★東証1・2部時価総額(31日)=436兆4022億円(前日比+8兆9180億円)
■10-12月GDP予想/
潜在成長率並み=前期比+0.5%(年率+2.0%)と予想
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、2 月14日公表予定の2007年10-12期GDPについて、前期比+0.5%(年率+2.0%)と予想した上で、次のように語った――。
10-12月期GDPは前期比年率+2.0%と予想
2 月14 日公表予定の2007 年10-12 月期GDP 一次速報では、実質GDP が前期比+0.5%(同年率換算+2.0%)と、ほぼ潜在成長率並みの成長になったと予想する。GDP デフレータは前年比▲1.2%となり前期からマイナス幅が拡大、名目GDP は前期比▲0.2%(同年率換算▲0.8%)と、2 四半期ぶりのマイナスとなった。実質GDP成長率の内訳を見ると、内需の寄与度が+0.1%pt、外需の寄与度が+0.4%pt となっており、引き続き外需主導の景気拡大が持続している見込みである。
アジア向けが輸出を牽引
外需の実質GDP 成長率に対する寄与度は+0.4%pt と、前期から低下したものの、比較的高めの数字となった。輸出に関しては前期比+2.0%と増加したものの、伸びは前期からは若干減速したと見られる。アジア向けのIT 関連製品や、原油高の恩恵を受けたロシア、中東といった産油国向けの自動車輸出が好調であり全体を牽引した。一方、米国向け輸出は減速傾向にあり、輸出全体では、前期よりも緩やかな伸びに留まった模様である。輸入に関しては、原油等の素材価格の高騰により輸入数量が減少傾向にあるため、2期連続の前期比減少となった見込みである。
■2-3月の株価予想/
今夜の米雇用統計=米経済リセッション入りか否かの分水嶺
大和証券・投資情報部アナリスト課次長の保志泰さん(Yasushi Hoshi/ Daiwa Securities Co., Ltd.)は今朝、本誌の取材に応じて、「今夜、発表される米雇用統計で失業率の中身によって、株価が明暗を分ける」と予想する。
なぜなら、失業率が上昇した場合、マーケットが「米国経済は完全にリセッション(景気後退)入りした」と受け取るからだ。特に+0.2%を超えると、現在は相半ばするリセッション入りの見方が、50%を超える可能性が高い。米国経済の70%近くを占める個人消費に大きな影響を与える失業率は、過去にも市場心理を転換させてきた。
<米失業率は、上げ始めると拍車がかかりやすいという特徴がある>
保志さんによると、米国の失業率にはある特徴が見られる、と言う。
「過去の経験では、米国の失業率が上げ始めると拍車がかかりやすく、2%程度悪化する傾向が見られる。現状では、失業率が6.0%までが市場コンセンサスになっているが、1月に失業率悪化で市場のムードが一変したことは記憶に新しい」。この最悪のケースでは、NYダウが12,000ドル、日経平均で13,000円でのもみ合いと予想している。
ただ、2月は東京G7があり、株価が下落すれば株式市場では政策催促相場となりやすく、何らかの対策が打ち出される可能性も出てくる。「今後1~2週間で市場の不安定は悪材料を織り込む格好で一巡する」と言う。また、2月上旬から始まる欧州系金融機関のサブプライム・ローン損失額の発表はすでにかなり織り込まれていると言う。
3月は久々の「真空状態」になり、株価が上昇する、と予想する。ただ、市場が3月までで織り込むのは年前半の米国経済のリセッションであり、また4月以降は日本企業の来期収益が大幅に引き下げられる可能性が見込まれ、これを消化する時期に入る。
<株価予想レンジ=日経平均で13,000円~15,000円>
失業率が良好なケースでは、株価への影響は小さいが、一方では「FRBによる追加利下げはなくなる」という連想が拡がり、金利見通し悪化から株価を押し下げる恐れも指摘する。したがって、一番好ましいケースは失業率が横ばいとし、今の地合いが継続すると言う。こうして、2月~3月の株価予想レンジは日経平均で13,000円~15,000円とした。
■サブプライム・ショック/
欧米の筋金入り長期投資家なら、どう判断し、どう行動する?
サブプライム問題が株価下落を加速、ますます弱気ムードになっている日本人投資家だが、
さわかみ投信・社長の澤上篤人さん(Atsuto Sawakami/President, Sawakami Asset Management Inc.)は、「欧米の筋金入りの長期投資家だったらどう判断し、どう行動するだろうか?」と問い掛ける。
海外の長期投資家に詳しい澤上さんは、「おそらく彼らは、もうすでに次の投資シナリオ作成に取り掛かっているはず」として、次の3つの手順を挙げた――。
第1の手順=その手順の第1は、サブプライム問題で身動きが取れなくなっている経済主体を洗い出すこと。サブプライム・ローンに苦しむ人達や、巨額の損失計上を余儀なくされる金融機関などがそれに当てはまる。
第2の手順=それらが世界の経済活動や景気動向にどこまで悪影響をおよぼすのか、ひとつずつ冷静に洗い直す。そこで大事なのは、問題の深刻さを再確認することではない。「サブプライム問題なんて関係ないよ」と突っ走っている、元気一杯の経済分野を見つけ出すことだ。
第3の手順=そうした活力溢れる経済分野のなかから、今すぐに行動に移れる投資対象を絞り出す。なにしろ、バーゲンハンティングするには申し分ないタイミングなのだから。みんなが買いをためらうような時に、拾っておくべき投資対象を抽出し、さっさと行動するのが投資家である。
▼今日の株式投資/
物色対象=通信・銀行・環境など内需関連株が有望
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、「陽線つつみ足から、25日高値を上回るか」として、次のように予想した――。
東京市場はシカゴ日経先物にサヤ寄せの動きから、買い先行のスタートとなりそうだ。
その後は神経質な動きも想定されるが、昨日同様、国際優良株や大手銀行株を中心とした主力銘柄に押し目買いが期待できそう。
昨晩の米国市場は大幅反発となった。金融保証会社(モノライン)MBIAの赤字決算などを受けて売り先行の展開となったものの、資本調達に関して自信を示したことが好感され、金融株全般に買い戻しが入った。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値に比べ50円高い13600円で終了。東京市場は買い先行の動きから上値を切り上げ、25日の高値(13647円)を上回ることができるかどうかがポイントとなる。中期的な物色対象は外需依存度の小さい、通信、銀行、環境関連などを中心に内需関連銘柄が有望と考える。
テクニカル分析
テクニカル面では、日経平均で陽線のつつみ足を形成した。5日移動平均線を終値ベースで維持し、25日以降続くレンジ上限に達した。このケースの陰の陽つつみ足は解釈が難しい。今日、株価が横ばいで推移するとした場合、5日移動平均線は上昇から横ばい基調に変化する。明日の5日移動平均線の上昇に向けて、値固めの動きができるかどうかがポイントになる。上値メドは、25日高値13647円や18日高値13902円、一目均衡表の基準線である14113円などがある。一方で下値メドは、一目均衡表の転換線である13138円や28日安値13087円、24日安値12952円などが考えられる。
話題の銘柄
6302住友重機械工業/円高に強くバリュエーションが割安=来期PER10.8倍
同社は総合重機械メーカーの大手。変減速機、射出成形機、船舶、建設機械が主力だが、半導体製造装置関連や医療機器関連まで幅広く手掛ける。同社は円高に対する抵抗力が造船重機大手の中で最も強く、1円/ドルの変動が営業利益に与える影響力は年間3億円程度だという。三菱UFJでは、同社の経営の舵取りは非常に難しい局面にあると言及。同社は次期中期経営計画「グローバル21」で、積極的な設備投資やグローバル展開の加速などの拡大策を示したが、これはやや出遅れた印象だと指摘した。それでも、好調な受注状況を背景に、105円/ドル前提でも営業増益率は8~12%と堅調な業績推移が期待できる見通し。M&Aを積極的に活用した動きにも着目し、射出成形機で買収の動きがあるのはポジティブだと評価した。リスクファクターとしては、◆顧客の設備投資の動向、◆各国政府の政策変更や政変、◆為替変動、◆原材料の動向、◆土地の減損処理、――を挙げた。これらを踏まえて、今後の業績を予想。営業利益ベースで、今08年3月期を、会社予想の770億円(EPS 71.2円)に対し、774億円(EPS 71.7円)、来09年3月期を836億円(EPS 81.8円)、10年3月期を938億円(EPS 91.4円)とした。また、現在の株価バリュエーションは、来期ベースPER10.8倍と、過去の水準(96年以降平均PER25倍、過去最低値でPER9倍)と比較して低位だと指摘。投資判断を新規に「2」としてカバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■ナノキャリア株式会社 (4571)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200803/3nano.html
当社の主たる事業目的は、日本発のナノテクノロジーに基づくナノメートル単位のミセル化ナノ粒子をコア技術として、主にがん領域において新しい医薬品を生み出し、社会に提供することです。ミセル化ナノ粒子に既知の医薬品を封入し、がん病変部位への薬物の送達効率を高めることで「副作用の軽減」と「薬効の増大」を狙った新しい医薬品の開発を行ってまいります。優れた医薬品を1日も早く実用化し、人々の健康とQOL(生活の質)の向上に貢献してまいります。 会社ホームページ: http://www.nanocarrier.co.jp/
▼FX相場予想/
今夜の米雇用統計=波乱相場も予想され、目が離せない
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
非常に神経ばかり使った往来相場。株式市場ではPKOの噂が海外で流れていたが、なんでもいいよ、多少なりとも回復してくれればね。日本という国は為替でも株式でも国がコントロールできると考えている不思議な国。アメリカの雇用統計に最大注目という声も多い。前日のFOMC後の波乱相場のようになるかも知れず、目を離せない。(2月1日。金曜日。テレビ記念日。)
▼FX市場ウォッチ/
FOMC発表後のドル円、クロス円下落は株価急落が主因
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
1月30日(水)のロンドン市場のドル/円(USD/JPY)は、若干の、反発上昇(リバウンド上昇)。106円台ミドルから、[107.00]アラウンドに反発した。基本的には、FOMC待ちで、様子見。昨日、1月30日(水)のニューヨーク市場のドル/円(USD/JPY)は、FOMCを控えて、様子見だったが、107円台にしっかりと乗せると、目先のストップ・ロス(損切り)が出て、[107.40-45]レベルまで上昇した。
[107.40-45]レベルの高値を見た後は、107円台前半で小動き、FOMCの結果待ちとなった。FOMCでは、ドル政策金利は、0.5%の引き下げとなった。マーケットでは、0.25%の利下げを予想する向きと、0.5%の利下げを予想する向き、0.75%の利下げを予想する向き、と、分かれていたが、結果は、0.5%の引き下げ。FOMCで、0.5%の大幅なドル政策金利の引き下げとなったことから、ドル/円(USD/JPY)は、日米金利差縮小で、「ドル売り円買い」が進んだ。
ドル政策金利発表前のドル/円(USD/JPY)のレベルは、107円台前半程度だったが、発表後には、106円台前半に下落。約1円の下落となった。ただし、今のところ、FOMC発表後に、ドル円、クロス円の下落に結びついた理由は、ドル金利の大幅利下げによる、「円キャリー・トレードのアンワインド(解消)」ではなくて、株価の急落が主要因と考えています。
1月30日(水)のニューヨーク市場で、200ドル以上上昇していたダウが、マイナスに転じたため、それを主な材料に、ドル円が急落した、と考えています。ドル金利の利下げを好感して上昇した米国株式市場が、下落に転じた理由は、金融保証保険会社(モノライン)の格下げ。それは、結局のところは、「サブプライム・ローン問題」が原因ということである。
▼FOMCとFX相場/
今後のテーマは、モノラインに移っていく気配
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は31日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
30日FOMCでは予定通り0.5%の利下げが決定されました。
声明文の内容を見てみましょう。
金融市場は依然としてかなりの圧迫を受けており、一部の企業や世帯への信用が引き締められている。これに加え、最新の上昇には住宅市場縮小の深刻化と労働市場の軟化が示されている。委員会はこの先数四半期でインフレは落ち着くと予想しているが、物価動向を慎重に注視し続ける必要があるとみている。この日の措置はこれまでの措置を合わせ、景気が時間をかけて緩やかに成長するのを助け、経済活動へのリスク緩和に貢献する。しかし、経済成長には下振れリスクが残っている。委員会は今後も、金融やその他の動向が景気見通しに与える影響を見極め、こうしたリスクに対処するために必要とあれば、タイムリーに行動する。
内容は前回と殆ど同じです。これから、テーマはモノラインのほうに移っていきそうです。
▼今日の長期金利/
米債高から低下余地探るも、1.40%割れには抵抗感
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#289) 1.395%~1.425%
・ 債券先物(3月限) 137.80円~138.10円
<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債高を手掛かりに低下余地を探る。ただし、1.40%割れには抵抗感を示す。
なお、今夜の米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比+2.0万人、失業率は同+0.1%の5.1%と予想している。市場予想は、同+0.3%(+0.1%~+0.6%)。
▼今日の債券相場/
短期的売買活発で予想難しいが、レンジ相場と考える
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…レンジ、カーブはフラット気味
LIFFE (ロンドン国際金融先物オプション取引所)は急伸している。ただ、米債は上昇したが、大きく値を下げていた米株価は急反発。したがって、外部環境はフォローとは言えない。しかし、最近はそれが朝方の位置を決めても、終わってみれば、違った結果となるケースが多い。それだけ、短期的売買が活発ということだろう。以上から、予想は難しいが、本日の相場はレンジと考える。米雇用統計待ちの感もある。カーブはフラット気味と見込む。(AM7:07、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 137 円60 銭~ 137 円88 銭
▼日銀総裁人事と債券市場/
「武藤新総裁」就任後でも、利下げは難しいと見る
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、「武藤副総裁昇格へ~「武藤日銀」の課題」と題して、概ね次のようにコメントした――。
昨日、毎日新聞は朝刊の1面で、「武藤氏、総裁昇格へ」と、福井総裁の後任に武藤副総裁が就任する方向で最終調整される見通しになったと伝えた。1月25 日に民主党幹部が、「武藤副総裁も選択肢に入る」(日経)と述べたことから流れが固まったようだ。
これに関し、本レポートなどでは以下のように考えてきた。
11月14日、民主、社民、国民新の野党3党は衆院本会議で3機関・3委員の国会同意人事案件に反対した。ちなみに、民主党は、(1)官僚OB の比率を50%未満に制限、(2)新任は65 歳未満…などの党内基準がある。果たして、次期日銀総裁人事において、同様な事態が起こるだろうか。それが選挙での票につながらないと見られる中、総裁選びに責任を負ったり、空白期間を作ることは民主党にとって利が薄いと考えられる。したがって、手続きさえ踏めば、資質では問題ないと見られる武藤敏郎副総裁(ちなみに、65 歳になるのは2008 年7月)の昇格がやはりメイン・シナリオと考えられる。実際、民主党の小沢一郎代表は、「出身が官庁だということだけで、『100%ノー』と言うような、かたくななものではない」(出所:ブルームバーグ)とも述べている。<本欄出所:2007 年12 月「債券市場マンスリー」>
<足元、武藤副総裁の昇格にフォローとなった「背景」>
足元、武藤副総裁の昇格にフォローとなったのは、サブプライム問題に起因する世界市場の動揺である。こういった難しい状況では、経験豊富で、見識が高く、政官のパイプが太い武藤氏の登場が待望されるのは当然だろう。残るは民主党も納得する手続きの問題だけと言っても良い。今月上旬、遅くとも中旬には政府案が明らかになる。
▼今週の商品ブル・ベア指数/
上昇率1位にコーヒー、ソフト商品が絶好調!
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された今週のブル・ベア指数と、31日の海外商品市況は次のようになった――。
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信
---------------------------------------
前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
17 日 24 日 31 日 17 日 24 日 31 日
大豆 49 34 50 金 45 58 67
とうもろこし 52 36 48 銀 45 60 65
小豆 57 32 29 プラチナ 45 54 60
粗糖 69 43 63 アルミニウム 28 45 55
コーヒー 49 42 66 ゴム 38 43 56
ドル/円 39 39 38 原油 34 33 44
ガソリン 36 33 45
灯油 38 37 41
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
---------------------------------------
【総 括】
1月31日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回1月24日の39から38へ若干後退し、ドル・円は引き続き弱もちあい程度の認識だろう。今回商品の同指数は小幅に低下した小豆を除き全面上昇。商品市場に強気感が戻ってきた。特別大きな数値もなかったが、商品全体のうち55以上の強気サイドに入ったのは、上から金67、コーヒー66、銀65、粗糖63、プラチナ60、ゴム56、アルミの55の順。
上昇率1~3にはコーヒー、粗糖、大豆と、最上位2位内に珍しくソフト商品が入った。投機資金の循環が感じられる。1位のコーヒーは42から66に急反転。一方、45以下の弱気サイドには、下から小豆29、灯油41、原油44、ガソリンの45との結果。低下率1位のような該当はなし。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウが207ドルと大幅高になったことを好感し、朝方上げて始まるも乱高下、結局84円安で引けた。日経平均 が終値で前日比-84.67円安の13507.80円、またTOPIXも同-8.78安の1337.53、JASADAQ指数は同-0.08安の62.53となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち値上がりは9業種。海運業、非鉄金属、保険業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は小動き。ドル円相場は106.35-106.40円前後で推移、ユーロ円は158.13-158.21円前後で推移している。
★ハートフォード生命=日本初 「ロールアップ年金」機能付き変額個人年金を開発、4日発売
ハートフォード生命保険株式会社(代表取締役社長: デイビッド N. レベンソン氏)はこのほど、年金支払日における被保険者の年齢に応じて年金額が増加する日本で最初の「ロールアップ年金機能」を備えた変額個人年金保険の新商品を開発。「ライジング インカム」の名称で2月4日(月)から紀陽銀行、第四銀行、但馬銀行の3 社において販売を開始する。「ロールアップ年金機能」では、運用成果に関わらず、年金支払開始後に被保険者の年齢に応じて年金額が自動的に増加する。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
ハートフォード生命保険株式会社
■ハートフォード生命、りそなグループで変額個人年金保険の新商品を発売
-日本初 「ロールアップ年金」機能付き変額個人年金保険
■ハートフォード生命、第四銀行と変額個人年金保険販売で提携―2月4日より提携金融機関は76社に
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html
松下電器産業株式会社(6752)
□2007年度 第3四半期 連結決算概要
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Mb_2DF_5u_kqp
□ヘッドホン 「RP-WF5500」発売日再延期のお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Mc_2DF_5u_kqp
□松下電器、サムスン電子と和解し、半導体分野で特許クロスライセンス契約を締結
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Md_2DF_5u_kqp
ソニー株式会社(6758)
■31日:「2007年度第3四半期 連結業績のお知らせ」をファイリングいたしました。
決算発表文、プレゼンテーション資料は弊社IRサイトに掲載しております。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/index.html
株式会社デンソー(6902)
■31日(木):平成20年3月期(2007年度) 第3四半期決算を発表
売上高は前期比10.9%の増収、営業利益は前期比16.9%の増益となりました。 http://www.denso.co.jp/ja/investors/financial/index.html
■31日:自己株式の公開買付けに関するお知らせ
当社は、本日平成20年1月31日開催の取締役会において、 会社法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議し、 具体的な取得方法として、自己株式の公開買付けを行うことを 決議いたしました。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/080131-02.html
株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■02/01:平成20年3月期 第3四半期決算説明会(質疑応答)
http://www.dena.jp/ir/
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2007年12月連結業績速報について
12月の連結売上高は、前年同月比23.6%増の8,011百万円となりました。投資育成事業の売上高1,379百万円を除く前年同月比4.0%増(前年12月の投資育成事業売上高は105百万円)。連結子会社株式会社ネットプライスドットコムの収益改善を目的とし、2007年3月末に同社の不採算事業から撤退した事が主要因となり、前年同月比の増収率は若干低下しております。
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/
■米国における子会社設立のお知らせ
■「Ameba(アメブロ)」のPC版に「Googleアドセンス」を導入開始
■サイバーエージェント運営のポイントサイト「ライフマイル」
Yahoo! JAPANにて利用可能なYahoo!ポイントとのマイル交換開始
http://www.lifemile.jp/
■10-12月GDP予想/
潜在成長率並み=前期比+0.5%(年率+2.0%)と予想
大和総研・経済金融調査部(橋本政彦さん+熊谷亮丸シニアエコノミスト/Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、2 月14日公表予定の2007年10-12期GDPについて、前期比+0.5%(年率+2.0%)と予想した上で、次のように語った――。
10-12月期GDPは前期比年率+2.0%と予想
2 月14 日公表予定の2007 年10-12 月期GDP 一次速報では、実質GDP が前期比+0.5%(同年率換算+2.0%)と、ほぼ潜在成長率並みの成長になったと予想する。GDP デフレータは前年比▲1.2%となり前期からマイナス幅が拡大、名目GDP は前期比▲0.2%(同年率換算▲0.8%)と、2 四半期ぶりのマイナスとなった。実質GDP成長率の内訳を見ると、内需の寄与度が+0.1%pt、外需の寄与度が+0.4%pt となっており、引き続き外需主導の景気拡大が持続している見込みである。
アジア向けが輸出を牽引
外需の実質GDP 成長率に対する寄与度は+0.4%pt と、前期から低下したものの、比較的高めの数字となった。輸出に関しては前期比+2.0%と増加したものの、伸びは前期からは若干減速したと見られる。アジア向けのIT 関連製品や、原油高の恩恵を受けたロシア、中東といった産油国向けの自動車輸出が好調であり全体を牽引した。一方、米国向け輸出は減速傾向にあり、輸出全体では、前期よりも緩やかな伸びに留まった模様である。輸入に関しては、原油等の素材価格の高騰により輸入数量が減少傾向にあるため、2期連続の前期比減少となった見込みである。
■2-3月の株価予想/
今夜の米雇用統計=米経済リセッション入りか否かの分水嶺
大和証券・投資情報部アナリスト課次長の保志泰さん(Yasushi Hoshi/ Daiwa Securities Co., Ltd.)は今朝、本誌の取材に応じて、「今夜、発表される米雇用統計で失業率の中身によって、株価が明暗を分ける」と予想する。
なぜなら、失業率が上昇した場合、マーケットが「米国経済は完全にリセッション(景気後退)入りした」と受け取るからだ。特に+0.2%を超えると、現在は相半ばするリセッション入りの見方が、50%を超える可能性が高い。米国経済の70%近くを占める個人消費に大きな影響を与える失業率は、過去にも市場心理を転換させてきた。
<米失業率は、上げ始めると拍車がかかりやすいという特徴がある>
保志さんによると、米国の失業率にはある特徴が見られる、と言う。
「過去の経験では、米国の失業率が上げ始めると拍車がかかりやすく、2%程度悪化する傾向が見られる。現状では、失業率が6.0%までが市場コンセンサスになっているが、1月に失業率悪化で市場のムードが一変したことは記憶に新しい」。この最悪のケースでは、NYダウが12,000ドル、日経平均で13,000円でのもみ合いと予想している。
ただ、2月は東京G7があり、株価が下落すれば株式市場では政策催促相場となりやすく、何らかの対策が打ち出される可能性も出てくる。「今後1~2週間で市場の不安定は悪材料を織り込む格好で一巡する」と言う。また、2月上旬から始まる欧州系金融機関のサブプライム・ローン損失額の発表はすでにかなり織り込まれていると言う。
3月は久々の「真空状態」になり、株価が上昇する、と予想する。ただ、市場が3月までで織り込むのは年前半の米国経済のリセッションであり、また4月以降は日本企業の来期収益が大幅に引き下げられる可能性が見込まれ、これを消化する時期に入る。
<株価予想レンジ=日経平均で13,000円~15,000円>
失業率が良好なケースでは、株価への影響は小さいが、一方では「FRBによる追加利下げはなくなる」という連想が拡がり、金利見通し悪化から株価を押し下げる恐れも指摘する。したがって、一番好ましいケースは失業率が横ばいとし、今の地合いが継続すると言う。こうして、2月~3月の株価予想レンジは日経平均で13,000円~15,000円とした。
■サブプライム・ショック/
欧米の筋金入り長期投資家なら、どう判断し、どう行動する?
サブプライム問題が株価下落を加速、ますます弱気ムードになっている日本人投資家だが、
さわかみ投信・社長の澤上篤人さん(Atsuto Sawakami/President, Sawakami Asset Management Inc.)は、「欧米の筋金入りの長期投資家だったらどう判断し、どう行動するだろうか?」と問い掛ける。
海外の長期投資家に詳しい澤上さんは、「おそらく彼らは、もうすでに次の投資シナリオ作成に取り掛かっているはず」として、次の3つの手順を挙げた――。
第1の手順=その手順の第1は、サブプライム問題で身動きが取れなくなっている経済主体を洗い出すこと。サブプライム・ローンに苦しむ人達や、巨額の損失計上を余儀なくされる金融機関などがそれに当てはまる。
第2の手順=それらが世界の経済活動や景気動向にどこまで悪影響をおよぼすのか、ひとつずつ冷静に洗い直す。そこで大事なのは、問題の深刻さを再確認することではない。「サブプライム問題なんて関係ないよ」と突っ走っている、元気一杯の経済分野を見つけ出すことだ。
第3の手順=そうした活力溢れる経済分野のなかから、今すぐに行動に移れる投資対象を絞り出す。なにしろ、バーゲンハンティングするには申し分ないタイミングなのだから。みんなが買いをためらうような時に、拾っておくべき投資対象を抽出し、さっさと行動するのが投資家である。
▼今日の株式投資/
物色対象=通信・銀行・環境など内需関連株が有望
T&Cフィナンシャルリサーチ(代表取締役・吉田恒氏/T&C FINANCIAL RESEARCH, INC.)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、「陽線つつみ足から、25日高値を上回るか」として、次のように予想した――。
東京市場はシカゴ日経先物にサヤ寄せの動きから、買い先行のスタートとなりそうだ。
その後は神経質な動きも想定されるが、昨日同様、国際優良株や大手銀行株を中心とした主力銘柄に押し目買いが期待できそう。
昨晩の米国市場は大幅反発となった。金融保証会社(モノライン)MBIAの赤字決算などを受けて売り先行の展開となったものの、資本調達に関して自信を示したことが好感され、金融株全般に買い戻しが入った。シカゴ日経先物は昨日の大証日中終値に比べ50円高い13600円で終了。東京市場は買い先行の動きから上値を切り上げ、25日の高値(13647円)を上回ることができるかどうかがポイントとなる。中期的な物色対象は外需依存度の小さい、通信、銀行、環境関連などを中心に内需関連銘柄が有望と考える。
テクニカル分析
テクニカル面では、日経平均で陽線のつつみ足を形成した。5日移動平均線を終値ベースで維持し、25日以降続くレンジ上限に達した。このケースの陰の陽つつみ足は解釈が難しい。今日、株価が横ばいで推移するとした場合、5日移動平均線は上昇から横ばい基調に変化する。明日の5日移動平均線の上昇に向けて、値固めの動きができるかどうかがポイントになる。上値メドは、25日高値13647円や18日高値13902円、一目均衡表の基準線である14113円などがある。一方で下値メドは、一目均衡表の転換線である13138円や28日安値13087円、24日安値12952円などが考えられる。
話題の銘柄
6302住友重機械工業/円高に強くバリュエーションが割安=来期PER10.8倍
同社は総合重機械メーカーの大手。変減速機、射出成形機、船舶、建設機械が主力だが、半導体製造装置関連や医療機器関連まで幅広く手掛ける。同社は円高に対する抵抗力が造船重機大手の中で最も強く、1円/ドルの変動が営業利益に与える影響力は年間3億円程度だという。三菱UFJでは、同社の経営の舵取りは非常に難しい局面にあると言及。同社は次期中期経営計画「グローバル21」で、積極的な設備投資やグローバル展開の加速などの拡大策を示したが、これはやや出遅れた印象だと指摘した。それでも、好調な受注状況を背景に、105円/ドル前提でも営業増益率は8~12%と堅調な業績推移が期待できる見通し。M&Aを積極的に活用した動きにも着目し、射出成形機で買収の動きがあるのはポジティブだと評価した。リスクファクターとしては、◆顧客の設備投資の動向、◆各国政府の政策変更や政変、◆為替変動、◆原材料の動向、◆土地の減損処理、――を挙げた。これらを踏まえて、今後の業績を予想。営業利益ベースで、今08年3月期を、会社予想の770億円(EPS 71.2円)に対し、774億円(EPS 71.7円)、来09年3月期を836億円(EPS 81.8円)、10年3月期を938億円(EPS 91.4円)とした。また、現在の株価バリュエーションは、来期ベースPER10.8倍と、過去の水準(96年以降平均PER25倍、過去最低値でPER9倍)と比較して低位だと指摘。投資判断を新規に「2」としてカバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■ナノキャリア株式会社 (4571)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200803/3nano.html
当社の主たる事業目的は、日本発のナノテクノロジーに基づくナノメートル単位のミセル化ナノ粒子をコア技術として、主にがん領域において新しい医薬品を生み出し、社会に提供することです。ミセル化ナノ粒子に既知の医薬品を封入し、がん病変部位への薬物の送達効率を高めることで「副作用の軽減」と「薬効の増大」を狙った新しい医薬品の開発を行ってまいります。優れた医薬品を1日も早く実用化し、人々の健康とQOL(生活の質)の向上に貢献してまいります。 会社ホームページ: http://www.nanocarrier.co.jp/
▼FX相場予想/
今夜の米雇用統計=波乱相場も予想され、目が離せない
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
非常に神経ばかり使った往来相場。株式市場ではPKOの噂が海外で流れていたが、なんでもいいよ、多少なりとも回復してくれればね。日本という国は為替でも株式でも国がコントロールできると考えている不思議な国。アメリカの雇用統計に最大注目という声も多い。前日のFOMC後の波乱相場のようになるかも知れず、目を離せない。(2月1日。金曜日。テレビ記念日。)
▼FX市場ウォッチ/
FOMC発表後のドル円、クロス円下落は株価急落が主因
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
1月30日(水)のロンドン市場のドル/円(USD/JPY)は、若干の、反発上昇(リバウンド上昇)。106円台ミドルから、[107.00]アラウンドに反発した。基本的には、FOMC待ちで、様子見。昨日、1月30日(水)のニューヨーク市場のドル/円(USD/JPY)は、FOMCを控えて、様子見だったが、107円台にしっかりと乗せると、目先のストップ・ロス(損切り)が出て、[107.40-45]レベルまで上昇した。
[107.40-45]レベルの高値を見た後は、107円台前半で小動き、FOMCの結果待ちとなった。FOMCでは、ドル政策金利は、0.5%の引き下げとなった。マーケットでは、0.25%の利下げを予想する向きと、0.5%の利下げを予想する向き、0.75%の利下げを予想する向き、と、分かれていたが、結果は、0.5%の引き下げ。FOMCで、0.5%の大幅なドル政策金利の引き下げとなったことから、ドル/円(USD/JPY)は、日米金利差縮小で、「ドル売り円買い」が進んだ。
ドル政策金利発表前のドル/円(USD/JPY)のレベルは、107円台前半程度だったが、発表後には、106円台前半に下落。約1円の下落となった。ただし、今のところ、FOMC発表後に、ドル円、クロス円の下落に結びついた理由は、ドル金利の大幅利下げによる、「円キャリー・トレードのアンワインド(解消)」ではなくて、株価の急落が主要因と考えています。
1月30日(水)のニューヨーク市場で、200ドル以上上昇していたダウが、マイナスに転じたため、それを主な材料に、ドル円が急落した、と考えています。ドル金利の利下げを好感して上昇した米国株式市場が、下落に転じた理由は、金融保証保険会社(モノライン)の格下げ。それは、結局のところは、「サブプライム・ローン問題」が原因ということである。
▼FOMCとFX相場/
今後のテーマは、モノラインに移っていく気配
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は31日、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
30日FOMCでは予定通り0.5%の利下げが決定されました。
声明文の内容を見てみましょう。
金融市場は依然としてかなりの圧迫を受けており、一部の企業や世帯への信用が引き締められている。これに加え、最新の上昇には住宅市場縮小の深刻化と労働市場の軟化が示されている。委員会はこの先数四半期でインフレは落ち着くと予想しているが、物価動向を慎重に注視し続ける必要があるとみている。この日の措置はこれまでの措置を合わせ、景気が時間をかけて緩やかに成長するのを助け、経済活動へのリスク緩和に貢献する。しかし、経済成長には下振れリスクが残っている。委員会は今後も、金融やその他の動向が景気見通しに与える影響を見極め、こうしたリスクに対処するために必要とあれば、タイムリーに行動する。
内容は前回と殆ど同じです。これから、テーマはモノラインのほうに移っていきそうです。
▼今日の長期金利/
米債高から低下余地探るも、1.40%割れには抵抗感
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#289) 1.395%~1.425%
・ 債券先物(3月限) 137.80円~138.10円
<シナリオ>
長期金利は、昨日の米債高を手掛かりに低下余地を探る。ただし、1.40%割れには抵抗感を示す。
なお、今夜の米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比+2.0万人、失業率は同+0.1%の5.1%と予想している。市場予想は、同+0.3%(+0.1%~+0.6%)。
▼今日の債券相場/
短期的売買活発で予想難しいが、レンジ相場と考える
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント…レンジ、カーブはフラット気味
LIFFE (ロンドン国際金融先物オプション取引所)は急伸している。ただ、米債は上昇したが、大きく値を下げていた米株価は急反発。したがって、外部環境はフォローとは言えない。しかし、最近はそれが朝方の位置を決めても、終わってみれば、違った結果となるケースが多い。それだけ、短期的売買が活発ということだろう。以上から、予想は難しいが、本日の相場はレンジと考える。米雇用統計待ちの感もある。カーブはフラット気味と見込む。(AM7:07、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 137 円60 銭~ 137 円88 銭
▼日銀総裁人事と債券市場/
「武藤新総裁」就任後でも、利下げは難しいと見る
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、「武藤副総裁昇格へ~「武藤日銀」の課題」と題して、概ね次のようにコメントした――。
昨日、毎日新聞は朝刊の1面で、「武藤氏、総裁昇格へ」と、福井総裁の後任に武藤副総裁が就任する方向で最終調整される見通しになったと伝えた。1月25 日に民主党幹部が、「武藤副総裁も選択肢に入る」(日経)と述べたことから流れが固まったようだ。
これに関し、本レポートなどでは以下のように考えてきた。
11月14日、民主、社民、国民新の野党3党は衆院本会議で3機関・3委員の国会同意人事案件に反対した。ちなみに、民主党は、(1)官僚OB の比率を50%未満に制限、(2)新任は65 歳未満…などの党内基準がある。果たして、次期日銀総裁人事において、同様な事態が起こるだろうか。それが選挙での票につながらないと見られる中、総裁選びに責任を負ったり、空白期間を作ることは民主党にとって利が薄いと考えられる。したがって、手続きさえ踏めば、資質では問題ないと見られる武藤敏郎副総裁(ちなみに、65 歳になるのは2008 年7月)の昇格がやはりメイン・シナリオと考えられる。実際、民主党の小沢一郎代表は、「出身が官庁だということだけで、『100%ノー』と言うような、かたくななものではない」(出所:ブルームバーグ)とも述べている。<本欄出所:2007 年12 月「債券市場マンスリー」>
<足元、武藤副総裁の昇格にフォローとなった「背景」>
足元、武藤副総裁の昇格にフォローとなったのは、サブプライム問題に起因する世界市場の動揺である。こういった難しい状況では、経験豊富で、見識が高く、政官のパイプが太い武藤氏の登場が待望されるのは当然だろう。残るは民主党も納得する手続きの問題だけと言っても良い。今月上旬、遅くとも中旬には政府案が明らかになる。
▼今週の商品ブル・ベア指数/
上昇率1位にコーヒー、ソフト商品が絶好調!
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)に掲載された今週のブル・ベア指数と、31日の海外商品市況は次のようになった――。
あなたは強気?これ見て弱気!?ブル・ベア指数 e-profitで毎週木曜配信
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前々週 前週 今週 前々週 前週 今週
17 日 24 日 31 日 17 日 24 日 31 日
大豆 49 34 50 金 45 58 67
とうもろこし 52 36 48 銀 45 60 65
小豆 57 32 29 プラチナ 45 54 60
粗糖 69 43 63 アルミニウム 28 45 55
コーヒー 49 42 66 ゴム 38 43 56
ドル/円 39 39 38 原油 34 33 44
ガソリン 36 33 45
灯油 38 37 41
注:「コーヒー」はアラビカコーヒーが対象。
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【総 括】
1月31日のブル・ベア指数は、ドル・円が前回1月24日の39から38へ若干後退し、ドル・円は引き続き弱もちあい程度の認識だろう。今回商品の同指数は小幅に低下した小豆を除き全面上昇。商品市場に強気感が戻ってきた。特別大きな数値もなかったが、商品全体のうち55以上の強気サイドに入ったのは、上から金67、コーヒー66、銀65、粗糖63、プラチナ60、ゴム56、アルミの55の順。
上昇率1~3にはコーヒー、粗糖、大豆と、最上位2位内に珍しくソフト商品が入った。投機資金の循環が感じられる。1位のコーヒーは42から66に急反転。一方、45以下の弱気サイドには、下から小豆29、灯油41、原油44、ガソリンの45との結果。低下率1位のような該当はなし。 (OVN/東京/橋本充平さん)
(注)ブル・ベア指数とは、オーバルネクストが毎週木曜日に主要商品の強弱感を市場関係者に幅広くアンケート集計したものです。アンケートの結果を指数化して、0~100で市場関係者の強弱感の判断が表されます。数字の小さいほうが弱気、大きいほど強気となります。なお、逆張り的な見方をして「80に近づくと過熱感が強く、下げに転じる可能性が高い」とか「20に近づくと市場が総弱気となり、反転上昇が近い」といった見方をすることもできます。
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はNYダウが207ドルと大幅高になったことを好感し、朝方上げて始まるも乱高下、結局84円安で引けた。日経平均 が終値で前日比-84.67円安の13507.80円、またTOPIXも同-8.78安の1337.53、JASADAQ指数は同-0.08安の62.53となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち値上がりは9業種。海運業、非鉄金属、保険業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は小動き。ドル円相場は106.35-106.40円前後で推移、ユーロ円は158.13-158.21円前後で推移している。
★ハートフォード生命=日本初 「ロールアップ年金」機能付き変額個人年金を開発、4日発売
ハートフォード生命保険株式会社(代表取締役社長: デイビッド N. レベンソン氏)はこのほど、年金支払日における被保険者の年齢に応じて年金額が増加する日本で最初の「ロールアップ年金機能」を備えた変額個人年金保険の新商品を開発。「ライジング インカム」の名称で2月4日(月)から紀陽銀行、第四銀行、但馬銀行の3 社において販売を開始する。「ロールアップ年金機能」では、運用成果に関わらず、年金支払開始後に被保険者の年齢に応じて年金額が自動的に増加する。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
ハートフォード生命保険株式会社
■ハートフォード生命、りそなグループで変額個人年金保険の新商品を発売
-日本初 「ロールアップ年金」機能付き変額個人年金保険
■ハートフォード生命、第四銀行と変額個人年金保険販売で提携―2月4日より提携金融機関は76社に
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html
松下電器産業株式会社(6752)
□2007年度 第3四半期 連結決算概要
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Mb_2DF_5u_kqp
□ヘッドホン 「RP-WF5500」発売日再延期のお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Mc_2DF_5u_kqp
□松下電器、サムスン電子と和解し、半導体分野で特許クロスライセンス契約を締結
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1Md_2DF_5u_kqp
ソニー株式会社(6758)
■31日:「2007年度第3四半期 連結業績のお知らせ」をファイリングいたしました。
決算発表文、プレゼンテーション資料は弊社IRサイトに掲載しております。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/index.html
株式会社デンソー(6902)
■31日(木):平成20年3月期(2007年度) 第3四半期決算を発表
売上高は前期比10.9%の増収、営業利益は前期比16.9%の増益となりました。 http://www.denso.co.jp/ja/investors/financial/index.html
■31日:自己株式の公開買付けに関するお知らせ
当社は、本日平成20年1月31日開催の取締役会において、 会社法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議し、 具体的な取得方法として、自己株式の公開買付けを行うことを 決議いたしました。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/080131-02.html
株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■02/01:平成20年3月期 第3四半期決算説明会(質疑応答)
http://www.dena.jp/ir/
株式会社サイバーエージェント(4751)
■2007年12月連結業績速報について
12月の連結売上高は、前年同月比23.6%増の8,011百万円となりました。投資育成事業の売上高1,379百万円を除く前年同月比4.0%増(前年12月の投資育成事業売上高は105百万円)。連結子会社株式会社ネットプライスドットコムの収益改善を目的とし、2007年3月末に同社の不採算事業から撤退した事が主要因となり、前年同月比の増収率は若干低下しております。
http://ir.cyberagent.co.jp/financial/monthly/
■米国における子会社設立のお知らせ
■「Ameba(アメブロ)」のPC版に「Googleアドセンス」を導入開始
■サイバーエージェント運営のポイントサイト「ライフマイル」
Yahoo! JAPANにて利用可能なYahoo!ポイントとのマイル交換開始
http://www.lifemile.jp/

