米雇用統計の評価・7-9月期GDP2次速報値ほか

■米雇用統計の評価/
 金融システム対策の迅速導入、広範な雇用調整回避を


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は先週末に発表された
11月の米国雇用統計について次のような評価を行った――。

ポイント:
米国の雇用調整は、これまでのところ、マイルドなものに止まっている。広範なクレジット・クランチの発生によって雇用調整を深いものとしないよう、迅速かつ適切な金融システム対策の導入が期待される。

<建設、金融、不動産の3業種の雇用調整は、さらに深いものへ>

先週末に公表された11 月の米国雇用統計をみると、景気循環との関係が薄くデータの振れが大きい政府部門を除いた非農業民間部門の雇用者数が64,000 人増と、改訂後の10月(132,000 人増)から再び反落した。この結果、3ヶ月移動平均でみた非農業民間部門雇用者数の増加幅は78,000 人(2006 年平均約17 万人増、1-7 月平均13 万人増)となり、サブ・プライム・ローン問題が深刻化した8 月以降、4ヶ月連続で6~7 万人台で推移している(図表1)。

業種別にみた場合、建設、金融、不動産の3 業種の雇用調整は既に過去の景気後退局面に匹敵するほどの深いものとなっている(図表2)。すなわち、11 月時点の3 業種合計の雇用前月差は3ヶ月移動平均ベースで3.5 万人減となっている。1990 年代初の景気後退時のピーク(91 年2 月:6.0 万人減)には及ばないが、IT バブル崩壊後の景気後退時のピーク(02 年5 月:3.0 万人減)を凌ぐものとなっている。住宅建設の回復に目処が立たない中、足元では商業不動産市場の鈍化が伝えられており、これら3 業種の雇用調整は目先、さらに深いものとなる可能性が高い。


▼7-9月期GDP2次速報値/
下方修正だが、実態はヘッドラインほどに悪くない


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミストの熊谷亮丸さん(Mitsumaru.Kumagai / Senior Economist, Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は7日、先週発表された7-9 月期GDP2次速報(実質・季調値)について次のようにコメントした――。

7-9 月期GDP2次速報(実質・季調値)は前期比年率+1.5%(前期比+0.4%)と、1次速報(前期比年率+2.6%、前期比+0.6%)から下方修正され、市場コンセンサス(同+2.6%、同+0.6%)を下回った。GDP デフレータが前年比▲0.3%から同▲0.4%へと下方修正されたことも悪材料であった。

しかしながら、需要項目別の内訳を見ると、実態はヘッドラインほどには悪くない。
今回の下方修正の主因は、在庫投資の下方修正(実質GDP成長率に対する寄与度:前期比+0.1%→同▲0.1%)である。設備投資(1次速報:前期比+1.7%→2次速報:同+1.1%)や輸出(同+2.9%→同+2.6%)の下方修正は小幅なものであり、先行きを大きく懸念するには及ばない。


■今週の株価予想/
 日米政策で市場心理は改善傾向、株価の下値は限定


新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした――。

今週の東京市場は揉み合いと予想する。日米共に①重要なイベントが相次ぐ予定で、その内容及び市場の反応を見極めたいとする心理が広がるものと思われる。米国では政府による②「救済策」、日本では当局による③「緩和策」を受けて市場心理は改善傾向にあり株価の下値は限られようが、こうした様子見気分が頭を押さえると想定。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。


▼今日の株式投資/
 引き続き国際優良・値がさ半導体関連の押し目買いが有効


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場はほぼ横ばいスタートから、様子見ムードが強い展開となりそうだ。
先週末、マド埋めの11月7日安値に到達し軟調な動きとなったことから、目先の達成感が強まった。また、テクニカル面では三空(マドが3つ)目を形成し、短期的には買い方にとって手控え要因となろう。今日の東京市場は、価格帯別で累積売買高が多くなる16000円を前に、利益確定売りが徐々に強まる展開が想定される。物色は引き続き出遅れ感のある国際優良株や、値がさ半導体関連株の押し目買いが有効となる。

テクニカル分析
テクニカル面では、マド明けスタートから11月7日安値16081円を一時上回り、上方のマド埋め達成となった。ローソク足では上ヒゲの長い小幅陰線、下にも少しヒゲを残したが、マドを明けて一旦上伸したことを考慮すると、意味合いとしてはトウバ足に順ずると解釈したほうがよさそうだ。これで三空形成、トウバ足と反転シグナルが同時に出現した格好。さらに、今日マド明け下寄りスタートとなった場合には、三川宵の明星(小天井)が想定され、短期的な売りの決定線となる。また、一目均衡表の基準線が下落に転じるため、当面は2つ下のマド埋めとなる5日高値の15621円を意識した動きになることが想定される。その後は25日移動平均線を意識した動きか。ただし、あと一週間程度で25日移動平均線の計算上の応答日が15700円前後に下がってくる。現在、同線は下落基調にあるが、そのころ(一週間後の12月限SQあたり)までに株価が5日安値の15365円を下回るような動きにならなければ、25日移動平均線は横ばい基調となり、上値の重さは幾分解消されよう。同線を横ばいにするための一週間となるのかどうか。そして、同時に一目均衡表の雲のねじれ(変化日とされている)が一週間後のSQ時に実現することも興味深い。今週はさらなる上昇となるか、調整の一週間となるかは、今日の寄り付きの動きが1つ目の判断材料となろう。上値メドは、7日高値16107円や50日移動平均線の16209円前後、一目均衡表の雲の下限16483円などとなる。一方で下値メドは、6日高値の15898円や3日高値の15799円、5日移動平均線の15709円前後などが考えられる。

話題の銘柄
6395タダノ/世界的なクレーン需要が株価をつり上げる=目標株価2000円

一般に土木建設機械の需要から、1~2年遅れてクレーン需要が起こると言われており、現在は世界的にクレーン需要が旺盛で、供給が逼迫している状態。リーマンブラザーズでは、主要マーケットである日・米・欧のクレーン需要動向を踏まえ、少なくとも2009年までは需要が拡大し続けるとみている。また、長期的には、エマージングマーケット、特に中国からのクレーン需要の台頭が見込まれると想定。同社は中国のメインマーケットであるトラッククレーン市場に外資系の中でいち早く参入していると指摘した。一方、バリュエーションは割安に放置されている。今後は、今期計画の上方修正や、引き続き増収増益が予想される来期計画の発表(今08年3月期の決算発表時)が材料となり、株価の上昇が期待できるとした。経常利益ベースで、今2008年3月期の業績予想を、会社計画178億円(EPS92.75円)に対し、184億円(EPS92.7円)、来2009年3月期205億円(EPS100.5円)、2010年3月期227億円(EPS108.4円)と予想。投資評価「1-オーバーウエイト」、目標株価を2000円(来期予想PER20倍)でカバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


▼FX相場予想/
 ドルにとってポジティブな材料の持続性に注目


米ブッシュ政権は先週、05年1月1日~07年7月31日組成のサブプライムローンのうち今後2 年半に金利改定を迎える分について条件付で5 年間現行金利が凍結される、という米サブプライム救済策を打ち出した。

実効性を疑問視したり、モーゲージ証券への投資意欲低下を懸念したりする向きもあるが、「ひとまず好感されドルにとってはプラスに作用したようだ」と、大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は語った。

今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 108.50-112.50 (109.57-111.46)
ユーロ/円:159.00-164.00 (160.92-163.26)
ユーロ/ドル:1.4400-1.4800 (1.4526-1.4770)
豪ドル/円: 94.50-99.50 (95.28-98.26)
豪ドル/ドル:0.8550-0.8950 (0.8662-0.8855)


■FX相場予想/
 本格的な動き=どの市場もXmas明け以降だね


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は本日早朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ひどい動きの日であった。東京市場はNY勢が乗り込んでこなければ静かなもの。欧米が円キャリー・トレードを再開している兆候は今週半ばから明白だったので、この日の円売り攻勢も想定内。そう、いつもの通りになったわけ。

この2-3日でやたらと今般の世界金融情勢に楽観的見方が多く出てきたのには驚いた。特に株式市場でひどい。ついこの間まで泣く子も黙った梅雨相場だったわけで、それが東京の冬の青空相場的雰囲気には驚いたのである、というか呆れた。私としては株が上がってくれるのは大変にありがたいので、今日から少しずつ外し始めた。どの市場もクリスマス明け以降だね、本格的な動きは。(12月8日。土曜日。真珠湾攻撃の日。)


▼米雇用統計とFX相場/
 ドル堅調に推移したが、特筆する値動きにならず


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

12月07日(金)の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、111円台前半---[111.35-40]レベル---でオープン。---東京市場の寄り付き(オープン)は、東京時間朝9:00---。東京市場は、米国失業率(雇用統計)を控えての様子見。動き無し。

12月07日(金)のロンドン市場で、雇用統計に向けた思惑から、ドル買いが進み、[111.50]を上に抜けた。しかし、跳ね上がることも無く、この時点での高値は[111.60-65]レベル。ニューヨーク市場の米国失業率(雇用統計)発表直前のドル/円(USD/JPY)は、[111.50-60]レベル。予想に比べて、若干良かった、といったところ。この数字から、ドル堅調に推移したが、特筆する値動きにならなかった。週末を控えての小動きとなり、そのまま越週となった。ニューヨーク・クローズは、[111.60-70]レベル。


▼FX投資戦術/
 中期的に下落リスクを最も抱えているのは英ポンド


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は本日早朝、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

先週は、カナダ中銀とイギリス中銀が利下げを実施しました。利下げを受けて、カナダドルも、ポンドも下落しましたが、その後は落ち着いた動きになりました。ポンドは想像していたよりも反応が鈍かったです。

ただ、問題は利下げのサイクルに入るかどうかということ、にかかっています。今回の利下げで当面終われば、それほど問題ではありません。しかし、景気が悪くなり、金利が下がっていく傾向に入る通貨は、非常に高い確率で下落します。

<英国経済の行方は、来年の1つの大きなテーマ>

中期的にそのリスクを最も抱えているのはポンドです。今回の利下げで、最近悪化していた住宅市場の市況が改善すれば、ポンドは下がらないでしょうが、住宅市場が改善せず、景気も低迷し始めれば、追加利下げをせざるをえなくなり、ポンドも下落する。英国経済の行方は来年の1つの大きなテーマです。イギリスの景気が落ち込む傾向が鮮明になってくれば、ポンド売りで儲ける絶好のチャンスがやってきます。これからの英国の景気動向から目が離せません。

今週は米国のFOMCがあります。おそらく0.25%の利下げとなると思いますが、そうであれば、市場織り込み済みということで、あまり反応しないのかもしれません。ただそれも声明文の内容次第ということでしょう。


▼今週の債券投資/
 基本的には、1.60%前後は押し目買いゾーンと見る


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント…下落。1.60%前後での押し目買いに期待
強めだった米11月雇用統計を受けた米債安から、本日は値を下げて始まろう。先週、10年の1.50%台では、押し目買いが勝るというよりも売り買い交錯だった。これが1.60%前後に水準を移した場合、バランスが変わってくるかどうかに注目する。もちろん、押し目買いの力が強まると期待している。イールド・カーブはベア・フラット化を見込む。
本日の想定レンジ(長国先物12月限) : 135円99銭~136円23銭

今週の債券相場見通し…10年289回債利回りは1.525~1.605%と予想する
今週の10年289回債利回りは1.525~1.565%と予想する。先週末の米雇用統計はアゲインストの結果。また、サブプライム問題で起こった市場の動揺が沈静化に向かっているが、どの程度本物かを見極める必要がある。基本的には、1.60%前後は押し目買いゾーンと見ている。その判断を含め、これら外部環境の行方が重要である。イールド・カーブは5年債入札がアクセントになり、若干変
化と考えている。


▼今週の長期金利/
 反発余地を探る展開=「分水嶺=1.60%」巡る攻防へ


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288-11) 1.540%~1.620%
・ 債券先物(12月限) 135.90円~136.60円

<シナリオ>
長期金利は反発余地を探る展開。外国人が先導する「質への逃避」(=株売り/債券買い)の巻き戻しと国内勢のヤレヤレの押し目買いによる「分水嶺=1.60%」を巡る攻防に。
ポイントは(1)「質への逃避」ムードの後退で「分水嶺=1.60%」を巡る攻防、(2)FRBはFOMCミーティング(11日)で0.25%の追加利下げへ、(3)二極化による好循環メカニズムの変調を映す日銀短観(14日)など。

債券先物チャート
12月限の日足は上ヒゲの長い小陽線。下のコマ埋め(11月7日のザラバ高値:136.33円)を完了したものの、前日の大陰線への切り込みに失敗し、基準線(136.46円)を下回って引けた。下値不安が増大。
【チャート・ポイント】
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
137.83円:マド埋め(06年1月25日ザラバ安値)
137.73円:12月3,4日のザラバ高値(年初来高値)
137.01円:5日移動平均
137.00円:転換線
136.46円:基準線
≪136.43円:先週末の東証12月限終値、前日比▲0.02円≫
<136.35円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪136.18円:先週末のLIFFE先物12月限終値≫
<136.05円:本日の12月限予想レンジ下限>
135.63円:マド埋め(11月1日ザラバ高値)
135.46円:雲上辺(本日)
135.28円:雲下辺(本日)
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月9日のザラバ安値


▼金・銀週間展望/
 金はドル安見通しで堅調か、米FOMCに注目


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、今週の金・銀週間展望と7日の海外商品市況は次のとおり――。

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   週間高低(カッコ内は日) 2008 月 10 月限 12 月 3 日~ 12 月 7 日
        始 値   高 値    安 値    終 値   前週末比
  金 2,828 2,902 ( 7) 2,822 ( 3) 2,881 +31
  銀 502.1 524.3 ( 7) 501.6 ( 3) 520.7 +11.2
 プラチナ 4,965 5,140 ( 7) 4,961 ( 3) 5,108 +150
 パラジウム 1,259 1,264 ( 7) 1,237 ( 4) 1,253 +15
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  NY貴金属(カッコ内は限月) | 東京外為・株式/NY原油  
       6 日終値  前週末比 |       終 値  前週末比
  金 ( 2) 807.1 +18.0 | ドル・円  111.33 1.07 円安
  銀 ( 3)1,462.5 +46.0 | 日経平均 15,956.37 +275.70
 プラチナ ( 1)1,470.2 +26.1 | NY原油 (1) 90.23 +1.52
 パラジウム ( 3) 351.70 -1.65 |* ドル・円は 16 時現在、原油は 6 日
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<来週の主要経済統計等>
11日 米FOMC
    独ZEW景況感指数(12月、ZEW)
12日 企業物価指数(11月、日本銀行)
    米貿易収支(10月、商務省)
    米輸出入物価指数(11月、労働省)
13日 鉱工業生産・出荷・在庫指数確報(10月、経済産業省)
    ブル・ベア指数(午後零時半発表、オーバルネクスト)
    米小売売上高(11月、商務省)
    米生産者物価指数(11月、労働省)
14日 短観概要及び要旨(12月、日本銀行)
    米鉱工業生産指数(11月、FRB)
    米消費者物価指数(11月、労働省)
    CFTC建玉明細
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【金は米FOMC後の投資資金の動きを確認】
世界10カ国に上場している金ETF(上場投資信託)の現物保有高は11月27日に741.05トンと過去最高を記録したが、月末の手じまい売りなどが出て12月3日に733.36トンに急減した。ただ景気見通しの改善とともに6日には735.15トンに増加しており、押し目を買い拾う動きもある。米FOMC後に引き続き買いが入ると金は長期投資目的の資金流入を下支えにして再び上値を試す可能性がある。

一方、米商品先物取引委員会(CFTC)建玉明細報告によると、11月27日時点のニューヨーク金の大口投機家の買い越しは17万5081枚と前週から小幅に拡大した。同月6日に記録した過去最高20万2125枚からの縮小幅が小幅で手じまい売りによる調整が引き続き警戒される。ただニューヨーク金の中心限月は12月限から2月限に移っており、弱材料が出ないかぎり、手じまい売りが進むのは考えにくい。逆に押し目を買われるようなら史上最高値850ドルを意識する展開になるとみられる。  

【金銀比価の上げ一服で銀堅調か】
東京銀はおおむね金次第の動きとなったが、景気見通し改善などを背景に週初の安値から値を戻した。独自材料が見当たらないなか、アメリカン証券取引所(AMEX)の銀ETFの現物換算量は横ばいで推移した。ただ投資心理のバロメーターとなる金銀比価(海外)は56.10(4日)から55.41(7日)に低下し、11月6日以降の上昇(53.22→56.28)が一服した。米景気見通し改善が工業用需要の下支えであり、投資資金が流入すると銀は再び上値を試すとみられる。 (OVN 東京/東海林勇行さん:e-profitで毎週金曜配信中)



ニュース・チェック
ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は先週、日米株価とも上昇したことで利食い売りなどで反落。日経平均 が終値で前日比-85.17円安の15871.20円、またTOPIXも同-4.33安の1557.43、JASADAQ指数は同0.00安の75.15となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち8業種が上昇。銀行業、金属製品、卸売業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は対ドルと対ユーロで円安が進んだ。ドル円相場は111.60-111.65円前後で推移、ユーロ円は163.44-163.50円前後で推移している。

カカクコム「価格.com」=液晶テレビに関するアンケート結果を公表
①薄型テレビ所有率は約52%、②液晶とプラズマの比率はほぼ5:1、③購入者の満足度はいずれも高く、⑥購入の際に重視するのは「価格」と「画質」――。株式会社カカクコム(2371)が運営する価格比較サイト「価格.com(http://kakaku.com/)」が実施したユーザーへの意識調査「価格.comリサーチ」の、第12回調査『薄型テレビ対決!―あなたは液晶派?プラズマ派?―』で、判った。期間:2007年11月27日~2007年12月3日、回答者数:4,187人、男女比率:男86.0% 女14.0%。
【結果概要】 (1)約半数が薄型テレビを所有! 液晶・プラズマの両方所有が5%も!(2)所有している画面サイズは、32インチ以上が7割以上、32、37、42インチで全体の6割を占める液晶は32インチ、プラズマは42インチが主流、(3)購入する際に重視したポイント 1位は「価格」、次いで「画質のよさ」、「画面サイズ」、(4)液晶テレビ、プラズマテレビともに、ユーザーはおおむね満足、(5)次回購入の希望サイズは、大画面化の傾向に、(6)次回の購入時期は2011年地上波アナログ放送終了時? 詳細結果:http://kakaku.com/research/


大林組=2008年版カレンダーが完成 、50名様にプレゼント
大林組の2008年版カレンダーが完成した。今回のカレンダーでは、現代アート作家が創り出した“水”に かかわる作品をとりあげている。地球環境が重視されるこの時代において、現代アート作家6人が万物の起源ともいわれる”水”を、それぞれの視点で見つめた作品を紹介している。このカレンダーを50名の皆様にプレゼントする。ご希望の方は、必要事項(①お名前、②郵便番号、③ご住所)を記入の上、Eメールirg@ml.obayashi.co.jp 宛にご返信ください。 なお、当選の発表は、カレンダーの発送をもってかえさせていただきます。お申し込みは12月14日(金)まで。カレンダーの画像は、http://www.obayashi.co.jp/company/2008calendar.html


注目企業=IR情報+ニュースリリース

日本リテールファンド投資法人(8953)<三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社>
■12/07資産運用会社における金融商品取引業の登録申請に関するお知らせ
http://www.jrf-reit.com/ir/index.html

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
■平成19年3月期 有価証券報告書 訂正報告書
■平成20年3月期 半期報告書
 http://www.dena.jp/ir/

積水ハウス株式会社 (1928)
■「将来にわたり持続可能なまちづくり」の取り組みが
「平成19年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2007.html

株式会社資生堂(4911)
■報告書「株主・投資家のみなさまへ」を資生堂ウェブサイトに掲載いた。
http://www.shiseido.co.jp/ir/library/jigyou/index.htm