ECB利下げモード・今日の株価予想ほか

★東証1・2部時価総額(12日)=418兆0126億円(前日比-2756億円)


■ECB利下げモード/
「次は欧州が大きく金利下げる番」との見方広がる


ユーロがドルに対して下落するようになった。
東京G7開けの市場で、ユーロは一時1.45ドルまで下落した。

東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は、「サブプライム問題の焦点が米国から欧州に移り、これから欧州が大きく金利を下げる番、との見方が広がりつつある」として次のように語った――。

<市場は「早ければ4 月にも利下げ」を読み始めた>

実際、先週は欧州の中央銀行に動きが見られた。まずは英国中銀が大方の予想どおり、0.25%の利下げに出た。一方、ECBの方は現状維持に止まったものの、従来の「予防的な利上げでインフレを封じ込める」とのコメントが欠落し、むしろ景気悪化のリスクを重く見るようになった。近々、域内の成長率見通しを下方修正する見込みとされる。これで市場は「早ければ4 月にも利下げ」を読み始めた。


【Washington Political Report】(有料)特約 (February 2 - 8, 2008)
失望させられる2009年度大統領予算案

 ブッシュ大統領が4日(月)議会に提出した2009年度大統領予算要求原案は、予算総額が本年度より6%増しの3兆1070億ドル、税収予想が本年度比2%増しの2兆7000億ドルで、財政赤字額は4070億ドルと予想しました。他方、本年度予算も、経済刺激緊急対策のために1250億ドルの税の払い戻しを予定したために、赤字は4100億ドルに大きく上方修正されました。

 経済成長の鈍化により税収増が頭打ちになったこと、それにもかかわらず予算規模は膨張を続けていること、経済刺激緊急対策のために多額の税の払い戻しをすることなどが財政赤字膨張の主な理由ですが、財政が1280億ドルの黒字の状態の時に(2001年度)ホワイトハウスに入ったブッシュ大統領が、8年後の今、この巨額の赤字を残してホワイトハウスを去るということはまことに残念なことです。ブッシュの2つの原罪は(1)国造り(nation building)に手を出さないという共和党の鉄則を破ったことと、(2)金遣いの荒いことにあったと、これまでも幾度か指摘しましたが、今度の予算案は2つ目の原罪の帰結です。

 ホワイトハウスは今年も弁明の方途としてGDPの規模と比較して、本年度の赤字はGDPの2.9%、来年度の赤字はGDPの2.7%に過ぎず、赤字が4%-6%あったレーガン時代より遥かに良い状態にあると言います。しかし上記の予算には、実はイラク・アフガニスタンの駐留軍維持のための補正予算は全く入っておらず、これが加われば本年度も来年度も赤字総額はゆうに5000億ドルを越えるでしょう。


▼今日の株価予想/
 気迷い示す短い陽線から上へ方向転換なるか?


T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場は主力株中心に買い先行となりそうだ。その後は様子見ムードの中、もみ合いの展開を想定。昨日の気迷いを示す上下ヒゲのある短い陽線から、上への方向転換となるかどうかが注目される。

昨晩の米国株はまちまちの展開。著名投資家バフェット氏が金融保証会社(モノライン)に対し救済案を提示したことで金融株全般に買い優勢となった。また、米金融機関6社が住宅の差し押さえを一時停止する「プロジェクト・ライフライン」を発表したこともあって、NYダウは大幅続伸となった。一方、ナスダックは4日ぶりに小反落。シカゴ日経先物は13235円と昨日の大証日中終値に比べ245円の上昇となった。

昨日の東京市場は決算発表のピークを終え、材料不足から東証一部売買代金が2兆3643億円と実質今年最低を記録した(半場立会いの大発会を除く)。国内の10-12月GDPの発表や1月の米小売売上高、消費者信頼感指数に対する米国株の反応を見極める動きといったところであろう。さらに、海外ヘッジファンドによる換金売り(45日前ルール)の該当日が、今週末15日に相当するといわれていることも買い手控え要因となっている。

テクニカル分析
テクニカル面からも、上下にヒゲのある短い陽線(コマ)を形成し、気迷いの動きとなった。昨年急落後の8月安値から9月戻り高値までの上昇幅は1313円で、その後73%の下落で二番底形成となった。今回も1月22日安値から4日高値までの上昇幅1316円に対して、昨日のザラバで73%の下落に達した。この先、昨年9月と同様の動きになるとすれば、徐々に下落スピードが緩やかになる25日移動平均線を上限に当面はもみ合う展開が想定できる。上値メドは、8日高値13279円や心理的節目の13500円、5日安値13665円となる。一方で下値メドは、心理的節目の13000円や1月22日の安値12572円などが考えられる。

話題の銘柄
7974任天堂/圧倒的な国際競争力で今来期2桁経常増益予想。目標株価62000円

メリルでは、同社について、◆自社オリジナル・コンテンツをベースとした代替のない圧倒的国際競争力、◆10年3月期まで確度の高い増益想定、◆事業を熟知したアグレッシブかつ論理的なマネジメント、――などを評価した。メリル予想では、新型ハードや新サービスを織り込んでいないが、これらもまたスタンダードを獲得する可能性が考えられ、その結果10年3月期の収益ピークシナリオはさらに拡大基調が続く可能性もあると指摘。マクロ要因の影響が相対的に少ない企業としても注目されると言及した。同社のゲーム機は、Wii/DSともに世界需要が予想を上回るペースで拡大中。欧米を中心に品切れ状態だという。この状況を踏まえて、Wii/DSとも販売台数予想を上方修正。特にWiiでは生産能力、サプライチェーンの限界まで引き上げた。08年1月以降の前提レートを110円/ドル→105円/ドル、160円/ユーロ→155円/ユーロと修正しても、営業大幅増益が確保できる見通し。競合2社のハード価格は短期的に更なる値下げが困難な状況とみられ、価格は維持されると想定して同社の競争力を脅かすものではないと判断。今後の業績を見直した。経常利益ベースで、今08年3月期を、会社予想4600億円に対し、4750億円→4850億円(EPS 2283円)、来09年3月期を6020億円→6850億円(EPS 3206円)、10年3月期を6930億円→7250億円(EPS 3401円)と上方修正。目標株価を62000円(来期PER19.3倍)とし、投資評価を「中立」→「買い」へと引き上げた。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


●東証IPO銘柄
■(株)エス・エム・エス (2175)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200803/3sms.html


当社は介護・医療・アクティブシニアの3分野において、就職・転職、キャリアアップ、資格取得等における情報インフラサービスを、主にインターネットを介して提供しております。人材事業では、ケアマネージャーや看護師、医師、薬剤師の人材紹介サイト「ケア人材バンク」「ナース人材バンク」「ドクターキャリアエージェント」「ファーマ人材バンク」、求人情報事業では、介護・医療系の求人情報サイト「カイゴジョブ」「m3.com Nurse カンゴジョブ」「ケアガク」、資格情報事業では介護・医療分野に特化した資格講座情報サイト「シカトル」を運営しております。会社ホームページ:http://www.bm-sms.co.jp/



■ユーロ相場予想/ 
主要通貨に対する3ヶ月後の見通しを下方修正


貿易加重指数では、8月のBNPパリバ・ショック後、昨年末にかけてユーロは加ドル、円とともに上昇通貨であったのだが、年初来軟化し始め、この2 週間は主要通貨の中で最も下落幅が大きかった。

そうしたなか、クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/ Strategist,Credit Suisse Securities Ltd.)によると、今週、同社グローバル為替調査部は、ユーロの主要通貨に対する3ヶ月後の見通しを下方修正した。

<最近の経済指標は、ユーロ圏経済の予想以上の減速を示唆>

貿易加重指数では、8 月のBNP パリバ・ショック後、昨年末にかけてユーロは加ドル、円とともに上昇通貨であったのだが、年初来軟化し始め、この2 週間は主要通貨の中で最も下落幅が大きかった。金融市場の混乱に起因する主要国経済の減速が懸念されてきたにもかかわらず、ユーロが比較的堅調に推移してきたのは、ドル資産離れの思惑から第2 基軸通貨としての期待が強まっていたことに加え、景気は鈍化しながらも、巡航速度を上回っていれば、インフレ圧力の緩和には時間がかかり、ECB が利下げに踏み切るのは、まだ先のことになるとの見方が多かったことが一因であろう。

しかし、最近の経済指標は、インフレ圧力が高止まりする中、ユーロ圏経済の予想以上の減速を示唆し始めた。当社欧州担当経済調査部では、2008年の実質GDP 成長率は2007年の2.6%(当社予想)から1.3%へ鈍化すると予想している。また、先週のECB 理事会後の記者会見は、トリシェ総裁は景気の下振れリスクを強調し、一段とハト派色が強まった形となったようだ。


▼FX相場予想/
 東京市場は昼行灯=為替も、株も、動かず・・・


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

東京市場は昼行灯。為替も株も動かず。皆で傘張り。夕方から夜中は株価と連動の円は、いつもの動きとあいなった。もう飽きたなあ。うんざり気味。あまり手出ししなくなってしまった。上がったり下がったりしているだけだから、評価損益が増えたり減ったりしているだけって按配。おかげで読書が進む。(2月13日。水曜日。バレンタインの前の日。)


▼FX相場予想/
金融市場が落ち着き=「嵐の前の静けさ」か?


先週、ロンドンとニューヨークに出張に出張していた、マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は12日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

G7も無事(?)終わり、相場はまた混沌に入ってしまいました。
信用市場のほうは益々状況が悪化しているにも関わらず、こんなに金融市場が落ち着いてしまっているのはちょっと不気味な感じがします。これを悪い材料折込済みと見るか「嵐の前の静けさ」と見るか人によって見方が変われてきそうです。まあ、どちらにしても、次の新しい材料待ちということで、揉み合いの展開が続きそうです、いわゆる神経質な展開というやつです。



▼今日の債券相場/
5年の押し目買い意欲強く、軟調は歓迎の公算大


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…下落も押しは深くない
バフェット氏によるモノライン救済策が好感され、米国市場は株高債券安、カーブは若干のベア・スティープ化。本日はこの米市場の動きを受け、特に前場は5年国債入札への準備があるため、
5~7年ゾーンを中心にまずは値を下げて始まろう。しかし、日銀の利下げ期待が燻る中、5年の押し目買い意欲は強く、相場軟調は歓迎される公算大。したがって、株価次第の面はあるが、押しは深くないと考える。
本日の想定レンジ(長国先物3月限) : 137円70銭~138円03銭



▼米欧商品市況/
 石油=高値調整場面、コーヒー・粗糖=は続伸


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された12日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金   2008/ 4 911.1 -15.6 アルミ3カ月物 2,654.0 -36.0
NY銀   2008/ 3 1725.0 -22.0 銅3カ月物 7,888.0 +123.0
NY白金  2008/ 4 1921.8 -17.6 ニッケル3カ月物28,100 0
NYパラ   2008/ 3 431.50 -11.90 NY原油 2008/ 3 92.78 -0.81
シカゴ大豆  2008/ 3 1321.00 -5.00  NYコーヒー  2008/ 3 147.95 +0.05
シカゴコーン 2008/ 3 497.75 -5.75   NY粗糖   2008/ 3 12.36 -0.30
ドル・円      107.30 +0.36  シカゴ日経平均 2008/ 3 13,235 +225
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【石油=期近は反落、高値調整場面】

ニューヨーク原油は、期近が反落。序盤は米株高に追随したものの、前日までの流れに対する上げすぎ感や、在庫増加見通しなどから、中盤以降は調整場面へと転じた。
石油製品は、期近が急反落。ヒーティングオイル期近は、在庫減少見通しや米北東部地域の寒波などが下値を支えたが、原油安などに押された。改質ガソリン期近は、在庫増加見通しなどを嫌気した。



【ソフト=コーヒーは続伸、粗糖は続伸】

ニューヨーク・アラビカは続伸。引き続きチャート面の強さやドル安などから、12月限を除いて一代高値を更新したが、終盤は調整場面へ転じた。
ニューヨーク粗糖は続落。5月限は、夜間取引での下落後に急回復したものの、前日付けた1月18日以来の高値を試すまでには至らず、終盤は手じまい売りに押された。  (OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html

ニュース・チェック ★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウがバフェット効果で133ドル高となったこと、円安が進んだことで大幅上昇となるも反落。日経平均が終値で前日比+180.74円高の13202.70円、またTOPIXも同+15.14高の1301.24、JASADAQ指数は同+0.14高の63.30となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち28業種が上昇。海運業、ガラス土石製品、その他製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は米国株の上昇でドルが堅調に推移。ドル円相場は107.25-107.30円前後で推移、ユーロ円は156.28-156.37円前後で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

松下電器産業株式会社(6752)
□NTTドコモ向け「P705iμ」の納入を開始
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do1MS_2DF_5y_kqp

積水ハウス株式会社(1928)
2008年1月度受注速報
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/order/orders_2008.html