■四半期経済見通し/
07年度実質GDP見通し=+2.9%に上方修正
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は6日(金)、次の陽に四半期経済見通しをアップデイト(7月)した――。
景気の全体観
景気情勢は好転しつつある。①外需環境の改善、②雇用の回復、③都市部建設需要の再拡大、④円安基調の継続などが主な背景である。また、金融政策の正常化が遅れる中で、弊社マネタリー・コンディション・インデックスは“緩和的”な方向にさらに振れており、景気の加速が示唆される。弊社では、07年度の実質GDP成長率の見通しを+2.5%から+2.9%に上方修正した。
需要項目別の見通し
企業設備投資は、伸び率を幾分鈍化させる見込みながら、引き続き高めの成長を継続しよう。
他方、昨年減速した個人消費については、夏場に鈍化する可能性が高いが、年度後半も堅調に推移するだろう。なお、昨年の家計貯蓄率が大幅な上昇を示したと推計されることからすれば、個人消費の成長率はさらに上振れる可能性がある。
▼今日の株価予想/
18,000円の大台に定着している可能性強い
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
先週末の米国株式は上昇した。発表された雇用統計の内容が市場の予想を上回る強い数字だったことから長期金利が上昇したことや、原油相場が堅調な動きとなっていたことで売りが先行した。しかし、M&Aなど企業ニュースが下値支えとなり、NYダウは6月19日以来はじめて終値で13600ドル台を回復。また、ナスダックは年初来の高値を更新している。なお、シカゴ市場の日経先物は、18200円台を回復した。
ただ、本日の東京市場は、寄り付き前に発表される機械受注を見極めることになろう。
これが予想に近い数字ならば、雇用統計の発表を消化して米国株式が上昇したことが安心感を誘い、小じっかりのスタートになりそうだ。また、123円台に戻した円安も、好業績銘柄への押し目買いにつながる。その一方で、参議院選挙の行方に不透明感が強まっていることや、週末にはオプションのSQもあり、上値では利益の確定売りが予想される。そのため、本日の東京市場は戻り売りをこなしながら、底固い値動きになりそうだ。
テクニカル分析
先週末の日経平均株価は7日ぶりに反落。6月27日の安値17848円を底値とする短期上昇トレンドは、7月5日高値18295円で一旦は天井を打った。下値のめどとしては、50%押しの18070円や61.8%押しの18020円がある。なお、下値支持線とみられる25日移動平均線は18035円にある。一方、上値は5日安値18191円~6日高値18184円にマドがあるが、これを埋めることができれば先週末の安値18086円が目先での底値となり、新たな上昇トレンドを形成する可能性もある。なお、週足で見ると、3週連続で終値は18100円台にあることから、株価は18000円の大台に定着している可能性が強い。したがって、目先のトレンドは下向きながら、中期的な上昇トレンドはなお維持されていると言える。
話題の銘柄
9665吉本興業/メディア進化に柔軟に対応、成長機会を獲得へ=目標株価は2650円
ドイツ証券では、「同社は、日本を代表するコンテンツの価値創造者であり、コンテンツの権利者でもある。今後のメディアの発展、すなわち、VOD、次世代DVD、携帯配信などに柔軟に対応し、成長機会を獲得できよう。2000年から2005年のメディア進化の局面における同社の業績推移は、それを証明している。同社のメディア進化におけるビジネス開発への意欲、コンテンツの二次利用の意識は極めて高い。とくに、同社の価値の源泉であるタレントは、あらゆるメディアのフォーマットにフレキシブルに対応する(例えば、携帯向けの短時間の動画など)。また、タレントは、映像出演のみならず、自らブーム、コンテンツ、収益機会を生み出していく自己増殖的な性格がある(例えば、映画や音楽ビジネスなど)」と指摘。今2008年3月期連結経常利益66億円(EPS106円)、来2009年3月期72億円(EPS112円)、2010年3月期80億円(EPS124円)を予想。「同社は映像分野を主力とする有力事業者であり、メディア環境の変化の中で成長を期待できる一方、株価指標は2000年以降で最も低位にある」と指摘。目標株価を08年3月期予想PER25倍の2650円に設定。投資判断「BUY」で新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼FX相場予想/
大きくバランスを欠いた通貨地図が見えてくる
AIAの堀内昭利社長(Akitoshi Horiuchi/ President, AIA Business Consulting Ltd.)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
ドル円を眺めているとドルが強いと錯覚に陥る。
今や日中を中心にしたアジアと中東が支えている米ドルだが、円以外の通貨を見渡すと恐ろしく米ドルの弱さが際立って見える。何か大きくバランスを欠いた通貨地図が見えてくる。全てがバックにいるミスターキャリートレードの存在のなせる業である。対円だけドルが上がり続ける事が出来るのか興味津々の年後半だ。
<アメリカの株式市場はまさにバブルにふさわしい>
「無理が通れば道理が引っ込む」のことわざ通りの展開。米国債はとうとう売られ続けて、再び5.20%に到達している。原油は73ドルに迫る勢い。これら全ての悪材料をこなして多少プラスの展開。住宅市場も財務長官は底だとかいろいろ言ってきているが、実態はもっと悪そうである。
アメリカがこけても他国がドミノになる可能性は減ったが、相変わらずアメリカは腐っても鯛の大国であるからして影響の大きさを軽く見ないほうが良いだろう。世界経済が順調に進んでいるときにこういうコメントは受けが悪いのは承知。
ところで、日銀の利上げはやっぱり8月なんだって?よく言うよなあ。
あれだけいろいろしゃべってきて、結局は皆が最初から予想していた8月とは笑止千万。日銀が人々を驚かすことをやることは100%ないことを実証。日銀の人が日本の主婦の円売りについて語っていたが、よく言うよ。種撒いているのは君たちじゃないの。(7月7日。土曜日。七夕の日。)
▼7月の円相場/
スワップ派には嬉しい、「だらだら円安」が続く
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は6日、為替相場について次のようにコメントした――。
5日はブルーホールで今月の相場についてお話をさせていただきました。
ここ最近、参加していらっしゃる方で女性の割合が増えていているような気がします。やはりこれは世田谷の主婦効果でしょうか。元々女性のほうが度胸があるので、トレードには女性のほうが向いているかもしれないですね。ただディトレードなどはきっと男性のほうが向いているものと僕は思いますが。
さて、為替は日々円安がジリジリと進んでいます。12日の金融政策決定会合で福井総裁が(利上げに)強気の発言をすれば、波乱要因になると思いますが、今日の支店長会議での発言を聞いている限りはそれほど極端なことをいう感じもしません。
そうなるといよいよ今月はあまり波乱要因がないため、今後もこんなだらだらとした円安が続いてしまうのではないかと思っています。スワップ派には嬉しい展開ですね。「動かざること山の如し」 も時には重要。
▼今週の債券相場/
米債次第では、286回債が6.13の1.985%に接近か
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント …米債安を受けて軟調。後は押し目買いとの綱引き
米債安を受けてまずは軟調な展開となろう。しかし、先週末、10年国債利回りの1.90%台には一定の需要が確認されており、目先の米債弱気と綱引きの感。8時50分発表の5月機械受注に関しては、船舶・電力を除く民需は前月比2.0%台の増加が予想の中心。マイナスならかなりポジティブ、5.0%を上回るプラスならその逆と見込まれる。カーブは基本的にフラット化を見込む。しかし、入札を控えて超長期債が弱いようだと、相場の調整も深くなろう。
本日の想定レンジ(長国先物9月限) : 131円11銭 ~ 131円41銭
ニュース・チェック
★ニュース・ヘッドライン
午前の東京株式市場=株価は朝方、発表された5月機械受注が+5.9%増と2ヶ月連続の増加となったこと、米国株が上昇したこと、ユーロ円が上昇したことなどの追い風を受けて一時100円を超える上昇となった。日経平均 が終値で前日比+99.90円高の18240.84円、またTOPIXも同 +10.56高の1790.23、JASADAQ指数は同+0.11高の82.26となった。業種別株価指数の騰落率ランキングでは、石油石炭製品、精密機器、鉱業などが上位を占めた。
午前の東京外為市場=為替はユーロ高・円安が進んだ。ドル円相場は123.55-123.60円前後で推移、ユーロ円は168.28-168.33円後で推移している。
★大和証券グループ=国内金融界で最大規模のシンクライアントシステム本格導入
株式会社大和証券グループ本社と大和証券株式会社は、日本電気株式会社(NEC)と共同で、両社のスタッフ部門あわせて1,500台の端末を対象に、仮想PC型シンクライアントシステム「Vir t u al P C Ce nt e r( バーチャルピイシイセンター)」の構築を開始した。このシステムは、サーバ上に利用者一人一人の異なるPC環境(データやソフトウェアなど)を仮想化・集約して稼動させ、CPUなどサーバのリソース(資源)を利用者の負荷に応じて自動的に割り振る先進的な事例であり、金融業界でのシンクライアントシステム導入としては国内最大規模。特長は、(1)仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」により、利便性を保ちながら、データの保全性を向上させ、セキュリティを強化。(2)シンクライアント化に伴い、分散していたファイルサーバや認証基盤を統合。
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
カブドットコム証券株式会社(8703)
■外国為替保証金取引(FX)に、最大96.8倍の大レバレッジコースを追加
~ 48.8倍~96.8倍、株券を最大限担保利用すると現金換算で最大約193倍のレバレッジ ~
http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20070709.asp
■夜間取引市場「kabu.comPTS」の市況情報を株式会社QUICKに配信開始
http://kabu.com/company/pressrelease/2007/20070706.asp
株式会社デンソー(6902)
■ストックオプション(新株予約権)の割当に関するお知らせ
平成19年7月6日開催の当社取締役会において、当社第84回定時株主総会で承認 されました会社法第
236条、第238条および第239条の規定に基づき、ストックオプション として発行する新株予約権について、
具体的な発行内容を決定いたしましたので、 お知らせいたします。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/070706-01.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
■自分のブログ・インフルエンス力(影響力)を計測・分析できるサービス
「BlogScouter(ブログスカウター)」開始
http://blogscouter.cyberbuzz.jp/
株式会社カカクコム(2371)
■価格.com、『保険カテゴリ』をリニューアルオープン
保険の比較、試算、一括資料請求がオンラインから可能に!
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