーン---[1.1990-70]の辺り---にも、まとまったストップ・ロス・オーダーがあった、と考えられる。
ユーロ/ドル(EUR/USD)の安値は、[1.1950-60]レベル。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ドル/円(USD/JPY)も、同様の展開。
ドル/円(USD/JPY)の高値は、[117.90-00]レベル。
文章が、長くなったので、ドル/円(USD/JPY)に関しては、ストップ・ロス・オーダー(損切りの「ドル買い円売り」注文)が、あったポイントのみ、例示する。
[117.50-60]レベルと、[117.80-90]レベル。
「対ドル」で考えれば、論旨、論理展開は、全く同じなので説明を省略します。
<松田氏のプロフィール>
三菱信託銀行に入社。本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務を従事。米国ファースト・インターステート銀行に転職。その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。東京外国為替市場委員会の委員。住友商事にて、外国為替、JGB、日本株、米国株、貴金属、石油取引に伴う外国為替を担当。現在、パフォーマンス・キャピタル(株)。
▼ドル円予想/
米住宅販売好調で、ドル買いに安心感が出る
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、為替相場の見通しについて、こう語った――。
昨日はアメリカの2月の中古住宅販売が予想650万戸のところ、691万戸とかなり強い数字で、ドルが強くなりました。心配されていたアメリカの住宅市場に関する指標が強かったことで、ドルを買うのに安心感がでたということです。私もドル円の買いもようやく利が乗ってきました。早く買いすぎてしまうから、こういう苦労をするんだと反省したり、安心したりです。
<今井氏のプロフィール>
1985年に三和銀行入行、87年よりディーリングの世界に入る。89年から5年間、シカゴにて通貨先物市場に傾倒し、多くの著名トレーダーと出会う。2004年3月までUFJ銀行・為替部門の統括次長兼チーフディーラー。同年4月に独立。心理学などを駆使した独自の手法で15年間1年もマイナスなく勝ちつづけた常勝トレーダー。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事を歴任。現在、マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOと、慶応大学グローバル・セキュリティ研究所・研究員も兼務。
▼今日の長期金利/
昨日の欧米債安を受け、強含みもみ合いか
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
【予想レンジ】
・ 長期金利(#277) 1.715%~1.740%
・ 債券先物(3月限) 133.65円~133.90円
【見通し】
本日の長期金利は、昨日の欧米債安を受けて強含みもみ合いとなりそうだ。日経平均株価が昨夕公表された公示地価を好感して内需関連株主導で上値を探るようだと、それも悪材料視しよう。
債券先物チャート
6月限の日足は下陰陽線で下値抵抗力を見せているが、上値も切り下がり傾向。
【チャート・ポイント】
138.56円:2006年の最高値(1月18日のザラバ高値)
137.29円:マド埋め(1月26 日のザラバ安値)
137.11円:雲上辺(本日)
136.63円:雲下辺(本日)
135.82円:限月間マド埋め(3月8日の3月限ザラバ安値)
135.31円:基準線
134.34円:転換線
<133.90円:本日の6月限予想レンジ上限>
133.89円:5 日移動平均
≪133.89円:昨日の東証6月限終値,前日比+0.17円≫
≪133.83円:昨日のLIFFE6月限終値≫
<133.65円:本日の6月限予想レンジ下限>
133.54円:3月22日のザラバ安値
133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)
130.15円:2000 年中のザラバ最安値(3月28 日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純、7:35am)
▼今日の債券相場/
足元から来週一杯=最も弱気相場が演出されやすい時間帯
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント
本日の債券相場見通し…結局、もみ合い、カーブはフラット化持続の公算
昨日の相場には一定の底打ち感があろう。しかし、米債は下落し、大都市商業地が上昇した公示地価の発表を受けた株価動向も気になる。そして、後述状況は変わらない。結局、本日の相場はもみ合いとなる公算が大きい。イールド・カーブはフラット化持続の見込み。(AM6:32、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 133 円72 銭 ~ 133 円99 銭
当面の債券相場、イールド・カーブの見通しと15 年変国減額の行方
2年の0.60%、5年の1.25~1.30%、10 年の1.75%を筆者は利回り上昇の目処と見てきた。
概ねそれらが達成されつつある。
早期のゼロ金利政策解除観測の強まりと期末前ということを考えると、足元から来週一杯が最も弱気相場の演出されやすい時間帯と言える。昨日、0.6%クーポンが評価され、2年国債入札は無事に終えたが、中短期債の地合いが大きく好転することはなかった(それでも、中原日銀審議委員のハト派発言はフォローとなった)。もちろん、年度が変われば、利回りの自然落下には期待できる。
ただ、当面は早期のゼロ金利政策解除の観測が大きく後退するとは考えにくく、目先は、2月全国消費者物価指数(3月31 日公表)の発表が気になる。生鮮食品を除く前年比が0.5%以上の上昇を示すようだと、一段と同観測が強まる可能性が高い(ちなみに、弊社は0.6%の上昇と予想している)。
加えて、4月3日には3月日銀短観の発表がある。
このような環境と現水準を踏まえると、
上記目処が風前の灯であることを筆者は自覚している。
ニュース・チェック
★午前の東京市場=公示地価を受け、不動産株買われる
今日午前の東京株式市場は昨日発表の公示地価が地価下止まりを確認できる内容だったため、不動産株を中心に買われた。日経平均 が終値で前日比+6.42円高の16,485.79円、またTOPIXも同+2.24高の1682.33、JASADAQ指数は同-0.35安の119.77となった。全銘柄中で値上がり率トップはローヤル電機(JQMM:6593)で、同+23.46%上昇して3210円。東証1部では三菱伸鋼(5771)で、同+8.74%上昇して485円となった。またドル円相場は、117.80円台で推移、ユーロ円は141.10円前後で推移している。
★公示地価=3大都市圏・商業地は、各圏で15年ぶりの上昇
国土交通省が23日発表した2006年1月1日時点の公示地価(全国平均、全用途)は、前年比2.8%下落した。15年連続の下落だが、前年(5.0%下落)から下げ幅が縮小。東京、大阪、名古屋の3大都市圏・商業地は各圏で91年以来15年ぶりに上昇した。都心部で上昇地点が増え、札幌、福岡など地方都市でも上昇地点が表れた。地方圏は2年連続で下げ幅が縮小し、地価の下げ止まり傾向が一段と鮮明になった。商業業務機能の集積が進んだ地域、海外ブランド店舗の立地が進んだ地区、再開発や交通基盤整備が進んだ地域での上昇が目立った。国交省では、都心部では、不動産投資の拡大、企業のおう盛な設備投資意欲に伴う優良収益不動産に対する需要の増大も背景にある、としている。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
日本リテールファンド投資法人(8953)
03/23 資金の借入れに関するお知らせ
03/23 資産の取得に関するお知らせ【東戸塚オーロラシティ】
http://www.jrf-reit.com/ir/index.html
日本電気株式会社(6701)
3月23日 NGNへの対応力強化などを狙いとした成長戦略実行体制の確立について
役員の異動について
http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html
投稿者 Yen-Dokki : 20:19 | トラックバック
2006年03月27日
長期金利の水準・3月日銀短観予想・今日の株価予想・ネット・インベスター/22日の売買人気15銘柄中トップほか
▼長期金利の水準/
3つの「目安」が示唆する高めの金利水準
長年ゼロ金利が維持され、異例の超金融緩和が続いてきただけに、いざこれが修正され、金利がつく世界になった場合、長期金利(以下10年国債でみる)がどの程度上昇するのか、不透明感が漂っている。
そこで、東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、いくつかの尺度から「目安」を求めてみた――。
目安1=“名目成長率と長期金利”の位置関係
まずは政府内で議論を呼んでいる“名目成長率と長期金利”の位置関係。
長期的に見ると両者はほぼ同レベルだが、景気の局面などでその上下関係は異なる。金融市場が自由化された80年代以降で見てみると、80年代は期間を3分割すると、1勝1敗1分け。つまり、81年から84年までは景気の悪化が先行したため、長期金利が名目成長率を上回った。中盤の85年から87年は分け、88年から90年は名目成長率の大幅上昇に金利が追いつかず、成長率が長期金利を上回った。景気の変動が長期金利の変動よりも「弾力的」であった面も大きい。
続く90年代は、日本経済の長期低落傾向のなかで、96-97年の一時期を除くと、概ね長期金利が名目成長率を上回った。その後もしばらくは日本経済が「デフレ」にあった間、長期金利が高い状況が続いたが、昨年後半から、日本経済の「復活」が見えてくると、これも逆転。これからしばらくは、景気の拡大が長期金利の上昇に先行する形、つまり長期金利は名目成長率よりも低い状態が続くと見られる。
▼3月日銀短観予想/
大企業製造業DI=今回復局面のピーク水準の+24へ
クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は22日(水)、4 月3 日発表予定の3 月調査日銀短観について、「内外需の好調さを反映し、企業の業況判断DI は引続き改善傾向を示す」と予想し、次のようにコメントした――。
<非製造業も、ほぼ14年ぶりの水準に改善か>
日本経済は踊り場局面でも個人消費や設備投資が比較的好調を維持していたのだが、ここ数ヶ月間はグローバル経済の回復を背景に外需も寄与し始めた。為替円安も下期にかけて輸出企業の業績上方修正に寄与しているものと思われる。大企業製造業業況判断DI は+24 と、今景気回復局面のピークであった2004年9 月調査の+26 にせまる水準まで回復していると予想している。
一方、非製造業に関しても、雇用や所得環境の改善から消費関連業種を中心に、業況判断DI は+19 とほぼ14 年ぶりの水準に改善しただろう。中小企業に関しても、製造業、非製造業ともに1 ポイントずつ改善の+8、-6 を予想している。日銀の量的緩和政策の解除は、足下の業況判断にはほとんど影響していないと思われる。
▼今日の株価予想/
公示地価発表への期待感等で、しっかりした値動きか
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場は、しっかりとした値動きが予想される。
昨日は時間外取引でのマイクロソフトの下落が懸念されながらも16500円水準での底固い動きが続いた。それだけに、米国株式の反発は東京市場でも好感されそうだ。その後は、期末に向けた権利取りの動きや公示地価発表(午後5:00頃)を期待した買いが押し目では入りそうで、しっかりと した値動きが予想される。
<トレンド方向の確認は、本日以降の動きにかかる>
テクニカル面から見ると、日経平均株価は反落。ただし、ザラバでは16583円~16477円の上下106円と狭いレンジでのもみあい続いた。そのため、トレンドの方向の確認は本日以降の動きにかかる。
上値の節目は3月20日高値16667円。これを上回れば、16日安値16032円からの上昇トレンドが確認される。さらに昨年来高値の16777円(2月6日高値)を突破できれば、目標値としては、15553円(3月8日安値)~16410円(3月14日高値)までの上昇幅857円を、16032円に加えた16900円水準がある。一方、下方向では、先週のもみあいゾーンの上限である16400円水準がサポート・ライン。さらに、16032円~16667円までの上昇の半値押し16350円も支持線となる。
なお、この16777円を突破した場合、年初来安値15059円(1月18日)からの大きな上昇トレンドが確認される。また、15059円と16777円を2つの頂点としたトライアングルからの上放れが本格化する。そうなると、三角形の最大幅1718円を、三角形の上辺である16000円に加えた17000円台が、中期的な目標として視野に入ってくる。
話題の銘柄
高砂香料工業(4914)/目標株価を従来の600円から、700円に変更
香料で国内最大手、世界で6位の同社は、飲料需要の緑茶への偏りや原料価格(グレープフルーツオイルなど)の上昇、顧客の在庫調整による子会社への影響により、05年4-12月期の連結営業利益は47.9億円(前年同期比5.8%減)と利益水準は前期を下回っているが、第3四半期までの業績推移から見て会社通期計画(50億円)を上回る可能性が出てきた。
クレディ・スイスでは、(1)同社株は来期予想ベースでPER17倍であり、ヒストリカルに見ても最低水準に近いレベルまで調整、(2)香料市場は世界的に今後も拡大を続ける見通し、(3)同社はより多くの海外大手食品・トイレタリーメーカーのコアサプライヤー入りを果たすことで、こうした世界的な需要拡大を収益増につなげていける可能性が高い、――などを評価して、06年3月期の営業利益を51億円に上方修正。業績予想の見直しに伴い、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ。目標株価を従来の600円から、07年3月期予想ベースPER約22倍で同社の過去水準の中位にあたる700円に変更した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ネット・インベスター/
22日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は22日(水)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
22日(水)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
為替変動3要素=現在は円高が進みやすい状況
大和総研・経済金融調査部・為替分析担当シニアエコノミストの亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は先週、為替相場を左右する3つの要因として、①日米マネタリーベース比率、②日本の景気、③日米金利差の3つを挙げ、それぞれについて次のように分析した――。
足許にかけて、この3要因はどのように推移しているか。 ① 日本のマネタリーベース(除く超過準備)は米国に比べ縮小している、② 日本の景気は回復を続けている(拡大期間は2006年3月で50ヶ月)、③ 日米金利差(米国-日本)は拡大が止まりつつある。「総合すると、円高が進みやすい状況にあると言えよう」。
さらに、「③の日米金利差が縮小に向かい始めれば、3つの要因ともに円高に作用することになるが、その可能性は(米国要因を排除して考えても)小さくないだろう」と言う。
なお、量的緩和は常に円安を招くわけではなく、為替相場動向はその時々のファンダメンタルズに大きく左右されてきたとし、「量的緩和の解除でも同様だろう」と言う。日銀が量的緩和解除とともに導入を決定した「新たな金融政策運営の枠組み」は、今後の利上げを制約するものとは言えない、と見ている。
▼ドル円予想/
全然、ドル円=120円なんて風に見えない
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
一日中117.05-40で117円防衛軍がいたが、何の事はない。
ニューヨーク勢の自作自演。
前日買い上げた奴とこの日売り叩いたやつは同じじゃないのか? ドル円120円ねえ。全然そんな風に見えないんだけど、私の目が狂っているのかねえ。期末要因の事を何度も聞かされたが、それらしき一方通行は起きないねえ。ニュージーランド円が上がってきたからユーロ円は落ちるかもね。最近のクロス円ってややっこしいんだ。何が好きでユーロオージーだとかユーロキゥイーなんか見なきゃいけないのか嫌になるよ。ユーロ?1.2050くらいテストするのかと思ったけど、意外としぶといね。ドルスイス?買い上げて鉄壁の1.32台挑戦やってみて、って感じ。金は完全に人気離散だねえ。値幅も小さくなってきたし、話題にも上らないし・・・。
(3月23日。木曜日。野球開幕が待ち遠しい日。)
<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。
▼ドル円予想/
「4~5月に再び120台トライ」を補強する2材料
ブックフィールドキャピタル株式会社・取締役副社長の田中泰輔さん(Taisuke Tanaka/ Executive Vice President, Book Field Capital Co.,Ltd.)は22(水)、ドル円相場の見通しについて、「4月には、昨年度当初計画比3.5倍の公的年金マネー、昨年比5割増のGWの外貨需要が円安を後押ししよう」と語った。
その概要は、次のとおり――。
ドル/円は春分の日を挟んで、115台半ばの下値をつけてから117台に反発している。米欧金融政策への憶測で積み上げられたユーロ/ドルのロングが巻き戻され、ドル/円も連動して買い戻されたようだ。きっかけ要因として、バーナンキFRB議長の講演や高めだった米PPIが指摘されているが、そもそもポジションの自律調整動意自体がそうした解釈を補強しているように見える。重要なことは、ドル売り派もそれほど腰が入っていないことが確認され、テクニカルにドル/円が113台まで下押しされるリスクが一旦回避されたことだ。
<3.5倍公的年金マネー+5割増GW外貨需要=円安後押し>
筆者はドル/円が4~5月に再び120台を試す可能性は十分高いと、今も考えている。
この見方を補強する材料として当面注目すべきは、1)3月28日のFOMCで確実視される25bpの利上げに続いて、さらに2回の利上げ観測を呼ぶ経済指標の堅調さと、2)日本からの季節的な資本流出とドル需要である。
<田中氏のプロフィール>
1983年に日本長期信用銀行に入社、債券およびマネー・ディーラーを務める。バークレイズ銀行、ABNアムロ銀行を経て、94年にクレディ・スイス銀行東京支店ストラテジスト。2000年にクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券東京支店に移り、為替ストラテジスト、チーフ・マクロ・ストラテジスト、チーフ・エコノミストを歴任。04年9月モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、チーフ通貨ストラテジスト(日本)を務める。06年3月現職。東京外為市場の主要なアナリスト・ランキング調査で、15年以上にわたり常にトップ・クラスにランクイン。
ニュース・チェック
★午前の東京市場=株価は、一時16,660円台まで上昇
今日午前の東京株式市場は一時1万6660円台まで買われるも小動き。日経平均 が終値で前日比+123.81円高の16,619.29円、またTOPIXも同+5.02高の1691.37、JASADAQ指数は同-0.02安の120.26となった。全銘柄中で値上がり率トップはイーネット・ジャパン(HC:3334)で、同+19.41%上昇して246,000円。東証1部ではマルエツ(8178)で、同+14.28%上昇して 560円となった。またドル円相場は、116.80円台前半で推移、ユーロ円は140.80円台で推移している。
★カカクコム=ヤクルトvs読売戦に価格.comユーザ500組1000名を招待!
株式会社カカクコム(代表取締役社長・穐田誉輝氏、2371)は、2006年度シーズンにおいて、選手ヘルメットの広告スポンサーとして、東京ヤクルトスワローズを応援しているが、この度、ユーザーへの日ごろの感謝を込めて、4月6日(木)を『価格.com DAY』と題し、神宮球場で行われる東京ヤクルトスワローズVS読売ジャイアンツのナイター戦に、500組1000名様を招待する。価格.comサイト上より申し込み、抽選は3月27日(月)前後を予定。また、当選者はメールにて案内、3月31日(金)までにチケットの発送を手配する予定。
申し込みページURL: http://kakaku.com/swallows/present/
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社大阪証券取引所(8697)
03月22日 平成18~20年度中期経営計画について
http://www.ose.or.jp/profile/pr_irgk.html
株式会社デンソー(6902)
3月22日 大安製作所(三重県いなべ市)敷地内に安全システム用センサとセラミック部品
を生産する工場を増設します。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/060322-01.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
サイバーエージェントが運営するブログサービス「Amebaブログ」
大きな支持を受けブログ開設数100万件突破、タイアップブログプロモーション事例数が国内NO.1に
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投稿者 Yen-Dokki : 13:07 | トラックバック
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