■実質消費2%の虚実/
家計は昨年中、貯蓄の取り崩しで消費水準維持
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は16日(金)、個人消費の現実と今後の見通しについて、概略、次のような見方を示した――。
(1) 個人消費は、過去1年程度想定以上に健闘したが、これは家計貯蓄の取り崩しによるもの
(2) 雇用者報酬は、07年入り後、成長が止まっているが、交易条件の悪化から、今後賃金には緩やかな下押し圧力がかかるとみられ、当面、回復する可能性は低い
(3) 向こう数四半期については個人消費の伸びが急激に鈍化するリスクに注意すべき
<07年入後、雇用者報酬と家計消費の乖離拡大⇒貯蓄取り崩し急進>
政策担当者などからは、個人消費の伸び率がなかなか高まらないことに対する失望の声がよく聞かれるが、我々からすれば、個人消費はむしろ過去1 年程度、想定以上に健闘しているとの印象が強い。実際、実質雇用者報酬は07年に入ってから成長が完全に止まっている(07年7-9月期の06年10-12 月期比は0.0%)中で、実質家計消費(帰属家賃を除く)は年率で1.8%も成長している(図表2)。単純に言えば、07 年入り後、個人は実質所得の水準が全く変わっていないにもかかわらず、実質消費の水準を2%近く引き上げているわけである。
▼今週の株式相場/
当面の安値付けたが、内憂外患のもと戻りは鈍い
新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした――。
今週の東京市場は下値固めの動きと予想。懸念要因山積の先週に株価は当面の安値を付けたと考えているが、(1)内憂外患という基本構図に大きな変化はなく株価の戻りは鈍いものにならざるを得ないだろう。米国では引き続き(2)住宅関連の経済指標や一部企業の決算に注目が集まり、全体相場はボラタイルな動きを続けると予想する。信用不安が燻る中、(3)FRB の行動にも市場の目が向けられると考えられ日々の調節姿勢、次回FOMC を占う観点からFRB メンバーの発言、前回の(4)議事要旨などに注目したい。また、米国の消費に対する不安も消えておらずブラックフライデー(23日)の(5)消費動向に注目。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。
▼今日の株価予想/
市場は押し目買い意識=その動きが全体に波及か?
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場はしっかりのスタートとなりそうだ。先週末の動きから、主力大型株や大手銀行を中心とした金融株が前回安値を前にして押し目買いが意識されており、その動きが全体に波及することが考えられる。今日の東京市場は値固めから堅調な動きとなりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面では、今日は5日移動平均線が横ばい基調に変化する可能性がある。ただ、反発となった場合でも11月15日高値15587円を超えるまでは二番底完成とはいえない。11月15日高値を超えた場合は、価格帯別累積売買代金が多くなる16000円前後までの戻りを想定する必要がある。ただし、そのまえに2005年4月安値と今年8月急落時の安値を通過する上値抵抗線となる15750円前後を上回ることができるかどうかがポイント。逆に、15000円を割り込む展開となった場合には、更なる下値を想定する必要があろう。その際の下値メド値は、10月11日高値17488円から10月25日安値16199円までの下落幅1289円を、11月15日高値15587円からの下げとしてあてはめた14298円や、6月20日高値18297円から8月17日安値15262円までの下落幅3035円を、10月11日高値からの下げとした14453円などとなる。それらは、同時に昨年6月から7月安値時の水準ともなるため、強く意識されよう。目先の上値メドは、順番に5日移動平均線の15274円前後や11月15日高値15587円、一目均衡表の転換線15657円(19日の見込み値)となる。一方で下値メドは、11月16日安値15030円や心理的節目の15000円、昨年7月27日安値14839円などが考えられる。
話題の銘柄
3774インターネットイニシアティブ/中長期の成長性が高まってきた=目標株価57.8万円
大和総研では、「インターネットイニシアティブの08年3月期中間決算は、売上高が前年同期比13.4%増、EBITDAは同14.3%増、営業利益も同32.5%増と2ケタ増収・増益が続く好決算。中でも法人向け接続サービスや付加価値サービスなどが加速している点はポジティブである。システムインテグレーションは案件が大型化し、期ズレの影響を受けている。しかし、案件の内容を見ると、業務システムをインターネット・ベースに作り出すなどで大型化している模様。これは日本の業務システムが本格的にウェブベースとなる兆しでもあり、ポジティブに評価したい」、「この結果、同社の中長期成長性は高まってきたと考えている。同社のEBITDAの期待成長率(今後3年間の年率成長率)は23.3%に達すると当社では予想している。これは日本の通信企業やシステムインテグレーター、さらには米国のインターネット系アウトソーシング企業と比べても高い成長率である。インターネットをベースとするネットワークの構築やデータセンターのマネージドサービスなど、同社はユニークな位置にあるアウトソーサーである」と指摘。今2008年3月期連結営業利益を会社計画46億円(EPS27122円)に対し従来予想49億円(EPS31480円)から50億円(EPS33417円)へ、来2009年3月期同61億円(EPS27605円)から71億円(EPS39713円)へ上方修正し、2010年3月期連結営業利益を新たに99億円(EPS48431円)と予想。レーティング「1」を継続、目標株価を従来の51.1万円から57.8万円に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■ジェイリート投資法人 投資証券 (3253)
http://www.tse.or.jp/rules/reit/meigara.html
本投資法人は、都市の安定性や成長性に着目し、都市型不動産を投資対象とし、特に中長期的に安定した収益力が見込まれる東京23区のオフィスビルを中心にポートフォリオを構築して参ります。(また、将来的には都市型商業施設にも投資することがあります。)本資産運用会社のネットワーク、ノウハウを活用し、着実な外部成長、内部成長の実現を目指し、投資家の皆様に魅力的な投資商品の提供を図りたいと考えています。
▼FX市場ウォッチ/
リスク回避背景に、ドル全面安から円全面高へ変化
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は16日(金)、株安を背景に円高が進んだことに関連して、「明らかに強いのは円とスイスフランである。リスク回避志向を強める為替市場はドル全面安から円全面高へと局面変化しつつあるのではないか」と語った。
これまでの株高局面で大きく上昇したカナダドル、豪ドルなどの資源国通貨やエマージング通貨が株安を受けて急落している。利下げ期待の高まっている英ポンドも弱い。これに対して。ユーロ、ドルは堅調に推移している。
■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 108.00-113.00 (109.13-111.75)
ユーロ/円:158.00-164.00 (158.71-164.31)
ユーロ/ドル:1.4500-1.4800 (1.4521-1.4725)
豪ドル/円: 95.00-101.00 (95.65-101.11)
豪ドル/ドル:0.8600-0.9100 (0.8754-0.9088)
▼ドル円相場/
不思議なNYダウ連動=プラグラム売買も背景か?
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
NYの動きが、最近チグハグだね。
途中まで大体、円安方向をやろうとする。失敗とわかると、引け前1-2時間で総投げというような状況が続いている。おかげさんで夜中に働いている私にはいい迷惑な早朝である。そしてダウを見ながらの取引ばかり横行している。聞くところによると、そういうプログラム売買をやっているところもあるんだそうで、実にくだらんことだ。その内、ダウとは無関係に動くだろう。
<日本株=公権力に東京株式市場は潰された?!>
日本株、本当にあかんなあ。
外国人頼みの市場で、そんなの他の先進国ではない現象だよ。私には、いくら企業が輝いていても公権力に東京株式市場は潰されたというように見えているんだ。萎縮、縮小、って感じで暗くなるね。日本の将来でも暗示しているのかなあと思わせる。大体、日本人が買わないんだから話にならないよ。ネット証券を全部潰して、昔のように兜町で手を振りながらやったら活気が戻るかも。(11月17日。土曜日。将棋の日。)
■高騰:債券相場/
米市場・株価次第で、1.450%を割込む可能性は十分
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
今週の債券相場見通し…10年288回債利回りは1.450~1.520%と予想する
今週の10年288回債利回りは1.450~1.520%と予想する。米国市場や株価次第では、1.450%を割り込む可能性は十分ある。しかし、14日発刊の「債券市場マンスリー10月号」では、1.450%を来年3月までの最低水準としており、それに従った。なお、米長期金利低下に対する日本の追随率が下がっている。1.50%を大きく割り込むことへの水準的抵抗感に加え、サブプライム問題の震源地は米国との認識が理由だろう。加えて、10年の1.50%だけではなく、2、5、20年は各々0.70、1.00、2.00%割れが目の前など、他ゾーンも同様な状況まで利回りが下がっている。一方、イールド・カーブはブルでもフラット化と見込む。特に、21日の20年国債入札後、その傾向が顕著になろう。
■高騰:債券相場/
警戒感高まるも、売り方不在で下落地合い続く
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―11) 1.440%~1.500%
・ 債券先物(12月限) 136.75円~137.30円
<シナリオ>
長期金利は下げ渋り、1.40%台後半でもみ合う。急速な低下ピッチ(=11月1日の月間ピーク:1.670%から半月で約▲0.2%)と著しい低水準(=量的緩和解除前)に対する警戒感が高まる。ただし、「質への逃避」ムードを背景に、売り方不在で下がりやすい地合いが続く。なお、先週末、予想レンジを、足元および当面を中心に下方修正した。
ポイントは、(1)サブプライム・ローン問題の遠そうな夜明け、(2)米景気の命運を握るクリスマス商戦のスタート、(3)米FOMCによる最新経済見通しの公表(20日)。
▼プラチナ週間展望/
調整局面=英JMの供給不足見通しは下支え
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、16日の海外商品市況は次のようになった――。
プラチナ週間展望 e-profitで毎週金曜配信中
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週間高低(カッコ内は日) 2008 月 10 月限 11 月 12 日~ 11 月 16 日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
金 2,990 2,990 (12) 2,814 (16) 2,826 -217
銀 550.5 551.0 (12) 515.1 (13) 523.0 -37.1
プラチナ 4,977 5,062 (15) 4,800 (13) 4,898 -192
パラジウム 1,335 1,354 (15) 1,280 (13) 1,312 -56
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NY貴金属(カッコ内は限月) | 東京外為・株式/NY原油
15 日終値 前週末比 | 終 値 前週末比
金 (12) 787.3 -47.4 | ドル・円 110.13 2.50 円高
銀 (12)1,448.2 -106.3 | 日経平均 15,154.61 -428.81
プラチナ ( 1)1,425.4 -0.6 | NY原油 (12) 93.43 -2.89
パラジウム (12) 370.95 -5.30 |* ドル・円は 16 時現在、原油は 15 日
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【今年のプラチナは8.2トンの供給不足】
英JM中間報告によると、2007年のプラチナは8.2トンの供給不足、パラジウムは53.4トンの供給過剰と予想された。今後6カ月間の価格見通しはプラチナが1350~1575ドル、パラジウムが320~420ドルとなった。
2007年のプラチナの自動車触媒需要は前年比2.3%増の131.7トンとなった。ディーゼル車向けの使用が増加した。宝飾需要は同1.6%減の49.6トン。価格高騰などでリサイクルが増加すると指摘されたが、中国で同2.5%増の24.3トンとなるなど経済成長に支えられる格好となった。一方、鉱山生産は同1.9%減の207.2トンとなった。南アフリカの事故による操業停止や労使紛争が減少要因となった。ファンダメンタルズ堅調が確認され、長期的には買い直されると予想される。
【南アで一時的なストライキ】
南アの鉱山会社アングロ・プラチナム(アングロプラット)やインパラ・プラチナム(インプラッツ)で労働者約1万人が賃金紛争を理由に12日にストに突入した。14日に終結し、生産への影響はほとんど出ていない。しかし、金鉱山会社ゴールド・フィールズや白金鉱山会社アクエリアスで事故による死者が出たことが伝えられた。これまで労働組合は安全性に抗議する1日ストを準備しており、供給不安が残ることはプラチナの下支え要因になろう。 (OVN 東京/東海林勇行さん)
情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は先週末の米国株高や円安を受けて一時100を超えるも、上値が重い展開続く。日経平均 が終値で前日比+43.21円高の15197.82円、またTOPIXも同+0.09高の1471.76、JASADAQ指数は同-0.10安の71.64となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち13業種が上昇。保険業、精密機器、輸送用機器などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円安気味の動き。ドル円相場は110.85-110.90円前後で推移、ユーロ円は162.74-162.82円前後で推移している。
★MCM今井氏=サブプライムローン関連のニュース・ファイル
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さんは、15日のサブプライムローン関連のニュースを次のように整理した。(1)シティバンクが資金市場で調達を急いでいるという噂、(2)英バークレーズ銀行 13億ポンド(約3000億円)の評価損計上、(3)ベアスターンズ 12億ドル(約1300億円)の評価損計上 S&P格下げ、(4)ウェールズファーゴ 「住宅市場は大恐慌以来最悪の状態」、(5)WSJ 「金融機関の損失はまだ拡大。シティグループの損失もまだ拡大」、(6)UBS 10-12月に巨額の評価損を計上する予定はない。「まだまだ、こうした話はでてきそうです」と言う。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□NTTドコモ向け「VIERAケータイ P905i」の納入を開始
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1zM_2DF_4L_kqp
□2007年9月25日発表のデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ
LEICA D VARIO-ELMARレンズ 14-150mm / F3.5-5.6「L-RS014150」発売日変更のお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1zN_2DF_4L_kqp
家計は昨年中、貯蓄の取り崩しで消費水準維持
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は16日(金)、個人消費の現実と今後の見通しについて、概略、次のような見方を示した――。
(1) 個人消費は、過去1年程度想定以上に健闘したが、これは家計貯蓄の取り崩しによるもの
(2) 雇用者報酬は、07年入り後、成長が止まっているが、交易条件の悪化から、今後賃金には緩やかな下押し圧力がかかるとみられ、当面、回復する可能性は低い
(3) 向こう数四半期については個人消費の伸びが急激に鈍化するリスクに注意すべき
<07年入後、雇用者報酬と家計消費の乖離拡大⇒貯蓄取り崩し急進>
政策担当者などからは、個人消費の伸び率がなかなか高まらないことに対する失望の声がよく聞かれるが、我々からすれば、個人消費はむしろ過去1 年程度、想定以上に健闘しているとの印象が強い。実際、実質雇用者報酬は07年に入ってから成長が完全に止まっている(07年7-9月期の06年10-12 月期比は0.0%)中で、実質家計消費(帰属家賃を除く)は年率で1.8%も成長している(図表2)。単純に言えば、07 年入り後、個人は実質所得の水準が全く変わっていないにもかかわらず、実質消費の水準を2%近く引き上げているわけである。
▼今週の株式相場/
当面の安値付けたが、内憂外患のもと戻りは鈍い
新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は、今週の株式相場について次のようにコメントした――。
今週の東京市場は下値固めの動きと予想。懸念要因山積の先週に株価は当面の安値を付けたと考えているが、(1)内憂外患という基本構図に大きな変化はなく株価の戻りは鈍いものにならざるを得ないだろう。米国では引き続き(2)住宅関連の経済指標や一部企業の決算に注目が集まり、全体相場はボラタイルな動きを続けると予想する。信用不安が燻る中、(3)FRB の行動にも市場の目が向けられると考えられ日々の調節姿勢、次回FOMC を占う観点からFRB メンバーの発言、前回の(4)議事要旨などに注目したい。また、米国の消費に対する不安も消えておらずブラックフライデー(23日)の(5)消費動向に注目。(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。
▼今日の株価予想/
市場は押し目買い意識=その動きが全体に波及か?
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
今日の東京市場はしっかりのスタートとなりそうだ。先週末の動きから、主力大型株や大手銀行を中心とした金融株が前回安値を前にして押し目買いが意識されており、その動きが全体に波及することが考えられる。今日の東京市場は値固めから堅調な動きとなりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面では、今日は5日移動平均線が横ばい基調に変化する可能性がある。ただ、反発となった場合でも11月15日高値15587円を超えるまでは二番底完成とはいえない。11月15日高値を超えた場合は、価格帯別累積売買代金が多くなる16000円前後までの戻りを想定する必要がある。ただし、そのまえに2005年4月安値と今年8月急落時の安値を通過する上値抵抗線となる15750円前後を上回ることができるかどうかがポイント。逆に、15000円を割り込む展開となった場合には、更なる下値を想定する必要があろう。その際の下値メド値は、10月11日高値17488円から10月25日安値16199円までの下落幅1289円を、11月15日高値15587円からの下げとしてあてはめた14298円や、6月20日高値18297円から8月17日安値15262円までの下落幅3035円を、10月11日高値からの下げとした14453円などとなる。それらは、同時に昨年6月から7月安値時の水準ともなるため、強く意識されよう。目先の上値メドは、順番に5日移動平均線の15274円前後や11月15日高値15587円、一目均衡表の転換線15657円(19日の見込み値)となる。一方で下値メドは、11月16日安値15030円や心理的節目の15000円、昨年7月27日安値14839円などが考えられる。
話題の銘柄
3774インターネットイニシアティブ/中長期の成長性が高まってきた=目標株価57.8万円
大和総研では、「インターネットイニシアティブの08年3月期中間決算は、売上高が前年同期比13.4%増、EBITDAは同14.3%増、営業利益も同32.5%増と2ケタ増収・増益が続く好決算。中でも法人向け接続サービスや付加価値サービスなどが加速している点はポジティブである。システムインテグレーションは案件が大型化し、期ズレの影響を受けている。しかし、案件の内容を見ると、業務システムをインターネット・ベースに作り出すなどで大型化している模様。これは日本の業務システムが本格的にウェブベースとなる兆しでもあり、ポジティブに評価したい」、「この結果、同社の中長期成長性は高まってきたと考えている。同社のEBITDAの期待成長率(今後3年間の年率成長率)は23.3%に達すると当社では予想している。これは日本の通信企業やシステムインテグレーター、さらには米国のインターネット系アウトソーシング企業と比べても高い成長率である。インターネットをベースとするネットワークの構築やデータセンターのマネージドサービスなど、同社はユニークな位置にあるアウトソーサーである」と指摘。今2008年3月期連結営業利益を会社計画46億円(EPS27122円)に対し従来予想49億円(EPS31480円)から50億円(EPS33417円)へ、来2009年3月期同61億円(EPS27605円)から71億円(EPS39713円)へ上方修正し、2010年3月期連結営業利益を新たに99億円(EPS48431円)と予想。レーティング「1」を継続、目標株価を従来の51.1万円から57.8万円に引き上げた。トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
●東証IPO銘柄
■ジェイリート投資法人 投資証券 (3253)
http://www.tse.or.jp/rules/reit/meigara.html
本投資法人は、都市の安定性や成長性に着目し、都市型不動産を投資対象とし、特に中長期的に安定した収益力が見込まれる東京23区のオフィスビルを中心にポートフォリオを構築して参ります。(また、将来的には都市型商業施設にも投資することがあります。)本資産運用会社のネットワーク、ノウハウを活用し、着実な外部成長、内部成長の実現を目指し、投資家の皆様に魅力的な投資商品の提供を図りたいと考えています。
▼FX市場ウォッチ/
リスク回避背景に、ドル全面安から円全面高へ変化
大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は16日(金)、株安を背景に円高が進んだことに関連して、「明らかに強いのは円とスイスフランである。リスク回避志向を強める為替市場はドル全面安から円全面高へと局面変化しつつあるのではないか」と語った。
これまでの株高局面で大きく上昇したカナダドル、豪ドルなどの資源国通貨やエマージング通貨が株安を受けて急落している。利下げ期待の高まっている英ポンドも弱い。これに対して。ユーロ、ドルは堅調に推移している。
■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 108.00-113.00 (109.13-111.75)
ユーロ/円:158.00-164.00 (158.71-164.31)
ユーロ/ドル:1.4500-1.4800 (1.4521-1.4725)
豪ドル/円: 95.00-101.00 (95.65-101.11)
豪ドル/ドル:0.8600-0.9100 (0.8754-0.9088)
▼ドル円相場/
不思議なNYダウ連動=プラグラム売買も背景か?
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
NYの動きが、最近チグハグだね。
途中まで大体、円安方向をやろうとする。失敗とわかると、引け前1-2時間で総投げというような状況が続いている。おかげさんで夜中に働いている私にはいい迷惑な早朝である。そしてダウを見ながらの取引ばかり横行している。聞くところによると、そういうプログラム売買をやっているところもあるんだそうで、実にくだらんことだ。その内、ダウとは無関係に動くだろう。
<日本株=公権力に東京株式市場は潰された?!>
日本株、本当にあかんなあ。
外国人頼みの市場で、そんなの他の先進国ではない現象だよ。私には、いくら企業が輝いていても公権力に東京株式市場は潰されたというように見えているんだ。萎縮、縮小、って感じで暗くなるね。日本の将来でも暗示しているのかなあと思わせる。大体、日本人が買わないんだから話にならないよ。ネット証券を全部潰して、昔のように兜町で手を振りながらやったら活気が戻るかも。(11月17日。土曜日。将棋の日。)
■高騰:債券相場/
米市場・株価次第で、1.450%を割込む可能性は十分
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
今週の債券相場見通し…10年288回債利回りは1.450~1.520%と予想する
今週の10年288回債利回りは1.450~1.520%と予想する。米国市場や株価次第では、1.450%を割り込む可能性は十分ある。しかし、14日発刊の「債券市場マンスリー10月号」では、1.450%を来年3月までの最低水準としており、それに従った。なお、米長期金利低下に対する日本の追随率が下がっている。1.50%を大きく割り込むことへの水準的抵抗感に加え、サブプライム問題の震源地は米国との認識が理由だろう。加えて、10年の1.50%だけではなく、2、5、20年は各々0.70、1.00、2.00%割れが目の前など、他ゾーンも同様な状況まで利回りが下がっている。一方、イールド・カーブはブルでもフラット化と見込む。特に、21日の20年国債入札後、その傾向が顕著になろう。
■高騰:債券相場/
警戒感高まるも、売り方不在で下落地合い続く
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―11) 1.440%~1.500%
・ 債券先物(12月限) 136.75円~137.30円
<シナリオ>
長期金利は下げ渋り、1.40%台後半でもみ合う。急速な低下ピッチ(=11月1日の月間ピーク:1.670%から半月で約▲0.2%)と著しい低水準(=量的緩和解除前)に対する警戒感が高まる。ただし、「質への逃避」ムードを背景に、売り方不在で下がりやすい地合いが続く。なお、先週末、予想レンジを、足元および当面を中心に下方修正した。
ポイントは、(1)サブプライム・ローン問題の遠そうな夜明け、(2)米景気の命運を握るクリスマス商戦のスタート、(3)米FOMCによる最新経済見通しの公表(20日)。
▼プラチナ週間展望/
調整局面=英JMの供給不足見通しは下支え
投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)によると、16日の海外商品市況は次のようになった――。
プラチナ週間展望 e-profitで毎週金曜配信中
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週間高低(カッコ内は日) 2008 月 10 月限 11 月 12 日~ 11 月 16 日
始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
金 2,990 2,990 (12) 2,814 (16) 2,826 -217
銀 550.5 551.0 (12) 515.1 (13) 523.0 -37.1
プラチナ 4,977 5,062 (15) 4,800 (13) 4,898 -192
パラジウム 1,335 1,354 (15) 1,280 (13) 1,312 -56
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NY貴金属(カッコ内は限月) | 東京外為・株式/NY原油
15 日終値 前週末比 | 終 値 前週末比
金 (12) 787.3 -47.4 | ドル・円 110.13 2.50 円高
銀 (12)1,448.2 -106.3 | 日経平均 15,154.61 -428.81
プラチナ ( 1)1,425.4 -0.6 | NY原油 (12) 93.43 -2.89
パラジウム (12) 370.95 -5.30 |* ドル・円は 16 時現在、原油は 15 日
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【今年のプラチナは8.2トンの供給不足】
英JM中間報告によると、2007年のプラチナは8.2トンの供給不足、パラジウムは53.4トンの供給過剰と予想された。今後6カ月間の価格見通しはプラチナが1350~1575ドル、パラジウムが320~420ドルとなった。
2007年のプラチナの自動車触媒需要は前年比2.3%増の131.7トンとなった。ディーゼル車向けの使用が増加した。宝飾需要は同1.6%減の49.6トン。価格高騰などでリサイクルが増加すると指摘されたが、中国で同2.5%増の24.3トンとなるなど経済成長に支えられる格好となった。一方、鉱山生産は同1.9%減の207.2トンとなった。南アフリカの事故による操業停止や労使紛争が減少要因となった。ファンダメンタルズ堅調が確認され、長期的には買い直されると予想される。
【南アで一時的なストライキ】
南アの鉱山会社アングロ・プラチナム(アングロプラット)やインパラ・プラチナム(インプラッツ)で労働者約1万人が賃金紛争を理由に12日にストに突入した。14日に終結し、生産への影響はほとんど出ていない。しかし、金鉱山会社ゴールド・フィールズや白金鉱山会社アクエリアスで事故による死者が出たことが伝えられた。これまで労働組合は安全性に抗議する1日ストを準備しており、供給不安が残ることはプラチナの下支え要因になろう。 (OVN 東京/東海林勇行さん)
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ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は先週末の米国株高や円安を受けて一時100を超えるも、上値が重い展開続く。日経平均 が終値で前日比+43.21円高の15197.82円、またTOPIXも同+0.09高の1471.76、JASADAQ指数は同-0.10安の71.64となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種のうち13業種が上昇。保険業、精密機器、輸送用機器などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はやや円安気味の動き。ドル円相場は110.85-110.90円前後で推移、ユーロ円は162.74-162.82円前後で推移している。
★MCM今井氏=サブプライムローン関連のニュース・ファイル
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さんは、15日のサブプライムローン関連のニュースを次のように整理した。(1)シティバンクが資金市場で調達を急いでいるという噂、(2)英バークレーズ銀行 13億ポンド(約3000億円)の評価損計上、(3)ベアスターンズ 12億ドル(約1300億円)の評価損計上 S&P格下げ、(4)ウェールズファーゴ 「住宅市場は大恐慌以来最悪の状態」、(5)WSJ 「金融機関の損失はまだ拡大。シティグループの損失もまだ拡大」、(6)UBS 10-12月に巨額の評価損を計上する予定はない。「まだまだ、こうした話はでてきそうです」と言う。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□NTTドコモ向け「VIERAケータイ P905i」の納入を開始
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1zM_2DF_4L_kqp
□2007年9月25日発表のデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ
LEICA D VARIO-ELMARレンズ 14-150mm / F3.5-5.6「L-RS014150」発売日変更のお知らせ
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1zN_2DF_4L_kqp

