セミナー案内・米雇用統計とFRB・今日の株価予想ほか

セミナー案内=講師:酒匂氏為替FXで安定的に利益を上げる鉄則」
商品市況研究所は11月6日(火)、同社発行の日刊『デリバティブ ジャパン』プレミアムセミナー「為替FXで安定的に利益を上げる鉄則」を開催する。「個人投資家から圧倒的な支持を受けるカリスマ・酒匂隆雄氏に、あなたの率直な疑問をぶつけてみませんか?当日はQ&Aの時間をたっぷり取ります!」と言う。

セミナー「為替FXで安定的に利益を上げる鉄則」の概要
■期日: 11月6日(火) 18:30~20:30 (主催: ㈱商品市況研究所)
■場所: 銀座東芝ビル
■テーマ: 「あなたが為替で損をする理由」
■講師: 酒匂隆雄氏。酒匂氏は日刊「デリバティブ ジャパン」の人気コラム「深層」の執筆者。
為替のFX取引を行っている投資家に絶大な人気がある方です 
詳細は→http://www.smallworld.jp/plaza/cmri/seminar/seminar_index.html


■米雇用統計とFRB/
 今月末FOMCでの追加利下げ確率は50:50


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、先週末に発表された9月の米雇用統計を受けて、概略、市場で利下げが見込まれるFRBによる金融政策について次のような見解を示した――。

ポイント:
9月の雇用統計が改善したため、FRB は月末のFOMC について“利下げしない”というオプションを得た。マクロ経済環境からみた場合、FRB が追加利下げに踏み込む理由に乏しいのが実情である。FRB が追加利下げを決定するとすれば、それは、銀行システムの安定性が十分には回復していないという場合に限られよう。現状では、月末のFOMC で追加利下げがあるかどうかは、50:50である。



米国景気=3つの主張は変える必要はない>

弊社ではこれまで、主として次の3 点を指摘してきた。
すなわち、第1 には、FRB によって積極的な利下げが行われなくても米国景気は軟着陸する可能性が高いこと、第2 には、FRB が利下げに踏み切った場合、原油相場や国際商品市況の上昇によってリスク・マネー(流動性)が拡大し、国際信用市場が安定化する一方、世界的にインフレ上昇圧力が強まる可能性が高いこと、第3 には、循環的にみた場合、夏場以降、輸出・生産が上向き、国内景気も来春にかけて再加速する見込みにあること、である。これら3 点については、現状でも、基本的には見方を変える必要はないと考えている。



▼今日の株価予想/
個人投資家心理を強気にさせる要因が目立つ


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場は買い先行のスタートとなりそうだ。円相場が117円台の動きとなっていることも好感されそう。ただし、9月11日安値から昨晩のCME日経平均先物17290円までの上昇率が10%超に達することから、朝方の買い一巡後は利益確定売りが強まる可能性があり注意が必要。先駆した銘柄には利益確定売り、出遅れ銘柄には買いが入る循環物色の流れや、主力の輸出関連銘柄への買いも期待できそ
うで、指数面での下支え要因にはなりそうだが、基本的には中間決算発表前に好業績が期待できる鉄鋼、化学、機械、造船、商社、海運セクターなどの中から個別物色の強い相場展開が予想される。需給面では、国内の経済指標が一部堅調に推移していることから、日本株の相対的な出遅れ感を理由に外国人投資家が9月最終週に買い越しに転じたことや、米国株に対する先高期待や新興市場の上昇などは個人投資家心理を強気にさせる要因となる。今日の東京市場は堅調な動きとなりそうだ。

テクニカル分析
テクニカル面では、前日同様に75日移動平均線レベルが意識されたが、どちらかというと、上向き基調の5日移動平均線の方に強くサポートされた印象。ローソク足では陽線の中で、はらみの動きが2日続いたことや、移動平均線も徐々に収れんしてきており、短期的には上下どちらかに振れそうな状況となってきている。そういった中、今日は一目均衡表の転換線が再び上昇に転じる見込みであることや、連休中のNYダウが先週3日間のもみ合いから陽線を形成し、酒田戦法でいう上げ三法を形成、ザラバでは最高値更新となった。それを受けて、東京市場では200日移動平均線に向けた動きとなりそうだ。200日移動平均線を超える上値メドとしては、7月27日高値17454円や6月13日安値17591円などが考えられる。一方で、下値メドは先週もみ合った17100円前後の水準や、10月1日高値16899円などとなる。

話題の銘柄
4689ヤフー/変化を素直に評価できるタイミングが来た=目標株価64000円

モルガンでは、「バナー広告は、ブロードバンドの一巡感やノンバンクの広告自粛の影響を受けて2006年7月頃から急速に伸び率が鈍化したが、前年のハードルが下がったことからモメンタムは最悪期を脱した。今後は、よりネット広告の特性を活かした行動ターゲティング広告による中長期的な拡大余地を素直に評価できる段階に入ってきた」、「同社の検索連動型広告の売上高は推定手数料を足し戻しても、グーグルの米国国内における売上高の10%以下だ。当社では、この原因を『メディア』でありたい同社がバナー広告に傾注してきた結果だとみているが、オーバーチュア買収を契機に同社が検索連動型広告に注力することで同広告市場が拡大する可能性をみている」、「同社はこれまでの利用者囲い込み戦略から、同社のインフラを広く他社に提供する戦略に切り替えている。インターネットの成熟に伴って利用者は多様化を求め始めている。当社では、将来的な収益機会の拡大となりうる他社サイトとの提携戦略を現実的な方向転換として肯定的に評価している」と指摘。今2008年3月期連結営業利益を従来予想1276億円(EPS1163.2円)から1297億円(EPS1182.8円)へ、来2009年3月期同1470億円(EPS1348.1円)から1541億円(EPS1415.0円)へ上方修正。投資判断を「イコールウエイト-V」から「オーバーウエイト-V」へ、目標株価を従来の47000円から64000円へそれぞれ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/



▼米雇用統計とドル円/
 米経済安定⇒新興・資源国通貨高⇒円キャリー⇒円安


大和総研・経済金融調査部シニアエコノミスト(為替市場担当)の亀岡裕次さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、今回の米雇用統計の7,8月の上方修正は政府部門に集中しており、民間の雇用拡大は鈍化傾向にあるため、「円安・ドル高の余地は大きくないのではないか」として、予想レンジを114.00-118.00円とする。


ユーロは1日には1.4282 ドルの最高値を記録した。しかし、ユーロ圏非公式財務相会合(ユーログループ)議長を務めるユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相が、ドル安ユーロ高への懸念について8日の会合でユーログループとしての共通の立場を確立する方針を示すと、ユーロドルは下落に転じた。さらに、週末の9月米非農業雇用者数が予想を上回る+11.0 万人となり、8 月▲0.4→+8.9 万人、7 月+6.8→+9.3 万人と上方修正され、直後はドルが上昇した。



今週の予想レンジ(先週のレンジ)
ドル/円: 114.00-118.00 (114.73-117.60)
ユーロ/円:160.50-165.50 (163.60-165.79)
ユーロ/ドル: 1.3900-1.4200 (1.4033-1.4282)
豪ドル/円:101.00-106.00 (101.67-105.79)
豪ドル/ドル: 0.8650-0.9050 (0.8795-0.9033)


▼FX相場予想/
  ユーロが落ちたのは当然、5日金曜がインチキ


AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

ユーロが落ちたが当然。金曜がインチキ。
ドルスイスの戻り想定内。ポンドの下げ、やむなし。オージーの下げ、ふざけんなって、竹の子じゃあるまいし、天まで上がる気か、と言うわけで当たり前田のクラッカー的。クロス円は、金曜にやりすぎた咎めを昼間さらに煽ってピークアウトで調整安。金は軟調だが、もうちょっと下がっても良いと思うね。あ、ドル円?当面チンタラで、どうせ何もできない日銀会合待ち。(10月9日。火曜日。世界郵便デー。)


▼ユーロ円予想/
 円キャリー取引大復活=「二番天井」を意識すべき


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は7日、為替相場について、「円キャリー・トレードが、大復活している」として、概ね次のようにコメントした――。


ユーロ円(=クロス円の代表としてのユーロ円)は、ポイントのレベル(為替水準)の165円程度に上昇した。8月の暴落の際は、149円台を見たのだから、15円以上、上昇した。8月の暴落の後で、何回も、『二番天井』を作りに行くだろう、と、書いた。そろそろ、『二番天井』を、意識した方が良いだろう。気を付けなければならないことは、『二番天井』の高さは、事前には、誰にも、わからない、と、いうこと。

『一番天井』は、[169.00]---正確には、168.90-95---だった。『二番天井』は、『一番天井』と比べて、低い場合もあるし、高い場合もある。ほぼ、同じ高さの場合もある。それでは、意味が、無い、と、言うなかれ!『一番天井』に比べての『二番天井』なのだ。

169円に比べて、155円や、160円は、『二番天井』と、呼べまい。そろそろ、『二番天井』を意識する水準に来ている、と、気が付いて、行動することに、意味が、ある。

繰り返すが、『相場の大きさ』は、事前には、誰にも、わからない。
その時の市場参加者達の、行動によるからだ。この水準から、もう一段買い上げる大口の投機筋が、
居るか?否か?

換言するならば、この水準からは、『やれやれの売り』が、待ち構えている。
その『やれやれの売り』を、飲み込んで、買い上げる大口の機関投資家が、居るか?否か?
対応方法は、いつでも、逃げられるように、準備しながら、相場に臨むこと。

この流れ、勢いならば、もう一段の上値を狙う投機筋も居るだろう。
しかし、『二番天井』の高さは、誰にもわからないことを、忘れてはいけない。

『へっぴり腰』『および腰』と、言われようと、『臆病者』と、言われようと、構わない。
『死んで勇者』と、呼ばれるよりも、『生きて臆病者』と、呼ばれたい!

『臆病』は、『卑怯』ではない!!
『臆病』は、『敬謙なる畏れ』を知ることであり、
『臆病』は、恥ずかしいことではない!!
『臆病』は、『知恵者の証』であり、『経験』だ!

『臆病でないこと』は、『無謀』『蛮勇』『無知』なだけだ!
それを、『匹夫の勇』と、呼ぶ。



▼今日の債券相場/
1.70%台で利回り上がるほど、早期に相場底入れへ


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

今週の債券相場見通し…10年新発288回債利回りは1.675~1.750%と予想する

今週の10年新発288回債利回りの予想レンジは1.675~1.750%とする。週初は強かった米雇用統計の結果を受けて、値を下げよう。しかし、1.70%台では利回りが上がれば上がるほど、買いの意欲が強まり、比較的早期に相場は底入れすると見込む。イールド・カーブでは、週末の5年国債入札まで同ゾーンが相対的に弱い展開が続くと見込まれる。先週末発表の9月米雇用統計では、非農業雇用者数が前月比11万人増と予想(同10万人)に近かったが、8月が4,000千人減から8.9万人増に大幅上方修正され(主因は政府関連機関だったが)、7月も同様だった。また、平均時給も強かった(前月比0.4%増、前年比4.1%増)。これを受けて、先週、概ね4.50%台で推移していた米10年国債利回りは4.60%台半ばまで利回りが上昇した。



▼穀物相場見通し/
高騰を続けた穀物市況は高値で保ち合う可能性大

「小麦は天井圏近い・大豆は一段高の可能性・トウモロコシは自力高難しい」

投資情報会社オーバルネクスト(社長・坂元修二氏)発行のメルマガ『朝らく!最速コモディティ情報』(本日号)から、「厳選!!プロフェッショナル・コメンタリー(穀物)」をご紹介する――。

その道のプロならではの視点で e-profitに毎日執筆
By ユニパック・グレイン代表取締役の茅野信行氏

シカゴ市場の穀物市況は、最近までの値動きにより押し並べて高騰したものの、これからは新たな要因が出てくるまで一段高となるのは難しい情勢で、高止まりすることとなりそうだ。10月に入り、実際に収穫状況や生産見通しを睨みながら次の方向性が出てくるのではないかと見られる。

 今回の市況の高騰を牽引した小麦については、現在、米国で冬小麦の作付けがピークを迎えている。9ドル付近を突破したことで農家が相当に作付け意欲を高めているのは間違いなく、EUや旧ソ連、その他東欧圏でも事情は同じである。11月になると発芽を含め初期の生育状況に支障がなく、冬場の降雪による水分供給にも問題がなければかなりの増産となるため、市況の高騰は年末までには頭を打つと思われる。

 大豆相場は産地が競合するトウモロコシの作付けが急増したことで大幅な減産となったことから市況が高騰したが、それにより南米の農家が増産意欲を強めているはずだ。この地域では作付けがブラジルから始まり、3週間ほど遅れてアルゼンチンでも開始される。作付面積の規模が11月末か、遅くても12月初旬には明らかになるので、もしそれほど拡大していないようだと、米国の農家に増産を促すため、年明け以降、もう一度上昇する場面が到来するだろう。現在、トウモロコシ相場との比価が2.6倍台前半で推移 しているが、この水準は基本的に今後も維持されると見られる。

最後にトウモロコシについては、9月の米農務省需給報告では、2007/08年度の生産高がさらに上方修正されて133億ブッシェルを超えてきた。前年度より28億ブッシェル 近く上回っており、これまで史上最高だった04/05年度より15億ブッシェルも多い。これほど増産になってしまえば、期末在庫率が13.01%に達していることに見られるように、いくらエタノール向け需要が伸びても独自の要因で上げることはできず、あくまでも他の市況に追随高となる程度に過ぎない。小麦も大豆もそろそろ市況の高騰がピークを迎えつつあると思われるので、トウモロコシ相場も上値が重くなって当然である。ただし、小麦相場が高騰したことで飼料用向け需要の伸びが期待できることや、冬小麦の作付面積が急拡大することで来春に作付期を迎えるトウモロコシの面積が抑制されるため、中長期的には需給がひっ迫しておかしくない。

以上のことから今後の穀物市況を展望すると、史上最高値を更新してきた小麦相場は、足元の9ドル近辺で上値を抑えられて反落しそうだ。トウモロコシ相場も4ドル付近が高値圏と見ていいのではないか。大豆相場は10ドル台乗せへの期待が強いが、それを目前にして収穫が終わるまで足踏みしそうだ。ただ、南米で作付面積がそれほど拡大していないようだと、12月以降、もう一段高を目指す可能性はあるだろう。

海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2007/12 738.7 -8.5 アルミ3カ月物 2,387.0 -43.0
NY銀   2007/12 1336.0 -13.0 銅3カ月物 7,960.0 -250.0
NY白金  2008/ 1 1373.2 -14.6 ニッケル3カ月物 30,150 -1,250
NYパラ   2007/12 364.85 -4.65 NY原油 2007/11 79.02 -2.20
シカゴ大豆  2007/11 925.50 -15.00  NYコーヒー 2007/12 138.75 +1.75
シカゴコーン 2007/12 339.75 -2.50  NY粗糖    2008/ 3 9.75 -0.04
ドル・円 117.41 +0.51(ドル・円は米東部夏時間午後4時30分前後)

情報提供:株式会社オーバルネクスト: http://www.ovalnext.co.jp/
メールマガジン登録:http://www.mag2.com/m/0000049479.html



ニュース・チェック
ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は米雇用統計を受けた円安や米国株堅調さから上昇。日経平均が終値で前日比+157.05円高の17222.09円、TOPIXも同 +13.53高の1670.44、JASADAQ指数は同+0.63高の78.40となった。業種別株価指数の騰落率ランキングは、不動産業、その他金融業、その他製品などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替は円キャリートレードの活発化で円安が進む。ドル円相場は117.15-117.20円前後で推移、ユーロ円は164.49-164.51円前後で推移している。


日興AM=資産運用に特化したカリキュラムを提供する「日興AM ファンドアカデミー」開校へ
日興アセットマネジメント株式会社(取締役会長兼CEO:ティモシー・マッカーシー氏)は、販売担当者や投資家の啓蒙を通じて投資信託の普及に貢献することを目的に、来る2008年1月、社内に「日興A Mエイエムファンドアカデミー」を開校いたします。日興AMでは、資産運用についての情報を発信する「日興AMファンドアカデミー学長室」を設けて、学長の小島厚子を筆頭とする計4 名の専任担当者を任命し、「日興AMファンドアカデミー」開校に向けて準備を進めています。小島厚子は、銀行において資産運用業務および投信窓販の推進企画業務に携わった後、2001 年に日興AMに入社しました。入社後は、研修プログラムの企画やセミナー講師など販売会社向け支援業務全般を担当してきました。
http://www.nikko-am.co.jp/

注目企業=IR情報+ニュースリリース

カブドットコム証券株式会社(8703)
■投資信託を信用・先物・オプション・FXにおける代用有価証券に追加
~主要ネット証券初、投資信託が担保(保証金/証拠金の代用有価証券)に活用できる~
http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20071009.asp

松下電器産業株式会社(6752)
■10/05ミュージカル『DEAR BOYS』公演決定
http://www.mmv.co.jp/company/index.html

本田技研工業株式会社(7267)
■2007年度 第2四半期 決算説明会を開催いたします。
http://www.honda.co.jp/investors/

株式会社マーベラスエンターテイメント(7844)
■10/05ミュージカル『DEAR BOYS』公演決定
http://www.mmv.co.jp/company/index.html