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サイバノミクス金融・経済レポート
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2006年02月21日

ネット・インベスター・ドル・ユーロ・円予想・ドル円予想・今日の債券相場ほか

ニュース・チェック

■新型・金融商品/
  排出権価格参照クーポン付ユーロドル債「CO2L Bond(クールボンド)」
~個人投資家にも、排出権取引への直接参加手段を初めて提供!~

大和証券エスエムビーシーと大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツは、利金部分に京都議定書の排出権を組み込むことにより、元本を確保しつつ、排出権価格を参照したクーポンが付与されたユーロドル債「CO2L Bond(クールボンド)」を共同で開発した。

CO2L Bondは、「排出権取引に直接参加できない個人等の投資家が排出権取引の経済効果を得るための手段の提供を目指したもの」と言う。この点で、画期的な新商品と言える。

CO2L Bondの概要
CO2L Bondは、元本格付けAAA取得予定の米ドル建ての債券で、利金相当分で2008年から2012年に発生する京都議定書のクリーン開発メカニズム(CDM)による認証排出削減量(CER)を先渡し契約に基づき、発行時に決定する固定価格で毎年購入することにより、地球温暖化ガス削減事業を支援し、購入したCERを毎年の利払い前に市場に売却した代金を利金として支払う。

第1号債では、日揮、丸紅、大旺建設の共同出資により設立された「JMD温暖化ガス削減株式会社(JMD社)」が推進する中国浙江省衢州市の浙江巨化股?有限公司の代替フロン製造工場で排出されている地球温暖化フロンガス「HFC23」の回収・分解を行うCDM事業から得られるCERを購入の対象とする。金融商品としてのCO2L Bondは、元本確保型の債券であり、さらに、地球環境の保全に貢献しつつ、CERを市場に売却した代金を受け取ることを目指します。

<CO2L Bondは、金融を通じた地球温暖化防止への参加手段>

京都議定書は、目標の達成手段として市場原理を活用する京都メカニズムを導入している。基本的に、市場参加者は排出権に需要を持つ産業部門が中心となる。しかし、CO2L Bondによって、この市場の参加者を、個人・民生部門を含む投資家層にまで拡大することが可能となった。

CO2L Bondの投資家は、利金部分で固定価格によりCERを購入してCER価格の変動リスクを引き受けることにより、CDM事業の将来収益を安定化させ、資金面で事業を支援・促進することになる。「地球温暖化防止に関心があっても、温暖化ガス排出削減事業への参加手段が身近にない個人・民生部門にとって、CO2L Bondは金融を通じた参加手段となる」と言う。

なお、大和証券グループは、機関投資家の立場から企業に対して環境関連情報の開示を促す「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CGP)」や、持続可能な経済社会の発展に向けて金融機関として行動する「国連開発計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)」に加盟するなど、環境に配慮した金融のあり方について検討、実践、推進している。

参考サイト:http://www.daiwasmbcpi.co.jp/news/051021/051021.html

▼ネット・インベスター/
    16日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク


ネット証券評議会は16日(木)夕刻、同日の同評議会参加4社(松井証券・イー・トレード証券・カブドットコム証券・楽天証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。

16日(木)分の日次データは以下の通り――。

▼ドル・ユーロ・円予想/
  米金利先高観とドル高は限界、円安・ユーロ高もピーク


大和総研・経済金融調査部・為替分析担当シニアエコノミストの亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、為替相場の見通しについて、「米金利先高観とドル高はすでに限界に達した可能性も十分にある」と見ており、また、「2006 年入り後の米国へのリパトリ減少による円安・ユーロ高もピークを越えつつある」と語った。

亀岡さんのコメントは、概ね次のとおり――。

<FF金利先物市場は、5月5%への利上げすら59%織り込んだ>

円安ドル高が進行したが、やはり限定的なものとなりそうだ。
1 月31日のFOMC で追加利上げの可能性が示されたことに続き、2 月3 日の米雇用統計で市場予想が前月比横ばいであった失業率が4.9%から4.7%へ0.2%低下(改善)し、時間当たり賃金が予想を上回る前月比0.4%増(前年比3.3%増)となったことから、米国の追加利上げ期待は一層高まった。そして、日米金利差の拡大に合わせるように円安ドル高が進んだ(米欧の間でも同様にドル高に)。
しかし、すでにFF金利先物市場は3 月の4.75%への利上げを94%織り込み、5月の5%への利上げすら59%織り込んでいる。次回3 月27~28 日のFOMC の声明が明らかになる前の段階では、よほど強い経済指標でも発表されない限り、5 月の予想利上げ確率がさらに大きく上昇することは難しいだろう。

米国では製造業ISM指数が5ヶ月ぶり、非製造業ISM 指数が4ヶ月ぶりの低水準となるなど、企業景況感が鈍化しつつある。中でも、非製造業の雇用指数が1 年6ヶ月ぶりの低水準となったことからみて、2 月の雇用統計も強めの数字となる可能性は低い。米金利先高観とドル高はすでに限界に達した可能性も十分にある。

▼ドル円予想/
 中期的には、119円乗せか115円台入りに注目


アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

どうも118円台と116円台は居心地が悪そうである。
中期的には、119円乗せか115円台入りに注目しておけば良いのだろう。NZの売りが引かないのが驚き。ドル円は過大評価だったクロス円の動向が鍵を握ると思うね。ユーロは相変わらず情報がたいしたものが入らない。ポンドのような動きを見せてくれればある程度読みやすくなるのだけど。金は弱ったものだ。あっちにふらふら、こっちにふらふら。535が鍵を握ってそうだ。

(2月17日。金曜日。雨でも暖かいと思う日。)

▼ドル円予想/
  強い米経済指標も、ドルを上げ続けるには力不足


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)はドル円相場の見通しについて、次のようにコメントした――。

昨日の海外はアメリカの1月の住宅着工件数が、227万6000と予想の203万件を大きく上回り、約33年ぶりの高水準になりました。みなさんアメリカの住宅市場が壊れているといいますが、数字は、住宅市場がとても強いことを示しています。ただ、今年のアメリカは110年ぶりの暖冬で、大工さんも家を沢山作れたという事情もあるようですから、その辺は多少差し置いたほうがいいと思います。

こうした、強い数字もドルを上げ続けるには、力不足で、調整でドルは下がっています。
まあ、今の相場の勢いはこの程度だと受け止めておけばいいと思います。

▼今日の債券相場/
 乱高下が続く公算ありだが、基本はレンジ予想


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント 
本日の債券相場見通し…乱高下が続く公算ありだが、基本はレンジ予想

思惑的な先物の動き、15 年変国や超長期債の売買交錯などが相場乱高下とカーブの振れを演出している。本日の相場も同様な展開になる公算がある。しかし、レンジを広げても、基本はもみ合いにとどまると見たい。GDP発表は強めの数字(実質前期比年率5.0%増程度)を織り込んでおり、材料出尽くしとの判断が先行しよう。岩田日銀副総裁講演への反応は鈍そうだ。(AM6:35、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 136円17銭 ~ 136円54銭


●新刊書レビュー 

『投資家のための 金融マーケット予測ハンドブック』
住友信託銀行・マーケット資金事業部門[著]、
定価:本体2,300円+税、NHK出版

今から5年前に初版を出版して今回が第3版。すでに投資家の間ではお馴染みのハンドブックとなっている本著。日々、マーケットに参加しているプロが執筆しているだけに、実践的で臨場感に富んでいる。今回の改訂では、状況の大きな変化を踏まえて、従来の日米欧に加え、アジア太平洋経済・金融に関する章を新たに設けたり、日本の財政の項目、各国の為替政策の項目を増補している。

★午前の東京市場=株価は10-12月期GDPにも反応薄で下落
今日午前の東京株式市場は10-12月期のGDP成長率が市場予想を上回るも地合いの弱さから総じて下落。昨日の「ポイント」でご紹介したように、円のキャリートレード縮小の影響かあるようだ。日経平均 が終値で前日比-119.06円安の15,924.61円、またTOPIXも同-8.68安の1622.71、JASADAQ指数は同-2.13安の116.65となった。全銘柄中で値上がり率トップはペイントハウス(JQ:1731)で、同+13.54%上昇して637円。東証1部では大末建設(1841)で、同+11.25%上昇して168円となった。またドル円相場は円安が進み、118.20円前後で推移、ユーロ円は140.50円前後で推移している。

★大和証券=24日、外国為替証拠金取引「ダイワFX」の取扱開始
大和証券は、2月24日(金)16時~より、ダイワのオンライントレードにおいて、「ダイワ・ダイレクト」コース専用サービスとして「外国為替証拠金取引(サービス名称:ダイワFX)」の取扱いを開始する。対象となるお客は、「ダイワ・ダイレクト」コースのお客。利用にあたっては、所定の審査による「ダイワFX」口座の開設が必要となる。口座開設の申込みは2月17日(金)午前6時より、「ダイワのオンライントレード」ログイン後の「サポート」→「口座開設」で行うことができる。http://www.daiwa.jp/CACHE/japanese/press.cfm

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社(8601)
◆大和証券SMBC株式会社は、2月17日付で組織改正及び人事異動を発令。ムンバイ駐在員事務所を新設アジア・オセアニア担当の所管とする。事務所長には長谷川善広・国際業務企画担当付部長が就く。
http://www.daiwa.jp/CACHE/japanese/press.cfm

松下電器産業株式会社(6752)
  □ICレコーダー・RR-QR180を発売
   http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2730/425
  □大型映像表示装置「アストロビジョン/AZ-LEO080Fシリーズ」の受注を開始
   http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2731/425
  □NTTドコモ様向け「FOMA(R)P702i」の納入を開始
   ttp://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2732/425
  □業界初換気扇国内生産累計1億台達成
   http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2733/425

Posted by Yen-Dokki at 2006年02月21日 18:12

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