★東証1・2部時価総額(7日)=423兆8668億円(前日比+2兆2509億円)
■日本景気ウォッチ/
日本単独のテクニカル・リセッションに陥るリスクを吟味すべき
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は7日、「12月の景気動向指数は、日本経済がテクニカル・リセッション局面に差しかかりつつあることを示唆している」として、マーケットに対して警鐘を鳴らした――。
「重要なことは、日本経済が近い将来に陥るかもしれないテクニカル・リセッションは、個人消費や住宅投資といった内需の落ち込みが主導するということである。金融市場は、日本経済が単独でリセッションに陥るリスクが高まっていることの意味を改めて吟味すべきであろう。」
(1)内閣府が公表した12月の景気動向指数は、
日本経済がテクニカル・リセッション局面に差しかかりつつあることを示唆している
(2)現状の弊社の実質GDP成長率見通しは2四半期連続のマイナス成長を予想していないが、
リスクは高まっている
(3)特に警戒が必要なのは、07年10-12月期、08 年1-3月期の2四半期連続マイナス成長の可能性である
その上で、白川さんは概ね、次のように語った――。
▼東京G7の焦点/
将来の米ドル急落時への国際協調体制方針を確認?
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は今週末の9 日(土)に東京で開催されるG7 会合について、「焦点は拡大会合と日銀の金融政策である」として、次のように焦点を簡潔にまとめた――。
(1)為替政策について
そもそも、G7 会合は、財務省が主導する為替政策協調に関する意見交換の場である。
今回は、米国景気減速懸念を背景にした米ドル急落リスクについて議論される可能性が高い。すなわち、将来的に米ドル相場が急落した場合、日米欧の通貨当局が協調してドル相場の維持に努めるべきとの方針が確認されるのではないか(ドル相場が急落した場合には、日欧の介入によって世界的に流動性が拡大することを予想できることになる)。
■アンパンマンと株価/
その人気度は、TOPIX・GDPと高い相関関係がある
『アンパンマンは株価と強い関係がある』・・・と聞くと驚くかもしれない。
しかし、大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)によると、実際にアンパンマンの人気度と株価の関係を調査した結果、高い相関関係が見られたそうだ。
<TOPIXの相関係数は0.61と高い>
同チームは行った分析の結果は次のとおり――。
(図表1)は、(株)バンダイが毎年4月に調べている、バンダイこどもアンケートの「お子様の好きなキャラクターは何ですか?」の調査結果から取得したアンパンマンの男子からの人気と、TOPIX との関係を示したものだ。同調査は、毎年4 月に実施されている。一方TOPIX は人気度の調査結果が発表された年度の各月末値平均を使用した。
(図表1)の2本のグラフは連動している。これらの人気度とTOPIX の相関係数は0.61 と高い。石村貞夫著『すぐわかる統計解析』によると0.61 は「かなり相関がある」と言える。そしてサンプル数が少ないため参考データとなるが、男女総合の人気とTOPIX の相関係数は0.80 と高かった(2003 年度以降の集計)。
▼今日の株価予想/
SQ通過後は、主力株中心に堅調な展開か
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
三連休を控えて様子見ムードが強い展開が想定されるが、昨日、主力株中心に公的資金の買い観測があったことは心理面での下支え要因。2月限SQ値(オプション取引の清算値)算出後は、107円台に入った円相場を背景として主力株中心に上値を切り上げる可能性も考えられる。
昨晩の米国市場は小幅反発。ウォルマートの1月の既存店売上高が市場予想を下回ったことで景気減速懸念が強まったものの、値ごろ感からの買い戻しが優勢となり、結局はNYダウ、ナスダックとも前日比プラスで終了。シカゴ日経先物は13260円と昨日の大証日中終値に比べ60円の上昇となった。
今日は寄り付き前に12月の機械受注の発表がある。マクロ指標に減速傾向が目立ち始める中、
市場予想のマイナス0.9%に対してどのような着地をみせるか、1-3月見通しがプラス基調を持続できるかどうか注目される。また、2月限SQ値の算出日であることも東京市場の大きな変動要因。さらに、3Q決算発表では今日が社数ベースでピークとなる。ザラ場中にも多数の企業が決算発表を予定していることから、内容次第では波乱要因になることも考えられる。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、昨日は前日の陰線に入り込む陽線を形成したが、相対的に短い足で反発力は鈍い。これで下げ止まったという決定線にはなりづらく、次線となる今日の動きが重要となる。短い陰線はらみ足なら下値警戒、上寄り陽線でも長い足が必要となる。上値メドは5日移動平均線の13481円や5日安値13665円、25日移動平均線の13744円などがある。一方で下値メドは、7日安値の12972円や1月24日安値12952円、1月22日安値12572円などが考えられる。
話題の銘柄
2502アサヒビール/ビール系酒類値上げの浸透により増額余地あり=目標株価2400円
同社の前07年12月期決算は、営業利益が前期比2%減の869億円と減益。ほぼ想定通りの着地でサプライズはない。減益要因は、アサヒ飲料が手掛ける飲料事業、韓国飲料事業、中国ビール事業など子会社の低迷が大きく、単体の営業増益ではフォローしきれなかったため。単体の増益要因は、ビール系酒類ミックスの悪化や原料高によるコストアップを、容器構成差や、製造、物流における経費抑制効果で吸収できたため。大和総研では、低迷した業績の中でも単体が想定以上に経費抑制できた点は評価できると言及した。今期以降は、3月から実施予定のビール系酒類の値上げ効果に加え、販売促進費抑制効果などのプラス要因が多いと指摘。子会社については、◆アサヒ飲料やチルド飲料を手掛けるエルビー、和光堂などの収益貢献が期待できる、◆韓国ヘテ飲料は値上げ効果で赤字幅縮小、◆中国の持分法飲料会社は中国の清涼飲料マーケット拡大(年率2~3割の成長)の恩恵を受けて引き続き増益寄与が大きい、◆中国ビールの黒字転換はまだ先になる、――と予想した。これらを踏まえて今後の業績を見直し。営業利益ベースで、今08年12月期を、会社予想920億円(EPS 99.5円)に対し、860億円→940億円(EPS 103.7円)、来09年12月期を910億円→1000億円(EPS 112.2円)と上方修正、10年12月期を1020億円(EPS 116.4円)と予想した。さらに、現在の株価水準(今期予想PER18倍)は主要食品企業平均のPER23倍に対して割安な水準だとして、投資判断を「2」→「1」へ引き上げ、目標株価を2400円(今期予想PER23倍)とした。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
ユーロ円は、「理想的な崩れ方」をしている
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
欧州通貨の崩れが激しい。
円が孤高だったが、ドル全面高に抗しきれず上伸。と言っても太平洋は強いわけで、いまいち説得力には欠ける。ここのところ、ドル円は105-106-107のジャブの応酬でいまいちである。ユーロ円は理想的な崩れ方をしているけど。(2月8日。金曜日。針供養の日。)
▼ドル相場急反発/
トリシェECB総裁発言⇒ユーロ売り・ドル買い
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(SatoshiMatsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2月7日(木)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、106円台ミドル---[106.40-45]レベル---でオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場は、終日、特段の材料も無く、106円台ミドルで持ち合い小動き。
2月7日(木)のロンドン市場のドル/円(USD/JPY)は、若干のドル売り気配(106円台ミドルが売り気配)に推移した。
BOE(英国中央銀行)の政策金利(ポンド金利)の発表が予定されていたが、政策金利の引き下げを予想する向きが多く、ポンド/円(GBP/JPY)での売り圧力の影響もあった、と考える。発表されたポンドの政策金利は、[0.25%]の引き下げが実施されて、[5.5%]から、[5.25%]となった。
ドル/円(USD/JPY)は、ポンド/円(GBP/JPY)の売りに伴い、下落。
一時、[106.00]を割り込み、105円台後半を示現した。
BOE(英国中央銀行)の政策金利(ポンド金利)の発表の後には、ECB(欧州中央銀行)の政策金利(ユーロ金利)の発表があった。ユーロ(EUR)の政策金利は、事前予想通りに、[4.0%]に据え置き。
昨日、2月7日(木)のECB会見では、ECB(欧州中央銀行)のトリシェ総裁の発言が、『従来のインフレ懸念に対する、金融引き締め』気味の発言から、『現在の市場の変動に伴う不透明感』に留意した発言に変化した。
つまり、「サブプライム・ローン問題」に伴う懸念から、ユーロ(EUR)金利のタイトニング(引き締め)政策から、目先は、中立の立場にあることをコメント。つまり、目先は、現状の金融市場の混乱(=サブプライム・ローン問題)に配慮して、ユーロ金利の引き締めを行わない旨の発言。ニューヨーク市場では、このトリシェECB総裁発言を材料に、「ユーロ売りドル買い」となった。
▼今日の債券相場/
10年1.40%台後半の押し目買い=ある程度確認
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…軟調に始まるも、徐々に下値が堅くなろう
昨日の米国市場は株が小幅高でも債券は急落。その主因が30年国債入札の不芳な結果だっただけに影響は割り引くべきだが、やはりこれを受けて、本日の相場は軟調スタートが必至だ。しかし、10年の1.40%台後半の押し目買いはある程度確認されており、徐々に下値が堅くなろう。カーブは先物周りの7年が先行、それ以前がスティープ化、以降がフラット化と予想する。なお、8時50分発表の12月機械受注は船舶・電力を除く民需で前月比1.0%程度の減少が予想の中心。弱めなら相場下落を押しとどめよう。
本日の想定レンジ(長国先物3月限) : 137円36銭 ~ 137円69銭
▼商品ブル・ベア指数/
工業品はプラチナ、金が強気、農産品はコーヒーが強気!
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「今週のブル・ベア指数」と、7日の海外商品市況は次のようになった――。
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
---------------------------------------
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
24 日 31 日 7 日 24 日 31 日 7 日
大豆 34 50 57 金 58 67 64
とうもろこし 36 48 52 銀 60 65 63
小豆 32 29 39 プラチナ 54 60 70
粗糖 43 63 58 アルミニウム 45 55 52
コーヒー 42 66 66 ゴム 43 56 39
ドル/円 39 38 38 原油 33 44 33
ガソリン 33 45 31
灯油 37 41 34
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。 (OVN 東京/YU)
---------------------------------------
【総 括】
2月7日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回1月31日の38から横ばいと、引き続き弱もちあい程度の認識だろう。今回商品の同指数は低下銘柄が多い。上昇したのはプラチナ、国際穀物、小豆の4品目にとどまった。それでも52以上の強気サイドに入った銘柄が多く、上からプラチナの70、コーヒー66、金64、銀63、粗糖58、大豆57、トウモロコシとアルミの52の順。上昇率同率1位にプラチナと小豆。前者が60から70までポイント数を伸ばした。一方、40未満の弱気サイドには、下からガソリン31、原油33、灯油34、小豆とゴムの39。低下率1~2位にゴム、ガソリン。1位のゴムは56から39に転落。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方、米国株の上昇と円安を受けて上昇したが、今朝発表の機械受注がマイナスだったことで急反落した。日経平均が終値で前日比-104.34円安の13102.81円、またTOPIXも同-11.10安の1293.98、JASADAQ指数は同+0.45高の63.40となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇は8業種。食料品、その他製品、空運業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はトルシエECB総裁発言を景気に、ドルが急反発、ユーロは下落した。ドル円相場は107.32-107.35円前後で推移、ユーロ円は155.55-155.64円前後で推移している。
★野村證券・芳賀沼氏=「株式相場の反転は近く、流動性相場が高まっている」とコメント
野村證券・金融経済研究所チーフストラテジストの芳賀沼千里さんは今朝、本誌の取材に応じて、「基本的に強気であり、相場の反転は近い」との見通しを示した。「特に、重要なことは景気が悪いことを認めるに至った点にある」として、利下げを避けてきたECB(欧州中銀)が、ここに来て利下げを実施する可能性が浮上してきたこと、「主要国の金融緩和により流動性相場が高まっている」ことなどを理由に挙げた。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(8601)
■社第7回無担保社債(社債間限定同順位特約付)600億円の発行条件を決定
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
日本リテールファンド投資法人(8953)
■02/07: ならファミリー/隣地取得に関するお知らせ
http://www.jrf-reit.com/ir/index.html
松下電器産業株式会社(6752)
□スペイン・バルセロナの『Mobile World Congress 2008』に出展
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do1MD_2DF_5w_kqp
株式会社サイバーエージェント(4751)
■モバイルでのクチコミと購買行動の相関性に関する調査結果を発表
「モバイルCGM利用者の40%がクチコミ情報を参考に商品購入」
http://ir.cyberagent.co.jp/
■日本景気ウォッチ/
日本単独のテクニカル・リセッションに陥るリスクを吟味すべき
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は7日、「12月の景気動向指数は、日本経済がテクニカル・リセッション局面に差しかかりつつあることを示唆している」として、マーケットに対して警鐘を鳴らした――。
「重要なことは、日本経済が近い将来に陥るかもしれないテクニカル・リセッションは、個人消費や住宅投資といった内需の落ち込みが主導するということである。金融市場は、日本経済が単独でリセッションに陥るリスクが高まっていることの意味を改めて吟味すべきであろう。」
(1)内閣府が公表した12月の景気動向指数は、
日本経済がテクニカル・リセッション局面に差しかかりつつあることを示唆している
(2)現状の弊社の実質GDP成長率見通しは2四半期連続のマイナス成長を予想していないが、
リスクは高まっている
(3)特に警戒が必要なのは、07年10-12月期、08 年1-3月期の2四半期連続マイナス成長の可能性である
その上で、白川さんは概ね、次のように語った――。
▼東京G7の焦点/
将来の米ドル急落時への国際協調体制方針を確認?
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は今週末の9 日(土)に東京で開催されるG7 会合について、「焦点は拡大会合と日銀の金融政策である」として、次のように焦点を簡潔にまとめた――。
(1)為替政策について
そもそも、G7 会合は、財務省が主導する為替政策協調に関する意見交換の場である。
今回は、米国景気減速懸念を背景にした米ドル急落リスクについて議論される可能性が高い。すなわち、将来的に米ドル相場が急落した場合、日米欧の通貨当局が協調してドル相場の維持に努めるべきとの方針が確認されるのではないか(ドル相場が急落した場合には、日欧の介入によって世界的に流動性が拡大することを予想できることになる)。
■アンパンマンと株価/
その人気度は、TOPIX・GDPと高い相関関係がある
『アンパンマンは株価と強い関係がある』・・・と聞くと驚くかもしれない。
しかし、大和総研・投資戦略部クオンツチーム(吉野貴晶チーフ クオンツアナリスト、松田紀子クオンツアシスタント/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)によると、実際にアンパンマンの人気度と株価の関係を調査した結果、高い相関関係が見られたそうだ。
<TOPIXの相関係数は0.61と高い>
同チームは行った分析の結果は次のとおり――。
(図表1)は、(株)バンダイが毎年4月に調べている、バンダイこどもアンケートの「お子様の好きなキャラクターは何ですか?」の調査結果から取得したアンパンマンの男子からの人気と、TOPIX との関係を示したものだ。同調査は、毎年4 月に実施されている。一方TOPIX は人気度の調査結果が発表された年度の各月末値平均を使用した。
(図表1)の2本のグラフは連動している。これらの人気度とTOPIX の相関係数は0.61 と高い。石村貞夫著『すぐわかる統計解析』によると0.61 は「かなり相関がある」と言える。そしてサンプル数が少ないため参考データとなるが、男女総合の人気とTOPIX の相関係数は0.80 と高かった(2003 年度以降の集計)。
▼今日の株価予想/
SQ通過後は、主力株中心に堅調な展開か
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
三連休を控えて様子見ムードが強い展開が想定されるが、昨日、主力株中心に公的資金の買い観測があったことは心理面での下支え要因。2月限SQ値(オプション取引の清算値)算出後は、107円台に入った円相場を背景として主力株中心に上値を切り上げる可能性も考えられる。
昨晩の米国市場は小幅反発。ウォルマートの1月の既存店売上高が市場予想を下回ったことで景気減速懸念が強まったものの、値ごろ感からの買い戻しが優勢となり、結局はNYダウ、ナスダックとも前日比プラスで終了。シカゴ日経先物は13260円と昨日の大証日中終値に比べ60円の上昇となった。
今日は寄り付き前に12月の機械受注の発表がある。マクロ指標に減速傾向が目立ち始める中、
市場予想のマイナス0.9%に対してどのような着地をみせるか、1-3月見通しがプラス基調を持続できるかどうか注目される。また、2月限SQ値の算出日であることも東京市場の大きな変動要因。さらに、3Q決算発表では今日が社数ベースでピークとなる。ザラ場中にも多数の企業が決算発表を予定していることから、内容次第では波乱要因になることも考えられる。
テクニカル分析
日経平均のテクニカル面では、昨日は前日の陰線に入り込む陽線を形成したが、相対的に短い足で反発力は鈍い。これで下げ止まったという決定線にはなりづらく、次線となる今日の動きが重要となる。短い陰線はらみ足なら下値警戒、上寄り陽線でも長い足が必要となる。上値メドは5日移動平均線の13481円や5日安値13665円、25日移動平均線の13744円などがある。一方で下値メドは、7日安値の12972円や1月24日安値12952円、1月22日安値12572円などが考えられる。
話題の銘柄
2502アサヒビール/ビール系酒類値上げの浸透により増額余地あり=目標株価2400円
同社の前07年12月期決算は、営業利益が前期比2%減の869億円と減益。ほぼ想定通りの着地でサプライズはない。減益要因は、アサヒ飲料が手掛ける飲料事業、韓国飲料事業、中国ビール事業など子会社の低迷が大きく、単体の営業増益ではフォローしきれなかったため。単体の増益要因は、ビール系酒類ミックスの悪化や原料高によるコストアップを、容器構成差や、製造、物流における経費抑制効果で吸収できたため。大和総研では、低迷した業績の中でも単体が想定以上に経費抑制できた点は評価できると言及した。今期以降は、3月から実施予定のビール系酒類の値上げ効果に加え、販売促進費抑制効果などのプラス要因が多いと指摘。子会社については、◆アサヒ飲料やチルド飲料を手掛けるエルビー、和光堂などの収益貢献が期待できる、◆韓国ヘテ飲料は値上げ効果で赤字幅縮小、◆中国の持分法飲料会社は中国の清涼飲料マーケット拡大(年率2~3割の成長)の恩恵を受けて引き続き増益寄与が大きい、◆中国ビールの黒字転換はまだ先になる、――と予想した。これらを踏まえて今後の業績を見直し。営業利益ベースで、今08年12月期を、会社予想920億円(EPS 99.5円)に対し、860億円→940億円(EPS 103.7円)、来09年12月期を910億円→1000億円(EPS 112.2円)と上方修正、10年12月期を1020億円(EPS 116.4円)と予想した。さらに、現在の株価水準(今期予想PER18倍)は主要食品企業平均のPER23倍に対して割安な水準だとして、投資判断を「2」→「1」へ引き上げ、目標株価を2400円(今期予想PER23倍)とした。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
ユーロ円は、「理想的な崩れ方」をしている
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
欧州通貨の崩れが激しい。
円が孤高だったが、ドル全面高に抗しきれず上伸。と言っても太平洋は強いわけで、いまいち説得力には欠ける。ここのところ、ドル円は105-106-107のジャブの応酬でいまいちである。ユーロ円は理想的な崩れ方をしているけど。(2月8日。金曜日。針供養の日。)
▼ドル相場急反発/
トリシェECB総裁発言⇒ユーロ売り・ドル買い
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(SatoshiMatsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2月7日(木)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、106円台ミドル---[106.40-45]レベル---でオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場は、終日、特段の材料も無く、106円台ミドルで持ち合い小動き。
2月7日(木)のロンドン市場のドル/円(USD/JPY)は、若干のドル売り気配(106円台ミドルが売り気配)に推移した。
BOE(英国中央銀行)の政策金利(ポンド金利)の発表が予定されていたが、政策金利の引き下げを予想する向きが多く、ポンド/円(GBP/JPY)での売り圧力の影響もあった、と考える。発表されたポンドの政策金利は、[0.25%]の引き下げが実施されて、[5.5%]から、[5.25%]となった。
ドル/円(USD/JPY)は、ポンド/円(GBP/JPY)の売りに伴い、下落。
一時、[106.00]を割り込み、105円台後半を示現した。
BOE(英国中央銀行)の政策金利(ポンド金利)の発表の後には、ECB(欧州中央銀行)の政策金利(ユーロ金利)の発表があった。ユーロ(EUR)の政策金利は、事前予想通りに、[4.0%]に据え置き。
昨日、2月7日(木)のECB会見では、ECB(欧州中央銀行)のトリシェ総裁の発言が、『従来のインフレ懸念に対する、金融引き締め』気味の発言から、『現在の市場の変動に伴う不透明感』に留意した発言に変化した。
つまり、「サブプライム・ローン問題」に伴う懸念から、ユーロ(EUR)金利のタイトニング(引き締め)政策から、目先は、中立の立場にあることをコメント。つまり、目先は、現状の金融市場の混乱(=サブプライム・ローン問題)に配慮して、ユーロ金利の引き締めを行わない旨の発言。ニューヨーク市場では、このトリシェECB総裁発言を材料に、「ユーロ売りドル買い」となった。
▼今日の債券相場/
10年1.40%台後半の押し目買い=ある程度確認
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…軟調に始まるも、徐々に下値が堅くなろう
昨日の米国市場は株が小幅高でも債券は急落。その主因が30年国債入札の不芳な結果だっただけに影響は割り引くべきだが、やはりこれを受けて、本日の相場は軟調スタートが必至だ。しかし、10年の1.40%台後半の押し目買いはある程度確認されており、徐々に下値が堅くなろう。カーブは先物周りの7年が先行、それ以前がスティープ化、以降がフラット化と予想する。なお、8時50分発表の12月機械受注は船舶・電力を除く民需で前月比1.0%程度の減少が予想の中心。弱めなら相場下落を押しとどめよう。
本日の想定レンジ(長国先物3月限) : 137円36銭 ~ 137円69銭
▼商品ブル・ベア指数/
工業品はプラチナ、金が強気、農産品はコーヒーが強気!
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された「今週のブル・ベア指数」と、7日の海外商品市況は次のようになった――。
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信中!!
今週のブル・ベア指数は下記の通りです。
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前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
24 日 31 日 7 日 24 日 31 日 7 日
大豆 34 50 57 金 58 67 64
とうもろこし 36 48 52 銀 60 65 63
小豆 32 29 39 プラチナ 54 60 70
粗糖 43 63 58 アルミニウム 45 55 52
コーヒー 42 66 66 ゴム 43 56 39
ドル/円 39 38 38 原油 33 44 33
ガソリン 33 45 31
灯油 37 41 34
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。 (OVN 東京/YU)
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【総 括】
2月7日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回1月31日の38から横ばいと、引き続き弱もちあい程度の認識だろう。今回商品の同指数は低下銘柄が多い。上昇したのはプラチナ、国際穀物、小豆の4品目にとどまった。それでも52以上の強気サイドに入った銘柄が多く、上からプラチナの70、コーヒー66、金64、銀63、粗糖58、大豆57、トウモロコシとアルミの52の順。上昇率同率1位にプラチナと小豆。前者が60から70までポイント数を伸ばした。一方、40未満の弱気サイドには、下からガソリン31、原油33、灯油34、小豆とゴムの39。低下率1~2位にゴム、ガソリン。1位のゴムは56から39に転落。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方、米国株の上昇と円安を受けて上昇したが、今朝発表の機械受注がマイナスだったことで急反落した。日経平均が終値で前日比-104.34円安の13102.81円、またTOPIXも同-11.10安の1293.98、JASADAQ指数は同+0.45高の63.40となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇は8業種。食料品、その他製品、空運業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はトルシエECB総裁発言を景気に、ドルが急反発、ユーロは下落した。ドル円相場は107.32-107.35円前後で推移、ユーロ円は155.55-155.64円前後で推移している。
★野村證券・芳賀沼氏=「株式相場の反転は近く、流動性相場が高まっている」とコメント
野村證券・金融経済研究所チーフストラテジストの芳賀沼千里さんは今朝、本誌の取材に応じて、「基本的に強気であり、相場の反転は近い」との見通しを示した。「特に、重要なことは景気が悪いことを認めるに至った点にある」として、利下げを避けてきたECB(欧州中銀)が、ここに来て利下げを実施する可能性が浮上してきたこと、「主要国の金融緩和により流動性相場が高まっている」ことなどを理由に挙げた。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(8601)
■社第7回無担保社債(社債間限定同順位特約付)600億円の発行条件を決定
http://www.daiwa-grp.jp/press/index.cfm
三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社
日本リテールファンド投資法人(8953)
■02/07: ならファミリー/隣地取得に関するお知らせ
http://www.jrf-reit.com/ir/index.html
松下電器産業株式会社(6752)
□スペイン・バルセロナの『Mobile World Congress 2008』に出展
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do1MD_2DF_5w_kqp
株式会社サイバーエージェント(4751)
■モバイルでのクチコミと購買行動の相関性に関する調査結果を発表
「モバイルCGM利用者の40%がクチコミ情報を参考に商品購入」
http://ir.cyberagent.co.jp/

