今週の株式相場・NY金相場ほか

★東証1+2部時価総額(7日)=314兆0145億円(前日比+2兆7687億円)

★ニュース・ヘッドライン

午前の東京株式市場=株価は米国市場が休場のなか、材料に乏しく軟調。日経平均 が終値で前日比−3.75円安の10,317.19円、またTOPIXも同−3.32安の941.28、JASADAQ指数は同−0.25安の49.58となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは11業種。不動産業、その他金融業、医薬品などが上位を占めた。

午前の東京外為市場=為替相場は円が強含みの展開。ドル円相場は92円台後半で推移、ユーロ円は133円を挟む展開で推移している。

★堀内AIA社長のFXコメント=太平洋の強さが他に波及するかどうか、が焦点

AIAの堀内昭利社長は昨夜、為替相場について概ね次のようにコメントした——。「ディーラー殺すに刃物はいらねえ、相場を止めれば良い、だなあ、シラケトンボ。太平洋の強さが他に波及するかどうか、というところが焦点」。(9月7日。夜中。)

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■今週の株式相場/マネーフローの変化への懸念が後退、週前半は反発へ

みずほ証券・商品企画グループ投資情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は7日、今週の株式相場について次のようにコメントした——。

<今週の予想レンジ=日経平均で10,000円〜10,400円>

今週の東京市場は動意に乏しい局面が続くと予想する。前週末にかけて台頭した1.マネーフローの変化に対する懸念が後退し、週前半は反発から始まるとみられるが、日米の経済指標など2.手掛かり材料難のなか、引き続き需給悪化への警戒が燻ると考える。3.海外投資家の動向に対し通常以上に注目が高まる局面が続こう。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。

▼今日の株価予想/素材、資源が物色の中心、日経25日線まで上昇へ

T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した——。

東京市場は小じっかりの展開か。手掛かり材料難のなか横ばいスタートのあとは、アジア市場や為替市場を睨みながら神経質な展開が想定される。商い閑散が予想されるが、鉄鋼・化学、非鉄などを中心とした素材関連株や、電子部品関連(液晶、半導体関連)、商社、海運などは堅調に推移しそうだ。日経平均は昨日、5日移動平均線を上回ったことで、25日移動平均線のある10400円処までは上昇が見込めよう。25日移動平均線の下落が緩やかなうちに、早々に同線を上回る動きを期待したいところである。

なお、14時に8月の景気ウオッチャー調査が発表される。現状判断DI、先行き判断DIともにプラスとなるかどうかに注目。7月調査では景気の現状判断DIが前月比0.2ポイント上昇し7ヵ月連続で上昇した一方、冷夏や新型インフルエンザへの不安、総選挙の影響を巡る不透明感から、先行き判断DIは7ヵ月ぶりに低下した。

話題の銘柄

8601 大和証券グループ/合弁解消報道に株価は過剰反応、目標株価680円 

クレディ・スイスでは、「9月4日付の日本経済新聞朝刊は、三井住友フィナンシャルグループと大和証券グループ本社が法人証券の大和証券SMBCの合弁を解消する方向と報じた。当社では、当該報道が事実であれば株価評価上は若干ポジティブと考える。株価は5%超下落しており、当社想定に反して下落しているが、バリュエーションは非常に割安な水準にあることから、積極的な押し目買いを推奨したい」、「同社株のパフォーマンスが過去数ヵ月相対的に冴えなかった理由は大きく以下の2点。(1)法人業務での三井住友との提携関係に関する先行き不透明感、(2)突然の増資実行による投資家の不信感拡大。大和証券SMBCの三井住友の持分40%を約2000億円で買い取るということであれば、上記2つの懸念の解消に繋がる可能性があるとみる」、「大和証券SMBCの連結純資産は09年6月末で6702億円。三洋電機へのPE投資への含み益を除いて約4800億円。同PE投資のTOB想定価格を上回る含み益を除いて約5500億円。約2000億円の買収価格はPBRで0.9〜1倍程度に相当し、値段としては特に過大という印象はない。また同社は7月にこうボ増資を実施しており、追加増資リスクも当面は意識しなくても良いだろう」と指摘。投資評価「OUTPERFORM」、目標株価680円を再度強調した。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼海外FXサマリー/ドル円=対高金利通貨での円売りが下支えに

マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、FX相場の動向について次のようにコメントした——。

7日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.4330−35ドルと前週末NY終値(1.4297ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。7日の欧州市場の序盤に、英・独の株価指数や時間外のダウ先物が高く推移したことや原油先物相場が一時堅調に推移したことなどを背景にユーロ買い・ドル売りが進んだ影響が残った。NY市場の取引時間帯は、レーバーデーで米国株式市場や債券市場などが休場で参加者が減少していたこともあり、持ち高調整の取引が中心で方向感に乏しい展開となった。

ドル円は3日続伸。終値は93.06−11円と前週末NY終値(92.96円)と比べて10銭程度のドル高水準となった。欧州株や時間外の米株価指数先物が上昇しリスク志向が保たれ、オセアニア通貨やカナダドルに対して円が売られたことがドル円の支えとなった。一方で、ポンド円がストップロスを巻き込み下げ足を速めた場面では92.82円まで売られた。

ユーロ円は3日続伸。終値は133.34−39円と前週末NY終値(132.94円)と比べて40銭程度のユーロ高水準。欧州市場の取引時間帯に、株高を材料に買い進められた影響が残った。

▼今日の長期金利/材料難での急反発に警戒感強まり様子見ムード

三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ−フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした——。

<予想レンジ>

・長期金利(#303) 1.340%〜1.365%

・債券先物(9月限) 138.60円〜138.85円

<シナリオ>

長期金利はもみ合い。明確な材料が見当たらない中での急反発(ベア・スティープ化)に警戒感が強まり、様子見ムード。5年利付国債入札前のポジション調整/ヘッジ売りが続くと上振れ余地を探る。一方、無難な落札結果が確認されれば、押し目買いが出てきて上げ渋る。

債券先物チャート

9月限の日足は上影陰線で2日連続の下放れ。二空目は138.96円−139.08円。これで「アイランド・リバーサル・トップ」色が濃くなった。反落局面入りか。ただし「三空叩き込み」なら買い向かうべし。

▼今日の債券相場/天井圏で「三羽烏」が出た場合、売りのサイン

日興シティグル−プ証券会社・金融商品本部チ−フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした——。

本日の想定レンジとコメント

昨日の米国市場はレーバーデーで休場。したがって、株価は材料になるものの、概ね昨日の地合いを引き継ぐことになる。予想以上に軟調な相場となったが、調整局面入りしてすぐは押し目買いの力が弱く、こういった展開になりやすいものである。それゆえ、昨日の予想は続落とだけにし、中途半端な押し目買いによる下げ止まりを想定しなかった。

本日は5 年国債入札が行われる。昨日のW.I.は0.670%。クーポンは前回と同様の0.7%となる公算大きい。一時に比べると利回り妙味は増し、しかも、新発銘柄である。余資潰し、益固め売却後の入替など最終投資家の潜在的需要は強そうである。したがって、セカンダリー市場を含めたその結果如何では、相場の切り返しが大きくなる可能性がある。もっとも、足元の強気相場の牽引役とも言えた超長期ゾーンが、昨日は相場が下がったにもかかわらず調整色を深めた。相場全体の景色が変わるには、この超長期ゾーンの押し目買いも必要と考えられる。

以上から、本日の相場は弱含んでスタートしよう。しかし、5年債入札の見通しは悪くなく、それを睨んでのもみ合いに移行すると見込む。その後は相場切り返しをメインとする。ただ、こういう場合、落札結果が悪いと失望も大きくなりやすいので、その可能性には注意が必要だろう。なお、先物のローソク足は、「ツタイ」ではないが、「三羽烏」である。天井圏で出た場合、売りのサインとなる。

【本日の予想レンジ】

10 年303回債利回り : 1.345%〜1.370%  長国先物9月限 : 138 円37銭〜138 円74銭

■NY金相場/今晩1000ドル越えられなければロングが売り

スタンダード・バンク東京支店(コモディティ・トレーディング)支店代表・副支店長の池水雄一さん(Yuichi Ikemizu/ Head of Commodity Trading, Japan, Standard Bank Plc)は、NY貴金属相場について、概ね次のようにコメントした——。

金&銀

ニューヨーク休みのためもあってかアジアは静か。さすがにアジアは売りが強く一日991-992あたりでしたが、ロンドンが始まると買いが入ってきて996という高値にて東京は引けました。結局そのレベルがほぼ一日の高値。その後はニューヨークが休みのため小動きで、PM Fixingが993ドルで一日終わり。ニューヨークのlong weekendあけでどうしてくるか、ですね。アジアは相変わらず売りだけです。もし今晩1000ドルを越えられなければitchyになったロングが売ってくる可能性がありますね。同じことを繰り返しますが、Goldが1000ドルを越えてそのレベルが保たれるという相場環境では、まだないと思います。高すぎでしょう、やっぱり。

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カブドットコム証券株式会社(8703)

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ソニー株式会社(6758)

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