ワシントンG7と政策金利・政府系ファンドの興隆③・世界株価急落ほか

■ワシントンG7と政策金利/
 米FRB=フリーハンド獲得、日銀=依然不透明感漂う

クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は先週末にワシントンで開催されたG7会合について次のような分析と論評を行った――。
ポイント:
ホスト・カントリーである米国財務省は予想以上に楽観的な世界景況感を示し、各国中央銀行が積極的な金融緩和に踏み込む必要性は否定された。FRB は月末のFOMCに関してフリーハンドを得たものとみられる。ただ、内需減速リスクを抱える日銀が早期追加利上げのお墨付きを得たわけではないだろう。

G7声明文の解釈 ・・・予想以上に楽観的な景況感
G7 諸国は、世界的な信用市場の動揺、原油高、米国住宅投資の減速によって世界景気がさらに
鈍化する可能性を認めた一方で、新興市場経済の拡大などから景気後退は免れるとの判断を下した。

具体的には、“Nevertheless, our overall economic fundamentals continueto be strong and emerging markets are providing critical impetus to the strength of the worldeconomy”と記述された。G7 後のポールソン米財務省長官のステートメントでも、今後2008 年にかけての世界景気見通しは極めて健全である(The outlook for the remainder of2007 and 2008 remains quite healthy)との表現が使われており、景況感については、全体として、筆者が予想していたよりもやや楽観的なトーンとなった印象がある。

■政府系ファンドの興隆③/
 安全保障上の問題へ?先進国・優良企業を続々M&A


大和総研・企業財務戦略部の柏崎重人さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)はこのほど、世界の金融市場への影響や安全保障に大きな影響をおよぼすと予想されるソブリン・ウェルス・ファンド(以下SWF:Sovereign Wealth Funds)について、多角的なリサーチと分析を行った。

第3回の今回は、「SWF の買収行動と政治的懸念」についてのリサーチ結果をご紹介する――。

中国の政府系投資ファンド「中国国家投資公司」(SIC:China State Investment Corp.)設立に先立つ本年5 月、中国は各国(特にアメリカ)の反応などを探るためか、6 月にNYSE に新規上場したブラックストーン・グループに30 億ドルの出資を行った。かつて中国の投資を巡っては、政府70%所有の中国海洋石油(CNOOC)がアメリカのユノキャル石油の買収において、アメリカ議会等の反発にあった経緯がある。

また、最近では中国開発銀行がオランダのABN アムロ銀行の買収を計画したバークレーズ銀行に対して出資(シンガポールのSWF テマセクと共同出資)して話題を振り撒いた。両者の案件は結局、取引不成立に終わったが、最大級のPE ファンドであるブラックストーンへの出資(注)は、ファンドを通じて世界中の戦略企業や資産を中国政府が間接的に支配下に置くのではないかという懸念を招来している。

▼世界株価急落/
 好業績・割安感の中小型株には押し目買いも


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場では、シカゴ日経先物にサヤ寄せの動きから大幅な下落スタートとなりそうだ。その後も米国株安を受けたアジア株市場の反応や、為替動向を睨んでの不安定な動きが想定される。引き続き、米国では主要企業の決算発表が残っていることや、今週後半から本格的にスタートする国内の決算発表を控え、全体的には買い手控えムードが強く、買い戻し以外はあまり期待できそうにない。ただ、16500円前後ではテクニカル的にも押し目買いが入りやすい水準であるため、連れ安となった好業績で割安感のある中小型株には押し目買いから切り返す銘柄もありそう。今日の東京市場は下値模索の展開となりそうだ。
テクニカル分析
テクニカル面では、先週末75日移動平均線を下回り、10月17日安値16795円を一時割り込んだ。安値は上昇基調にある25日移動平均線で何とか踏ん張ったものの、ローソク足ではマドを明けての陰線となり、結局、前日の上昇はアヤ戻しに終わった。17日安値16795円を割り込んだことで、10月11日高値17488円からは二段下げの調整パターンと考えられる。そのケースでは、17488円から17日安値16795円までの下落幅693円を、10月18日の戻り高値17147円からの下げにあてはめた16454円前後が重要な下値メドとなってくる。ちょうど、先週末のシカゴ日経先物の清算値16460円や、9月27日に形成したマド埋めの16457円とほぼ一致する。今日は米国株安の影響を受ける可能性はあるが、基本的には下落要因にかかわらず、現在は8月安値、9月安値の二番底形成過程で上昇した後のリターン・ムーブ(下への揺り返し)の一般的な動きと想定すべきだろう。リターン・ムーブの法則(動き)を今回にあてはめても、16500円前後までは下げることになる。ただし、その前に一目均衡表の基準線16610円(22日見込み値)などは意識されよう。逆に、上値メドは10月19日安値16711円や75日移動平均線の16930円となる。

話題の銘柄
9984ソフトバンク/香港市場上場のAlibaba.com株式33%所有=目標株価3120円

同社は、中国企業のAlibabaグループの株式を、直接・間接的に33%(07年3月末時点)保有している。この度、Alibabaグループの子会社であるAlibaba.comが香港証券取引所に上場(IPO)することに伴い、クレディ・スイスでは目標株価の見直しを行った。Alibaba.comは中国の電子商取引の最大手で、インプライドマーケットキャップ(時価総額)は1兆円に達する見込み。従来は簿価で査定していたAlibabaグループの株式価値を、Alibaba.comの推定時価総額1兆円を前提として、同社保有分の33%を3300億円で評価。Alibabaグループは他にも複数の有力なネット企業を傘下に有するが、これらはバリュエーション上、ゼロ査定としている。今後もAlibaba.comの時価総額の変動に応じて、同社株の目標株価を適宜見直していくと言及した。今後の業績予想については、経常利益ベースで、今08年3月期を2269億円(EPS 56.2円)、来09年3月期を3041億円(EPS 85.0円)、10年3月期を3868億円(EPS 120.7円)と予想。投資評価「OUTPERFORM(V)」を継続し、目標株価を2880円→3120円へと引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼FX相場予想/
 世界2弱通貨から脱する「円」、残される「ドル」


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は19日(金)、「ドル安・円安という通貨二弱に変化の兆しがみえる」と語った。

<株価下落に反応するエマージング通貨と資源国通貨>

外為市場では、米経済指標の弱さを背景にドル安が続いているが、株価の上昇に陰りがみえてきたために円キャリー取引の巻き戻しとともに円高が進んでいる。金利面からのドル安圧力が当面働き続けるとしても、円キャリー取引の解消によって非ドル通貨が売られ始めると、ドル安も止まる可能性がある。「金利要因よりも株価要因によって動きやすいエマージング通貨や資源国通貨は下落に注意が必要だろう」と言う。たとえば、豪ドルは8 月にかけてのサブプライム・ショック時がそうであったように、株価が軟調になると下げやすい。豪ドル円の予想レンジは、100.00-105.00円。

■今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 113.50-116.50 (114.89-117.94)
ユーロ/円:161.50-166.50 (164.29-167.73)
ユーロ/ドル:1.4100-1.4400 (1.4144-1.4319)
豪ドル/円:100.00-105.00 (102.41-106.88)
豪ドル/ドル:0.8750-0.9050 (0.8818-0.9079)

▼円高113円台急伸/
  ドル単独弱へ?年後半まで波乱が続きそうだ


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は20日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

年後半まで相場は波乱が続きそうだ。
ドルと円は弱いもの同士でイチャツイテイルガ、どこまで維持できるか、というところ。
どこもドル円が落ちると困るような商品ばかり出している。長期間にわたるレンジマーケット、
大体105-125?からの離脱を期待したい。

中国はせこく切り上げ的な事をやっているが、もっともっと人民元上がると思うよ。
円も人民円にしたらどうか?どっちみち操作されているんだし・・・。

<G7=「強いドルはアメリカの国益」だって>

G7については、今後のG7の存在価値があるのかどうかの分かれ目になりそうな今回の会合だと思われる。しかし、アメリカもよく言うよなあ。「強いドルはアメリカの国益」だって。舌が5枚くらいあるんじゃないの?(10月20日。土曜日。皇后誕生日。)

▼円高113円台急伸/
 ドル円急落の原因=円キャリー取引の巻き戻し


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

先週のドル/円(USD/JPY)急落の原因、理由は、経済指標なども、少しはあろうが、要するに、
「円キャリー・トレードのアンワインド(解消・巻き戻し)」。

この9月から10月中旬にかけて、「円キャリー・トレード」が再拡大していた。
G7を直前に控えて、その再拡大していた「円キャリー・トレード」の「ポジション調整」が
行われた。G7で、何らかの、合意が、あるかもしれない、という、思惑が、働いたこともあろう。
「円キャリー・トレード」は、すなわち「円売り」なのだから、「円キャリー・トレード」の「ポジション調整」とは、すなわち「円買い」「円の買い戻し」に他ならない。
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先週、土曜日のコメントで、以下のように述べた。
週明け月曜日(10月22日)のウェリントン・シドニー市場で、値を飛ばしての---「窓を開けての」---もう一段の急落の可能性、すなわち、もう一段の「円高」の可能性も、充分に高い。
G7でのコメント(声明文)は、目新しさは無く、想定の範囲内であるが、マーケットが、動き出してしまったので、止まらないだろう、と考える。
---つまり、G7を直前に、「円キャリー・トレードのアンワインド(解消)」が、起こってしまった。
動き出したマーケットは、一定量の「ポジション調整」が済むまで、なかなか止まらない。---
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G7は、たいした内容ではなく、株安が、「円キャリー・トレード解消」の原因だろう。
しかし、G7で、サブプライム・ローン問題の深刻性を確認しながら、その具体的対応策が無かったことが、「きっかけ」で、株安となったのだから、やはり、G7が、原因と、言うこともできる。
動き出したマーケットでは、原因・理由を考えるのは、後でいい。利益になっているなら、それ(原因・理由)を考えるのも良いだろう。しかし、損(評価損・含み損)になっているなら、原因・理由を考えるより、そのポジションを、どうするのか、先に考える。「能書き」より、「生き残ること」の方が重要。

▼G7とFX相場/
 このまま一気に円高に向かう展開とはならない


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

週末は神戸で東京金先のセミナーがありました。ちょうど、セミナーが始まる直前にG7の共同声明がでていたので内容を確認。ユーロや円に関しての記述はありませんでしたが、人民元の切り上げにかなり突っ込んだ表現が追加されているのが特徴でした。

これを読んで、セミナーの冒頭に「金曜日に円高傾向で終わっている中では、G7の人民元切り上げに対する表現を更なる円買い材料として、市場が認識しやすい状況にあるので、月曜日はかなり円高で始まるかもしれません」という話をしてきました。

ここからですが、このまま一気に円高に向かう展開とはならないと考えています。冷静に考えれば、人民元高=円高という構造は必ずしも当てはまらないからです。さて、実際はどう動いていくか、今日1日の動きを注目しておきたいと思います。

▼今週の債券相場/
1.50%台での滞空時間=米国市場次第で決まる


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年288回債利回りは1.540~1.650%と予想する

今週の10年288回債利回りは、1.540~1.650%と予想する。正直に言って、米国市場次第の感が強く、それによって、1.50%台での滞空時間が決まってこよう。外部環境面のフォローがないと、この水準で投資家の買いは続かないと考える。イールド・カーブは、さすがにスティープ化が一服する場面が訪れると見ている。25日の20年国債入札が好調に終われば、その可能性が高まろう。

本日の想定レンジとコメント…続伸して始まるも、早晩、伸び悩み
本日だが、外部環境は米国市場の株価急落、債券高とフォローであり、まずは続伸して始まろう。しかし、さすがにこれ以上、追っかけて買う向きが多いとは今日のところは考えにくい。早晩、伸び悩むと予想する。イールド・カーブ上は先物連動の7年ゾーンの利回り低下が先行しよう。
本日の想定レンジ(長国先物12月限) : 135円90銭 ~ 136円22銭

▼今週の長期金利/
 米株安・米債高受けて、1.50%台での低下余地探る


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

<予想レンジ>
・ 長期金利(#288―10) 1.550%~1.630%
・ 債券先物(12月限) 135.50円~136.20円

<シナリオ>
長期金利は、先週末の米株安/米債高を受けた買い先行を受けて1.50%台での低下余地を探る。
ただし、日銀による早期利上げ観測が後退こそすれ消滅していないなかでは、1.50%台前半への低下はむずかしい。
ポイントは、(1)日銀の早期利上げ観測を後退させるG7共同声明、(2)米国経済の下振れリスクの点検、(3)国内景気・物価動向の点検。

債券先物チャート
12月限の日足は上影陽線。
マド(135.54円-135.63円)を空けて4日続伸だが、上値への抵抗感も示唆。
【チャート・ポイント】
140.56円:倍返し[130.76円vs.135.66円]
138.68円:倍返し[134.14円vs.136.41円]
136.41円:9月12日のザラバ高値
<136.15円:本日の12月限予想レンジ上限>
≪135.97円:昨日のLIFFE先物12月限終値≫
<135.85円:本日の12月限予想レンジ下限>
≪135.70円:昨日の東証12月限終値、前日比+0.33円≫
135.66円:06年12月4日のザラバ高値
135.28円:基準線
135.20円:雲上辺(本日)
135.12円:5日移動平均
135.00円:転換線
134.77円:マド埋め(10月16日ザラバ高値)
134.14円:10月9日のザラバ安値
133.79円:雲下辺(本日)
132.54円:マド埋め(7月26日ザラバ高値)
130.76円:6月13日のザラバ安値

▼今週の大豆展望/
買い有利か、シカゴは上値を探る展開に


投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)にから、「フレート!フレート! だいず!! 大豆週間展望」(e-profitで毎週金曜配信中)を紹介する――。

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週間高低(カッコ内は日付) 10 月 15 日~ 10 月 19 日
<東京Non-GMO> 始 値  高 値    安 値  終 値 前週末比
     07/10 58,310 62,040(16)   58,310(15) 60,800 +2,490
08/08 61,040 62,860(16) 61,040(15) 61,510 + 800
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<東京一般> 始 値  高 値    安 値  終 値 前週末比
07/12 59,330 60,630(16) 58,850(19) 59,170 + 830
08/08 56,850 59,020(16) 56,850(15) 56,930 + 400
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<シカゴ> 18 日終値 前週末比 |<主要統計データ>
07/11 991.50   +14.75 |輸出検証高: 3573 万 Bu
08/01 1010.25   +15.00 |輸出成約高: 75 万 600 トン
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【前週のレビュー】
米国の生産高見通し上方修正の見方も米国の需給ひっ迫感が根強く残りそうなことなどから、シカゴは最近の出直りの流れを継続するとみた。  

米農務省(USDA)から12日に発表された米国の生産高見通しは25億9800万Buとなり、9月発表の26億1900万Buから下方修正された。これは、単収が9月から据え置きとなったものの、収穫面積が下方修正されたため。

また2007-08年度の米国の需給報告では、期初在庫が上方修正されたものの、生産高が下方修正され、供給合計としては小幅下方修正。一方、需要面については、その他が小幅下方修正された。結果的には供給面の小幅下方修正も需要面の小幅下方修正に相殺され、期末在庫は2億1500万Bu(在庫率7.3%)に据え置きとなった。

【シカゴ期近1月限、一代の高値が視野に入る】
シカゴで最も取組高の多い期近1月限は12日に米国の生産高見通しの下方修正を受けて一時1011セントまで上昇した。その後、乾燥していたブラジル最大の大豆生産州のマトグロッソに降雨があり、また小麦の高値からの調整の動きが強まったものの、ニューヨーク原油が最高値を更新し、大豆油も期近ベースで23年ぶりの高値まで上昇していることから、下値は堅く、18日には一時1015セントまで上昇した。

期近1月限は、9月27日に付けた一代の高値1033.75セントが視野に入ってきている。
米国の需給ひっ迫感が強いことに加え、後述するように米国の収穫遅れの可能性が出てきていることから、その水準を上抜いて、上値を探る展開になりそうだ。買い有利とみる。

【米国で収穫遅れの可能性】
USDAから15日に発表された米国の生育進度報告(14日現在)によると、収穫進ちょく率は66%で、前年同期の66%と同水準、過去5年平均の65%を1ポイント上回っている。前回発表では収穫進ちょく率は前年同期の水準を7ポイント、過去5年平均の水準を5ポイント上回っており、前回発表と比べて収穫のペースが落ちてきている。さらに米中西部産地では14日から始まる週に雨がちな天気になっていることから、22日に発表される米国の生育進度報告(21日現在)では、収穫進ちょく率が前年同期や過去5年平均を下回ることになりそうだ。

【アルゼンチン政府の最初の公式作付面積予想が出る】
アルゼンチンの農牧水産庁から17日に2007-08年度の同国の作付面積に対する最初の公式予想が発表され、同予想は1650万ヘクタールで、前年度の1615万ヘクタールを上回っている。アルゼンチン産地の一部では作付けが始まっているもよ う。アルゼンチン産地の天気については、今のところ特に問題は指摘されていない。         (OVN 東京/加藤眞一さん)

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ニュース・チェック

★ニュース・ヘッドライン・・・株価急落、円急伸、金利低下
午前の東京株式市場=株価はサブプライム懸念再燃や企業決算を受けて366ドルと急落したNYダウ、さらに113円台への円高を受けて前面安の展開。日経平均 が終値で前日比-537.27円安の16277.10円、またTOPIXも同-44.45安の1546.83、JASADAQ指数は同-1.23安の78.29となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、東証33業種すべて下落。下げ幅が大きかったのは機械、ガラス土石製品、鉄鋼、非鉄金属、精密機械などが上位。これに対し下げ幅が最も小さかったのは電気・ガス業、次に医薬品、パルプ・紙と続く。
午前の東京外為市場=為替は米株安等によりドル売り・円買いが進んだ。ドル円相場は113.75-113.80円前後で推移、ユーロ円は162.75-162.87円前後で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

松下電器産業株式会社(6752)
□ハードディスク内蔵CATVデジタルセットトップボックスが累計出荷台数で20万台を突破
http://ccml.panasonic.co.jp/r/c.do?1uf_2DF_4u_kqp

ソニー株式会社(6758)
■「プレイステーション 3」新モデル 北米で2007年11月2日発売
HDD 40GB標準搭載 希望小売価格399ドル
 ~HDD 80GB標準搭載のPS3は本日から499ドルに価格変更~
http://www.scei.co.jp/corporate/release/071018b.html
 
積水ハウス株式会社 (1928)
■(仮称)グランドメゾン横浜紅葉坂計画に関する一部の報道(17日付金融ファクシミリ
新聞及び16日付日本経済新聞夕刊)に対し抗議した件
http://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2007.html