■大引けデータ

  株価 前日比 騰落率 出来高
日経平均 10664.95 (3/11終値) +101.03 +0.96 % 12.4 億株
日経先物 10680.00 (3/11終値) +110.00 +1.04 % 4.2 万枚
TOPIX 930.38 (3/11終値) +7.94 +0.86 % 18.3 億株
日経JASDAQ 1227.98 (3/11終値) +0.77 +0.06 % 1920 万株
マザーズ 416.82 (3/11終値) -0.26 -0.06 % 270.4 万株

■騰落銘柄数 (値上がり/値下がり)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 558/961 171/128 35/44 55/40 248/259
本日 15:30 1280/281 171/122 71/8 62/38 280/223

■新値銘柄数 (最高値/最安値)

  東証一部 東証二部 大証一部 大証二部 JASDAQ
前日 47/4 7/3 5/0 2/3 17/4
本日 15:30 60/4 5/2 5/3 1/2 10/4

15:15 大引け速報「上げ幅100円を超え、3日ぶり反発」

大引けの日経平均は、前日比+101.03円(+0.96%)の10664.95円で取引を終え3日ぶりの反発となりました。またTOPIXは前日比+7.94p(+0.86%)の930.38pとなりました。中国の2月消費者物価指数が市場予想を上回ると、利上げを懸念して為替がやや円高に振れたため、日経平均は後場に入り上げ幅を縮めました。しかしその後は再び買いが優勢となり、前日比100円を超える上昇となりました。

業種別で見ると33業種中、29業種がプラス圏、4業種がマイナス圏となりました。
上昇率トップは、「その他金融(+1.93%)」、「小売(+1.77%)」、「不動産(+1.71%)」となりました。
一方、下落率トップは、「鉄鋼(−0.69%)」、「ゴム製品(−0.58%)」、「石油石炭製品(−0.24%)」となりました。

個別銘柄では、日立造船が+6.29%と急伸しました。2010年3月期連結業績見通しの修正発表で、12期ぶりの期末配当を実施するとしたことを好感しているようです。

大引けの東証1部の騰落銘柄数は、値上がり1280銘柄、値下がり281銘柄、変わらず104銘柄となりました。また、概算で出来高は18.3億株(+2.1億株)となり、売買代金は1兆1548億円(前日比+826億円)となりました。

新興市場は、マザーズ指数は−0.06%、ヘラクレス指数は+0.61%、日経ジャスダック平均は+0.05%となりました。

また、アジア市場は、中国の上海総合株価指数は−0.10%、香港のハンセン指数は−0.35%となっています。インド株のSENSEX指数は+0.11%となっています。

GLOBEX(シカゴ24時間金融先物取引システム)のナスダック100先物は−5.50pの1913.25pとなっています。

なお、為替市場は、14時過ぎの1ドル=90円31−34銭から円安ドル高の、1ドル=90円36−38銭で取引されています。

レポート担当 : 鈴木 宏典


銘柄探しのキモになる「チャートのチェック方法」が始まります。

ソフトで抽出された銘柄は「基本的に良い銘柄」と言えますが、どうせ買うなら「買った後に株価が下がらない銘柄」で「買った後に株価が大きく上昇する銘柄」を選んだ方が良いに決まっています。このような可能性が高い銘柄かどうかをチェックするための武器が「チェック8項目」で、中でもキモが「チャート」と言えます。
今日と明日の2回に分けて、この「チェック8項目」についてレポートします。

前回は、ソフトで銘柄が抽出されたときに「買うか買わないかを判断する」「買うと決めたら株式組入比率で予算を決める」「予算が決まれば資金を最低3分割して、1銘柄あたりの投資金額を決める」までレポートしました。今回は、この決まった資金の範囲内で買い付け可能な銘柄を絞り込む方法についてレポートします。

E:買う価値がある銘柄だけに絞り込む(=チェック8項目)

『カエサル』の場合は20銘柄以上、『ドナアブディアス』はレベル1で50銘柄以上、レベル2では110銘柄以上、そしてレベル3にいたっては220銘柄以上の銘柄が抽出されます。この中から、株式組入比率で決めた予算の範囲内で買える銘柄を絞り込む訳ですが、いきなり最初から抽出された全銘柄のチャートや業績などのファンダメンタルズをチェックするのは大変です。

そこでケンミレでは、誰でもできる簡単な『チェック8項目(※)』で、ソフトが抽出した銘柄の中から「投資対象として魅力がない銘柄」をどんどん除外して、買いたい候補銘柄を絞り込むことができるようにします。

※以前は『チェック7項目』で絞り込むようにしていましたが、新たにチェック項目を一つ追加して、現在は『チェック8項目』となりました。

チェック8項目〜(1)「平均上昇率」のチェック
目的は、買った後に株価が大きく上昇する可能性が低い銘柄=投資対象として魅力がない銘柄を「ざっくり除外」することです。

どのような銘柄でも株価は必ず上昇と下落を繰り返していますが、下落から上昇に転じたときに「大きく上昇する可能性が高い銘柄」は、大きな目標利益率でも売れる可能性が高くなりますので、投資対象として非常に魅力的な銘柄と言えます。何よりも、せっかく待ってようやく『ドナアブディアス』や『カエサル』で銘柄が出て買ったのに、買った後に株価があまり上昇しなければ、長く待った甲斐がありません。

このような可能性が高い銘柄かどうかを判断する一番の方法は、チャートを見て"過去に上昇したときの上昇率"が"いつも高いかどうか?"をチェックすることです。

しかし、抽出されたすべての銘柄のチャートを一つ一つチェックするのは大変です。そこでケンミレでは、個別銘柄ごとにある一定期間のチャートの中における短期波動の上昇率を自動的に計算した『平均上昇率』という独自指標を算出して、この『平均上昇率』が高い銘柄だけを投資対象にできるようにしています。この方法ですと、ソフトで抽出した銘柄の一覧表で「平均上昇率が高い順番に並び替える」だけで、難しい知識や技術がなくても平均上昇率が低い銘柄を簡単に除外することができます。

平均上昇率は「何%以上あれば良い」という明確な基準はありませんが、できれば30%以上、少なくても25%以上ある銘柄で絞り込んだ方が良いと思います。

チェック8項目〜(2)「ストップ高上昇率」のチェック
平均上昇率と同じく、目的は買った後に株価が大きく上昇する可能性が低い銘柄を「ざっくりと除外」することです。

株価には「値幅制限」がありますので、投資する銘柄の株価によっては買った後に株価が上昇したときに「一日の中で上昇する値幅や率」に大きな差が出ます。

▼株価には値幅制限がある
http://www.nomura.co.jp/learn/study/invest/stock/abc/4_rule3.html

たとえば前日の株価が900円の銘柄の値幅制限は150円ですので、次の日にストップ高まで上昇しても上昇率は16.7%しかありません。しかし前日の株価が200円の銘柄の場合、値幅制限は80円ですので、ストップ高まで上昇すると上昇率は40.0%になります。

株式投資は、買ってから長く持てば持つほど「良くも悪くも何が起こるか分からない」という長所と短所がありますが、株式投資をあくまでも「財産構築の手段にする」ことを目的にするならば、短所(=リスク)は「徹底的に排除した方が良い」とケンミレでは考えます。したがって、一回投資したときに「長い日数をかけて目標利益率まで上昇する銘柄」よりも「できれば一日でも早く目標利益率まで上昇する銘柄」の方が投資リスクは低くなりますので、魅力的な銘柄と言えます。

このような銘柄を絞り込むための武器がケンミレ独自に算出した『ストップ高上昇率』で、ソフトで抽出した銘柄の一覧表で「ストップ高上昇率が高い順番に並び替える」だけで難しい知識や技術がなくても上昇能力が低い銘柄を簡単に除外することができます。

なお、ストップ高上昇率も「何%以上あれば良い」という明確な基準はありませんが、それでも25%くらいはあるような銘柄で絞り込んだ方が良いと思います。

チェック8項目〜(3)「チャート」チェック...高値圏の銘柄は除外
チェック8項目の(1)と(2)で、ソフトが抽出された銘柄の一覧表で"ざっくり"と除外しました。これは言わば「その銘柄が持っている上昇能力をざっくりとチェック」したことになりますが、ここからは残った銘柄を"もう少し詳しくチェック"するために、チャートでチェックしていきます。

さて、チェック8項目の(3)を行う目的は、当然ですが株価水準が高いところにある銘柄は、もしも株価が上昇しないで下落したときに「より大きく下落」する可能性が高くなりますので、このようなリスクがある銘柄をチャートでチェックして除外していきます。


株価水準が高値圏かどうかを判断する基準は、特に明確に決まっている訳ではありません。むしろ杓子定規で判断するよりも、パッと見た感じで「ちょっと高いかなぁ」という印象を持った銘柄をどんどん除外していくイメージで良いと思います。


抽出された銘柄を無理に残そう(または残したい)と思いますと、雑念が入って判断がつかなくなりますが、当初の「株式投資は楽しむために行うのではなく、財産構築の手段にするために行う=危ない橋は渡らない」という目的を思い起して頂ければ、難しい知識や技術がなくても「高いかも」という感覚だけでどんどん除外していけると思います。

チェック8項目〜(4)「チャート」チェック...底割れしている銘柄は除外と、強い下値抵抗ラインがない銘柄は除外
安全性が高い株式投資をするならば、株価が大きく下がって割安になっている銘柄だけを対象にした方が良いと言えますので、株価水準が高値圏の銘柄は投資対象外としました。しかしどれだけ株価が大きく下がっている銘柄でも、買った後に株価がさらに下がってしまっては、株式投資をする意味がありません。

つまりチェック8項目の(4)のチェックは、買った後に株価が下がってしまう可能性があるような銘柄をできるだけ除外することが目的となります。

そのために、まずはチャートがダラダラと下げ続けて「底値を割ってきている銘柄」を除外します。なぜなら、このような銘柄は「株価が下げ続けるべき何かの悪材料があるかもしれない銘柄=下落トレンドの銘柄」と言えますので、買ってからもそのままズルズルと下げ続けたり、または下げ続けなくても株価が大きく上昇しない可能性が高い銘柄と言えます。

したがって、たとえソフトが割安銘柄として抽出した銘柄でも、チャートの形が「底割れしている銘柄」は念のため投資対象から除外します。このチェックも「高値圏の銘柄かどうか」と同様に、あまり難しく考えないでパッと見た感じで「底割れしているかも...」という銘柄をどんどん除外するようなイメージで良いと思います。


さて、ここまでのチェックで「平均上昇率が高い銘柄」「ストップ高上昇率が高い銘柄」で「高値圏の銘柄」「底割れしている銘柄」を除外してきましたが、あともう一つ「買った後に株価が下がる銘柄を除外」するためにしておきたいチェックがあります。それは「買った後に株価が下がらない銘柄=強い下値抵抗ラインが確認できる銘柄」に絞り込むためのチェックをすることです。

チェック8項目の(4)は、買った後に株価が下がってしまう可能性がある銘柄をできるだけ除外することが目的と書きましたが、これは言い換えますと「買ったところが底値で株価が上昇する可能性が高い銘柄」は投資対象として魅力的な銘柄と言えますので、このような銘柄を見つけて残すようにします。

つまり「買った後に株価が下がらない銘柄かどうか?」のチェックとは、強い下値抵抗ラインが確認できる銘柄を絞り込むということになります。


一見すると「高値圏の銘柄」や「底割れしている銘柄」に比べてちょっと難しいと思われるかもしれませんが、これまでレポートで書いてきましたように『ドナアブディアス』や『カエサル』はほぼ株価の底値圏で銘柄が抽出される傾向が強く、また万が一、買った後に株価が−10%以上下がっても「下がった銘柄のうち買い値まで戻らなかったのは3.9%しかなかった」という結果がありますので、チェックするのに"あまり神経質になる必要はない"と思います。

むしろ反対に、ざっくりアバウトにチェックするくらいの気持ちでチェックした方が、意外に冷静に判断することができてスムースに銘柄を除外して絞り込むことができると思います。チャートチェックのキーは「アバウトに」です。

以上、銘柄探しの『チェック8項目』のうち4項目までをレポートしましたが紙面が尽きましたので、新しく追加した「1段上げの上昇率チェック」も含めて残りの4項目は明日レポートします。

チェック8項目〜(5)「チャート」チェック...上昇余力の低い銘柄を除外
チェック8項目〜(6)「チャート」チェック...1段上げの上昇率が低い銘柄は除外
チェック8項目〜(7)「企業情報」のチェック
チェック8項目〜(8)「掲示板」のチェック

レポート担当 : ケンミレ株式情報 田中 達也

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