★東証1・2部時価総額(24日)=424兆356億円(前日比-2兆1096億円)
■GW明けの株価予想/
短期的には株価の頭は重い=14,000円止まり?
大和証券・投資情報部アナリスト課ストラテジストの塩村賢史さん(Kenji Shiomura/ Daiwa Securities Co., Ltd.)は今朝、本誌の取材に応じ、 GW明けの5月相場について「1ヶ月のタームでは株価の上値はややきびしい」として、予想レンジは日経平均で12,800円~14,000円とした。
<予想レンジ=日経平均で12,800円~14,000円>
塩村さんは、日本企業の決算発表で弱い数字が出てくる可能性があることから、「短期的にみると株価の頭は重い」と言う。一本調子の株価上昇に入るには、「米国企業の決算で好調なものが出てくるなどファンダメンタルズが改善する」ことが条件となると見ている。
また、来週30日(水)に迫った米FOMCについては、市場では今回の利下げで打ち止めとの見方が広がりを見せている。ただ、「そうした金融政策だけでは株価への反応は無理がある」と言う。
<個別ではWiiやDSが好調を続ける任天堂に注目>
なお、5月に注目されるセクターや個別銘柄に関しては、液晶向け需要が旺盛な窯業のガラス、
個別ではWiiやDSが好調を続ける任天堂(7974)を挙げた。特に、任天堂については「会社の業績予想はかなり保守的だ」と見ている。
■地下鉄開業と株価/
開業年の株価は弱いが、翌年・翌々年と上昇傾向
大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、地下鉄の開業と株価の関連性について研究し、その結果、「関係が見られた」ことが判った――。
1.地下鉄開業年の株価
2008 年6月14 日に東京メトロで地下鉄の新路線が開業予定だ。埼玉県の和光市から渋谷を結ぶ副都心線だ。駅のポスターなどで、埼玉県の西部に住んでいる人を中心に「便利になる」と思う人も少なくはないだろう。新路線の開業は何かしら気持ちが弾む気がする。
こうした人々の意識に深く結びつく地下鉄であるが、株価とも関係が見られた。
(図表1)は、地下鉄が開業した年のTOPIX のパフォーマンスを集計した。(左図)は、各路線が最初に開業した年のTOPIX の暦年の騰落率を算出して平均値(中央値)と勝率を算出したものだ。勝率は全体のサンプルのうち上昇したサンプルの割合である。分析結果から地下鉄開業年の株価は弱い。(A)に示されるように、勝率は44.4%と5割を割っている。また平均値は(B)の10%を超えているが、開業年以外の(C)より低い。同様のイメージで、(図表1の右図)は(左図)に各路線が区間延長した年のサンプルも加えた場合の集計だ。こちらも(D)に示されるように、勝率の57%は(E)の開業年以外を下回る。
▼今日の株価予想/
日経平均=昨7月以来の13週移動平均線上昇なるか
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場はシカゴ日経先物(13720円)にサヤ寄せの動きから堅調なスタートとなりそうだ。米国株高や円相場が再び104円台に入ってきたことなどが好感され、主力株中心に買い優勢の動きが想定される。ただ、積極的に上値を追うムードにはなり難く、買い一巡後は値動きの乏しい動きとなろう。昨日、引け後に今期業績の下方修正をしたキャノンの動きが注目される。
24日のNYダウは続伸した。3月の新築住宅販売件数が市場予想を大きく下回ったことが嫌気されたが、新規失業保険申請件数が市場予想を大きく下回ったことや、商品先物相場の大幅下落などから景気減速懸念が和らいだ。フォード・モーターやダウ・ケミカルなど決算内容も買い安心感を与えた。ナスダックは3か月ぶりの高値で終了。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値と比べ140円高い13720円で終了した。
昨日から決算発表が本格化している。今期見通しが市場予想を下回ったファナックやJSRなどは一時売り込まれたが、織り込み度合いをはかるためにもそれらの今日の動きが注目されよう。引き続き売り込まれることがなければ、相場全体が決算内容自体で下押しする懸念も徐々に和らぐ可能性は十分に考えられる。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、昨年7月以来の13週移動平均線上昇なるかどうかが注目される。
また、上値を重くする要因となっていた下向き基調の75日移動平均線が来月初めごろには横ばいから上昇に転じる可能性が高まってきた。目先的には4月11日高値13330円前後までの調整があっても不思議ではないが、その水準は一目均衡表の基準線がある水準でもある。株価がその上方を維持していれば、来週初には転換線が上昇に転じるため、株価が押し上げられる可能性も考えられよう。当面の上値メドは、23日高値13717円や2月27日高値の14105円などが考えられる。一方で下値メドは、11日高値13329円や16日高値13222円、心理的節目の13000円などが考えられる。
話題の銘柄
6767ミツミ電機/09年3月期も、任天堂のゲーム機関連ビジネスの好調継続
野村では、「09年3月期も任天堂のゲーム機関連製品がミツミ電機の成長ドライバーである。同社は任天堂Wiiのコントローラーで高シェアを持ち、その他の部品の供給も行っている。任天堂Wiiの販売台数は08年3月期の1850万台(前期比3.2倍)から09年3月期は2250万台(同22%増)まで拡大すると予想され、同社はWii向けのコントローラーと電子部品の販売で09年3月期も100億円以上の売上増となると見込まれる。同社はせ遺品の70%が顧客特注のカスタマイズ部品で、まず顧客ありきのビジネスモデルを取っている。顧客に部品を販売するほか、EMS的に顧客の製品の製造請負も行う。部品単体ではなくモジュールとして提供する製品の売上比率を高めることで、付加価値を高めている。このようなビジネスモデルの特性上、顧客製品の販売動向に業績が大きく左右されるが、今後数年間は任天堂のゲーム機の大ヒットの恩恵を享受できる局面と考える」と指摘。2008年3月期連結営業利益356億円(EPS301.1円)、2009年3月期384億円(EPS257.8円)、2010年3月期388億円(EPS260.1円)を予想。「09年3月期予想基準PERは13倍で、電子部品セクター平均の17倍を下回る。同期の営業利益はセクター平均が減益見込みであるのに対して、同社は8%の営業増益が予想され、株価は割安と判断した」と指摘。レーティング「2」で新規カバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ユーロ相場動向/
餃子ダラー、ウォッカダラー、オイルダラーに牛耳られていた
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ユーロを筆頭にドルが荒れたが、夜中になったら突然、円売り相場に変わった。ユーロ相場は最近、餃子ダラー、ウォッカダラー、オイルダラーに牛耳られていたが、この日は餃子が活発だったそうである。例のチベット問題で、餃子は欧州のご機嫌取りをしたとかいう噂まで流れる始末。ドル円は、「前週の金曜の夢よもう一度」をやるのか、「やっぱりすみません」と言って売り方に頭を下げるのか興味津々。(4月25日。金曜日。節約は大いなる収入であるという日。)
▼中国株急騰とFX/
中国固有の動きであり、FX相場では反応薄
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は24日、中国株式急騰とFX相場について次のようにコメントした――。
24日、中国の国務院が株式取引に関わる印紙税を0.3%から0.1%に引き下げる、と中国の新華社が報じました。これを受けて、中国の株式市場が急騰しています。上海総合株式指数が、昨日から比べてもう10%ぐらい上昇しました。久しぶりにこんな凄い相場をみました。
それまで悲観論が蔓延しているところに、逆のサプライズが起きると、衝撃が大きくなる。
どんな相場でもこれは共通です。中国固有の動きなので、他のアジア株式市場には殆ど影響を及ぼしていないため、為替市場にも影響はおきていません。とりあえず中国株の中だけで終わりそうです。24日はサプライズで上昇しましたが、25日以降この流れが続くとも思えませんが・・・。
▼商品ブル・ベア指数/
総弱気のなか、原油関連・アルミ・白金が強気
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された24日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
---------------------------------------
NY金 2008/ 6 889.4 -19.6 アルミ3カ月物 3,003.0 -93.0
NY銀 2008/ 5 1666.0 -50.5 銅3カ月物 8,525.0 -30.0
NY白金 2008/ 7 1970.7 -48.1 ニッケル3カ月物 28,905 +205
NYパラ 2008/ 6 446.45 -1.10 NY原油 2008/ 6 116.06 -2.24
シカゴ大豆 2008/ 7 1361.00 -24.50 NYコーヒー 2008/ 7 131.60 -4.75
シカゴコーン 2008/ 7 589.50 -12.00 NY粗糖 2008/ 7 12.29 -0.46
ドル・円 104.29 +0.81 シカゴ日経平均 2008/ 6 13,720 +40
---------------------------------------
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
---------------------------------------
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
10 日 17 日 24 日 10 日 17 日 24 日
大豆 76 56 48 金 70 75 48
とうもろこし 78 54 50 銀 71 73 47
小豆 49 46 45 プラチナ 72 72 54
粗糖 67 64 46 アルミニウム 72 63 61
コーヒー 71 61 49 ゴム 50 62 44
ドル/円 43 46 58 原油 74 74 67
ガソリン 69 75 64
灯油 74 68 63
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
---------------------------------------
【総 括】
4月24日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回4月17日の46から58へ一段と上昇し、いよいよドル相場に底入れ気運。しかし、今回商品の同指数は珍しく全面低下に見舞われ、ことに貴金属、ゴム、粗糖の弱気感が絶大。それでも54以上の強気サイドに入ったのは、上から原油67、ガソリン64、灯油の63、アルミ61、プラチナ54の順。 一方、48以下の弱気サイドには、下からゴム44、小豆45、粗糖46、銀47、金と大豆の48との結果。そのうち低下率1~2位には金と銀。1位の金は75から48に崩落。低下率同率3位にはプラチナ、ゴム、粗糖が入った。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国株の85ドル上昇と円安進行を好感して300円に迫る大幅上昇となった。日経平均 が終値で前日比+271.03円高の13811.90円、またTOPIXも同+26.48高の1334.05、JASADAQ指数は同+0.50高の65.83となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち31業種が上昇し、ほぼ全面高。保険業、鉄鋼、銀行業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は対ドルで円安が進んだ。ドル円相場は104円台前半で推移、ユーロ円は163円台後半で推移している。
★大和証券グループ=北京大学で寄付講座「ハイテクベンチャーの価値創造」を開設
北京大学 知識産権学院と大和証券グループ(株式会社大和総研、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社)は、2008年5月、大和証券グループ寄付講座「ハイテクベンチャーの価値創造」を開設する。本講座では、
日本企業の成長要因分析やベンチャー企業の価値評価に関し、知的財産戦略の論点を踏まえると共に、実務に役立つ観点から、実践的な授業を提供。対象者は、北京大学知識産権学院および法学院に在籍する修士課程の学生。講師は、大和総研およびエヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズの専門家4名が務める予定。
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
★価格.com『携帯電話最新調査』=携帯電話料金、約7割のユーザーが『高い』
株式会社カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com(http://kakaku.com/)」が実施したユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」より、第17回調査『携帯電話最新調査!―あなたの携帯料金は安い?高い?―』の結果は以下のとおりとなった。期間:2008年4月8日~4月14日、回答者数:3,917人、男女比率:男83.1%:女16.9%。 詳細結果は、http://kakaku.com/research/backnumber017.html
<調査結果ダイジェスト>
◆キャリア別シェア:2007年8月調査時から、大きな変化は見られず
◆新料金への移行率:DoCoMo7割、au4割、SoftBank利用者の7割以上がホワイトプランを契約
◆電話料金:「高い」と考えるユーザーは約7割。料金プランで割安感を実感しているユーザーが
もっとも多いのは「ホワイトプラン」
◆料金割引サービス:割引サービス契約後も利用頻度に変化なし
◆携帯電話端末を選ぶ際重視するポイント:6割以上のユーザーが 「操作性の良さ」と回答、
次いで「本体デザイン」、「月々の料金」
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2008年3月連結業績速報について
連結売上高は、前年同月比22.4%増の8,124百万円(2008年3月の投資育成事業の売上高2百万円)。
投資育成事業および連結子会社株式会社ネットプライスドットコムの撤退事業を除く増収率は、前年同月比24.5%増となりました。
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/
■2008年9月期中間業績予想(連結・単体)に関するお知らせ
■モバイルサイト制作会社 株式会社CyberX設立のお知らせ
http://ir.cyberagent.co.jp/
■GW明けの株価予想/
短期的には株価の頭は重い=14,000円止まり?
大和証券・投資情報部アナリスト課ストラテジストの塩村賢史さん(Kenji Shiomura/ Daiwa Securities Co., Ltd.)は今朝、本誌の取材に応じ、 GW明けの5月相場について「1ヶ月のタームでは株価の上値はややきびしい」として、予想レンジは日経平均で12,800円~14,000円とした。
<予想レンジ=日経平均で12,800円~14,000円>
塩村さんは、日本企業の決算発表で弱い数字が出てくる可能性があることから、「短期的にみると株価の頭は重い」と言う。一本調子の株価上昇に入るには、「米国企業の決算で好調なものが出てくるなどファンダメンタルズが改善する」ことが条件となると見ている。
また、来週30日(水)に迫った米FOMCについては、市場では今回の利下げで打ち止めとの見方が広がりを見せている。ただ、「そうした金融政策だけでは株価への反応は無理がある」と言う。
<個別ではWiiやDSが好調を続ける任天堂に注目>
なお、5月に注目されるセクターや個別銘柄に関しては、液晶向け需要が旺盛な窯業のガラス、
個別ではWiiやDSが好調を続ける任天堂(7974)を挙げた。特に、任天堂については「会社の業績予想はかなり保守的だ」と見ている。
■地下鉄開業と株価/
開業年の株価は弱いが、翌年・翌々年と上昇傾向
大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、地下鉄の開業と株価の関連性について研究し、その結果、「関係が見られた」ことが判った――。
1.地下鉄開業年の株価
2008 年6月14 日に東京メトロで地下鉄の新路線が開業予定だ。埼玉県の和光市から渋谷を結ぶ副都心線だ。駅のポスターなどで、埼玉県の西部に住んでいる人を中心に「便利になる」と思う人も少なくはないだろう。新路線の開業は何かしら気持ちが弾む気がする。
こうした人々の意識に深く結びつく地下鉄であるが、株価とも関係が見られた。
(図表1)は、地下鉄が開業した年のTOPIX のパフォーマンスを集計した。(左図)は、各路線が最初に開業した年のTOPIX の暦年の騰落率を算出して平均値(中央値)と勝率を算出したものだ。勝率は全体のサンプルのうち上昇したサンプルの割合である。分析結果から地下鉄開業年の株価は弱い。(A)に示されるように、勝率は44.4%と5割を割っている。また平均値は(B)の10%を超えているが、開業年以外の(C)より低い。同様のイメージで、(図表1の右図)は(左図)に各路線が区間延長した年のサンプルも加えた場合の集計だ。こちらも(D)に示されるように、勝率の57%は(E)の開業年以外を下回る。
▼今日の株価予想/
日経平均=昨7月以来の13週移動平均線上昇なるか
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
東京市場はシカゴ日経先物(13720円)にサヤ寄せの動きから堅調なスタートとなりそうだ。米国株高や円相場が再び104円台に入ってきたことなどが好感され、主力株中心に買い優勢の動きが想定される。ただ、積極的に上値を追うムードにはなり難く、買い一巡後は値動きの乏しい動きとなろう。昨日、引け後に今期業績の下方修正をしたキャノンの動きが注目される。
24日のNYダウは続伸した。3月の新築住宅販売件数が市場予想を大きく下回ったことが嫌気されたが、新規失業保険申請件数が市場予想を大きく下回ったことや、商品先物相場の大幅下落などから景気減速懸念が和らいだ。フォード・モーターやダウ・ケミカルなど決算内容も買い安心感を与えた。ナスダックは3か月ぶりの高値で終了。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値と比べ140円高い13720円で終了した。
昨日から決算発表が本格化している。今期見通しが市場予想を下回ったファナックやJSRなどは一時売り込まれたが、織り込み度合いをはかるためにもそれらの今日の動きが注目されよう。引き続き売り込まれることがなければ、相場全体が決算内容自体で下押しする懸念も徐々に和らぐ可能性は十分に考えられる。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、昨年7月以来の13週移動平均線上昇なるかどうかが注目される。
また、上値を重くする要因となっていた下向き基調の75日移動平均線が来月初めごろには横ばいから上昇に転じる可能性が高まってきた。目先的には4月11日高値13330円前後までの調整があっても不思議ではないが、その水準は一目均衡表の基準線がある水準でもある。株価がその上方を維持していれば、来週初には転換線が上昇に転じるため、株価が押し上げられる可能性も考えられよう。当面の上値メドは、23日高値13717円や2月27日高値の14105円などが考えられる。一方で下値メドは、11日高値13329円や16日高値13222円、心理的節目の13000円などが考えられる。
話題の銘柄
6767ミツミ電機/09年3月期も、任天堂のゲーム機関連ビジネスの好調継続
野村では、「09年3月期も任天堂のゲーム機関連製品がミツミ電機の成長ドライバーである。同社は任天堂Wiiのコントローラーで高シェアを持ち、その他の部品の供給も行っている。任天堂Wiiの販売台数は08年3月期の1850万台(前期比3.2倍)から09年3月期は2250万台(同22%増)まで拡大すると予想され、同社はWii向けのコントローラーと電子部品の販売で09年3月期も100億円以上の売上増となると見込まれる。同社はせ遺品の70%が顧客特注のカスタマイズ部品で、まず顧客ありきのビジネスモデルを取っている。顧客に部品を販売するほか、EMS的に顧客の製品の製造請負も行う。部品単体ではなくモジュールとして提供する製品の売上比率を高めることで、付加価値を高めている。このようなビジネスモデルの特性上、顧客製品の販売動向に業績が大きく左右されるが、今後数年間は任天堂のゲーム機の大ヒットの恩恵を享受できる局面と考える」と指摘。2008年3月期連結営業利益356億円(EPS301.1円)、2009年3月期384億円(EPS257.8円)、2010年3月期388億円(EPS260.1円)を予想。「09年3月期予想基準PERは13倍で、電子部品セクター平均の17倍を下回る。同期の営業利益はセクター平均が減益見込みであるのに対して、同社は8%の営業増益が予想され、株価は割安と判断した」と指摘。レーティング「2」で新規カバレッジを開始した。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼ユーロ相場動向/
餃子ダラー、ウォッカダラー、オイルダラーに牛耳られていた
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ユーロを筆頭にドルが荒れたが、夜中になったら突然、円売り相場に変わった。ユーロ相場は最近、餃子ダラー、ウォッカダラー、オイルダラーに牛耳られていたが、この日は餃子が活発だったそうである。例のチベット問題で、餃子は欧州のご機嫌取りをしたとかいう噂まで流れる始末。ドル円は、「前週の金曜の夢よもう一度」をやるのか、「やっぱりすみません」と言って売り方に頭を下げるのか興味津々。(4月25日。金曜日。節約は大いなる収入であるという日。)
▼中国株急騰とFX/
中国固有の動きであり、FX相場では反応薄
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は24日、中国株式急騰とFX相場について次のようにコメントした――。
24日、中国の国務院が株式取引に関わる印紙税を0.3%から0.1%に引き下げる、と中国の新華社が報じました。これを受けて、中国の株式市場が急騰しています。上海総合株式指数が、昨日から比べてもう10%ぐらい上昇しました。久しぶりにこんな凄い相場をみました。
それまで悲観論が蔓延しているところに、逆のサプライズが起きると、衝撃が大きくなる。
どんな相場でもこれは共通です。中国固有の動きなので、他のアジア株式市場には殆ど影響を及ぼしていないため、為替市場にも影響はおきていません。とりあえず中国株の中だけで終わりそうです。24日はサプライズで上昇しましたが、25日以降この流れが続くとも思えませんが・・・。
▼商品ブル・ベア指数/
総弱気のなか、原油関連・アルミ・白金が強気
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された24日の海外商品市況と、「ブル・ベア指数」は次のようになった――。
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金 2008/ 6 889.4 -19.6 アルミ3カ月物 3,003.0 -93.0
NY銀 2008/ 5 1666.0 -50.5 銅3カ月物 8,525.0 -30.0
NY白金 2008/ 7 1970.7 -48.1 ニッケル3カ月物 28,905 +205
NYパラ 2008/ 6 446.45 -1.10 NY原油 2008/ 6 116.06 -2.24
シカゴ大豆 2008/ 7 1361.00 -24.50 NYコーヒー 2008/ 7 131.60 -4.75
シカゴコーン 2008/ 7 589.50 -12.00 NY粗糖 2008/ 7 12.29 -0.46
ドル・円 104.29 +0.81 シカゴ日経平均 2008/ 6 13,720 +40
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あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
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前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
10 日 17 日 24 日 10 日 17 日 24 日
大豆 76 56 48 金 70 75 48
とうもろこし 78 54 50 銀 71 73 47
小豆 49 46 45 プラチナ 72 72 54
粗糖 67 64 46 アルミニウム 72 63 61
コーヒー 71 61 49 ゴム 50 62 44
ドル/円 43 46 58 原油 74 74 67
ガソリン 69 75 64
灯油 74 68 63
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
4月24日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回4月17日の46から58へ一段と上昇し、いよいよドル相場に底入れ気運。しかし、今回商品の同指数は珍しく全面低下に見舞われ、ことに貴金属、ゴム、粗糖の弱気感が絶大。それでも54以上の強気サイドに入ったのは、上から原油67、ガソリン64、灯油の63、アルミ61、プラチナ54の順。 一方、48以下の弱気サイドには、下からゴム44、小豆45、粗糖46、銀47、金と大豆の48との結果。そのうち低下率1~2位には金と銀。1位の金は75から48に崩落。低下率同率3位にはプラチナ、ゴム、粗糖が入った。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は、米国株の85ドル上昇と円安進行を好感して300円に迫る大幅上昇となった。日経平均 が終値で前日比+271.03円高の13811.90円、またTOPIXも同+26.48高の1334.05、JASADAQ指数は同+0.50高の65.83となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち31業種が上昇し、ほぼ全面高。保険業、鉄鋼、銀行業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は対ドルで円安が進んだ。ドル円相場は104円台前半で推移、ユーロ円は163円台後半で推移している。
★大和証券グループ=北京大学で寄付講座「ハイテクベンチャーの価値創造」を開設
北京大学 知識産権学院と大和証券グループ(株式会社大和総研、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社)は、2008年5月、大和証券グループ寄付講座「ハイテクベンチャーの価値創造」を開設する。本講座では、
日本企業の成長要因分析やベンチャー企業の価値評価に関し、知的財産戦略の論点を踏まえると共に、実務に役立つ観点から、実践的な授業を提供。対象者は、北京大学知識産権学院および法学院に在籍する修士課程の学生。講師は、大和総研およびエヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズの専門家4名が務める予定。
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
★価格.com『携帯電話最新調査』=携帯電話料金、約7割のユーザーが『高い』
株式会社カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com(http://kakaku.com/)」が実施したユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」より、第17回調査『携帯電話最新調査!―あなたの携帯料金は安い?高い?―』の結果は以下のとおりとなった。期間:2008年4月8日~4月14日、回答者数:3,917人、男女比率:男83.1%:女16.9%。 詳細結果は、http://kakaku.com/research/backnumber017.html
<調査結果ダイジェスト>
◆キャリア別シェア:2007年8月調査時から、大きな変化は見られず
◆新料金への移行率:DoCoMo7割、au4割、SoftBank利用者の7割以上がホワイトプランを契約
◆電話料金:「高い」と考えるユーザーは約7割。料金プランで割安感を実感しているユーザーが
もっとも多いのは「ホワイトプラン」
◆料金割引サービス:割引サービス契約後も利用頻度に変化なし
◆携帯電話端末を選ぶ際重視するポイント:6割以上のユーザーが 「操作性の良さ」と回答、
次いで「本体デザイン」、「月々の料金」
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2008年3月連結業績速報について
連結売上高は、前年同月比22.4%増の8,124百万円(2008年3月の投資育成事業の売上高2百万円)。
投資育成事業および連結子会社株式会社ネットプライスドットコムの撤退事業を除く増収率は、前年同月比24.5%増となりました。
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/
■2008年9月期中間業績予想(連結・単体)に関するお知らせ
■モバイルサイト制作会社 株式会社CyberX設立のお知らせ
http://ir.cyberagent.co.jp/

