株式調整の行方

★東証1+2部時価総額(24日)=316兆7461億円(前日比+3兆7007億円)

★ニュース・ヘッドライン

午前の東京株式市場=株価は全面安。米国株軟調に円高、権利落ちなど重なり300円超す大幅下落。日経平均 が終値で前日比-305.17円安の10,239.05円、また
TOPIXも同-29.55安の920.65、JASADAQ指数は同-0.44安の49.52となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち下落率が小さかったのはその他金融業、ゴム製品、繊維業など。

午前の東京外為市場=為替相場は円が堅調。ドル円相場は90円台後半で推移、ユーロ円は132円台後半で推移している。


★堀内AIA社長のFXコメント=ポンドが基軸通貨になったのかという感じで大荒れ

AIAの堀内昭利社長は昨夜、為替相場について概ね次のようにコメントした――。「ポンドが基軸通貨になったのかという感じで大荒れ。他の通貨にも波及。ユーロの反落は想定通り。ドル円はどこまで買い上がられるものか着目している」。(9月24日。夜中。)

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▼9月貿易統計/
 IC=天井感、一般機械=引続き回復傾向を示す


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は24
日、9月の貿易統計について、「実質輸出はやや足踏みだが、9 月には反発の見通し」として、次のようにコメントした――。

8月の季節調整済貿易収支は前月比6.0%増の2354 億円と2 ヵ月ぶりに増加した。ただ、輸出が前月比0.7%減と2 ヵ月連続減少、輸入も同1.0%減と再びマイナスに転じ、この数ヶ月間貿
易の改善ペースはやや鈍化している。前年比では、輸出額(前年比36.0%減)、輸入額(同41.3%減)と大幅なマイナス幅が続いている。しかし、価格が一段と下落していることが背景にあり、実質ベースでは確実に改善傾向にあることに変わりはない。


■株式調整の行方/
 依然、日経平均1万円割れの可能性は残る


オフィス セントポーリア代表の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi:CFA/
President, Office Saintpaulia)は24日、日経平均が1万円の大台を割らずに狭いレンジで推移していることに関して、今回の株価調整の見通しを次のように語った――。

もう調整は終わったのか。それともまだこれから調整が大きく出るのか。筆者は、まだこれから国内株価が崩れる局面があるのではないか、と引き続き考えている。その要因として、次のようなものを挙げることができる。

①世界的な株価調整

②国内における景気一服懸念

③政権交代に関する戸惑い感

④ドル円相場が円高に振れるリスク

以上を踏まえて、依然として日経平均が1万円を割れる(その場合の下値めどは9500
円前後)可能性が残っており、それを想定して投資戦略を練る(目先は様子見をして下げた局面で拾う、など)必要があると考える。


▼今日の株価予想/
 幅広いセクターに売り、終日売りに押される展開か 


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH,
INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は全般売りに押される展開となりそうだ。米半導体セクターの下げや原油価格を中心に商品市況動向も軟調であり、東京市場も幅広いセクターに売りが波及する展開か。野村HDによる公募増資の発表により、大手銀行株中心に再び希薄化懸念が強まる公算が高い。内需好業績株や通信や公共株などのディフェンシブ株が物色される程度か。

きょうは3、9月決算銘柄の権利落ち日に相当し、日経平均の配当落ち分は予想で57円程度。一目均衡表の基準線10450円処を上回るスタートとなれば下値サポートになる可能性があり、逆にそれを下回るスタートとなれば下値メドは転換線の10370円処となる。昨日の大幅上昇で基準線を上回ったが、基準線自体の上昇が伴わないため、目先反落の動きも想定されよう。転換線上昇のタイミングである月末から月初にかけての動きが、次のポイントになる。

24日のNY株式市場でダウ平均は41ドル安と続落。一方、NASDAQは1.1%下落、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.4%と大幅安となった。新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで労働市場の改善期待が強まったが、8月の中古住宅販売件数が5ヶ月ぶりに減少したことが嫌気され利益確定売りが加速した。高値警戒感や20カ国・地域(G20)の金融サミット前に手控えムードも強く、ダウ平均は売り一巡後は9700ドルを中心にもみ合いが続いた。S&P500も続落。業種別では特に素材や金融セクターの下げが目立った。ドル建てCME225先物は昨日の大証日中終値に比べ60円安の10400円、円建て清算値は120円安の10340円となった。


話題の銘柄

1942 関電工/電力会社の投資増加がカタリスト、目標株価800円 


BAS-MLでは、電力10社の設備投資は06.3期1.6兆円をボトムに08.3期の1.9兆円まで回復し、今後2.5兆円まで回復すると見ている。これまで修繕費と設備投資を減らし過ぎた上、旧式発電設備から高効率な新式への入れ替えの要請があることをその理由に挙げた。中でも、東京電力は柏崎刈羽原発の再稼動を予定しているため、東京電力向けの仕事が売上高の約40%を占める同社は、配電工事の受注回復が期待できる。また、固定比率の高い配電工事の受注回復は利益率にプラスに働くうえ、電源の新規投資や送変電網の更新でも恩恵を受けると予想した。さらに、東京を中心に進められる電線地中化、長期的には日本版スマートグリッドの導入からもメリットを受けると指摘。海外主要都市の無柱化率ほぼ100%に対し、東京23区では幹線で42%、全体で7%などと地中化が遅れている。東京都では今後7年間にセンターコアエリア(概ね都心11区に該当)の都道を100%無柱化する方針で、都道全体で計3000億円規模の工事が期待できると試算。地中配電工事は同社の受注全体の11%、配電受注全体の28%を占めており、電柱地中化のメリットは大きい。以上の見方から、10.3期の営業利益を会社計画84億円(EPS23.0円)に対して90億円(同28.6円)、11.3期を100億円(同31.5円)、12.3期を110億円(同34.4円)と予想。投資判断を新規「買い」に、目標株価を800円(11.3期予想PBR0.9倍)に設定した。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

■FX相場予想/
「ドル安」と「ポンド安」という相場観が共通?

マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/
President CEO, Matt Capital Management)は昨夕、FX相場の動向について次のようにコメントした――。

初めての議員活動(衆議院・東海ブロック:民主党=編集部)でなかなか他のことをする余裕がなくて、定期的にコメントできずに申し訳なく思っています。今日は、久しぶりに東京にでてきました。榊原(英資・元財務官)さんのところのミーティングに顔を出して、業界の人の話を聞いてきました。

円相場に関しては、あまりつよいイメージを持った人はいませんでしたが、ドル安とポンド安という相場観が共通していたように思います。投資家の動向ですが、以前よりはかなり活発化しているようでして、オーストラリアやブラジル関連の金融商品が人気になっているようです。実体経済に対しては、世界的にあまり強気な見方ではありませんでしたが、極端な金融緩和によって金余り現象が起き、そのお金が株式などに流れ込んでいるというのが現在の構図のようです。私もしばらくトレードをしていませんが、また、落ち着いたら再開しようと思います、ただ、立場上株の取引は制約がありますので、専門である為替を趣味程度で楽しんでやろうと思います


▼今日の長期金利/
 米株安・米債高を手掛かりに低下余地窺う

三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun
Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。


<予想レンジ>

・ 長期金利(#303) 1.295%~1.315%

・ 債券先物(12月限) 138.85円~139.05円


<シナリオ>

長期金利は前日までの米株安/米債高を手掛かりに低下余地をうかがう。

▼今日の債券相場/
後場にかけてもみ合い、値を下げる場面も予想


日興シティグル-プ証券会社・金融商品本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko
Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。


本日の想定レンジとコメント 

昨日の米国市場は株安債券高。ただ、その程度は大きくなく、NY ダウが41.11 ドル安の9,707.44ドル、10 年国債利回りは4bp 低下の3.38%(6 時22 分現在、ブルームバーグ)。これら
は本日の相場にフォローだが、たとえば、昨日は株高などに全く反応しておらず、需給相場が続いている。特に昨日は、国債の償還や利払いを堅調さの理由に挙げる向きが少なくなかった。後講釈の感は否めないもの、好需給を示す好例と言える。下期初は益固めから入る投資家も予想され、それへの警戒感は必要である。しかし、総じては、残高積み増しや収益の要請から買い先行と考えるのが妥当だろう。


本日の相場だが、まずは昨日の好地合いと外部環境のフォローを受けて、朝方は強含もう。月内(=上期内)最終受け渡しを睨んだ買いにも一定の期待ができる。しかし、需給が昨日ほど良いとは思えず(流動性供給入札もあり)、その後はもみ合いに移行、値を下げる場面も見込まれる。一方、イールド・カーブは、5 年ゾーンが昨日のように突っ込むことはないと考える
が、若干スティープ気味の変化と予想する。


【本日の予想レンジ】

10年303 回債利回り : 1.305%~1.325% 長国先物12月限 : 138 円76銭~138
円99銭


▼8月公社債投資家別売買高/
都銀は大幅買い越し=期初の利喰い売りに注意

日興シティグル-プ証券会社・金融商品本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko
Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は昨日、日本証券業協会が発表した8 月の公社債投資家別売買高について、業態別の動きを確認した――。


<最大の買い越しは3ヵ月連続で都市銀行>


主要業態で最大の買い越しは3ヵ月連続で都市銀行だった(除く短期証券、以下同じ)。


買い越し額は2 兆4,047億円と7月の1 兆4,551億円を1 億円近く上回り、昨年11月以来の高水準となった。特に7 月以降、銀行の余資積み上がりが堅調相場の主因とされるが、それを
具体的に示す結果だったと言える。国債投資家別売買高(図表2、以下同じ)を見ると、都銀は中期債に加え、長期債も1 兆円を超えて買い越している。


これは、彼らが購入対象とする年限が以前に比べて長期化している可能性を示唆する。また、彼らのグロスの売買高は前月よりも減っている。これだけで判断するのは難しいが、残高積み増しの意識が強くなっているとも受け止められる。ただし、6~8月の3 ヵ月間の買い越し額が6 兆円を超えており、かえって期初は利喰いの売りに注意す
べきとも考えられる。


■NY金相場/
 産金最大手のヘッジ売り解消=下落時のサポート要因へ

エース交易ホームトレード部シニアアナリストの陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen
Chaur-Shi)は24日、NY金先物相場について、「金はヘッジ売りの買戻しにサポートされて底堅い」として、概ね次のようにコメントした――。<テクニカル的にも、本格上昇のシグナル>産金最大手バリック・ゴールドは9月8日、ヘッジ売りの大半を解消すると発表した。7-9月に金価格が下落する場合に備えたポジションは950万オンス、時価で56億ドルに及ぶという。損失補てんの目的も含めて、同社は9月9日、株式での資金調達額を5億ドル引き上げて35億ドルにする方針を明らかにした。ヘッジ売りポジションの解消は金相場の下落時のサポート要因になる。バリック社が買戻しを実施することで、他の産金大手も追随することが予想される。市場では現在、1000ドル台が定着している状況から、2008年3月の史上最高値1033.9ドルを上抜けるとの見通しが強まっている。1000ドル超では宝飾需要が低迷するとの見方もあるが、価格慣れの時間が過ぎれば、1000ドル割れが割安となろう。思うように下落しない価格を見て、ヘッジの買い戻しがあぶりだされることになれば、ドル安以外の強材料も加わるため1200~1300ドルへの上昇が実現化する可能性は一段と高まるだろう。


▼NY金相場/
 990ドルを割り込むと、更なる下落の加速か?

スタンダード・バンク東京支店(コモディティ・トレーディング)支店代表・副支店長の池水雄一さん(Yuichi Ikemizu/ Head of Commodity Trading, Japan, StandardBank Plc)は、NY金相場について、概ね次のようにコメントした――。連休明けのアジアの時間帯は1014ドルから1007ドルの割合広いレンジでの上・下への神経質な動きでした。ロンドンが始まるとドル買いの勢いが強くなり、goldも売りが優勢となりました。しかしニューヨークでは再び1020ドルまで上昇。ただやはり1020ドルの壁は厚く、ここを再び超えられなかったことから売りが強くなりました。Copper/ WTIもともに大きく下げており、商品全体のロングの投げのような状況が起こってきました。PM Fixingの後、Comexでも大きく売りが出て、1000ドルを割り込みさらに下落に拍車がかかりました。Comexの場中の安値は993、引け後のGlobexで991ドルまで下がりました。やはりあまりに大きなロングに対する警戒感は大きかったようです。


▼米欧商品市況/
パラジウム=小反発で一時300ドル台

コーン=大幅続伸投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された24日の海外商品市況は次のようになった――。

【NY貴金属=パラジウムを除き大幅続落、米住宅販売の減少を嫌気】

金は大幅続落。FOMC後のドル高で売りが先行したあと、ドル反落で前日の高値を上回ったが、米中古住宅販売の減少で株価が下落、ドル高・原油安の加速で急落した。銀は大幅続落。ドル高・原油安で前日の安値を下回ったあと、ドル反落や金の上昇で17ドルを上回ったが、米中古住宅販売の減少が景気回復期待に水を差して急落した。プラチナは大幅続落。前日の安値を下回ったあと、ドル安や金の上値追いでプラスに浮上したが、米住宅販売の減少や株価の下落、ドル高・原油安の加速で値を消した。パラジウムは小反発。前日の安値を割ったが、ドル安や金の上値追いをはやして節目の300ドルを突破した。株安や貴金属の反落で押されたが、押し目買いで高引けた。

【シカゴ穀物=大豆は期近が小幅続落、コーンは大幅続伸】

大豆は期近が小幅続落。11月限は、早霜懸念の後退やドル高・原油安の加速で値を消したあと、高水準の輸出成約や大豆油の大口成約、コーンの急反発をはやして前日の高値を突破したが、史上最高の豊作観測が圧迫しマイナスに転落した。コーンは大幅続伸。12月限は、FOMC後のドル高で売りが先行したあとも、早霜懸念の後退やドル高・原油安の加速、大豆急落で値を消したが、安値拾いの買いがテクニカル買いを誘い込んで急反発に転じ、前日の高値を突破した。 (オーバルネクスト シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/

メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html


ニュース・チェック

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社大阪証券取引所(8697)

■ジャスダックによる大証システムの利用の開始等について

http://www.ose.or.jp/cms/news/detail.php?id=15147&style=ja

■ジャスダック証券取引所の完全子会社化について

http://www.ose.or.jp/cms/news/detail.php?id=15157&style=ja

■業績予想の修正に関するお知らせ

http://www.ose.or.jp/cms/news/detail.php?id=15152&style=ja

ソニー株式会社(6758)

■新型「プレイステーション 3」(CECH-2000A)実売100万台達成

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/news/8ido18000002ck80-att/09092401J.pdf  

株式会社サイバーエージェント(4751)

■パターンは1兆通り以上!カスタマイズ型オリジナルブログアクセサリーサービス「ブログチャームβ版」を開始

http://blogcharm.jp/http://ir.cyberagent.co.jp/