★東証1+2部時価総額(27日)=308兆6137億円(前日比+2兆4916億円)
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は連騰後の買い疲れと利益確定売り、また円反発で小幅揉み合い。ただ、日経平均で1万円台は維持。日経平均 が終値で前日比−25.78円安の10,062.88円、またTOPIXも同−0.50安の927.76、JASADAQ指数は同+0.08安の49.59となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは11業種。銀行業、食料品、情報・通信業などが上位を占めた。午前の東京外為市場=為替相場は円が堅調。ドル円相場は95円台前半で推移、ユーロ円は135円台前半で推移している。
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▼中国企業の実情/「非国民待遇」の民間企業=「草の根」経済の生命力
大和総研・投資戦略部の肖敏捷さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、今や「最も重要な雇用の受け皿」となるまでに成長した民間企業や個人経営について、国有企業や外資系企業より厳しい環境下でもたくましく成長するパワーを次のように綴った——。
<私営や個人経営が置かれている生存環境は厳しいが・・・>
2008年末時点で、国有企業の従業員数は6,447万人と、都市部就業者総数の21%を占めるに留まり、80年の76%から大きく低下した。これに対し、ゼロに近かった私営企業は5,124万人、個人経営は3,609万人と、最も重要な雇用の受け皿となるまでに成長した。しかし、公有制主導の中国では、私営や個人経営が置かれている生存環境は厳しい。市場参入や税制、融資などの点では、国有企業だけでなく、中国に進出する海外企業に比べても、「非国民待遇」が与えられているのが実情だ。にもかかわらず、勤勉と忍耐強さを武器とする「草の根」経済の生命力の強さには目を見張るものがある。
■今週の株式相場/リスク選好が全世界的に再燃=全体相場は堅調
みずほ証券・商品企画グループ投資情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした——。
<今週の予想レンジ=日経平均で9900円〜10300円>
今週の東京市場はリスク資産選好の動きが全世界的に再燃するなかで全体相場は堅調、日経平均、TOPIXが年初来高値を更新する場面も見られようが、その後は高値警戒感を背景に、揉み合い局面に移行すると予想する。今週最大の注目点はピークを迎える1.日本企業の決算発表。内容を踏まえて個別銘柄の選別が進むと見られるが、2.個人投資家のプレゼンスが数年ぶりに高まりを見せるなかで夏期休暇のシーズンが近づいている点とも合わせて考えると、数値への3.「脊髄反射」が過剰となる可能性があり、留意すべきと思われる。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。
■夏〜秋の株価予想/中長期スタンス=買いポジションは持続でよい
オフィス セントポーリア代表の馬渕治好さん(Haruyoshi Mabuchi:CFA/ President, Office Saintpaulia)は27日、日経平均で1万円を回復した株式相場について、夏場から秋にかけての見通しを次のように語った——。<足もとの市場好転=8月入り後もフォロースルー持続へ>
足もとの市場の好転は、国内企業の4〜6月期決算発表や、引き続きの内外マクロ経済統計の発表もあって、まだ8月にはいってもフォロースルー(世界的な株価と外貨の対円での上昇)が続こう。国内企業の決算については、すでにアナリストによる見通しの上方修正などにより、ある程度楽観論が市場に織り込まれており、一方で多くの企業が自社の年間見通しを上方修正するにはまだ早すぎる。このため、決算発表が国内株価を大きく押し上げるには力不足だ。それでも、1〜3月期よりは「まし」との安心感が広がろうし、日経平均が6月12 日の高値(終値ベースで10135.82 円、ザラ場ベースで10170.82)をしっかり抜けてくれば、相場観を強気に宗旨替えする投資家も表れよう。
▼今日の株価予想/外需関連にやや警戒ムード、出遅れ金融株が下支え?
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した——。全般もみ合いの展開が予想される。海運各社の下方修正や昨日引け後発表した日立建機の下方修正など外需関連株にやや警戒ムードが強まろう。その一方、米金融株上昇を背景に内需主力株である金融株を物色する流れが考えられる。再編期待で低位ハイテク株なども短期物色対象となりそうだ。国内では今週から主力企業の第1Q決算が本格化しており、中間・通期の下方修正が続くようだと全般的に利益確定売りが強まりかねない。日経平均は9日連騰のあとだけに積極的な買いは見送られる公算が高い。
今日の主な決算発表は、ヤクルト本社、DENA、ヤフー、JFEHD、大同特殊鋼、コマツ、日立、日野自、信越ポリマー、SBI、日立情報、キャノンなどが予定されている。
話題の銘柄
6752パナソニック/今下期にTOB効果とリストラ効果を織り込む、目標株価2000円
JPモルガンでは、三洋電機に対するTOBが今上期中に実行される可能性が高いと判断。今下期以降、エナジー事業や新興市場のボリュームゾーンをターゲットとした成長戦略が明確化してくるとみて、統合効果を今期予想に織り込んだ。このほか、◇海外従業員や国内非正規社員に留まらず、国内正規社員も含めた大胆なリストラを継続しているため、持続的なコスト削減効果が期待できること、◇アジア企業との消耗戦による収益悪化リスクは限定的であること、——などに注目。今後の業績について、営業利益ベースで、今10.3期を、会社予想750億円(EPS -94.2円)に対し、430億円(ESP -87.6円)、来11.3期を2250億円(EPS 44.2円)、12.3期を3060億円(EPS 67.1円)と予想し、投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を1100円→2000円(来期PBR1.6倍)と引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼クロス円投資戦略/株価が安定している限りは、押し目待ちが基本
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は昨夕、FX相場の動向について次のようにコメントした——。先週末のクロス円は英GDPが予想を下回ったことを受けてポンド円が弱含みましたが、それ以外のところではあまり方向感のない動きとなりました。米国株を見ると、ナスダックは連騰記録を12でストップさせたものの、米ダウは再び上昇し一時9100ドルをつけています。これを受けて27日の日経平均も1万円に乗せてしっかりです。
これだけ株の下値がしっかりしていると、最近のクロス円は株価と連動していますから、クロス円は高値圏にきているのですが、下方向に向かうきっかけが掴めません。株価の動きを見ながら、ということにはなりますが、株が安定している限りは、クロス円はどちらかというと押し目を拾っていくほうがいいかと思います。ただ、米ダウは9000ドル、日経は1万円という大きな節目を達成してしまっていることも事実です。上昇余地はほとんどないと思いますから、押し目待ちが基本です。27日のクロス円はすでに上昇してきていますが、ここからついていくのは避けましょう。
■当面の長期金利/1.20%〜1.60%をコアに、概ね1.0%台前半での推移へ
三菱UFJ 証券・デットリサーチ部チ−フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした——。
<予想レンジ>
・長期金利(#302) 1.380%〜1.400%
・債券先物(9月限) 138.20円〜138.45円
<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債安を受けて強含みにもみ合う。日経平均株価が上値の重さを見せると上げ渋る。なお、石井さんは次のようにもコメントしている。「当面はファンダメンタルズ面からの金利低下圧力がリスクプレミアムによる金利上昇圧力よりも強い状況が持続しそうだ。とすれば、長期金利は1.20%〜1.60%をコア・レンジとした、おおむね1.0%台前半での推移が見込まれる。」
▼今日の債券相場/基本的には超長期ゾーンの巻き戻し継続、と予想
日興シティグル−プ証券会社・金融商品本部チ−フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした——。
本日の想定レンジとコメント
昨日は年限間でバラバラとの感が強かった。もっとも、基本的には超長期ゾーンの巻き戻しが継続すると見る。米国市場は債券安から基本的にアゲインスト。株価が堅調なら、外部環境は一段と悪化しよう。もちろん、10 年の1.40%台など押し目買いの強さは認めるが、過信は禁物。
<本日の筆者の予想レンジ>
10年302 回債利回り : 1.385%〜1.405%
長国先物9 月限 : 138 円18 銭〜138 円40 銭
▼NY金相場/Comex OptionのExpiryの影響による動き
スタンダード・バンク東京支店(コモディティ・トレーディング)支店代表・副支店長の池水雄一さん(Yuichi Ikemizu/ Head of Commodity Trading, Japan, Standard Bank Plc)は、NY金相場について、概ね次のようにコメントした——。昨日のアジアのgoldは朝一こそComexからの売りが強く951ドルから948ドルまで下がりましたが、949ドル近辺ではアジアからのショートカバーと思しき買いが強く、948ドルは支えられ、そのまま950ドルを回復、午後には956ドルまで上昇しました。先週の高値957ドルまでは届かずでしたが、東工取のday session引け後、3ドルはねて、958ドルまで上昇、先週来の新たな高値を更新しました。その後は953ドルまで下がってから955近辺で東京の引けとなりました。
Comex OptionのExpiryが明日。現時点での建て玉も1000ドルcallが5000lot, 950ドルcallが2300lots、940callが2000lots、950putが1500lotsと非常に大きなものです。この影響でいろんな動きが起こっているのだと思われます。ロンドン・ニューヨークはアジアよりも静かでした。結局一日の高値はアジアの958ドルでした。引けは953ドル。円建てでは昨日東京の引けと変わらず、です。
▼米欧商品市況/プラチナ=大幅続伸、LDNアルミ=大幅続伸
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された27日の海外商品市況は次のようになった——。
【NY貴金属=軒並み上昇、需給改善見通しでプラチナの上昇が加速】
金は堅調。売りが先行したが、ドル反落や原油高、株価指数先物の上昇で先週の高値を突破した。外部市場の弱気転換で値を消したが、押し目買いでプラスに浮上した。銀は続伸。ドル高・原油安で売りが先行したが、ドル反落や原油反発、金・銅の反発をはやして
14ドル台を回復した。ただ、ドル反発や株価下落で、上げ幅を削った。
プラチナは大幅続伸。外部市場の強気転換や金の反発をはやして1200ドル台を回復したあと、大手鉱山CEOの強気見通しで約6週間ぶりの高値に急伸した。
パラジウムは続伸。ドル高で売りが先行したが、ドル反落や原油反発、プラチナ高で金曜の高値を抜いた。ただ、外部市場の流れが逆転し、利食い売りで上げ幅を縮小。
【ロンドン・アルミ=大幅続伸、株価上昇がリスク投資を誘う】
アルミ3カ月物は大幅続伸。ドル安や原油・株価の上昇をはやし、ファンド買いを集めて8カ月ぶりの高値に急伸した。銅の年初来高値更新や中国の成長重視も支援材料。(オーバルネクスト シカゴ)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社大阪証券取引所(8697)
■本日,一部の報道機関において当社が,「約95億円を投じ,売買システムを刷新する」という内容の報道
がなされましたが,そのような内容を機関決定した事実はありません。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120090728066290.pdf

