FX投資セミナー・今日の株価予想ほか

■FX投資セミナー/
 出遅れたドル円が一番下落する可能性が高い


~カリスマFXディーラー・酒匂氏、FX予想と実戦的FX投資術を披露~

商品市況研究所(安藤英子社長)は6日、東京銀座にて日刊「デリバティブジャパン」プレミアムセミナーを行った。カリスマ為替ディーラーとして実績と豊富な経験を持つ酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表の酒匂隆雄氏が実戦的なFX取引について講演した。円高派の酒匂氏は、「今後、通貨ペアのなかで一番下がる可能性があるのはドル円だ」との見通しを示した。また、東京外為市場での最古参の1人である豊富な経験と実績を背景に、プロならではのFX投資手法を披露したーー。

<米民主党の大統領誕生なら、巨額の円売り・ドル買い介入は許さない・・・>

酒匂氏は、今後の為替相場を動かす要因として、(1)金利差、(2)景況、(3)政治的圧力、(4)FLOW-の4つを挙げたうえで、それぞれに関して検討した。

第1は、内外金利差。今年8月まで、外為市場では内外金利差ばかりに注目してきたが、「その金利差の構造が変化していることに注意する必要がある」と酒匂氏は語る。米国金利は下がる一方で、日本の金利は中長期的には上がる傾向にある。「日米金利差による円売りは終わった」と言える。第2の景気についても、「米国より日本の方が潜在力がある」と言う。第3の政治的圧力では、来年の米大統領選挙で民主党候補が当選すれば、中国に次ぐ経常赤字相手国の日本がターゲットになり、円高政策を取る可能性がある。「ブッシュ政権では日本による巨額の円売り・ドル買い介入を黙認したが、今度は為替介入を許すかどうか・・・」と懸念する。

こうして、「通貨ペアのなかで一番下がる可能性があるのはドル円」と見ている。円高・ドル安の進行であり、クロス円も下がると予想する。ユーロドルについても、「ドルは対ユーロでかなり下落してきたが、まだ下がる余地がある」と言う。


▼今日の株価予想/
 出来高低迷続く中、全体的に急反発への力乏しい


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場は海外株安や不安定な為替市場を背景に、売り先行の展開が想定される。
昨日同様、5日移動平均線の下落が切り下がり売り圧力が強まる中、11月限オプションの最終売買日であることから先物の売り仕掛け懸念や、ほぼ安値引けとなった大手銀行株の下振れリスクが高まっていることもあり、9月18日の安値15780円を意識した動きとなりそうだ。ただし、15900円前後は9月安値から上昇に転じた価格帯でもあり、売り一巡後は徐々に値固めの動きになることが考えられる。ただ、出来高低迷が続く中、全体的に急反発に転じる力に乏しく、当面は好決算を発表した銘柄への個別物色の展開が続くことが想定される。国内では寄り前に9月の機械受注の発表が予定されており、10-12月期見通しで良好が確認されれば売り圧力は幾分緩和されそう。今日の東京市場は底値を見極める動きが想定される。 テクニカル分析
テクニカル面では、上方での寄付きから前日の安値を下回り、長い陰線を形成した。ほぼ安値引けとなり、前日の陽線はアヤ戻しに終わった。今日はさらに5日移動平均線の下落角度が切り下がる。一旦は16000円を割り込む動きとならないと、あく抜け感が出てこない。15900円前後では値固めの動きとなりそうだが、依然上値は重そうだ。上値メドは、11月6日安値16144円や11月7日高値16326円、5日移動平均線の16400円前後が考えられる。一方で下値メドは、11月7日安値16081円や心理的節目の16000円、9月18日安値15780円などが考えられる。

話題の銘柄
6471日本精工/9月中間は株価懸念払拭するポジティブサプライズ=目標株価1450円

メリルでは、同社の9月中間決算について、株価の懸念要因を払拭する内容でポジティブサプライズとなったと指摘した。具体的には、◆今08年3月期の収益下方修正懸念を持っていたが、会社側は逆に小幅上方修正を発表したこと、◆精密機械部門の回復遅れを懸念していたのに対し、今期予想こそ下方修正されたものの中間期がボトムとなる見込みだということ、◆鋼材価格上昇の影響を懸念していたが、製品価格の引き上げでほぼ吸収できる見込みであること、――などで、いずれも今回の決算である程度払拭されたと判断した。また、利益の柱である産業機械軸受部門は、◇鉄鋼、建設機械、風力発電向けのベアリングが好調なこと、◇販売代理店の強化等による市販向けの拡大、――などを背景として拡大基調が続いており、同部門の営業利益は、今・来期とも前年比13%増と2桁増益が続くとみている。同社の利益成長力を勘案すれば、同社の株価バリュエーション(来期PER13倍強、EV/EBITDA倍率が約6倍)は割安感が強いと指摘。今後の業績予想を、営業利益ベースで、会社予想650億円(EPS 75.8円)に対し、630億円→650億円(EPS 75.8円)、来09年3月期を720億円→745億円(EPS 85.4円)と上方修正し、10年3月期を825億円(EPS 94.7円)として、投資判断「買い」を継続、目標株価を1300円→1450円(来期PER17倍)と引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/


●東証IPO銘柄
■(株)スタートトゥデイ(3092) http://www.tse.or.jp/listing/new/200712/12start.html

当社は、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念の下、ファッションを中心にライフスタイル全般にわたり、高感度な情報サービスやショッピングサービスを包括的に提供するオンラインリゾート「ZOZORESORT」を運営しております。 ZOZORESORT内では、主にインターネットショッピングサイト「ZOZOTOWN」にて アパレル商材を中心としたEC事業を展開しており、2007年9月末現在、92ショップ、680ブランドを取り扱っております。
他にもZOZORESORTを構成するサービスとして、居住型SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「ZOZORESIDENCE」、アパレルショップ検索ナビゲーションサービス「ZOZONAVI」、メッセージ投稿・配信サービス「ZOZOARIGATO」、各界の著名人が参加するブログ閲覧サービス「ZOZOWALKER」、質問回答掲示板サービス「ZOZOQ&A」も展開しております。更に、その集客力を生かし、「ZOZORESORT」を広告媒体とする広告事業にも取り組んでおります。今後も、複合的な情報をトータルで提案するファッション情報のソーシャルメディアとしての役割を強化し、感性豊かな社会の創造に寄与していきたいと考えております。
同社ホームページ:http://www.starttoday.jp/


▼10月のFXポジション/ 
投機筋・個人は低調vs.リアル・マネー系はいまだ健闘

 
クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、10月の為替市場のポジションについて次のように語った――。

投機筋 ・・・ポジションの積み上がりはわずか
投機筋のポジションの積み上がりはほとんどない。シカゴIMM 統計によれば、10 月30 日時点の円のネット・ポジションは9949 枚のネット・ショートと9 月末時点(2449 枚のネット・ショート)からは若干拡大したものの、今円安局面が始まった2005 年初からの平均5万5000 枚強を大幅に下回っている。9 月の雇用統計の発表後、FRB の利下げ期待が後退するにつれ、ショート・ポジションは一時4 万5757 枚まで積み上がったが、利下げ観測の再台頭で縮小した。CS ポジション・インデックスも、サブプライム・ローン問題が深刻化した7 月中旬以降、縮小傾向が続いている。

本邦個人投資家 ・・・NZドル/円、ポンド/円ポジションが大きく減少
本邦個人投資家の為替証拠金取引も低迷したままである。東京金融先物取引所で売買されている主要7 通貨のクロス円の取引量は、IMM 統計の円ポジション同様、10 月中旬に向け一時増加したものの、月末にかけて再び減少している。通貨別ポジションをみると、ドル/円は中旬以降それほど減少していないものの、NZ ドル/円、ポンド/円が大きく減少している。



▼112円台:ドル円始動/
 ドル売り圧力⇒他通貨への負担軽減⇒先行通貨一休み?


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ようやくテコでも動かなかった山、ドル円が動き出した。
一番手垢がついていないし、休養も十分だし、皆の油断もあるので、意外と面白い展開が望めるかも知れない。ドル円が動き出したことにより、ドル売り圧力が他の通貨にかかる負担を軽減させるので、先行した通貨は一休みになるやも知れぬ。カナダにその兆候が出ている。(11月8日。木曜日。立冬。)


■債券&株式市場/
「質への逃避」の株式売り・債券買い裁定取引が低下圧力


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―11) 1.540%~1.560%
・ 債券先物(12月限) 136.35円~136.65円

<シナリオ>
長期金利は、昨日の米株安/債券高を受けた買いを受けて低下余地を探る。5年利付国債入札もあって、相場の高値警戒感が強まるものの、昨日と同様、「質への逃避」をテーマとした株式売り/債券買いの裁定取引が金利低下圧力を生じさせる。

債券先物チャート
12月限の日足は前日の上十字線を抱く陽線で、
136.00円-136.25円という天井圏の上抜けを試した。


▼今日の債券相場/
 終日、中期から超長期でブル・スティープ化続く公算大


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント …終日、ブル・スティープ化の展開
サブプライム問題に起因する信用不安の広がりから米国市場は株価急落、国債はカーブが大きくブル・スティープ化した(2年債で前日比16b.p.低下)。9 月機械受注の発表より(船舶・電力を除く民需で前月比1.0%程度減が予想の中心)、この影響の方が大きいだろう。利回り水準の妙味は乏しくなるが、5年国債入札にもフォロー。終日、中期から超長期ゾーンでブル・スティープ化の展開が続く公算大。(AM6:49、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物12 月限) : 136 円48 銭 ~ 136 円75 銭



▼米欧商品市況/
 NY金=830ドル突破、その他銘柄は総じて反落


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、7日の海外商品市況は次のようになった――。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
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NY金   2007/12 833.5 +10.1 アルミ3カ月物 2,623.0 -20.0
NY銀   2007/12 1532.5 -5.5 銅3カ月物 7,315.0 -165.0
NY白金  2008/ 1 1462.3 -21.4 ニッケル3カ月物 32,200 -100
NYパラ   2007/12 376.65 -3.05 NY原油 2007/12 96.37 -0.33
シカゴ大豆  2008/ 1 1038.50 -6.00  NYコーヒー 2007/12 120.45 -0.25
シカゴコーン 2007/12 384.25 -1.50  NY粗糖   2008/ 3 10.15 +0.10
ドル・円 112.81 -1.87(ドル・円は米東部時間午後4時30分前後)
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【貴金属=金を除き反落、急伸後に原油の反落で下押される】
ニューヨーク金は大幅続伸。中国の外貨分散発言でドルが最安値を更新し、原油が最高値を更新したことから一代高値を更新した。ただ、原油が急反落に転じたため、上げ幅を削った。

ニューヨーク銀は小反落。ドル安や原油・金の急伸から時間外取引で一代高値を更新したが、原油の急反落で戻り売りが優勢になり、逆指しを誘ってマイナスに転落した。

ニューヨーク・プラチナは急反落。ドル安や原油・金の上昇をはやし、時間外取引で一代高値を更新したが、原油の急反落を嫌気した利食い売りで前日の安値を下回った。

ニューヨークパラジウムは反落。ドル安や原油・金の急伸で10月の高値を突破したが、原油の急反落や金の反落を嫌気し、投機筋の利食い売りでマイナスに転落した。


【石油=期近は反落、高値更新後は修正に転じる】
ニューヨーク原油は、期近が反落。ドル安や北海の石油施設の一部閉鎖見通しなどから、夜間取引で期近は史上最高値を更新したが、この日発表された週間在庫統計はまちまちの内容で、買われすぎ感や米株安などを背景にその後は高値修正場面へと転じた。

石油製品は続伸。夜間取引でヒーティングオイル期近が史上最高値を更新し、改質ガソリン期近は2006年5月12日以来の高値を付けたが、立会い開始後は原油安に追随した。ただし、先行きの供給ひっ迫懸念は強く、引けにかけては買い戻された。(OVN シカゴ)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html



新刊書レビュー
かんたん図解 しっかり儲けるFX入門』
 酒匂隆雄/今井雅人[著]、定価:本体1400円(税別)、日本実業出版社

冒頭の記事「FXセミナー」で講師を務めた酒匂隆雄さんと、本誌でもお馴染みの今井雅人さんの共著。お二人とも、為替ディーラーとして実績を上げて名を馳せた著名なFXのプロ。その理論も実戦も豊富なお二人が、これまでになかったFX投資術を本書で惜しみなく公開している。「自画自賛になりますが、我ながらなかなか良く出来ていると思います」と酒匂さん。

FX取引の基礎的な仕組みに止まらず、「酒匂隆雄の『FX投資』儲けの王道」(PART3)や、「今井雅人流『FXトレード』勝利の方程式」(PART4)など、ディーラー経験者ならではの奥義が掲載されている。ちなみいに、酒匂さんは、「カミさんの相場観は、なかなかのもの」というコラムで、まったくの初心者だった奥様のFX投資を紹介している。

簡潔に、要領よく、写真やカットで見やすく構成されているので、気軽に読めるのも本書の利点。
これまら始める方はもちろん、すでにFX取引している方に大変有益な1冊といえる。


ニュース・チェック

ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価はサブプライム懸念の再燃でNY株360ドル安とドル急落から、東京株式市場も急落となった。日経平均 が終値で前日比-372.71円安の15723.97円、TOPIXも同-44.09安の1512.60、JASADAQ指数は同-1.48安の72.42。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち上昇したのは鉱業、パルプ・紙の2業種のみ。下落率の高いのは石油石炭製品、不動産業、その他製品の順。
午前の東京外為市場=為替はNYダウの急落を受けて、海外市場で112円台半ばまでドル売り・円買いが進んだ。ドル円相場は112.91-112.96円前後で推移、ユーロ円は165.47-165.53円前後で推移している。

注目企業=IR情報+ニュースリリース

松下電器産業株式会社(6752)
□ヘッドホン 「RP-WF5500」 「RP-HTR70」発売日延期のお知らせ http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1xW_2DF_4E_kqp

日本電気株式会社(6701)
■11月7日 平成19年度中間期業績予想の修正に関するお知らせ http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html

株式会社サイバーエージェント(4751)
■「梅田で学ぶネット広告」広告主向け無料セミナーを開催
http://ir.cyberagent.co.jp/