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サイバノミクス金融・経済レポート
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2006年01月26日

ドル円予想・ユーロドル予想・人民元見通し・東証IPO銘柄/山下医科器械(株)(3022)ほか

▼ドル円予想/ 
「対外赤字問題」がドル売りのテーマになるのは尚早

「漸進的な利上げ」をテーマに上伸してきたドル相場は、昨年12月に一旦ポジション調整で下落した後、年末の利上げ打ち止め観測の高まりを受け、調整地合いを抜け出せない状況が続いている。まちまちな経済指標を背景に、ドル相場のテーマは「金利格差」から「対外赤字問題」へシフトしてきたとの見方もある。

しかし、クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse First Boston:CSFB)は、「当社では現段階で、赤字ファイナンスの軋みが問題となり、ドルが急落する可能性は小さいと見ている」と語る。

▼ドル円予想/
  常に底堅そうに見えるが、実体はズルズル

アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ユーロとスイスフランは、この最近のこう着状態への恨みがこもっている動きとなっている。1.2150でも割り込まないと押せ押せとなりそうだ。今一番無意味的な動きはクロス円。ドル相場に転じてしまっているから、クロス円はおまけ的存在。連日、投信がらみの円売りが出ているのでドル円は常に底堅そうに見えるが、実体はズルズルというやつである。時間差で動いているような印象。株式市場が調整色を強めているのは致し方あるまい。強弱感が対立しはじめてきているから面白いかも。
(1月24日。火曜日。昔のような寒さの東京と思う日。)

▼ユーロドル予想/
  テクニカルでのターゲット=1.2600アラウンド

『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

2006年1月24日【マーケット・コメント】
---[1.2300~1.2500]のゾーンには、『想定内』の為替オプション---

昨日(1月23日)のマーケット(外為市場)では、ユーロ/ドル(EUR/USD)が、このところのレジスタンスであった、[1.2200][1.2250]を越えて、上伸した。高値は、[1.2305-15]レベルを付けている。

これで、年初から続いていた[1.2000~1.2200]程度の小さなボックス相場をブレイクした。---上に抜けた。---

大きな意味で、---大きな相場の流れで、少し大き目のスパンで、---
昨年9月中旬から、この年初までの、3~4ヶ月続いてきた、[1.16台~1.22台]のレンジも、ブレイクした。---上に抜けた。---

今回のユーロ/ドル(EUR/USD)の値動きは、テクニカルによるところが大きい。
チャート・ポイントとして、[1.2200][1.2250]が意識されていたが、これで、いずれも、明瞭に、既に、ブレイクされた。

昨日の値動きでは、[1.2250]アラウンドの値動きは、そのスピードが遅く、判断に迷う局面でもあったが、結果としては、1.23台も示現したことで、明瞭に、ブレイクされた、と考えている。

このまま、上伸してゆくと、テクニカルでのターゲットは、[1.2600]アラウンドになる。

しかし、昨日のメールマガジンでも記述した通りに、[1.2300~1.2500]のゾーンには、ヘッジ・ファンドの為替オプション取引が、既に、組まれている。

だから、[1.2300~1.2500]のゾーンでは、為替オプション取引に伴う、『利食いのユーロ売り』や、いわゆる『プロテクトのユーロ売り(防戦売り)』が出てくるのは丸見え。

---蛇足ながら、当然に、為替オプション取引のストライク・プライスは、  [1.2300][1.2350][1.2400][1.2450][1.2500]に集中している、  と考えられる。---

昨日の値動きでも、[1.2300]アラウンドで、早速、そういった売買が見られた。
これは、今、マスコミで話題再沸騰の『想定内』といった流行語を使っておけば良いだろう。

▼人民元見通し/
 中国通貨当局=市場での漸次切上げを容認

1月4日から中国では新しい為替制度がスタートしている。 
今まで中央銀行が決めていた終値を止めて、市場でのレートを採用する。
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は23日、この点について、「簡単にいうと、これからはできるだけ市場に任せていく、という方法」として、次のように語った――。

22日は昨年の7月21日の切り上げ以来、1日の変動幅としては最大になりました。変動幅は0.06%、昨年5ヶ月で0.5%強しか上がっていかなかったのが、今月に入って0.3%ぐらい切り上がっています。これで、中国当局姿勢ははっきりしました。今後も市場に任せて、徐々に人民元がきりあがっていくのを容認する。どこかで、一度に何%も切り上げるというようなことはほぼなくなったということが言えると思います。

そもそも、わざわざこういう変動できる制度を採用したわけですから、一度に切り上げるというのは、本当はあまり理屈の通った話ではないので、当たり前といえばそうなのかもしれませんが・・・。

●東証IPO銘柄 

▼山下医科器械(株)(3022)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200602/2yamashita.html

当社は、さまざまな病院や診療所に、幅広い分野の医療機器、医療材料、設備、システムを提供しております。地域に密着したきめ細かいサービスと、医療機関の開設から運営までの多様なニーズに応える高い専門性に加え、物流センターやショールームなどの機能を活用して「トータル・メディカル・サポート」を実践してまいりました。日々進化する治療技術に必要なツールを提供する医療機器事業を中心に、新規開業や病院内物流管理(SPD)、メンテナンスなどの付加価値事業を拡大することで、医療に携わる方々の信頼をより強固なものとし、着実な業績向上をはかってまいります。
同社ホームページ http://www.yamashitaika.co.jp/

▼今日の長期金利/
  株価動向を見ながら、もみ合いそうだ

三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。

昨日の内外債券市場

【予想レンジ】

・ 長期金利(#275) 1.435%~1.460%

・ 債券先物(3月限) 137.80円~138.05円

【見通し】

本日の長期金利は、株価動向を見ながらもみ合いそうだ。日経平均株価は、昨日の米株相場が続落を回避したとはいえ、ライブドア・ショックの余震により不安定な地合いを強いられよう。債券市場は方向感を定めにくい。一方、本日の15年変動利付国債入札については、20年利付国債の利回りがヘッジ需要の繁閑を巡って思惑的に振れそうだ。

債券先物チャート

3 月限の日足は上影陽線。実体部分がわずか1銭ながら転換線(138.04円)を上回り、「買い三役」が復活。138円台定着をうかがう。

【チャート・ポイント】

141.32円:2005 年中のザラバ最高値(6 月8 日)

138.91円:マド埋め(2005 年9 月22 日のザラバ安値)

138.58円:61.8%戻し(140.22円→135.92円)

138.56円:1 月18日のザラバ高値

138.48円:2005 年11 月25 日のザラバ高値

138.11円:マド埋め(2006年1月18日のザラバ安値)

<138.05円:本日の3 月限予想レンジ上限>

≪138.05円:昨日の東証3 月限終値,前日比+0.32円≫

138.04円:転換線

137.96円:5 日移動平均

≪137.89円:先週末のLIFFE3 月限終値≫

<137.80円:本日の3 月限予想レンジ下限>

137.42円:基準線

137.25円:雲上辺(本日)

137.20円:雲下辺(本日)

136.25円:2005 年12 月12 日のザラバ安値

135.92円:2005 年11 月4 日のザラ場安値

133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)

(チーフ債券ストラテジスト 石井 純さん7:35a.m.)

▼今日の債券相場/
 基本的にもみ合いだが、波乱含みと見る

シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント 

本日の債券相場見通し…ライブドア~株価、15年変国など材料が増えた

予定されたことだが、財務省の買入れ消却増額(1,000 億円)と対象銘柄拡大が昨日は好材料視された。さて、ライブドア堀江社長の逮捕は株安のプラス面と改革に水を指すマイナス面がある。目先は前者の影響が勝りそうだが、結局、今日は消化不良という感が強い。15年変国の地合いは一頃に比べると回復、割安感が新たな需要を喚起する部分があろう。ただ、入札に際し、1.5 兆円という額への懸念は残ろう。入札への思惑は超長期債の需要、イールド・カーブ、相場全体に影響する。相場は基本的にもみ合いと見るが、波乱含みと付け加える必要があろう。(AM6:54、佐野さん)

本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 137円73銭 ~ 138円10銭

ニュース・チェック

★英金融大手SCB=富裕層向け新型定期預金「EPCD定期預金」新発売

英金融大手スタンダード・チャータード銀行(SCB:東京支店CEO・マーク・デヴァダソン氏、コンシューマーバンキング部門在日代表・青沼丈二氏)は、富裕層個人顧客向けプライオリティバンキングを対象とした新型定期預金「EPCD(イーピーシーディー)定期預金」(円建て5年、ノックアウトトリガー付変動金利型)を新発売した。最初の1年間は、3%の固定金利。2年目以降は、半年ごとの条件判定日の為替レートによって、3%または0.5%の金利いずれかが適用される。

★積水ハウス=日本パワーファスニング株式会社の株式を取得

積水ハウス株式会社 (1928)は、日本パワーファスニング株式会社(本社:大阪市、社長:土肥雄治氏、大阪証券取引所市場第2部コード:5950、以下JPF)の株式を取得致した。①取得の時期・方法:平成18年1月24日、大阪証券取引所J-NETにおいて、②取得の株式数:普通株式1,869,000株、③取得後の保有株数:1,926,200株(同社発行済み株式の10.31%)、④取得の目的:当社とJPFは、長年に亘り建設用ファスナー等の取引関係にあり、今回の株式の取得は当社がJPFの安定株主となり、取引関係をさらに強化することを目的としている。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

松下電器産業株式会社(6752)

  □ヘアースタイラー「ヘアージザイナー」シリーズ2機種を発売
  http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2554/425"
 □デジタルカメラ LUMIX DMC-LZ5 を発売
  http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2555/425
 □デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ7 を発売
  http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2556/425

住商情報システム株式会社 (9719)

長崎県庁は、職員向け「電子旅費システム」構築にリッチ・クライアント言語「Curl」を採用し、運用を開始

http://www.scs.co.jp/ir/index.htm

ソニー株式会社(6758)

◆331万画素CCDを搭載し、高精細映像を内蔵ハードディスクに約7時間記録可能な“ハードディスク ハンディカム”発売

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200601/06-0123B/

◆ 暗いところでも色鮮やかな映像記録を実現 新開発「クリアビッドCMOSセンサー」を搭載した DVD方式“ハンディカム”など2機種発売

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200601/06-0123/

株式会社カカクコム(2371)

  レストランのくちコミサイト『食べログ.com』携帯向けサービスも開始
~外出先からもくちコミ評価や画像を参考にレストラン検索が可能~
http://kakaku.com/info/press_release/20060123b.htm

Posted by Yen-Dokki at 2006年01月26日 15:01

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