デフレかインフレか2・ACC CM FESTIVAL 受賞株ほか

★東証1+2部時価総額(18日)=248兆2153億円(前日比−2兆1972億円)

★ニュース・ヘッドライン

午前の東京株式市場=株価はNYダウの落ち着きや円安から高く始まったが次第に上げ幅を縮小。日経平均 が終値で前日比+37.93円高の7572.37円、またTOPIXも同+3.09高の752.35、JASADAQ指数は同−0.23安の41.78となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは17業種。輸送用機器、情報・通信業、証券業などが上位を占めた。

午前の東京外為市場=為替相場は海外市場での流れを受けて円安傾向。ドル円相場は93円台半ばで推移、ユーロ円は117円台後半で推移している。

■デフレかインフレか2/将来のインフレ期待醸成しないよう、両にらみが必要

東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は18日、世界でデフレ懸念が高まる中で、これに疑問を呈する指標がいくつも出ているとして、前回に続き「デフレかインフレか」というテーマで次のように語った——。

疑問を呈する指標1 GDPデフレーター

まずGDPデフレーター。米国では昨年第4 四半期のGDPデフレーターが前期比で0.1%ながらマイナスになったため、金融当局は「デフレ」を懸念したようだ。しかし、今回日本ではこの間のGDPデフレーターが前期比で0.9%も上昇した。こちらは円高と資源価格の下落で輸入価格が大幅に下落し、単位採算がその分改善されたためだ。それまでは逆に、円安と資源、食料高で単位採算が圧迫され、GDPデフレーターがマイナスを続けていたために、日本は長らくデフレにあると見られていた。その論法からすれば、日本はいよいよデフレから脱却したことになる。しかし、現実的には輸入コストの変動でGDPデフレーターは上にも下にも大きな影響を受ける。日本のデフレーター上昇をインフレと言わないのであれば、米国も今回のデフレーターがマイナスになったことをもって「デフレ」と大騒ぎすることもない。

【Washington Political Report】(有料)特約 (February 7 - 13, 2009)

目を覚ました(?)グレッグ上院議員

 1週間前に商務長官候補の指名を受諾したばかりのジャッド・グレッグ上院議員(共和党、ニューハンプシャー選出)が12日(木)突然指名受諾を取り下げました。指名受諾をしてみて、経済回復再投資法案の審議採決の過程で自分の考え方とオバマ政権の考え方が妥協できないほど異なっていることが明らかになったための取り下げとの発表でした。商務長官職について、「オバマ大統領の方からの先にアプローチがあった」というグレッグ議員と、「グレッグ議員の方から先にアプローチがあった」というオバマ大統領のどちらが本当のことを言っているかはわかりませんが、商務長官職にフラフラとなったグレッグ議員が「目覚めて」彼本来の保守系共和党議員の姿に戻ったことは確かです。先週末、ホワイトハウスが、2010年に予定されている国勢調査の仕事の権限をこれまでの商務省からホワイトハウスに移すという情報を流したこともグレッグ議員の受諾取り下げに影響したことは想像できます。

 先週のリポートに書いたように、ガイトナー財務長官の指名承認の段階から、グレッグ議員の言動には腑に落ちないところがありました。本来の彼の姿ではなく、日和見としか思えませんでした。そういうフラフラしたグレッグ議員を目覚ます原因となったのが、経済回復再投資法案のめぐる上院共和党の明快な反対の姿勢であったかと思います。もともと財政均衡化を強く主張することで有名だったグレッグ議員は、8000億ドルの無理な借金による経済回復刺激策に反対する共和党議員を改めて見直し共感したのでしょう。オバマ大統領は実際この経済回復刺激策によって自分が民主党の大統領であるということをはっきりと打ち出しました。

■ACC CM FESTIVAL 受賞株/景気悪い場面で株価パフォーマンスが特に良好

大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、橋本純一シニア クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、国内最大級の広告賞「ACC CM FESTIVAL 」受賞銘柄の株価推移についてリサーチを実施した結果、「景気が悪い場面で株価パフォーマンスが特に良かった」ことが判った——。

社団法人 全日本シーエム放送連盟では毎年、国内最大級の広告賞としてACC CM FESTIVAL を行っている。「明日を見据えた優れたラジオ、テレビCM」が受賞されるのだが、こうしたCM を作る企業の将来も期待できるだろう。

そこで本レポートでは、過去のACC CM FESTIVAL 受賞企業の株価パフォーマンスを調べた。結果から、受賞企業は、受賞の3年前から5年後まで好パフォーマンスとなる傾向が示された。また、景気が悪い場面でパフォーマンスが良くなる傾向も見られた。景気が悪化する場面こそ良いCM が人々に与える印象が販売力上昇に繋がる可能性があるだろう。足元の景気後退場面で意識したい分析結果である。

▼今日の株価予想/日経75日線が一旦上昇、円安好感されやすい状況に 

T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH,INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した——。

東京市場は反発が予想される。内需金融セクターや値ごろ感で信用買い残が積み上がった銘柄などの軟調な動きは続きそう。一方で、資源関連や電子部品、自動車、そういった銘柄の一部が指数を下支えする展開が予想される。今日の日経平均は昨年夏場以来、75日移動平均線が一旦上昇になる見込み。ここ直近で上値を抑えられた5日線の下落スピードもなだらかになるため、米国株の下げ止まりや直近の円安方向への動きが比較的好感しやすい状況にあると考える。

18日のNY株式市場ではダウ平均は小幅反発。一方、NASDAQやS&P500は小幅続落となった。オバマ大統領が住宅差し押さえ対策を発表したが上値は限定的で、ほぼ横ばいで推移した。グリーンスパン前FRB(連邦準備制度理事会)議長がFT紙に米銀国有化の可能性について言及したことも重しとなった。業種別では生活必需品やテクノロジーが高い。ドル建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ5円高の7585円。一方、円建ての清算値は7560円となった。

昨日の東京市場は大幅続落。米国株安を受けて終日軟調に推移した。ただ、年金買いとみられる買いが入り下げ渋り、後場は狭いレンジでのもみ合いに終始した。東証1部の値下がり銘柄数は988、昨年来安値を更新した銘柄数は167と今年最高を記録した。

テクニカル分析

日経平均は3日続落となり連日で年初来安値を更新。マドを開けての下落から、寄り引け同時足を形成した。現状では昨年11月安値7406円を割り込んでおらず、昨年後半からのもち合い継続といった状況。今日は反発となれば一目均衡表では転換線7868円が横ばいになるため、その水準までは戻りやすくなろう。昨日の寄り引け同時足は反転シグナルとなり得るかどうか。ただ、寄り引け同時足はトレンドの中間地点に出現するケースもあり、今日の次線が下振れスタートであれば、2月9日高値8257円から昨日までの下落幅が下にもう一段下がると考えることも出来る。

話題の銘柄

6419 マースエンジニアリング/「パーソナルPCシステム」普及が加速、目標株価4160円

野村では、「08年10〜12月期の売上高は前年同期比25%増収の88億円、営業利益は同42%増益の22億円であった。低料金で営業するパチンコ店を中心に、少人数での店舗運営を可能とする『パーソナルPCシステム』シリーズの販売が好調であった。08年10月に、価格をほぼ据え置いたまま機能性を高めた新製品を発売したことが寄与し、同製品が好調な販売を牽引した。09年3月期会社予想の修正と足元の販売状況を踏まえ、09年3月期以降の当社予想を上方修正した。09年3月期の新予想の売上高は、前期比10%増収の285億円、営業利益は同32%増益の68億円である。主力製品であるプリペイドカードシステムは、パチンコ機の入替に伴い導入される。目先でヒットが見込まれるパチンコ機の発売が09年3月と4月に分散しており、同社製品への需要の一部は4月に移ると見られる。10年3月期は、パチンコ店の好調な業績を背景とした周辺機器向け設備投資の増加が期待できる上に、08年10月に投入した新製品が通期で寄与するため、業績の更なる拡大拡大が見込まれる」と指摘。今2009年3月期連結営業利益を62.1億円(EPS188.7円)から68.3億円(EPS212.5円)へ、来2010年3月期同70.6億円(EPS226.1円)から81.0億円(EPS259.7円)へ、2011年3月期同79.9億円(EPS255.9円)から87.5億円(EPS280.3円)へ増額。レーティング「1」を継続。10年3月期予想基準のEPSに対し、市場の標準PER15〜17倍の中間値である16倍を適用して、目標株価を従来の3600円から4160円へ引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

■FX相場予想/手負いの獅子のファンド勢=大仕掛けという印象

AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は昨夜、為替相場について概ね次のようにコメントした——。

日本政府は円安回帰を狙って、景気対策を決めない、ゴタゴタしている、という感じがするね。冴えない政治家諸氏を横目に手負いの獅子のファンド勢が大仕掛けという印象。余命わずかな恐竜の殴り込みというところだろうか。今の状況では後半分消滅するのではないか?(2月18日。夜中。)

▼FX相場予想/ドル円=もう少し円安の余地、ユーロは戻り売り

マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/President CEO, Matt Capital Management)は昨夕から今朝、FX相場の動向について次のようにコメントした——。

17日は米国株価が前日比約300ドル安と大きく値を下げたにも関らず、ドル円では円安に進む場面も見られるという、ちょっと今までとは違う動きが見られました。大分円キャリートレードのポジションも解消されてきて、「リスク回避という動きになっても円高」と単純にはいかなくなっているようです。「ドル円はもう少し円安に向かってしまうこともあるかもしれない」という認識を持っておきます。

対してユーロですが、ユーロはまだ1.50%の金利があり利下げ余地が残ります。このことを考えると、ユーロ売り圧力はもう少しかかってきそうです。ユーロでの戻り売りを基本としておきたいと思っています。

海外FX市場サマリー・・・米住宅支援策

ドル円は続伸。目先のストップロスを巻き込んで、一時1月7日以来の高値となる93.96円まで値を上げた。米政府による住宅支援策を好感した買いが入ったほか、対ユーロやスイスフランでのドル買いにつれた円売り・ドル買いが優勢となった。この日発表された米住宅指標や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への反応は特に目立たなかった。

ユーロドルは3日続落。一時2008年11月21日以来の安値となる1.2513ドルまで値を下げた。東欧経済の先行き不透明感が高まっていることが相場の重しになったほか、米住宅支援計画を受けたユーロ売り・ドル買いが見られた。

ユーロ円は3営業日ぶりに反発。一時118.06円まで値を上げた。ドル円の上昇が相場を支えた。

▼今日の債券相場/決定会合の結果次第で中短期債のカーブが拡大へ

日興シティグル−プ証券会社・金融商品本部チ−フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした——。

本日の想定レンジとコメント

昨日の米市場はNY ダウが小幅高で10 年国債利回りが2.75%と10bp 上昇(6時39 分現在、ブルームバーグ)。これは若干マイナスだ。やはり市場の注目は金融政策決定会合。下記のような結論なら、強い悪材料とまでは言えないものの、中短期ゾーンを中心に押し目を作る可能性が高い。その際、2年の0.40%台があればもちろん、5年は現在の0.70%台でも十分妙味があると考える。本日の相場は弱含みと予想する。カーブは当初、先物周りの調整が主導しようが、決定会合の結果次第で中短期債のそれが大きくなろう。(AM6:49、佐野さん)

本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 139 円20銭〜139 円61銭

▼米欧商品市況/NY貴金属=株価低迷が安全逃避買いで軒並み続伸

投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された18日の海外商品市況は次のようになった——。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)

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NY金    2009/ 4 978.2 +10.7 アルミ3カ月物  1,336.0 + 6.0

NY銀    2009/ 3 1,429.0 +28.0 銅3カ月物    3,235.0 +50.0

NYプラ   2009/ 4 1,098.9 +0.6 ニッケル3カ月物 9,700 -200

NYパラ   2009/ 3 219.10 +1.20 NY原油 2009/ 3 34.62 -0.31

シカゴ大豆  2009/ 3 887.50 -15.50 NYコーヒー 2009/ 5 111.60 -1.45

シカゴコーン 2009/ 3 349.25 0.00 NY粗糖   2009/ 5 13.01 -0.27

ドル・円     93.78 +1.42 日経平均 2009/ 3 7,585 +130

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【NY貴金属=軒並み続伸、株価低迷が安全への逃避買いを誘う】

金は急反発。前日の高値ではね返されたあと、買い過剰感による利食い売りで値を消したが、一連の経済対策でも株価の戻りが鈍いため、安全への逃避買いで急伸した。

銀は大幅続伸。ドル安や金の上昇で前日の高値を抜いたあと、利食い売りで14ドルを割り込んだが、金の急反発がテクニカル買いを誘って時間外取引の高値を突破した。

プラチナは堅調。投機買いで年初来高値を更新したあと、金の反落でマイナスに転落したが、安全への逃避買いによる金の急反発をはやしてプラスに浮上した。

パラジウムは続伸。金・プラチナの上昇で前日の高値を抜いたあと、利食い売りで押されたが、景気への不透明感にもかかわらず、金の急反発でプラスを維持した。

【NY原油=続落、ドル高や需要減少懸念などで】

原油は続落。期近3月限は、20日に納会を控えたポジション調整絡みの動きとなったが、その他の限月はドル高や需要減少懸念が圧迫し、下値を探る展開となった。

石油製品は、期近が大幅続落。原油相場同様の展開となるなか、ヒーティングオイル期近は2004年9月以来、改質ガソリン期近が1月23日以来の水準へ値を沈めた。       (オーバルネクスト シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/

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ニュース・チェック

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

松井証券株式会社(8628)

■「夜間先物取引」再開記念手数料【半額】キャッシュバックキャンペーンについて

http://www.matsui.co.jp/company/index.html

株式会社デンソー(6902)

■デンソー、中国におけるソフト開発体制を強化

デンソーは、2009年4月に、上海にあるソフトウェア開発会社である上海電装創智信息技術有限公司の

すべての株式を、株式会社デンソークリエイトから中国統括会社である電装(中国)投資有限公司へ譲渡し、

社名を電装(上海)信息技術有限公司とします。

http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2009/090218-01.html

株式会社サイバーエージェント(4751)

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「MAPLE」を開始

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