過去の投資環境は? 相場はどう変化しているのか?
今を知り、未来を読むためには過去の情報も随時追いかけることが重要です。
今回は10月19日(月)の金融・経済情報をお送りします。
▼今日の株価予想/
出遅れ+過熱感なし=売り優勢ながらも底堅い展開
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH,
INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場は売り優勢ながらも底堅い展開か。東京市場に出遅れ感が強いことや、東証1部の騰落レシオ(25)は83%程度で全体的には過熱感はない。きょうの日経平均はシカゴ日経先物10205円(円建て)にサヤ寄せのあとも軟調な場面が予想されるが、10100円処は押し目買いが意識される水準。当面は一目均衡表の基準線10100円前後を中心に、雲上限10400円処から雲下限9900円処の間でのもみ合いが予想される。米ハイテク企業の決算に対する期待感から半導体や電子部品関連、また新興国の内需拡大から建機などインフラ関連には見直し買いが続きそうだ。
16日のNY株式市場でダウ平均は67ドル安と反落。決算発表では、ゼネラルエレクトリックの売上高が予想に届かなかったことに加え、バンク・オブ・アメリカの赤字が予想より悪化。また、10月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果が予想を下回ったこともあり、ダウ平均は一時123ドル下落する場面があった。売り一巡後は1万ドルを回復する場面もあったが、短期的な過熱感や週末によるポジション調整の売りが優勢となった。
NASDAQやS&P500も反落。業種別では金融が2.6%下落したほか、素材やテクノロジーなどが軟調に推移した。ドル建てCME225先物は先週末の大証日中終値に比べ55円安の10215円、円建て清算値は65円安の10205円となった。
話題の銘柄
3636三菱総合研究所/シンクタンク事業とIT事業のシナジーに注目、目標株価2800円
三菱UFJでは、「同社のシンクタンク・コンサルティング事業は、科学技術分野に強いと言う他社に対する差別化要素を持つ。更にこの差別化要素は、長年の大学院卒者の採用に裏打ちされたもので、他社が簡単に模倣できない経営資源であると当社では考えている。同社はこの科学技術分野の強みを生かして官公庁向けにおいて高い競争力を有している」、「同社は過去にシンクタンク部門で培った科学的経営管理手法を用いて、同社のITソリューション部門の子会社である三菱総研DCSの営業利益率を改善させた実績を持つ。こうしたシンクタンクを持つことによるITソリューション事業へのシナジー発現による利益率改善が今後のカタリストになると当社では考えている。同社はシンクタンク部門の官公庁向けビジネスにおける先端技術や政策立案に係る知見を、民間向けコンサルティング部門やITソリューション部門に応用させる体制を築いており、これらの業績寄与に期待したい。また、既述のDCS連結化による利益率改善を更に推し進めると同時に、同社が志向しているITソリューション事業におけるM&A戦略に際しても、グループ入り後のDCSの利益率改善モデルを応用させることによる業績貢献にも期待している」と指摘。2009年9月期連結営業利益53億円(EPS170.5円)、2010年9月期57億円(EPS188.7円)、2011年9月期59億円(EPS194.8円)を予想。今後6~12ヵ月間の目標株価を10年9月期(今期)予想PER15倍の2800円と設定。レーティング「2」で新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■株式会社エフオーアイ (6253)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200911/11foi.html
当社グループは、要素技術開発・製品開発・製造・販売・メンテナンスまでを一貫して行う半導体前工程製造装置メーカーであります。LSI等の半導体製品は、四角く小さなスペースに数億個のトランジスタ等半導体素子が集積されており、その集積度を高くすることによりコンピュータ・携帯電話等エレクトロニクス製品の処理速度向上、記憶容量増大が実現いたします。高集積なLSIを製造する前工程は、ナノメートルレベルでの微細加工技術を要求される工程が多く、当社グループは半導体デバイスメーカーに先端の微細加工技術を搭載した製造装置を販売しております。「Future Oriented=次世代に向けた」という基本理念を社名で表現しており、今後も先端の微細加工技術を半導体・エレクトロニクス製品産業に提供し続 け、企業価値の向上を図ってまいります。
会社ホームページ: http://www.foi.co.jp/
■FX相場予想/
米雇用増が視野に入らぬ間、ドル安・円高リスク残る
世界的にリスク選好度が高まりを見せている。先進国の金利は全般に低迷している一方、豪中銀をはじめ資源国など一部の国では利上げ観測が台頭し金利が上昇している。
先週、クロス円中心に円安が大幅に進んだ理由もそこにあると見る大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は16日、「こうした状況では、低金利で金利先高観にも乏しい円は売られやすい」と語った。
ところが、ドル円に関してはドルも売られやすいために、ドル円が上昇するとは限らない。ドル円は4 月以降、ドル実効為替とともに下落してきたが、ドル実効為替の下落はまだ続いている。先週ドル円が91 円近くまで上昇したのは米金利が上昇したためであり、金利上昇が続かなければドル高・円安も続かないはずだ。
▼FX相場予想/
ドル相場=ウロウロしてないで、きちんと動いてよ
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は16日夜、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
突如として、円安時代の幕開けだ、みたいな銀行のレポートを読んで驚いてしまった。前日には別な銀行のドル円50円なんてものを読まされているんだよ。いいかげんにしてチョン。どっちでもいいから、きちんと動いてよ。ウロウロしているだけなんて、渋谷の女子高生じゃあるまいし。(10月16日。夜中。)
▼豪ドル予想/
当面は少し強めの展開続いても、楽観は禁物
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は16日夜、FX相場の動向について次のようにコメントした――。
オーストラリアの景気回復や決算が市場予想を軒並み上回ったことなど、好材料が出てきたことで為替相場も少し強めの展開になってきました。株価が下押ししたことでポジション調整も進み、あく抜けしたということで上昇しやすくなっているということだと思います。そういった状況ですから、好材料に素直に反応しているのでしょう。この流れがもう少し続くかもしれないと思っています。
ただ、これは年初からお話ししていることですが、今年の半ばから後半にかけては好材料と悪材料が交互に出てきて、いったりきたりを繰り返すというのが基本シナリオで、今の流れもあくまで、その中での出来事だと思います。足元は強めの相場展開ですが、どこかで息切れすることになるでしょうから、あまり熱くならず、安いところで買えた場合は一旦ポジションを閉じることも一つの選択肢ではないでしょうか。
■今週の長期金利/
1.30%台前半で方向感を探りながらもみ合う
三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#303) 1.290%~1.340%
・ 債券先物(12月限) 138.70円~139.20円
<シナリオ>
長期金利は1.30%台前半の水準で方向感を探りながらもみ合う。材料は、2010年度予算での新規財源債の発行額、それに対する「盤石の債券消化構造」の耐久性、日米株高の持続性、米債安の余地など。
ポイントは(1)"需給の季節"その1~債券市場との対話に肝胆砕く鳩山政権、(2)"需給の季節"その2~試される「盤石の債券消化構造」の耐久性、(3)ここからは広がりにくい米株高/米債安の余地。
債券先物チャート
12月限の日足は陽のコマで上値/下値ともに切り下げた。下値は雲上辺がサポート。
■今週の債券相場/
10年債利回り=1.285~1.350%での推移と予想
シティグループ証券・投資戦略部、経済・金利戦略グループ、チーフストラテジスト(マネジングディレクター)の佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Citigroup Securities Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
今週の債券相場見通し
今週は調整局面から脱することを展望しつつ、10 年304回債利回りは1.285~1.350%での推移と予想する。イールド・カーブ変化は20 年債入札次第の部分は残るものの、最終的に全体の大きな変動はないと見込む。
▼NY金相場/
大きく崩れる地合いでもなく、強い相場は続きそう
スタンダード・バンク東京支店(コモディティ・トレーディング)支店代表・副支店長の池水雄一さん(Yuichi Ikemizu/ Head of Commodity Trading, Japan, Standard Bank Plc)は、 NY金相場について、概ね次のようにコメントした――。
連日の高値更新も一服。木曜日金曜日はどちらかというと下向きでした。ニューヨークでは一時1043ドルとこの一週間の最安値をつけたあと1051ドル近辺で一週間が終わり。1040ドルから1060ドルという取引レンジでのあまり大きな動きはなかったようです。
さすがに歴史的高値に対する警戒感があったようですが、ここで大きく崩れるという地合いでもなく、まだまだこの強いマーケットは続きそうですね。WTIが78ドル、米国はドル安を歓迎しているような感触もあり、まだ商品に対する資金の流入は終わらない、ですね。黙ってみてるしかないです。(笑)ほかのメタルも小動きに終始しました。
▼米欧商品市況/
シカゴコーヒーは急反発、NY原油=期近は続伸
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された16日の海外商品市況は次のようになった――。
【NY貴金属=プラチナを除き上昇、安値拾いの買いで持ち直す】
金は小反発。ドル反発や原油安を受けて前日からの高値修正が続いたが、ドル反落や株価急落に対する安全への逃避買いで切り返した。ただ、整理売りで上げ幅を削った。
銀は小反発。ドル高や金の高値修正、銅の急落を嫌気して前日の安値を割ったが、ドル反落や金の反発をはやして値を飛ばした。ただ、利食い売りで高値から押された。
プラチナは続落。買いが先行したが、ドル高や金の高値修正で前日の安値を下回った。ドル反落や金の反発で回復したが、米国株の急落が圧迫して地合いを弱めた。
パラジウムは反発。時間外取引で下落したが、ドル反落や金の反発をはやして押し目買いが優勢になり、節目の330ドルを上回った。ただ、インサイドデー。
【NYソフト=コーヒーは急反発、粗糖は期近2本を除き反落】
アラビカ・コーヒーは急反発。12月限は、全米港湾在庫の予想以上の減少やチャート面から下値が支えられるなか、終盤にはテクニカル主導で昨年9月5日以来の高値圏へ急伸した。
粗糖は、期近2本を除き反落。3月限は、ファンダメンタルズ面の強さなどに支えられ、一時、6日以来の高値圏へと上昇したが、引けにかけては週末前のポジション調整絡みの動きに押された。(オーバルネクスト シカゴ)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★東証1+2部時価総額(16日)=302兆1886億円(前日比-8736億円)
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、先週末の米国株軟調に円反発加わり反落。日経平均
が終値で前日比+114,73円高の10,142,83円、またTOPIXも同+6,26高の894.59、JASADAQ指数は同-0.01安の48.80となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは9業種。空運業、保険業、その他金融業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替相場は円が総じて強含み。ドル円相場は90円台後半で推移、ユーロ円は135円台前半で推移している。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
産業ファンド投資法人(3249)
■資金の借入に関するお知らせ
http://r31.smp.ne.jp/u/No/25391/IAkL0gBhfjK8_56/091016001.html
いちよし証券(8624)
■平成22年3月期第2四半期 連結決算速報値に関するお知らせ
http://www.ichiyoshi.co.jp/info/pdf/20091016_yosou_j.pdf
ソニー株式会社(6758)
■ソニー・エリクソンの2009年度第3四半期連結業績概要
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/SEMC/200910.html
積水ハウス株式会社 (1928)
■資源循環に関する積水ハウスの継続的な取り組みが平成21年度リデュース・リユース・リサイクル
推進功労者等表彰において "内閣総理大臣賞"を受賞
■(1)積水ハウス「ケミレスハウス」実証実験棟 戸建住宅初「ケミレス(プロトタイプ)認証」取得
■(2)積水ハウスオリジナル「空気環境配慮住宅(ケミケア仕様)」平成21年11月1日(日)発売
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2009.html

