4月消費者物価・4月全国コアCPIほか

★東証1・2部時価総額(30日)=454兆8306億円(前日比+8兆8397億円)


▼4月消費者物価/
 原油価格&値上げ動向から目が離せない状況継続


大和総研・経済金融調査部(神田慶司エコノミスト+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は30日(金)、4 月全国CPI(生鮮食品を除く、以下コアCPI)について、「食料の値上げが全般的に波及」として次のように語った――。

<値上げが食料全般的に波及している印象を受ける>

4 月全国CPI(生鮮食品を除く、以下コアCPI)は前年比+0.9%となり、市場予想(同+1.0%)を下回ったものの、DIR 予想(同+0.8%)を上回った。暫定税率廃止の影響でエネルギー価格の押し上げ幅が低下(3 月:+0.77%pt⇒4 月:+0.42%pt)し、先月から減速したものの、食料が予想以上に上昇したことで、DIR 予想を上回った。

これまで上昇が見られなかった品目(乳卵類、油脂等)でも価格が上昇しており、値上げが全般的に波及している印象を受ける。5 月の東京都CPI の食料をみると、菓子類や乳卵類を中心に上昇幅が拡大していることから、今後は値上げの影響がさらに強まってくるとみられる。4 月のサービス価格改定に伴い、いくつかのサービス価格が変化している。目立ったものとしては、自動車保険料(自賠責、前年比▲26.6%)、診療代(同▲0.5%)、保育所保育料(同▲1.4%)等が挙げられる。

コアCPI の中で上昇幅が大きかったのは灯油(前年比+28.5%)、ガス代(同+5.7%)、穀類(同+4.7%)。一方で、下落幅が大きかったのは教養娯楽用耐久財(前年比▲17.3%)、家庭用耐久財(同▲3.6%)、室内装備品(同▲2.2%)であった。一方で、食料及びエネルギーを除くCPI は前年比▲0.1%と再び下落へ転じた。


▼4月全国コアCPI/
5月は食料品価格上昇で、+約1.4%に再加速へ


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は30日(金)消費者物価指数(東京5月、全国4月)、家計調査(4月)、雇用統計(4月)、鉱工業生産(4月)について、それぞれ次のような見方を示した――。

(1)4月の全国コアCPIは前年比0.9%上昇と前月から低下したが、5月には、ガソリン、食料品価格の上昇で同1.4%程度へ再加速の見通し
(2)4月の全世帯実質消費支出は、前年比2.7%減と予想外のマイナス幅
(3)4月の鉱工業生産は前月比0.3%減と、ほぼ予想の範囲内



▼株式投資の本源/
リターンとは投資した分け前が「戻ってくる」の意


さわかみ投信・社長の澤上篤人さん(Atsuto Sawakami/President, Sawakami Asset Management Inc.)は、投資ははじめから終わりまで「プラスサムの世界」で存在するものなのだとして、次のように語った――。

みなが豊になり幸せに暮らしていけるよう、お金に働いてもらうのが投資である。
「世の中のため、どうぞこのお金をお使いください」と差し出すのを投資と言う。

経済全体のパイが膨らめば、投入した資財も分け前が手に戻ってくる。この「戻ってくる」が、
投資のリターンである。リターンという英語は「戻ってくる」ということであり、「取る」とか「儲ける」という意味はない。 


■今日の株価予想/
 6月相場は良好、200日移動平均線が視野入り


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は先週の流れを引継ぎ、買い戻し中心に堅調なスタートとなりそうだ。シカゴ日経先物(14370円)は先週末の大証日中終値比で30円高にとどまっているものの、日経平均は5月16日に付けた直近高値(14392円)を上回る場面も想定される。その後は手掛かり材料難から上値が重く、14500円を前にもみ合いの展開か。

ただ、外部環境の落ち着きから国際優良株や大手銀行株中心に買い意欲は強く、今週の日経平均は200日移動平均線(30日現在、14789円)に向けた動きが期待できそうだ。

30日のNYダウは小幅反落。発表された4月の個人消費や5月のミシガン大学消費者信頼感指数がほぼ予想通りだったことや、週末で手掛かり材料難のなか12650ドルを挟んだもみ合いが続いた。一方、ナスダックは直近高値に接近していたものの、デルの決算内容からメリルリンチが投資判断を引き上げたことが好感され続伸。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は2.0%上昇した。

今週の米国市場では、5月のISM製造業景気指数や非製造業景気指数、週末の5月雇用統計に注目。また、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演などが予定されている。

30日の東京市場は大幅続伸となり、日経平均は終値ベースで1月10日以来の水準まで回復。東証一部の売買代金は活況の目安とされる3兆円に迫った。 今週に関しては4日に1-3月期の法人企業統計調査の発表が予定されているが、そのほかは手掛かり材料に乏しい。一方、今日から名実ともに6月相場入りとなるが、日経平均の過去6月の月間パフォーマンスは良好である。特に直近5年間は連勝が続いており、今年も外部環境の落ち着きから上昇が期待できそうだ。

ただ、長期金利が昨年8月以来の1.8%台に上昇するなど、債券売り・株買いの動きが強まっており、加速度的な金利の上昇や債券売り・株買いに対する短期的な反動の動きは株価の下押し要因となるため注意が必要となる。

テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、日足の25日移動平均線は上昇継続、5日移動平均線は上昇が大きく切り上がるため、株価は続伸の動きになることが想定される。週足均衡表では転換線が横ばいから上昇に転じることや、13週移動平均線の上昇が切り上がる。 また、5月は月足均衡表で株価と遅行スパンが雲を上回ったことで、6月は横ばいが続く転換線や基準線を突破できる可能性が高まった。6月に変化しやすい最も重要な日柄は17日から20日ごろとなる。上値メドは、16日高値の14392円や心理的節目14500円、昨年11月安値の14700円前後となる。一方、下値メドは基準線の13920円や28日安値13665円などが考えられる。

話題の銘柄
9766コナミ/ゲームソフト事業の好調が業績を牽引、目標株価4900円

メリルリンチでは、同社が販売しているゲームソフト「メタル・ギア・ソリッド4(MGS4)」の足元の市場動向について、引き合いが想定以上の印象だと指摘。今09年3月期の予想販売本数を350万本→420万本へと引き上げた。MGS4発売が貢献し、08年4-9月期は大幅な増益を見込む。また、MGS発売の反動期にあたる来10年3月期について、会社側は「ゲームソフトを含めカバーできるラインアップを十分に用意できている」とコメント。メリルでは、会社が中期計画を達成したこともあり、このコメントを信用すると言及した。ゲームソフト市場は08-10年の間、新型コンソールの普及拡大で年率20%程度の拡大を想定しており、同社が未公表な新タイトルの投入で世界シェアの維持が可能となれば、メリルの予想をさらに上回る拡大が可能となる見込み。健康サービス事業の収益停滞はネガティブだが、他の事業が世界的な拡大トレンドにあることを考慮すると、中期的に堅調なパフォーマンスが期待できると判断した。これらを踏まえ、今後の業績を見直し。営業利益ベースで、今09年3月期を、会社予想450億円に対し、450億円→470億円(EPS 196.6円)、来10年3月期を440億円→480億円(EPS 203.9円)、11年3月期を475億円→520億円(EPS 225.7円)と上方修正。投資判断「買い」を継続し、目標株価を4500円→4900円(今期PER24.9倍)へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



■FXと金利動向/
「原油高・円高・ドル安」vs.「原油安・円安・ドル高」


「インフレ懸念で金利上昇」とは本当か・・・?
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は30日(金)、そうした疑問を提示した上で、「長期的に正しくても短期的に正しいとは限らない」と語った。むしろ、最近は「インフレ懸念後退による期待成長率の上昇で金利上昇」と言うべきだと見る

<最近は「インフレ懸念後退による期待成長率の上昇で金利上昇」>

実際、インフレの主因である原油価格は、WTI 原油先物でいうと5 月1 日の安値110.30ドルから5月22日の高値135.09ドルへと大幅上昇したが、この間の米長期金利(10 年国債)は3.75%から3.83%へとわずか0.08%の上昇にとどまっている。期待インフレ率は+0.30%も、期待実質金利が▲0.22%となったからだ。

ところが、5 月29日にかけ126.11ドルへと原油価格が下落するなかで、米長期金利は4.08%へと+0.25%も上昇した。期待インフレ率は▲0.07%も、期待実質金利が+0.32%となったからだ。つまり、「原油価格が下落した方が金利が上昇している」のである。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 103.00-106.00 (103.14-105.87)
ユーロ/円:160.50-164.50 (162.74-164.47)
ユーロ/ドル:1.5400-1.5700 (1.5482-1.5818)
豪ドル/円: 98.00-102.00 ( 98.94-101.07)
豪ドル/ドル:0.9400-0.9700 (0.9532-0.9638)


▼ドル円予想/
 買っても上がらない?105円台が今後を占う大事な大台


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は31日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

薄氷の感じで、106円台に乗せずに首の皮一枚で残ったね。
別に落ちたわけではないので、2日週はどうなるかわからないが、考え方は同じだ。105円台が買っても買っても上がらない大台になっているのかどうか、今後を占う上で大事な大台だ。これで、4週連続で金曜はドル売りの日になったね。それにしても24時間つまらない相場展開であった。
(5月31日。土曜日。世界喫煙デー。)



▼今週の債券相場/
 1.700~1.795%=5.29が利回りの天井だった?


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。


本日の想定レンジとコメント…値を上げて始まった後、伸び悩み
先週末の米国市場は大きな変化なく、先週末の地合いを素直に引き継ぐ。月末のExtension Trade以上にあまねく
押し目買いがあった印象で、その後のLIFFEでも堅調に推移した。本日は値を上げて始まろう。問題は追随する
動きがあるかである。そして、明日の10年国債入札に不安を残す。どうやら伸び悩みと見ておくのが妥当だ。
イールド・カーブ上は先物周りが相対的に強いと見込む。
本日の想定レンジ(長国先物6月限) : 134円48銭 ~ 134円84銭

今週の債券相場見通し…10年292回債利回りは1.700~1.795%と予想
先週末の本レポートでは、利回り予想上限の大幅引き上げを示唆した。示唆にとどめたのは、足元、押し目買い
を推奨してきた筆者が弱気に転じれば、そこが相場のボトムになる可能性が生じると考えたからだ。姑息な手段
で恐縮である。実際、先週末は堅調に推移した。今週の10年292回債利回りは1.700~1.795%と5月29日が利回り
の天井だったと予想する。しかし、これですぐにインフレ・リスク・プレミアムが反落に向かい、投資家のリスク
許容度が回復するとも思えない。Rallyが始まったと期待しつつも、同時に下値不安を抱えていると考える。
イールド・カーブは10年国債入札次第の感が強そうである。


▼今週の長期金利/
10年債入札の落札結果が「重要な分かれ道」に


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#292) 1.690%~1.810%
・ 債券先物(6月限) 133.85円~135.00円

<シナリオ>
長期金利は世界的インフレと債券需給悪化の二大懸念に揺さぶられ、不安定な地合いが続く。
10年利付国債入札が重要な分かれ道。何とか無難にこなされて相場の下値不安がやや後退し、上昇一服となる。ただし低調な落札結果ならば、もう一段の上振れも。
ポイントは、(1)日柄調整と値幅調整~もうはまだなり?まだはもうなり?(2)市場心理に不穏な影を落とし続けるインフレ/スタグフレ懸念、(3)インフレ指標として見る米雇用統計。

債券先物チャート
6月限の日足は下影陽線。微かだが、134円ラインで下値抵抗力が感じられるようになった。雲のねじれは相場底入れへの吉兆か、それとも相場底割れへの凶兆か・・・。



▼金・銀週間展望/
 金は調整局面、ETFへの資金流入は続く


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された30日の海外商品市況と、「金・銀週間展望」は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)

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NY金   2008/ 8 891.5 +9.8 アルミ3カ月物 2,931.0 +51.0
NY銀   2008/ 7 1686.5 +35.0 銅3カ月物 7,935.0 +45.0
NY白金  2008/ 7 2013.8 +23.6 ニッケル3カ月物 22,100 -100
NYパラ   2008/ 9 439.00 +7.20 NY原油 2008/ 7 127.35 +0.73
シカゴ大豆  2008/ 7 1363.50 +40.75   NYコーヒー  2008/ 7 133.90 +1.40
コーン  2008/ 7 599.25 +17.00  NY粗糖   2008/ 7 10.02 +0.05
ドル・円      105.50 -0.07  シカゴ日経平均 2008/ 6 14,370 +140
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金・銀週間展望
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         週間高低(カッコ内は日) 2009 月 4 月限 5 月 26 日~ 5 月 30 日
           始 値     高 値     安 値     現在値     前週末比
  金    3,096 3,119 (27) 2,990 (30) 2,991 -114
  銀    612.0 615.3 (27) 567.9 (30) 568.5 -43.2
 プラチナ  7,035 7,103 (27) 6,463 (30) 6,465 -618
 パラジウム   1,538 1,543 (26) 1,453 (28) 1,458 -78
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   NY貴金属(カッコ内は限月) | 東京外為・株式/NY原油  
       29 日終値  前週末比 |        終 値  前週末比
  金 ( 8) 881.7 -48.9 | ドル・円   105.34 1.48 円安
  銀 ( 7)1,651.5 -177.5 | 日経平均  14,338.54 +326.34
 プラチナ ( 7)1,990.2 -186.1 | NY原油 ( 7) 126.62 -5.57
 パラジウム ( 9) 431.80 -29.45 |* ドル・円は 15:31 現在、原油は 29 日 
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<来週の主要経済統計等>
 2日 新車販売台数(5月、自販連)
    米ISM製造業景況指数(5月)
    ●女王誕生日(NZ)
 3日 米新車販売台数(5月、オートデータ)
    米製造業受注指数(4月、商務省)
    ユーロ圏国内総生産(GDP)2008年1-3月期1次速報
 4日 法人企業統計調査(1-3月期、財務省)
    米ISM非製造業景況指数(5月)
    米ADP雇用統計(5月、ADP)
    米労働生産性2008年1-3月期改定(労働省)
    英中銀金融政策委員会(BOE、5日まで)
 5日 ブル・ベア指数(午後零時半発表、オーバルネクスト)
    ECB理事会(フランクフルト)
 6日 米雇用統計(5月、労働省)
    米CFTC建玉明細
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【前週のレビュー】
 金はドル安や原油高に加え、米FRBの景気見通し下方修正が支援要因で資金流入が続くと堅調に推移すると予想し、銀は他商品次第の値動きが続くとした。東京金はドル高や原油安を背景に調整局面を迎え、先限が3000円の節目を割り込んだ。現物相場は約2週間ぶりの安値873.65ドルを付けた。

 6月の独消費者信頼感指数の予想外の低下でユーロ圏の景気減速が警戒されたことに加え、第1四半期の米国内総生産(GDP)改定値が上方修正されるなどし、米景気の先行きに対する安心感が出たことからドルが買い戻され、これまで買われていた金や原油などの国際商品に手じまい売りが出た。米雇用統計までの経済指標が良い内容になると、金の圧迫要因になるとみられる。ただニューヨーク証券取引所(NYSE)の金ETF(上場投信)に買いが入ったことは下支え要因である。また第1四半期の米金融機関の不良債権処理額が前年から4倍となって過去最高を記録しており、長期的に金は資金の逃避先(セーフヘイブン)として買われやすい状況である。実需筋の安値拾いの買いも見込め、850ドルが堅い支持線として意識される。

【金は850~950ドルのレンジ】
 世界10カ国に上場している金ETFの現物保有高は29日に759.73トンとなり、前週末比6.37トン増加した。南アで小口の買いが入ったことに加え、29日のニューヨーク市場で6.13トン増加した。インフレ懸念が残るなか、900ドル割れで安値拾いの買いが入ったとみられる。一方、米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、20日時点のニューヨーク金の大口投機家の買い越しは18万2119枚(前週15万2938枚)に拡大した。1カ月ぶりに拡大したが、27日以降の急落で高値での買い玉は整理されたとみられる。

金は東京市場で2900~3100円、海外で850~950ドルのレンジを形成している。安値では実需筋や長期投資目的の買いなどが下支え要因だが、高値では実需筋の買いが見送られ、スクラップ売却の増加が圧迫要因になっている。一段と上昇するには信用不安が再燃するか、原油の史上最高値更新が各国の消費者物価指数に影響してインフレ懸念がさらに強まるなどし、投資需要が大きく増加する必要があるとみられる。一段高までは安値を買い拾って上値で利益を確定する売買方針が有効だろう。

【銀は他商品次第の値動きが続く】
東京銀は他商品次第の値動きとなるなか、先限ベースで約2カ月ぶりの高値615.3円を付けたのち、調整局面を迎えて急落した。アメリカン証券取引所(AMEX)の29日の銀ETFの現物換算量は6049.6トンで前週末から横ばい。金銀比価(海外)は50.72から52.92に上昇し、商品市場の調整局面でよく見られる動きとなっている。
                    (オーバルネクスト 東京/東海林勇行さん)

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ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、NYダウの軟調や利益確定売りに押され、朝方100円以上下げたが、意外に底堅く急反発し、結局はプラスに転じた。日経平均 が終値で前日比+7.46円高の14346.00円、またTOPIXも同+6.22高の1414.36、JASADAQ指数は同+0.55高の65.23となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち17業種が上昇。保険業、証券商品先物、海運業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円安に推移。ドル円相場は105円台半ばで推移、ユーロ円は163円台後半で推移している。

★ハートフォード生命=平成19年度決算は、経常利益でも黒字化果たす
ハートフォード生命保険株式会社(代表取締役社長:デイビッドN.レベンソン氏)は30日、平成19年度決算を発表した。
それによると、期末の保有契約件数は前年度末から8万4000件増加し、55万6000件となった。
収入保険料は前年度比+5.1%増の6,727億円となり、特別勘定資産残高は3兆6,519億円となった。
また当期利益は76億3,258万円と、昨年に引き続き黒字となり、経常利益は87億9,592万円と、と、初の黒字化を果たした。
 http://www.hartfordlife.co.jp/index.html

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

カブドットコム証券株式会社(8703)
■kabu.comPTSの本格的な取引所外取引の体制整備について
~ kabu.comPTSでの取引手数料を実質無料とするキャンペーンを実施 ~
http://www.kabu.com/company/pressrelease/2008/20080530.asp
■注目のBRICs通貨ファンドやインデックスノーロード6投信など新規追加
~ ノーロード72ファンド122本を含む全166ファンド271本に。「夏の投資信託キャンペーン」実施 ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2008/20080530_2.asp

株式会社デンソー(6902)
■5月29日:デンソー、トヨタ自動車(株)、(株)ジェイティービー、富士フイルム(株)、中日本高速道路(株)の5社は、
共同で「うごく!プロジェクト」を発足しました。 6月から岐阜県で「うごく!岐阜<生>キャンペーン」を実施
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2008/080529-01.html