GDP統計の信頼性・NYプラチナ相場ほか

★東証1+2部時価総額(26日)=324兆7934億円(前日比+3兆4943億円)

★ニュース・ヘッドライン

午前の東京株式市場=株価は全面安の展開。米国株は堅調だったが、円高進行や高値警戒感が台頭した。

日経平均 が終値で前日比−168.72円安の10,470.99円、またTOPIXも同−15.05安の960.54、JASADAQ指数は同−0.23安の49.52となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち全業種が下落。下げ幅が小さかったのはその他製品、医薬品、電気・ガス業など。

午前の東京外為市場=為替相場は株安を受けて円が強含み。ドル円相場は93円台後半で推移、ユーロ円は133円台半ばで推移している。

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■GDP統計の信頼性/激変緩和のための人為的修正=弊害が大きい

東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は先般、今年1-3 月期のGDPが「季節調整」のために修正され、記録が取り消されたことに関して、「記録修正の歪み」として次のような問題点を指摘した——。

<日本のGDP統計=しばしば修正されることは海外でも認知>

かつて水泳の入江選手の世界記録が、水着の公認が得られなかったために取り消された。

先週発表された日本のGDPでは、4-6 月期のGDPこそ、0.9%成長と、ほぼ市場の予想値に収まったが、その裏では下落幅で「日本記録」だった今年1-3 月期のGDPが「季節調整」のために修正され、記録が取り消された。もともと、当初の前期比4.0%の「記録的大幅下落」から2 次速報値では3.8%の下落に修正されていた。それでも戦後の「日本新記録」には違いなかった。それが今般、4-6 月期のGDP発表に際して、3.1%のマイナスと更に大きく上方修正され、「記録」が取り消された。

日本のGDP統計はしばしば修正されることは海外にも認知されており、それ自体は珍しくない。しかし、その後経済産業省が「供給データからみたGDP」ともいうべき全産業活動指数を発表、両者の乖離が特にこの1-3 月期に異常な大きさとなったために、GDPの修正が余計目立つこととなった。供給データは1-3 月期が6.2%もの記録的大幅減少となったが、GDPはその半分の縮小に修正されたからだ。

【Washington Political Report】(有料)特約 (August 15 - 21, 2009)

ワシントン・インサイダー、ロバート・ノヴァクの死

ロバート・ノヴァク(Robert Novak)と言えばワシントンの政界では知らない人がいないほどの影響力を持っていた政治コラミストでありテレビ政治番組のコメンテイターでした。特に彼が週2回シカゴ・サンタイムズのシンジケートで載せるコラム(ワシントンではワシントンポスト)は政治家と政治関係者の必読のコラムであり、そこで展開される議論は時にセンセーショナルであり、またワシントン政界全体の議論を方向付けることもしばしばでした。最近の例は、イラク軍事侵攻に絡んでニジェールのウラン原鉱をサダム・フセインが買おうとしたかどうかを調べるためにCIAが派遣したジョー・ウィルソン大使と彼の妻CIAスパイのヴァレリ・プライムの反ブッシュのバックグラウンドを暴露したコラムで、これは最終的にブッシュ政権全体を揺さぶる大政治問題に発展しました(その詳細は以前にリポートで紹介したこともあり、複雑すぎることもあるので割愛する)。

ロバート・ノヴァクはもとはローランド・エヴァンズ(Rowland Evans)と組んでコラムはすべて”Evans and Novak”の連名で載せ、”The Evans and Novak Political Report”という隔週のワシントン・インサイダー情報を発行し、CNNでも”Evans and Novak”と表する政治評論番組を主宰しました。筆者が初めて”The Evans and Novak Political Report”に接したのは1984年ワシントンの法律事務所に務めていた頃で、筆者のボス、フランク・ワイル元商務次官が個人的に彼らを知っていてリポートも買っていたことから、時々それを読ませてもらったことに始まります。なかなか凝った英語でワシントン政界の内部をえぐるようなその内容は「ウーン」とうならせるようなものだったことを覚えています。80年代の終わり頃筆者が独立して同時に週刊の「ワシントン政治報告」を書き始めた時にこれを”The Washington Political Report”を名づけたひとつの理由は、”The Evans and Novak Political Report”が念頭にあったからです。日本語でも”Evans and Novak”に負けないそれに対抗できるような内容の政治分析リポートを書いて提供するというのが目標でした。従って、”Evans and Novak Report”は値段は高くても自分で買って、彼らが何を書いているかにはいつも眼を光らせていました。

 

▼今日の株価予想/新規売り材料に乏しい、11000円に向け値固めへ 

T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した——。

東京市場は円相場の高止まりや、NY原油価格、上海総合指数などの不透明要因はあるが、特に目新しいものではなく大きく売り込む動きにはなりづらい。むしろ、米国での景気回復期待を背景に売りを吸収する地合いが続くと考える。需給面では選挙後の外国人投資家動向には留意が必要。物色対象としては、民主党関連銘柄のほか業績上方修正期待のある銘柄や、電子部品関連(液晶、半導体関連)などは強そうだ。

日経平均は昨年のリーマンショック以降の急落過程では出来高の真空地帯でもあり、短期的には上昇基調の5日移動平均線や一目均衡表の転換線を支持線としつつも、心理的節目の11000円処を目指す動きと考えられる。

話題の銘柄

4044セントラル硝子/構造改善施策効果などで2期連続大幅増益へ、目標株価560円 

みずほでは、今10.3期について、構造改善施策の効果が発現し、ガラス事業の赤字幅が縮小すると指摘。具体的にはフロート釜休止といった生産体制の変更で30億円、人件費などの固定費削減で30億円の合計60億円の収益改善効果を見込み、営業利益は前期比ほぼ倍増すると予想した。来11.3期は、全身吸入麻酔原薬「セボフルラン」、半導体関連製品(特殊ガス製品、リソグラフィー関連製品)といったファインケミカルの回復などから化成品事業の収益改善が見込めると判断。2期連続で大幅な収益改善になるという見方を示した。また、中期的には、自動車向けをリチウムイオン2次電池用電解液に注目。電池性能を大幅に高める添加剤を当社独自に開発したことに加え、不燃剤技術を持つブリヂストンとの共同開発によって、難燃性も兼ね備えた電解液の実現が期待できると言及した。これらを踏まえて、今後の業績予想を見直し。営業利益ベースで、今10.3期を、会社予想45億円(EPS 6.6円)に対し、40億円→45億円(EPS 7.1円)、来11.3期を70億円→80億円(EPS 18.9円)、12.3期を90億円→95億円(EPS 23.6円)と上方修正し、投資判断を「3」→「1」と2段階引き上げ、目標株価を560円(来期EV/EBITDA 7倍程度)に設定した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼今日の長期金利/保ち合い継続、総選挙目前で一段と動きにくい

三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ−フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした——。

<予想レンジ>

・長期金利(#301) 1.300%〜1.320%

・債券先物(9月限) 138.85円〜139.10円

<シナリオ>

長期金利は保ち合い継続。総選挙目前で一段と動きにくくなっている。2年利付国債入札(12:45落札結果公表予定)は難なくこなされ波乱なし。

債券先物チャート

9月限の日足は3日連続の陰コマで動意薄を象徴。

【チャート・ポイント】

141.91円:年初来高値(08年3月19日ザラバ高値)

140.19円:年初来高値(1月15日ザラバ高値)

139.97円:2月23日のザラバ高値

139.71円:3月23日のザラバ高値

139.36円:8月21日のザラバ高値

<139.10円:本日の9月限予想レンジ上限>

138.95円:5日移動平均

≪138.92円:昨日の東証9月限終値、前日比▲0.05円≫

≪138.85円:昨日のLIFFE先物9月限終値≫

<138.85円:本日の9月限予想レンジ下限>

138.49円:転換線

138.25円:基準線 

138.16円:20日移動平均

138.09円:雲上辺(本日)

137.99円:マド埋め(8月14日ザラバ高値)

137.56円:マド埋め(8月13日ザラバ高値)

137.22円:雲下辺(本日)

137.22円:50%水準(135.47円→138.97円)

137.13円:8月10日ザラバ安値

136.92円:マド埋め(6月19日ザラバ高値)

135.47円:年初来安値(6月11日のザラバ安値)

132.05円:昨年来安値(08年6月13日のザラバ安値)

▼今日の債券相場/1.30%接近に伴う戻り売り玉枯渇⇒堅調さ維持へ

日興シティグル−プ証券会社・金融商品本部チ−フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした——。

本日の想定レンジとコメント

昨日の米国市場に大きな変化はない。NY ダウは4.23 ドル高の9,543.52 ドル。米10 年国債利回りは変わらずの3.43%(6 時24 分現在、ブルームバーグ)。したがって、本日の外部環境面の手掛かり材料は日経平均など株価程度と言って良いだろう。一方、需給面では、2 年債入札が実施される。283 回利回りは0.25%を下回っているものの、昨日のW.I.のClose は0.255%。クーポンが0.2%に下がることに市場は抵抗を示すと見られ、0.3%で落ち着くと見られる。2 年債は基本的に余資潰しの対象玉であり、足元金利が下げ渋っていても、入札に対する不安は乏しいだろう。

外部環境に比し、最近の相場の地合いはしっかりしている。特に超長期ゾーンの需給が好転、昨日のイールド・カーブ変化もブル・フラット化しており、これは心強い限りである。本日もその勢いが続くなら、10 年国債利回りの1.30%接近に伴う戻り売りがそろそろ玉枯渇の感があり、相場は堅調さを維持すると見込まれる。一方、0.60%を目前とした5 年や入札のある2 年は相対的に重いと考えられる。したがって、相場はもみ合い強含み、カーブはフラット化継続をメインに、それらの程度は超長期ゾーンの需給が鍵を握るとするのが妥当だろう。

<本日の予想レンジ>

10年301回債利回り : 1.295%〜1.315%

長国先物9月限 : 138円82銭〜139円09銭

▼衆院選と債券相場/株式・FX市場での海外勢の動き受けて動く可能性

日興シティグル−プ証券会社・金融商品本部チ−フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は衆院選と債券相場の関係について次のように語った−−。

5 日の本レポートでも指摘したが、債券市場においては、「改革交代+成長戦略なし→期待成長率の継続的低下→金利低下」がメイン・ストリームであり、決して、「国債増発→金利上昇」ではない。リスク・プレミアムよりも期待名目成長率が長期金利決定のウェイトが高く、前者の拡大に伴う金利上昇は、実質金利の上昇を通じて結局、後者の低下を招くからである。いずれにせよ、そもそも、民主党連立政権では自公政権より国債発行が大幅に増えるという主張の根拠は乏しい。

■NYプラチナ相場/Impalaストライキ=3週間超続かなければ影響小さい

スタンダード・バンク東京支店(コモディティ・トレーディング)支店代表・副支店長の池水雄一さん(Yuichi Ikemizu/ Head of Commodity Trading, Japan, Standard Bank Plc)は、NYプラチナ相場について、概ね次のようにコメントした——。

Impalaの組合との賃金交渉が決裂し、ストライキに入ったようです。

回避されたものだと思っていたのですが、労働者側の14%の賃上げに対して、会社側の数字は10%で折り合いがつかなかった模様です。これにより一週間で15,000オンスのプラチナの生産減少となります。またAquariusでもストライキが発生しました。これにより一日1000オンスの生産減になります。しかしながら、このストライキは違法のものであり、長期的なものにはならないと見られています。

▼米欧商品市況/シカゴコーヒー=反発、粗糖=期近が大幅続伸

投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された26日の海外商品市況は次のようになった——。

【NYソフト=コーヒーは急反発、粗糖は期近が大幅続伸】

アラビカ・コーヒーは急反発。12月限は、ドル上昇や他商品安を嫌気し、一時、7月22日以来の水準へ下落したが、終盤は売られすぎ感の強まりなどから急速に買い戻された。

粗糖は、期近が大幅続伸。10月限は、ドル相場の堅調さなどから高値調整が続いていたが、終盤に入ると引き続きファンダメンタルズの強さを背景にした動きへと転じ、急速に切り返した。 (オーバルネクスト シカゴ)


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■進化した高画質・高音質技術をコンパクトな本体に搭載 ブルーレイディスクプレーヤー
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■「モバゲータウン」、ゲームのオープン化について
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