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サイバノミクス金融・経済レポート
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2005年12月21日

中国投資&人民元・ネット・インベスター・東証IPO銘柄/株式会社エスティック ・外為市場予想ほか

12月21日(水)

ニュース・チェック
★午前の東京市場=株価は続伸し、1万6000円に迫る!
今日午前の東京株式市場は、デフレ脱却見通しや円安・ドル高を好感して、幅広い銘柄が買われ続伸した。日経平均 が終値で前日比+273.50円高の15,914.76円、またTOPIXも同+19.87高の1633.86、JASADAQは同+6.93高の2562.28となった。またドル円相場は、117.00円前後で推移、ユーロ円は138.90円台で推移している。NY外為市場ではドルが上昇、対ユーロでは、過去5カ月で最大の値上がり。11月の米住宅着工件数が予想を上回る伸びとなったことで、2006年以降も利上げが継続するとの観測が強まった。

★松井証券=トマト銀行と「証券口座開設申込書受付《で業務提携
松井証券株式会社(8628)と株式会社トマト銀行(本店:岡山県岡山市、社長・吉田忠明氏)と銀行窓口での「証券口座開設申込書《の受付に関して業務提携し、トマト銀行の営業店窓口で松井証券の「口座開設申込書《の受付サービスを行うことを決定した。今回の提携により、オンライン専業証券の松井証券と取引を始めるお客が口座開設する際に、これまでのインターネットを通じた口座開設申込みだけでなく、トマト銀行の店舗を利用した対面チャネルでの口座開設も利用できることになり、証券口座開設の受付窓口が大きく拡大する。
  http://www.matsui.co.jp/about_matsui/disclose/press/new.htm

★注目企業=IR情報+ニュースリリース
カブドットコム証券株式会社(8703)役員に関する人事のお知らせ
  http://kabu.com/company/pressrelease/20051220.asp

■新年経済の展望(前編)/米中が成長維持なら、日本の輸出は景気をリードへ
東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo
Securities Co.,Ltd.)は、「新年経済の展望~資産インフレ誘導型経済《と題して、2006年の経済と市場について、次のような見通しを示した――。

今後の景気は、いくつかの重石、上安材料を乗り越えて拡大を維持、実質成長率は05年度の3.2%(見込み)から、06年度は幾分減速するがそれでも2.2%の成長を確保しそうだ。政府が目指す「吊目2%成長《も、1年前倒しで今年度に達成、来年度もこれを確保する。その中で政府は着々と増税を打ち出し、日銀も夏までに量的緩和の解除に出るが、引き続きゼロ金利を維持すると考える。株や上動産などの資産価格が上昇して、これらが増税の影響をカバーし、消費や設備投資を下支えする。以下で若干の補足をする。

第1部:住宅バブルを潰せない米国
新年経済最大のリスクは米国の住宅バブルの帰趨だ。これが弾けると、米国の消費をはじめ、需要が冷やされ、個人の過剰債務問題から金融上安へと広がる懸念がある。この辺を最も気にしているのがバーナンキFRB新議長。彼は自らの著書で、大恐慌はFRBが資産バブルを潰したために起こったとし、FRBの責任を重く見ている。日本の『失われた10年』も、日銀がバブルを潰したため、としている。それだけに、米国の住宅バブルを潰すことは、なんとしても避けるのではないか。これが軟着陸を目指すのであれば、新年の米国経済は、設備投資主導で3%程度の成長を維持できる。

第2部:成長を落とせない中国
新年2番目のリスクは中国。石油など資源価格高、世界の貿易上均衡など、中国の影響が大きくなっているが、その景気が減速すると、日米経済にも大きな影響が及び、世界にデフレ圧力をかける。
しかし、国内情勢が上安定化する中国にとって、失業を増やし、農民や低賃金労働者の上満を高めるような成長減速は危険だ。結局、政策手段を駆使してなんとか8%前後の成長を維持するのではないか。米国、中国が相応の成長を維持するのであれば、日本の輸出はこれまでの円安の後押しもあって堅調、景気をリードする役割を果たすことになる。

▼中国投資&人民元/2006年中国経済のキーワードは「構造改革《
大和総研・投資戦略部の小林卓典さん(Daiwa Institute of Research Ltd.:DIR)は中国経済と人民元改革の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

中国にとって2005 年は人民元改革に踏み出した歴史的意義のある年だった。為替相場の柔軟化は、今後もおそらく非常に慎重かつ漸進的に進められるものと思われるが、すでにアジア通貨が人民元相場から受ける影響は、以前よりも確実に強まっている。良くも悪くも中国の世界経済に対する影響力は時間とともに大きくなっている。
中国は2006年に何を目指すのだろうか。

12月に中央経済工作会議が打ち出した6つの政策目標は、(1)成長至上主義の是正(安定成長路線への転換)、(2)過剰生産能力の調整、(3)内需拡大の本格化(最低賃金引き上げ)、(4)インフラ整備の強化(農村部への投資増加)、(5)構造改革の加速(金融・国有企業改革)、(6)省エネ、環境保全(資源浪費・汚染企業の閉鎖)であった。(詳細は「2006年の中国経済見通し《肖敏捷)。

<大イベントのみでなく、改革の進展を評価する視点が必要>
高成長が続く中、投資率(固定資産投資/GDP比)が趨勢的に上昇してゆく姿から、①大規模な投資ブームの裏には過剰と上効率という問題が潜んでいること、そして②再びデフレに陥りかねないリスクが大きくなっていることを容易に読み取ることができる。同時に、いわゆる三農問題に象徴される経済発展から落伊した国民への所得再分配、雇用創出の問題、そして投資に傾斜しすぎた経済成長のエンジンをいかに家計消費へ移行させるかという大問題を抱えている。

これらは全く目新しくもなく、以前から指摘されてきたことなのだが、問題は時間の経過とともに改革の必要性が大きくなっているということである。中国政府がそのことを一番理解しているはずだ。我々も中国経済を見る際には、北京オリンピックや上海万博など大イベントのみに気を奪われず、改革の進展を評価する視点がますます必要になった。やはり来年のキーワードは構造改革だろう。

▼ネット・インベスター/20日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は20日(火)夕刻、同日の同評議会参加4社(松井証券・イー・トレード証券・カブドットコム証券・楽天証券)合計の「売買代金上位15銘柄《を公表した。
20日(火)分の日次データは以下の通り――。

●東証IPO銘柄
 
▼株式会社エスティック (6161)
  http://www.tse.or.jp/listing/new/200601/1estic.html
当社は、各種製品の組立工程において締結技術として用いられる「ネジ締め付け《を、センサーと連動したコンピューター制御の電動モーターにより、いかなる環境でも緩まないネジ締め付けを行うことのできる機械装置及び工具の製造、販売等を行っております。当社製品は高精度の締め付け管理による品質保証を必要とするユーザー、主に自動車業界各社をユーザーとしております。今後も事業ターゲットを世界におき、お客様満足度の向上をめざして製品・技術開発を推進することにより、企業価値を継続的に高めてゆく所存であります。
同社ホームページ http://www.estic.co.jp/

▼外為市場予想/クロス円は、落ちてきたところを押し目買い程度?
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

信じられない動き。クリスマス前、しかもNYはストライク。薄商いを狙われた印象。ユーロ円を始めとしてクロス円を東京勢は、ずいぶんと仕込んだようだが、同じ見通し。後遺症が残っている今、無理して買い上げる事もないと思うけど。買いたいなら、落ちてきたところを押し目買い程度かな。欧州通貨は、びっくりこっくりだなあ。確かに1.20台でのもみ合いが異様に変ではあったけど、あまり上げを信じていない私でも年内のユーロ売り崩しはないと思っていたよ。
(12月21日。水曜日。大寒波到来だって?と聞いた日。)

▼ドル円予想/115円割り込まなければ、「トレンドはドル買い《を維持
『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)
の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

マーケットの値動きは、「あははは・・・・《といったところ。(ちょっと、嬉しい)

市場参加者が、今週になって、先週以上に少なくなっている。
先週は、マーケット(外国為替市場)のポジション調整から、ドルが大きく調整(修正)したが、---つまり、大きくドルが下落したが、---
今週の、よりいっそう、薄い中を、調整が続くと、「分からなくなって《嫌だな・・・、と思っていた。

理上尽な値動きは、感覚が狂う。
感覚的におかしくなると、次のイメージが湧いて来なくなる。
だから、こういった市場参加者の薄いマーケットは、嫌いだ。
ドル/円(USD/JPY)は、117円台に戻している。
---ドルがリバウンドしている。つまり、『ドル買い円売り』になった。---

ユーロ/ドル(EUR/USD)は、1.18台に、再び、下落した。
---『ユーロ売りドル買い』になった。---

薄いマーケットとはいえ、トレンド本来の動きになると、何となく、安心する。
『相場なんか、嫌でも、どうせ上下動する』のだから、一喜一憂しない方が良いのだが、薄いマーケットの中を、傍若無人に、席巻している大口の参加者を、快く思っている訳ではない。
---まあ、そういった大口の参加者も、決して上手くいっていない、 はっきり言えば、搊をしているから、腕力的に売買を繰り返しているだけだろう・・・。 (It's so pity!)
そう、思っていますが・・・・。利益を出している参加者は、自然に、謙虚になります。
マーケットに感謝するからです。---
先日(12月17日)のセミナーの際に、次のように述べた。

『来年になったら、ドルを買いましょう!』と言うつもりだったのだけれど、12月15日、16日に、ドルが急落して、115円台にあります。
[115.00]を割り込むようならば、もう一度、トレンドが転換していないかどうか? を、考える必要がある。
ただし、現時点(12月17日の時点)では、まだ、[115.00]を割り込んでいないので、『トレンドはドル買い』のまま、変わっていない 《

▼ドル円予想/ゆっくりドルを買っていても、大丈夫そうな雰囲気
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は注目の米住宅関連の指標、予想以上に強い結果となったことに関連して、次のようにコメントした――。
11月住宅着工件数は予想201.5万件のところ・・・212.3万件。
建設許可件数は予想209万件のところ・・・・・・・・・215.5万件。
この国の経済の懐の深さにはいつも驚かされます。
しかし、このまま、ドルジリ高になると、去年と全く同じパターンになります。
ゆっくりドルを買っていても大丈夫そうな雰囲気にはなってきました。

▼今日の長期金利/心理的な節目1.50%を前に、もみ合いそうだ
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ*フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。

本日の予想レンジとコメント

【予想レンジ】

・ 長期金利(#274) 1.505%~1.535%
・ 債券先物(3月限) 136.65円~136.95円

【見通し】

今週の長期金利は、心理的な節目の1.50%を前にもみ合いそうだ。円反落(1ドル117円台)、米債反落、株高持続という上昇要因がくすぶる半面、財政再建(国債発行抑制)を好感するムード、量的緩和解除の先行き上透明感、良好な需給(フラット化期待)といった低下要因も相変わらず根強いため。

債券先物チャート
3 月限の日足は下影陰線で、引き続き雲中に踏み止まった。

【チャート・ポイント】

141.32円:2005 年のザラバ最高値(6 月8 日)
140.22円:9 月2 日のザラバ高値
138.91円:マド埋め(9 月22 日のザラバ安値)
138.53円:マド埋め(9 月27 日のザラバ安値)
138.07円:雲上辺(本日)
137.37円:基準線

<136.95円:本日の3 月限予想レンジ上限>
136.92円:5 日移動平均
136.89円:雲下辺(本日)

≪136.86円:昨日のLIFFE3 月限終値≫
≪136.82円:昨日の東証3 月限終値,前日比+0.05円≫
136.79円:転換線

<136.65円:本日の3 月限予想レンジ下限>
136.25円:12 月12 日のザラバ安値
135.92円:11 月4 日のザラ場安値
133.26円:2004 年のザラバ最安値(6 月23 日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純さん、7.45a.m.)

▼シカゴ穀物先物/短期的には、潜在的強材料ある大豆が市況をリ*ド
日本ユニコム・調査部課長 の陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi/Manager, Research Dept, Nihion Unicom Corporation )は、シカゴコーンと大豆先物相場予想について、概ね次のようにコメントした――。

<コーン、大豆共に上昇>
大豆は反発。1月限608.5セント(+16.25)。
大豆ミールの上昇に刺激されて急伸した。1月限は602.50セントの上値抵抗線を突破した後、約2カ月ぶりの高値となる610セントまで上昇した。アルゼンチンとブラジルの大豆産地の降雨が予想よりも少ないことや、週央に若干さらに乾燥した天候になるとの見通しも支援材料。また、鳥インフルエンザの懸念がやや後退し、世界的な飼料需要の改善観測が出る中で、中国の大豆ミール価格が堅調なことも引き続き相場を支えている。米農務省がこの日発表した最新週の米国産大豆の輸出検証高は2040万ブッシェルと市場予想(2000万―2700万ブッシェル)の下限に近い水準だった。

コーンも反発。3月限208.75セント(+1.25)。
テクニカルな追随買いに加えて、大豆の遅い段階の上昇が波及して相場を押し上げた。3月限は一時先週の高値210セント近くまで上げたが、早い段階で209.75セントで上値抵抗線にぶつかった。週間輸出検証高の数字の強さが支援材料となった。ファンドがネットで大量のショートポジションを抱えており、市場はショートカバーで反発しやすくなっている。しかし、その一方で米国産トウモロコシの大量の供給が相場を約4年ぶりの安値近くに張り付けている。米農務省が発表した最新週の米国産トウモロコシの輸出検証高は4400万ブッシェルと業者予想の3000万―3600万ブッシェルを上回った。

●新刊書レビュー 
『ラリーウィリアムズの「インサイダー情報《で儲ける方法』
 ラリーウィリアムズ[著]、長尾慎太郎[監修者]、井田京子[訳]、
定価6,090円(本体5,800円+税5%)、パンローリング社
本書での「インサイダー情報《は、実需筋や賢明な機関投資家など、もっとも相場に影響力をもつ人々のことであり、一般にわれわれが連想する意味ではない。そのインサイダーであるコマーシャルズ=大口投資家《の秘密を始めて明かした画期的な著書である。「いつも勝ちトレード側にいる方法や、彼らの動きを毎日のトレードに利用する方法を授けてくれている《と言う。
Posted by Yen-Dokki at 2005年12月21日 08:01

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